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司法試験・司法修習

早稲田大学法科大学院の2026年度入学動向―214人への微増と未修者21人への減少(AI作成)

目次

第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 214人への微増と未修者21人への減少第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

早稲田大学法科大学院の2026年度入学者は214人であり,前年度は212人であった。
既修者は18人増え,未修者は16人減ったため,総数では2人増となった。
総数の安定の内側でコース構成が動いており,未修者の減少を見落とさないことが重要である。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員200人200人0人志願者数1474人1464人-10人合格者数359人444人+85人入学者数212人214人+2人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者175人193人+18人法学未修者37人21人-16人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 214人への微増と未修者21人への減少

本記事が扱うのは2026年度に実際に入学した集団である。
2026年秋に公表された2027年度選抜の合格者の概要とは段階も年度も異なり,両者をつないで翌年度の入学者が増えたとは書けない。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が212÷359で約59.1%,2026年度が214÷444で約48.2%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,214÷200で約107.0%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

合格者と入学者の差には個人の進学選択などが関係し得るが,この集計だけで具体的な進学先や選択理由は確定できない。
進学を検討する際は,自分が希望するコースの募集条件,学修支援,進級・修了の状況も別に確認する必要がある。

第6 関連記事

① 法科大学院等特別委員会とは-役割,構成及び令和8年の審議課題

② 法科大学院等特別委員会の議事録に表れた関係者の本音-予備試験,未修者教育,地方偏在,認証評価及び公的支援

翌年度の選抜結果は,早稲田大学法科大学院の2027年度選抜―志願増と未修者合格者の構成変化を参照されたい。
本記事が扱う2026年度の実入学者と,2027年度選抜の合格者を区別して読む必要がある。

(続きを読む...)早稲田大学法科大学院の2026年度入学動向―214人への微増と未修者21人への減少(AI作成)

法政大学法科大学院の2026年度入学動向―定員30人に対する39人の受入れとコース構成(AI作成)

目次

第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 定員30人に対する39人の受入れとコース構成1 法政大学法科大学院は定員割れしているか2 学校全体の充足率と既修・未修の構成はどう違うか第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

法政大学法科大学院の2026年度入学者は39人であり,前年度は38人であった。
総数は1人増だが,既修者が5人増え,未修者は4人減った。
総数がほぼ同じでも,受け入れるコースの比重は変化している。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員30人30人0人志願者数416人458人+42人合格者数75人62人-13人入学者数38人39人+1人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者23人28人+5人法学未修者15人11人-4人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 定員30人に対する39人の受入れとコース構成
1 法政大学法科大学院は定員割れしているか

令和8年度(2026年度)の法政大学法科大学院は,学校全体では定員割れしていない。
文部科学省の学校別資料では,入学定員30人に対して入学者39人であり,定員充足率は39÷30×100=130.0%となる。
ここでいう定員割れは,当年度の入学者数が入学定員を下回ることを指す。

2 学校全体の充足率と既修・未修の構成はどう違うか

令和8年度の入学者39人の内訳は,法学既修者28人,法学未修者11人である。
大学の2026年度結果でも同じ人数であり,定員は未修者10人・既修者20人,合計30人である。
学校全体の定員充足率だけでは,コース別の人数やその変化までは分からない。
第3の表に示すとおり,令和7年度(2025年度)の既修者23人・未修者15人から,既修者は5人増え,未修者は4人減っている。

この数値から教員の負担や教育効果を直接計測することはできず,教育体制は別の資料で確認する必要がある。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が38÷75で約50.7%,2026年度が39÷62で約62.9%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,39÷30で約130.0%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

(続きを読む...)法政大学法科大学院の2026年度入学動向―定員30人に対する39人の受入れとコース構成(AI作成)

日本大学法科大学院の2026年度入学動向―競争倍率9倍と定員充足率56.7%の読み方(AI作成)

目次

第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 競争倍率9倍と定員充足率56.7%の読み方1 日本大学法科大学院は定員割れしているか2 定員割れと競争倍率9倍はなぜ両立するか第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

日本大学法科大学院の2026年度入学者は34人であり,前年度は44人であった。
大学の統計情報でも,2026年度は受験者495人・合格者55人,入学者34人・入学定員60人である。
前者の受験者数を合格者数で割った競争倍率は9倍,後者の入学者数を入学定員で割った充足率は約56.7%となり,2つの指標は異なる問いに答える。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員60人60人0人志願者数447人525人+78人合格者数61人55人-6人入学者数44人34人-10人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者37人23人-14人法学未修者7人11人+4人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 競争倍率9倍と定員充足率56.7%の読み方
1 日本大学法科大学院は定員割れしているか

令和8年度(2026年度)は入学定員60人に対して入学者34人であり,入学者数が入学定員を下回るという意味では定員割れである。
入学定員充足率は約56.7%であるが,この割合から入試の合否や入りやすさを直接判断することはできない。

2 定員割れと競争倍率9倍はなぜ両立するか

競争倍率は受験者495人を合格者55人で割った値であり,充足率は入学者34人を入学定員60人で割った割合である。
比べている段階と分母が異なるため,競争倍率9倍と定員割れは両立する。
また,併願者を含む受験者数と合格者数の比から,個人ごとの合格確率をそのまま求めることはできない。

大学は,既修者として合格した併願者を未修者の合否判定から除くと注記しており,集計方法にも留意したい。

全国の大学院別の状況は,法科大学院の定員割れ・充足率と入試倍率の全国比較で確認できる。
学校全体の充足状況と,自分が受けるコース・選抜方式の結果を分けて比べることが有用である。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が44÷61で約72.1%,2026年度が34÷55で約61.8%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,34÷60で約56.7%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

(続きを読む...)日本大学法科大学院の2026年度入学動向―競争倍率9倍と定員充足率56.7%の読み方(AI作成)

創価大学法科大学院の2026年度入学動向―17人への小幅減と既修・未修の入替わり(AI作成)

目次

第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 17人への小幅減と既修・未修の入替わり第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

創価大学法科大学院の2026年度入学者は17人であり,前年度は19人であった。
既修者は4人増え,未修者は6人減った。
総数の2人減だけでは見えにくい受入れ構成の変化があり,既修者の比重が高まっている。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員28人28人0人志願者数47人49人+2人合格者数22人21人-1人入学者数19人17人-2人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者9人13人+4人法学未修者10人4人-6人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 17人への小幅減と既修・未修の入替わり

2025年度は未修者10人が既修者9人を上回っていたが,2026年度は既修者13人・未修者4人となった。
こうした単年の変化を教育方針の恒久的な変更と断定するには,募集方針や複数年の実績を別に確認する必要がある。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が19÷22で約86.4%,2026年度が17÷21で約81.0%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,17÷28で約60.7%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

合格者と入学者の差には個人の進学選択などが関係し得るが,この集計だけで具体的な進学先や選択理由は確定できない。
進学を検討する際は,自分が希望するコースの募集条件,学修支援,進級・修了の状況も別に確認する必要がある。

第6 関連記事

① 法科大学院等特別委員会とは-役割,構成及び令和8年の審議課題

② 法科大学院等特別委員会の議事録に表れた関係者の本音-予備試験,未修者教育,地方偏在,認証評価及び公的支援

第7 出典

① 文部科学省・資料1-4:各法科大学院の令和3年度~令和8年度入学者選抜実施状況等(PDF1頁,創価大学行,令和8年4月1日現在)。

② 文部科学省・資料1-5:各法科大学院の令和6年度~令和8年度入学者選抜のうち特別選抜の実施状況(PDF1頁,創価大学の学校全体の入学者数・既修/未修列)。

(続きを読む...)創価大学法科大学院の2026年度入学動向―17人への小幅減と既修・未修の入替わり(AI作成)

専修大学法科大学院の2026年度入学動向―合格者増と入学者減を選抜区分別に読む(AI作成)

目次

第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 合格者増と入学者減を選抜区分別に読む第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

専修大学法科大学院の2026年度入学者は22人であり,前年度は25人であった。
合格者数が増える一方,入学者は減少した。
既修者8人は維持されており,総数の3人減は未修者の減少である。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員28人28人0人志願者数427人433人+6人合格者数36人49人+13人入学者数25人22人-3人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者8人8人0人法学未修者17人14人-3人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 合格者増と入学者減を選抜区分別に読む

大学の入試結果は,第一期から第四期までの各期と,スカラシップ入試の早期卒業,5年一貫型教育選抜及び開放型選抜に分かれている。
令和8年度(2026年度入学)の全区分を合計すると,志願者433人,合格者49人,入学者22人となり,文部科学省の学校別集計と一致する。
令和7年度(2025年度入学)も,志願者427人,合格者36人,入学者25人となり,一致する。

スカラシップ入試(早期卒業,5年一貫型教育選抜及び開放型選抜を含む)では,合格者が2025年度の22人から2026年度の25人へ増え,入学者は両年度とも19人である。
一般入試では,合格者が14人から24人へ増え,入学者は6人から3人へ減っている。
学校全体の合格者の13人増は,スカラシップ入試で3人,一般入試で10人であり,入学者の3人減は一般入試の区分で生じている。
これは大学が公表する期別・区分別の表を合計した人数であり,辞退の理由や奨学金の因果的な効果までは表から分からない。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が25÷36で約69.4%,2026年度が22÷49で約44.9%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,22÷28で約78.6%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

合格者と入学者の差には個人の進学選択などが関係し得るが,この集計だけで具体的な進学先や選択理由は確定できない。
進学を検討する際は,自分が希望するコースの募集条件,学修支援,進級・修了の状況も別に確認する必要がある。

第6 関連記事

(続きを読む...)専修大学法科大学院の2026年度入学動向―合格者増と入学者減を選抜区分別に読む(AI作成)

上智大学法科大学院の2026年度入学動向―未修・既修各20人の定員と実際の構成(AI作成)

目次

第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 未修・既修各20人の定員と実際の構成第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

上智大学法科大学院の2026年度入学者は26人であり,前年度は34人であった。
既修者は1人,未修者は7人減った。
8人減の中心は未修者側にあるが,両コースで同じ減少幅が生じたわけではない。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員40人40人0人志願者数244人368人+124人合格者数46人46人0人入学者数34人26人-8人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者15人14人-1人法学未修者19人12人-7人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 未修・既修各20人の定員と実際の構成

大学の基本情報では,標準3年制と短縮2年制の入学定員は各20人,2026年度入学者は各12人・14人である。
コース別定員に対する人数は標準60%・短縮70%となり,学校全体の65%とは異なる。
入学者26人と,複数学年を合わせた在籍者81人も区別して読む。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が34÷46で約73.9%,2026年度が26÷46で約56.5%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,26÷40で約65.0%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

合格者と入学者の差には個人の進学選択などが関係し得るが,この集計だけで具体的な進学先や選択理由は確定できない。
進学を検討する際は,自分が希望するコースの募集条件,学修支援,進級・修了の状況も別に確認する必要がある。

第6 関連記事

① 法科大学院等特別委員会とは-役割,構成及び令和8年の審議課題

② 法科大学院等特別委員会の議事録に表れた関係者の本音-予備試験,未修者教育,地方偏在,認証評価及び公的支援

第7 出典

① 文部科学省・資料1-4:各法科大学院の令和3年度~令和8年度入学者選抜実施状況等(PDF1頁,上智大学行,令和8年4月1日現在)。

(続きを読む...)上智大学法科大学院の2026年度入学動向―未修・既修各20人の定員と実際の構成(AI作成)

慶應義塾大学法科大学院の2026年度入学動向―201人への増加と未修者19人への減少(AI作成)

目次

第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 201人への増加と未修者19人への減少第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

慶應義塾大学法科大学院の2026年度入学者は201人であり,前年度は164人であった。
既修者は48人増えたが,未修者は11人減った。
両者の差し引きが総数の37人増であり,入学者回復と未修者受入れの変化を別々に評価する必要がある。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員220人220人0人志願者数1411人1524人+113人合格者数315人349人+34人入学者数164人201人+37人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者134人182人+48人法学未修者30人19人-11人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 201人への増加と未修者19人への減少

大学の2026年度結果によると,既修者の入学経路は5年一貫型46人・開放型11人・一般選抜125人で,合計182人となる。
未修者コースの19人と,入学者全体の非法学部出身者13人も別の区分であり,未修者数だけで多様な背景の受入れを代表させない。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が164÷315で約52.1%,2026年度が201÷349で約57.6%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,201÷220で約91.4%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

合格者と入学者の差には個人の進学選択などが関係し得るが,この集計だけで具体的な進学先や選択理由は確定できない。
進学を検討する際は,自分が希望するコースの募集条件,学修支援,進級・修了の状況も別に確認する必要がある。

2027年4月入学者向けの選抜方式と日程,学費の確認点については,慶應義塾大学法科大学院の入試・学費を参照されたい。
本記事の2026年度入学結果と,受験する年度の募集条件・納付金を分けて確認する必要がある。

第6 関連記事

① 法科大学院等特別委員会とは-役割,構成及び令和8年の審議課題

② 法科大学院等特別委員会の議事録に表れた関係者の本音-予備試験,未修者教育,地方偏在,認証評価及び公的支援

第7 出典

(続きを読む...)慶應義塾大学法科大学院の2026年度入学動向―201人への増加と未修者19人への減少(AI作成)

学習院大学法科大学院の2026年度入学動向―28人への増加を支えた既修者の受入れ(AI作成)

目次

第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 28人への増加を支えた既修者の受入れ第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

学習院大学法科大学院の2026年度入学者は28人であり,前年度は20人であった。
既修者が10人増える一方,未修者は2人減り,総数では8人増えた。
総数が増えた学校でも,未修者の入口が同時に広がったとは限らない。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員30人30人0人志願者数153人183人+30人合格者数31人38人+7人入学者数20人28人+8人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者11人21人+10人法学未修者9人7人-2人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 28人への増加を支えた既修者の受入れ

大学の結果表では,一般入試の合格者37人・入学者27人に加え,特別選抜の合格・入学が各1人ある。
一般入試の入学者27人だけを学校全体の入学者数としないことが重要である。
同じ一般入試の単願・併願別表では,合格者が各23人・14人,入学者が各17人・10人と区別されている。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が20÷31で約64.5%,2026年度が28÷38で約73.7%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,28÷30で約93.3%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

合格者と入学者の差には個人の進学選択などが関係し得るが,この集計だけで具体的な進学先や選択理由は確定できない。
進学を検討する際は,自分が希望するコースの募集条件,学修支援,進級・修了の状況も別に確認する必要がある。

第6 関連記事

① 法科大学院等特別委員会とは-役割,構成及び令和8年の審議課題

② 法科大学院等特別委員会の議事録に表れた関係者の本音-予備試験,未修者教育,地方偏在,認証評価及び公的支援

第7 出典

① 文部科学省・資料1-4:各法科大学院の令和3年度~令和8年度入学者選抜実施状況等(PDF1頁,学習院大学行,令和8年4月1日現在)。

(続きを読む...)学習院大学法科大学院の2026年度入学動向―28人への増加を支えた既修者の受入れ(AI作成)

大阪公立大学法科大学院の2026年度入学動向―総数の小幅減の内側で増えた未修者(AI作成)

目次

第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 総数の小幅減の内側で増えた未修者第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

大阪公立大学法科大学院の2026年度入学者は28人であり,前年度は29人であった。
既修者が19人から16人へ減る一方,未修者は10人から12人へ増えた。
総数の1人減だけを見て両コースの受入れが縮小したと判断することはできない。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員30人30人0人志願者数209人272人+63人合格者数42人46人+4人入学者数29人28人-1人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者19人16人-3人法学未修者10人12人+2人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 総数の小幅減の内側で増えた未修者

本記事の人数は文科省の令和8年4月1日現在の集計による。
資料1-4では,2026年度の入学者28人のうち,社会人は4人,法学以外の出身者は3人である。
未修者12人はこれらを上回るため,法学未修者の全員が社会人又は他学部出身者であるとはいえない。
未修者が増えた事実と,どのような経歴の人が増えたかという問いを分けて追うことが必要である。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が29÷42で約69.0%,2026年度が28÷46で約60.9%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,28÷30で約93.3%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

合格者と入学者の差には個人の進学選択などが関係し得るが,この集計だけで具体的な進学先や選択理由は確定できない。
進学を検討する際は,自分が希望するコースの募集条件,学修支援,進級・修了の状況も別に確認する必要がある。

第6 関連記事

① 法科大学院等特別委員会とは-役割,構成及び令和8年の審議課題

② 法科大学院等特別委員会の議事録に表れた関係者の本音-予備試験,未修者教育,地方偏在,認証評価及び公的支援

第7 出典

(続きを読む...)大阪公立大学法科大学院の2026年度入学動向―総数の小幅減の内側で増えた未修者(AI作成)

東京都立大学法科大学院の2026年度入学動向―志願者減の一方で44人へ増えた受入れ(AI作成)

目次

第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 志願者減の一方で44人へ増えた受入れ第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

東京都立大学法科大学院の2026年度入学者は44人であり,前年度は38人であった。
既修者が4人,未修者が2人増え,総数では6人増加した。
両コースが増えた点が特徴であり,既修者だけの増加とは異なる動きである。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員40人40人0人志願者数351人307人-44人合格者数69人63人-6人入学者数38人44人+6人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者28人32人+4人法学未修者10人12人+2人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 志願者減の一方で44人へ増えた受入れ

入学定員40人に対して2026年度入学者は44人である。
学校の規模を見る際には,単年度の入学定員と複数学年を合わせた収容定員を区別する。
定員を超えたことだけから教育の質や将来の志願動向を判断することはできない。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が38÷69で約55.1%,2026年度が44÷63で約69.8%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,44÷40で約110.0%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

合格者と入学者の差には個人の進学選択などが関係し得るが,この集計だけで具体的な進学先や選択理由は確定できない。
進学を検討する際は,自分が希望するコースの募集条件,学修支援,進級・修了の状況も別に確認する必要がある。

第6 関連記事

① 法科大学院等特別委員会とは-役割,構成及び令和8年の審議課題

② 法科大学院等特別委員会の議事録に表れた関係者の本音-予備試験,未修者教育,地方偏在,認証評価及び公的支援

第7 出典

① 文部科学省・資料1-4:各法科大学院の令和3年度~令和8年度入学者選抜実施状況等(PDF1頁,東京都立大学行,令和8年4月1日現在)。

(続きを読む...)東京都立大学法科大学院の2026年度入学動向―志願者減の一方で44人へ増えた受入れ(AI作成)

琉球大学法科大学院の2026年度入学動向―定員16人の充足と未修者中心の受入れ(AI作成)

目次

第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 定員16人の充足と未修者中心の受入れ第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

琉球大学法科大学院の2026年度入学者は16人であり,前年度は15人であった。
総数は1人増だが,既修者は2人減り,未修者は3人増えた。
2026年度は未修者14人・既修者2人であり,総数の充足とコースの比重を併せて読む必要がある。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員16人16人0人志願者数58人82人+24人合格者数17人20人+3人入学者数15人16人+1人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者4人2人-2人法学未修者11人14人+3人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 定員16人の充足と未修者中心の受入れ

文科省集計では入学者16人のうち社会人5人,法学以外の出身者4人とされる。
両属性には重複があり得るため,単純に足して9人の異なる入学者がいるとは判断できない。
この集計は入学者数であり,修了後の進路や活動地域は示していない。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が15÷17で約88.2%,2026年度が16÷20で約80.0%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,16÷16で約100.0%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

合格者と入学者の差には個人の進学選択などが関係し得るが,この集計だけで具体的な進学先や選択理由は確定できない。
進学を検討する際は,自分が希望するコースの募集条件,学修支援,進級・修了の状況も別に確認する必要がある。

