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日弁連・弁護士会

日弁連の死刑代替刑案とは―終身拘禁刑・特別減刑・仮釈放の違い(AI作成)

目次

第1 まず区別したい三つの制度第2 裁判所による特別減刑の提案1 申立てまでの期間と,審理を行う裁判所2 申立人と審理の対象第3 減刑されても,直ちに仮釈放されるわけではない第4 被害者の意見と,不服申立てをどう扱う案か第5 よくある疑問1 日弁連の提言は,終身刑から必ず出られるという内容か2 特別減刑は,現在の仮釈放や恩赦と同じか3 15年案と20年案のどちらが日弁連の最終案か4 この案を知れば,死刑の存廃について結論が決まるか第6 関連記事と出典
第1 まず区別したい三つの制度

日弁連の2022年11月15日付け「死刑制度の廃止に伴う代替刑の制度設計に関する提言」は,死刑廃止に伴って仮釈放のない終身拘禁刑を設け,例外的に裁判所の特別減刑によって無期拘禁刑へ変更する仕組みを提案したものである。
特別減刑と,減刑後に問題となる仮釈放は,主体も判断の内容も異なる。
提言を読んで「15年又は20年で釈放される」と理解することはできない。

本記事は,提言の制度設計を現行の無期拘禁刑と比較して説明する。
本記事の調査の基準日である令和8年11月1日の時点で,提言の終身拘禁刑と特別減刑手続を定めた法律は確認できない。
提言にある手続を,現在の受刑者がそのまま利用できる制度として案内するものではない。

比較する制度制度の位置付け読み分ける点現行の無期拘禁刑刑法上の刑刑法28条の仮釈放の可能性がある提言の終身拘禁刑死刑廃止に伴う創設案通常の仮釈放を認めず,別に特別減刑を構想する提言の特別減刑裁判所が刑を変更する手続案無期拘禁刑への変更と,施設からの釈放は別である

現行法の根拠は刑法28条であり,提言の根拠は後掲の2022年提言の第1及び第2である。
現行の仮釈放の審理は地方更生保護委員会が行う(法務省・令和7年版犯罪白書)。

第2 裁判所による特別減刑の提案
1 申立てまでの期間と,審理を行う裁判所

提言は,特別減刑を申し立てるために必要な期間について,15年又は20年という二つの案を示している。
いずれの年数を採るかは確定しておらず,期間が過ぎれば自動的に減刑されるという案でもない。
収容地の地方裁判所を第一審とし,合議体による審判手続を採る案である。

2 申立人と審理の対象

申立人は本人を基本とし,本人の意思に反しないことを条件に,配偶者,三親等内の親族,刑事施設の長及び検察官にも申立てを認めることを検討する案である。
提言も,本人以外の申立権は検討すべきとするにとどめている。

減刑の実体的な判断では,矯正処遇等により改悛の状が顕著に認められるようになったことが必要であるとする。
社会状況も判断要素に含めるかは,提言が引き続き検討する論点としている。
申立てに必要な期間と,減刑を認める実体的な理由を分けて理解すべきである。

以上は,提言の第1・4,第2・3(3)(4)(6)から(9)に対応する。

第3 減刑されても,直ちに仮釈放されるわけではない

提言の特別減刑は,終身拘禁刑を無期拘禁刑へ変更する判断であり,直ちに社会内へ戻す判断ではない。
提言は,減刑の判断が確定した時を起点に,無期拘禁刑についての仮釈放の法定期間を計算する構成を示している。
この法定期間(10年)を経過した後も,地方更生保護委員会による判断が必要となる。

したがって,申立必要期間,減刑の審理,減刑後の法定期間,仮釈放の許否という段階を混同してはならない。
提言は,15年案なら最低25年,20年案なら最低30年で仮釈放の申請が可能になると説明している。
ただし,これは申請が可能となる最短の計算であり,その時期の減刑や釈放を示すものではない。

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大阪弁護士会の法律相談が30分2,000円に―令和8年11・12月の対象会場と予約方法(AI作成)

目次

第1 令和8年11・12月の法律相談料第2 対象となる5つの会場第3 2,000円の対象外となる相談方法第4 延長したときの相談料第5 予約サイトでの予約方法第6 30分の相談に備えて整理しておくこと第7 出典及び確認時点
第1 令和8年11・12月の法律相談料

大阪弁護士会は,令和8年11月・12月に対象の会場で受ける法律相談について,相談料を30分以内2,000円(税込)と案内している(公式の名称は「法律相談料2,000円キャンペーン」)。
この案内は,大阪弁護士会が実施する対象の相談についてのものである。
個々の法律事務所の相談料が一律に2,000円になるという案内ではない。

相談先を探す場合は,金額だけでなく,相談場所,予約できる日時,相談内容及び対象外の相談方法を確認する必要がある。
本記事は令和8年10月31日に確認した大阪弁護士会の予約サイトの案内に基づく。
期間限定の案内であるため,予約時には同サイトの最新表示を確認されたい。

第2 対象となる5つの会場

対象として案内されているのは,次の5会場である。

① 大阪弁護士会館
② なんば法律相談センター
③ 堺法律相談センター
④ 岸和田法律相談センター
⑤ 谷町法律相談センター

予約の際は,希望する相談分野,日時及び来場場所を確認する必要がある。
施設名だけで対象になると判断せず,予約画面に表示される相談の種類や条件も確認されたい。
この一覧は対象会場を整理したものであり,各会場に空き枠があることを保証するものではない。

第3 2,000円の対象外となる相談方法

予約サイトは,弁護士紹介制度を含む大阪弁護士会所属弁護士の法律事務所で実施する法律相談,オンライン相談及び大阪弁護士会高齢者・障害者総合支援センター(ひまわり)が実施する出張法律相談・法律事務所での来所法律相談を対象外としている。
センターの予約案内から法律事務所の紹介につながる場合でも,同じ料金になると考えず,予約先の料金を確認する必要がある。

対象の会場で受ける相談か,別の制度・別の相談方法を利用するのかは,予約時に区別する必要がある。
法テラスなど他の援助制度の利用可否については,それぞれの要件や予約方法の確認が必要である。
今回の期間限定料金の対象であることと,援助制度を利用できることは別の問題である。

第4 延長したときの相談料

予約サイトは,延長について15分ごとに2,750円(税込),延長は最大1時間までと案内している。
最初の30分以内の相談料だけを見て,長時間の相談も2,000円で済むと考えることはできない。

例えば,30分の相談に15分の延長を加える場合は,単純計算で4,750円である。
30分の相談に30分の延長を加える場合は,同じく7,500円である。
これらは表示された単価に基づく計算例であり,希望する延長時間を確保できるという意味ではない。

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死刑制度の賛成論・反対論―冤罪・抑止力・被害者支援・終身刑を比較する(AI作成)

目次

第1 まず分けたい4種類の問い1 事実・因果関係・価値判断・制度設計2 存置・廃止の間にも複数の選択肢がある第2 懇話会報告書は何に合意したのか1 16人・12回の会議と、全員一致の範囲2 報告書を尊重することと、その評価を検討すること第3 応報と生命の尊重――最も深く結論が分かれる点1 存置論を「復讐したいだけ」と扱わない2 廃止論を「加害者に甘い」と扱わない3 報告書の応報批判をどう評価するか第4 合憲かどうかと、残すべきかどうかは別の問題第5 誤判の危険――5件の再審無罪から何がいえるか1 無実の人を処刑する危険と、量刑を誤る危険2 双方の反論と、なお残る問題3 存廃と並行して検討する手続保障第6 犯罪抑止力――「分からない」の先をどう考えるか1 必要なのは無期刑などと比べた追加的な効果2 存置側の予防論と、それに対する検討3 廃止側の予防論と、それに対する検討4 最後に残るのは不確実性の負担の配分第7 被害者・遺族への責任――刑と支援を取り引きにしない1 処罰感情は重要だが、一様ではない2 支援の充実と死刑への賛否を条件にしない3 外国の支援制度から何を学べるか4 死刑確定事件の遺族への情報と、加害者家族への配慮第8 代替刑――無期刑・終身刑・減刑を混同しない1 現在の無期拘禁刑は「10年で出られる刑」ではない2 日弁連の提言は現在の法律ではない3 双方が答える必要のある制度設計第9 国際社会――数字、法的義務、政策評価を分ける1 「世界の7割」の正しい読み方2 米国・韓国と、報告書刊行後の変化3 国際的多数は重要な材料だが、それだけでは決まらない4 犯罪人引渡し・防衛協力への影響は具体的に考える第10 執行までの長期拘置、告知、方法、職員の負担1 長い拘置期間と慎重な審査をどう両立させるか2 再審請求中は当然に停止するのか3 告知と外部交通の制限4 絞首と、執行に関わる職員の保護第11 世論調査――支持を軽視せず、読み過ぎない1 83.1%が意味すること2 回答理由と終身刑の仮定3 過去との比較と、熟議の調査にも必要な公平さ第12 情報公開と公的会議体――設ければ解決するのか1 何を調査し、どこまで公開するか2 賛成論と慎重論に応える会議の条件3 検討期間中の執行停止への賛否第13 双方が相手に答えるべき問い第14 よくある疑問と、資料の使い分け1 再審無罪があるなら、廃止しかないのか2 抑止効果が証明されていないなら、死刑は無意味なのか3 終身刑があれば、すぐに安全な代替になるのか4 報告書を読めば、専門家の結論が一つに決まるのか5 どの記事から詳しい根拠を確認できるか

死刑制度の賛否は、「被害者と加害者のどちらを大切にするか」という二者択一ではありません。被害者の生命を重く受け止め、誤判を防ぎ、次の被害を減らそうとする人の間でも、国家が生命を奪うことの許容範囲について結論が分かれます。

この記事では、存置論と廃止論を、それぞれの支持者が真剣に述べる理由に即して比較します。応報、冤罪、犯罪抑止力、被害者支援、代替刑、国際関係、執行実務、世論を順に扱い、根拠のある事実、なお確かでない因果関係、価値判断、制度設計を区別します。2024年11月13日の「日本の死刑制度について考える懇話会」報告書も、その提案と評価を分けて読みます。

制度・資料の確認基準日は2026年10月28日です。古い調査や提言にはその時点を付記します。賛否のいずれかを選ぶ前に、何を理由に、どの条件の下で選ぶのかを確かめるための記事です。

第1 まず分けたい4種類の問い
1 事実・因果関係・価値判断・制度設計

「日本には死刑確定後に再審無罪となった事件がある」は歴史的事実です。「死刑が無期刑より殺人を減らすか」は因果関係の問いです。「重大な殺人には生命を失う刑が相当か」は価値判断です。「再審請求中は一律に執行を停止するか」は制度設計です。この4つを一つの数字や感情だけで決めようとすると、議論がかみ合わなくなります。

事実の誤りは立場にかかわらず訂正すべきです。他方、同じ事実を認めても、誤った執行と犯罪予防の不確実性をどう比較するか、国家権力にどの限界を置くかで結論は分かれます。「科学で結論が出ていない」ことは、どちらの政策も無条件に正しいという意味ではありません。

問い存置論の中心的な理由廃止論の中心的な理由罪と刑の均衡極めて重大な責任には究極の刑が必要となる場合がある責任を問うことと国家による生命剝奪は切り離せる誤判審理・弁護・再審の保障を強め、適用を限定する人の裁判で誤りをゼロにできず、執行後の救済が不可能犯罪予防廃止によって失う抑止効果や安全上の危険を避けたい追加的効果が不明な刑より、生命を奪わない安全対策を選びたい被害者への責任被害の重大性を国家が刑で明確に示す必要がある支援と責任追及を充実させても、死刑を必要とは限らない決定の正当性国民の支持と法秩序への信頼を重視する多数決でも保障すべき生命・尊厳の限界を重視する
2 存置・廃止の間にも複数の選択肢がある

存置論にも、現在の制度・運用を支持する立場、対象犯罪を狭める立場、全員一致や自動上訴などを条件に残す立場があります。廃止論にも、直ちに法律から削除する立場、期限付きの執行停止を先行させる立場、代替刑や被害者支援を整えて段階的に廃止する立場があります。

したがって、「死刑に賛成か」という質問だけで、再審中の執行、告知時期、絞首という方法、現在の情報公開まで支持しているとは分かりません。「死刑に反対か」という質問だけでも、無条件の釈放や軽い刑を求めているとは分かりません。

第2 懇話会報告書は何に合意したのか
1 16人・12回の会議と、全員一致の範囲

懇話会は2024年2月29日に発足し、同年11月13日まで12回の会議を開きました。報告書の委員名簿には16人が記載され、国会議員、法律家、研究者、被害者遺族、宗教・報道・労働分野のほか、元検事総長の林眞琴氏、元警察庁長官の金髙雅仁氏、元日弁連会長の中本和洋氏、経済・文化分野の委員も参加しています。肩書は報告書の名簿の基準時点によります。委員は所属組織を代表する立場ではなく、個人として参加したと説明されています。資料編の講演・報告者を、代読者と二重計上せず数えると25人で、そのうち4人は委員です。

全員一致で示したのは、現在の死刑制度をそのままにしてよいとはいえず、国会及び内閣に公的な検討の場を設け、情報を集め、国民に開き、法律の在り方を含む具体的な結論を得るべきだという提案です。検討期間中の執行停止立法や事実上の執行差控えの是非も、検討事項に含めています。全員が死刑廃止に合意した、又は直ちに執行を停止する結論に一致したという読み方は正確ではありません。報告書・公式掲載ページ

2 報告書を尊重することと、その評価を検討すること

報告書は、国際社会、誤判、被害者、刑罰理論、抑止力、執行、情報公開・世論調査という7つの視点を示しました。資料編には設立趣意、運営の申合せ、各回の議題と報告者もあります。運営の申合せでは、事務局を日弁連に委託し、日弁連が職員と経費を負担する仕組みが明記されています。多様な委員の参加という長所と、運営・構成の透明性を検討することは両立します。

報告書には、刑罰理論や被害感情の位置付けについて、廃止に親和的な評価も含まれます。公的検討を求める合意と、各章の論証にどこまで賛成するかは分けて読めます。存置側は、特定の理論を先に採用した上で異なる見解を退けていないかを問い、廃止側は、現状維持にも具体的な説明が必要だと問い得ます。

第3 応報と生命の尊重――最も深く結論が分かれる点
1 存置論を「復讐したいだけ」と扱わない

存置論の強い形は、極めて重大な犯罪について、被害者の生命と被告人の責任に見合う刑を国家が科す必要があり、自由を奪うだけでは十分に表現できない責任がある、という主張です。私的復讐を認めるのではなく、証拠と手続に従い、国家が限定的に責任を問うことを求めます。

この立場からは、被害者が奪われた将来の重さを、加害者の更生可能性だけで相殺できないこと、特に多数の生命を計画的に奪った事件で刑の上限が同じでよいのか、という問いが出ます。死刑をあらゆる殺人に用いる必要はなく、責任や事情を踏まえて最も重大な類型に限定するという説明も可能です。

2 廃止論を「加害者に甘い」と扱わない

廃止論の強い形は、責任を厳しく問い、社会を守ることは必要でも、そのために国家が人の存在そのものを消す権限まで持つべきか、という主張です。重大な犯罪をした人にも国家が侵してはならない領域があり、長期の拘禁その他の手段で責任を問うべきだと考えます。

被害者の生命がかけがえのないものであることから、必ず加害者の生命剝奪が必要になるという論理的な結論は出ません。反対に、国家による処罰と私人による殺人は法的に異なるため、「人を殺してはいけないのだから死刑も同じ犯罪だ」という説明だけでも、存置論への十分な応答にはなりません。争点は、国家の刑罰権の限界をどこに置くかです。

3 報告書の応報批判をどう評価するか

報告書は、純粋に応報だけで刑罰を正当化する考え方を批判し、犯罪予防・社会秩序維持を重視しています。しかし、責任に見合う刑の限界を定める応報の考え方と、被害と同じ害を必ず返す考え方は同じではありません。責任、比例原則、一般予防を組み合わせる立場もあります。「応報は復讐だから議論する価値がない」としてしまうと、存置論の重要な理由を取り逃がします。

また、応報的な均衡を認めても死刑が必須になるとは限らず、犯罪予防を重視しても死刑が自動的に排除されるとは限りません。どの刑罰理論を採り、その理論から生命剝奪の必要性又は禁止をどう導くかを、もう一段説明する必要があります。

第4 合憲かどうかと、残すべきかどうかは別の問題

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死刑制度がある国・ない国―国連加盟193か国の根拠法令・執行停止一覧(AI作成)

目次

第1 世界の国を4つに分けるとどうなるか1 2025年末の共通基準2 「世界の7割」の分母第2 法律上の廃止と執行停止の国の例1 通常犯罪のみ廃止という区分2 韓国とロシア第3 OECDでは「日本・米国・韓国だけ」なのか第4 米国は州・連邦・執行停止を分ける1 50州の集計と、ワシントンDC2 連邦の2021年停止は現在も続くのか第5 2026年のレバノンの死刑廃止法第6 国連決議と国際的な義務の違い第7 国連加盟193か国の国別欄の読み方第8 アフリカの国連加盟54か国第9 アジアの国連加盟47か国第10 欧州の国連加盟43か国第11 米州の国連加盟35か国第12 大洋州の国連加盟14か国第13 数字を引用するときの確認事項と関連記事

死刑がない国の数は、何を「ない」と数えるかで変わります。すべての犯罪について法律から削除した国、通常の犯罪では廃止した国、法律には残すが執行していない国を区別しなければ、国際比較を誤ります。

この記事は、アムネスティの2025年末の分類を共通の統計基準として示し、国連加盟193か国について、2026年10月29日までに確認できた法令・政府資料・国連等の資料を国別に整理します。国連加盟国、日本政府が承認する国、米国の州を同じ分母に混ぜません。存廃の理由の比較は、死刑制度の賛成論・反対論を参照してください。

第1 世界の国を4つに分けるとどうなるか
1 2025年末の共通基準
分類国・地域数分類の意味すべての犯罪について廃止113法律がいかなる犯罪についても死刑を規定しない通常犯罪についてのみ廃止9軍事上の犯罪や例外的状況の犯罪などには死刑を残す事実上の廃止23通常犯罪に死刑を残すが、原則10年以上執行せず、執行しない政策・確立した運用があるなど、同団体の基準を満たす存置54同団体の分類上、上の3分類に入らない

