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日弁連会長選挙

日弁連会長選挙について,制度・最新結果・過去の記録を調べるための案内です。
目的に応じて,次の記事を参照してください。

① 選挙の仕組み・当選要件・選挙運動
② 2026年の確定結果と平成20年度以降の結果
③ 不在者投票・郵便投票の方法と期限
④ 再投票・再選挙の違い
⑤ 直接選挙制・任期2年制の導入経緯
⑥ 日弁連設立時から平成18年度までの結果

2026年の日弁連会長選挙における矢吹公敏候補及び松田純一候補の政策と,日弁連の2025年度会務執行方針との徹底比較(AI作成)

◯2026年の日弁連会長選挙については以下の三つの記事を作成しています。
① (AI作成)2026年の日弁連会長選挙における矢吹公敏候補(東弁39期)と松田純一候補(東弁45期)の徹底比較
② (AI作成)2026年の日弁連会長選挙の選挙公報の徹底比較(39期東弁の矢吹公敏候補 対 45期東弁の松田純一候補)
③ (AI作成)2026年の日弁連会長選挙における矢吹公敏候補及び松田純一候補の政策と,日弁連の2025年度会務執行方針との徹底比較

目次
第1 はじめに
1 本記事の目的と視座
(1) 日弁連会長選挙の重要性
(2) 比較対象とする3つの文書

2 全体像の概観
(1) 2025年度会務執行方針の基調
(2) 矢吹公敏候補の政策の基調
(3) 松田純一候補の政策の基調

第2 根本哲学と会員への向き合い方
1 「社会正義」対「会員の幸福」対「現場の危機感」
(1) 現執行部の「公共性」と「経済的リアリズム」の併存
(2) 矢吹候補の「弁護士になってよかった」という実利重視
(3) 松田候補の「地域の声」と「生活防衛」

2 スローガンから読み解くメッセージ
(1) 矢吹候補の「47000人のために」
(2) 松田候補の「弁護士と司法の未来を創る」

第3 経済基盤の強化と業務支援策
1 法テラス・報酬問題へのアプローチ
(1) 現執行部の「協議・適正化」路線

(続きを読む...)2026年の日弁連会長選挙における矢吹公敏候補及び松田純一候補の政策と,日弁連の2025年度会務執行方針との徹底比較(AI作成)

2026年の日弁連会長選挙の選挙公報の徹底比較(39期東弁の矢吹公敏候補 対 45期東弁の松田純一候補)(AI作成)

◯日弁連HPの「令和8年度同9年度日弁連会長選挙 選挙公報」に両候補の選挙公報が載っています。
◯2026年の日弁連会長選挙については以下の三つの記事を作成しています。
① (AI作成)2026年の日弁連会長選挙における矢吹公敏候補(東弁39期)と松田純一候補(東弁45期)の徹底比較
② (AI作成)2026年の日弁連会長選挙の選挙公報の徹底比較(39期東弁の矢吹公敏候補 対 45期東弁の松田純一候補)
③ (AI作成)2026年の日弁連会長選挙における矢吹公敏候補及び松田純一候補の政策と,日弁連の2025年度会務執行方針との徹底比較

目次
第1 はじめに
1 本記事の目的と視座
2 両候補の基本属性とスローガンの対比
(1) 矢吹公敏候補(39期・東弁)の基本姿勢
(2) 松田純一候補(45期・東弁)の基本姿勢

第2 経済基盤と業務領域に関する政策の徹底比較
1 弁護士報酬と公費・国費拡大へのアプローチ
(1) 矢吹候補:報酬増額と手続簡素化の両立
(2) 松田候補:具体的数値目標と社会保障的観点

2 隣接士業および職域防衛に関するスタンス
(1) 矢吹候補:家事代理権付与への明確な反対
(2) 松田候補:選挙公報の記載と当選後の発言

3 新たな業務領域の開拓
(1) 矢吹候補:企業不祥事・高収益分野への誘導
(2) 松田候補:ビジネスと人権・環境・消費者問題

第3 日弁連組織改革と会員負担の在り方
1 会費と財政負担の公平性
(1) 矢吹候補:全国レベルでの会費平準化

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2026年の日弁連会長選挙における矢吹公敏候補(東弁39期)と松田純一候補(東弁45期)の徹底比較(AI作成)

◯以下の資料を主たる情報源としています。
(矢吹公敏候補)
① 日本弁護士会会長候補 矢吹公敏ホームページ
→ 「電話はしません」という記事があります。
② 東京弁護士会前年度会長 矢吹公敏 会員(東弁リブラ2022年7-8月号)
(松田純一候補)
① 日本弁護士連合会会長選挙候補者 松田純一 公式ホームページ
② 東京弁護士会前年度会長 松田純一 会員(東弁リブラ2024年7-8月号)
◯2026年の日弁連会長選挙については以下の三つの記事を作成しています。
① (AI作成)2026年の日弁連会長選挙における矢吹公敏候補(東弁39期)と松田純一候補(東弁45期)の徹底比較
② (AI作成)2026年の日弁連会長選挙の選挙公報の徹底比較(39期東弁の矢吹公敏候補 対 45期東弁の松田純一候補)
③ (AI作成)2026年の日弁連会長選挙における矢吹公敏候補及び松田純一候補の政策と,日弁連の2025年度会務執行方針との徹底比較
目次
第1 はじめに:令和8年度日弁連会長選挙の歴史的意義
1 4万7000人時代の分岐点
2 本記事の目的と視座

第2 候補者の基本的立ち位置とキャリアの比較分析
1 矢吹候補:国際派・政策通の重鎮
2 松田候補:現場主義・未来志向の熱血漢
3 両候補が醸し出す「カラー」の違い