第6 関連記事

① 法科大学院等特別委員会とは-役割,構成及び令和8年の審議課題

② 法科大学院等特別委員会の議事録に表れた関係者の本音-予備試験,未修者教育,地方偏在,認証評価及び公的支援

第7 出典

① 文部科学省・資料1-4:各法科大学院の令和3年度~令和8年度入学者選抜実施状況等(PDF1頁,琉球大学行,令和8年4月1日現在)。

(続きを読む...)琉球大学法科大学院の2026年度入学動向―定員16人の充足と未修者中心の受入れ(AI作成)

九州大学法科大学院の2026年度入学動向―志願減の年に入学者が56人へ増えた動き(AI作成)

目次

第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 志願減の年に入学者が56人へ増えた動き第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

九州大学法科大学院の2026年度入学者は56人であり,前年度は39人であった。
志願者が減る一方,合格者と入学者は増えた。
出願の数と最終的な進学先として選ばれた数は,同じ方向に動くとは限らない。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員45人45人0人志願者数246人233人-13人合格者数63人72人+9人入学者数39人56人+17人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者28人42人+14人法学未修者11人14人+3人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 志願減の年に入学者が56人へ増えた動き

大学公表では一般選抜の入学者が33人から38人,特別選抜が6人から18人へ増えている。
17人増の内訳は一般選抜5人増・特別選抜12人増であり,総数だけでなく経路別の変化も確認できる。
一般選抜だけの属性表を,全入学者の属性表として用いないことも必要である。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が39÷63で約61.9%,2026年度が56÷72で約77.8%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,56÷45で約124.4%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

合格者と入学者の差には個人の進学選択などが関係し得るが,この集計だけで具体的な進学先や選択理由は確定できない。
進学を検討する際は,自分が希望するコースの募集条件,学修支援,進級・修了の状況も別に確認する必要がある。

第6 関連記事

① 法科大学院等特別委員会とは-役割,構成及び令和8年の審議課題

② 法科大学院等特別委員会の議事録に表れた関係者の本音-予備試験,未修者教育,地方偏在,認証評価及び公的支援

第7 出典

① 文部科学省・資料1-4:各法科大学院の令和3年度~令和8年度入学者選抜実施状況等(PDF1頁,九州大学行,令和8年4月1日現在)。

(続きを読む...)九州大学法科大学院の2026年度入学動向―志願減の年に入学者が56人へ増えた動き(AI作成)

広島大学法科大学院の2026年度入学動向―21人への増加と法曹コース修了者の広がり(AI作成)

目次

第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 21人への増加と法曹コース修了者の広がり第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

広島大学法科大学院の2026年度入学者は21人であり,前年度は17人であった。
未修者は4人で変わらず,総数の4人増は既修者が13人から17人へ増えたことによる。
既修者の受入れと,学部段階からの法曹養成との関係が着目点となる。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員20人20人0人志願者数116人146人+30人合格者数27人32人+5人入学者数17人21人+4人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者13人17人+4人法学未修者4人4人0人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 21人への増加と法曹コース修了者の広がり

大学公表では,認定連携法曹基礎課程を修了して入学した者は2025年度3人から2026年度10人へ増えた。
一方,2026年度の法曹コース特別選抜による入学者は5年一貫型3人・開放型0人である。
修了歴10人と特別選抜3人を混同すると,一般選抜を含む受入れの実像を見誤る。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が17÷27で約63.0%,2026年度が21÷32で約65.6%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,21÷20で約105.0%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

合格者と入学者の差には個人の進学選択などが関係し得るが,この集計だけで具体的な進学先や選択理由は確定できない。
進学を検討する際は,自分が希望するコースの募集条件,学修支援,進級・修了の状況も別に確認する必要がある。

第6 関連記事

① 法科大学院等特別委員会とは-役割,構成及び令和8年の審議課題

② 法科大学院等特別委員会の議事録に表れた関係者の本音-予備試験,未修者教育,地方偏在,認証評価及び公的支援

第7 出典

① 文部科学省・資料1-4:各法科大学院の令和3年度~令和8年度入学者選抜実施状況等(PDF1頁,広島大学行,令和8年4月1日現在)。

(続きを読む...)広島大学法科大学院の2026年度入学動向―21人への増加と法曹コース修了者の広がり(AI作成)

岡山大学法科大学院の2026年度入学動向―23人の受入れを選抜方式とコースから読む(AI作成)

目次

第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 23人の受入れを選抜方式とコースから読む第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

岡山大学法科大学院の2026年度入学者は23人であり,前年度は29人であった。
既修者が3人,未修者も3人減り,総数は6人減少した。
志願者は増えているため,入学者減少を出願段階の人数減少と同じ出来事として扱うことはできない。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員24人24人0人志願者数121人150人+29人合格者数41人27人-14人入学者数29人23人-6人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者18人15人-3人法学未修者11人8人-3人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 23人の受入れを選抜方式とコースから読む

大学の2026年度選抜結果では,法曹コース特別入試(法学既修者入試)の入学者は8人,法学既修者15人のうち協定先法曹コース修了者は9人とされる。
選抜方式を経由した人数と,教育課程の修了歴による人数は別であり,一般入試での入学者を含み得る後者を特別入試の人数に読み替えない。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が29÷41で約70.7%,2026年度が23÷27で約85.2%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,23÷24で約95.8%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

合格者と入学者の差には個人の進学選択などが関係し得るが,この集計だけで具体的な進学先や選択理由は確定できない。
進学を検討する際は,自分が希望するコースの募集条件,学修支援,進級・修了の状況も別に確認する必要がある。

第6 関連記事

① 法科大学院等特別委員会とは-役割,構成及び令和8年の審議課題

② 法科大学院等特別委員会の議事録に表れた関係者の本音-予備試験,未修者教育,地方偏在,認証評価及び公的支援

第7 出典

① 文部科学省・資料1-4:各法科大学院の令和3年度~令和8年度入学者選抜実施状況等(PDF1頁,岡山大学行,令和8年4月1日現在)。

② 文部科学省・資料1-5:各法科大学院の令和6年度~令和8年度入学者選抜のうち特別選抜の実施状況(PDF1頁,岡山大学の学校全体の入学者数・既修/未修列)。

(続きを読む...)岡山大学法科大学院の2026年度入学動向―23人の受入れを選抜方式とコースから読む(AI作成)

神戸大学法科大学院の2026年度入学動向―定員80人に達した入学者の構成(AI作成)

目次

第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 定員80人に達した入学者の構成第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

神戸大学法科大学院の2026年度入学者は80人であり,前年度は68人であった。
既修者が54人から65人へ,未修者が14人から15人へ増えた。
12人の増加のうち11人が既修者側にあり,両コースの増加幅は大きく異なる。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員80人80人0人志願者数729人662人-67人合格者数145人159人+14人入学者数68人80人+12人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者54人65人+11人法学未修者14人15人+1人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 定員80人に達した入学者の構成

入学定員は両年度とも80人である。
2026年度は人数が定員と一致するが,これだけで個人ごとの進学理由や,受験生の評価が変わった理由まで明らかになるわけではない。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が68÷145で約46.9%,2026年度が80÷159で約50.3%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,80÷80で約100.0%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

合格者と入学者の差には個人の進学選択などが関係し得るが,この集計だけで具体的な進学先や選択理由は確定できない。
進学を検討する際は,自分が希望するコースの募集条件,学修支援,進級・修了の状況も別に確認する必要がある。

2027年度の入試方式と日程,学費の確認点については,神戸大学法科大学院の入試・学費を参照されたい。
本記事の2026年度入学結果と,受験する年度の募集条件・納付金を分けて確認する必要がある。

第6 関連記事

① 法科大学院等特別委員会とは-役割,構成及び令和8年の審議課題

② 法科大学院等特別委員会の議事録に表れた関係者の本音-予備試験,未修者教育,地方偏在,認証評価及び公的支援

第7 出典

(続きを読む...)神戸大学法科大学院の2026年度入学動向―定員80人に達した入学者の構成(AI作成)

大阪大学法科大学院の2026年度入学動向―92人の入学者の選抜経路別の内訳(AI作成)

目次

第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 92人の入学者の選抜経路別の内訳第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

大阪大学法科大学院の2026年度入学者は92人であり,前年度は82人であった。
既修者は16人増え,未修者は6人減少した。
総数の10人増を,両コースの受入れが同じように広がった結果と説明するのは適切でない。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員80人80人0人志願者数660人788人+128人合格者数185人184人-1人入学者数82人92人+10人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者52人68人+16人法学未修者30人24人-6人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 92人の入学者の選抜経路別の内訳

大学の選抜実施状況によると,2026年度入学者は一般選抜の未修12人・既修56人,法曹コース5年一貫型11人・開放型1人,社会人等7人,グローバル法曹5人である。
選抜経路の「社会人等」と,全入学者の属性として公表される社会人10人は別の集計であり,同一視しない。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が82÷185で約44.3%,2026年度が92÷184で約50.0%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,92÷80で約115.0%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

合格者と入学者の差には個人の進学選択などが関係し得るが,この集計だけで具体的な進学先や選択理由は確定できない。
進学を検討する際は,自分が希望するコースの募集条件,学修支援,進級・修了の状況も別に確認する必要がある。

2027年度の一般・特別選抜と日程,学費の確認点については,大阪大学法科大学院の入試・学費を参照されたい。
本記事の2026年度入学結果と,受験する年度の募集条件・納付金を分けて確認する必要がある。

第6 関連記事

① 法科大学院等特別委員会とは-役割,構成及び令和8年の審議課題

② 法科大学院等特別委員会の議事録に表れた関係者の本音-予備試験,未修者教育,地方偏在,認証評価及び公的支援

第7 出典

(続きを読む...)大阪大学法科大学院の2026年度入学動向―92人の入学者の選抜経路別の内訳(AI作成)

京都大学法科大学院の2026年度入学動向―既修者128人の維持と未修者の小幅減(AI作成)

目次

第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 法学以外の出身者の増加とコース区分第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

京都大学法科大学院の2026年度入学者は158人であり,前年度は160人であった。
既修者は128人で変わらず,総数の2人減は未修者が32人から30人へ減ったことによる。
入学者数が大きく動かない学校でも,内訳を見ることで変化の場所を確認できる。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員160人160人0人志願者数627人577人-50人合格者数201人201人0人入学者数160人158人-2人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

京都大学法科大学院が公表した令和8年度入学試験結果では,入学手続者は160人とされているが,その後に辞退した2人を含む旨の注記がある。
出身大学の内訳も京都大学87人,他大学71人の合計158人である。
したがって,入学手続者160人と,この記事で扱う実際の入学者158人は,集計の段階が異なる数字として区別する必要がある。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者128人128人0人法学未修者32人30人-2人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 法学以外の出身者の増加とコース区分

文科省の学校別集計では,法学以外の出身者は2025年度16人から2026年度22人へ増えている。
未修者が減った年にも非法学系の出身者が増える場合があり,コース区分を出身学部の区分で置き換えることはできない。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が160÷201で約79.6%,2026年度が158÷201で約78.6%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,158÷160で約98.8%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

合格者と入学者の差には個人の進学選択などが関係し得るが,この集計だけで具体的な進学先や選択理由は確定できない。
進学を検討する際は,自分が希望するコースの募集条件,学修支援,進級・修了の状況も別に確認する必要がある。

第6 関連記事

① 法科大学院等特別委員会とは-役割,構成及び令和8年の審議課題

(続きを読む...)京都大学法科大学院の2026年度入学動向―既修者128人の維持と未修者の小幅減(AI作成)

金沢大学法科大学院の2026年度入学動向―18人への増加を支えた未修者の受入れ(AI作成)

目次

第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 18人への増加を支えた未修者の受入れ第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

金沢大学法科大学院の2026年度入学者は18人であり,前年度は13人であった。
総数の5人増のうち,未修者の増加が4人を占める。
既修者も1人増えているが,今回の増加を読み解く中心は未修者側にある。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員15人15人0人志願者数58人96人+38人合格者数25人30人+5人入学者数13人18人+5人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者7人8人+1人法学未修者6人10人+4人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 18人への増加を支えた未修者の受入れ

大学の2026年度結果では,標準コース(人数は文部科学省の未修者10人と一致する)10人の出身学部は法学9人・理系1人である。
学校全体の社会人は3人,法学以外の出身者は2人であり,未修者10人全員が大学で法律を学んでいない人という意味ではない。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が13÷25で約52.0%,2026年度が18÷30で約60.0%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,18÷15で約120.0%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

合格者と入学者の差には個人の進学選択などが関係し得るが,この集計だけで具体的な進学先や選択理由は確定できない。
進学を検討する際は,自分が希望するコースの募集条件,学修支援,進級・修了の状況も別に確認する必要がある。

第6 関連記事

① 法科大学院等特別委員会とは-役割,構成及び令和8年の審議課題

② 法科大学院等特別委員会の議事録に表れた関係者の本音-予備試験,未修者教育,地方偏在,認証評価及び公的支援

第7 出典

① 文部科学省・資料1-4:各法科大学院の令和3年度~令和8年度入学者選抜実施状況等(PDF1頁,金沢大学行,令和8年4月1日現在)。

② 文部科学省・資料1-5:各法科大学院の令和6年度~令和8年度入学者選抜のうち特別選抜の実施状況(PDF1頁,金沢大学の学校全体の入学者数・既修/未修列)。

(続きを読む...)金沢大学法科大学院の2026年度入学動向―18人への増加を支えた未修者の受入れ(AI作成)

一橋大学法科大学院の2026年度入学動向―未修者の減少と未修者内の社会人の増加(AI作成)

目次

第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 未修者の減少と未修者内の社会人の増加第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

一橋大学法科大学院の2026年度入学者は83人であり,前年度は86人であった。
既修者は1人増え,未修者は4人減少したため,学校全体では3人減となった。
総数の減少を両コースに共通する動きとして説明することはできない。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員85人85人0人志願者数324人345人+21人合格者数97人93人-4人入学者数86人83人-3人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者68人69人+1人法学未修者18人14人-4人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 未修者の減少と未修者内の社会人の増加

大学の「法科大学院について」のページによると,未修者のうち社会人は2025年度2人から2026年度5人へ増えている。
未修者総数が18人から14人へ減ったことと,その内部で社会人が増えたことは両立する。
学校全体の社会人は10人から7人へ減っており,集団を切り替えずに比較することが重要である。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が86÷97で約88.7%,2026年度が83÷93で約89.2%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,83÷85で約97.6%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

合格者と入学者の差には個人の進学選択などが関係し得るが,この集計だけで具体的な進学先や選択理由は確定できない。
進学を検討する際は,自分が希望するコースの募集条件,学修支援,進級・修了の状況も別に確認する必要がある。

2027年度入試の英語スコアの扱い,出願日程及び費用については,一橋大学法科大学院の入試・学費を参照されたい。
本記事の2026年度入学結果と,受験する年度の募集条件を分けて確認する必要がある。

第6 関連記事

① 法科大学院等特別委員会とは-役割,構成及び令和8年の審議課題

② 法科大学院等特別委員会の議事録に表れた関係者の本音-予備試験,未修者教育,地方偏在,認証評価及び公的支援

(続きを読む...)一橋大学法科大学院の2026年度入学動向―未修者の減少と未修者内の社会人の増加(AI作成)

東京大学法科大学院の2026年度入学動向―202人への減少を既修・未修から読む(AI作成)

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第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 202人への減少を既修・未修から読む第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

東京大学法科大学院の2026年度入学者は202人であり,前年度は216人であった。
既修者が11人減り,未修者が3人減った結果,総数は14人減少した。
未修者だけでなく既修者側でも減少しており,学校全体の変化と各コースの変化を併せて見る必要がある。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

本記事は2026年度入学者の結果を扱う。
2027年度入試の日程,英語資格及び学費は,東京大学法科大学院の入試・学費を参照されたい。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員230人230人0人志願者数1184人1012人-172人合格者数304人300人-4人入学者数216人202人-14人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者158人147人-11人法学未修者58人55人-3人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 202人への減少を既修・未修から読む

前田健教授の委員会提出資料も,2026年度入学者を既修147人・未修55人と記載する。
入学時の受入れ規模と,入学後の進級・修了・司法試験の成果は別の集団・時点の指標である。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が216÷304で約71.1%,2026年度が202÷300で約67.3%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,202÷230で約87.8%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

合格者と入学者の差には個人の進学選択などが関係し得るが,この集計だけで具体的な進学先や選択理由は確定できない。
進学を検討する際は,自分が希望するコースの募集条件,学修支援,進級・修了の状況も別に確認する必要がある。

第6 関連記事

① 法科大学院等特別委員会とは-役割,構成及び令和8年の審議課題

② 法科大学院等特別委員会の議事録に表れた関係者の本音-予備試験,未修者教育,地方偏在,認証評価及び公的支援

第7 出典

(続きを読む...)東京大学法科大学院の2026年度入学動向―202人への減少を既修・未修から読む(AI作成)

千葉大学法科大学院の2026年度入学動向―未修者20人が既修者19人を上回った年(AI作成)

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第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 未修者20人が既修者19人を上回った年第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

千葉大学法科大学院の2026年度入学者は39人であり,前年度は40人であった。
総数の減少は1人だが,既修者は4人減り,未修者は3人増えた。
2026年度は未修者が既修者を1人上回り,総数の横ばいに近い動きの内側で構成が入れ替わっている。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員40人40人0人志願者数264人359人+95人合格者数65人60人-5人入学者数40人39人-1人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者23人19人-4人法学未修者17人20人+3人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 未修者20人が既修者19人を上回った年

大学の年度別入学等状況も,2026年度を未修者20人・既修者19人,2025年度を未修者17人・既修者23人としている。
未修者の増加を非法学部出身者の増加と同じ意味で捉えず,学修歴とコースを分けて読む必要がある。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が40÷65で約61.5%,2026年度が39÷60で約65.0%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,39÷40で約97.5%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

合格者と入学者の差には個人の進学選択などが関係し得るが,この集計だけで具体的な進学先や選択理由は確定できない。
進学を検討する際は,自分が希望するコースの募集条件,学修支援,進級・修了の状況も別に確認する必要がある。

第6 関連記事

① 法科大学院等特別委員会とは-役割,構成及び令和8年の審議課題

② 法科大学院等特別委員会の議事録に表れた関係者の本音-予備試験,未修者教育,地方偏在,認証評価及び公的支援

第7 出典

① 文部科学省・資料1-4:各法科大学院の令和3年度~令和8年度入学者選抜実施状況等(PDF1頁,千葉大学行,令和8年4月1日現在)。

② 文部科学省・資料1-5:各法科大学院の令和6年度~令和8年度入学者選抜のうち特別選抜の実施状況(PDF1頁,千葉大学の学校全体の入学者数・既修/未修列)。

(続きを読む...)千葉大学法科大学院の2026年度入学動向―未修者20人が既修者19人を上回った年(AI作成)

東北大学法科大学院の2026年度入学動向―仙台・東京の2会場と入学者52人(AI作成)

目次

第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 仙台・東京の2会場と入学者52人第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

東北大学法科大学院の2026年度入学者は52人であり,前年度は49人であった。
志願者と合格者が減っても,実際の入学者は増えている。
未修者は13人で変わらず,総数の3人増は既修者の増加である。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員50人50人0人志願者数470人427人-43人合格者数98人79人-19人入学者数49人52人+3人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者36人39人+3人法学未修者13人13人0人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 仙台・東京の2会場と入学者52人