前三者の合計は145で、分類対象の合計は199です。法律上、通常犯罪の死刑を廃止した国までなら113と9を合わせた122です。145すべてを全面的な法律上の廃止国と呼ぶのは不正確です。存置に分類された国が毎年必ず執行するわけでもありません。アムネスティ・2025年報告書の附録2

2 「世界の7割」の分母

145を199で割れば約72.9%です。ただし、これはこの国・地域の分類における割合です。国連加盟国193や、日本政府が承認する195か国に日本を加えた196を分母にして、145だけを流用することはできません。集計に含める国・地域が一致していないためです。

「日本の死刑制度について考える懇話会」の2024年報告書は、196中144という数字を用いています。この数字を現在の表に無条件で引き継ぐのではなく、資料の作成年、対象、分類をそろえる必要があります。国数の増加は重要な動向ですが、数字自体が制度の正しさを証明するわけではありません。外務省・世界と日本の国数

第2 法律上の廃止と執行停止の国の例
1 通常犯罪のみ廃止という区分

2025年末の分類では、ブラジル、ブルキナファソ、チリ、エルサルバドル、赤道ギニア、グアテマラ、イスラエル、ペルー、ジンバブエの9か国が、通常犯罪についてのみ廃止に分類されています。平時の一般犯罪で死刑がなくても、法令上の例外がある場合の区分です。

このため、「死刑制度がある」とは、通常の殺人事件で科す制度をいうのか、軍事犯罪等の例外を含むのかを説明する必要があります。国名だけを挙げて全面廃止と扱うと、法律の範囲を広く言い過ぎます。

2 韓国とロシア

韓国は法律上死刑を残す一方、1997年を最後に執行がなく、2025年末の分類では事実上の廃止です。1998年以降執行していないことと、1998年に死刑を法律から削除したことは異なります。

ロシアも、死刑を法令上削除した国として説明すべきではありません。執行停止と憲法裁判所の判断による扱いを含む制度です。「欧州はベラルーシ以外すべて法律上廃止」という言い方では、この違いが消えてしまいます。欧州評議会の加盟国、地理的な欧州、欧州連合は、構成国も同じではありません。欧州評議会議員会議・2026年資料

第3 OECDでは「日本・米国・韓国だけ」なのか

OECD加盟国は38か国です。2025年末のアムネスティ分類と照合すると、日本と米国は存置、韓国は事実上の廃止、チリとイスラエルは通常犯罪のみ廃止に入ります。したがって、「何らかの犯罪について法律上死刑を残す国が3か国だけ」という説明は正確ではありません。OECD・加盟国一覧

2025年末の分類から通常犯罪の死刑を法律上残す国に範囲を絞れば、日本・米国・韓国という説明になります。しかし、韓国の長期不執行、米国の州・連邦の違いをあわせて示すべきです。先進国という呼び方だけで比較せず、OECDという具体的な集合と、死刑の対象犯罪を示すと誤解が減ります。

OHCHRの特別手続の公表情報には、「テロリストに対する死刑法」が2026年3月30日にイスラエル国会で採択されたと記載されています。「通常犯罪のみ廃止」という2025年末の分類を、そのまま現在の制度の説明に用いることはできません。法の対象と施行・適用の細部についての確認範囲は、後記のイスラエル欄に示します。OHCHRの公表情報

第4 米国は州・連邦・執行停止を分ける
1 50州の集計と、ワシントンDC

Death Penalty Information Centerの州別一覧では、死刑のない州は23、残す州は27です。ワシントンDCにも死刑はありませんが、50州の一つには数えません。州法の死刑を廃止しても、その州内で連邦法上の犯罪について死刑の問題が生じる余地は別にあります。州別一覧

同一覧が執行停止の区分で示すカリフォルニア、オハイオ、オレゴン、ペンシルベニアの4州を、廃止23州と合わせると27州です。「廃止又は停止29州」といった数字を使う場合は、どの時点で、どの種類の停止を加えたかの説明が要ります。一定年数執行していない州の数と、知事等が停止措置を取った州の数は同じではありません。

州の法律からの廃止、行政上の執行停止、裁判所による停止、執行がしばらくない状態は、継続期間も撤回可能性も異なります。数を足す前に、分類をそろえる必要があります。

2 連邦の2021年停止は現在も続くのか

懇話会報告書は、2021年の連邦レベルの執行停止を記載しています。当時の動きとしては重要ですが、2025年2月5日の司法長官メモは、連邦の死刑政策の転換と執行停止の解除を示しています。2026年4月24日の米司法省発表でも、解除したことを明記しています。2025年メモ、2026年の公式発表

したがって、2024年資料を引用して「現在、米国連邦も執行停止中」とすることはできません。連邦法、軍法、州法、個別の執行命令や訴訟による停止も別に確認します。米国全体を一つの廃止国又は一つの停止州として扱うことはできません。

第5 2026年のレバノンの死刑廃止法

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死刑制度の世論調査をどう読むか―存廃の理由・終身刑・調査方法(AI作成)

目次

第1 調査名・対象・実施時期第2 設問によって分母が異なる1 全員への質問と条件付きの質問2 複数回答・無回答・丸め方第3 現在の存廃と賛成理由1 「死刑もやむを得ない」は83.1%2 廃止を選んだ人の理由3 やむを得ないとした人の理由第4 将来の廃止と終身刑を仮定した回答1 廃止の時期と将来の存置2 仮釈放のない終身刑という条件第5 犯罪抑止力の設問から分かること第6 過去の調査と情報提供後の回答をどう比較するか

1 2019年と2024年の条件の違い
2 「毎回80%超」と,将来の廃止の可能性
3 終身刑の設問と抑止力の設問
4 情報を与えて討論する調査の利点と限界

第7 出典及び関連記事1 内閣府の原資料2 日弁連の方針及び無期刑の制度
第1 調査名・対象・実施時期

内閣府「基本的法制度に関する世論調査(令和6年10月調査)」では,死刑制度の存廃に関する回答だけでなく,その理由,将来の廃止可能性,仮釈放のない終身刑を仮定した回答も調べている。
数字を読むときは,何を質問し,誰を100%としているかを併せて確認する必要がある。

調査は令和6年10月24日から12月1日まで郵送法で実施され,結果は令和7年3月14日に掲載された。
全国18歳以上の日本国籍を有する者を母集団として3,000人を抽出し,有効回収数は1,815人,有効回収率は60.5%であった。
抽出方法は層化2段無作為抽出法である。

本稿はこの調査の設問と集計を説明するものであり,調査結果から死刑の存廃についての法的・政策的結論が一意に決まるとするものではない。
原資料は内閣府の調査概要・調査票・報告書の注意事項であり,確認日は令和8年10月19日である。

第2 設問によって分母が異なる
1 全員への質問と条件付きの質問

問2・問7・問8の分母は有効回収数1,815人である。
一方,廃止理由と廃止時期を聞く問3・問4は問2で廃止を選んだ300人,存置理由と将来の存廃を聞く問5・問6は「死刑もやむを得ない」を選んだ1,508人を対象とする。

設問内容の要約分母・回答方式問2現在の死刑制度の存廃1,815人・1つ選択問3廃止を選ぶ理由300人・複数回答問4即時廃止か段階的廃止か300人・1つ選択問5やむを得ないとする理由1,508人・複数回答問6将来も存置するか1,508人・1つ選択問7死刑がなくなった場合の犯罪増加についての意見1,815人・1つ選択問8仮釈放のない終身刑を導入した場合の存廃1,815人・1つ選択

表の質問内容は要約であり,正確な質問文と回答の分岐は調査票で確認できる。
例えば,問6の34.4%を,国民全体又は回答者全体の34.4%と読み替えてはならない。

2 複数回答・無回答・丸め方

問3・問5では複数の理由を選べるため,各項目の割合の合計は100%を超え得る。
理由ごとの割合を足して,互いに重ならない人数又は賛否の内訳として扱うことはできない。

原資料は割合を四捨五入して表示しているため,無回答を含めても合計が100.0%にならない場合がある。
問8は37.5%,61.8%,無回答0.8%で合計100.1%となるが,数値を調整して100%にそろえない。

第3 現在の存廃と賛成理由
1 「死刑もやむを得ない」は83.1%

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日弁連の嘱託弁護士とは―仕事内容,委嘱・任期と事務局職員との違い(AI作成)

目次

第1 日弁連の嘱託弁護士とは1 専門的な調査や会務を支える弁護士2 事務総長・事務次長や事務局職員との違い第2 どのような仕事をするのか1 調査室2 刑事調査室3 研修・業務支援室4 綱紀委員会調査員の業務例第3 誰が委嘱し,任期は何年か1 事務総長の推薦と会長の委嘱2 任期は担当する室の規程で異なる第4 報酬,勤務条件及び通常業務との関係1 職員の募集要項を嘱託の条件と混同しない2 通常の弁護士業務との両立第5 よくある質問1 日弁連の嘱託弁護士は何をするのか2 嘱託弁護士の任期は2年か3 日弁連職員の初任給が嘱託弁護士の報酬になるのか4 嘱託弁護士と事務次長は同じ役職か第6 関連記事第7 出典・参考資料
第1 日弁連の嘱託弁護士とは
1 専門的な調査や会務を支える弁護士

日弁連の嘱託弁護士とは,日弁連から委嘱を受け,担当する室や委員会等で専門的な調査,資料作成その他の会務を担う弁護士である。
例えば,調査室の司法に関する調査研究,刑事調査室の刑事司法に関する調査・情報整理,綱紀委員会調査員による記録の精査等がある。
仕事内容と委嘱の根拠は担当先ごとに確認する必要があり,「嘱託」という名称だけで,全員の任期,勤務日数又は契約条件が同じであると理解することはできない。

本記事は,令和8年10月18日に日弁連の公開サイトで確認した規程と,令和6年公表の就任者インタビューを基に,制度と具体的な業務例を整理したものである。
平成24年刊行の『弁護士業務ハンドブック』は当時の組織を説明する資料として参照し,当時の室名や人数を現在値として用いない。

2 事務総長・事務次長や事務局職員との違い

事務総長及び事務次長は,日弁連会則82条の2に置かれた役職である。
事務総長は会長の命を受けて日弁連の事務を掌理し,事務局職員を指揮監督し,事務次長は事務総長を補佐する。
これに対し,本記事で取り上げる各室の嘱託は,それぞれの規程に基づき,専門分野の調査等を担当する。

事務局職員の任免は,事務局職制4条により会長が行う。
一方,調査室規程4条,刑事調査室規則3条3項及び研修・業務支援室規則3条3項は,嘱託について,事務総長の推薦に基づき会長が委嘱すると定めている。
職員の採用・任免と,これらの規程に基づく嘱託の委嘱は,分けて読む必要がある。

第2 どのような仕事をするのか
1 調査室

調査室規程1条は,調査室の職務を司法に関する調査研究と定めている。
同規程2条は室長及び嘱託若干名を置くものとし,3条は嘱託の中から会長が室長を指名すると定めている。
また,6条は,会長の求めにより,嘱託が日弁連の会議に出席して意見を述べることができるとしている。

『弁護士業務ハンドブック』(平成24年)20頁は,当時の調査室について,司法に関する調査研究のほか,単位会の会則・会規等の審査,会長及び事務総長の諮問への回答,関連する委員会の支援等を紹介している。
これは調査業務の具体像を知る資料になるが,同書に記載された人員構成を現在の体制とみなすことはできない。

2 刑事調査室

刑事調査室規則2条は,刑事司法制度及び刑事司法に係る立法課題に関する調査・研究・資料作成と,刑事司法関係の会務に関する情報の収集・分析・保存・管理・提供を掲げている。
同規則3条は室長及び嘱託を置くものとし,副室長を置くことも認めている。

令和6年10月28日公表の法友会のインタビューで,大橋君平弁護士は,刑事司法の制度・運用の調査,会内外への情報発信,法制審議会等の日弁連推薦委員の支援,各種委員会や国際機関・大使館からの照会への対応を説明している。
これは本人が述べる当時の実務例であり,現在の全嘱託が同一の担当範囲を持つという意味ではない。

3 研修・業務支援室

研修・業務支援室規則2条は,弁護士の研修方法・研修制度の調査研究,業務や倫理に関する研修の企画立案,業務分野の調査研究,弁護士及び弁護士業務の情報提供,弁護士の地域的・分野的偏在や法人問題等に関する調査研究を掲げている。
同規則3条は,室長及び嘱託若干名を置くものとしている。

(続きを読む...)日弁連の嘱託弁護士とは―仕事内容,委嘱・任期と事務局職員との違い(AI作成)

令和8年度の日弁連理事一覧―就任時の氏名・所属弁護士会(AI作成)

目次

第1 令和8年度の日弁連理事は誰か第2 地域別の日弁連理事一覧1 関東(26人)2 近畿(10人)3 中部(7人)4 中国地方(5人)5 九州(9人)6 東北(7人)7 北海道(6人)8 四国(5人)9 男女別・修習期別の集計第3 理事名簿と会長・副会長の一覧の違い1 公式の執行部一覧には何が載っているか2 理事と常務理事は別に数えるのか第4 選任・任期と名簿の時点の読み方1 理事は誰が選び,任期は何年か2 最新の在任者を調べるときの確認先第5 制度・過年度の名簿を調べる関連記事第6 出典
第1 令和8年度の日弁連理事は誰か

令和8年度の日弁連理事として就任時に紹介されたのは,次の地域別一覧に掲げる75人である。
日弁連新聞第625号の「2026年度 役員紹介」は,令和8年3月13日の代議員会で役員が選出されたことを説明し,理事の氏名と所属弁護士会を掲載している。

この一覧は,同号に掲載された就任時の名簿を調べるためのものであり,年度途中の辞任・補欠選任等を反映した現在の在任者一覧ではない。
会長・副会長・監事は理事と別の役職であるため,下の75人の一覧には含めていない。

氏名の字形と所属は原資料の表記による。
氏名中の体裁上の空白を省き,所属欄では原資料の「東京」「大阪」などの略記を用いている。

性別及び修習期は,日弁連の弁護士名簿の令和8年3月31日現在のデータ(以下「名簿データ」という。)のうち,氏名及び所属弁護士会が一致する会員の記載による。
75人の全員について,名簿データに該当する会員が1人ずつ見つかった。
名簿データでは,髙橋司,髙見健次郎及び金髙望の「髙」が「高」と表記されている。
名簿データの修習期は数字だけで,旧司法試験と新司法試験のいずれの合格者の期であるかを区別していない。

出典:日弁連新聞第625号「2026年度 役員紹介」(https://www.nichibenren.or.jp/document/newspaper/year/2026/625.html#05)。

第2 地域別の日弁連理事一覧
1 関東(26人)
氏名所属弁護士会(原資料表記)性別修習期冨田秀実東京男性34期冨永忠祐東京男性46期谷原誠東京男性46期上石奈緒東京女性50期岸本史子東京女性52期石橋尚子東京女性59期重富智雄東京男性65期古郡賢大東京男性66期櫻井喜久司第一東京男性47期井上裕明第一東京男性48期野田聖子第一東京女性51期飯野泰子第一東京女性55期石井邦尚第二東京男性51期國貞美和第二東京女性53期野村裕第二東京男性54期三浦修神奈川県男性41期菊地陽一埼玉男性50期東谷良子埼玉女性60期牧田謙太郎千葉県男性54期鈴木健秀茨城県男性56期五味淵郁章栃木県男性57期谷田良群馬男性56期山本正幸静岡県男性51期新里清高山梨県男性57期長瀬孝浩長野県男性53期大田陸介新潟県男性59期
2 近畿(10人)
氏名所属弁護士会(原資料表記)性別修習期髙橋司大阪男性41期平野惠稔大阪男性41期豊島ひろ江大阪女性50期深田愛子大阪女性59期谷口直大京都男性51期村上英樹兵庫県男性52期西村香苗奈良女性50期上羽徹奈良男性56期遠藤大輔滋賀男性58期吉澤尚美和歌山女性58期
3 中部(7人)
氏名所属弁護士会(原資料表記)性別修習期矢崎信也愛知県男性48期檀浦康仁愛知県男性58期森一恵三重女性58期所寿弥岐阜県男性54期神田芳和福井男性59期髙見健次郎金沢男性51期鍋谷博志富山県男性59期
4 中国地方(5人)
氏名所属弁護士会(原資料表記)性別修習期古河真人広島男性50期近本佐知子山口県女性54期佐々木基彰岡山男性51期駒井重忠鳥取県男性56期和久本光島根県男性60期
5 九州(9人)
氏名所属弁護士会(原資料表記)性別修習期池田耕一郎福岡県男性50期天久泰福岡県男性59期永尾竹則佐賀県男性60期北爪宏明長崎県男性60期松尾康利大分県男性54期東健一郎熊本県男性57期岸本圭市鹿児島県男性53期山田卓宮崎県男性60期金髙望沖縄男性56期
6 東北(7人)
氏名所属弁護士会(原資料表記)性別修習期曽我陽一仙台男性54期渡辺慎太郎福島県男性52期松本三加福島県女性52期手塚孝樹山形県男性56期山中俊介岩手男性61期山本尚子秋田女性58期森雄亮青森県男性60期
7 北海道(6人)
氏名所属弁護士会(原資料表記)性別修習期岸田洋輔札幌男性52期佐々木潤札幌男性54期兼平誠也函館男性61期山本直久旭川男性62期丸山冬子旭川女性63期簑島弘幸釧路男性57期
8 四国(5人)
氏名所属弁護士会(原資料表記)性別修習期松本龍太香川県男性60期鈴木亜佐美徳島女性57期生長拓也徳島男性61期稲垣健吾高知男性60期河野康之愛媛男性58期

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渕上玲子の経歴・学歴―女性初の日弁連会長と事務総長歴(AI作成)

目次

第1 渕上玲子は女性初の日弁連会長第2 渕上玲子の学歴は一橋大学法学部第3 東京弁護士会会長・日弁連事務総長を経た経歴第4 「女性初の日弁連会長」とはいつの就任か第5 経歴を調べる際の資料の使い分け
第1 渕上玲子は女性初の日弁連会長