第3 【経済政策】「稼げる弁護士」をどう作るか?
1 矢吹候補の戦略:ビジネスローと公的支援のハイブリッド
2 松田候補の戦略:中小企業支援と若手・セーフティネット重視

第4 日弁連改革と地方・若手への視点
1 矢吹候補:構造改革と意見集約のシステム化
2 松田候補:対話とエンパワーメント

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2024年の日弁連会長選挙

目次
第1 2024年の日弁連会長選挙の立候補者,及び公示日直前まで活動していた政策提言団体
1 2024年の日弁連会長選挙の立候補者(届出順)
2 公示日の前日まで活動していた政策提言団体
第2 2024年の日弁連会長選挙の立候補者の概要
1 渕上玲子弁護士の経歴
2 及川智志弁護士の経歴
第3 2人の立候補者に関するメモ書き
第4 関連記事その他

第1 2024年の日弁連会長選挙の立候補者,及び公示日直前まで活動していた政策提言団体
1 2024年の日弁連会長選挙の立候補者
(1) 2024年の日弁連会長選挙について,選挙当時の立候補者の修習期・所属弁護士会・選挙運動用ウェブサイトを,以下に届出順で記載しています。
渕上玲子の学歴・主要経歴及び会長在任期は,渕上玲子の経歴・学歴(AI作成)に整理しています。
① 渕上玲子弁護士(35期・東京弁護士会)
② 及川智志弁護士(51期・千葉県弁護士会)
(2) 日弁連HPの「令和6年度同7年度日弁連会長選挙 選挙公報」に,渕上玲子会員の選挙公報,及び及川智志会員の選挙公報が載っています。
2 公示日の前日まで活動していた政策提言団体
・ 2024年1月9日(公示日の前日)までの間,以下の政策提言団体が活動していました(「日弁連会長選挙の前年に活動していた政策提言団体(2007年以降の分)」参照)。
① つなぐ。未来の会
・ 代表者は渕上玲子弁護士でした。
② ともに日弁連を変えよう!市民のための司法をつくる会(略称は「変えよう!会」)
・ 代表者は及川智志弁護士でした。
3 選挙結果
・ 2024年2月9日に投開票が行われ,同月20日の選挙管理委員会で開票結果が確定し,東京弁護士会所属の渕上玲子が当選者と決定されました(日弁連新聞第600号「日弁連会長選挙開票結果」参照)。
公式記録:https://www.nichibenren.or.jp/document/newspaper/year/2024/600.html。

第2 2024年の日弁連会長選挙の立候補者の概要
   元号か西暦かについては,立候補者の選挙運動用ウェブサイトの記載にあわせています。
1 渕上玲子弁護士の経歴

(続きを読む...)2024年の日弁連会長選挙

2022年の日弁連会長選挙の立候補者

目次
第1 2022年の日弁連会長選挙の立候補者,及び公示日直前まで活動していた政策提言団体
1 2022年の日弁連会長選挙の立候補者
2 公示日の前日まで活動していた政策提言団体
第2 2022年の日弁連会長選挙の立候補者の概要
1 及川智志弁護士の経歴
2 小林元治弁護士の経歴
3 髙中正彦弁護士の経歴
第3 3人の立候補者に関するメモ書き
第4 関連記事その他

第1 2022年の日弁連会長選挙の立候補者,及び公示日直前まで活動していた政策提言団体
1 2022年の日弁連会長選挙の立候補者
(1) 2022年2月4日(金)投開票予定の日弁連会長選挙の立候補者の修習期及び所属弁護士会並びに選挙運動用ウェブサイト(氏名にリンクを張っています。)はあいうえお順に,以下のとおりです参照)。
① 及川智志弁護士(51期・千葉県弁護士会)
② 小林元治弁護士(33期・東京弁護士会)
③ 髙中正彦弁護士(31期・東京弁護士会)
(2) 日弁連HPの「令和4年度同5年度日弁連会長選挙 選挙公報」に,及川智志会員の選挙公報,小林元治会員の選挙公報及び髙中正彦会員の選挙公報が載っています。
2 公示日の前日まで活動していた政策提言団体
・ 2022年1月4日(公示日の前日)までの間,以下の政策提言団体が活動していました(「日弁連会長選挙の前年に活動していた政策提言団体(2007年以降の分)」参照)。
① ともに日弁連を変えよう!市民のための司法をつくる会(略称は「変えよう!会」)
・ 代表者は及川智志弁護士でした。
② 魅力ある司法を実現する会
・ 代表者は小林元治弁護士でした。
③ 政策グループ「これからの弁護士の話をしよう」(略称は「これ弁」)
・ 代表者は髙中正彦弁護士でした。

事務所行ったら、「これ弁」と「魅力ある司法なんちゃら」両陣営から、5名の所属弁護士宛に、かなりの枚数のファックスが送られて来ており、その合間に、重要な仕事関係のファックスが一枚だけ混ざる形になるのマジでやめて欲しい。

— ニャンコ野郎★選手 (@motosutabenben) January 5, 2022

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2022年の日弁連会長選挙の立候補者の政策の骨子

目次
第1 2022年の日弁連会長選挙の立候補者
第2 選挙運動用ウェブサイトに掲載されている,立候補者の政策の骨子
1 及川智志の政策骨子
2 小林元治の政策(5つの重要課題)
3 高山正彦の政策(3つのAction)
第3 弁護士職務基本規程の改正問題
第4 令和6年の施行が予定されている弁護士情報セキュリティ規程(案)
1 総論
2 本件規程案の骨子
3 本件規程案によって弁護士が新たに負う義務(例示です。)
4 守秘義務の実質的な拡大に直ちにつながるものではないこと
5 その他
第5 関連記事その他

