目次
第1 2020年の日弁連会長選挙の立候補者
第2 2020年の日弁連会長選挙の立候補者の概要
1 武内更一のプロフィール
2 及川智志のプロフィール
3 荒中の経歴
4 山岸良太の経歴・著作のうち,経歴
5 川上明彦プロフィール
第3 関連記事等
第1 2020年の日弁連会長選挙の立候補者
1(1) 立候補者の修習期及び所属弁護士会並びに選挙運動用ウェブサイト(氏名にリンクを張っています。)は届出順に,以下のとおりです(日弁連HPの「令和2年度同3年度日弁連会長選挙 選挙公報」参照)。
① 武内更一(38期・東京弁護士会)
② 及川智志(51期・千葉県弁護士会)
③ 荒 中(34期・仙台弁護士会)
④ 山岸良太(32期・第二東京弁護士会)
⑤ 川上明彦(34期・愛知県弁護士会)
(2) 荒候補及び山岸候補の間で,令和2年3月11日(水)に再投票が実施された結果,荒候補が当選しました。
2 過去最高立候補者数であった1986年及び2012年の日弁連会長選挙の立候補者数は4人でしたが,2020年の日弁連会長選挙の立候補者数は5人になりました。
3 「2020年の日弁連会長選挙の立候補者の政策の骨子」も参照してください。
(・∀・)日弁連選挙における電話による選挙運動について(^ω^)
— 深澤諭史 (@fukazawas) January 13, 2020
第2 2020年の日弁連会長選挙の立候補者の概要
元号か西暦かについては,立候補者の選挙運動用ウェブサイトの記載にあわせています。
1 武内更一のプロフィール
(1) 略歴
1958年 東京生まれ
1981年 早稲田大学法学部卒業
1983年 司法試験合格
1986年 司法修習修了(第38期)・東京弁護士会登録
(2) 主な会務歴
① 日弁連関係
司法基盤整備・法曹人口問題基本計画等策定協議会幹事
司法試験・司法修習制度等検討協議会幹事
新会館建設実行本部事務局員
会館運営委員会委員長
② 東弁関係
常議員
憲法問題対策センター委員
会館委員会委員長
2 及川智志のプロフィール
(1) 略歴
1965年5月26日、宮城県石巻市生まれ。小学生のときに父が経営していた水産加工会社が倒産して夜逃げ、東京、静岡と引っ越しを繰り返しました。静岡県清水市(当時)の清水東高校を1984年に卒業。早稲田大学法学部を1988年に卒業後、丸井に就職し、紳士服売り場を担当しました。その後転職し業界紙(化学)の記者を経験。言いたいことが言える仕事に就きたいと考え司法試験にチャレンジ、1996年に合格、1999年弁護士登録(51期、千葉県弁護士会)。
(2) 主な会務歴
2017年度千葉県弁護士会会長
3 荒中の経歴
(1) 略歴
1954年4月 福島県相馬市生まれ
1973年3月 福島県立相馬高校卒業
1979年3月 東北大学法学部卒業
1982年4月 仙台弁護士会登録(34期)
(2) 主な会務歴
① 日弁連関係
2009年度 副会長
2012 / 2013年度 事務総長
高齢者障害者の権利に関する委員会事務局長
消費者問題対策特別委員会副委員長
刑事拘禁制度改革実現本部副本部長
国選弁護対応態勢確立推進本部副本部長
日本司法支援センター推進本部副本部長/同事務局長
法曹養成制度等改革実現本部本部長代行
② 仙台弁護士会関係
2008年度 会長
消費者問題対策特別委員会委員長
高齢者/障害者の権利に関する委員会委員長
③ その他
社会福祉法人なのはな会 理事
宮城オンブズネット「エール」代表
荒先生が勝って日弁連会長になると、
次は高中先生が日弁連会長に大きく近づくようだし。。高中会長になれば、職務基本規程はめちゃくちゃ改正されそう。。 https://t.co/rh1HLySFmd
— su-san (@sutaro8583) February 7, 2020
荒候補と川上候補が手を組んだらしいよ!?#日弁連会長選挙2020 pic.twitter.com/f33CLGkcnY
— 藤本一郎 Fujimoto Ichiro (@ifujimoto) February 19, 2020
4 山岸良太の経歴・著作のうち,経歴
(学 歴)
昭和46年3月
都立豊多摩高等学校卒業
昭和53年3月
東京大学法学部卒業
(職 歴)
昭和55年
弁護士登録・第二東京弁護士会入会(32期、登録番号16988) 森・濱田松本法律事務所(元・森綜合法律事務所)所属
(弁護士会関係等主要経歴)
平成11年4月1日~12年3月31日
第二東京弁護士会副会長
平成12年5月1日~13年4月1日
第一火災海上保険相互会社保険管理人
平成13年1月1日~14年3月31日
第二東京弁護士会司法修習委員会委員長
平成14年4月1日~15年3月31日
日本弁護士連合会常務理事
平成14年5月9日~15年3月31日
日本弁護士連合会有事法制問題対策本部委員
平成14年5月13日~15年4月30日
日本弁護士連合会司法修習委員会副委員長
平成15年4月1日~18年3月31日
日本弁護士国民年金基金常務理事
平成17年4月1日~17年3月31日
第二東京弁護士会常議員(3回目)
平成18年1月1日~18年12月31日
第二東京弁護士会互助会委員会委員長
平成18年4月1日~24年3月31日
日本弁護士国民年金基金代議員
平成19年4月1日~21年3月31日
第二東京弁護士会憲法問題検討委員会委員長
平成20年6月1日~22年5月31日
日本弁護士連合会憲法委員会委員
平成21年4月1日~25年3月31日
