目次
第1 本記事の対象と結論1 本記事の対象と基準日2 結論第2 森本暁史簡裁判事の経歴1 裁判所事務官から最高裁判所事務総局まで2 東京簡易裁判所判事への任命3 湯沢簡易裁判所及び横手簡易裁判所4 新潟簡易裁判所5 読み方及び出身大学第3 刑事事件1 報道された起訴事実2 令和8年6月4日の初公判3 令和8年7月23日の判決第4 最高裁判所の訴追請求と裁判官訴追委員会の訴追1 最高裁判所の罷免訴追請求2 裁判官訴追委員会による罷免の訴追第5 令和8年(訴)第1号弾劾裁判1 係属状況2 第1回公判期日3 現時点で罷免は確定していないこと第6 有罪判決と裁判官の身分の関係1 有罪判決だけで当然に罷免されるわけではないこと2 弾劾裁判で判断されること第7 経過一覧第8 よくある質問1 森本暁史簡裁判事は何をしたと報じられているか2 刑事裁判の判決はどうなったか3 森本暁史簡裁判事は既に罷免されたのか4 弾劾裁判の第1回公判はいつか5 森本暁史氏の読み方と出身大学は何か第9 関連記事第10 出典・調査範囲1 裁判所及び弾劾裁判所の資料2 法令3 報道及び二次資料4 調査の限界
第1 本記事の対象と結論
1 本記事の対象と基準日
本記事は,森本暁史簡易裁判所判事について,裁判所の人事資料で確認できる経歴,報道で伝えられた刑事事件,最高裁判所による罷免訴追の請求及び裁判官弾劾裁判所に係属する令和8年(訴)第1号事件を整理するものである。
基準日は令和8年10月15日であり,同日までに確認できた公的資料及び報道に基づく。
2 結論
①裁判所の人事資料によれば,森本暁史簡裁判事は,最高裁判所事務総局秘書課専門官,東京簡易裁判所判事,湯沢簡易裁判所判事兼横手簡易裁判所判事等を経て,令和7年4月に新潟簡易裁判所へ異動した。
②報道によれば,秋田地方裁判所は,令和8年7月23日,共益費の業務上横領,取引明細の偽造・行使及びオンラインカジノでの常習賭博の罪について,懲役3年,執行猶予4年の判決を言い渡し,その後,判決は確定した。
③最高裁判所は令和8年5月に罷免訴追を請求し,裁判官訴追委員会は同年9月10日に罷免の訴追をしたと報じられている。
④裁判官弾劾裁判所の公式サイトによれば,令和8年(訴)第1号事件は係属中であり,第1回公判は同年10月28日午後2時40分に予定されている。
⑤令和8年10月15日現在,罷免の裁判は公表されていないため,「罷免された裁判官」又は「元裁判官」と記載することはできない。
第2 森本暁史簡裁判事の経歴
最高裁判所が開示した「裁判官略歴」には,生年月日が昭和49年3月5日,現官職が新潟簡裁判事と記載され,経歴として,令和3年8月1日に東京簡裁判事,令和4年3月25日に湯沢簡裁判事・横手簡裁判事,令和7年4月1日に新潟簡裁判事となったことが記載されている。
同略歴の司法修習期の欄は空欄である。
1 裁判所事務官から最高裁判所事務総局まで
最高裁判所の説明を伝えた報道によれば,森本暁史氏は平成11年4月に裁判所事務官として採用された。
最高裁判所が作成した令和元年度の自庁研修資料には,最高裁判所事務総局秘書課専門官として森本暁史氏の氏名が掲載されている。
2 東京簡易裁判所判事への任命
報道によれば,森本暁史氏は令和3年8月に簡易裁判所判事に任命された。
令和4年1月1日現在の東京地方裁判所の裁判官配置等には,東京簡易裁判所民事室の簡易裁判所判事として氏名が掲載されている。
3 湯沢簡易裁判所及び横手簡易裁判所
裁判所時報第1788号には,令和4年3月25日付けで,東京簡易裁判所判事から湯沢簡易裁判所判事兼横手簡易裁判所判事へ異動したことが記載されている。
令和6年4月1日施行の秋田地方裁判所及び管内各簡易裁判所の裁判事務分配資料には,湯沢簡易裁判所の司法行政事務掌理者及び横手簡易裁判所判事として氏名が掲載されている。
4 新潟簡易裁判所
令和7年3月5日の最高裁判所裁判官会議の人事関係資料及び裁判所時報第1860号には,令和7年4月1日付けで新潟簡易裁判所判事へ異動したことが記載されている。
令和8年の刑事事件及び罷免訴追に関する報道も,森本暁史氏を新潟簡易裁判所判事としている。
5 読み方及び出身大学
確認した裁判所の人事資料,弾劾裁判所の公表資料及び主要な報道には,氏名の読み方及び出身大学の記載は見当たらなかった。
「暁史」の読み方や出身大学は推測せず,確認できる一次資料が公表された場合に追記する。
第3 刑事事件