第1 2022年の日弁連会長選挙の立候補者
・ 2022年2月4日(金)投開票予定の日弁連会長選挙の立候補者の修習期及び所属弁護士会並びに選挙運動用ウェブサイト(氏名にリンクを張っています。)はあいうえお順に,以下のとおりです参照)。
① 及川智志弁護士(51期・千葉県弁護士会)
② 小林元治弁護士(33期・東京弁護士会)
③ 髙中正彦弁護士(31期・東京弁護士会)

1 本日投開票の日弁連会長選挙の結果を添付しています。

2 小林候補獲得会が39会,高中候補獲得会が7会,及川候補獲得会が5会であり,小林候補が当選しました。

3 元データは以下の日弁連HPに載っています。午後6時17分頃までに掲載されたと思います。https://t.co/qHkX9erzRd pic.twitter.com/plQYU9dJoe

— 弁護士 山中理司 (@yamanaka_osaka) February 4, 2022

第2 選挙運動用ウェブサイトに掲載されている,立候補者の政策の骨子
1 及川智志の政策骨子

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日弁連会長の選挙制度の改正経緯(平成19年度以降の分)

目次
1 平成19年5月25日の定期総会における改正(会長選挙規程52条及び56条3項)
2 平成20年5月30日の定期総会における改正(会長選挙規程56条2項,56条の2及び58条)
3 平成23年5月27日の定期総会における改正(会長選挙規程7条等)
4 平成27年5月29日の定期総会における改正(会長選挙規程56条の2,56条の3及び58条)
5 平成29年3月3日の臨時総会における改正(会長選挙規程27条の2,38条,50条,51条,53条,56条の2,56条の3及び58条)
6 令和3年6月11日の定時総会における改正(会長選挙規程26条,34条,35条,52条,56条及び58条)
7 令和5年6月16日の定期総会における改正(会長選挙規程6条3項,6条の2,11条,13条,17条及び35条)
8 令和7年6月13日の定期総会における改正(会長選挙規程26条,27条,34条,51条及び56条の3)
9 関連記事その他

* 改正条文は主なものだけを記載しています。

1 平成19年5月25日の定期総会における改正(会長選挙規程52条及び56条3項)
① 選挙公報の発送期限の変更
・ 改正前の発送期限は投票日の15日前でしたが,改正後は投票日の12日前となりました。
② 選挙公報の日弁連会員専用サイトへの掲載
③ 選挙郵便はがきへの証印の廃止
・ ポスターへの証印制度は維持されました。

2 平成20年5月30日の定期総会における改正(会長選挙規程56条2項,56条の2及び58条)
① 選挙郵便はがきの枚数の変更
・ 改正前は選挙権を有する会員数の5倍以下でしたが,改正後は選挙権を有する会員数の3倍以下となりました。
② 日弁連会員専用サイトを利用した選挙運動の解禁
・ 平成27年5月29日定期総会決議に基づき,日弁連会員専用サイトを利用した選挙運動は廃止されました。
③ 候補者及び会員のウェブサイトによる選挙運動の禁止
・ 平成27年5月29日定期総会決議及び平成29年3月3日臨時総会決議により全面的に解禁されました。

3 平成23年5月27日の定期総会における改正(会長選挙規程7条等)
    選挙管理委員会の委員数の変更(会長選挙規程7条1項の改正前は14人でしたが,改正後は14人以上25人以内となりました。)等がありました。

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日弁連会長選挙の公聴会

目次
1 日弁連会長選挙の公聴会のルール
2 令和6年1月10日(水)に公示された令和6年度同7年度日弁連会長選挙の公聴会の日程
3 過去の公聴会の日程
◯令和 4年1月 5日(水)に公示された令和4年度同5年度日弁連会長選挙の公聴会の日程
◯令和 2年1月 8日(水)に公示された令和2年度同3年度日弁連会長選挙の公聴会の日程
◯平成30年1月10日(水)に公示された平成30年度同31年度日弁連会長選挙の公聴会の日程
4 関連記事

1 日弁連会長選挙の公聴会のルール
(1) 日弁連会長選挙の公聴会は,弁護士会連合会の設置区域のうち委員会が定める7区域で行われます(現行会長選挙規程51条3項)。
公聴会が開催されない区域及び委員会が特に必要と認める場所には,所定の通信システムで参加するための副会場を設けることができます。
副会場が常に3箇所と決まっているわけではなく,日時・場所及び副会場の場所は,その選挙の公示で確認してください(同条4項)。
以下の第2・第3にある日付は令和6年以前の開催記録であり,今後の選挙の開催予定を示すものではありません。
(2) 公聴会の実際の運営は司会者が行いますところ,司会者は,日弁連選挙管理委員会があらかじめ日弁連選挙管理委員会委員の中から指名します。
(3) 特定候補者に対する嫌がらせ又は特定候補者支援を目的とした偏った質問は厳に慎み,司会者も,事前に質問事項に目を通しておくなどして,質問に公平を期すよう十分配慮することが求められています。
(4) 1回の公聴会の実施時間は,出席する候補者の数によるものの,3時間程度が予定されています。
(5)ア 公聴会の進行の順序は以下のとおりです(会長選挙規程51条2項及び会長選挙施行細則34条3項)。
① 候補者の抱負及び所見の発表並びに補佐人1名の推薦演説
② あらかじめ届け出られた質問事項に基づく質問とこれに対する答弁
③ 再質問及び関連質問とこれに対する答弁
④ 司会者が特に認めた②及び③以外の質問とこれに対する答弁
⑤ 候補者の最終演説
イ 副会場は,テレビ会議システムにより,公聴会会場とつながれています。
ウ 補佐人の推薦演説及び候補者の抱負・所見の発表の時間は,1人の候補者につき,その補佐人の推薦演説時間と合わせて35分以内とされています。
    ただし,候補者が3名以上の場合,これよりも短縮されます。
(6)ア 公聴会において質問を希望する会員は,当該公聴会期日の2日前の午後5時までに,答弁を求める候補者の氏名,質問事項の要旨,自己の氏名及び所属弁護士会を,公聴会開催地の弁護士会気付でその選挙管理責任者に書面で届け出る必要があります(会長選挙施行細則37条1項)。
イ 候補者は,この質問事項を閲覧・謄写することができます(会長選挙施行細則37条3項)。
(7)ア 少なくとも近畿地区の公聴会では,選挙公報(会長選挙規程52条及び会長選挙施行細則39条)が参加者に配布されていますし,令和6年1月26日の公聴会の場合,質問要約も配布されました。
イ 公聴会会場においては,公聴会として定められた行為のほか,いかなる選挙運動も行うことが禁じられています(会長選挙施行細則38条)。