大学の2026年度結果概要では,出願者427人を仙台会場236人,東京会場191人に分けている。
東京で受験できる入口はあるが,会場別出願者数は入学者の出身地や,修了後に活動する地域を示すものではない。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が49÷98で約50.0%,2026年度が52÷79で約65.8%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,52÷50で約104.0%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

合格者と入学者の差には個人の進学選択などが関係し得るが,この集計だけで具体的な進学先や選択理由は確定できない。
進学を検討する際は,自分が希望するコースの募集条件,学修支援,進級・修了の状況も別に確認する必要がある。

第6 関連記事

① 法科大学院等特別委員会とは-役割,構成及び令和8年の審議課題

② 法科大学院等特別委員会の議事録に表れた関係者の本音-予備試験,未修者教育,地方偏在,認証評価及び公的支援

第7 出典

① 文部科学省・資料1-4:各法科大学院の令和3年度~令和8年度入学者選抜実施状況等(PDF1頁,東北大学行,令和8年4月1日現在)。

② 文部科学省・資料1-5:各法科大学院の令和6年度~令和8年度入学者選抜のうち特別選抜の実施状況(PDF1頁,東北大学の学校全体の入学者数・既修/未修列)。

(続きを読む...)東北大学法科大学院の2026年度入学動向―仙台・東京の2会場と入学者52人(AI作成)

北海道大学法科大学院の2026年度入学動向―46人への小幅増と未修者の変化(AI作成)

目次

第1 学校全体の動きと着目点第2 志願・合格・入学を分けて比べる第3 既修者と未修者の内訳第4 46人への小幅増と未修者の変化第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと第6 関連記事第7 出典
第1 学校全体の動きと着目点

北海道大学法科大学院の2026年度入学者は46人であり,前年度は45人であった。
総数が1人増える一方で,既修者は3人増え,未修者は2人減った。
北海道大学の受入れが一様に拡大したと捉えるより,コースの構成が変わった点に注目したい。

本記事の年度間比較は,文部科学省が公表した令和8年4月1日現在の学校別集計による。
対象は入学者選抜と当年度入学者であり,全学年の在籍者数や司法試験の結果とは区別する。

第2 志願・合格・入学を分けて比べる
指標2025年度2026年度増減入学定員50人50人0人志願者数230人308人+78人合格者数63人66人+3人入学者数45人46人+1人

志願者数と合格者数は選抜の集計値であり,併願などにより個人を重複して数える場合がある。
これらをそのまま,法律家を志す人の実人数や個人の合格確率に読み替えることはできない。

第3 既修者と未修者の内訳
区分2025年度2026年度増減法学既修者31人34人+3人法学未修者14人12人-2人

この表は特別選抜だけの人数ではなく,学校全体の入学者のコース別内訳である。
未修者・既修者の区分と,出身学部・社会人経験による区分は同じものではない。

第4 46人への小幅増と未修者の変化

大学の学生状況ページは,2026年度入学者46人のうち,他学部出身者又は社会人経験者を9人と公表している。
この「又は」の区分は,両方の属性を持つ人を含む集合であり,別々の属性の人数を単純に足したものとは限らない。
なお,文部科学省の資料1-4は,2026年度入学者46人のうち社会人を8人,法学以外の学部の出身者を7人と掲げるが,大学ページの9人とは区分の定義が異なり得るため,両者を足したり引いたりして比べることはしない。

第5 比率から分かることと,別に確認すべきこと

公表合格者数に対する入学者数の割合は,2025年度が45÷63で約71.4%,2026年度が46÷66で約69.7%となる。
2026年度の入学定員に対する入学者数の割合は,46÷50で約92.0%である。
割合は公表人数から計算し,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

合格者と入学者の差には個人の進学選択などが関係し得るが,この集計だけで具体的な進学先や選択理由は確定できない。
進学を検討する際は,自分が希望するコースの募集条件,学修支援,進級・修了の状況も別に確認する必要がある。

第6 関連記事

① 法科大学院等特別委員会とは-役割,構成及び令和8年の審議課題

② 法科大学院等特別委員会の議事録に表れた関係者の本音-予備試験,未修者教育,地方偏在,認証評価及び公的支援

第7 出典

① 文部科学省・資料1-4:各法科大学院の令和3年度~令和8年度入学者選抜実施状況等(PDF1頁,北海道大学行,令和8年4月1日現在)。

(続きを読む...)北海道大学法科大学院の2026年度入学動向―46人への小幅増と未修者の変化(AI作成)

南山大学法科大学院の入学者数の推移―4人から19人への回復と直近の動向(AI作成)

目次

第1 2026年度は19人,前年と同じ人数である第2 複数年で見る入学者数の変化第3 2025年度と2026年度の比較1 入学者数は同じでも志願者・受験者は増えた2 定員に対する入学者数は95%である第4 回復の事実と,その理由・成果を区別する1 人数表だけで回復の原因は断定できない2 入学者の回復と教育成果は別の指標である第5 南山大学の動向をどう捉えるか第6 関連記事第7 出典
第1 2026年度は19人,前年と同じ人数である

南山大学法科大学院の2026年度入学者は19人で,前年と同じである。
ただし,複数年の推移を見ると,2022年度の4人から2023年度12人,2024年度16人へ増え,2025年度と2026年度は19人となっている。

本記事では,南山大学法務研究科が公表する過去の入試状況を用い,人数の回復と直近年度の動きを分けて確認する。
対象は年度ごとの入学者選抜の結果であり,在籍者全体や司法試験の受験者・合格者の人数ではない。

第2 複数年で見る入学者数の変化
入学年度入学定員志願者数合格者数入学者数2021年度20人37人16人9人2022年度20人35人14人4人2023年度20人51人20人12人2024年度20人81人26人16人2025年度20人96人34人19人2026年度20人116人38人19人

上表の期間では,入学定員は20人で変わっていない。
2022年度から2026年度までの入学者増加は,定員の拡大によるものではない。

他方,2021年度の9人から2022年度の4人へは減少している。
したがって,長期間を一括して毎年増加と表現することは適切でない。
2022年度の低い水準から回復し,直近2年度は19人を維持した,という読み方が公表表に対応している。

第3 2025年度と2026年度の比較
1 入学者数は同じでも志願者・受験者は増えた
項目2025年度2026年度増減志願者数96人116人+20人受験者数74人91人+17人合格者数34人38人+4人入学者数19人19人0人大学公表の競争倍率2.18倍2.39倍+0.21倍

志願者数は約20.8%増え,受験者数と合格者数も増えている。
その一方,最終的な入学者数は変わっていない。
前年比の入学者数だけでは,選抜の入口から合格までの変化を捉え切れない。

大学は競争倍率を受験者数÷合格者数と定義し,既修者コースと標準修業コースを併願して既修者コースに合格した人を,標準修業コースの受験者数に含めない旨を注記している。
倍率は,大学が示したこの集計方法に沿って読む必要がある。

2 定員に対する入学者数は95%である

2026年度の入学者19人は,定員20人の95%である。
2022年度の4人は同じ定員の20%であり,その時点との比較では受入れ人数が大きく回復している。

もっとも,1学年20人規模では,入学者1人の違いが定員に対する割合を5ポイント動かす。
割合だけで大きな増減と評価せず,人数と併せて示すことが有用である。

第4 回復の事実と,その理由・成果を区別する
1 人数表だけで回復の原因は断定できない

公表された入試状況から確認できるのは,年度ごとの人数と倍率の推移である。
特定の教育改革,奨学金,入試日程又は他大学からの進学が回復をもたらしたとする因果関係までは,この表だけで特定できない。

(続きを読む...)南山大学法科大学院の入学者数の推移―4人から19人への回復と直近の動向(AI作成)

筑波大学法科大学院の2026年度入学者―平均41歳の構成と社会人の受入れ(AI作成)

目次

第1 35人の入学者を人数と属性から見る第2 未修者コースと出身学部は別の区分である1 コース別の入学者2 出身学部別の入学者第3 平均年齢と職種別の構成1 平均年齢41.0歳の意味2 職種別の構成第4 大学が求める人材像との関係第5 社会人が進学先を検討する際の読み方第6 関連記事第7 出典
第1 35人の入学者を人数と属性から見る

筑波大学法科大学院の2026年度入学者は35人であり,平均年齢は41.0歳である。
非法学部出身者は21人で,入学者の60%を占める。
入学者数の規模だけでなく,どのような人が学ぶ場なのかを確認することが,学校の特徴を理解する手掛かりになる。

本記事の人数と属性は,大学公表の令和8年度入学者状況一覧による。
人数は令和8年4月1日現在,平均年齢も同日を基準とした数値である。
2027年度向けの募集要項や,別年度の在籍者全体の統計とは区別して読む必要がある。

第2 未修者コースと出身学部は別の区分である
1 コース別の入学者
コース2026年度入学者法学既修者10人法学未修者25人合計35人

未修者コースの入学者は,25÷35で約71.4%である。
割合は小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。
未修者コースが入学者の多数を占めている。

2 出身学部別の入学者
出身学部の区分人数入学者に占める割合法学部出身者14人40%非法学部出身者21人60%合計35人100%

未修者コースの25人と,非法学部出身者の21人は,同じ人数ではない。
コース別集計と出身学部別集計を同一視せず,それぞれの表が何を数えているかを確認する必要がある。
公表されたこの2つの合計表だけから,個々の入学者のコースと出身学部の組合せまでは復元できない。

第3 平均年齢と職種別の構成
1 平均年齢41.0歳の意味

平均年齢41.0歳は,35人の集団の平均を示す数値である。
入学者全員が41歳前後であることや,最多の年齢層,年齢の中央値を示すものではない。
平均値だけから,年齢別の合格しやすさを計算することもできない。

この数値は,大学卒業直後の学生だけを想定して法科大学院を説明することでは捉えにくい入学者構成を示している。
社会経験を持つ人の進学先として検討する際に,参考になる情報である。

2 職種別の構成
大学公表の職種区分人数会社員24人公務員(団体職員等含む)8人その他3人合計35人

大学の公表表では,会社員24人,公務員(団体職員等含む)8人,その他3人という構成になっている。
その他という区分を無職と読み替えたり,この表から在学中の全員の勤務形態や就業継続を推定したりすることはできない。

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名古屋大学法科大学院の2026年度入学者―10人減の内訳と未修者の動向(AI作成)

目次

第1 入学者減少の内訳を確認する第2 既修者40人は維持され,未修者が減った第3 定員と実際の入学者数を分ける第4 未修者の人数から分かることと分からないこと1 未修者と他学部出身者は同じ区分ではない2 減少の原因や教育成果までは特定できない第5 名古屋大学の動向を捉える視点第6 関連記事第7 出典
第1 入学者減少の内訳を確認する

名古屋大学法科大学院の入学者は,2025年度の58人から2026年度の48人へ減少した。
既修者の入学者は両年度とも40人であり,未修者が18人から8人へ減っている。
総数の減少10人は,既修・未修の区分ではすべて未修者側の減少である。

本記事では,文部科学省の各法科大学院の令和6年度~令和8年度入学者選抜のうち特別選抜の実施状況の入学者数欄を用いる。
同資料は特別選抜の実施状況を扱うが,冒頭の入学者数欄には学校全体の既修・未修別人数が掲載されている。
ここでいう48人は特別選抜だけの入学者数ではない。

第2 既修者40人は維持され,未修者が減った
区分2025年度2026年度増減法学既修者40人40人0人法学未修者18人8人-10人合計58人48人-10人

既修者と未修者をまとめた総数だけを見ると,両コースで同じように受入れ人数が減ったように受け取るおそれがある。
しかし,この2年度間の人数表が示す変化は,未修者の入学者数の減少に集中している。

入学者全体に占める未修者の割合は,2025年度が18÷58で約31.0%,2026年度が8÷48で約16.7%である。
割合は小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。
人数だけでなく,入学者の構成も変化している。

第3 定員と実際の入学者数を分ける

文部科学省の各法科大学院の令和3年度~令和8年度入学者選抜実施状況等では,名古屋大学の入学定員は両年度とも50人である。
2026年度の入学者48人は,この定員の96%に当たる。
前年の58人は,定員を上回っていた。

そのため,前年比10人減という事実を,そのまま定員に対する10人の不足と読み替えることはできない。
また,学校全体の充足率が定員に近いことだけで,未修者側の構成変化が小さいともいえない。
総数とコース別内訳は,異なる面を示している。

第4 未修者の人数から分かることと分からないこと
1 未修者と他学部出身者は同じ区分ではない

名古屋大学の2026年度入試案内では,未修者コースと既修者コースを分けて募集し,社会人・他学部出身者を対象とする特別選抜も案内している。
コースの区分と,社会経験・出身学部という属性の区分は分けて確認する必要がある。

未修者の入学者が減ったという人数だけから,社会人や法学部以外の出身者の入学者も同じ人数だけ減ったと結論付けることはできない。
第3の文部科学省の資料では,入学者のうち社会人は10人から19人へ,法学以外の出身者は8人から9人へ,それぞれ増えている。
名古屋大学の2026年度及び2025年度の入学選抜試験のページでは,未修者のうち社会人は5人から1人へ,非法学部出身者は4人から2人へ減っている。
なお,同ページの社会人の総数は9人から14人とされており,文部科学省の資料の人数と一致しない理由は確認できなかった。

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明治大学法科大学院の2026年度入試―志願増・入学者減と既修・未修の変化(AI作成)

目次

第1 志願者増と入学者減が併存した年度第2 志願・合格・入学の3段階を分ける第3 既修者は減り,未修者は増えた第4 辞退増だけでは説明できないこと1 合格者数に対する入学者数の割合2 入学者減少と定員充足は異なる第5 進学先として確認したいこと第6 関連記事第7 出典
第1 志願者増と入学者減が併存した年度

明治大学法科大学院の2026年度入試では,志願者数が前年の689人から986人へ増えた一方,入学者数は58人から44人へ減少した。
ただし,コース別に見ると,既修者の入学者は減り,未修者の入学者は増えている。

本記事は,明治大学が2026年5月に発行した法科大学院の2027年度ガイドブックの入学者選抜データを用い,2025年度と2026年度を比較する。
案内冊子の年度と,そこに収録された入試結果の年度は区別する必要がある。
主な参照箇所は冊子30頁~31頁に当たるPDF16頁の見開きである。

第2 志願・合格・入学の3段階を分ける
項目2025年度2026年度増減志願者数689人986人+297人合格者数168人123人-45人入学者数58人44人-14人

総数は,冊子の既修者コースと未修者コースの各欄を合計したものであり,併願者の重複の有無は冊子からは分からない。
志願者数は約43.1%増え,入学者数は約24.1%減っている。
増減率は前年の人数を分母とし,小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。

志願者が増えたからといって,合格者や入学者も必ず増えるわけではない。
逆に,入学者が減ったという理由だけで,出願段階の関心も低下したと説明することもできない。
この年度は,入口の志願者数と最終的な入学者数が逆方向に動いている。

第3 既修者は減り,未修者は増えた
区分志願者数・2025→2026年度合格者数・2025→2026年度入学者数・2025→2026年度既修者493→673人139→96人48→29人未修者196→313人29→27人10→15人

既修者の入学者は19人減り,未修者は5人増えたため,合計では14人の減少となる。
総数の減少を両コースに一律に当てはめると,未修者側の増加を見落とす。

未修者は,合格者数が29人から27人へ減った一方,入学者数は10人から15人へ増えている。
同じ人数表でも,合格段階までの変化と,実際に入学した人数の変化は別々に捉える必要がある。

なお,冊子の入学者選抜データには,5年一貫型特別選抜入試の人数を含む旨の注記がある。
既修者欄の数値を,一般選抜だけの実績として紹介しないことが必要である。

第4 辞退増だけでは説明できないこと
1 合格者数に対する入学者数の割合

公表合格者数に対する入学者数の割合を計算すると,2025年度は58÷168で約34.5%,2026年度は44÷123で約35.8%である。
合計値で見る限り,この割合は低下していない。
コース別では,既修者が48÷139で約34.5%から29÷96で約30.2%へ低下し,未修者が10÷29で約34.5%から15÷27で約55.6%へ上昇している。

既修者では割合が低下しているものの,合格者数自体も139人から96人へ減っており,入学者減少を単に合格者の辞退増で説明することはできない。
コースごとの入学者の構成が変化したことも併せて確認する必要がある。

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中央大学法科大学院の2026年度入試―出願増と入学者減をどう読むか(AI作成)

目次

第1 出願者が増えても入学者は増えなかった第2 募集人数・出願・合格・入学の変化1 募集人数は両年度とも160人である2 合格者数に対する入学者数の割合も低下した第3 減少の中心は既修者である第4 人数だけで大学の評価や受験生の行動を断定しない1 合格者の減少と合格基準の変更は同じではない2 入学者数と教育成果は別に確認する第5 2026年度の数字から読み取れること第6 関連記事第7 出典
第1 出願者が増えても入学者は増えなかった

中央大学法科大学院の2026年度入学者は122人であり,2025年度の150人から28人減少した。
一方,出願者数は1309人から1380人へ増えている。
入学者の減少を,出願段階の関心の低下と同じ意味で受け止めることはできない。

本記事では,中央大学が公表した両年度の入学者選抜結果を比較し,募集人数,出願者数,合格者数及び実際の入学者数を分けて読む。
対象は2026年4月入学の選抜結果であり,2026年に実施する翌年度向けの入試や,同年の司法試験結果を示すものではない。
出典は,中央大学の入学者選抜データ及び2025年度入学者選抜結果である。

第2 募集人数・出願・合格・入学の変化
1 募集人数は両年度とも160人である
項目2025年度2026年度増減募集人数160人160人0人出願者数1309人1380人+71人合格者数474人432人-42人入学者数150人122人-28人

募集人数が同じである以上,この2年度間の入学者減少を募集人数の削減で説明することはできない。
出願者数が増えた一方,公表合格者数と入学者数は減っており,選抜の各段階で動きが異なっている。

2 合格者数に対する入学者数の割合も低下した

公表合格者数に対する入学者数の割合を計算すると,2025年度は150÷474で約31.6%,2026年度は122÷432で約28.2%である。
割合は小数第2位を四捨五入して小数第1位まで示した。
募集人数に対する入学者数の割合も,同じ計算方法では約93.8%から約76.3%へ低下している。

これらは公表人数を用いた比較指標であり,個々の受験生が合格又は入学する確率を示すものではない。
また,合格後に入学しなかった人の進学先や理由までは,この集計から分からない。

第3 減少の中心は既修者である
コース2025年度の入学者2026年度の入学者増減法学既修者127人101人-26人法学未修者23人21人-2人合計150人122人-28人

総数の減少28人のうち26人は,既修者コースの減少である。
両コースが同じ程度に縮小したわけではない。

既修者の出願者数は1067人から1173人へ増え,合格者数は416人から385人へ,入学者数は127人から101人へ減っている。
未修者では,出願者数が242人から207人へ,合格者数が58人から47人へ,入学者数が23人から21人へ減っている。
既修者と未修者では,出願段階から異なる動きが生じている。

第4 人数だけで大学の評価や受験生の行動を断定しない
1 合格者の減少と合格基準の変更は同じではない

合格者数が減ったという事実だけでは,大学が合格基準を変更したことや,意図的に選抜を厳しくしたことまでは分からない。
入試方式,受験者の構成,答案の成績等が関係し得るが,個別の事情を人数表だけで特定することはできない。

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平成29年司法試験論文式試験の主要7科目の模範解答と評価項目(AI作成)

目次

第1 この記事の対象第2 7記事の一覧第3 各問題の概要と重み5の事項第4 7記事に共通する作り方第5 重みの分布の比較第6 関連記事第7 出典
第1 この記事の対象