渕上玲子(ふちがみ・れいこ)は,一橋大学法学部を1977年に卒業し,1983年に弁護士登録をした司法修習第35期の弁護士である。
2024年4月に女性として初めて日本弁護士連合会(日弁連)会長に就任し,2024年度・2025年度の会長を務めた。

以下は,一橋大学が2024年12月26日に公開した本人参加の対談記事及び日弁連の公表資料に基づき,2026年10月16日現在の時点で経歴を整理したものである。
2026年度・2027年度の会長は松田純一であり,渕上玲子の会長在任期と区別する必要がある。

項目内容氏名・読み渕上玲子(ふちがみ・れいこ)大学・学部一橋大学法学部。1977年卒業弁護士登録・修習期1983年・司法修習第35期所属弁護士会東京弁護士会(2024年の当選決定時)主な役職歴2017年の東京弁護士会会長・日弁連副会長,2020年度・2021年度の日弁連事務総長日弁連会長の通常任期2024年4月1日から2026年3月31日まで(2024年度・2025年度)

出典:一橋大学・司法制度改革を経て広がる社会における弁護士の活動領域(https://www.hit-u.ac.jp/hq-mag/pick_up/577_20241226/),日弁連公式プロフィール(現会長)(https://www.nichibenren.or.jp/jfba_info/organization/message/),日弁連会則第62条(https://www.nichibenren.or.jp/library/pdf/jfba_info/rules/kaisoku/kaisoku_no_1.pdf)。

第2 渕上玲子の学歴は一橋大学法学部

出身大学は一橋大学であり,1977年に法学部を卒業している。
一橋大学の対談では,民事訴訟法の竹下守夫教授のゼミに所属していたことを本人が述べている。

同じ対談で渕上は,当初は裁判官になりたいと考え,高校生の頃から法曹を目指していたと振り返っている。
これは本人が語った進路選択の経緯であり,その後の弁護士としての職歴とは分けて把握できる。

司法修習は第35期で,弁護士登録は1983年である。
大学卒業,司法修習及び弁護士登録は異なる段階の出来事であり,卒業年をそのまま登録年と読むことはできない。

第3 東京弁護士会会長・日弁連事務総長を経た経歴
年・年度主な経歴1977年一橋大学法学部卒業1983年弁護士登録(司法修習第35期)2017年東京弁護士会会長,日本弁護士連合会副会長2020年度・2021年度日本弁護士連合会事務総長2024年度・2025年度日本弁護士連合会会長

この経歴で区別すべき点は,東京弁護士会会長,日弁連副会長,日弁連事務総長及び日弁連会長が,それぞれ異なる役職であることである。
一橋大学の公表プロフィールでは,2017年の東京弁護士会会長・日弁連副会長の後に,2020年度・2021年度の日弁連事務総長,2024年度・2025年度の日弁連会長が記載されている。

事務総長を務めた年度と会長を務めた年度は同じではない。
歴代の会長と事務総長を対照する場合は,日弁連の歴代会長及び事務総長が参照先となる。

第4 「女性初の日弁連会長」とはいつの就任か

女性初の会長就任は2024年4月である。
一橋大学の対談記事は,冒頭で渕上玲子が同月に女性として初めて日弁連会長に就任したことを紹介している。

会長選挙の投開票は2024年2月9日に行われ,同月20日の選挙管理委員会で開票結果が確定し,東京弁護士会所属の渕上玲子が当選者と決定された。
日弁連新聞第600号の「日弁連会長選挙開票結果」に記載されている(https://www.nichibenren.or.jp/document/newspaper/year/2024/600.html)。

会長の通常任期は2年で,選任年の4月1日を始期とする(日弁連会則第62条)。
渕上の担当年度は2024年度・2025年度であり,2026年4月1日には松田純一が会長に就任している。
2024年当時の紹介文で用いられた「会長」という肩書は,資料公表時の肩書として読む必要がある。

2024年の選挙時の候補者と公表資料は,2024年の日弁連会長選挙で扱っている。

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松田純一日弁連会長の経歴・学歴―修習期,所属弁護士会と任期(AI作成)

目次

第1 松田純一日弁連会長はどのような弁護士か第2 松田純一の学歴と弁護士登録1 出身大学は慶應義塾大学法学部2 司法修習は第45期,登録は1993年第3 東京弁護士会会長から日弁連会長までの主な経歴第4 日弁連会長にいつ就任し,任期はいつまでか第5 就任挨拶で述べた課題と選挙公約の読み分け第6 会長の制度・歴代会長を調べる場合
第1 松田純一日弁連会長はどのような弁護士か

松田純一(まつだ・じゅんいち)は,東京弁護士会に所属する弁護士で,2026年度・2027年度の日本弁護士連合会(日弁連)会長である。
慶應義塾大学法学部法律学科を1984年に卒業し,1993年に弁護士登録をした司法修習第45期の弁護士である。

以下は,2026年10月16日現在の日弁連公式プロフィール及び所属事務所の公表経歴に基づく。
2026年の会長選挙における候補者としての政策と,就任後の会長としての職務を区別して整理する。

項目内容氏名・読み松田純一(まつだ・じゅんいち)所属弁護士会東京弁護士会大学・学部慶應義塾大学法学部法律学科弁護士登録・修習期1993年・司法修習第45期会長の通常任期2026年4月1日から2028年3月31日までの2年間所属事務所松田綜合法律事務所(所長弁護士)

出典:日弁連・会長からのご挨拶とプロフィール(https://www.nichibenren.or.jp/jfba_info/organization/message/),松田綜合法律事務所・松田純一弁護士紹介(https://jmatsuda-law.com/members/junichi-matsuda/),日弁連会則第62条(https://www.nichibenren.or.jp/library/pdf/jfba_info/rules/kaisoku/kaisoku_no_1.pdf)。

第2 松田純一の学歴と弁護士登録
1 出身大学は慶應義塾大学法学部

日弁連公式プロフィールに記載されている大学は,慶應義塾大学法学部法律学科であり,卒業年は1984年である。
所属事務所の経歴では同年3月卒業とされ,民事訴訟法の伊東乾教授が指導教授として記載されている。

2 司法修習は第45期,登録は1993年

修習期は司法修習第45期である。
所属事務所の経歴では1993年4月に東京弁護士会登録とされており,大学卒業年と弁護士登録年は異なる。

同事務所の公表経歴には,1996年のオランダ・ライデン大学での研修及びカリフォルニア大学バークレー校での1年間の客員研究員歴も掲載されている。
これらは大学卒業後の研修・研究歴である。

第3 東京弁護士会会長から日弁連会長までの主な経歴
年・年度主な経歴1984年慶應義塾大学法学部法律学科卒業1993年東京弁護士会に弁護士登録(司法修習第45期)2002年松田純一法律事務所を開設。2004年に松田綜合法律事務所へ名称変更2012年・2013年司法試験考査委員(行政法)2014年東京弁護士会副会長2023年度東京弁護士会会長,日本弁護士連合会副会長2026年度・2027年度日本弁護士連合会会長

日弁連の公式プロフィールには,若手法曹・若手弁護士の支援や,国選弁護,再審法改正,選択的夫婦別姓制度等に関する委員会・本部での履歴も掲載されている。
東京弁護士会の役職と,全国組織である日弁連の役職は別であり,2023年度は東京弁護士会会長と日弁連副会長を務めた後,2026年度に日弁連会長へ就任したという順序になる。

経歴の出典:所属事務所の公表経歴(https://jmatsuda-law.com/members/junichi-matsuda/),日弁連公式プロフィール(https://www.nichibenren.or.jp/jfba_info/organization/message/)。

第4 日弁連会長にいつ就任し,任期はいつまでか

松田純一の会長就任日は2026年4月1日であり,通常の2年任期の終期は2028年3月31日である。
日弁連会則第62条は会長の任期を2年,始期を選任年の4月1日と定めており,日弁連の就任挨拶にも2026年4月1日から会長を務める旨が記載されている。

2026年2月6日に行われた会長選挙について,日弁連は同月18日の選挙管理委員会で開票結果を確定し,松田純一を当選者と決定した。
投開票日,当選決定日及び会長就任日はそれぞれ異なる。

出典:日弁連・2026年会長選挙の開票結果(https://www.nichibenren.or.jp/news/year/2026/260218.html),2026年4月1日の会長挨拶(https://www.nichibenren.or.jp/jfba_info/organization/message/all/260401.html),会則第62条(https://www.nichibenren.or.jp/library/pdf/jfba_info/rules/kaisoku/kaisoku_no_1.pdf)。

第5 就任挨拶で述べた課題と選挙公約の読み分け

2026年4月1日の就任挨拶で,松田会長は山形県新庄市出身であることに触れ,地域による司法サービスの格差,多文化共生,海外で活動する企業・日本人への法的支援,再審法改正などを課題として挙げている。

(続きを読む...)松田純一日弁連会長の経歴・学歴―修習期,所属弁護士会と任期(AI作成)

日弁連副会長を務めた白承豪弁護士―2019年度の就任・経歴と国籍(AI作成)

目次

第1 日弁連副会長を務めた白承豪弁護士1 韓国籍の副会長として紹介された弁護士2 就任したのは2019年度第2 公表されている主な経歴第3 2019年度の主な担当会務第4 現任者・歴代名簿・制度の調べ方1 2026年度の現任者との区別2 副会長の職務・選任・任期・報酬第5 出典
第1 日弁連副会長を務めた白承豪弁護士
1 韓国籍の副会長として紹介された弁護士

日弁連副会長を務めた白承豪(はく・しょうごう)弁護士は,兵庫県弁護士会の弁護士であり,2019年度に日弁連副会長に就任した。
所属事務所の白承豪弁護士の紹介は,同弁護士をソウル出身の在日韓国人一世とし,2019年に外国籍弁護士として初めて日弁連副会長に就任したと紹介している。

2 就任したのは2019年度

日本弁護士政治連盟の平成31年度日弁連副会長紹介にも,「白承豪(兵庫県弁護士会)」が掲載されている。
平成31年度は,途中の改元により令和元年度とも表記される2019年度である。
そのため,「平成31年度」「令和元年度」「2019年度」は,同じ年度の副会長就任を指す。

第2 公表されている主な経歴

所属事務所の紹介に記載された主な経歴は,次のとおりである。

時期経歴1985年3月琉球大学法文学部卒業1990年10月司法試験合格1993年4月大阪弁護士会に弁護士登録1996年4月神戸弁護士会(当時)に登録替え2017年4月兵庫県弁護士会会長,日弁連常務理事に就任2019年4月日弁連副会長に就任

このように,兵庫県弁護士会会長の就任は2017年4月,日弁連副会長の就任は2019年4月であり,別の役職・時期として記載されている。

第3 2019年度の主な担当会務

前記の日本弁護士政治連盟の紹介は,白承豪副会長の主な担当として,人権擁護委員会及び2020年コングレス日本会議を挙げている。
これは2019年度の就任時の紹介における主な担当である。

他の副会長や他年度の担当を調べる場合は,日弁連の歴代副会長の担当会務を参照されたい。

第4 現任者・歴代名簿・制度の調べ方
1 2026年度の現任者との区別

日弁連の2026年度役員一覧(2026年10月1日現在)には,副会長15人が掲載されており,白承豪弁護士の氏名は含まれていない。
2019年度に副会長を務めたという経歴と,現在の副会長が誰であるかは,年度を分けて確認する必要がある。

現任者と過年度の氏名・所属は,日弁連の歴代正副会長(昭和57年度以降)に掲載している。

2 副会長の職務・選任・任期・報酬

日弁連副会長の職務,選任方法,任期及び報酬については,日弁連の会長・副会長―職務,選任,任期,報酬及び正副会長会(AIリライト)を参照されたい。

第5 出典

神戸セジョン外国法共同事業法律事務所・白承豪弁護士の紹介(経歴及び公表された来歴)。

日本弁護士政治連盟・平成31年度日本弁護士連合会副会長(2019年度の副会長及び主な担当)。

日本弁護士連合会・2026年度役員一覧(2026年10月1日現在の現任者)。

綱紀審査会とは―弁護士会の不懲戒決定を争う要件・期限・申出書(AI作成)

目次

第1 綱紀審査会とは何か1 日弁連に置かれる11人の審査機関2 綱紀委員会・懲戒委員会との違い第2 綱紀審査を申し出られる場合と対象外の場合1 申出の前提となる3つの段階2 懲戒委員会の審査後の事案・手続遅延は対象外第3 申出期限は通知を受けた日の翌日から30日1 通知の受領日と郵送の取扱い2 休日・やむを得ない事由・誤った教示の特例第4 綱紀審査申出書の書き方1 公式参考書式と記載する事項2 申出の趣旨と理由の組み立て第5 提出部数・証拠・提出先1 A4横書・正本1通と副本2通が基本2 提出先と代理人第6 綱紀審査の進み方と結果1 審査期間・議事・記録の閲覧2 審査相当・却下・棄却とその後3 申出の取下げと統計の読み方第7 よくある質問1 弁護士会と綱紀委員会の関係は?2 綱紀審査は誰でも申し出られるか?3 綱紀審査で返金や損害賠償を命じてもらえるか?第8 出典・関連記事
第1 綱紀審査会とは何か
1 日弁連に置かれる11人の審査機関

綱紀審査会(こうきしんさかい)は,日本弁護士連合会(日弁連)に置かれ,一定の不懲戒決定に対する異議申出が日弁連で却下・棄却された後,懲戒請求者の申出に基づいて綱紀審査を行う機関である。
各地の弁護士会に置かれる綱紀委員会とは異なり,弁護士,裁判官,検察官及びこれらの経験者を除く学識経験者11人で構成される(弁護士法71条から71条の3)。
本記事は,令和8年10月15日に確認した現行法,日弁連の申出案内及び綱紀審査手続の規程に基づき,申出資格,期限,提出書類及び審査後の流れを説明する。

綱紀審査会が判断する中心は,原弁護士会の懲戒委員会に事案の審査を求めることが相当かどうかである。
綱紀審査会が自ら戒告や業務停止の処分をする制度ではない(弁護士法64条の4)。

2 綱紀委員会・懲戒委員会との違い
機関設置場所・構成主な役割綱紀委員会各弁護士会・日弁連。弁護士,裁判官,検察官及び学識経験者から委嘱弁護士会では事案を調査し,懲戒委員会の審査に付すべきかを議決する。日弁連では一定の異議申出も審査する懲戒委員会各弁護士会・日弁連。弁護士,裁判官,検察官及び学識経験者から委嘱懲戒の要否・処分内容等を審査する。懲戒処分等は議決に基づいて弁護士会又は日弁連が行う綱紀審査会日弁連。現職・元職の法曹三者を除く学識経験者11人所定の異議申出の却下・棄却後,原弁護士会の懲戒委員会で審査すべきかを綱紀審査する

手続全体については弁護士会の懲戒手続を,日弁連の各機関の関係については日弁連の懲戒手続を参照されたい。

第2 綱紀審査を申し出られる場合と対象外の場合
1 申出の前提となる3つの段階

綱紀審査を申し出るには,①原弁護士会が綱紀委員会の議決に基づき,懲戒委員会の審査に付さず不懲戒とする決定をし,②懲戒請求者が日弁連へ異議を申し出,③日弁連がその異議申出を却下又は棄却する決定をしたという経過が必要である(弁護士法58条4項,64条の2第2項・第5項,64条の3第1項)。
綱紀審査を申し出られるのは,その異議申出をした懲戒請求者である。
何人も懲戒請求できるという最初の段階の規定から,第三者が新たに綱紀審査を申し出られることにはならない。

まず,原弁護士会の決定書・議決書,日弁連の異議申出に対する決定書・議決書及び各通知を受け取った日が分かる資料を確認する。
通知の表題に「棄却」とあることだけでなく,どの機関がどの手続段階で審査した事案なのかを確かめる必要がある。

2 懲戒委員会の審査後の事案・手続遅延は対象外
不服の内容・現在の段階利用する制度綱紀審査の対象となるか弁護士会の不懲戒決定を初めて争う日弁連への異議申出直接は申し出られない懲戒委員会の審査に付されなかった不懲戒決定への異議を,日弁連が却下・棄却した所定の要件を満たせば綱紀審査申出対象となり得る原弁護士会の懲戒委員会が審査した事案への異議が却下・棄却された日弁連懲戒委員会による異議審査の経路対象外相当の期間内に懲戒手続を終えないことについての異議日弁連への異議申出この異議の却下・棄却は対象外

日弁連の公式案内は,原弁護士会の懲戒委員会の審査に付された事案と,相当の期間内に手続を終えないことについての異議申出を,綱紀審査申出の対象から除いている。
弁護士会の処分が不当に軽いという不服や,処分を受けた弁護士側の審査請求も,この綱紀審査とは区別する必要がある。

第3 申出期限は通知を受けた日の翌日から30日
1 通知の受領日と郵送の取扱い

綱紀審査の申出は,日弁連が異議申出を却下又は棄却する決定をした旨の通知を受けた日の翌日から起算して30日以内にしなければならない(弁護士法64条の3第2項)。
決定書に印字された決定日や,最初に弁護士会へ懲戒請求をした日を起算点にしない。
弁護士会の不懲戒決定等に対する異議申出の3か月という期間とも異なる。

提出方法は郵便,信書便又は持参である。
日弁連の公式案内では郵便は消印有効とされ,法で定める一定の信書便も通信日付印有効とされている。
ファクシミリ,電報又は電子メールによる申出は受け付けられていない。

(続きを読む...)綱紀審査会とは―弁護士会の不懲戒決定を争う要件・期限・申出書(AI作成)

日弁連の「法曹人口政策に関する当面の対処方針」(2022年3月17日)はデータを公平中立に分析したか-統計の扱いの検証(AI作成)