(続きを読む...)日弁連会長選挙の公聴会

日弁連会長選挙の不在者投票及び郵便投票

目次
1 総論
2 不在者投票
3 郵便投票
4 関連記事

1 総論
(1) 日弁連会長選挙では誰が投票できますか。
選挙の公示の日の15日前に日弁連の弁護士名簿に登録されている弁護士会員は,原則として選挙権を有します(現行会長選挙規程11条)。
ただし,同規程12条に定める業務停止中などの会員には選挙権がありません。
基準日は令和5年6月16日の改正により「公示の日の10日前」から「15日前」へ変更されており,令和4年度同5年度選挙当時の基準日である令和3年12月26日を現在の選挙に用いることはできません。

不在者投票と郵便投票はどう違いますか。
不在者投票は所定の期間に不在者投票所へ行って投票する方法であり,郵便投票は遠隔,長期疾病等で投票日に投票所へ行くことが著しく困難な会員が,理由を記載した書面で請求し,投票用紙を郵便又は信書便で送る方法です。
以下の過去年次の日付と令和4年選挙の用紙画像は実施例であり,次回の具体的日程・投票所・書式は,その選挙の公示及び所属弁護士会の案内を確認してください。
(2)ア 選挙権を有する会員は,原則として,投票所である弁護士会館又は各弁護士会事務所(会長選挙規程22条)において,投票日の午前9時30分から午後4時までの間に(会長選挙規程23条),単記無記名の投票をできます(会長選挙規程20条参照)。
   ただし,例外として,不在者投票又は郵便投票により投票することができます。
イ 投票日における投票,不在者投票及び郵便投票はまとめて,午後4時の投票終了直後に開票され(会長選挙規程28条),おおむね午後6時から午後7時までの間に日弁連HPにおいて仮集計が発表されます。
(3)ア 令和2年度同3年度日弁連会長選挙の場合,通常選挙における郵便投票請求期間は1月15日(水)から同月28日(火)までであり,不在者投票期間は2月3日(月)から同月6日(木)まででした。
イ 令和4年度同5年度日弁連会長選挙の場合,通常選挙における郵便投票請求期間は1月8日(土)から同月25日(火)までであり,不在者投票期間は1月31日(月)から2月3日(木)まででした。

2 不在者投票
(1) 不在者投票はいつ,どこでできますか。
やむを得ない用務又は事故により投票日に自ら投票所へ行って投票できない会員は,投票日の5日前から前日までの各日(土曜日,日曜日及び法定の休日を除きます。)の正午から午後1時まで,委員会の定める不在者投票所で投票できます(現行会長選挙規程25条1項・2項)。
特に必要な場合には,開始・締切時刻をそれぞれ1時間以内の範囲で繰り上げ,又は繰り下げることができます(同条3項)。
(2) 投票する前に理由を書面に記載して不在者投票所の選挙管理者へ届け出,投票用紙の交付を受けます。
その場で候補者の氏名を記載し,所定の投票箱へ投函します(同条4項)。
(3) 使用する届出書及び具体的な受付場所・時刻は,当該選挙の通知を確認してください。
次の画像は令和4年2月4日施行の選挙で使用された用紙です。

(続きを読む...)日弁連会長選挙の不在者投票及び郵便投票

日弁連会長選挙の再投票及び再選挙

目次
第1 再投票の取扱い
1 再投票
2 再投票と通常選挙の相違点
3 新しい日弁連役員の就任時期
第2 再選挙の取扱い
1 再選挙
2 新しい日弁連役員の就任時期
第3 再選挙の再投票の取扱い
1 再選挙の再投票
2 新しい日弁連役員の就任時期
第4 18弁護士会で最多票を得ていなければならないとされた経緯
第5 平成24年度における,会長選挙規程の改正案(3分の1条項の廃止)の検討状況
第6 会長の選挙,再投票,再選挙及びその他の役員の選任に関する日弁連会則の条文
第7 日弁連会長選挙における再投票の実例
第8 日弁連会長選挙における再選挙の実例
第9の1 令和2年度同3年度日弁連会長選挙における最多得票者の変化
第9の2 平成24年度同25年度日弁連会長選挙における最多得票者の変化
第10 令和2年度同3年度日弁連会長選挙の日程
第11 関連記事

第1 再投票の取扱い
1 再投票

再投票と再選挙はどう違いますか。
最初の投票で当選者がいない場合に,得票の多い候補者2人で投票をやり直すのが再投票です(日弁連会則61条の2)。
再投票でも当選者がいない場合や,候補者の死亡等で再投票ができない場合には,立候補の手続から選挙をやり直す再選挙を行います(同会則61条の3,会長選挙規程48条)。
再投票でも,総得票数の最多に加え,52弁護士会のうち18以上で単独の最多得票者となる必要があり,必ず当選者が決まるわけではありません。
制度全体は日弁連会長選挙の仕組み,過去の実施結果は選挙結果の記事を参照してください。
(1) 日弁連会長選挙において投票による最多得票者が当選者となるには,弁護士会の総数の三分の一を超える弁護士会(つまり,18弁護士会)において、それぞれ最多票を得ていなければなりません(日弁連会則61条2項)。