本記事は,平成29年司法試験論文式試験の主要7科目について,科目別の模範解答・参考答案と評価項目の記事を一覧化するものである。
各記事の評価項目と重みは,法務省の出題の趣旨・採点実感を踏まえたブログ独自の整理であり,公式の採点基準・配点ではない。

事項内容年度平成29年司法試験実施日論文式試験は平成29年5月17日から同月20日まで対象主要7科目・7問評価項目合計225項目。うち重み5は59項目資料の状態問題文・出題の趣旨・採点実感の実読範囲は,各科目記事の「出典及び確認状態」による集計日令和8年10月30日
第2 7記事の一覧
科目主な論点評価項目重み5公法系科目第1問(憲法)外国人の妊娠・出産の自由,収容の必要性,行政手続の保障296公法系科目第2問(行政法)非申請型義務付け訴訟,路線廃止の処分性,裁量統制と内部基準329民事系科目第1問(民法)賃借権の取得時効,建物賃貸と土地転貸,別筆駐車場の借地権対抗力268民事系科目第2問(商法)設立費用と財産引受,株式併合決議,端数処理と反対株主の買取請求4012民事系科目第3問(民事訴訟法)代理の主張,訴えの変更,引換給付判決,既判力と信義則3410刑事系科目第1問(刑法)クレジットカードの承諾逸脱,共同防衛,死亡誤信下の財物取得407刑事系科目第2問(刑事訴訟法)捜索差押許可状の執行と効力,自己矛盾供述による弾劾,証明力の回復247
第3 各問題の概要と重み5の事項

以下の番号は,各科目記事の評価表の通し番号である。
重み5の事項は,その番号と評価項目の文言を対応させて掲げる。
適用条件や許容分岐が付された項目は,その条件又は構成を前提とする。

1 公法系科目第1問(憲法)

外国人の妊娠・出産の自由,収容の必要性,行政手続の保障を中心に検討する。

重み5は6項目である。
番号1:妊娠・出産に関する決定が人格的自律の核心に関わることを説明し,憲法13条で保障される自由を特定する
番号3:マクリーン事件判決の在留制度の枠内論と,権利行使を在留期間更新時に消極考慮できるという論理を捉えて応答する
番号8:妊娠等の禁止の直接目的を,定住を促す生活状況の発生を防いで非定住の制度趣旨を徹底することとして特定する
番号14:Bの収容・強制出国の根拠規定の法令違憲を検討の中心に据え,適用違憲や国家賠償法の全要件の検討へ主題を置き換えない
番号15:人身の自由という実体的権利の問題と,独立した事前統制等の手続的権利の問題を分けて検討する
番号18:本件収容が行政手続であることを踏まえ,憲法33条の直接適用と,準用・類推又は13条・31条等による保障を区別して根拠を論じる

記事:平成29年司法試験公法系第1問(憲法)の模範解答と評価項目―出題の趣旨・採点実感から抽出した29項目と5段階の重み付け(AI作成)

2 公法系科目第2問(行政法)

非申請型義務付け訴訟,路線廃止の処分性,裁量統制と内部基準を中心に検討する。

重み5は9項目である。
番号1:非申請型義務付け訴訟を選び,法令上の申請権がないことを説明する
番号5:近隣居住だけで適格を肯定せず,X2の通学とXらの避難に係る生活上の支障を個別に評価する
番号9:Aに対する民事妨害排除請求の可能性を,勝訴予測に置き換えず補充性との関係で論じる
番号13:道路法43条2号・71条1項1号の要件判断について,裁量の有無を実質的理由とともに論じる
番号16:利用状況・園児安全・将来廃止とXらの通行利益を個別に評価し,不発動の逸脱濫用を論じる
番号21:供用後は4条の私権行使制限が働き,路線廃止が区域・供用の法効果を解除すると論じる
番号24:10条1項の必要性要件につき,利用の残存と道路機能・代替路等との関係を両方向から解釈する

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司法試験の出題法令の基準日―平成18年以降の年度別六法リンク(AI作成)

目次

第1 基準日の原則と変更時期第2 平成18年以降の年度別リンク表第3 同じ年度でも版を分ける必要がある例第4 当時の対応版を確認できなかった50欄第5 一般則と区別して確認する事項第6 関連記事

司法試験の過去問を解く際には,どの時点の法令を前提にするかを確認する必要がある。
令和6年以降は,当該年の1月1日に施行されている法令が原則である。
平成18年から令和5年までの一般則は,試験時に施行されている法令であった。

以下では,平成18年から令和8年までの21年について,基準日と六法の対応版を年度別に整理する。
e-Govの対応版を確認した76欄には履歴版へのリンクを付し,確認できなかった50欄は対象年度と理由を示す。
確認日は令和8年10月27日である。

第1 基準日の原則と変更時期
対象年原則となる法令例外の取扱い平成18年~令和5年試験時に施行されている法令異なる取扱いについては広報する令和6年以降当該年の1月1日に施行されている法令異なる取扱いについては広報する

従来の一般則は,平成17年5月31日決定で定められ,平成23年11月9日改正版でも試験時の施行法令を基準としていた。

令和5年11月7日決定は,原則を当該年の1月1日施行法令に改め,従来の一般決定と租税法の決定を廃止した。
令和6年司法試験の公式案内は,この取扱いを令和6年試験から適用すると明示している。

したがって,令和6年以降の過去問について,試験当日の最新版に置き換えると,出題の前提と異なる場合がある。
また,いずれの時期も,特別の取扱いを示す広報の有無を併せて確認する必要がある。

第2 平成18年以降の年度別リンク表
1 表の読み方

「基準日」は,出題の前提となる法令を選ぶための日を指す。
これに対し,リンクの「版の日付」は,その基準日に対応するものとしてe-Govで確認した履歴版の日付である。
両者の日付が同じとは限らない。

憲法のリンクは,全年度とも昭和22年5月3日の同一版である。
「商法」欄は法令としての商法へのリンクであり,会社法など商法科目の全法令をまとめたものではない。
「未確認」は,その年の対応版を今回確認したe-Govの公開履歴から特定できなかったことを意味し,現在の条文へのリンクで代用していない。

平成18年から令和5年までは,科目ごとの試験実施日を照合日とした。
このため,次の基準日表では公法系・民事系・刑事系の論文と短答を分けている。
平成27年以降の商法・民事訴訟法・刑事訴訟法の欄は論文の実施日に対応する。
令和6年以降は,各科目とも当該年1月1日を基準としている。

2 年度別の基準日
年度基準日・科目別の照合日日程の公式資料平成18年(2006)論文:公法系 2006-05-20/民事系 2006-05-22/刑事系 2006-05-23;短答 2006-05-19公式日程平成19年(2007)論文:公法系 2007-05-16/民事系 2007-05-18/刑事系 2007-05-19;短答 2007-05-15公式日程平成20年(2008)論文:公法系 2008-05-15/民事系 2008-05-17/刑事系 2008-05-18;短答 2008-05-14公式日程平成21年(2009)論文:公法系 2009-05-14/民事系 2009-05-16/刑事系 2009-05-17;短答 2009-05-13公式日程平成22年(2010)論文:公法系 2010-05-16/民事系 2010-05-13/刑事系 2010-05-15;短答 2010-05-12公式日程平成23年(2011)論文:公法系 2011-05-11/民事系 2011-05-12/刑事系 2011-05-14;短答 2011-05-15公式日程平成24年(2012)論文:公法系 2012-05-16/民事系 2012-05-17/刑事系 2012-05-19;短答 2012-05-20公式日程平成25年(2013)論文:公法系 2013-05-15/民事系 2013-05-16/刑事系 2013-05-18;短答 2013-05-19公式日程平成26年(2014)論文:公法系 2014-05-14/民事系 2014-05-15/刑事系 2014-05-17;短答 2014-05-18公式日程平成27年(2015)論文:公法系 2015-05-13/民事系 2015-05-14/刑事系 2015-05-16;短答 2015-05-17公式日程平成28年(2016)論文:公法系 2016-05-11/民事系 2016-05-12/刑事系 2016-05-14;短答 2016-05-15公式日程平成29年(2017)論文:公法系 2017-05-17/民事系 2017-05-18/刑事系 2017-05-20;短答 2017-05-21公式日程平成30年(2018)論文:公法系 2018-05-16/民事系 2018-05-17/刑事系 2018-05-19;短答 2018-05-20公式日程令和元年(平成31年)(2019)論文:公法系 2019-05-15/民事系 2019-05-16/刑事系 2019-05-18;短答 2019-05-19公式日程令和2年(2020)論文:公法系 2020-08-12/民事系 2020-08-13/刑事系 2020-08-15;短答 2020-08-16公式日程令和3年(2021)論文:公法系 2021-05-12/民事系 2021-05-13/刑事系 2021-05-15;短答 2021-05-16公式日程令和4年(2022)論文:公法系 2022-05-11/民事系 2022-05-12/刑事系 2022-05-14;短答 2022-05-15公式日程令和5年(2023)論文:公法系 2023-07-12/民事系 2023-07-13/刑事系 2023-07-15;短答 2023-07-16公式日程令和6年(2024)2024-01-01(全6法)公式日程令和7年(2025)2025-01-01(全6法)公式日程令和8年(2026)2026-01-01(全6法)公式日程

平成18年は変更後の日程,令和2年は延期後の8月の日程による。
令和元年の民法と令和5年の刑法については,次のリンク表及び第3の説明のとおり,版を分けている。

(続きを読む...)司法試験の出題法令の基準日―平成18年以降の年度別六法リンク(AI作成)

平成29年司法試験刑事系第2問(刑事訴訟法)の模範解答と評価項目―出題の趣旨・採点実感から抽出した24項目と5段階の重み付け(AI作成)

目次

第1 この記事の対象と結論第2 評価項目の示し方と重み付けの基準1 評価項目の示し方2 5段階の重み付けの基準第3 本問の概要1 問題文と事実関係2 設問が求めること第4 評価項目と重み1 設問1・下線部①2 設問1・下線部②3 設問1・下線部③4 設問2の15 設問2の26 答案全体7 重みの分布第5 模範解答1 答案の前提と表記2 答案3 出題の趣旨・採点実感を踏まえた解説第6 関連記事1 同じ年度の司法試験の記事2 同じ科目の別の年度の記事3 本問の論点に関連する山中弁護士ブログの記事第7 出典及び確認状態1 公式資料2 法令3 裁判例4 確認状態
第1 この記事の対象と結論

本稿は,平成29年司法試験論文式試験の刑事系第2問(刑事訴訟法)を対象とする。
試験実施日である平成29年5月20日を法的検討の基準時とし,その時点の刑事訴訟法と,それ以前の裁判例を用いた。
法務省の出題の趣旨及び採点実感の対象部分を読んだ上で作成した,AIによる答案・解説である。

本稿の答案は,窓ガラスを割って入室した①と乙のバッグを取り上げて捜索した②を適法,丙のポケット内部を探った③を違法とする。
設問2では,証拠2だけを甲証言の弾劾に用いることを認め,証拠1・4の採用を否定する。
証拠3については,既にされた弾劾による信用性の低下を回復する限度で採用を認める。

以下の結論は,理由付けと当てはめを伴う一つの構成である。
公式資料は,捜索の適法性や回復証拠の許容性について,結論だけを一義的に指定していない。
本稿と異なる構成でも,条文・制度趣旨・具体的事実を一貫して処理する答案はあり得る。

評価項目は全24件で,重み1が0件,2が1件,3が2件,4が14件,5が7件である。
表示上の重みの合計は99だが,条件付き項目を全答案に累積して要求するものではない。
この一覧及び重みは本稿の独自の整理であり,法務省の公式採点基準・配点・得点予測ではない。

事項内容対象問題平成29年司法試験刑事系第2問(刑事訴訟法)問題文法務省の問題PDFの物理6~9頁に対応する問題本文を実読済み出題の趣旨法務省の出題の趣旨の刑事系第2問・物理17~20頁の対象部分を実読済み採点実感法務省の採点実感の刑事系第2問・物理8~12頁の対象部分を実読済み答案の基準時平成29年5月20日中心事項捜索令状の執行・効力,自己矛盾供述,回復証拠項目数と重みN=24,重み5は7件,表示上の重み合計W=99主要判例最高裁平成14年10月4日決定,同平成6年9月8日決定,同平成18年11月7日判決答案分量空白を除いて4087字試験後の動向本稿は試験当時の法状態を扱い,その後の改正・判例動向の網羅的な確認は行っていない年度ハブ第6の1で同年度の主要7科目の一覧・比較記事を参照確認日令和8年10月28日(日本時間)
第2 評価項目の示し方と重み付けの基準
1 評価項目の示し方

評価項目は,一つの判定対象を一項目とし,答案の何を評価するかが分かる文に整理した。
出題の趣旨と採点実感の該当頁を併記し,一方に明示記載がない項目はその旨を示す。
答案水準の総合的な説明や法科大学院教育への提言は,新たな個別配点へ変換せず,各項目の理由付け・具体的事実の評価・論理的論述を判断する際の一般的な指摘として扱う。

2 5段階の重み付けの基準

重み5は設問の判断を大きく分ける核心,4は結論を理由付きで支える主要な論証・当てはめ,3は通常押さえる法的処理・事情の評価,2は論証を補強する説明・個別事情・誤りの注意,1は補充的な引用・記述範囲の確認を示す。
注意項目も,回避する誤りが設問に及ぼす影響に応じて個別に重みを付ける。
注意という種別だけで重み2にしたり,同じ誤りを通常項目と注意項目で二重に減点したりしない。

第4の番号は記事全体を通じた連番である。
重みと,どの構成を採る場合に評価するかという適用条件は別の問題として扱う。
特に13は,③の身体捜索自体を適法とする場合の検討であり,違法とする本稿答案にその論証を累積要求しない。

番号1を重み5とした理由は,許容される付随処分の入口と限界を決める核心。個別の必要性・相当性評価(2・3)とは区別。

番号6を重み5とした理由は,場所令状から物へ進む問題設定を誤ると,必要性だけの議論へ逸れる核心。

番号7を重み5とした理由は,令状効力がどの管理権を制約するかを決める核心。単なる具体的事実の列挙(8)と区別。

(続きを読む...)平成29年司法試験刑事系第2問(刑事訴訟法)の模範解答と評価項目―出題の趣旨・採点実感から抽出した24項目と5段階の重み付け(AI作成)

平成29年司法試験刑事系第1問(刑法)の模範解答と評価項目―出題の趣旨・採点実感から抽出した40項目と5段階の重み付け(AI作成)

目次

第1 この記事の対象と結論第2 評価項目の示し方と重み付けの基準第3 本問の概要1 問題文と事実関係2 設問が求めること第4 評価項目と重み1 カードによる時計購入とAとの関係2 共同暴行と防衛3 財布取得4 罪数5 関連場面の注意項目6 重みの分布第5 模範解答1 答案の前提と表記2 答案3 出題の趣旨・採点実感を踏まえた解説第6 関連記事1 同年度の問題との比較2 他年度の刑法との比較3 関連論点第7 出典及び確認状態
第1 この記事の対象と結論

平成29年司法試験論文式試験の刑事系科目第1問(刑法)を対象に,公式の出題の趣旨と採点実感から独自に抽出した評価項目40個と,5000字以内の模範解答を示します。
建造物侵入罪・証拠隠滅罪・特別法違反は設問により対象外です。

本問は,カード取引における相手方ごとの財産侵害,共同防衛行為の評価と各人の認識差,死亡誤信の下での財物取得を接続する問題です。
本稿の答案は,カード利用について加盟店詐欺・文書偽造行使・背任を認め,共同防衛について全体を客観評価した上で甲の錯誤を別に扱い,財布取得について甲の窃盗と乙の損壊を行為共同説から説明します。
これらだけが公式に指定された結論という意味ではありません。

場面答案の採用構成読む際の要点時計購入Cへの1項詐欺,売上票の偽造・行使,Aへの背任名義人の承諾・加盟店の処分・カードの資格を分ける。共同防衛乙は傷害・過剰防衛,甲は錯誤と過失の検討を経て不処罰客観的な共同結果と個人責任を分ける。財布取得甲は窃盗,乙は器物損壊の各共同正犯占有の現実・認識,領得目的,異罪共同正犯を順に検討する。
第2 評価項目の示し方と重み付けの基準

評価項目と重みは,法務省の公式採点基準・配点の公表ではなく,本稿による整理です。
重み5は設問の判断を大きく分ける核心,4は結論を理由付きで支える主要な論証・当てはめ,3は通常押さえる法的処理・事情の評価,2は補強説明・個別事情・誤りの注意,1は補充的記述や記載範囲の確認を意味します。
重み4であるために両公式資料へ登場することは要求しません。

「注意」は誤りの回避を示す種別であり,一律の重みや別建ての減点を意味しません。
同じ不足を通常項目と注意項目で二重評価しません。
「許容分岐」は採用構成などの適用条件を示し,不採用の構成まで累積して答案へ要求しません。

重み5は,番号2の承諾と財産処分の重要性,14の共同暴行の帰属,17の相当性の評価対象,21の甲の錯誤,27の死亡誤信の主観配置,28の自己の先行行為利用と前段との整合,34の異罪共同正犯です。
それぞれ後続の成立罪を変えるため5とし,個々の要件や事実評価を支える4と区別しました。
件数や割合を先に決めたものではありません。

第3 本問の概要
1 問題文と事実関係

甲は,Aから10万円の腕時計Xを買うためだけにA名義のクレジットカードを借りました。
時計店に戻って50万円の腕時計Yも欲しくなり,条件違反と合計60万円を確実に返せる見込みがないことを知りつつ,A本人と装い売上票にA名を署名して両時計を取得しました。
Yは交際相手に贈りました。
Aは事後に支払を待ち,口座引落し後に甲から全額の弁済を受けました。

後日,Aは甲を追って殴りかかりました。
甲乙は共同して体当たりし,上下半身を押さえました。
Aはなお抵抗し甲を殴ると叫びました。
乙は800グラムの石でAの顔面を一度強打しましたが,甲は石の取得・使用を全く知りませんでした。
乙に殺意はありません。

甲乙は失神したAを死亡したと思い,強盗被害に見せ掛けるため財布を捨てることを合意しました。

(続きを読む...)平成29年司法試験刑事系第1問(刑法)の模範解答と評価項目―出題の趣旨・採点実感から抽出した40項目と5段階の重み付け(AI作成)

平成29年司法試験民事系第3問(民事訴訟法)の模範解答と評価項目―出題の趣旨・採点実感から抽出した34項目と5段階の重み付け(AI作成)

目次

第1 この記事の対象と結論第2 評価項目の示し方と重み付けの基準1 評価項目の示し方2 5段階の重み付けの基準第3 本問の概要1 問題文と事実関係2 設問が求めること第4 評価項目と重み1 設問12 設問2⑴3 設問2⑵4 設問35 重みの分布第5 模範解答1 答案の前提と表記2 答案3 出題の趣旨・採点実感を踏まえた解説第6 関連記事1 同じ年度の司法試験の記事2 同じ科目の別の年度の記事3 本問の論点に関連する山中弁護士ブログの記事第7 出典及び確認状態1 公式資料2 法令3 裁判例4 確認状態
第1 この記事の対象と結論

本記事は,平成29年司法試験の民事系第3問(民事訴訟法)を対象に,法務省の出題の趣旨及び採点実感から評価項目を抽出し,模範解答と解説を示すものです。
評価項目と重みは記事独自の分析であり,法務省の公式採点基準,配点又は合格可能性の推計ではありません。