目次

第1 本記事の対象と結論1 対象とする文書2 本記事の結論3 検証の基準日,資料及び方法4 「弁護士は増えすぎか」という問いとの関係第2 対処方針に至る経緯1 合格者数3,000人目標から1,500人程度まで2 対処方針の結論と三つの論点3 対処方針が答えた問いと答えていない問い第3 業務量・求人量のデータの扱い1 割合だけを示し,弁護士が関与する件数の減少を示していない2 弁護士1人当たりの事件数の資料を使っていない3 「総体として大きな変化なし」というまとめ4 訴訟外業務の「顕著な拡大」の根拠5 比較の起点と終点第4 所得のデータの扱い1 質問の仕方が異なる調査をつないだ「上昇」2 所得総額という指標3 1979年から1999年までの比較4 弁護士白書の調査に表れた弁護士自身の回答第5 法曹の質のデータの扱い1 採用した資料の限界と「低下を認めない」という結論を分ける2 苦情の割合の上昇を「横ばいないし減少」とまとめている3 懲戒の数字が質の変化を映すまでの時間と分母4 選抜の厳しさの低下を論じていない5 質に近い資料を集めながら使っていない6 証拠として採る資料の基準が論点によって違う第6 司法基盤と需要の見通しの扱い1 「具体的・現実的な予測」の読み替え2 企業内弁護士の数と上場企業の数の比較3 弁護士費用保険の販売件数4 地方の新規登録の減少と減員の関係第7 結論と逆の方向に働き得る資料の扱い1 収集しながら本文で使わなかった資料2 人口減少と弁護士人口の将来予測3 意見照会の結果と減員を求める意見第8 文書内の数値の不一致と弁護士白書の版1 対処方針の中の不一致2 弁護士白書の版による数値の違い第9 対処方針の側から考えられる反論と残る問題1 データで裏付けられる事情2 減員を求める側の立証の問題3 データの扱いとして公平といえる点4 反論を踏まえても残る問題5 本記事の検討の範囲6 後日補足―組織内弁護士の増加と地域分布第10 関連記事第11 出典・参考資料1 日本弁護士連合会の文書2 弁護士会の文書3 統計・データ
第1 本記事の対象と結論
1 対象とする文書
(1) 文書の名称,作成主体及び形式

本記事が対象とするのは,日本弁護士連合会(以下「日弁連」という。)が2022年(令和4年)3月17日付けで取りまとめた「法曹人口政策に関する当面の対処方針~司法試験合格者数の更なる減員に関する検証結果~」(以下「対処方針」という。)である。
日弁連のウェブサイトでは「意見書等」の区分に掲載されており,本体(印字頁1頁~7頁),別紙「論点項目ごとの検討結果」(8頁~48頁)及び別添(49頁~57頁)から成る。
作成の経過は,日弁連の法曹養成制度改革実現本部内に置かれた法曹人口検証本部が検討し,理事会での意見を踏まえて各弁護士会及び関連委員会へ意見照会を行ったというものである(対処方針2頁~3頁)。
別添1によれば,同本部の会議は2020年度に7回,2021年度に10回開かれた(対処方針49頁)。

(2) 対処方針の結論

対処方針の結論は,「現時点において,司法試験の合格者数に関して,更なる減員を提言しなければならない状況にはない。」というものである(対処方針3頁)。
同時に,合否の判定は近年の合格者数の維持を所与の目標とせず,司法試験法1条に基づいて厳正に実施されるべきであるとも述べている。

2 本記事の結論
(1) データの扱いに見られる偏り

本記事では,対処方針は客観的なデータを公平に取り扱ったものとはいえないと考える。
対処方針は数値を作り出した文書ではなく,不利な数字の一部も本文に示している。
しかし,割合と実数のどちらを示すか,どの年を比べるか,どの資料を証拠として採るか,検証の基準をどう読むかという,解釈を選ぶ場面のほとんどで,更なる減員は不要という結論に沿う選択がされている。
さらに,資料一覧に挙げながら本文で一度も使っていない資料のなかに,結論と逆の方向に働き得るものが多く含まれている。

(2) 主な問題点

本記事が指摘する主な問題点は,次のとおりである。
①割合の上昇だけを示し,弁護士が関与する件数の減少を示していない(第3の1)。
②弁護士1人当たりの事件数の資料を集めながら,本文で使っていない(第3の2)。
③訴訟外業務の「顕著な拡大」を,金額の大きさを示さない増減率から導いている(第3の4)。
④質問の仕方が異なる調査をつないで所得の「上昇」を述べ,弁護士白書自身の注意書きを落としている(第4の1)。
⑤質の経年比較に使える指標の限界と,採用した資料から低下を認めなかったことを区別する必要があり,苦情の割合の上昇も「横ばいないし減少」というまとめだけでは捉えられない(第5の1・2)。
⑥利用者による弁護士の評価など,質に近い資料を集めながら使っていない(第5の5)。
⑦教官等の実感は退け,関係団体のヒアリングは需要の根拠に採るという,論点によって異なる基準を用いている(第5の6)。
⑧2012年の日弁連の提言が定めた判断基準を,検証する側が事後に読み替えている(第6の1)。
⑨弁護士人口の将来予測,人口の増減率,他の資格や裁判官との収入の比較等,減員の判断に関わる資料を本文で扱っていない(第7の1・2)。
⑩意見照会の結果を示していない(第7の3)。

3 検証の基準日,資料及び方法

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弁護士費用保険の保険金が減額・不払いになったとき-再査定・日弁連ADR・そんぽADR・消滅時効(AI作成)

目次

第1 結論-理由を分解し,時効を止めずに進める1 最初に行うべきこと2 再査定,ADR及び時効管理は別々の作業である第2 減額・不払いの理由を六つに分ける1 補償義務の有無2 免責事由3 対象費目4 必要性及び相当性5 事前同意及び選任手続6 金額の算定第3 再査定を求める方法1 資料を一式そろえる2 書面で回答を求める項目3 再査定申出の骨格第4 日弁連ADRとそんぽADRの違い1 比較表第5 日弁連の弁護士費用保険ADR1 対象となる紛争2 申立人と受任弁護士の制限3 和解あっせん,裁定及び見解表明4 手数料5 時効完成猶予の扱い第6 そんぽADRセンター1 利用できる相手方と申立人2 苦情解決手続と紛争解決手続3 和解案と特別調停案4 時効完成猶予は限定的である第7 消滅時効を管理する1 3年の起算点を一律に事故日にしない2 再査定中であることだけに依存しない3 管理表の最低項目第8 ADR申立書に添付する資料1 共通する提出パケット2 ADRを選ぶ前の確認第9 実務上の留意点1 保険金と弁護士報酬を混同しない2 確認した裁判例の範囲第10 まとめ1 実行順序第11 出典1 法令及び行政資料2 日弁連の資料3 そんぽADRセンター等の資料
第1 結論-理由を分解し,時効を止めずに進める
1 最初に行うべきこと

弁護士費用保険又は弁護士費用特約の保険金が減額され,又は支払われなかった場合,最初に確認すべきものは,事故時に適用される約款,不払い又は減額の根拠条項,保険会社が認定した事実及び計算過程である。
単に「LAC基準に合わない」「必要性がない」などの結論だけを争うのではなく,①補償義務,②免責,③対象費目,④必要性・相当性,⑤事前同意,⑥金額計算のどこで見解が分かれたのかを特定する必要がある。

2 再査定,ADR及び時効管理は別々の作業である

保険会社への再査定の申出,日弁連の弁護士費用保険ADR及びそんぽADRセンターは,目的,申立人,対象となる保険会社,手続の効果及び費用が異なる。
特に,ADRを申し立てたというだけで,常に消滅時効の完成が猶予されるわけではない。

保険法95条1項は,保険給付を請求する権利について,権利を行使することができる時から3年間行使しないときは時効によって消滅すると定める。
したがって,再査定やADRを進める場合も,別に起算点,完成予定日及び完成猶予・更新事由を管理する必要がある。

第2 減額・不払いの理由を六つに分ける
1 補償義務の有無

対象事故,対象となる法的手続,被保険者の範囲,保険期間又は支払事由の発生時期が約款の補償要件を満たすかという争いである。
この争いでは,商品名や一般的な「弁護士費用特約」のイメージではなく,当該事故に適用される約款本文を基礎にする。

2 免責事由

故意,契約締結前から存在した紛争,家族間紛争その他の免責条項に該当するかという争いである。
保険会社に対しては,適用した免責条項と,その条項に該当すると認定した具体的事実を対応させた説明を求める。

3 対象費目

着手金,報酬金,時間制報酬,法律相談料,日当,実費,鑑定費又は資料取得費が,約款のどの費目に該当するかという争いである。
同じ請求書に記載された金額でも,費目ごとに補償要件,事前同意の要否及び上限が異なることがあるため,一括して扱わない方がよい。

4 必要性及び相当性

費用の種類自体は補償対象でも,事件との関連性,必要性,相当性,重複又は代替可能性が争われる場合がある。
この場合は,費用ごとに,対象となる争点,行った作業,作業量,立証趣旨及び他の資料では代替できない理由を示す。

5 事前同意及び選任手続

弁護士への委任,費用の支出又は報酬額について,約款所定の事前同意を得ているかという争いである。
弁護士を自分で選べることと,その弁護士に支払う費用が全額保険金になることは別問題であり,詳細は「弁護士費用保険で弁護士を自分で選べるか」で整理している。

6 金額の算定

補償対象であること自体に争いがなくても,経済的利益,時間単価,作業時間,着手金と報酬金の算定基礎,既払額又は上限額により減額される場合がある。
この場合は,保険会社の計算式を入手し,入力値と計算方法を分けて確認する。

第3 再査定を求める方法
1 資料を一式そろえる

再査定の前に,次の資料を時系列順にそろえる。
① 保険証券及び契約内容が分かる資料
② 事故時に適用される約款及び特約
③ 弁護士との委任契約書,報酬説明書及び変更合意
④ 保険会社へ提出した事前承認申請,見積書及び請求書
⑤ 保険会社の承認,不承認又は減額回答
⑥ 作業記録,領収書,送金記録及び資料の立証趣旨
⑦ 保険会社との電話,電子メール及び面談の記録

適用約款が不明なままでは,どの事実が必要かも定まらない。
保険始期日だけでなく,事故日,紛争発生日,弁護士選任日,費用発生日及び請求日を並べ,当該商品に適用される版を確認する。

2 書面で回答を求める項目

再査定の申出では,少なくとも次の事項を項目別に尋ねる。
① 適用約款の名称,版及び条項
② 支払対象と認めた費目及び認めなかった費目
③ 各結論の前提となった認定事実
④ 金額の算定式,単価,作業時間,経済的利益及び控除額
⑤ 不足している資料と,提出した場合に再検討される事項
⑥ 争いのない部分を先に支払うことの可否
⑦ 再査定を担当する部門及び社外専門家の関与の有無
⑧ 利用できる苦情窓口及びADR

金融庁の「保険会社向けの総合的な監督指針」Ⅱ-4-4-3は,支払査定後に苦情があった場合の再度の事実確認,算定根拠の説明及び不払時の根拠条項を含む説明に着目している。
また,日本損害保険協会の「損害保険の保険金支払に関するガイドライン」は,支払額に異議がある場合の説明・再調査や,不払時の根拠条項・認定事実の説明,外部専門家を含む再検証の仕組みを掲げている。

もっとも,監督指針は保険会社の態勢に関する監督上の着眼点であり,同ガイドラインは損害保険業界の自主的な指針である。
これらは,再査定で確認すべき事項を示す重要な資料であるが,個別約款にない補償義務を当然に発生させるものではない。

3 再査定申出の骨格

再査定の申出は,次のように,争点,約款,事実及び資料を一対一で対応させるとよい。

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女性弁護士の収入・働き方・育児-2025年日弁連追加アンケートで分かることと分からないこと(AI作成)

目次

第1 この記事の対象と結論第2 2025年追加アンケートの調査設計第3 出産・育児と収入及び働き方第4 法律事務所と企業内弁護士の比較第5 地域・事務所規模・取扱分野第6 因果関係とパネル討議の限界第7 弁護士業務に生かす確認事項第8 出典
第1 この記事の対象と結論

この記事は,日本弁護士連合会が令和8年9月5日に開催した第24回弁護士業務改革シンポジウムの第8分科会資料を基に,女性弁護士の収入,働き方及び出産・育児に関する2025年追加アンケートの読み方を整理するものである。
第8分科会は予定どおり実施されたが,本記事が確認対象とするのは公表された配布資料であり,当日の発言録ではない。

結論として,公表資料は,回答者標本の中で,性別,勤務形態,事務所規模,取扱分野,地域,労働時間,顧問先,経営上の地位及び業務中断等と収入又は所得との間に関連があることを示している。
他方で,回答率は2.9%であり,回答者の自己選択,欠測及び交絡の可能性があるため,表示された割合を弁護士全体の母数値とみなし,又は特定の要因が収入差を生じさせたと断定することはできない。

したがって,本資料は,「女性弁護士は一律に不利である」と結論づけるための資料ではなく,案件配分,顧客関係,休暇前後の引継ぎ,復帰後の担当,評価及び収入をどの順に点検すべきかを示す質問票として用いるのが適切である。

第2 2025年追加アンケートの調査設計

公表資料によれば,2025年追加アンケートの対象者は弁護士45,091人であり,回答者は1,307人,回答率は2.9%である(第8分科会資料5頁~53頁)。
ウェブ方式による任意回答であるため,仕事,収入又は育児に強い関心を持つ者が回答しやすかった可能性と,繁忙又は育児負担のため回答できなかった者がいた可能性の双方がある。

このような調査では,表に記載された回答者数を分母として回答者標本内の割合を計算することはできる。
もっとも,回答しなかった約97%の状況が同じであるとは限らず,単純な回答割合を弁護士全体の割合へそのまま一般化することはできない。

資料中の記述統計は,観測された差の所在を見つけるのに有用である。
しかし,収入,所得及び売上は異なる概念であり,表ごとに対象者,分母,無回答及び集計単位を確認する必要がある。

第3 出産・育児と収入及び働き方

資料番号1は,配偶者の職業,家事及び育児の分担,出産育児に伴う休暇の取得期間,労働時間並びに収入への影響を男女別に集計している(第8分科会資料5頁~53頁)。
回答者標本では,これらの項目について男女差が報告されている。

例えば,配偶者が弁護士である回答者について,「収入が下がった」とした者は女性155人中56人(36.1%)であったのに対し,男性は50人中0人であった。
これは差の大きい集計であるが,無回答の取扱いその他の分母が表だけでは十分に明らかでない箇所もあり,出産又は育児が収入を減少させた因果的効果を直接測定したものではない。

また,資料の設問名は「出産育児に伴う休暇」である。
休暇の法的根拠及び就業上の取扱いが回答者ごとに同一であることは確認できないため,これを法令上の「育児休業」と当然に読み替えてはならない。

実務上は,休暇制度の有無だけでなく,①休暇前に顧客関係を誰へ引き継ぐか,②進行中の案件をどの基準で再配分するか,③復帰後に主担当へ戻れるか,④評価期間をどのように調整するか,⑤収入又は報酬配分へどのように反映するかを確認する必要がある。

第4 法律事務所と企業内弁護士の比較

資料番号2は,法律事務所に所属する弁護士と企業内弁護士の働き方及び経済状態を比較し,事務所規模,労働時間,月額10万円以上の顧問先,経営上の地位及び業務中断等と収入又は所得との関係を検討している(第8分科会資料54頁~66頁)。
この分析からは,「法律事務所」又は「企業内」という勤務形態の名称だけで収入及び働き方が決まるのではなく,各勤務先の規模,地位及び業務設計を見る必要があることが分かる。

法律事務所については,個人の売上,事務所の売上,経費控除後の所得及び報酬分配後の手取りを区別する必要がある。
企業内弁護士についても,給与だけでなく,労働時間,役職,評価,配置,福利厚生及び中断後の処遇を併せて確認しなければならない。

公表資料には分析に用いたすべての回帰表及び欠測処理の詳細が収録されているわけではない。
したがって,勤務形態ごとの平均差が示されていても,勤務形態そのものの効果と断定することはできない。

日本組織内弁護士協会の2026年組織内弁護士の状況によると,令和8年6月30日の組織内弁護士3,756人のうち女性は1,537人で,女性比率は40.9%である。
同資料の全弁護士は48,106人,うち女性は10,073人であり,女性比率は約20.9%である。
組織内弁護士の女性比率が全体より高いことは確認できるが,この比較は登録者の構成を示すものである。

同協会の集計は国・地方自治体の職員を除く一定の法人・団体の役員又は職員を対象とし,個々の女性が勤務先を選んだ理由,育児・介護の負担,労働時間又は離職率を直接測っていない。
前記の日弁連追加アンケートの回答集団とも対象・時点・収集方法が異なるため,両者を同じ母集団の調査として扱うことはできない。
企業内勤務であれば必ず両立しやすい,女性が企業内を選ぶ主因は育児であるという因果関係も,この比率だけからは導けない。

第5 地域・事務所規模・取扱分野

資料番号3は,地域,取扱分野,事務所規模及び修習期等と収入又は所得との関係を分析している(第8分科会資料67頁~76頁)。
単純集計でみられる東京又は大阪と他地域との差の一部は,事務所規模及び取扱分野等を考慮すると小さくなると報告されている。

この結果は,地域差が全くないことを意味しない。
所在地だけで所得を説明するのではなく,その地域で扱う依頼者層,案件単価,事件数,顧問先,事務所規模,経費,経験及び業務時間を分けて検討すべきことを示している。

また,取扱分野と所得との関連には,案件の需要及び単価だけでなく,その分野を選択できる経歴,紹介経路,事務所内の地位及び長時間労働が影響している可能性がある。
特定分野を選択すれば所得が増えるという職業選択上の因果関係へ直ちに読み替えることはできない。

第6 因果関係とパネル討議の限界

アンケートは,ある時点の回答を中心とする観察調査である。
例えば,長時間労働と高収入に関連があっても,長時間労働が高収入を生んだのか,高収入の案件が長時間労働を必要としたのか,第三の要因が双方に影響したのかは,単純集計だけでは区別できない。

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弁護士費用保険とLAC制度の違い―ミカタ・自動車保険特約・ADRの課題(AI作成)

目次

第1 LAC制度は弁護士費用保険そのものではない

1 LAC制度の役割
2 紹介案件と選任済み案件
3 LAC基準がすべての商品に共通するわけではない

第2 弁護士保険ミカタは個別の保険商品である

1 ミカタとLAC制度との接点は弁護士紹介等である
2 待機期間と原因事実の発生時期
3 ミカタ自身との紛争等に関する免責
4 基準弁護士費用,事前承認及び直接送金

第3 自動車保険の弁護士費用特約は各社約款を確認する

1 300万円の表示だけでは補償額を決められない
2 保険会社独自基準とLAC利用時の基準を分ける
3 委任前の承認と関連記事

第4 ADRは相手方と争点に応じて選ぶ

1 日弁連の弁護士費用保険ADR

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日弁連の司法シンポジウムの歴史――第1回から第30回までの開催一覧(AI作成)