(続きを読む...)日弁連会長選挙の再投票及び再選挙

日弁連会長選挙の選挙運動規制(AIリライト)

目次

第1 会長選挙の選挙運動期間1 選挙運動期間2 選挙運動に当たるかどうか第2 選挙事務所に対する規制1 選挙事務所の数2 設置場所3 立候補届出前の事務所第3 文書による選挙運動1 認められる文書2 通数の上限3 責任者表示等4 ファクシミリの送信停止5 支持者間文書第4 ウェブサイト及びSNSによる選挙運動1 候補者の選挙運動用ウェブサイト2 候補者以外の会員第5 電子メールによる選挙運動1 令和7年改正2 送信停止3 表示事項4 送信先,回数及び容量5 公開質問状の回答の共有第6 禁止される選挙運動1 禁止事項2 弁護士会及び弁護士会連合会3 会員以外からの寄附4 令和7年に追加された禁止第7 選挙運動費用の管理と公表1 選挙運動費用責任者及び収支の範囲2 報告,公表及び保存第8 事前運動と政策提言団体の活動1 団体名では決まらないこと2 選管が問題とした事例3 判断要素4 会派の活動を確認する際の整理第9 選挙違反の調査,警告,異議申出及び選挙無効1 選挙管理委員会の調査2 警告書の掲載3 警告事例集の読み方4 異議申出5 当選決定の変更及び選挙無効6 規程違反,懲戒及び被選挙権制限の区別第10 会長直接選挙と選挙運動規制の改正経緯1 制度創設前の選挙制度大綱2 昭和49年の規程制定と直接選挙の開始3 推薦状制度の廃止と事前運動4 平成16年度から平成20年度までの検討5 平成22年度の選挙運動費用の検討6 平成23年改正7 平成27年改正8 平成29年改正9 令和3年改正10 令和5年改正11 令和6年度の検討と令和7年改正第11 公職選挙法との関係1 公職選挙法は直接適用されないこと2 公職選挙法上の選挙運動3 選挙運動期間等の制限と表現の自由第12 令和8年度同9年度日弁連会長選挙の結果第13 関連記事第14 出典
第1 会長選挙の選挙運動期間
1 選挙運動期間

日弁連会長選挙の選挙運動期間は,立候補届出が受理された時から投票日の前日までである(会長選挙規程53条)。候補者及びその他の会員が,この期間外に選挙運動をすることは禁止されている(同規程58条1項1号)。投票日が延期された場合の終期は,会長選挙規程27条の2第1項に規定する公示の日である(同規程53条)。

再投票又は再選挙が行われる場合には,最初の選挙の運動期間と,新たに公示される再投票又は再選挙の運動期間とを区別する必要がある。

2 選挙運動に当たるかどうか

会長選挙規程は,「選挙運動」の定義を置いていない。そのため,特定の行為が選挙運動に当たるかどうかは,その時期,目的,内容,対象者,数量,方法及び具体的な効果を踏まえて実質的に判断される。候補予定者の政策を紹介する行為,候補予定者への支持を求める行為又は投票を依頼する行為は,名称が「政策活動」「広報活動」「支持者間連絡」等であっても,実質によっては事前運動となり得る。

第2 選挙事務所に対する規制
1 選挙事務所の数

候補者は,選挙運動期間中,日弁連選挙管理委員会の承認を得て,2箇所以内の選挙事務所を設けることができる(会長選挙規程55条1項)。

2 設置場所

候補者は,選挙の公正を疑わせる場所その他弁護士の名誉又は品位を害するおそれのある場所に,選挙事務所を設置してはならない(会長選挙規程55条2項)。委員会は,同条1項又は2項に違反する選挙事務所があると認めるときは,直ちに閉鎖を命じる(同条3項)。

3 立候補届出前の事務所

立候補届出前に,特定の会員のための「選挙準備事務所」を設置し,そのことを広く発信した場合,事実上の立候補表明又は期間外の選挙運動と評価される可能性がある。単に政策提言団体の事務所という名称を用いたとしても,実態が特定候補予定者の選挙事務所である場合には,名称だけで会長選挙規程の適用を免れるものではない。

第3 文書による選挙運動
1 認められる文書

文書による選挙運動は,次の方法に限られる(会長選挙規程56条1項)。

① 郵便はがきの発送

② ファクシミリによる文書の送信

③ ポスターの掲示

ウェブサイトの画面を印刷して不特定多数の会員に配布した場合,ウェブサイトによる選挙運動ではなく,文書による選挙運動として規制される。

2 通数の上限

郵便はがきの枚数とファクシミリ送信文書の通数の合計は,候補者1人につき,選挙権を有する会員数の3倍以内である(会長選挙規程56条2項)。ポスターの規格,枚数及び掲示場所は,選挙管理委員会が定める。

3 責任者表示等

郵便はがき及びファクシミリ送信文書には文書責任者の法律事務所の所在場所又は住所及び氏名を記載する必要がある(会長選挙規程56条3項)。ポスターには掲示責任者の法律事務所の所在場所又は住所及び氏名を記載し,あらかじめ選挙管理委員会の証印を受ける必要がある。委員会は,同条2項又は3項に違反して掲示されたポスターの撤去を命じることができる(同条4項)。