項目内容対象問題平成29年司法試験・民事系科目の問題のPDF12〜14頁,第3問答案の基準時平成29年5月18日(当該科目の試験日)公式資料出題の趣旨のPDF11〜13頁及び採点実感のPDF16〜23頁を実読中心となる事項主張原則,訴訟物,追加的変更,申立拘束,引換給付判決の既判力と信義則評価項目・重み34項目,重み5は10項目,重み合計131答案分量見出しを含む答案本文4332字(空白・改行を含む)。上限5000字以内主要な裁判例最高裁昭和33年7月8日判決,昭和35年5月24日判決,昭和39年2月4日判決。書誌・原文は第7参照試験後の改正当時の民訴法・民法・民事執行法の施行済み版を使用し,後の改正を答案に遡及させない確認日令和8年10月27日

答案は,贈与と売買の契約上の引渡請求権を別の訴訟物とする立場を採ります。
設問1は代理の主要事実を釈明してから判断する構成,設問2は必要な請求追加・抗弁を経て220万円又は180万円との引換給付を認める構成,設問3は既判力及び信義則を検討して後訴の再審理を認める構成です。
別の構成を排除する趣旨ではなく,判断理由と事実評価を一貫させることが必要です。
第4で全評価項目,第5で答案と対応・解説,第7で資料と確認状態を示します。

第2 評価項目の示し方と重み付けの基準
1 評価項目の示し方

各項目は,一つの判定対象を示すよう公式資料から独自に抽出しました。
出典欄の頁はPDFの先頭から数えた頁であり,印刷された頁番号と異なる場合があります。
評価項目本文は記事独自の要約です。
出典欄は関連原文の短い抜粋であり,PDF抽出上の改行は省略しています。
原文からの推論である箇所は「間接」と明記し,該当する設問又は採点実感の節も区別しています。
「記載なし」は当該問題の関連範囲を実読した結果を示します。
注意項目も同じ1〜5で重み付けし,別枠の減点にしません。
条件付きの項目は明記した構成を採る場合だけ評価し,不採用の構成を全答案に累積要求しません。

2 5段階の重み付けの基準
重み判断基準5その設問の判断を大きく分ける核心4結論を理由付きで支える主要な論証・当てはめ3通常押さえる法的処理・事情の評価2論証を補強する説明・個別事情・誤りの注意1補充的な引用・記述範囲の確認

両公式資料に登場する件数だけで重みを決めず,各項目の役割から個別に判断しています。
重み5は結論への経路を大きく分ける事項,重み4はその結論を支える論証や当てはめです。

第3 本問の概要
1 問題文と事実関係

Xは贈与契約に基づきYへ浮世絵版画の引渡しを求め,Yは時価相当額を代金とする売買であり300万円であると主張しました。
Xは売買だとしても時価は200万円と述べました。
証人AはYの代理人として契約したと証言しましたが,両当事者は代理の点を問題にしませんでした。
その後,200万円との引換給付判決が確定し,YがXへ代金200万円を請求する後訴では,Xが贈与であったこと,又は仮に売買でも時価相当の代金額は150万円であることを主張しています。

2 設問が求めること

(続きを読む...)平成29年司法試験民事系第3問(民事訴訟法)の模範解答と評価項目―出題の趣旨・採点実感から抽出した34項目と5段階の重み付け(AI作成)

平成29年司法試験民事系第2問(商法)の模範解答と評価項目―出題の趣旨・採点実感から抽出した40項目と5段階の重み付け(AI作成)

目次

第1 この記事の対象と結論第2 評価項目の示し方と重み付けの基準1 評価項目の示し方2 5段階の重み付けの基準第3 本問の概要1 問題文と事実関係2 設問が求めること第4 評価項目と重み1 設問1(1)――設立費用2 設問1(2)――財産引受と事後設立3 設問2――株式併合決議の瑕疵4 設問3――端数処理と買取請求5 重みの分布第5 模範解答1 答案の前提と表記2 答案3 出題の趣旨・採点実感を踏まえた解説第6 関連記事1 同じ年度の司法試験の記事2 同じ科目の別の年度の記事3 本問の論点に関連する山中弁護士ブログの記事第7 出典及び確認状態1 公式資料2 法令3 裁判例4 確認状態
第1 この記事の対象と結論

平成29年司法試験の民事系第2問(商法)を対象に,法務省の出題の趣旨と採点実感を照合した模範解答を示します。
設立時の費用・財産引受と,株式併合による少数株主の締出しを,権限,手続,法的効果及び救済まで結び付けて検討する問題です。
評価項目と重みは本記事独自の整理であり,法務省の採点基準や公式配点ではありません。

確認事項内容対象平成29年司法試験・民事系第2問(商法),全設問公式問題文法務省の問題PDFのPDF7〜10頁答案の基準時試験実施日は平成29年5月18日。設問1は平成23年,設問2・3は平成28年の各行為時を区別し,使用条項との実質差分を確認する。出題の趣旨実読済み。公式PDF8頁の第2問開始から11頁の第3問開始直前まで。採点実感実読済み。民事系科目の公式PDF9〜15頁(商法部分の印刷頁1〜7)。主な事項設立費用の債務帰属,無効な財産引受への対応,株式併合決議の瑕疵,端数処理と買取請求項目数と重みN=40,重み5は12項目,重み合計W=159。条件付きの分岐を同一答案に累積要求しない。主な裁判例財産引受に関する最高裁昭和28年12月3日・昭和42年9月26日判決,代理人資格制限に関する最高裁昭和43年11月1日判決等。確認範囲は第7参照。答案分量改行をLFに統一した答案本文は4433字。全設問合計5000字以内。試験後の改正平成29年版との対照に加え,平成23年及び平成28年の行為時を確認する。後発法を行為時へ遡及させない。年度ハブ本記事では扱わない。資料確認日令和8年10月27日

設問1(1)では,判例を説明した上で,会社が設立費用の全額を対外的に負い,超過分を発起人との内部関係で処理する見解を採ります。
設問1(2)では,判例に従って追認を否定し,Fとの再契約と事後設立の承認を助言します。
設問2では,説明義務違反とLの排除を取消しの中心とし,設問3では,その議決権の判断を維持してLの買取請求を認めます。
別の構成を採る場合の条件と留保は,第4の表と第5の解説に示します。

第2 評価項目の示し方と重み付けの基準
1 評価項目の示し方

一項目ごとに,答案にどの判断が示されていれば充足するかを具体化しています。
「出題の趣旨」と「採点実感」の欄は,それぞれのPDF頁及び設問・項目を示します。
採点実感の商法部分には独自の印刷頁があるため,本記事の表では全体PDFの9〜15頁で統一しました。
「間接」は公式記載から本記事が分析して整理した事項であり,公式がその文言で要求したという意味ではありません。

【適用条件】及び【許容分岐】は,その構成を採るときに評価する項目です。
互いに両立しない見解をすべて採用させる趣旨ではありません。
番号11の事後設立の要件・金額判断は,再契約では直接適用,追認肯定では類推適用に対応します。
承認手続は採用枝に応じて番号12又は13で評価し,同じ内容を二重に要求したり二重に不足と判定したりしません。
番号34は全答案で説明する端数処理の手続です。
市場価格のない株式の競売代替売却や会社自身の買取りという条件は,手続内部の適用条件であり,制度説明そのものを省略する条件ではありません。
【注意】は誤りを避けるための項目であり,同じ誤りを別の加点・減点として二重に集計しません。

2 5段階の重み付けの基準
重み基準5設問の結論・主要な判断構造・救済に直結する核心。4核心を支える重要な理由付け,事実評価又は分岐の処理。3通常必要となる条文の当てはめ,制度説明又は補助的な論証。2補足的な検討又は限定された誤りの回避。1参考事項又は設問の周辺的事項。

これは項目の役割に基づく独自の重みであり,公式の配点や合格点への換算ではありません。
両方の公式資料に登場するという理由だけで重みを決めず,設問の主ルートで何を決する事項かを基準にしています。

第3 本問の概要
1 問題文と事実関係

正確な前提と定款・規約は,公式問題文の民事系第2問を確認してください。

(続きを読む...)平成29年司法試験民事系第2問(商法)の模範解答と評価項目―出題の趣旨・採点実感から抽出した40項目と5段階の重み付け(AI作成)

平成29年司法試験民事系第1問(民法)の模範解答と評価項目―出題の趣旨・採点実感から抽出した26項目と5段階の重み付け(AI作成)

目次

第1 この記事の対象と結論第2 評価項目の示し方と重み付けの基準1 評価項目の示し方2 5段階の重み付けの基準第3 本問の概要1 問題文と事実関係2 設問が求めること第4 評価項目と重み1 設問12 設問23 設問34 重みの分布第5 模範解答1 答案の前提と表記2 答案3 出題の趣旨・採点実感を踏まえた解説第6 関連記事1 同じ年度の司法試験の記事2 同じ科目の別の年度の記事3 本問の論点に関連する山中弁護士ブログの記事第7 出典及び確認状態1 公式資料2 法令3 裁判例4 確認状態
第1 この記事の対象と結論

平成29年司法試験の民事系第1問(民法)について,公式の出題の趣旨・採点実感から評価項目を整理し,模範解答と解説を示す。
評価項目の抽出と重みは記事独自の分析であり,法務省の項目別配点・公式得点ではない。

項目内容対象平成29年司法試験論文式・民事系第1問(民法),設問1〜3問題文法務省の問題PDFの物理1〜5頁答案の基準時試験実施当時。民法の債権法改正前の規定を用いる出題の趣旨実読済み。物理4頁の民事系第1問開始から8頁の第2問直前まで採点実感実読済み。物理1〜8頁の民事系第1問全体評価項目26項目。重み5は8項目。重み合計104答案の分量改行を除き3513字。全設問合計5000字以下主要事項賃借権取得時効,敷地利用と転貸,別筆土地の対抗力と権利濫用主要裁判例最高裁昭和43年10月8日・昭和28年9月25日・平成9年7月1日の各判決試験後の改正後の民法改正による用語・効果を答案へ遡及させていない確認日令和8年10月27日

答案例は,設問1では用益開始を工事開始時とし時効完成を否定する。
設問2では①を敷地の転貸とせず,②は転貸に当たるが背信性を欠くとしてAの解除を否定する。
設問3では乙・甲1土地の賃借権の対抗を認め,甲2土地では権利濫用を否定する。
起算点,敷地範囲,解除及び権利濫用の成否は,理由と事実評価を伴う別の論述も考えられる。

本問の事実と設問要求は第3,評価表は第4,答案及び設問別解説は第5に掲載する。

第2 評価項目の示し方と重み付けの基準
1 評価項目の示し方

一項目につき一つの判断対象を示し,公式資料の記載を答案で判定できる内容に要約した。
条件付き項目は,そこに示した構成を採る場合だけに適用し,非採用の代替構成を全答案へ累積して要求しない。
「間接」は当該資料の一般的な評価と対応することを示し,その資料が個別の構成を明示したという意味ではない。
頁数はPDFの物理頁である。

2 5段階の重み付けの基準
重み基準5その設問の判断を大きく分ける核心4結論を理由付きで支える主要な論証・当てはめ3通常押さえる法的処理・事情の評価2論証を補強する説明・個別事情・誤りの注意1補充的な引用・記述範囲の確認

件数を各重みに割り当てる方式ではない。
重みの合計を公式得点,合格可能性又は科目間の難易度に読み替えることはできない。

第3 本問の概要
1 問題文と事実関係

問題文と別紙図面の正本を参照されたい。
Aは,乙土地に隣接するB所有の甲1・甲2部分まで柵で囲い,Cへ建物所有目的で賃貸した。
Cは平成16年10月1日に引渡しを受けたが,工事は平成17年6月1日に始まり,丙建物を乙・甲1部分上に所有し,甲2部分を患者用駐車場に用いた。
Bは平成27年4月20日に甲1部分の明渡しを求めた。

その後,Aは甲1・甲2部分を取得し,分筆・移転登記と建物所在地の更正登記がされた。
CはDに丙建物を貸し,甲2土地をDの患者用駐車場としたため,Aが抗議した。
AC間の紛争は50万円の支払による和解で終わったが,Aは解除済みであるとEに虚偽の説明をし,更地7000万円から収去・明渡し未了分1000万円を減じた6000万円で本件土地を売った。
登記を得たEがCへ建物収去・土地明渡しを求めた。

(続きを読む...)平成29年司法試験民事系第1問(民法)の模範解答と評価項目―出題の趣旨・採点実感から抽出した26項目と5段階の重み付け(AI作成)

平成29年司法試験公法系第2問(行政法)の参考答案と評価項目―公式資料から整理した32項目と5段階の重み付け(AI作成)

目次

第1 この記事の対象と結論第2 評価項目の示し方と重み付けの基準1 評価項目の示し方2 5段階の重み付けの基準第3 本問の概要1 問題文と事実関係2 設問が求めること第4 評価項目と重み1 設問1⑴2 設問1⑵3 設問2⑴4 設問2⑵5 重みの分布第5 模範解答1 答案の前提と表記2 答案3 出題の趣旨・採点実感を踏まえた解説第6 関連記事1 同じ年度の司法試験の記事2 同じ科目の別の年度の記事3 本問の論点に関連する資料第7 出典及び確認状態1 公式資料2 法令3 裁判例4 確認状態
第1 この記事の対象と結論

本稿は,平成29年司法試験論文式試験公法系科目第2問(行政法)について,問題文から独立に予想と答案を固定した後,法務省の出題趣旨・採点実感を照合して作成した参考答案と評価項目である。
評価項目・重み・答案はブログ独自の分析であり,法務省の公式採点基準,配点,得点又は合格可能性を示すものではない。

事項内容対象問題平成29年・公法系第2問。問題PDFの7〜13頁。公式資料の状態出題趣旨はPDF3頁〜4頁の第2問の末尾まで,採点実感はPDF4〜10頁を実読済み。答案の基準時平成29年の試験実施時。後の改正法を当時の解答へ適用しない。主要事項非申請型義務付け,通行利益,重大な損害,補充性,路線廃止の処分性,裁量統制,内部基準。独自評価全32項目,重み5は9項目,重みの合計123。参考判例問題掲載の通行妨害排除判例を,裁判所公開原文とも照合した。答案の分量改行込み4473字(末尾改行を含む)。5000字以内。確認日令和8年10月27日(日本時間)。

参考答案は,市長にAへの除却等の命令をさせる訴えを選び,Xらの通行・避難上の利益を具体化して訴訟要件の充足を主張する。
路線廃止には処分性を認め,その違法性について,要件解釈による主張と,裁量を前提とする判断過程・内部基準からの逸脱の主張を分ける。
訴訟要件の評価には反対の結論もあり得るため,第5の解説で採用した立場と留保を示す。

第2 評価項目の示し方と重み付けの基準
1 評価項目の示し方

第4の項目は,公式資料から一つずつ判定できる内容を独自に抽出したものである。
出題趣旨は設問の構造と検討事項,採点実感は論証の深度や誤りの注意を確認する資料として用いた。
表の頁は,リンクしたPDF全体の先頭から数えた頁であり,採点実感本文に印刷された頁番号とは異なる。
「記載なし」は,今回の行政法の関連範囲を実読した結果を示す。
「注意」は誤りの回避を示す項目の性質であり,別建ての減点ではない。
条件付き項目は,該当する構成を採ったときに評価するもので,全答案へ累積的に要求しない。

採点実感には,条文引用の正確さ,設問・論点の区分,文章の明瞭さ,規範と当てはめの接続,X側代理人という立場及び時間配分等の一般的注意もある。
これらは答案全体の点検事項として扱い,以下の設問別32項目へ別建ての加減点として足していない。
手書き文字の可読性や制限時間内に書き切る訓練は,本稿の電子原稿だけで確認できる事項ではない。
法科大学院に向けた制度的な教育上の要望自体を,受験答案の加点項目に置き換えていない。

2 5段階の重み付けの基準
重み本稿の判断基準5その設問の判断を大きく分ける核心。4結論を理由付きで支える主要な論証・当てはめ。3通常押さえる法的処理・事情の評価。2論証を補強する説明・個別事情・誤りの注意。1補充的な引用・記述範囲の確認。

両公式資料に登場するかという件数だけで重みを決めず,設問内の役割から判断した。
重みを単純に足した123は公式の100点満点とは別の数値であり,換算して得点を推計することはできない。

第3 本問の概要
1 問題文と事実関係

Aは保育園と畑の間にある幅員約1メートルの認定市道を園児の活動に利用していた。
園児と原付との負傷事故を受けて,Aは道路の両端にフェンスを設置し,一般通行者の立入りを遮断した。
市長は園児安全,利用の乏しさ,将来の廃止見込みを理由に監督処分をしなかった。

X1は隣接土地の所有者・居住者であり,その子X2は本件市道を通学に利用していた。

(続きを読む...)平成29年司法試験公法系第2問(行政法)の参考答案と評価項目―公式資料から整理した32項目と5段階の重み付け(AI作成)

平成29年司法試験公法系第1問(憲法)の模範解答と評価項目―出題の趣旨・採点実感から抽出した29項目と5段階の重み付け(AI作成)

目次

第1 この記事の対象と結論第2 評価項目の示し方と重み付けの基準1 評価項目の示し方2 5段階の重み付けの基準第3 本問の概要1 問題文と事実関係2 設問が求めること第4 評価項目と重み1 妊娠等の自由と法令違憲2 収容の実体的必要性と手続3 設問1・2の主張と応答4 重みの分布第5 模範解答1 答案の前提と表記2 答案3 出題の趣旨・採点実感を踏まえた解説第6 関連記事1 同じ年度の司法試験の記事2 同じ科目の別の年度の記事3 本問の論点に関連する記事第7 出典及び確認状態1 公式資料2 法令3 裁判例4 確認状態
第1 この記事の対象と結論

本記事は,外国人非熟練労働者の受入れに関する架空の特労法を素材とする憲法問題を扱う。
法務省の出題の趣旨・採点実感から独自に抽出した評価項目と参考答案であり,法務省の公式採点基準・配点・公式答案ではない。

事項内容対象平成29年司法試験論文式・公法系科目第1問(憲法)公式問題文法務省の問題PDFの2〜5頁基準時平成29年5月17日の試験実施時。特労法は問題文上の架空法資料の確認問題2〜5頁,出題趣旨1〜2頁,採点実感1〜3頁を実読済み。他問・他科目は対象外主な検討事項妊娠・出産の自己決定権,外国人在留制度の枠内論,収容の実体的必要性と手続的保障項目数と重み29項目。重み5は6項目。重み合計112。非採用の許容分岐は累積要求しない主要判例マクリーン事件,川崎民商事件,成田新法事件答案分量改行を除き3651字。答案本文の上限は5000字後発の法改正・判例試験後の法状態を当時の答案要求に遡及させない。以下の答案は当時の法理と問題上の法を前提とする関連記事第6に同年度・同科目別年度・関連論点への導線を置く確認日令和8年10月27日(日本時間)

参考答案は,妊娠等を一律に禁じ義務的出国へ結び付ける規定と,独立した事前統制を全面的に欠く収容規定について違憲とする。
収容の実体的必要性については,必要性を要求する限定解釈の余地を留保し,手続の欠如と分けている。
この結論又は審査基準が公式の唯一解であるという趣旨ではない。

第4に全評価項目と重みを,第5に答案及び項目との対応・解説を置く。
特に重み5の番号1・3・8・14・15・18は,保護利益,在留枠内論,直接目的,法令違憲,実体と手続の分離,行政収容への保障接続という骨格に当たる。

第2 評価項目の示し方と重み付けの基準
1 評価項目の示し方

一つの項目を一つの判定対象とし,公式資料の説明を答案の何が書けていればよいかという基準へ言い換えた。
公開番号は記事全体で連続する。
内部の追跡IDとは区別し,根拠・適用条件を保っている。
出題趣旨と採点実感の対応箇所を別々に示し,「間接」は関連記述からの推論,「記載なし」は本問の関連範囲を実読した結果を意味する。