第1 1973年に始まった司法シンポジウム
第2 第1回から第30回までの開催一覧
第3 開催間隔・開催地・参加方法の変化
1 開催年の並びと直近の間隔
2 地方開催と会場
3 遠隔参加の広がり

第4 テーマからたどる議論の変遷
1 裁判の担い手と弁護士自治――第1回~第9回
2 裁判を受ける権利と市民参加――第10回~第18回
3 弁護士任官と裁判員制度の実践――第19回~第23回
4 震災復興・利用者・司法の基盤――第24回~第28回
5 IT・AIを含む司法の再検討――第29回・第30回

第5 司法改革との接点と成果の継承
1 国会質疑・裁判所の検討資料での利用
2 議論の継続と成果を評価する際の限界

第6 関連記事
第7 出典・参考資料
1 日弁連の開催一覧・開催報告
2 国会会議録・裁判所の資料目録
3 団体の編纂史
4 個人の論評

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日弁連の弁護士業務改革シンポジウムの歴史――1985年の創設から第24回までの全24回一覧(AI作成)

第1 弁護士業務改革シンポジウムとは何か
第2 「弁護士業務対策シンポジウム」から「弁護士業務改革シンポジウム」へ
1 名称の変遷
2 開催頻度の変遷

第3 全24回の一覧
第4 分科会テーマにみる時代ごとの関心の推移
1 市民アクセス期(第1回~第6回,1985年~1989年)
2 弁護士偏在・多様な事務所像期(第7回~第11回,1991年~1999年)
3 IT化・地域展開期(第12回~第17回,2001年~2011年)
4 多様化・専門特化期(第18回~第21回,2013年~2019年)
5 AI・テクノロジー期(第22回~第24回,2022年~2026年)

第5 繰り返し取り上げられてきた分野
1 弁護士費用保険(権利保護保険)
2 民事信託
3 スポーツ・エンターテインメント法務
4 事務職員の活用・育成
5 地方公共団体との連携

第6 直近の第24回と今後
出典

第1 弁護士業務改革シンポジウムとは何か

弁護士業務改革シンポジウムは,日本弁護士連合会(日弁連)が主催する,弁護士業務の改善・改革をテーマとする全国規模のシンポジウムである。
おおむね2年に1度開催されており,弁護士業務改革委員会その他各種委員会の企画により,多数の分科会・ワークショップが行われる。
2026年9月5日開催の第24回(福岡市)まで,1985年の創設から41年間で24回を数える。

主催母体である弁護士業務改革委員会について,日弁連は「弁護士業務の在り方は国民生活にも大きな影響があります」との認識を示した上で,「多角的な視点から弁護士業務をよりよいものにするよう研究し,弁護士業務の改善・改革に取り組んでいます」と説明している。

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第24回弁護士業務改革シンポジウム(2026年9月5日・福岡)の分科会一覧――生成AIをめぐる3企画を中心に(AI作成)

第1 シンポジウムの概要
1 開催日時・場所・テーマ
2 弁護士業務改革シンポジウムとは何か
3 プログラムの構成

第2 生成AIに関する3つの企画
1 第2分科会「業務効率化の最前線:AIが変える弁護士と事務職員の実務」
2 第7分科会「生成AI時代のスポーツ・エンターテインメントとパブリシティ権」
3 ワークショップD「体験しよう!~生成AIを用いた文書作成と工夫~」

第3 その他の分科会
1 第1分科会「民事信託を普段使いから更なる高みへ」
2 第3分科会「弁護士が支援する『食と農』」
3 第4分科会「弁護士費用保険(権利保護保険)の課題」
4 第5分科会「中規模法律事務所の経営課題に切り込む!」
5 第6分科会「地方公共団体における第三者調査委員会の活用について」
6 第8分科会「弁護士業務の多様なキャリアを考える」

第4 会員限定のワークショップA~C
1 ワークショップA「公益通報の外部窓口を務める弁護士の『ここだけ』の情報交換」
2 ワークショップB「行政事件をやってみよう!」
3 ワークショップC「弁護士過疎地への赴任のススメ」

第5 過去のシンポジウムにみるAIというテーマの位置付け
第6 開催前資料に掲載された大阪弁護士会所属の登壇者
第7 開催後に公表された資料
出典

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弁護士バッジを紛失したときの再交付手続(AI作成)

第1 この記事が扱う対象
第2 紛失直後にすること

1 所属弁護士会への連絡と再交付申請
2 警察への遺失届又は盗難の申告

第3 官報公告と記章の再交付

1 官報公告と紛失届受理証明書
2 銀製記章と金製記章の再交付費用
3 再交付される記章

第4 紛失した記章が見つかった場合

1 紛失届を取り下げられる期間
2 発見した記章の返還

第5 再交付を待つ間の身分証明

1 記章の携帯と身分証明書による代替
2 紛失届受理証明書の限界

第6 毀損等との区別と災害時の費用免除

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弁護士法5条に基づく研修に関する日弁連の報告文書

1 弁護士法5条に基づく研修に関する日弁連の報告文書を以下のとおり掲載しています。
(令和時代)
令和元年度,令和2年度,令和3年度,令和4年度,
令和5年度,令和6年度,令和7年度,
(平成時代)
平成30年度,
* 「弁護士法第5条の規定による弁護士業務についての研修について(令和7年11月25日付の日弁連会長の報告)」といったファイル名であり,報告事項1ないし報告事項5,及び参考資料を含んだものです。

2 以下の記事も参照してください。
・ 平成16年4月1日創設の,弁護士資格認定制度

弁護士となる資格付与のための指定研修に関する文書

1 弁護士となる資格付与のための指定研修(毎年3月頃の日弁連の文書)を以下のとおり掲載しています(「弁護士法第5条の規定による研修の申請について(令和5年3月8日付の日弁連会長の文書)」といったファイル名です。)。
平成30年度,平成31年度,令和 2年度,
令和 3年度,令和 4年度,令和 5年度,
令和 6年度,令和 7年度,令和 8年度,

2 以下の記事も参照してください。
・ 弁護士となる資格付与のための指定研修

日弁連「法科大学院を中核とする法曹養成制度の20年」の誤記(AI作成)

日本弁護士連合会が編集する『弁護士白書2025年版』(2026年2月発行)は,特集1として「法科大学院を中核とする法曹養成制度の20年」を収める。制度創設から20年の統計と経過を一覧できる資料であり,弁護士が意見書,講演又は寄稿で法曹養成の現状を論じる際に引用されることが多い。[資1]

もっとも,この特集には,出典として掲げられた原資料の数値と一致しない箇所,政府決定の名称が原文と異なる箇所,及び図表の基準年度が本文と食い違う箇所が含まれている。本記事は,これらを文部科学省及び法務省の原資料と1件ずつ照合して特定し,正しい数値・名称を示すとともに,二次統計を引用するときの確認手順を整理する。特集の意義や制度評価そのものを論じるものではない。

目次

第1 本記事の対象と射程
第2 本件特集の性格と検証の方法

1 弁護士白書と本特集の位置付け
2 検証の枠組み

第3 統計数値の誤記

1 標準修業年限修了率の推移(資料 特1-5-5)

(1) 白書が示す数値とその意味
(2) 文部科学省原資料との相違

2 既修者・未修者別の修了率(資料 特1-5-6-2)

(1) 白書が示す数値とその意味
(2) 文部科学省原資料との相違

3 統計数値を引用する際の留意点

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『日弁連七十年』の誤記――記念誌の法令引用を一次資料で検証する(AI作成)

本記事は,法令の書誌情報(法令名,法律番号,制定年,条番号)や暦の対応関係が,公刊された権威ある文献であっても誤って記載され得ることを,具体例に即して確認するものである。実務家は書面において法令や裁判例を引用するが,二次資料の記載をそのまま引き写す(孫引きする)と,元資料の誤りをそのまま再生産してしまう。

ここでは,日本弁護士連合会の創立70周年記念誌『日弁連七十年』(2019年)の記載のうち,「司法制度改革の課題に関する取組」における法令引用に関する2箇所(78頁及び83頁)を取り上げ,一次資料に照らして正しい内容を確認し,法令引用の検証方法を整理する。
目次

第1 はじめに――対象と射程
第2 成年年齢を定めた太政官布告の年

1 記念誌の記載と内在的な不整合
2 確認できる事実――明治9年(1876年)と現行民法4条

第3 1999年の制定法と2001年の民事訴訟法改正

1 記念誌の記載と複数の不整合
2 確認できる事実――1999年に制定された法律等
3 2001年改正の内容――民事訴訟法220条・223条

第4 実務への示唆――法令引用をどう検証するか

1 法令番号・制定年・法令名の突合
2 改正・廃止による陳腐化への対応
3 書面作成時の確認手順

出典

(続きを読む...)『日弁連七十年』の誤記――記念誌の法令引用を一次資料で検証する(AI作成)

弁護士会館の敷地取得から竣工までの経緯(AI作成)

目次
第1 はじめに

第2 弁護士会館敷地の来歴
1 江戸時代の大岡越前守の屋敷跡
2 1956年の建物買収
3 1973年の敷地払下げ
4 旧会館の規模

第3 日弁連の発足と設立直後の事務所
1 日弁連の発足
2 設立直後の間借り事務所

第4 新会館建設の準備
1 会館建設準備委員会の設置
2 1973年の会館建設委員会の設置

第5 弁護士合同会館敷地等確認書(1987年9月7日)
1 確認書の調印
2 署名者

第6 新会館の建設費試算
1 第二次企画設計(夢の段階)の試算
2 基本設計の合意と現実的試算

第7 建設資金の調達
1 新会館建設準備金制度(特別会費)
2 特定寄付・指定寄付に基づく寄付金

第8 設計者および施工体制

(続きを読む...)弁護士会館の敷地取得から竣工までの経緯(AI作成)

公文書に関する日弁連の立場等

◯本ブログ記事の内容は,令和8年5月17日までの間,トップページに掲載していたものと同趣旨のものです。

1 公文書に関する日弁連の立場
(1) 「情報主権の確立に関する宣言」(平成2年9月28日付の日弁連人権擁護大会の宣言)には以下の記載があります。
     国が保有している国政関係の諸情報は、本来、主権者たる国民のものである。原則として、すべての国民に対し、それらの情報を知る権利が実質的に保障されていない限り、国民主権は成立しえない。
(2) 日弁連セミナー「公文書管理のあるべき姿~民主主義の根幹を支える基盤~」(平成31年2月22日開催)の案内HPには以下の記載があります。
    公文書は、「健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として、主権者である国民が主体的に利用し得るもの」です(公文書管理法1条)。また、公文書は、行政の政策決定過程を明らかにするとともに、それを根拠付けるものです。公文書管理の重要性は、自治体でも変わりません。日弁連は、全国の自治体に対して、公文書管理条例を制定することを求めています。
2 図書館の自由に関する宣言
・ 日本図書館協会HPに載ってある「図書館の自由に関する宣言」の前文には以下の記載があります。
 日本国憲法は主権が国民に存するとの原理にもとづいており、この国民主権の原理を維持し発展させるためには、国民ひとりひとりが思想・意見を自由に発表し交換すること、すなわち表現の自由の保障が不可欠である。
   知る自由は、表現の送り手に対して保障されるべき自由と表裏一体をなすものであり、知る自由の保障があってこそ表現の自由は成立する。
   知る自由は、また、思想・良心の自由をはじめとして、いっさいの基本的人権と密接にかかわり、それらの保障を実現するための基礎的な要件である。それは、憲法が示すように、国民の不断の努力によって保持されなければならない。
・ 同宣言は、すべての図書館資料は原則として国民の自由な利用に供されるべきであるとした上で、提供の自由を制限できる場合を、「人権またはプライバシーを侵害するもの」、わいせつ出版物であるとの判決が確定したもの、及び寄贈者又は寄託者が公開を否とする非公刊資料の三つに限っており、これらの制限も極力限定して適用し、時期を経て再検討されるべきものとしています。
・ 公立図書館が少年の推知報道を掲載した雑誌の閲覧を規則に基づいて禁止することの憲法上の問題は、平成14年度旧司法試験論文式試験の憲法第1問として出題されています(法務省HP「論文式試験問題・出題趣旨」)。図書館の実際の扱いと裁判例については、「公立図書館は少年の推知報道を載せた雑誌の閲覧を制限できるか」で扱っています。
3 最高裁大法廷平成元年3月8日判決
・ レペタ訴訟に関する最高裁大法廷平成元年3月8日判決は以下の判示をしています。
    報道機関の報道は、民主主義社会において、国民が国政に関与するにつき、重要な判断の資料を提供するものであつて、事実の報道の自由は、表現の自由を定めた憲法二一条一項の規定の保障の下にあることはいうまでもなく、このような報道機関の報道が正しい内容をもつためには、報道のための取材の自由も、憲法二一条の規定の精神に照らし、十分尊重に値するものである(最高裁昭和四四年(し)第六八号同年一一月二六日大法廷決定・刑集二三巻一一号一四九〇頁)。
・ 同判決は、上記の判示に先立ち、次のとおり判示しています。
 憲法二一条一項の規定は、表現の自由を保障している。そうして、各人が自由にさまざまな意見、知識、情報に接し、これを摂取する機会をもつことは、その者が個人として自己の思想及び人格を形成、発展させ、社会生活の中にこれを反映させていく上において欠くことのできないものであり、民主主義社会における思想及び情報の自由な伝達、交流の確保という基本的原理を真に実効あるものたらしめるためにも必要であつて、このような情報等に接し、これを摂取する自由は、右規定の趣旨、目的から、いわばその派生原理として当然に導かれるところである(最高裁昭和五二年(オ)第九二七号同五八年六月二二日大法廷判決・民集三七巻五号七九三頁参照)。
・ 同判決の多数意見は、「知る権利」又は「知る自由」という語を用いておらず、「情報等に接し、これを摂取する自由」を憲法21条1項の派生原理として認めたものです。同判決が引用する最高裁大法廷昭和58年6月22日判決(よど号ハイジャック記事抹消事件)は、新聞紙、図書等の閲読の自由が、憲法19条及び21条の規定の趣旨、目的から、いわばその派生原理として当然に導かれるとしたものです。

いろいろとライフイベントが発生し、最近自分の趣味や勉強に使える時間が大幅に減ってきた。長時間労働で乗り切るパワープレイが使えなくなってきた。自分の時間を切り売りして業務をする弁護士は、「時間」というものの価値を強烈に意識して高く買ってくれる人に、価値を提供していく必要がありますね

— 都 行志/Miyako Koji (@MiyakoLawyer) September 25, 2022

弁護士やコンサルタントがクライアントに対して建設的な提案をするためにはまず自身の心身の健康を維持しなくてはならない。仕事を詰め込みすぎて余裕を失くしたコンサルタントに良い仕事ができるのか、冷静に考えるべき。睡眠と運動の時間は何よりも最優先で確保、そこを侵食しそうな新件は断る。簡単

— 中尾慎吾 (@Shingo_Nakao) September 3, 2023

「インハウス弁護士の役割は『複数の外部事務所から相見積もりを取ってリーガルフィーを引き下げて予算を節約すること』にあるわけではなく、優秀な外部弁護士との間で『いざという時』には無理を聞いてもらえるような友好な関係を維持することにある」と考えさせられた話 https://t.co/O2ewt7osRR

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日弁連と信託協会の協議会合意書(平成6年2月22日付)

目次
第1 日弁連と信託協会の協議会合意書(平成6年2月22日付)
第2 合意成立までの経緯
第1 日弁連と信託協会の協議会合意書(平成6年2月22日付)
・ 日弁連と信託協会の協議会合意書(平成6年2月22日付)の本文は以下のとおりです(自由と正義1994年5月号87頁及び88頁)。

    日本弁護士連合会と社団法人信託協会とは、現在信託銀行各社が行なっている下記の相続関連業務について、拡大する国民の需要と弁護士・信託銀行双方の社会的役割を認識しつつ、相続関連業務の適正かつ健全な発展のために慎重に検討を重ねた結果、以下のとおり意見の一致をみたので、相互に確認する。双方は今後とも広く国民の期待に応えるべく、相互に協力を惜しまないこととする。

第一 遺言書作成に関する相談業務

1 信託銀行は、遺言による信託の引受および遺言執行者に就任する可能性のある事案において、遺言書の作成に通常必要とされる事項につき顧客の相談に応じる。
2 信託銀行は、顧客の財産に関して本人と推定相続人その他の者との間で現に法的紛争があり、または法的紛争を生じる蓋然性が極めて高いと認められる場合には、相談に応じない。

第二 遺産整理業務

1 信託銀行は、顧客の求めに応じて、相続人が遺産整理および分割協議を進めるために必要な知識・情報等の判断材料を提供し、相続人の総意に沿った分割協議のための参考案を提示したり、相続人全員の意見が一致した場合に分割協議の文書化に協力したりする。
2 信託銀行は、分割協議がまとまらないときは、当該遺産整理業務を打ち切るものとし、分割協議を成立させるために、信託銀行が遺産分割案を作成・提示したり、調停工作に関与・助力したりすることは避ける。
3 信託銀行は、相続債権・債務について、示談交渉を伴う取立・履行を行なわない。

第三 遺言執行業務

1 信託銀行は、財産に関する遺言の執行業務を行なう。 同一の遺言書に財産に関する事項と身分行為に関する事項とが併記されている事案においては、信託銀行は、両者を分離して処理することができるとなった時点で、財産に関する事項を執行する。
2 信託銀行は、財産に関する遺言書であっても、遺言執行者就任前にすでに法的紛争が生じており、遺言執行業務を遂行することが著しく困難と認められる場合には、遺言執行者に就任しない。

第四 広告・宣伝

信託銀行は、相続または遺言に関してすべての相談に応じるという趣旨の広告・宣伝を行なうことを避ける。

第五 情報連絡会の設置

    この確認事項にかかる弁護士・信託銀行双方の業務に関し適正な推進を図るため、日本弁護士連合会と社団法人信託協会とは、年1回程度の情報連絡会を開催し、意見および情報の交換を行ない、併せてこの確認事項を適正に運営するための協議を行なう。