4 ファクシミリの送信停止

ファクシミリ送信文書には,候補者又は文書責任者に対して送信停止を求めることができる旨を表示する必要がある(会長選挙規程56条5項)。会員から送信停止を求められた場合,その会員にファクシミリを送信してはならない。

5 支持者間文書

候補者,支援者及び運動員の間だけで用いる真の内部連絡文書は,不特定多数の会員に対する選挙運動文書とは異なる。もっとも,「支持者間文書」と表示していても,支持者以外への拡散を予定し,又は実際に不特定多数へ配布した場合には,文書による選挙運動として扱われる可能性がある。文書の名称ではなく,送付先,内容,数量及び拡散の指示を含む実態が重要である。

第4 ウェブサイト及びSNSによる選挙運動

(続きを読む...)日弁連会長選挙の選挙運動規制(AIリライト)

2020年の日弁連会長選挙の立候補者の政策の骨子

目次
第1 2020年の日弁連会長選挙の立候補者
第2 選挙運動用ウェブサイトに掲載されている,立候補者の政策の骨子
1 武内更一の政策要綱の骨子
2 及川智志の重点政策「概要」の骨子
3 荒中の「政策要綱」の骨子
4 山岸良太の「政策要綱」の骨子
5 川上明彦の「政策紹介」の骨子
第3 弁護士職務基本規程の改正案に対する立候補者の立場の骨子
第4 司法試験合格者数及び法曹養成制度に関する立候補者の立場の骨子
第5 関連記事等

第1 2020年の日弁連会長選挙の立候補者
1(1) 立候補者の修習期及び所属弁護士会並びに選挙運動用ウェブサイト(氏名にリンクを張っています。)は届出順に,以下のとおりです(日弁連HPの「令和2年度同3年度日弁連会長選挙 選挙公報」参照)。
① 武内更一(38期・東京弁護士会)
② 及川智志(51期・千葉県弁護士会)
③ 荒  中(34期・仙台弁護士会)
④ 山岸良太(32期・第二東京弁護士会)
⑤ 川上明彦(34期・愛知県弁護士会)
(2) 荒候補及び山岸候補の間で,令和2年3月11日(水)に再投票が実施された結果,荒候補が当選しました。
2 過去最高立候補者数であった1986年及び2012年の日弁連会長選挙の立候補者数は4人でしたが,2020年の日弁連会長選挙の立候補者数は5人になりました。
3 「2020年の日弁連会長選挙の立候補者」も参照してください。

(・∀・)日弁連選挙における電話による選挙運動について(^ω^)

— 深澤諭史 (@fukazawas) January 13, 2020

 

第2 選挙運動用ウェブサイトに掲載されている,立候補者の政策の骨子

(続きを読む...)2020年の日弁連会長選挙の立候補者の政策の骨子

2020年の日弁連会長選挙の立候補者

目次
第1 2020年の日弁連会長選挙の立候補者
第2 2020年の日弁連会長選挙の立候補者の概要
1 武内更一のプロフィール
2 及川智志のプロフィール
3 荒中の経歴
4 山岸良太の経歴・著作のうち,経歴
5 川上明彦プロフィール
第3 関連記事等

第1 2020年の日弁連会長選挙の立候補者
1(1) 立候補者の修習期及び所属弁護士会並びに選挙運動用ウェブサイト(氏名にリンクを張っています。)は届出順に,以下のとおりです(日弁連HPの「令和2年度同3年度日弁連会長選挙 選挙公報」参照)。
① 武内更一(38期・東京弁護士会)
② 及川智志(51期・千葉県弁護士会)
③ 荒  中(34期・仙台弁護士会)
④ 山岸良太(32期・第二東京弁護士会)
⑤ 川上明彦(34期・愛知県弁護士会)
(2) 荒候補及び山岸候補の間で,令和2年3月11日(水)に再投票が実施された結果,荒候補が当選しました。

2 過去最高立候補者数であった1986年及び2012年の日弁連会長選挙の立候補者数は4人でしたが,2020年の日弁連会長選挙の立候補者数は5人になりました。
3 「2020年の日弁連会長選挙の立候補者の政策の骨子」も参照してください。

(・∀・)日弁連選挙における電話による選挙運動について(^ω^)

— 深澤諭史 (@fukazawas) January 13, 2020

第2 2020年の日弁連会長選挙の立候補者の概要
   元号か西暦かについては,立候補者の選挙運動用ウェブサイトの記載にあわせています。
1 武内更一のプロフィール
(1) 略歴

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日弁連設立時から平成18年度までの日弁連会長選挙の結果

目次
第1 代議員会による日弁連会長選挙(昭和49年度まで)
1 代議員会による日弁連会長選挙の結果
2 代議員会による日弁連会長選挙の実情
3 最高裁判所判事を退官した後に日弁連会長選挙に立候補した事例
4 日弁連会長選挙敗退後の再挑戦者等
第2 直接選挙による日弁連会長選挙の結果(昭和50年度以降)
1 昭和50年度
2 昭和51年度
3 昭和52年度(第1回直接選挙)
4 昭和53年度(第2回直接選挙)
5 昭和54年度
6 昭和55年度
7 昭和56年度(第3回直接選挙)(補欠選挙)
8 昭和57年度同58年度
9 昭和59年度同60年度(第4回直接選挙)
10 昭和61年度同62年度(第5回直接選挙)
11 昭和63年度同64年度(第6回直接選挙)
12 平成2年度同3年度(第7回直接選挙)
13 平成4年度同5年度(第8回直接選挙)
14 平成6年度同7年度(第9回直接選挙)
15 平成8年度同9年度(第10回直接選挙)
16 平成10年度同11年度(第11回直接選挙)
17 平成12年度同13年度(第12回直接選挙)
18 平成14年度同15年度(第13回直接選挙)
19 平成16年度同17年度(第14回直接選挙)
20 平成18年度同19年度(第15回直接選挙)
第3 昭和53年度日弁連会長選挙に関する詳細な事情
1 結果の概要
2 北尻得五郎弁護士の再挑戦時の様子