番号5は妊娠等の自由の重要性によって裁量を限定する構成,番号27は憲法34条の独立構成,番号28は現実の入管制度比較を採用する場合に用いる。
異なる構成の全てを一つの答案へ要求するものではない。
誤りの回避は対応する正しい書き方の項目に含め,同じ理解を肯定・注意で二重に評価しない。

職業選択又は移動の自由から出発しても,妊娠が強制出国事由である点に焦点を当て,自己決定権侵害と実質的に類似の内容を検討した答案は採点実感で評価されている。
番号1・6・7は,出発点や条文名,特定の審査基準名だけで一律不充足にせず,その実質と採用理由に照らして用いる。
また,行政手続の31条・33条適合性を目的手段審査で扱っても,必要な要素が考慮されていれば評価された。
番号18・19等も手法名だけで排除せず,行政手続への保障の接続と必要な要素の検討を評価する。
番号19は両判決の累積引用を要求せず,番号21の緊急例外と即時の事後審査は迅速性への応答の一例である。

重みを付す29項目とは別に,採点実感「4 その他」の法概念に関わる誤字,可読性,基本事項の理解を具体的な論証の表現へ反映することも,共通の記述上の注意として扱う。
これは番号29及び対応する各項目へ関連付ける注意であり,独立の加点項目又は減点枠にはしない。
法律上の同じ誤りを対応項目と共通注意で二重評価せず,重みの件数・合計にも加算しない。

2 5段階の重み付けの基準
重み判断基準5その設問の判断を大きく分ける核心4結論を理由付きで支える主要な論証・当てはめ3通常押さえる法的処理・事情の評価2論証を補強する説明・個別事情・誤りの注意1補充的な引用・記述範囲の確認

統一基準R081020-EXAM-RUBRIC-UNIFIED-v1による記事独自の重みである。

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家裁修習とは-民事・刑事裁判修習中の位置付けと第78期の修習地別の実施時期(AI作成)

目次

第1 家裁修習の意味と本記事の範囲1 家裁修習とは2 独立した修習単位ではないこと3 司法修習生に関する規則との関係第2 第78期の修習地ごとの実施時期1 「修習開始等について」別紙3の家裁修習期間の欄2 班ごとに日付を示した修習地第3 第77期からの変更第4 第77期の日程表に見る家裁修習の実例1 東京2 岡山3 秋田第5 欠席の扱い第6 関連記事第7 出典1 最高裁判所規則・司法研修所の通知2 修習開始等の通知3 日程表
第1 家裁修習の意味と本記事の範囲
1 家裁修習とは

本記事でいう家裁修習とは,司法修習生が分野別実務修習の期間中に家庭裁判所で行う修習をいう。
家裁修習は,民事裁判修習,刑事裁判修習,検察修習及び弁護修習と並ぶ独立の分野ではなく,民事裁判修習又は刑事裁判修習の中で行われる。
本記事は,司法研修所の通知等の原資料から,その位置付け,修習地ごとの実施時期,日程表に現れた実例及び欠席の扱いを整理するものである。

基準日は令和8年10月25日である。
修習地ごとの実施時期は,本記事で確認できた最新の資料である第78期の「修習開始等について」(令和7年2月4日付けの司法研修所事務局長の事務連絡)に基づいている。
第79期については,事務便覧(令和8年3月)は確認できたが,同種の「修習開始等について」は本記事の資料に含まれていない。
実施時期は期によって変わるため(後記第3),自分が採用された期の通知と配属先の日程表で確認する必要がある。

2 独立した修習単位ではないこと

司法研修所長の通知「司法修習生の規律等について」(平成29年11月1日付け司研企二第1018号)第1の2は,「修習単位」を,配属庁会における民事裁判修習,刑事裁判修習,検察修習,弁護修習及び選択型実務修習並びに司法研修所における集合修習によって分けられる各修習の単位と定めている。
その上で,同項ただし書は,「民事裁判修習又は刑事裁判修習中に家庭裁判所における修習を実施したときは,その修習は,その修習の日が属する修習単位に属するものとみなす。」としている。
したがって,家裁修習は,それを行った日の民事裁判修習又は刑事裁判修習の一部として扱われる。
司法研修所事務局の第79期司法修習生の司法修習に関する事務便覧(令和8年3月)も,凡例でこの通知を「規律通知」として掲げている。

3 司法修習生に関する規則との関係

司法修習生に関する規則5条2項は,実務修習の期間のうち,少なくとも4箇月は裁判所で修習しなければならないと定め,同条3項は,実務修習の時期及び場所を司法研修所長が定めるとしている。
同規則7条は,実務修習を地方裁判所,地方検察庁又は弁護士会(及び高等裁判所又は高等検察庁)に委託して行うとしており,家庭裁判所を委託先として挙げていない。
家裁修習を民事裁判修習又は刑事裁判修習の一部とする前記の扱いは,この規則の構造と整合する(本記事の整理)。
なお,前記の規律通知は,地方裁判所長,家庭裁判所長,地方検察庁検事正及び弁護士会会長に宛てて発出されている。

第2 第78期の修習地ごとの実施時期
1 「修習開始等について」別紙3の家裁修習期間の欄

司法研修所事務局長の事務連絡「令和6年度(第78期)司法修習生の修習開始等について」(令和7年2月4日付け)の別紙3「令和6年度(第78期)司法修習における実務修習順序について」は,修習地ごとに,各班の分野別実務修習の順序(4つのクール)と並べて「家裁修習期間」の欄を設けている。
同欄の記載は,立川を含む51の修習地について,次の5つの型に分けられる。

記載の型(要旨)修習地数裁判実務修習中に行う東京,立川,横浜,静岡,甲府,長野,大阪,京都,奈良,大津,名古屋,津,岐阜,山口,鳥取,長崎,大分,宮崎,那覇,福島,山形,盛岡,秋田,青森,釧路,高松,徳島,高知28刑事裁判実務修習中に行うさいたま,千葉,宇都宮,神戸,和歌山,福井,富山,福岡,鹿児島,函館,旭川11刑事裁判実務修習中に5日間行う新潟,岡山,松江,仙台4民事裁判実務修習中に行う広島1班ごとに日付を示す水戸,前橋,金沢,佐賀,熊本,札幌,松山7

大津については,裁判実務修習中に行う旨に加えて,民事裁判実務修習中に家事3日程度,刑事裁判実務修習中に少年2日程度を行い,少年鑑別所の見学を2回(2班合同)実施する旨が記載されている。
「裁判実務修習中に行う」とする修習地では,民事裁判修習と刑事裁判修習のどちらの期間に行うかは別紙3からは分からないため,配属先の日程表等で確認する必要がある。

2 班ごとに日付を示した修習地

班ごとに日付を示した7つの修習地の記載は,次のとおりである(いずれも令和7年)。

修習地班ごとの家裁修習期間水戸1班:9月25日~10月2日(9月29日を除く。),2班:6月2日~6日,3班:9月17日~24日,4班:6月9日~16日(6月11日を除く。)前橋1班:9月17日~24日,2班:6月2日~6日,3班:11月12日~18日,4班:7月24日~30日金沢1班:11月12日~18日,2班:6月2日~6日,3班:7月31日~8月7日,4班:7月24日~30日佐賀1班:9月17日~24日,2班:6月2日~6日熊本1班:11月12日~18日,2班:7月24日~30日,3班:7月31日~8月7日,4班:6月2日~6日札幌1班:9月16日~22日,2班:11月10日~14日,3班:6月2日~6日,4班:7月14日~18日松山1班:6月2日,8月1日及び8月5日~7日,2班:7月23日及び11月12日~17日,3班:6月2日~6日,4班:7月23日~29日

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平成30年司法試験論文式試験の主要7科目の模範解答(AI作成)

目次

第1 この記事の対象第2 7記事の一覧第3 各問題の概要と重み5の事項1 公法系第1問(憲法)2 公法系第2問(行政法)3 民事系第1問(民法)4 民事系第2問(商法)5 民事系第3問(民事訴訟法)6 刑事系第1問(刑法)7 刑事系第2問(刑事訴訟法)第4 7記事に共通する作り方1 評価項目の抽出2 5段階の重み付けと定義の差3 模範解答と解説第5 重みの分布の比較1 重み5・4・3の分布2 重み2・1,項目数及び重みの合計第6 関連記事第7 出典1 各科目の模範解答・評価表2 子記事が掲げる公式資料
第1 この記事の対象

この一覧の使い方
科目別のリンクから個別記事へ進み,問題文の設問に対応する評価項目,答案,解説及び出典を確認する。
別年度との比較や他の科目を探すときは,司法試験の過去問・参考答案一覧を参照されたい。
試験制度と受験資格は,司法試験とはで説明している。

平成30年司法試験論文式試験のうち,選択科目を除く主要7科目の模範解答記事を一覧にしたものである。
本記事は,令和8年10月25日に再取得して照合した7子記事の公開本文と評価表を基に整理する。

項目対象・集計対象公法系第1問・第2問,民事系第1問・第2問・第3問,刑事系第1問・第2問評価項目7記事の評価表の全281項目重み57記事の評価表の全71項目。条件付きの項目と許容分岐を含む対象外選択科目,短答式試験資料状態子記事の本文・評価表を確認した整理である。公式資料の内容を7科目について独立に再審査したものではない

模範解答はAIが作成した答案例であり,法務省の公式解答ではない。
項目数と重みは各子記事による分析上の整理であり,法務省の公式配点や合格可能性を示すものではない。
本記事では,各設問の指定と適用条件を先に確認してから,該当する模範解答・評価表へ進む案内として整理する。

第2 7記事の一覧
科目主な論点評価項目重み5憲法性的画像を含む図書の販売・貸与規制と知る自由・営業の自由50件11件行政法墓地経営許可の原告適格・違法主張の制限・不許可裁量34件6件民法松茸売買の危険負担・受領遅滞,所有権留保,相続債務の弁済・償還40件7件商法帳簿閲覧,利益供与,決議取消し,役員等の責任,相続株式の売渡請求38件11件民事訴訟法債務不存在確認の先訴と給付訴訟,診療記録の提出義務,補助参加人の控訴40件12件刑法名誉毀損,不作為による殺人未遂,遺棄,不能犯と故意35件7件刑事訴訟法捜査上の写真・動画撮影,発言内容のメモ,領収証と伝聞法則44件17件合計主要7科目の7問281件71件
第3 各問題の概要と重み5の事項

以下の番号は,各子記事の現在の公開評価表に付された通し番号である。
項目の文章に含まれる区分・適用条件・留保を併せて示す。
子記事の分析を整理したものであり,重みの付け直しは行っていない。

1 公法系第1問(憲法)

A市の条例案による性的画像を含む図書の販売・貸与規制を,青少年及び18歳以上の購入者の知る自由と,販売側の営業の自由との関係で検討する問題である。
子記事は,法律家甲による立法助言という立場を維持し,条例案の各条項と規制される主体を対応させて自説と反論を示す構成である。
購入者・販売者の訴訟を想定する構成に置き換えず,規制対象や例外の有無を条項ごとに区別する。

重み5は11件であり,次のとおりである。

① 評価表1番:法律家の立法助言として自説を展開し,必要な反論を織り込む。
重みの理由:訴訟型への置換で答案の全体構造が変わる。
② 評価表2番:条例案の具体的な条項と制約される権利を対応させる。
重みの理由:何の規定を何の権利で審査するかが本問の入口。
③ 評価表8番:規制図書類と刑法175条のわいせつ表現を区別する。
重みの理由:保障範囲と対象理解を誤ると全規制の評価が崩れる。
④ 評価表9番:青少年育成と一般市民の望まない接触防止の二目的を把握する。

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平成30年司法試験刑事系第2問(刑事訴訟法)の模範解答と評価項目―出題の趣旨・採点実感から抽出した44項目と5段階の重み付け(AI作成)

目次

第1 この記事の対象と結論第2 評価項目の示し方と重み付けの基準1 評価項目の示し方2 5段階の重み付けの基準第3 本問の概要1 問題文と事実関係2 設問が求めること第4 評価項目と重み1 設問1・撮影による捜査2 設問2・伝聞法則とメモ3 設問2・領収書の二つの用法4 答案全体5 重みの分布第5 模範解答1 答案の前提と表記2 答案3 出題の趣旨・採点実感を踏まえた解説第6 関連記事1 同じ年度の司法試験の記事2 同じ科目の別の年度の記事3 本問の論点に関連する記事第7 出典及び確認状態1 公式資料2 法令3 裁判例4 確認状態
第1 この記事の対象と結論

本記事は,平成30年司法試験の刑事系科目第2問(刑事訴訟法)を対象に,法務省の出題の趣旨と採点実感から評価事項を抽出し,答案に即して具体化した44項目を示すものである。
5段階の重みは記事独自の分析であり,法務省の採点基準や配点ではない。

項目内容対象平成30年司法試験・刑事系科目第2問(刑事訴訟法)公式問題文刑事系問題冊子の実頁5~9(資料1・2を含む。)答案の基準時本問で設定された平成30年当時。関連条文は平成29年7月13日版の刑事訴訟法で確認出題の趣旨本問部分(実頁17の〔第2問〕冒頭~実頁19の【選択科目】の直前)を参照採点実感本問部分(刑事系科目PDFの実頁6~12,第2問)を参照主な事項秘密の動画撮影,私的領域,伝聞法則,自己作成供述書,領収書の二つの使用方法項目と重み全44項目。重み5は17項目。重みの単純合計は185答案分量見出し・空白を含め,改行を除いて4854字(5000字以内)主要判例最高裁大法廷昭和44年12月24日判決ほか(書誌は第7の3)試験後の改正本記事は過去問の検討。現行実務に用いる際の改正法との全面対照は行っていない確認日令和8年10月25日

答案では,①の公道上の撮影は適法,②の遮蔽された事務所内の望遠撮影は強制処分に当たり無令状のため違法とする。
メモは321条1項3号により,領収書は伝聞使用なら322条1項により証拠能力を認め,非伝聞使用の推論も別に示す。
評価項目は第4に,答案と解説は第5に掲げる。

重み5の中心は,強制処分の法的規律・区別基準と比例原則,事務所内部の撮影による利益侵害,伝聞法則と立証趣旨の保持,メモの伝聞性・例外規定,領収書の両用法と非伝聞の推論である。

第2 評価項目の示し方と重み付けの基準
1 評価項目の示し方

公式資料の要求を,一つの判定対象ごとに整理した。
番号は記事全体で連続し,通常の項目,誤りを避ける注意,採用した立場によって必要となる許容分岐を区別する。
根拠欄には,各PDFの実頁と短い原文を示す。
「間接」は,一般的な要求を本問の事情に即して具体化したものである。
「記載なし」は,その資料の本問部分に対応する記載がないことを示す。

番号24は番号23の裏返しの注意であり,番号44は全体の親項目である。
いずれも項目として掲げるが,独立の得点のように重ねて加算するものではない。
番号17と番号18・19は,採用する構成に応じて使い分ける。

2 5段階の重み付けの基準
重み本記事の基準5答案の中核又は評価の分かれ目4主要な理由付け・具体的当てはめ3通常の論述事項2補強・誤解防止の注意1補足事項

注意事項も,内容の重要性に応じて重み1~5で判断する。
注意だからといって一律に重み2とはしない。
重みの件数や合計から,合格可能性,難易度又は公式得点を推定することはできない。

第3 本問の概要
1 問題文と事実関係

問題全文と資料は,法務省の刑事系問題PDFにある。
A工務店の者と名乗る男に屋根裏工事代金100万円を支払ったVが,犯人から受け取った領収書と,同日夜に自筆で記した欺罔文言のメモを提出した事件である。
Pらは,事務所から出た男の姿を公道上の車両内から約20秒撮影し,後に,向かいのマンションの2階通路から小窓越しに事務所内の工具箱を望遠で約5秒撮影した。
Vはその後,脳梗塞により供述できない状態となり,甲の公判では,メモと領収書の証拠能力が争われる。

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平成30年司法試験民事系第3問(民事訴訟法)の模範解答と評価項目―40項目と5段階の重み付け(AI作成)

目次

第1 この記事の対象と結論第2 評価項目の示し方と重み付けの基準1 評価項目の示し方2 5段階の重み付けの基準第3 本問の概要1 問題文と事実関係2 設問が求めること第4 評価項目と重み1 設問12 設問23 設問34 重みの分布第5 模範解答1 答案の前提と表記2 答案3 出題の趣旨・採点実感を踏まえた解説第6 関連記事1 同じ年度の司法試験の記事2 同じ科目の別の年度の記事3 本問の論点に関連する記事第7 出典及び確認状態1 公式資料2 法令3 裁判例4 確認状態
第1 この記事の対象と結論

平成30年司法試験民事系第3問(民事訴訟法)を,法務省の出題の趣旨及び採点実感に基づいて検討する。
重複起訴と反訴,診療記録の文書提出義務,補助参加人による控訴が中心となる。
評価項目と重みは独自の分析であり,法務省の公式採点基準・配点・予測得点ではない。

確認項目本記事の内容対象平成30年司法試験民事系科目第3問(民事訴訟法)公式問題法務省の問題PDF・PDF9~13頁基準時平成30年5月17日・試験実施時公式資料の状態問題・出題の趣旨・採点実感の本問関連範囲は実読済み評価項目40項目・重み5は12件・重み合計159答案の分量改行を除き3659字。上限5000字以内確認日令和8年10月24日

設問1は乙地裁での反訴及び共同訴訟的反訴を許容し,甲地裁への別訴も本件の事情に限定して適法と立論する。
設問2は患者Aの当事者性と開示行為を踏まえ,関連範囲でDの提出義務を肯定する。
設問3は同時の参加申出・控訴を認め,最高裁昭和51年3月30日判決と同じく参加の利益を肯定して,控訴を適法とする。

第2 評価項目の示し方と重み付けの基準
1 評価項目の示し方

各行は,答案から充足の有無を判断できる一つの評価対象である。
「注意」は誤りや過剰記載の回避を示し,独立の減点配点ではない。
許容分岐は採用した構成に応じて適用し,反対構成まで累積的に要求しない。
根拠欄の「記載なし」は本問関連範囲を実読した結果であり,資料未読の意味ではない。

2 5段階の重み付けの基準
重み判断基準5その設問の判断を大きく分ける核心4結論を理由付きで支える主要な論証・当てはめ3通常押さえる法的処理・事情の評価2論証を補強する説明・個別事情・誤りの注意1補充的な引用・記述範囲の確認

両公式資料に登場するかどうかだけで重みを決めず,設問内の役割で判断した。
重み5は判断構造を左右する事項に限定し,その構造を支える主要な理由付けは重み4とした。

第3 本問の概要
1 問題文と事実関係

乗客Aが,Bの運転するタクシーとCの自動車との衝突事故で負傷した。
Bは乙地裁で150万円を超える賠償債務の不存在確認を求め,AはB及びCに400万円を請求しようとする。
その後,甲地裁の給付訴訟で診療記録の提出が問題となり,第一審はBに250万円の支払を命じてCへの請求を棄却した。
BがAを補助する参加申出と控訴をしたところ,Cが異議を述べた。