以   上

あまり知られてないかもしれないので共有します。
遺言相談、遺産整理(相続手続)、遺言執行者、その広告については、日弁連と信託協会との間で、平成6年2月22日付けの合意書(『自由と正義』45巻5号)があります。

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2026年の日弁連会長選挙における矢吹公敏候補及び松田純一候補の政策と,日弁連の2025年度会務執行方針との徹底比較(AI作成)

◯2026年の日弁連会長選挙については以下の三つの記事を作成しています。
① (AI作成)2026年の日弁連会長選挙における矢吹公敏候補(東弁39期)と松田純一候補(東弁45期)の徹底比較
② (AI作成)2026年の日弁連会長選挙の選挙公報の徹底比較(39期東弁の矢吹公敏候補 対 45期東弁の松田純一候補)
③ (AI作成)2026年の日弁連会長選挙における矢吹公敏候補及び松田純一候補の政策と,日弁連の2025年度会務執行方針との徹底比較

目次
第1 はじめに
1 本記事の目的と視座
(1) 日弁連会長選挙の重要性
(2) 比較対象とする3つの文書

2 全体像の概観
(1) 2025年度会務執行方針の基調
(2) 矢吹公敏候補の政策の基調
(3) 松田純一候補の政策の基調

第2 根本哲学と会員への向き合い方
1 「社会正義」対「会員の幸福」対「現場の危機感」
(1) 現執行部の「公共性」と「経済的リアリズム」の併存
(2) 矢吹候補の「弁護士になってよかった」という実利重視
(3) 松田候補の「地域の声」と「生活防衛」

2 スローガンから読み解くメッセージ
(1) 矢吹候補の「47000人のために」
(2) 松田候補の「弁護士と司法の未来を創る」

第3 経済基盤の強化と業務支援策
1 法テラス・報酬問題へのアプローチ
(1) 現執行部の「協議・適正化」路線

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2026年の日弁連会長選挙の選挙公報の徹底比較(39期東弁の矢吹公敏候補 対 45期東弁の松田純一候補)(AI作成)

◯日弁連HPの「令和8年度同9年度日弁連会長選挙 選挙公報」に両候補の選挙公報が載っています。
◯2026年の日弁連会長選挙については以下の三つの記事を作成しています。
① (AI作成)2026年の日弁連会長選挙における矢吹公敏候補(東弁39期)と松田純一候補(東弁45期)の徹底比較
② (AI作成)2026年の日弁連会長選挙の選挙公報の徹底比較(39期東弁の矢吹公敏候補 対 45期東弁の松田純一候補)
③ (AI作成)2026年の日弁連会長選挙における矢吹公敏候補及び松田純一候補の政策と,日弁連の2025年度会務執行方針との徹底比較

目次
第1 はじめに
1 本記事の目的と視座
2 両候補の基本属性とスローガンの対比
(1) 矢吹公敏候補(39期・東弁)の基本姿勢
(2) 松田純一候補(45期・東弁)の基本姿勢

第2 経済基盤と業務領域に関する政策の徹底比較
1 弁護士報酬と公費・国費拡大へのアプローチ
(1) 矢吹候補:報酬増額と手続簡素化の両立
(2) 松田候補:具体的数値目標と社会保障的観点

2 隣接士業および職域防衛に関するスタンス
(1) 矢吹候補:家事代理権付与への明確な反対
(2) 松田候補:選挙公報の記載と当選後の発言

3 新たな業務領域の開拓
(1) 矢吹候補:企業不祥事・高収益分野への誘導
(2) 松田候補:ビジネスと人権・環境・消費者問題

第3 日弁連組織改革と会員負担の在り方
1 会費と財政負担の公平性
(1) 矢吹候補:全国レベルでの会費平準化

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2026年の日弁連会長選挙における矢吹公敏候補(東弁39期)と松田純一候補(東弁45期)の徹底比較(AI作成)

◯以下の資料を主たる情報源としています。
(矢吹公敏候補)
① 日本弁護士会会長候補 矢吹公敏ホームページ
→ 「電話はしません」という記事があります。
② 東京弁護士会前年度会長 矢吹公敏 会員(東弁リブラ2022年7-8月号)
(松田純一候補)
① 日本弁護士連合会会長選挙候補者 松田純一 公式ホームページ
② 東京弁護士会前年度会長 松田純一 会員(東弁リブラ2024年7-8月号)
◯2026年の日弁連会長選挙については以下の三つの記事を作成しています。
① (AI作成)2026年の日弁連会長選挙における矢吹公敏候補(東弁39期)と松田純一候補(東弁45期)の徹底比較
② (AI作成)2026年の日弁連会長選挙の選挙公報の徹底比較(39期東弁の矢吹公敏候補 対 45期東弁の松田純一候補)
③ (AI作成)2026年の日弁連会長選挙における矢吹公敏候補及び松田純一候補の政策と,日弁連の2025年度会務執行方針との徹底比較
目次
第1 はじめに:令和8年度日弁連会長選挙の歴史的意義
1 4万7000人時代の分岐点
2 本記事の目的と視座

第2 候補者の基本的立ち位置とキャリアの比較分析
1 矢吹候補:国際派・政策通の重鎮
2 松田候補:現場主義・未来志向の熱血漢
3 両候補が醸し出す「カラー」の違い

第3 【経済政策】「稼げる弁護士」をどう作るか?
1 矢吹候補の戦略:ビジネスローと公的支援のハイブリッド
2 松田候補の戦略:中小企業支援と若手・セーフティネット重視

第4 日弁連改革と地方・若手への視点
1 矢吹候補:構造改革と意見集約のシステム化
2 松田候補:対話とエンパワーメント

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2024年の日弁連会長選挙

目次
第1 2024年の日弁連会長選挙の立候補者,及び公示日直前まで活動していた政策提言団体
1 2024年の日弁連会長選挙の立候補者(届出順)
2 公示日の前日まで活動していた政策提言団体
第2 2024年の日弁連会長選挙の立候補者の概要
1 渕上玲子弁護士の経歴
2 及川智志弁護士の経歴
第3 2人の立候補者に関するメモ書き
第4 関連記事その他

第1 2024年の日弁連会長選挙の立候補者,及び公示日直前まで活動していた政策提言団体
1 2024年の日弁連会長選挙の立候補者
(1) 2024年の日弁連会長選挙について,選挙当時の立候補者の修習期・所属弁護士会・選挙運動用ウェブサイトを,以下に届出順で記載しています。
渕上玲子の学歴・主要経歴及び会長在任期は,渕上玲子の経歴・学歴(AI作成)に整理しています。
① 渕上玲子弁護士(35期・東京弁護士会)
② 及川智志弁護士(51期・千葉県弁護士会)
(2) 日弁連HPの「令和6年度同7年度日弁連会長選挙 選挙公報」に,渕上玲子会員の選挙公報,及び及川智志会員の選挙公報が載っています。
2 公示日の前日まで活動していた政策提言団体
・ 2024年1月9日(公示日の前日)までの間,以下の政策提言団体が活動していました(「日弁連会長選挙の前年に活動していた政策提言団体(2007年以降の分)」参照)。
① つなぐ。未来の会
・ 代表者は渕上玲子弁護士でした。
② ともに日弁連を変えよう!市民のための司法をつくる会(略称は「変えよう!会」)
・ 代表者は及川智志弁護士でした。
3 選挙結果
・ 2024年2月9日に投開票が行われ,同月20日の選挙管理委員会で開票結果が確定し,東京弁護士会所属の渕上玲子が当選者と決定されました(日弁連新聞第600号「日弁連会長選挙開票結果」参照)。
公式記録:https://www.nichibenren.or.jp/document/newspaper/year/2024/600.html。

第2 2024年の日弁連会長選挙の立候補者の概要
   元号か西暦かについては,立候補者の選挙運動用ウェブサイトの記載にあわせています。
1 渕上玲子弁護士の経歴

(続きを読む...)2024年の日弁連会長選挙

2022年の日弁連会長選挙の立候補者

目次
第1 2022年の日弁連会長選挙の立候補者,及び公示日直前まで活動していた政策提言団体
1 2022年の日弁連会長選挙の立候補者
2 公示日の前日まで活動していた政策提言団体
第2 2022年の日弁連会長選挙の立候補者の概要
1 及川智志弁護士の経歴
2 小林元治弁護士の経歴
3 髙中正彦弁護士の経歴
第3 3人の立候補者に関するメモ書き
第4 関連記事その他

第1 2022年の日弁連会長選挙の立候補者,及び公示日直前まで活動していた政策提言団体
1 2022年の日弁連会長選挙の立候補者
(1) 2022年2月4日(金)投開票予定の日弁連会長選挙の立候補者の修習期及び所属弁護士会並びに選挙運動用ウェブサイト(氏名にリンクを張っています。)はあいうえお順に,以下のとおりです参照)。
① 及川智志弁護士(51期・千葉県弁護士会)
② 小林元治弁護士(33期・東京弁護士会)
③ 髙中正彦弁護士(31期・東京弁護士会)
(2) 日弁連HPの「令和4年度同5年度日弁連会長選挙 選挙公報」に,及川智志会員の選挙公報,小林元治会員の選挙公報及び髙中正彦会員の選挙公報が載っています。
2 公示日の前日まで活動していた政策提言団体
・ 2022年1月4日(公示日の前日)までの間,以下の政策提言団体が活動していました(「日弁連会長選挙の前年に活動していた政策提言団体(2007年以降の分)」参照)。
① ともに日弁連を変えよう!市民のための司法をつくる会(略称は「変えよう!会」)
・ 代表者は及川智志弁護士でした。
② 魅力ある司法を実現する会
・ 代表者は小林元治弁護士でした。
③ 政策グループ「これからの弁護士の話をしよう」(略称は「これ弁」)
・ 代表者は髙中正彦弁護士でした。

事務所行ったら、「これ弁」と「魅力ある司法なんちゃら」両陣営から、5名の所属弁護士宛に、かなりの枚数のファックスが送られて来ており、その合間に、重要な仕事関係のファックスが一枚だけ混ざる形になるのマジでやめて欲しい。

— ニャンコ野郎★選手 (@motosutabenben) January 5, 2022

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2022年の日弁連会長選挙の立候補者の政策の骨子

目次
第1 2022年の日弁連会長選挙の立候補者
第2 選挙運動用ウェブサイトに掲載されている,立候補者の政策の骨子
1 及川智志の政策骨子
2 小林元治の政策(5つの重要課題)
3 高山正彦の政策(3つのAction)
第3 弁護士職務基本規程の改正問題
第4 令和6年の施行が予定されている弁護士情報セキュリティ規程(案)
1 総論
2 本件規程案の骨子
3 本件規程案によって弁護士が新たに負う義務(例示です。)
4 守秘義務の実質的な拡大に直ちにつながるものではないこと
5 その他
第5 関連記事その他

第1 2022年の日弁連会長選挙の立候補者
・ 2022年2月4日(金)投開票予定の日弁連会長選挙の立候補者の修習期及び所属弁護士会並びに選挙運動用ウェブサイト(氏名にリンクを張っています。)はあいうえお順に,以下のとおりです参照)。
① 及川智志弁護士(51期・千葉県弁護士会)
② 小林元治弁護士(33期・東京弁護士会)
③ 髙中正彦弁護士(31期・東京弁護士会)

1 本日投開票の日弁連会長選挙の結果を添付しています。

2 小林候補獲得会が39会,高中候補獲得会が7会,及川候補獲得会が5会であり,小林候補が当選しました。

3 元データは以下の日弁連HPに載っています。午後6時17分頃までに掲載されたと思います。https://t.co/qHkX9erzRd pic.twitter.com/plQYU9dJoe

— 弁護士 山中理司 (@yamanaka_osaka) February 4, 2022

第2 選挙運動用ウェブサイトに掲載されている,立候補者の政策の骨子
1 及川智志の政策骨子

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日弁連会長の選挙制度の改正経緯(平成19年度以降の分)

目次
1 平成19年5月25日の定期総会における改正(会長選挙規程52条及び56条3項)
2 平成20年5月30日の定期総会における改正(会長選挙規程56条2項,56条の2及び58条)
3 平成23年5月27日の定期総会における改正(会長選挙規程7条等)
4 平成27年5月29日の定期総会における改正(会長選挙規程56条の2,56条の3及び58条)
5 平成29年3月3日の臨時総会における改正(会長選挙規程27条の2,38条,50条,51条,53条,56条の2,56条の3及び58条)
6 令和3年6月11日の定時総会における改正(会長選挙規程26条,34条,35条,52条,56条及び58条)
7 令和5年6月16日の定期総会における改正(会長選挙規程6条3項,6条の2,11条,13条,17条及び35条)
8 令和7年6月13日の定期総会における改正(会長選挙規程26条,27条,34条,51条及び56条の3)
9 関連記事その他

* 改正条文は主なものだけを記載しています。

1 平成19年5月25日の定期総会における改正(会長選挙規程52条及び56条3項)
① 選挙公報の発送期限の変更
・ 改正前の発送期限は投票日の15日前でしたが,改正後は投票日の12日前となりました。
② 選挙公報の日弁連会員専用サイトへの掲載
③ 選挙郵便はがきへの証印の廃止
・ ポスターへの証印制度は維持されました。

2 平成20年5月30日の定期総会における改正(会長選挙規程56条2項,56条の2及び58条)
① 選挙郵便はがきの枚数の変更
・ 改正前は選挙権を有する会員数の5倍以下でしたが,改正後は選挙権を有する会員数の3倍以下となりました。
② 日弁連会員専用サイトを利用した選挙運動の解禁
・ 平成27年5月29日定期総会決議に基づき,日弁連会員専用サイトを利用した選挙運動は廃止されました。
③ 候補者及び会員のウェブサイトによる選挙運動の禁止
・ 平成27年5月29日定期総会決議及び平成29年3月3日臨時総会決議により全面的に解禁されました。

3 平成23年5月27日の定期総会における改正(会長選挙規程7条等)
    選挙管理委員会の委員数の変更(会長選挙規程7条1項の改正前は14人でしたが,改正後は14人以上25人以内となりました。)等がありました。

(続きを読む...)日弁連会長の選挙制度の改正経緯(平成19年度以降の分)

日弁連事務局

目次

1 総論
2 日弁連事務局職員の任免等
3 日弁連事務局職員の職務
4 日弁連事務局の組織
5 嘱託弁護士と事務局職員の違い
6 関連記事

1 総論
(1) 日弁連事務局の根拠法規は以下のとおりです。
① 日弁連会則82条の3
② 事務局職制(昭和24年10月16日会規第1号)
③ 事務局職制に関する規則(平成4年12月18日規則第53号)
(2) 日弁連HPの「日弁連の機構・財政」に公式の説明が載っています。
(3) 日弁連事務局出身の事務次長については,「日弁連の事務総長及び事務次長」を参照してください。
(4) 令和2年7月現在の日弁連事務局の連絡先は以下のとおりです(日弁連HPの「アクセス」参照)。
〒100-0013
東京都千代田区霞が関1丁目1番3号 弁護士会館15階
TEL 03-3580-9841(代表)
FAX 03-3580-2866

2 日弁連事務局職員の任免等
(1) 日弁連事務局職員の任免は会長が行います(事務局職制4条)。
(2) 日弁連事務局の部長,課長,課長補佐及び主任への任命は,会長の同意を得て事務総長が行います(事務局職制に関する規則3条1項,4条1項,5条1項及び6条1項)。
(3) 日弁連事務総長は,相当の理由があるときは,会長の同意を得て,部長,課長,課長補佐又は主任の職を解くことができます(事務局職制に関する規則8条)。

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日弁連の代議員会―構成・役員選任・制度の沿革(AIリライト)

第1 日弁連の代議員会の位置付け1 代議員会とは2 総会及び理事会との関係第2 代議員の人数,選任及び任期1 選任数2 選任時期及び任期3 令和8年の代議員数第3 開催,出席及び代理1 開催時期及び会場2 本人出席及び代理3 傍聴及び通常の議決第4 議長,副議長及び役員の選任1 議長及び副議長2 副会長,理事及び監事3 現在の役員定数第5 女性副会長及び女性理事に関する特別措置1 女性副会長2 女性理事3 女性理事数の推移第6 議案,発言及び議事録1 議案の通知及び質問2 発言の手続3 議事録及び情報公開第7 代議員会の沿革1 創立時の代議員会と会長選挙2 平成21年及び平成22年の代議員数削減3 平成23年の付議事項削減第8 近年の開催実績1 代議員数及び出席状況2 所要時間第9 関連記事第10 出典1 現行規程2 総会資料,会務資料及び沿革資料3 文献及び統計資料

第1 日弁連の代議員会の位置付け
1 代議員会とは

日弁連の代議員会は,各弁護士会が選任した代議員によって構成される日弁連の機関である(日弁連会則42条)。現在の通常の代議員会は,主として翌年度の副会長,理事及び監事並びに選挙管理委員会委員を選任するために開かれている。

日弁連会長は代議員会ではなく,会員による直接選挙で選ばれる。

2 総会及び理事会との関係

日弁連の重要な意思決定機関には,総会,代議員会及び理事会がある。代議員会の権限は創立時から同じではない。

平成23年2月9日の臨時総会による会則改正までは,会則改正及び特別会費の徴収について,総会の議決に加えて代議員会の議決も必要であった。同改正によってこれらの付議事項が削除されたため,現在の代議員会の中心的な役割は翌年度の役員等の選任である。

第2 代議員の人数,選任及び任期
1 選任数

各弁護士会は,まず3人の代議員を選任する。その上で,所属会員数が100人以下である弁護士会は1人を加え,所属会員数が100人を超える弁護士会は100人又はその端数を増すごとに1人を加える(日弁連会則43条)。

したがって,小規模な弁護士会にも4人の代議員が確保される一方,大規模な弁護士会には会員数に応じた代議員が加算される仕組みである。

2 選任時期及び任期

代議員は毎年2月に各弁護士会によって選任される。任期は同年3月1日から1年間であり,欠員が生じた場合の補欠代議員の任期は前任者の残任期間である(日弁連会則43条4項,44条及び45条)。

具体的な候補者の選び方は各弁護士会の規則及び運用によるため,全国一律ではない。

3 令和8年の代議員数

令和8年3月13日の代議員会における代議員総数は648人であった。このうち本人出席は312人であり,代理人によって行使された議決権は307個,議決権総数は619個であった。