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日弁連会長選挙の前年に活動していた政策提言団体(2007年以降の分)

目次
第1 はじめに
第2 それぞれの年に活動していた政策提言団体
2025年に活動していた政策提言団体
2023年に活動していた政策提言団体
2021年に活動していた政策提言団体
2019年に活動していた政策提言団体
2017年に活動していた政策提言団体
2015年に活動していた政策提言団体
2013年に活動していた政策提言団体
2011年に活動していた政策提言団体
2009年に活動していた政策提言団体
2007年に活動していた政策提言団体
第3 事前の選挙運動の禁止
第4 外部HPによる説明文
第5 関連記事

第1 はじめに
1 2017年以前の分については,代表者が翌年度の日弁連会長選挙に立候補した政策提言団体に限り記載しています。
2 2月11日が建国記念日である関係で,過去の日弁連会長選挙は2月5日から同月10日までの間の金曜日に実施されていますところ,2022年2月の場合,4日と11日が金曜日ですから,2月4日に令和4年度同5年度日弁連会長選挙が実施されました。

変えよう!会は「日弁連の政策を変える、弁護士の正当な権利を正々堂々と主張できる日弁連にする、それが国民のためである」という確信と信念のもとに何年も継続的に活動しています。
ところで、日弁連選挙の度に生まれて、選挙が終わると消えていく団体の方々には、どんな信念があるのでしょう?

— 変えよう!会 (@kaeyoukai0608) March 11, 2023

第2 それぞれの年に活動していた政策提言団体
2025年に活動していた政策提言団体
(1) 2025年中に発足した政策提言団体のHP等として以下のものがあります(代表者の所属弁護士会→代表者の修習期の順番です。)。
① これからの弁護士の未来研究会
・ 代表者は矢吹公敏(39期・東京弁護士会の法友会)であり,東京大学法学部卒業であり,令和3年度に東京弁護士会会長をしていた人です(同会HPの「代表経歴 矢吹 公敏(やぶき きみとし)」参照)。

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日弁連会長の直接選挙制と任期2年制-導入経緯・推薦状廃止・補欠選挙(AIリライト)

目次第1 制度の変遷とこの記事の対象第2 間接選挙と当初の任期2年制1 代議員会による会長選出2 昭和25年の任期短縮第3 直接選挙制の検討と昭和50年度からの適用1 機構改革委員会の検討2 地域の支持を当選要件に組み込むまで3 制度の適用と最初の投票の違い第4 昭和55年からの会長任期2年制1 第2次機構改革委員会の答申2 改正決議と実施日第5 昭和54年の推薦状制度廃止1 50人~70人の推薦署名と運用上の問題2 推薦依頼と選挙運動の関係第6 補欠会長の選任と任期1 昭和56年の会長交代2 現行会則の補欠選任と任期計算第7 現行の当選要件と国政選挙の判例1 全国の得票と単位弁護士会での支持2 国政選挙の一票の格差との区別3 山本庸幸裁判官の反対意見第8 関連記事第9 出典1 機関史・沿革資料2 会則・会規・正式意見書3 団体の構成についての公式説明4 裁判例
第1 制度の変遷とこの記事の対象

日弁連会長の直接選挙制は昭和50年度から適用され,現在につながる任期2年制は昭和55年4月1日から実施された。
両制度は昭和44年の機構改革案に盛り込まれたが,実現した時期は異なる。

この記事は,直接選挙制と任期2年制の導入経緯を中心に,推薦状制度の廃止及び補欠会長の任期を整理するものである。
沿革は日弁連等の機関史の該当頁に基づき,現行制度は令和8年10月4日現在で確認した会則及び会長選挙規程に基づく。

時期制度上の出来事決議と適用の区別設立当初代議員会による会長選出,役員任期2年直接選挙制の導入前昭和25年4月9日役員任期を1年に短縮当初の2年制を変更昭和49年2月23日直接選挙制の会則改正案を臨時総会で可決昭和50年度から適用昭和54年6月推薦状制度の廃止を総会で決定廃止決議の時期昭和54年6月23日会長任期2年制への会則改正を決議昭和55年4月1日から実施
第2 間接選挙と当初の任期2年制
1 代議員会による会長選出

日弁連設立当初から昭和49年度まで,会長は代議員会で選出されていた。
昭和50年度からの直接選挙制は,この選任方法を弁護士である会員による選挙へ改めたものである(『日本弁護士沿革史』351頁,『日弁連三十年』49頁~50頁)。

2 昭和25年の任期短縮
(1) 設立当初の2年制から1年制へ

設立当初の役員任期は2年であったが,昭和25年4月9日の会則改正で1年に短縮された(『日本弁護士沿革史』351頁)。
この改正は,同月10日から施行された(日本弁護士連合会会則附則(昭和25年4月9日改正))。
したがって,昭和55年からの会長任期2年制は,日弁連に初めて2年の任期を設けたものではない。

(2) 機関史が説明する短縮の理由

『日弁連二十年』は,任期短縮の理由として,会長職の負担と,任期1年の単位弁護士会会長との任期の不一致を説明している(62頁)。
後の任期延長を理解する際にも,会務の継続性だけでなく,会長の負担及び他の役員との任期の関係が検討されていたことが分かる。

