第1 事件アクセスキーでできること第2 第三者の利用者登録とキーの受領1 利用者登録は必要だが,登録時の本人確認は不要とされる2 登録用の招待メールと招待キーは別のものである第3 事件アクセスキーの入力と提出区分1 「事件アクセスキー入力」から提出画面を開く2 「その他」「記録外」の形式と合計200MBの上限3 ファイル形式だけを理由に「記録外」を選ばない第4 ファイルの追加から提出完了の確認まで1 「追加」したファイルのすべてが提出される2 ポップアップの後にウイルススキャンと完了通知がある第5 当事者への公開範囲1 裁判所が内容を確認して閲覧可能にする運用が想定されている2 「記録外」は「裁判所限り」を意味しない第6 キーのエラー・誤提出への対応1 招待キーの有効期限を事件アクセスキーへ転用しない2 ファイルエラーと提出後の訂正を分ける第7 出典・参考資料
第1 事件アクセスキーでできること
mintsの事件アクセスキーは,事件の当事者として関連付けられていない第三者が,裁判所へファイルを提出するために使う半角英数字12桁の情報である。
裁判所の公開FAQは,調査嘱託や文書送付嘱託等で,嘱託先が書面を提出する場面を利用例として挙げている(操作マニュアル86頁〔PDF89頁〕,公開FAQのPDF10頁~11頁)。
この機能を使っても,第三者が当事者の提出ファイルを閲覧・ダウンロード・印刷できるようにはならない。
反対に,第三者の提出ファイルは,裁判所があらかじめ内容を確認し,事件に関連付けられた当事者が閲覧・ダウンロードできる状態にする運用が想定されている(公式FAQの第三者提出に関する回答)。
本記事は,令和8年8月30日に確認した操作マニュアル2.3版(令和8年7月15日改訂)の86頁~91頁〔PDF89頁~94頁〕を中心に,登録から提出完了の確認までを説明するものである。
公開FAQのPDFは令和8年4月時点の回答一覧であり,その後の修正・追加を含まないため,第三者の登録・閲覧権限等は公式チャットボットの対応する回答と併せて参照している。
マニュアル全体の参照先を探す場合は,mintsマニュアルの目的別索引を参照されたい。
第2 第三者の利用者登録とキーの受領
1 利用者登録は必要だが,登録時の本人確認は不要とされる
公式FAQは,第三者ユーザにも利用者登録(サインアップ)が必要で,登録方法は当事者ユーザと同様である一方,登録時の本人確認は不要であると説明している(公開FAQのPDF11頁)。
本人確認が不要という説明は,アカウント登録,メールアドレスの確認及び二要素認証まで省略できるという意味ではない。
初めて利用する場合は,提出を求めた裁判所に第三者として利用することを伝え,登録用の招待メールと事件アクセスキーの受領方法を確認する。
招待メールを受領した後の登録操作は,次の順序で進める(操作マニュアル8頁~13頁〔PDF11頁~16頁〕)。
① mints公式トップページの「サインイン」から「今すぐサインアップ」を開く。
② 招待メールを受け取ったメールアドレスを入力し,確認コードによる確認を行う。
③ 画面の案内に従い,利用者情報,パスワード及び電話番号による二要素認証を設定する。
④ アカウント登録完了のメールとホーム画面を確認する。
会社等の第三者ユーザの事務担当者については,サインアップ後に法人商号等,法人番号,法人等連絡先及び法人等所在地を入力する説明がある(操作マニュアル13頁〔PDF16頁〕)。
一般的な登録案内は裁判所のmints概要ページにも掲載されているが,当事者向けの本人確認書類の案内を第三者へそのまま当てはめないようにする。
2 登録用の招待メールと招待キーは別のものである
登録用の招待メールはアカウントを作るための案内であり,招待キーは当事者として個別事件に関連付くための情報である。
事件アクセスキーとの違いは,文字列の長さではなく,用途と入力メニューにある(操作マニュアル84頁〔PDF87頁〕,86頁〔PDF89頁〕)。
比較事項
招待キー
事件アクセスキー
主な目的
当事者ユーザを個別事件に関連付ける
関連付けられていない第三者がファイルを提出する
文字列
半角英数字12桁
半角英数字12桁
(続きを読む...)mintsの事件アクセスキーによる提出方法|第三者の登録・提出区分・当事者への公開範囲(AI作成)