2 設問が求めること
設問立場・対象指定・仮定・除外到達点1修習生PからL1への説明乙・甲のいずれでも適法と立論。甲乙の管轄は前提。不法行為のみ先訴の訴訟物を特定し,Cの共同被告追加を含めた適法性2修習生QからL2への説明挙証者B,所持者D。Dの反論を考慮し,条文に即して提出義務を肯定秘密保護と免除の具体的評価3丙高裁の判断(ア)(イ)を別々に検討。費用・仮執行は対象外参加の利益と控訴の適法性の結論
第4 評価項目と重み
1 設問1
番号評価項目重み出題の趣旨採点実感1Bの訴えの訴訟物を不法行為損害賠償債務の150万円超過部分と特定する。5PDF12頁・第3問。「150万円を超える部分」PDF18頁・第3問。「150万円以下の部分」2訴状副本の送達で先訴が係属していることを示す。3PDF12頁・第3問。「訴状がAに送達されて」PDF18頁・第3問。「事件が裁判所に係属している」3当事者の地位逆転・C追加にかかわらず,AB間の重複部分に事件の同一性を認める。5PDF12頁・第3問。「当事者と訴訟物の同一性」PDF18頁・第3問。「当事者が同一ではない」4142条を審理重複・矛盾判断・応訴負担を避ける趣旨から解釈する。4PDF12頁・第3問。「重複起訴禁止の趣旨」PDF18頁・第3問。「重複起訴の禁止の趣旨」5A対Bの給付請求を反訴として提起する構成を示す。4PDF12頁・第3問。「反訴を提起することができ」PDF18頁・第3問。「反訴として提起されれば」6反訴なら統一審理でき142条に抵触しない理由を述べる。5PDF12頁・第3問。「重複起訴禁止の趣旨に反しない」PDF18頁・第3問。「重複起訴の禁止の趣旨に抵触しない」7同一事故の共同不法行為で38条前段の共同訴訟要件を満たすと当てはめる。4PDF12頁・第3問。「共同訴訟の一般的要件」PDF19頁・第3問。「同法第38条前段」8第三者Cへの請求の併合が法定外の主観的追加的併合となる障害を検討する。5PDF12頁・第3問。「主観的追加的併合」PDF19頁・第3問。「法定外の主観的追加的併合」9初回期日前からCが関与できるなど,Cの手続的利益を理由付きで保障する。4PDF12頁・第3問。「それが許されるとの立論」PDF19頁・第3問。「Cの利益に配慮した論述」10共同給付別訴を選ぶ場合は,反訴を選ばない理由と弁論併合による重複起訴解消を説明する。【適用条件:乙地裁で別訴・併合構成を採用する答案】3PDF12頁・第3問。「口頭弁論が併合されることにより」PDF18頁・第3問。「なぜ別訴とすべきであるのか」11給付反訴の判断で先行確認の利益が失われることを,反訴事案の判例の射程とともに補足する。3PDF12頁・第3問。「確認の利益が認められなくなる」PDF19頁・第3問。「更に確認の利益についても言及する」12異なる裁判所の別訴は反訴によれず,直ちに弁論併合もできないと区別する。4PDF13頁・第3問。「直ちに口頭弁論を併合することも」PDF19頁・第3問。「直ちには弁論の併合を求めることができない」13確認判決と異なる給付判決の執行力を,別訴許容の必要性へ結び付ける。4PDF13頁・第3問。「執行力が認められる」PDF19頁・第3問。「執行力が認められる」14150万円以下は先訴と重ならず,給付別訴による救済が必要な点を検討する。3PDF13頁・第3問。「150万円については訴訟物の重なりがない」PDF19頁・第3問。「訴訟物の重なりがない」15Bの先行提訴がAの甲地裁で訴える地位を損なう不利益を評価する。4PDF13頁・第3問。「Aが甲地裁で訴えを提起できる」PDF19頁・第3問。「地位を損なうこと」16先訴第1回口頭弁論前で審理未進行であることを重複負担の小ささへ評価する。4PDF13頁・第3問。「第1回口頭弁論期日前」PDF19頁・第3問。「審理が進んでいる状態ではない」17本件事情に即して142条の趣旨が妥当しない理由を述べ,一般的な給付別訴優先へ飛躍しない。5PDF13頁・第3問。「適法と認めるべき必要性」PDF19頁・第3問。「常に適法である」18【注意】管轄があるとの設問前提を維持し,甲乙の土地・事物管轄論を展開しない。2PDF12頁・第3問。「管轄の有無を論ずる必要はない」PDF20頁・第3問。「無益な論述」

(続きを読む...)平成30年司法試験民事系第3問(民事訴訟法)の模範解答と評価項目―40項目と5段階の重み付け(AI作成)

平成30年司法試験刑事系第1問の模範解答と評価項目―出題の趣旨・採点実感から抽出した35項目と5段階の重み付け(AI作成)

目次

第1 この記事の対象と結論第2 評価項目の示し方と重み付けの基準第3 本問の概要1 問題となる事実2 設問の要求と除外第4 評価項目と重み1 設問12 設問23 設問34 重みの分布と読み方第5 模範解答1 前提と表記2 答案3 出題の趣旨・採点実感を踏まえた解説第6 関連記事第7 出典及び確認状態
第1 この記事の対象と結論

本稿は,平成30年司法試験の刑事系科目第1問(刑法)について,35の評価項目と5段階の重み,模範解答を示す。
評価項目と重みは法務省の公式配点ではなく,公表資料から独自に整理したものである。

設問中心となる判断模範解答の立場1特定少数への摘示と伝播,名誉の侵害伝播可能性から名誉毀損罪を肯定する。2不作為の殺人未遂と遺棄等の区別両立場を比較し,客観面の限定から遺棄等致傷罪にとどめる。3誤信した客体の不能と危険・故意具体的危険説に立ち,認識上の乙を対象とする殺人未遂の構成を示す。

設問2は自己の結論まで,設問3は指定された前提から成立を主張する理論構成まで論じる。
別の結論を採ったことだけで評価を下げるものではない。

第2 評価項目の示し方と重み付けの基準

重み5は判断を大きく分ける核心,4は結論を理由付きで支える主要な論証・当てはめ,3は通常押さえる処理・事情評価,2は補強説明・個別事情・誤りの注意,1は補充的な引用・記述範囲の確認である。
重みは項目別配点や得点換算を示さない。

番号は記事全体で連続させた。
各表の出典欄は資料のPDF実頁を示す。
「間接」は関連する一般的記述からの具体化であり,逐語の要求ではない。
「記載なし」は関連する第1問の範囲を読んだ結果を指す。

「注意」は誤りの回避を示す種別であり,別建ての減点ではない。
「許容分岐」はその立場を採るときの評価である。
不採用の別構成を全答案へ累積して要求しない。

第3 本問の概要
1 問題となる事実

設問1では,父乙が,校長と保護者3名の前で,高校教員丙が息子甲を殴ったと発言し,調査を求めた。
直接の相手は特定少数だが,その後の聞き取りで教員25名に広まっている。
乙は真実と信じているが,公益目的はないとの指定がある。

設問2では,甲の声掛けで立ち上がった乙が崖近くまで歩き,再び転倒した。
乙は軽傷だが転落の危険があり,甲は容易かつ確実に安全な場所へ移せたのに立ち去る。
その後の転落で重傷を負った乙は,自ら通報して救命される。

設問3は,【事例2】の6~9の事実を10・11の事実へ置き換える。
甲は重傷の丁を父乙と誤認して救助せず,丁は生存する。
一般人でも誤認可能で,近くには実在の乙もいるが甲は気付かない。
接近すれば乙を容易に発見できるとの事情がある。

2 設問の要求と除外

(続きを読む...)平成30年司法試験刑事系第1問の模範解答と評価項目―出題の趣旨・採点実感から抽出した35項目と5段階の重み付け(AI作成)

平成30年司法試験民事系第2問(商法)の模範解答と評価項目―出題の趣旨・採点実感から抽出した38項目と5段階の重み付け(AI作成)

目次

第1 この記事の対象と結論第2 評価項目の示し方と重み付けの基準第3 本問の概要1 問題文と事実関係2 設問が求めること第4 評価項目と重み1 設問12 設問2⑴3 設問2⑵4 設問35 重みの分布第5 模範解答1 前提と表記2 答案3 出題の趣旨・採点実感を踏まえた解説第6 関連記事1 同年度2 他年度の同科目3 関連論点第7 出典及び確認状態
第1 この記事の対象と結論

本記事は,平成30年司法試験の民事系科目第2問(商法)について,法務省の出題の趣旨及び採点実感を踏まえた模範解答と,両資料から独自に抽出した38の評価項目を示すものである。
会計帳簿の閲覧請求,無償保証による利益供与,取締役等への責任追及,相続株式の売渡請求を扱う。

結論は,設問1では主として目的外請求を理由とする閲覧拒絶が可能であり,設問2では利益供与と議決権行使の結び付きから決議1の取消しを検討する一方,否決された決議2の取消しの訴えは不適法となるというものである。
Aの価額支払義務及び損害賠償責任と,Gの利益返還義務は根拠・金額・訴えの対象を分ける。
設問3では制度趣旨からの評価に加え,決議の瑕疵と取消訴訟を経て,売渡請求の効力否定に至る筋道を示す。

第2 評価項目の示し方と重み付けの基準

評価項目と重みは本記事の分析であり,法務省が公表した採点基準又は配点ではない。
重み5は判断・構成・救済を大きく分ける核心,4は主要な補強論証又は重要な当てはめ,3は通常の法的処理・固有の誤り回避,2は低優先の補足,1は周辺事項として区別する。
「注意」という区分だけで重みを低くせず,採用構成に応じて必要になる事項は条件付きとする。

表中の「記載なし」は,実読した当該問の関連範囲で対応する記載を確認できないという意味である。
資料が別の許容構成を挙げるときは,両方を書くことを一律に要求しない。
同一の欠落を通常項目と注意項目で別建てに重ねて減点しない。
一般的な文章作法や時間配分は評価表とは別に,答案を読みやすくする前提として扱う。

第3 本問の概要
1 問題文と事実関係

非公開会社甲社の株式は,Aが300株,BとCが各250株,Dが200株を保有し,合計1000株である。
DはAに自己の株式の買取りを求めた後,Aのリベートに関する責任調査を理由として会計帳簿の閲覧を請求する。
Dは,甲社とは離れた地域で同種の事業を営む乙社の全株式も有するが,経営には関与せず,息子Fが代表取締役である。

Aは,友人GがDの株式を買い取るための借入金800万円を甲社に無償で連帯保証させる。
その契約と一体としてDはAへ総会の議決権行使を全面委任し,Cの解任は可決され,Aの解任は否決される。
AはCが解任提案の理由を説明することを制止した。
その後,甲社は保証債務800万円を弁済し,Gは求償に応じない。

その後の持株関係の変更とAの死亡により,Bが700株,Cが300株を有する。
将来Bへ経営を承継するAC間の合意があったが,Cは社長の地位にとどまるため,Bの相続した450株中401株だけの売渡しを甲社に請求させる。
会社は全450株を取得できる財源を有する。

2 設問が求めること

設問1は甲社の立場から,Dの会計帳簿閲覧請求を拒絶する主張とその当否を論じるものである。
設問2⑴はCによる二つの決議取消しの訴えを,⑵はCによるA及びGに対する責任追及等の訴えを検討する。

(続きを読む...)平成30年司法試験民事系第2問(商法)の模範解答と評価項目―出題の趣旨・採点実感から抽出した38項目と5段階の重み付け(AI作成)

平成30年司法試験公法系第2問(行政法)の模範解答と評価項目―34項目と5段階の重み付け(AI作成)

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第1 この記事の対象と結論第2 評価項目の示し方と重み付けの基準1 評価項目の示し方2 5段階の重み付けの基準第3 本問の概要1 問題文と事実関係2 設問が求めること第4 評価項目と重み1 設問1⑴(原告適格)2 設問1⑵(違法事由と主張制限)3 設問2と小問横断の確認4 重みの分布第5 模範解答1 答案の前提と表記2 答案3 出題の趣旨・採点実感を踏まえた解説第6 関連記事1 同じ年度の司法試験2 同じ科目の別の年度3 関連論点第7 出典及び確認状態1 公式資料2 法令3 裁判例4 確認状態
第1 この記事の対象と結論

平成30年司法試験公法系科目第2問(行政法)について,公式の出題の趣旨・採点実感と照合した模範解答と,独自に抽出した34項目を示す。
基準時は試験実施日の平成30年5月16日である。

Dの競業利益とEの施設運営上の環境利益を分け,距離制限・権利濫用・名義貸しと行訴法10条1項の主張制限を検討する。
設問2では住民反対と墓地需給の双方について,Aの主張とB市の反論を比較する。
以下は法務省の公式答案・公式配点ではなく,許容される見解の一例である。

第2 評価項目の示し方と重み付けの基準
1 評価項目の示し方

番号は記事全体の通し番号である。
出典欄の頁はPDFの実頁を示す。
「注意」は誤りを避ける評価項目であり,別枠の減点ではない。
条件付き項目は記載された構成を採る場合に評価し,不採用の別構成を累積要求しない。

2 5段階の重み付けの基準

5はその設問の判断を大きく分ける核心,4は結論を理由付きで支える主要な論証・当てはめ,3は通常押さえる法的処理・事情の評価,2は論証を補強する説明・個別事情・誤りの注意,1は補充的引用・記述範囲の確認を表す。
重みは本問内の役割から独自に判断し,公式配点や合格可能性を表さない。

第3 本問の概要
1 問題文と事実関係

宗教法人Aは,営利会社Cから用地買収・造成費用の全額無利息融資の申出を受け,融資を受けて土地を購入し,墓地経営許可を申請した。
既存墓地経営者Dは経営への影響を懸念し,代表者の親族が代表を務める法人Eと相談して,申請後にEの入所施設を墓地用地から約80メートルのD所有地へ移転させた。
Eの施設には実際の利用・連続入所がある。

B市の条例は経営主体,距離,土地所有,構造設備等を規律する。
住民は渋滞・悪臭・害獣害虫を懸念し,市内の既存墓地には空き区画が目立つ。
融資の申出を全額実行済みと読み替えず,経営破綻や管理不全も確定事実とはしない。

2 設問が求めること

弁護士Fの立場から,設問1⑴ではD・Eの原告適格の結論まで,⑵ではEの違法主張と市の反論までを検討する。
妨害目的は原告適格ではなく本案で扱い,条例の適法性及び最低基準という前提を維持する。
設問2では不許可理由(ア)(イ)を比較し,(ウ)の距離問題や他の訴訟要件の検討を繰り返さない。

第4 評価項目と重み
1 設問1⑴(原告適格)

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平成30年司法試験民事系科目第1問(民法)の模範解答と評価項目―40項目と5段階の重み付け(AI作成)

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第1 この記事の対象と結論第2 評価項目の示し方と重み付けの基準第3 本問の概要1 問題文と事実関係2 設問が求めること第4 評価項目と重み1 設問1の評価表2 設問2⑴の評価表3 設問2⑵の評価表4 設問3の評価表第5 模範解答1 前提と表記2 答案3 出題の趣旨・採点実感を踏まえた解説第6 関連記事1 同年度2 他年度の同科目3 関連論点第7 出典及び確認状態1 公式資料2 判例の位置付けと確認の限界3 公式資料と独自の評価
第1 この記事の対象と結論

平成30年司法試験の民事系科目第1問(民法)について,法務省の出題の趣旨及び採点実感を踏まえた模範解答と,独自に抽出した40項目の評価表を示す。
試験実施日の平成30年5月17日当時の法を基準にし,債権法改正後の条文を本問へ遡って適用しない。

項目内容対象平成30年司法試験・民事系科目第1問(民法)資料の状態出題の趣旨及び訂正済採点実感の本問関連範囲を実読・照合した類型A採用する結論設問1はBの代金50万円請求を認め,設問2はDの両発言を正当とし,設問3はFからGへの100万円請求を認める構成評価項目40項目。重み5は7項目。全項目の重み合計150は公式配点・満点ではない。答案5000字以内。許容される別構成は枠外で区別する。

設問2は両小問とも結論の一方だけが正答とされているわけではない。
設問3も遺言解釈と債務承継の構成に応じた別解が許容されるため,下の答案と結論が異なるだけで誤答とはならない。

第2 評価項目の示し方と重み付けの基準

評価表は法務省の公式採点基準ではなく,公表資料から受験指導の観点で独自に抽出したものである。
重みは統一基準R081020-EXAM-RUBRIC-UNIFIED-v1に従い,出現回数や合格率から逆算していない。

重み意味5その設問の判断を大きく分ける核心4結論を理由付きで支える主要な論証・当てはめ3通常押さえる法的処理・事情の評価2論証を補強する説明・個別事情・誤りの注意1補充的な引用・記述範囲の確認

「注意」は誤りを避けるための種別であり,一律の減点や重み2への配属を意味しない。
許容分岐は採用した構成に応じて適用し,不採用の別構成を累積して要求しない。
出典欄の実頁はPDFファイルの先頭から数えた頁であり,関連記載からの推論と明示的な指摘を区別する。

重みの分布は1が0件,2が2件,3が13件,4が18件,5が7件である。
N=40,W=150となるが,許容分岐を含む一覧全体の集計であり,一つの答案の得点分母ではない。

重み5は番号12・14・20・25・26・33・38である。
順に,注意義務軽減の根拠,軽減後の施錠評価,留保所有権の実質,Eの第三者性,建物名義人の例外責任との比較,相続分指定,弁済後の償還請求の根拠という,判断の構造を分ける箇所に限定した。
その結論を支える個々の事情や理由付けは,主として重み4に置いている。

第3 本問の概要
1 問題文と事実関係

設問1は,Bが約定に適合する松茸5キログラムを準備し,Aへ通知した後,Aが約定時に引き取れず,翌朝に松茸が盗まれた事例である。
Bの従業員Cは,指示された二重施錠を翌朝に忘れたが,B自身のりんご等を保管する普段の簡易な錠は使用していた。

設問2は,代金完済までDが所有権と登録名義を留保するトラックがEの土地に放置され,EがDへ撤去を求める事例である。
買主Aは所在不明になった後も分割金を支払っており,支払遅滞はない。

設問3は,Cの遺言によりFに1200万円,Gに600万円の預金を相続させ,廃除されたHには200万円の預金を与えるとした事例である。
Cの借入金300万円をFが全額弁済しており,Gへの請求額を遺言の解釈から検討する。

2 設問が求めること
設問立場・指定と答案の到達点設問1Bの代金請求の可否。特定→不能→危険負担→帰責事由と注意義務→代金債務の帰趨まで接続する。設問2⑴Dの発言㋐の正当性。担保目的と契約上の権能分配を根拠として撤去義務を検討する。設問2⑵㋐が正当との仮定を維持し,登録名義を理由とする請求と発言㋑の正当性を別に判断する。設問3遺言の法的性質と債務承継割合を明示して,FがGに請求できる額と法的根拠へ到達する。利息は計算しない。
第4 評価項目と重み

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平成30年司法試験公法系第1問の模範解答と評価項目―公式資料から抽出した50項目と5段階の重み付け(AI作成)

目次

第1 この記事の対象と結論第2 評価項目の示し方と重み付けの基準1 評価項目の示し方2 5段階の重み付けの基準3 本問で補った点第3 本問の概要1 問題文と事実関係2 設問が求めること第4 評価項目と重み1 答案の立場・基本的な論述2 規制対象3 明確性・広汎性4 知る自由5 営業の自由6 補足と条件付きの検討7 答案全体8 重みの分布第5 模範解答1 答案の前提と表記2 答案3 出題の趣旨・採点実感を踏まえた解説第6 関連記事1 同じ年度の司法試験の別の模範解答2 同じ科目の別の年度の記事3 本問の模範解答と関連する記事第7 出典及び確認状態1 公式資料2 法令3 裁判例4 確認状態
第1 この記事の対象と結論