同書62頁の該当部分は,次のとおりである。
「右変更の理由は、役員、特に会長の職務が激務であり、二年間の任期では犠牲が大き過ぎることがあげられ、また、単位弁護士会の会長の任期は一年であり、日弁連副会長、理事に単位弁護士会会長が多く選任されていた関係上、その任期が異ることが不便である等が実質的理由とされたのである。」
なお,同書は短縮の時期を「昭和二五年二月の会則改正」と記しているが,日本弁護士連合会会則の附則は,この改正を昭和25年4月9日改正,同月10日施行としている。

第3 直接選挙制の検討と昭和50年度からの適用
1 機構改革委員会の検討
(1) 委員会の設置と審議の規模

昭和40年4月に日弁連機構改革委員会が設置された。
『日弁連三十年』は,臨時司法制度調査会の意見に対する反対運動を,機構改革に取り組む契機として説明している(46頁)。

検討は昭和45年7月まで続き,全体委員会18回,部会102回,全国会員へのアンケート2回及び11か所での公聴会が行われた(『日弁連三十年』46頁~47頁)。
これらは審議の規模を示す数字であり,直接選挙制への会員の賛成率を示す数字ではない。

(2) 直接選挙案と任期2年案の提起

(続きを読む...)日弁連会長の直接選挙制と任期2年制-導入経緯・推薦状廃止・補欠選挙(AIリライト)

日弁連の会長選挙規程

この記事の規程全文は現行の規程ですか。
以下に掲載するのは,令和元年6月29日時点として掲載した当時の会長選挙規程の記録であり,その後の改正を反映した現行全文ではありません。
過去の制度を調べる際には参照できますが,現在の選挙権,立候補,郵便投票又は選挙運動の期限を,この転載条文だけで判断しないでください。

現在の条文は,日弁連が公表する会長選挙規程の現行掲載PDFと日弁連会則を参照してください。
令和8年10月17日に確認した会長選挙規程には,令和7年6月13日の改正までが収録されています。
例えば,選挙権の登録基準日は公示日の15日前(11条),立候補届出は原則として公示日(34条),郵便投票の請求期間は立候補届出日の翌日から投票日の10日前まで(26条1項)です。

制度の全体像は日弁連会長選挙の仕組み,具体的な投票方法は不在者投票・郵便投票,改正の経緯は平成19年度以降の選挙制度の改正経緯に整理しています。
以下の転載本文は,旧版の記録としてそのまま掲載しています。

会長選挙規程
(昭和四十九年二月二十三日会規第十九号)
全部改正昭和五一年五月二二日
改正同五四年六月二三日
同五六年五月三〇日
同五八年五月二八日
同六〇年五月二五日
平成元年五月二七日
同五年五月二八日
同一九年五月二五日
同二〇年五月三〇日
同二〇年一二月五日
同二三年五月二七日
同二七年五月二九日
同二九年三月三日
(規程の目的)
第一条 日本弁護士連合会会長の選挙(補欠選挙を含む。)については、日本弁護士連合会会則(以下「会則」という。)に規定するもののほか、この規程の定めるところによる。
(選挙の倫理)
第二条 選挙は、弁護士道徳を尊重し、弁護士の名誉と品位を保持して、この規程を誠実に遵守し、厳正に施行されなければならない。

(続きを読む...)日弁連の会長選挙規程

過去の日弁連会長選挙の結果(平成20年度以降)

目次
令和 8年度同 9年度日弁連会長選挙
令和 6年度同 7年度日弁連会長選挙
令和 4年度同 5年度日弁連会長選挙
令和 2年度同 3年度日弁連会長選挙
平成30年度同31年度日弁連会長選挙
平成28年度同29年度日弁連会長選挙
平成26年度同27年度日弁連会長選挙
平成24年度同25年度日弁連会長選挙
平成22年度同23年度日弁連会長選挙
平成20年度同21年度日弁連会長選挙
関連記事その他
令和8年度同9年度日弁連会長選挙
◯日弁連選挙管理委員会の正式集計によれば,東弁45期の松田純一候補は52単位会・1万1043票を獲得し,東弁39期の矢吹公敏候補は0単位会・3332票を獲得しました。
2026年の日弁連会長選挙の当選者と投票率はどうなりましたか。
令和8年2月6日に投開票が行われ,同月18日に日弁連選挙管理委員会が松田純一の当選を決定しました(日弁連の確定結果)。
確定値は,選挙人数4万6805人,投票総数1万4638票,投票率31.27%,松田純一候補1万1043票,矢吹公敏候補3332票,白票190票,無効票73票です(弁護士会別の開票結果)。
全国52の弁護士会すべてで松田候補が最多得票者となりました。

投票率は,投票総数1万4638票を選挙人数4万6805人で割り,百分率の小数第2位まで示したものです。
候補者2人の有効得票の合計1万4375票には,白票190票と無効票73票が含まれません。
また,矢吹候補の「獲得会0」は単位弁護士会で最多票を得た会がなかったという意味であり,得票が0票であったという意味ではありません。
2月6日公表の仮集計と2月18日の確定集計が異なる場合は,ここで示した確定集計によって確認してください。

当選の二つの条件は日弁連会長選挙の仕組み,得票上位者でも当選できない場合の手続は再投票・再選挙の記事で説明しています。
選挙当時の政策は,候補者の経歴・政策比較,選挙公報の比較,2025年度会務執行方針との比較に分けて掲載しています。

(続きを読む...)過去の日弁連会長選挙の結果(平成20年度以降)

日弁連会長選挙の仕組み・沿革・選挙運動(AIリライト)

目次

第1 日弁連会長選挙の基本構造

1 直接選挙と2年任期

2 直接選挙制が成立するまで

3 任期途中で会長が欠けた場合

第2 選挙権・被選挙権・立候補

1 選挙権と被選挙権

2 公示と立候補届出

3 300万円の納付と返還

第3 当選人の決定・再投票・再選挙

1 二つの当選要件

2 再投票と再選挙

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