第3 開催,出席及び代理
1 開催時期及び会場

近年の通常の代議員会は,おおむね3月の金曜日に弁護士会館で開催されている。

もっとも,曜日及び開催日は会則上固定されていない。日弁連会員用ページで確認できる範囲では,平成17年は木曜日に開催され,令和7年は3月14日,令和8年は3月13日に開催されているため,「毎年3月上旬の金曜日」とまではいえない。

2 本人出席及び代理

代議員は,同じ弁護士会に所属する他の代議員を代理人として議決権を行使させることができる。1人の代議員が代理できるのは5人までであり,委任状には所属弁護士会の会長による認証が必要である(日弁連会則52条)。

代議員本人の出席人数と,代理行使された議決権の個数は別の数字である。例えば,令和2年3月13日の代議員会は,代議員総数604人,本人出席242人,代理行使された議決権326個,議決権総数568個であった。

3 傍聴及び通常の議決

代議員会は,日弁連会員以外の者の傍聴を原則として認めない。ただし,会長の許可を得た者は傍聴できる(日弁連会則54条2項)。

通常の議案は,出席代議員の議決権の過半数で決する。これに対し,議長等又は役員の選任を選挙以外の方法で行うために必要な同意数は,次節のとおり別に定められている。

第4 議長,副議長及び役員の選任

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日弁連の令和2年度役員就任公告

○令和2年4月1日付の官報公告の本文は以下のとおりです。

日本弁護士連合会令和2年度役員が下記のとおり就任したので公告する。
令和2年4月1日     日本弁護士連合会

記

会 長
荒   中(仙  台)
副会長
冨田 秀実(東  京) 寺前  隆(第一東京)
岡田 理樹(第二東京) 延命 政之(神奈川県)
關本 喜文(山 梨 県) 川下  清(大  阪)
白浜 徹朗(京  都) 山下 勇樹(愛 知 県)
西村 依子(金  沢) 舩木 孝和(広  島)
上田 英友(福 岡 県) 鎌田 健司(仙  台)
狩野 節子(秋  田) 大川 哲也(札  幌)
五葉 明徳(愛  媛)
理 事
伊藤 茂昭(東  京) 緒方 孝則(東  京)
秋田  徹(東  京) 山内 一浩(東  京)
木村 英明(東  京) 田中みどり(東  京)
米田 龍玄(東  京) 吉岡  剛(東  京)
三原 秀哲(第一東京) 長尾  亮(第一東京)
相原 佳子(第一東京) 芳仲美惠子(第一東京)
日下部真治(第二東京) 緑川 由香(第二東京)
藤井 麻莉(第二東京) 剱持 京助(神奈川県)
野崎  正(埼  玉) 真田 範行(千 葉 県)
小沼 典彦(茨 城 県) 澤田 雄二(栃 木 県)
久保田寿栄(群  馬) 白井 正人(静 岡 県)

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日弁連会長選挙の公聴会

目次
1 日弁連会長選挙の公聴会のルール
2 令和6年1月10日(水)に公示された令和6年度同7年度日弁連会長選挙の公聴会の日程
3 過去の公聴会の日程
◯令和 4年1月 5日(水)に公示された令和4年度同5年度日弁連会長選挙の公聴会の日程
◯令和 2年1月 8日(水)に公示された令和2年度同3年度日弁連会長選挙の公聴会の日程
◯平成30年1月10日(水)に公示された平成30年度同31年度日弁連会長選挙の公聴会の日程
4 関連記事

1 日弁連会長選挙の公聴会のルール
(1) 日弁連会長選挙の公聴会は,弁護士会連合会の設置区域のうち委員会が定める7区域で行われます(現行会長選挙規程51条3項)。
公聴会が開催されない区域及び委員会が特に必要と認める場所には,所定の通信システムで参加するための副会場を設けることができます。
副会場が常に3箇所と決まっているわけではなく,日時・場所及び副会場の場所は,その選挙の公示で確認してください(同条4項)。
以下の第2・第3にある日付は令和6年以前の開催記録であり,今後の選挙の開催予定を示すものではありません。
(2) 公聴会の実際の運営は司会者が行いますところ,司会者は,日弁連選挙管理委員会があらかじめ日弁連選挙管理委員会委員の中から指名します。
(3) 特定候補者に対する嫌がらせ又は特定候補者支援を目的とした偏った質問は厳に慎み,司会者も,事前に質問事項に目を通しておくなどして,質問に公平を期すよう十分配慮することが求められています。
(4) 1回の公聴会の実施時間は,出席する候補者の数によるものの,3時間程度が予定されています。
(5)ア 公聴会の進行の順序は以下のとおりです(会長選挙規程51条2項及び会長選挙施行細則34条3項)。
① 候補者の抱負及び所見の発表並びに補佐人1名の推薦演説
② あらかじめ届け出られた質問事項に基づく質問とこれに対する答弁
③ 再質問及び関連質問とこれに対する答弁
④ 司会者が特に認めた②及び③以外の質問とこれに対する答弁
⑤ 候補者の最終演説
イ 副会場は,テレビ会議システムにより,公聴会会場とつながれています。
ウ 補佐人の推薦演説及び候補者の抱負・所見の発表の時間は,1人の候補者につき,その補佐人の推薦演説時間と合わせて35分以内とされています。
    ただし,候補者が3名以上の場合,これよりも短縮されます。
(6)ア 公聴会において質問を希望する会員は,当該公聴会期日の2日前の午後5時までに,答弁を求める候補者の氏名,質問事項の要旨,自己の氏名及び所属弁護士会を,公聴会開催地の弁護士会気付でその選挙管理責任者に書面で届け出る必要があります(会長選挙施行細則37条1項)。
イ 候補者は,この質問事項を閲覧・謄写することができます(会長選挙施行細則37条3項)。
(7)ア 少なくとも近畿地区の公聴会では,選挙公報(会長選挙規程52条及び会長選挙施行細則39条)が参加者に配布されていますし,令和6年1月26日の公聴会の場合,質問要約も配布されました。
イ 公聴会会場においては,公聴会として定められた行為のほか,いかなる選挙運動も行うことが禁じられています(会長選挙施行細則38条)。

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日弁連会長選挙の不在者投票及び郵便投票

目次
1 総論
2 不在者投票
3 郵便投票
4 関連記事

1 総論
(1) 日弁連会長選挙では誰が投票できますか。
選挙の公示の日の15日前に日弁連の弁護士名簿に登録されている弁護士会員は,原則として選挙権を有します(現行会長選挙規程11条)。
ただし,同規程12条に定める業務停止中などの会員には選挙権がありません。
基準日は令和5年6月16日の改正により「公示の日の10日前」から「15日前」へ変更されており,令和4年度同5年度選挙当時の基準日である令和3年12月26日を現在の選挙に用いることはできません。

不在者投票と郵便投票はどう違いますか。
不在者投票は所定の期間に不在者投票所へ行って投票する方法であり,郵便投票は遠隔,長期疾病等で投票日に投票所へ行くことが著しく困難な会員が,理由を記載した書面で請求し,投票用紙を郵便又は信書便で送る方法です。
以下の過去年次の日付と令和4年選挙の用紙画像は実施例であり,次回の具体的日程・投票所・書式は,その選挙の公示及び所属弁護士会の案内を確認してください。
(2)ア 選挙権を有する会員は,原則として,投票所である弁護士会館又は各弁護士会事務所(会長選挙規程22条)において,投票日の午前9時30分から午後4時までの間に(会長選挙規程23条),単記無記名の投票をできます(会長選挙規程20条参照)。
   ただし,例外として,不在者投票又は郵便投票により投票することができます。
イ 投票日における投票,不在者投票及び郵便投票はまとめて,午後4時の投票終了直後に開票され(会長選挙規程28条),おおむね午後6時から午後7時までの間に日弁連HPにおいて仮集計が発表されます。
(3)ア 令和2年度同3年度日弁連会長選挙の場合,通常選挙における郵便投票請求期間は1月15日(水)から同月28日(火)までであり,不在者投票期間は2月3日(月)から同月6日(木)まででした。
イ 令和4年度同5年度日弁連会長選挙の場合,通常選挙における郵便投票請求期間は1月8日(土)から同月25日(火)までであり,不在者投票期間は1月31日(月)から2月3日(木)まででした。

2 不在者投票
(1) 不在者投票はいつ,どこでできますか。
やむを得ない用務又は事故により投票日に自ら投票所へ行って投票できない会員は,投票日の5日前から前日までの各日(土曜日,日曜日及び法定の休日を除きます。)の正午から午後1時まで,委員会の定める不在者投票所で投票できます(現行会長選挙規程25条1項・2項)。
特に必要な場合には,開始・締切時刻をそれぞれ1時間以内の範囲で繰り上げ,又は繰り下げることができます(同条3項)。
(2) 投票する前に理由を書面に記載して不在者投票所の選挙管理者へ届け出,投票用紙の交付を受けます。
その場で候補者の氏名を記載し,所定の投票箱へ投函します(同条4項)。
(3) 使用する届出書及び具体的な受付場所・時刻は,当該選挙の通知を確認してください。
次の画像は令和4年2月4日施行の選挙で使用された用紙です。

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日弁連会長選挙の再投票及び再選挙

目次
第1 再投票の取扱い
1 再投票
2 再投票と通常選挙の相違点
3 新しい日弁連役員の就任時期
第2 再選挙の取扱い
1 再選挙
2 新しい日弁連役員の就任時期
第3 再選挙の再投票の取扱い
1 再選挙の再投票
2 新しい日弁連役員の就任時期
第4 18弁護士会で最多票を得ていなければならないとされた経緯
第5 平成24年度における,会長選挙規程の改正案(3分の1条項の廃止)の検討状況
第6 会長の選挙,再投票,再選挙及びその他の役員の選任に関する日弁連会則の条文
第7 日弁連会長選挙における再投票の実例
第8 日弁連会長選挙における再選挙の実例
第9の1 令和2年度同3年度日弁連会長選挙における最多得票者の変化
第9の2 平成24年度同25年度日弁連会長選挙における最多得票者の変化
第10 令和2年度同3年度日弁連会長選挙の日程
第11 関連記事

第1 再投票の取扱い
1 再投票

再投票と再選挙はどう違いますか。
最初の投票で当選者がいない場合に,得票の多い候補者2人で投票をやり直すのが再投票です(日弁連会則61条の2)。
再投票でも当選者がいない場合や,候補者の死亡等で再投票ができない場合には,立候補の手続から選挙をやり直す再選挙を行います(同会則61条の3,会長選挙規程48条)。
再投票でも,総得票数の最多に加え,52弁護士会のうち18以上で単独の最多得票者となる必要があり,必ず当選者が決まるわけではありません。
制度全体は日弁連会長選挙の仕組み,過去の実施結果は選挙結果の記事を参照してください。
(1) 日弁連会長選挙において投票による最多得票者が当選者となるには,弁護士会の総数の三分の一を超える弁護士会(つまり,18弁護士会)において、それぞれ最多票を得ていなければなりません(日弁連会則61条2項)。

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日弁連会長選挙の選挙運動規制(AIリライト)

目次

第1 会長選挙の選挙運動期間1 選挙運動期間2 選挙運動に当たるかどうか第2 選挙事務所に対する規制1 選挙事務所の数2 設置場所3 立候補届出前の事務所第3 文書による選挙運動1 認められる文書2 通数の上限3 責任者表示等4 ファクシミリの送信停止5 支持者間文書第4 ウェブサイト及びSNSによる選挙運動1 候補者の選挙運動用ウェブサイト2 候補者以外の会員第5 電子メールによる選挙運動1 令和7年改正2 送信停止3 表示事項4 送信先,回数及び容量5 公開質問状の回答の共有第6 禁止される選挙運動1 禁止事項2 弁護士会及び弁護士会連合会3 会員以外からの寄附4 令和7年に追加された禁止第7 選挙運動費用の管理と公表1 選挙運動費用責任者及び収支の範囲2 報告,公表及び保存第8 事前運動と政策提言団体の活動1 団体名では決まらないこと2 選管が問題とした事例3 判断要素4 会派の活動を確認する際の整理第9 選挙違反の調査,警告,異議申出及び選挙無効1 選挙管理委員会の調査2 警告書の掲載3 警告事例集の読み方4 異議申出5 当選決定の変更及び選挙無効6 規程違反,懲戒及び被選挙権制限の区別第10 会長直接選挙と選挙運動規制の改正経緯1 制度創設前の選挙制度大綱2 昭和49年の規程制定と直接選挙の開始3 推薦状制度の廃止と事前運動4 平成16年度から平成20年度までの検討5 平成22年度の選挙運動費用の検討6 平成23年改正7 平成27年改正8 平成29年改正9 令和3年改正10 令和5年改正11 令和6年度の検討と令和7年改正第11 公職選挙法との関係1 公職選挙法は直接適用されないこと2 公職選挙法上の選挙運動3 選挙運動期間等の制限と表現の自由第12 令和8年度同9年度日弁連会長選挙の結果第13 関連記事第14 出典
第1 会長選挙の選挙運動期間
1 選挙運動期間

日弁連会長選挙の選挙運動期間は,立候補届出が受理された時から投票日の前日までである(会長選挙規程53条)。候補者及びその他の会員が,この期間外に選挙運動をすることは禁止されている(同規程58条1項1号)。投票日が延期された場合の終期は,会長選挙規程27条の2第1項に規定する公示の日である(同規程53条)。

再投票又は再選挙が行われる場合には,最初の選挙の運動期間と,新たに公示される再投票又は再選挙の運動期間とを区別する必要がある。

2 選挙運動に当たるかどうか

会長選挙規程は,「選挙運動」の定義を置いていない。そのため,特定の行為が選挙運動に当たるかどうかは,その時期,目的,内容,対象者,数量,方法及び具体的な効果を踏まえて実質的に判断される。候補予定者の政策を紹介する行為,候補予定者への支持を求める行為又は投票を依頼する行為は,名称が「政策活動」「広報活動」「支持者間連絡」等であっても,実質によっては事前運動となり得る。

第2 選挙事務所に対する規制
1 選挙事務所の数

候補者は,選挙運動期間中,日弁連選挙管理委員会の承認を得て,2箇所以内の選挙事務所を設けることができる(会長選挙規程55条1項)。

2 設置場所

候補者は,選挙の公正を疑わせる場所その他弁護士の名誉又は品位を害するおそれのある場所に,選挙事務所を設置してはならない(会長選挙規程55条2項)。委員会は,同条1項又は2項に違反する選挙事務所があると認めるときは,直ちに閉鎖を命じる(同条3項)。

3 立候補届出前の事務所

立候補届出前に,特定の会員のための「選挙準備事務所」を設置し,そのことを広く発信した場合,事実上の立候補表明又は期間外の選挙運動と評価される可能性がある。単に政策提言団体の事務所という名称を用いたとしても,実態が特定候補予定者の選挙事務所である場合には,名称だけで会長選挙規程の適用を免れるものではない。

第3 文書による選挙運動
1 認められる文書

文書による選挙運動は,次の方法に限られる(会長選挙規程56条1項)。

① 郵便はがきの発送

② ファクシミリによる文書の送信

③ ポスターの掲示

ウェブサイトの画面を印刷して不特定多数の会員に配布した場合,ウェブサイトによる選挙運動ではなく,文書による選挙運動として規制される。

2 通数の上限

郵便はがきの枚数とファクシミリ送信文書の通数の合計は,候補者1人につき,選挙権を有する会員数の3倍以内である(会長選挙規程56条2項)。ポスターの規格,枚数及び掲示場所は,選挙管理委員会が定める。

3 責任者表示等

郵便はがき及びファクシミリ送信文書には文書責任者の法律事務所の所在場所又は住所及び氏名を記載する必要がある(会長選挙規程56条3項)。ポスターには掲示責任者の法律事務所の所在場所又は住所及び氏名を記載し,あらかじめ選挙管理委員会の証印を受ける必要がある。委員会は,同条2項又は3項に違反して掲示されたポスターの撤去を命じることができる(同条4項)。

4 ファクシミリの送信停止

ファクシミリ送信文書には,候補者又は文書責任者に対して送信停止を求めることができる旨を表示する必要がある(会長選挙規程56条5項)。会員から送信停止を求められた場合,その会員にファクシミリを送信してはならない。

5 支持者間文書

候補者,支援者及び運動員の間だけで用いる真の内部連絡文書は,不特定多数の会員に対する選挙運動文書とは異なる。もっとも,「支持者間文書」と表示していても,支持者以外への拡散を予定し,又は実際に不特定多数へ配布した場合には,文書による選挙運動として扱われる可能性がある。文書の名称ではなく,送付先,内容,数量及び拡散の指示を含む実態が重要である。

第4 ウェブサイト及びSNSによる選挙運動

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2020年の日弁連会長選挙の立候補者の政策の骨子

目次
第1 2020年の日弁連会長選挙の立候補者
第2 選挙運動用ウェブサイトに掲載されている,立候補者の政策の骨子
1 武内更一の政策要綱の骨子
2 及川智志の重点政策「概要」の骨子
3 荒中の「政策要綱」の骨子
4 山岸良太の「政策要綱」の骨子
5 川上明彦の「政策紹介」の骨子
第3 弁護士職務基本規程の改正案に対する立候補者の立場の骨子
第4 司法試験合格者数及び法曹養成制度に関する立候補者の立場の骨子
第5 関連記事等

第1 2020年の日弁連会長選挙の立候補者
1(1) 立候補者の修習期及び所属弁護士会並びに選挙運動用ウェブサイト(氏名にリンクを張っています。)は届出順に,以下のとおりです(日弁連HPの「令和2年度同3年度日弁連会長選挙 選挙公報」参照)。
① 武内更一(38期・東京弁護士会)
② 及川智志(51期・千葉県弁護士会)
③ 荒  中(34期・仙台弁護士会)
④ 山岸良太(32期・第二東京弁護士会)
⑤ 川上明彦(34期・愛知県弁護士会)
(2) 荒候補及び山岸候補の間で,令和2年3月11日(水)に再投票が実施された結果,荒候補が当選しました。
2 過去最高立候補者数であった1986年及び2012年の日弁連会長選挙の立候補者数は4人でしたが,2020年の日弁連会長選挙の立候補者数は5人になりました。
3 「2020年の日弁連会長選挙の立候補者」も参照してください。