本問の早見表

項目内容対象平成30年司法試験論文式・公法系科目第1問(憲法)評価項目50項目。重み5は11項目重み合計187。本記事独自の整理であり,公式配点ではない答案字数4141字(見出しを含み,空白・改行を除く)

本記事は,性的な画像を含む図書類の販売・貸与等を規制するA市の条例案を対象に,法務省の出題の趣旨と採点実感から評価項目を整理し,5段階の重みと模範解答を示すものである。
本問の中心は,規制対象の明確性・広さと各手段を区別し,青少年・18歳以上の購入者の知る自由及び3種類の店舗の営業の自由を,条項に対応させて検討することにある。

以下の答案は,第7条の具体化と対象限定を求め,第8条1・2項及び例外のない4項を違憲とする一つの構成である。
3項は対象を適切に限定した場合に合憲とする。
公式資料が唯一の結論を指定したという趣旨ではなく,異なる結論でも,権利・規制態様・目的と手段を整合的に論証する余地がある。

第2 評価項目の示し方と重み付けの基準
1 評価項目の示し方

一項目につき一つの判定対象を基本とし,出題の趣旨及び採点実感の本問部分に根拠のある事項を抽出した。
「通常」は論証の対象,「条件付き」はその構成を採った場合に必要となる事項,「注意」は典型的な誤りの回避である。
条件付きの相反する構成を一つの答案に全て累積させない。
根拠欄はPDFの実頁と短い識別句で所在を示し,「記載なし」は当該資料の本問範囲を読んでも対応する記述を確認しなかったことを示す。
重み及び答案との対応は,本記事による評価である。

2 5段階の重み付けの基準
重み判断基準5答案の骨格又は結論を左右する中核の要求4中核を支える主要な論証・事実の当てはめ3通常必要な法的処理・理由付け・正確性2補強となる細部又は限定された注意点1補足的な引用・対象範囲の確認

重みは,資料の数や「注意」という分類だけでは決めず,欠けたときの論証への影響を個別に判断した。
重み1が0項目でも,数をそろえるための項目を追加するものではない。

3 本問で補った点

明確性について,表現流通の萎縮を防ぐ憲法21条上の要請と,告知・予測可能性及び恣意的処罰防止という31条上の要請を分けた。
また,購入者の情報取得の制約と,販売者の商品選択・設備負担を区別した。
採点実感の共通する論述上の要求は,第4の「答案全体」に置いた。

第3 本問の概要
1 問題文と事実関係

A市は,青少年の健全育成と,規制図書類を買うつもりのない市民が性的画像にむやみに触れない生活環境の保持を目的とする条例を検討している。
第7条は,性交等又は卑わいな姿態を撮影・描写し,殊更に性的感情を刺激する画像・図画を含む図書類を規制対象とする。
市長等による個別指定を介さず,刑法175条で処罰されないものも含む。

条項規制の内容第8条1項日用品等の販売を主たる業務とする事業者の店舗で販売・貸与を禁止する第8条2項幼稚園・大学を除く学校の敷地の周囲200メートル以内の店舗で販売・貸与を禁止する第8条3項青少年(18歳未満)への販売・貸与を禁止する第8条4項隔壁・扉で区分した陳列場所及びその出入口付近での掲示を義務付ける

(続きを読む...)平成30年司法試験公法系第1問の模範解答と評価項目―公式資料から抽出した50項目と5段階の重み付け(AI作成)

令和元年司法試験論文式試験の選択科目8科目の模範解答と評価項目(AI作成)

目次

第1 この記事の対象第2 16記事の一覧第3 各問題の概要と重み5の事項1 倒産法2 租税法3 経済法4 知的財産法5 労働法6 環境法7 国際関係法(公法系)8 国際関係法(私法系)第4 16記事に共通する作り方1 評価項目の抽出2 5段階の重み付け3 模範解答と解説第5 重みの分布の比較第6 関連記事第7 出典1 公式資料2 確認状態
第1 この記事の対象

本記事は,令和元年司法試験論文式試験の選択科目8科目・16問について,公開済みの模範解答記事を案内するものである。
対象は,倒産法,租税法,経済法,知的財産法,労働法,環境法,国際関係法(公法系)及び国際関係法(私法系)の各第1問・第2問である。
主要7科目,短答式試験,予備試験及び旧司法試験は含めない。

確認事項内容対象年度・区分令和元年司法試験・論文式試験の選択科目試験実施日令和元年5月15日(選択科目)対象範囲8科目・各2問,計16問集計評価項目394項目,重み5は88項目,重みの合計1577資料の状態16記事はいずれも,出題の趣旨・採点実感から評価項目を抽出した記事として公開されている。各記事の資料の確認範囲は,各記事の第7に示されている。子記事の確認日令和8年10月23日他年度への案内第6の総合索引と他年度の選択科目の一覧を参照。

集計は,16記事の現在の評価表の各行から計算した。
重みは各記事の独自の分析であり,法務省の公式の採点基準・配点・予想得点ではない。

第2 16記事の一覧
科目・問題主な論点評価項目重み5倒産法第1問租税の第三者納付と代位,請負人破産と53条,現存額主義と査定20項目6項目倒産法第2問清算価値保障の基準時,平等原則の例外,計画外事業譲渡と決議29項目6項目租税法第1問低額譲渡の益金・損金,過大退職給与,雑損控除26項目6項目租税法第2問取得費の承継と譲渡所得,低額譲受けの益金,借用概念31項目5項目経済法第1問入札談合の基本合意,Bの離脱,Jの中途参加と終期18項目5項目経済法第2問水平合併の競争制限,問題解消措置,情報遮断24項目4項目知的財産法第1問職務発明と冒認,補償金請求と再警告,国外使用と間接侵害27項目6項目知的財産法第2問仏像の著作物性,絵はがきの譲渡権と消尽,死後の改変31項目7項目労働法第1問普通解雇の効力と予告,経歴詐称と理由の追加・再解雇24項目5項目労働法第2問協約に基づくビラ撤去,協約の解約とチェックオフ中止,支配介入23項目5項目環境法第1問環境基準の設定方法,県の水質対策と上乗せ,市の横出し条例27項目5項目環境法第2問廃棄物の不要物性と委託,有害使用済機器,措置命令と妨害予防26項目5項目国際関係法(公法系)第1問公海の立法・執行管轄権,海賊の私的目的,選択条項の留保19項目5項目国際関係法(公法系)第2問外交的保護,反政府勢力の行為帰属,集団的自衛権23項目6項目国際関係法(私法系)第1問養子縁組の準拠法と国内での実現,隠れた反致,保護条項の範囲20項目6項目国際関係法(私法系)第2問人格権侵害・翻訳権侵害の準拠法,懲罰的賠償判決,直接郵便送達26項目6項目
第3 各問題の概要と重み5の事項

以下の番号は,各記事の現在の公開評価表の通し番号であり,記事ごとに1から始まる。
16記事の評価表に旧IDの併記はないため,番号だけを示す。
各項目の根拠の頁・節及び適用条件の詳しい説明は,各記事の同じ番号の評価表と解説で確認できる。

1 倒産法
(1) 第1問

建設会社Aの破産を素材に,開始前にBが代位弁済した租税の扱い,請負人Aの破産における請負契約の処理,連帯保証人Fの開始前後の弁済と届出を扱う。
設問1はBの権利とXの主張,設問2(1)は管財人Xの契約処理,設問2(2)は解除後の完成費と撤去費に関するCの権利,設問3はFの届出に対する裁判所の判断を問う。

租税の納期限は開始後であり,設問2(1)ではAによる完成が可能で財団に利益があるとされている。
設問2(2)の完成費と撤去費は別契約であり,各設問は独立している。
設問3では開始前後の弁済を分け,査定決定で認める額まで示す。

重み5は6項目である。

番号2:求償権と代位取得する原債権を別の権利として検討する。
番号5:租税の公共的性格を踏まえて代位又は財団性の自説を理由付ける。
番号7:請負人破産にも53条を適用するかを理由付きで検討する。
番号11:完成費1000万円の損害性を未払800万円の負担免除を考慮して検討する。
番号13:撤去費の財団性を肯定する場合は,必要な148条各号の解釈と具体的な当てはめで根拠を示す。
番号19:開始後200万円について全額消滅がないため104条4項の参加制限を適用する。

記事:令和元年司法試験倒産法第1問の模範解答と評価項目―出題の趣旨・採点実感から抽出した20項目と5段階の重み付け

(2) 第2問

(続きを読む...)令和元年司法試験論文式試験の選択科目8科目の模範解答と評価項目(AI作成)

検事採用願・面接票の書き方―必要書類・写真・成績証明書の注意点(AI作成)

目次

第1 この解説の対象と,提出前に確認すること第2 必要書類と写真の一覧第3 採用願と面接票No.1の記載上の注意第4 面接票No.2―学歴・経歴・資格・賞罰第5 成績証明書・写真と追完第6 訂正と,提出後の変更申出第7 出典と関連記事
第1 この解説の対象と,提出前に確認すること

検事採用願・面接票を準備するときは,まず自分の修習期・班に対する通知と作成要領を確認する。
本記事は,第78期A班の司法修習生に宛てた令和7年11月27日付け法務省人検第414号「検事への採用手続について」と,これに添付された様式・記載例・「検事採用願等作成要領」を解説するものである。
資料は全8頁であり,通知はPDF1頁,採用願は2頁,面接票No.1関係は3~5頁,面接票No.2関係は6・7頁,作成要領は8頁にある。
当該通知の提出期限は令和7年12月26日(金)で,提出先は司法研修所の検察教官であった。
これは当該期・当該班の過去の期限であり,別の期や班の締切・提出方法を示すものではない。

以下の記載方法は,同作成要領に基づく。
現在の提出用紙や個別の案内と異なる場合は,担当教官等に確認する必要がある。
書類の交付・提出と,面接選考を経た採用決定とは別の段階であり,採用願を提出すれば採用が確約されると説明することはできない。

第2 必要書類と写真の一覧

通知に記載された提出書類等は,次のとおりである(PDF1頁)。

書類等数量・対象確認事項検事採用願1通所定用紙を使用する。面接票No.11通同資料の作成基準日は令和7年11月27日である。面接票No.21通学歴・経歴・資格・賞罰を作成要領に従って記載する。法科大学院の成績証明書修了者のみ1通和文。写しも可とされ,追完の扱いがある。写真3枚縦・横各4cm。裏面にも記載が必要である。

このほか,一定の勤務経歴がある者には経歴証明書類の添付が求められている(PDF8頁)。
成績証明書・経歴証明書類の取得には時間を要することがあるため,該当の有無と取得先を早めに確かめることが実務上有用である。
これは準備上の提案であり,作成要領が一律の取得日数を定めているという趣旨ではない。

第3 採用願と面接票No.1の記載上の注意

所定用紙には墨又は青インクを用いる。
採用願の大臣名は空欄でも差し支えないとされている(PDF8頁)。
採用願には日本国籍を有することや国家公務員法第38条の欠格事由に該当しないことに関する文言があるが,この様式の存在から個別の任命資格の判断が不要になるわけではない(PDF2頁)。

面接票No.1は,令和7年11月27日現在で作成するよう指定されている。
最終学歴には大学と修了した法科大学院を記載し,法科大学院を中退した場合はNo.1ではなくNo.2に記載する。
出身地は,自己が出身地と考える場所の都道府県名を記載する扱いである(PDF8頁)。

公開されたNo.1の様式等には,検事としての抱負,検察に対する感想,家族の状況,性格,趣味・し好などの欄が見られる(PDF3~5頁)。
ただし,一部は不開示である。
公開された記載例から,非公開部分の設問,配点,面接官の着眼点や合格に有利な回答内容まで復元することはできない。

第4 面接票No.2―学歴・経歴・資格・賞罰

各項目は年月日順に記載する(PDF6~8頁)。
学歴は義務教育終了後の学校を対象とし,学校名・学部学科名と入学,卒業,修了,中退の年月のみの記載でも差し支えないとされている。
経歴には,国・地方公共団体,公庫・公社・独立行政法人,民間会社等での経歴を記載し,司法修習の開始年月日と終了予定年月日も記載する。

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67期二回試験の仕様書違背と代金減額―契約変更・協議書・公開報告書(AI作成)

目次

第1 公開文書から確認できる結論第2 当初契約から協議書までの経緯第3 協議書が認めた支払額と清算1 仕様書違背の承認と支払義務2 支払期限と清算条項第4 報告書の記載と黒塗りの範囲1 報告書・事実経緯報告書2 第24試験室関係の業務実施報告書第5 再実施条項との関係をどう読むか第6 委託業務の履行確認と支払合意への示唆第7 出典・関連記事1 確認した原資料2 関連記事
第1 公開文書から確認できる結論

第67期二回試験の事務委託について,最高裁判所と株式会社ヒューマントラストは,平成27年2月17日付の協議書で,仕様書違背があったことと,違背部分を除いた業務に対する支払額を確認している。
当初の契約金額は税込2782万7618円であり,協議書が認めた支払額は税込2325万3882円である。
差額は457万3736円となる(当初契約書1頁,協議書1・2条)。

本記事は,当初契約書,変更契約書,協議書及び開示された報告書を,令和8年10月19日に確認した内容である。
以下の頁数は,リンクした各PDFの先頭を1頁とする実頁で示す。
協議書が認めた仕様書違背と,第三者の記事で語られる個別の行動・発言は区別する必要がある。

第2 当初契約から協議書までの経緯
日付資料確認できる内容平成26年7月2日当初契約書最高裁判所が発注者,ヒューマントラストが受注者。契約金額は税込2782万7618円,期間は契約日から同年12月26日まで平成26年12月25日変更契約書契約期間の終期を平成27年2月13日に,業務実施報告書の提出期限を同年2月中旬頃に変更平成27年2月13日報告書・事実経緯報告書最高裁判所事務総局人事局任用課宛ての文書。具体的な本文には広い黒塗りがある平成27年2月13日業務実施報告書の抜粋平成26年11月21日の刑事弁護・司法研修所会場に関する表紙と,第24試験室関係を含む添付書類平成27年2月17日協議書仕様書違背の承認,違背部分を除く業務の履行,支払額及び清算を合意

変更契約書が変更したのは,契約期間と報告書の提出期限である。
この文書だけから,考試そのものが平成27年2月まで続いたと読むことはできない(変更契約書1・2項)。

第3 協議書が認めた支払額と清算
1 仕様書違背の承認と支払義務

協議書1条では,受注者が本件契約に係る業務の履行について仕様書違背があったことを認めている。
2条では,発注者が,違背部分を除いた業務の履行があったことと,その部分に対する2325万3882円の支払義務を認めている。
同額には消費税及び地方消費税額172万2509円が含まれる。

したがって,当初契約金額の全額を支払う内容の協議ではない。
ただし,差額457万3736円を,そのまま「違約金」又は「損害賠償金」と呼ぶのは正確でない。
協議書2条は,仕様書違背部分を除いた業務に対応する支払額を定めている。

2 支払期限と清算条項

協議書3条は,適法な支払請求書を受理した日から起算して30日以内に支払うと定め,4条は約定期間内に支払わなかった場合の遅延損害金を定めている。
5条では,当事者が,協議書の各条項に定めるもののほかに本件契約に関する債権債務がないことを相互に確認している。

これは当事者間の支払と清算の合意を示す資料である。
実際の入金日,個別の違背行為ごとの評価額,差額の積算過程までは,同協議書から確認できない。

第4 報告書の記載と黒塗りの範囲
1 報告書・事実経緯報告書

平成27年2月13日付の「報告書」は全3頁,「事実経緯報告書」は全10頁である。
日付,宛先及び文書名等は読めるが,具体的な事情を記した本文は広く黒塗りされている。
黒塗りを手掛かりに,隠された行動や発言を推測して補うことはできない。

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78期二回試験の業務委託契約書―契約金額・日程・試験監督と答案管理(AI作成)

目次

第1 契約書の構成と契約金額1 資料の名称と確認範囲2 金額・契約期間と裁判所の契約公表第2 日程・会場・人数の契約上の想定1 考試とリハーサルの日程2 受験者数と試験室数第3 試験監督の経験要件と事前教育1 毎日・会場ごとに満たす経験要件2 事務要領・実演と理解度の確認第4 答案の整理・運搬と引渡し1 大阪会場から翌朝9時までに引き渡すこと2 数量・梱包と開封防止の確認第5 秘密保持・個人情報・再委託1 業務終了後の消去・廃棄2 責任者業務等の再委託制限と再実施第6 契約書から分かることの限界第7 出典・関連記事1 一次資料2 関連記事
第1 契約書の構成と契約金額

第78期司法修習生考試の事務委託契約は,令和7年11月13日付で最高裁判所と株式会社全国試験運営センターとの間で締結され,税込契約金額は3582万7000円である。
本記事では,公開された契約書全28頁から,日程,試験監督の体制,答案の運搬,秘密保持等の契約条件を整理する。
仕様書の予定人数や要求事項は,実際の受験者数や履行の実績を示すものとは区別する必要がある。

1 資料の名称と確認範囲

対象資料は,第78期司法修習生考試事務業務委託に関する契約書(令和7年11月13日付)である。
以下の頁数は,このPDFの先頭を1頁とした実頁で示す。

契約書のかがみは1・2頁,添付の契約条項の表紙は3頁,契約条項第1条から第26条までは4~10頁である。
仕様書は11~16頁,業務範囲を定める別紙第1は17~26頁,提出書類を定める別紙第2は27・28頁にある。

2 金額・契約期間と裁判所の契約公表

かがみ1頁及び契約条項第1条によれば,契約金額は税込3582万7000円で,うち消費税及び地方消費税相当額は325万7000円である。
契約期間は令和7年11月13日から令和8年3月9日までであり,納入期限も同日である。

最高裁判所の競争入札に係る契約公表資料のPDF4頁にも,令和6年度(第78期)司法修習生考試事務の業務委託について,契約日,受注者,契約金額が同じ内容で掲載され,一般競争入札とされている。
契約書のかがみが用いる「令和6年度」と,仕様書第1が示す令和7年度の考試実施を混同してはならない。

第2 日程・会場・人数の契約上の想定
1 考試とリハーサルの日程

仕様書第2(PDF11頁)は,考試実施期間を令和8年3月2日(月)から同月6日(金)までの5日間と定めている。
仕様書第7及び別紙第1の記7(12頁,20・21頁)は,令和8年2月27日(金)に,監督職員の立会いの下で実演・体験方式のリハーサルを行うことを求めている。
試験室の設営も2月27日とされ,考試最終日の終了後速やかに原状回復する仕組みである(別紙第1の記8,21頁)。

2 受験者数と試験室数

別紙第1の記3・5(17・18頁)の想定受験者数は約1570人で,内訳は司法研修所約1245人,大阪会場約325人である。
試験室は司法研修所が最大41室,大阪会場が最大10室とされ,特例措置受験者等のための試験室も含まれる。
これは契約の仕様上の想定であり,確定した受験者数や実際に使用された室数を示す統計ではない。

実施場所は司法研修所と,大阪市内の試験実施可能な施設とされている(別紙第1の記2,17頁)。
この契約書だけから,大阪会場の具体的な施設名を確定することはできない。

第3 試験監督の経験要件と事前教育
1 毎日・会場ごとに満たす経験要件

別紙第1の記6(18・19頁)は,試験監督者の少なくとも半数について,国家資格試験又は大学入学試験の会場責任者,会場副責任者,監督,試験官等として10回以上の実績を求めている。
その余の試験監督者にも3回以上の実績が必要であり,監督補助だけの実績は,この監督者の実績から除かれている。

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