第二東京弁護士会公設事務所運営支援等委員会委員長
平成21年5月19日~24年5月18日
下級裁判所裁判官指名諮問委員会東京地域委員会委員
平成21年11月18日~26年3月31日
日本弁護士連合会中小企業法律支援センター副本部長
平成22年6月20日~25年3月31日
日本弁護士連合会司法制度調査会委員
平成23年4月1日~24年3月31日
第二東京弁護士会弁護士業務センター委員長
平成24年10月~25年3月31日
日本弁護士連合会司法制度調査会社外取締役ガイドライン検討チーム座長
平成25年4月1日~26年3月31日
日本弁護士連合会副会長、第二東京弁護士会会長
平成25年4月1日~26年3月31日
日本弁護士連合会外国法事務弁護士登録審査会会長
平成25年4月1日~26年3月31日
日本弁護士連合会刑事拘禁制度改革実現本部副本部長
平成25年4月1日~26年3月31日
日本弁護士連合会国選弁護本部副本部長
平成25年4月1日~26年3月31日
日本弁護士連合会最高裁判所裁判官推薦諮問委員会委員
平成25年4月1日~26年3月31日
日本弁護士連合会法曹養成制度改革実現本部副本部長
平成25年8月1日~28年8月5日
日本公認会計士協会品質管理審議会委員
平成26年2月13日~
銀行等保有株式取得機構運営委員会委員(現任)
平成26年2月20日~
日本弁護士連合会憲法問題対策本部委員(現任)
平成26年2月20日~
日本弁護士連合会法律サービス展開本部委員(現任)
平成26年4月1日~
日本弁護士連合会法律サービス展開本部副本部長(現任)
平成26年4月1日~令和元年6月
日本弁護士連合会法律サービス展開本部ひまわりキャリアサポートセンターセンター長
平成26年5月27日~
日本弁護士連合会司法制度調査会特別委嘱委員(現任)
平成26年6月25日~令和元年6月
日本弁護士連合会憲法問題対策本部本部長代行
平成27年5月~
日本弁護士政治連盟副理事長(現任)
平成30年6月~
日本弁護士連合会法務研究財団理事(現任)
5 川上明彦プロフィール
(1) 略歴
昭和29年5月 愛知県西尾市生まれ
昭和48年3月 愛知県立岡崎高等学校卒業
昭和54年10月 司法試験合格(34期)
昭和55年3月 京都大学法学部卒業
昭和57年4月 名古屋弁護士会入会
(現・愛知県弁護士会)
(2) 主な会務歴
① 日本弁護士連合会
弁護士報酬規程検討小委員会副委員長(平成5年~7年)
弁護士制度改革推進本部第3部会(弁護士報酬問題検討部会)事務局長(平成12年~20年)
日弁連司法修習委員会副委員長(平成20年10月~)
日弁連司法修習費用給費制維持緊急対策本部本部長代行(平成22年~24年)
日弁連副会長(平成27年度)
日弁連理事(平成25年度)、常務理事(平成28年度)
研修委員会委員長(平成28年~現在)
② 中部弁護士会連合会
中弁連理事(平成9年、11年、24年~26年)、常務理事(平成27年、28年)
中弁連定期大会シンポジウム(子どもが学ぶ法の精神)実行委員会委員長(平成15年10月)
中弁連司法修習委員会委員長(平成20年~22年)
中弁連広報検討協議会座長(平成26年)
③ 愛知県弁護士会
名古屋弁護士会(当時)副会長(平成11年度)
愛知県弁護士会会長(平成27年度)
法教育委員会、司法修習委員会、広報委員会、職員人事委員会各委員長
(3) その他の活動
子どもサポート弁護団事務局長(平成10年~20年)
被害者サポートセンターあいち理事(平成13年~26年)
第3 関連記事等
1 以下の記事も参照してください。
① 日弁連会長選挙
② 過去の日弁連会長選挙の結果(平成20年度以降)
③ 日弁連設立時から平成18年度までの日弁連会長選挙の結果
④ 日弁連会長選挙の前年に活動していた政策提言団体(2007年以降の分)
⑤ 2019年に設立された政策提言団体の代表者の意見交換会等への出席状況
⑥ 2020年の日弁連会長選挙の立候補者の政策の骨子
⑦ 日弁連役員に関する記事の一覧
⑧ 日本弁護士国民年金基金
⑨ 日本弁護士国民年金基金の年金月額を3万円とするための掛金額の推移
2(1) 32期の山岸良太弁護士は,平成18年度から平成23年度までの間,日本弁護士国民年金基金の資産運用委員長をしていました。
(2) 東京弁護士会の会派である法友会は,令和元年12月6日,「頼りがいのある司法を築く日弁連の会」を支持するとの決議を総会で行いました。
3 弁護士自治を考える会ブログに「2020年21年日弁連会長 立候補者5名 選挙ポスター」が載っています。
日本弁護士国民年金基金は,当初の加入者が今でも予定利率が5.5%であるのに対し,新規加入者が1.5%であるなど加入者間の不公平が著しいことに気づいたとか,繰越不足金が10%ぐらいあることに不安を感じるといった理由により脱退することはできません。
https://t.co/YqCNterlFX— 弁護士 山中理司 (@yamanaka_osaka) January 18, 2020
遺言執行者をした後に特定の相続人の代理人をすれば原則として懲戒されますが,
私が代理人として関与した懲戒請求の場合,破産管財人をした後に非免責債権に関して破産者の訴訟代理人をした兵庫県弁護士会副会長経験者は日弁連懲戒委員会の全員一致で懲戒されませんでした。https://t.co/qE20MMGBxJ— 弁護士 山中理司 (@yamanaka_osaka) October 3, 2019