(・∀・)日弁連選挙における電話による選挙運動について(^ω^)

— 深澤諭史 (@fukazawas) January 13, 2020

 

第2 選挙運動用ウェブサイトに掲載されている,立候補者の政策の骨子

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2020年の日弁連会長選挙の立候補者

目次
第1 2020年の日弁連会長選挙の立候補者
第2 2020年の日弁連会長選挙の立候補者の概要
1 武内更一のプロフィール
2 及川智志のプロフィール
3 荒中の経歴
4 山岸良太の経歴・著作のうち,経歴
5 川上明彦プロフィール
第3 関連記事等

第1 2020年の日弁連会長選挙の立候補者
1(1) 立候補者の修習期及び所属弁護士会並びに選挙運動用ウェブサイト(氏名にリンクを張っています。)は届出順に,以下のとおりです(日弁連HPの「令和2年度同3年度日弁連会長選挙 選挙公報」参照)。
① 武内更一(38期・東京弁護士会)
② 及川智志(51期・千葉県弁護士会)
③ 荒  中(34期・仙台弁護士会)
④ 山岸良太(32期・第二東京弁護士会)
⑤ 川上明彦(34期・愛知県弁護士会)
(2) 荒候補及び山岸候補の間で,令和2年3月11日(水)に再投票が実施された結果,荒候補が当選しました。

2 過去最高立候補者数であった1986年及び2012年の日弁連会長選挙の立候補者数は4人でしたが,2020年の日弁連会長選挙の立候補者数は5人になりました。
3 「2020年の日弁連会長選挙の立候補者の政策の骨子」も参照してください。

(・∀・)日弁連選挙における電話による選挙運動について(^ω^)

— 深澤諭史 (@fukazawas) January 13, 2020

第2 2020年の日弁連会長選挙の立候補者の概要
   元号か西暦かについては,立候補者の選挙運動用ウェブサイトの記載にあわせています。
1 武内更一のプロフィール
(1) 略歴

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日弁連の,弁護士の報酬に関する規程(平成16年2月26日会規第68号)

日弁連の,弁護士の報酬に関する規程(平成16年2月26日会規第68号)(平成16年4月1日施行)の制定時の条文は以下のとおりです。
(目的)
第一条 この規程は、会則第八十七条第二項及び弁護士法人規程第十九条に基づき、弁護士(弁護士法人を含む。以下同じ。)の報酬に関し必要な事項を定めることを目的とする。
 (弁護士の報酬)
第二条 弁護士の報酬は、経済的利益、事案の難易、時間及び労力その他の事情に照らして適正かつ妥当なものでなければならない。
* 弁護士報酬と依頼人の支払能力,事件の経済的価値及び保険・民事法律扶助その他の支払原資との関係については,「弁護士の財力は依頼人と事件の財力を反映するか(AI作成)」をご参照ください。
 (報酬基準の作成・備え置き)
第三条 弁護士は、弁護士の報酬に関する基準を作成し、事務所に備え置かなければならない。
2 前項に規定する基準には、報酬の種類、金額、算定方法、支払時期及びその他弁護士の報酬を算定するために必要な事項を明示しなければならない。
 (報酬見積書)
第四条 弁護士は、法律事務を依頼しようとする者から申し出があったときは、その法律事務の内容に応じた報酬見積書の作成及び交付に努める。
 (報酬の説明・契約書作成)
第五条 弁護士は、法律事務を受任するに際し、弁護士の報酬及びその他の費用について説明しなければならない。
2 弁護士は、法律事務を受任したときは、弁護士の報酬に関する事項を含む委任契約書を作成しなければならない。ただし、委任契約書を作成することに困難な事由があるときは、その事由が止んだ後、これを作成する。
3 前項の規定にかかわらず、受任した法律事務が、法律相談、簡易な書面の作成、顧問契約等継続的な契約に基づくものであるときその他合理的な理由があるときは、委任契約書の作成を要しない。
4 第二項に規定する委任契約書には、受任する法律事務の表示及び範囲、弁護士の報酬の種類、金額、算定方法及び支払時期並びに委任契約が中途で終了した場合の清算方法を記載しなければならない。
 (情報の提供)
第六条 弁護士は、弁護士の報酬に関する自己の情報を開示及び提供するよう努める。

   附 則
1 この規程は、平成十六年四月一日から施行する。

2 この規程の施行の際現に受任している法律事務の弁護士の報酬については、なお従前の例による。

* 日弁連の報酬に関する規程は,以下の4種類です。
① 報酬等基準規程(昭和24年10月16日会規第7号)
・ 昭和24年10月16日から昭和50年 3月31日まで適用されていました。
② 報酬等基準規程(昭和50年3月20日会規第20号)
・ 昭和50年 4月 1日から平成 7年 9月30日まで適用されていました。

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日弁連の,報酬等基準規程(平成7年9月11日会規第38号)

日弁連の,報酬等基準規程(平成7年9月11日会規第38号)(平成7年10月1日施行,平成16年3月31日廃止)の制定時の条文は以下のとおりです。
第一章 総 則
(目的)
第一条 この規程は、弁護士法に基づき、弁護士会が定める弁護士の報酬に関する標準を示す規定の基準を定めることを目的とする。
(弁護士会の弁護士報酬規定)
第二条 弁護士会は、この規程を基準とし、所在地域における経済事情その他の地域の特性を考慮して、弁護士の報酬に関する標準を示す規定を適正妥当に定めなければならない。
(弁護士報酬の種類)
第三条 弁護士報酬は、法律相談料、書面による鑑定料、着手金、報酬金、手数料、顧問料及び日当とする。
2 前項の用語の意義は、次表のとおりとする。

法律相談料

依頼者に対して行う法律相談(口頭による鑑定、電話による相談を含む。)の対価をいう。

書面による鑑定料

依頼者に対して行う書面による法律上の判断又は意見の表明の対価をいう。

着手金

事件又は法律事務(以下「事件等」という。)の性質上、委任事務処理の結果に成功不成功があるものについて、その結果のいかんにかかわらず受任時に受けるべき委任事務処理の対価をいう。

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日弁連の,報酬等基準規程(昭和50年3月20日会規第20号)

日弁連の,報酬等基準規程(昭和50年3月20日会規第20号)(昭和50年4月1日施行,平成7年9月30日廃止)の制定時の条文は以下のとおりです。
  第一章 総 則
(趣旨)
第一条 弁護士会が定める弁護士報酬等に関する規定は、この規程を基準とし、その弁護士会の所在地域における事情を考慮して、適正妥当に定められなければならない。
(弁護士報酬の種類と支払時期)
第二条 弁護士報酬は、手数料(着手金)、謝金、法律相談料、鑑定料、顧問料及び日当とする。
2 第三章の民事事件及び第四章の刑事事件の手数料は、事件の依頼を受けたとき、謝金は、依頼の目的を達したとき、法律相談料、鑑定料、書類作成手数料、会社設立等手数料、登記登録等手数料、顧問料及び日当は、依頼者との協議により定められたときに、それぞれ支払いを受けるものとする。
(事件の個数と報酬)
第三条 手数料及び謝金は、一件ごとに定めるものとし、裁判上の事件は審級ごとに、裁判外の事件は当初依頼を受けた事務の範囲をもつて一件とする。
2 同一弁護士が上訴審を通じて民事事件を受任したときの謝金は、最終審の謝金のみを受けるものとする。ただし、依頼者との協議によりこれと異なる定めをしたときは、この限りでない。
(報酬等の増減額)
第四条 依頼者が貧困であるとき又は特別の事情があるときは、第二章ないし第六章の規定にかかわらず、弁護士報酬等を減額又は免除することができる。
2 依頼を受けた事件が特に重大若しくは複雑なとき、審理若しくは処理が著しく長期に亘るとき又は受任後同様の事情が生じたときは、第二章及び第三章の規定にかかわらず、弁護士報酬を公正かつ妥当な範囲内で増額することができる。
3 事件の経済的価額以外に、依頼者の受ける利益を加味することが相当な場合は、前項に準ずる。
(解任の場合の報酬等)
第五条 依頼者が、弁護士の責に帰することのできない事由で弁護士を解任したとき、弁護士の同意なく依頼事件を終結させたとき又は故意若しくは重大な過失で依頼事件の処理を不能にしたときは、弁護士は、その弁護士報酬等の全額を請求することができる。
(事件処理の中止等)
第六条 依頼者が、手数料又は事件処理に必要な費用を支払わないときは、弁護士は、事件に着手せず又はその処理を中止することができる。ただし、この場合には、あらかじめ依頼者にその旨を通知しなければならない。
(報酬の相殺等)
第七条 依頼者が、手数料、謝金又は立替費用等を支払わないときは、弁護士は、依頼者に対する金銭債務と相殺し又は事件に関して保管中の書類その他のものを依頼者に引渡さないでおくことができる。ただし、この場合には、すみやかに依頼者にその旨を通知しなければならない。
(報酬契約書の作成)
第八条 弁護士は、事件を受任したときは、すみやかに報酬契約書を作成するよう努めなければならない。
2 報酬契約書には、事件の表示、受任の範囲、弁護士報酬等の金額又はその算定方法並びにその支払の時期、その他特約事項を記載するものとする。
(規定の遵守及び宣伝等の禁止)
第九条 弁護士は、所属弁護士会の定める報酬規定を遵守し、その最低額未満をもつて事件を取扱う旨の表示又は宣伝をしてはならない。

  第二章 法律相談料等
(法律相談料等)
第十条 法律相談料及び鑑定料は、次のとおりとする。
一、法律相談(口頭による鑑定、電話による相談を含む。)一時間以内は五、〇〇〇円以上とし、一時間を超えたときは、右の基準により加算する。

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日弁連の,報酬等基準規程(昭和24年10月16日会規第7号)

日弁連の,報酬等基準規程(昭和24年10月16日会規第7号)(昭和24年10月16日施行,昭和50年3月31日廃止)の制定時の条文は以下のとおりです(「手数料」は着手金のことであり,「謝金」は成功報酬金のことです。)。
第一條 弁護士の受くべき報酬は、第三條に定める額を標準として地方の事情、事件の難易軽重、依頼者の社会的地位及び資力並びにその受ける利益等を参酌し、適正妥当と認められる金額でなければならない。
第二條 報酬は、手数料、謝金、鑑定料及び顧問料とする。
2 手数料は、事件の依頼を受けたとき、謝金は、依頼の目的を達したとき、鑑定料は、鑑定を終えたとき、顧問料は依頼者との合意により定められた時期に支拂を受けるものとする。
第三條 報酬は、依頼を受けた事件の種類により、左に掲げる標準に従つて定るものとする。
一 民事又は商事に関する事件であつて目的の価額を算定することができるものについては、手数料及び謝金は、それぞれ、目的の価額が十万円以下のものは、その百分の三十以下の金額とし、十万円を越えるものは、そのうち十万円にあたる部分につきその百分の三十以下、十万円を越える部分につき百分の二十以下としてこれを合算した金額とする。但し、手数料及び謝金の金額を合計して目的の価額の百分の五十を越えてはならない。
二 人事事件、非訟事件その他民事又は商事に関する事件であつて目的の価額を算定することができないものについては、事件処理の結果依頼者の受くべき経済上その他の利益を標準とし、前号に準じて手数料及び謝金の金額を定める。
三 仮差押事件、仮処分事件若しくはその異議事件の手数料及び謝金又は証拠保全事件の手数料は、依頼者との合意により、その本案事件の手数料又は謝金に包含させ、又はこれと別に定めることができる。
本案事件と別に定める場合においては、その金額は、前二号の定める標準の二分の一以下とする。
四 破産事件、和議事件、強制執行事件、競売事件及び個人財産又は、法人の整理事件の手数料及び謝金は、第一号の定める標準の二分の一以下の金額とする。但し、整理事件が訴訟、調停、破産、和議その他の裁判上の手続を伴う場合においては、依頼者との合意に基き、その整理事件に対する報酬とは別に、この規程の定める標準により、当該裁判上の手続に対する手数料及び謝金の金額を定めることができる。
五 会社の設立、合併、資本増加、資本減少又は清算に関する手続の依頼を受けた場合における手数料及び謝金は、それぞれ、拂込資本金額、増加若しくは減少した拂込資本金額又は解散当時の会社財産の金額を標準とし、その百分の五以下の金額とする。
六 行政訴訟事件及び特許法第百二十八條の二(実用新案法第二十六條、意匠法第二十五條又は商標法第二十四條の規定により準用する場合を含む。)の規定による訴訟事件の手数料及び謝金については、第二号の規定を準用し、訴願事件の手数料及び謝金は、行政訴訟事件について定めることのできる手数料及び謝金の二分の一以下の金額とする。
七 刑事事件の手数料及び謝金
(一)簡易裁判所係属事件
手数料 三千円以上
謝金
イ 無罪若しくは免訴の言渡を受け、又は公訴が棄却されたときは、三千円以上
ロ 刑の執行猶予の言渡を受けたときは、二千円以上
ハ 罰金を求刑され、判決において科料の言渡を受けたときは千円以上
ニ その他判決における刑の言渡が求刑より著しく軽くなつたときは千円以上
(二)地方裁判所及び高等裁判所係属事件
手数料 五千円以上
謝金
イ 無罪若しくは免訴の言渡を受け、又は公訴が棄却されたときは、五千円以上
ロ 執行猶予の言渡を受けたとき若しくは体刑を求刑され、判決において罰金又は科料の言渡を受けたときは、三千円以上
ハ 罰金を求刑され、判決において科料の言渡を受けたときは、二千円以上
ニ その他判決における刑の言渡が求刑より著しく軽くなつたときは、二千円以上
(三)上告事件
手数料 五千円以上
謝金

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日弁連の会費及び特別会費(AIリライト)

第1 総論

1 日弁連の会費
2 日弁連の特別会費
3 会費等の徴収及び滞納した場合の取扱い
4 日弁連の財政規模における会費の位置付け
5 弁護士会費はなぜ高いといわれるのか

第2 日弁連の会費等の現行額

1 司法修習終了後2年を経過した会員の場合
2 司法修習終了後2年以内の会員の場合
3 弁護士の会費は年間いくらくらいか

第3 日弁連の会費等の月額の推移
第4 日弁連の会費等の免除事由
第5 特別会費の種類別沿革

1 少年・刑事財政基金特別会費
2 法律援助基金特別会費
3 弁護士過疎・偏在対策のための特別会費

第6 会費等の税務上の取扱い

1 法人税

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日弁連副会長の人数の推移

目次
第1 日弁連副会長が5人であった昭和24年度及び昭和25年度
1 日弁連副会長の選出状況
2 日弁連副会長の増員に関する動き
第2 日弁連副会長が10人であった昭和26年度から昭和37年度まで
1 日弁連副会長の選出状況
2 日弁連副会長の増員に関する動き
第3 日弁連副会長が11人であった昭和38年度から昭和57年度まで
1 日弁連副会長の選出状況
2 日弁連副会長の増員に関する動き
第4 日弁連副会長が12人であった昭和58年度から平成13年度まで
1 日弁連副会長の選出状況
2 日弁連副会長の増員に関する動き
第5 日弁連副会長が13人であった平成14年度から平成29年度まで
1 日弁連副会長の選出状況
2 日弁連副会長の増員に関する動き
第6 日弁連副会長が15人となった平成30年度以降
1 日弁連副会長の選出状況
2 日弁連副会長の増員に関する動き
第7 弁護士会連合会別の日弁連の歴代副会長
第8 関連記事

現行の日弁連会則56条1項2号による副会長の定員は15人です。2026年10月1日現在の公式役員一覧にも,15人の副会長が掲載されています。以下では,主として定員の変化とその経緯を説明します。

なお,会則63条1項は,副会長の欠員が3人以下のときには補欠選任を行わないことを認めています。そのため,会則上の定員,特定時点の在職人数,年度中の延べ在職者数は区別する必要があります。

第1 日弁連副会長が5人であった昭和24年度及び昭和25年度
1 日弁連副会長の選出状況
    代議員会による日弁連副会長選挙の結果は以下のとおりです(日本弁護士沿革史356頁ないし359頁参照)。
昭和24年度
水野東太郎(東  京):189票(当選)

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日弁連の女性理事―人数の推移,女性4人の特別枠と30%目標(AIリライト)

第1 現行制度の全体像

1 理事75人と選任構造

2 女性4人の特別枠と30%目標は別である

第2 女性理事数の推移

1 2013年度から2026年度まで

2 公表統計と名簿照合値の区別

第3 女性理事クオータ制の成立と選任方法

1 2019年の会則改正と2021年度の制度開始

2 全国8弁護士会連合会による推薦

3 特別枠は女性理事数の上限ではない

第4 第四次男女共同参画推進基本計画と30%目標

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日弁連設立時から平成18年度までの日弁連会長選挙の結果

目次
第1 代議員会による日弁連会長選挙(昭和49年度まで)
1 代議員会による日弁連会長選挙の結果
2 代議員会による日弁連会長選挙の実情
3 最高裁判所判事を退官した後に日弁連会長選挙に立候補した事例
4 日弁連会長選挙敗退後の再挑戦者等
第2 直接選挙による日弁連会長選挙の結果(昭和50年度以降)
1 昭和50年度
2 昭和51年度
3 昭和52年度(第1回直接選挙)
4 昭和53年度(第2回直接選挙)
5 昭和54年度
6 昭和55年度
7 昭和56年度(第3回直接選挙)(補欠選挙)
8 昭和57年度同58年度
9 昭和59年度同60年度(第4回直接選挙)
10 昭和61年度同62年度(第5回直接選挙)
11 昭和63年度同64年度(第6回直接選挙)
12 平成2年度同3年度(第7回直接選挙)
13 平成4年度同5年度(第8回直接選挙)
14 平成6年度同7年度(第9回直接選挙)
15 平成8年度同9年度(第10回直接選挙)
16 平成10年度同11年度(第11回直接選挙)
17 平成12年度同13年度(第12回直接選挙)
18 平成14年度同15年度(第13回直接選挙)
19 平成16年度同17年度(第14回直接選挙)
20 平成18年度同19年度(第15回直接選挙)
第3 昭和53年度日弁連会長選挙に関する詳細な事情
1 結果の概要
2 北尻得五郎弁護士の再挑戦時の様子

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