目次
第1 結論第2 症状から分かること1 半角/全角キーでバッククォートが入力される場合2 ほかの記号も印字とずれる場合第3 IME・入力言語・キーボード配列の違い1 IME2 入力言語3 ハードウェアキーボードレイアウト第4 設定を変える前に確認すること1 症状を記録する2 別のアプリでも再現するかを確認する3 キーボード側の設定を確認する第5 日本語106/109配列へ戻す基本手順第6 差し直しで直らないときは再起動後に確かめる第7 基本手順で直らないときの切り分け1 入力言語を確認する2 IMEのキー設定を確認する3 Shiftキー等の状態を確認する4 専用設定アプリを確認する5 デバイスマネージャーを確認する6 レジストリ変更は最終手段とする第8 原因と発生契機を区別する第9 再発時の確認用チェックリスト第10 関連記事及び参考資料1 関連記事2 参考資料
第1 結論
Windows 11で日本語キーボードの「半角/全角」キーを押しても日本語入力に切り替わらず,バッククォート(`)など印字と異なる文字が入力される場合,Windowsが日本語106/109配列のキーボードを英語101/102配列として処理している可能性がある。
最初に,Windowsの「設定」から日本語のキーボードレイアウトを確認し,日本語キーボード(106/109キー)に戻してから,Windowsを完全に再起動する。
キーボードの抜き差しやデバイスの再起動だけでは直らないことがあるため,配列を変更した後はWindowsの再起動後に確かめる。
ただし,半角/全角キーが効かない原因は一つではない。
IMEがオフになっている場合,入力言語が英語になっている場合,Shiftキー等が論理的に押されたままになっている場合,キーボード側のキーマップが変更されている場合もある。
レジストリの変更は,設定画面と通常の切り分けで直らない場合の最終手段である。
第2 症状から分かること
1 半角/全角キーでバッククォートが入力される場合
日本語106/109配列と英語101/102配列では,同じ物理位置のキーに割り当てられる機能が異なる。
日本語キーボードの左上にある半角/全角キーの位置は,英語配列ではバッククォート及びチルダのキーとして扱われる。
そのため,半角/全角キーを押したときにバッククォートが入力される症状は,単にIMEの変換設定がおかしいというより,Windowsが物理キーボードを英語配列として解釈していることを疑う手掛かりになる。
2 ほかの記号も印字とずれる場合
「@」,「[」,「]」,「:」,「¥」,Shiftキーと数字キーの組合せなども印字と一致しない場合は,配列の不一致の可能性がさらに高くなる。
一方,一つのキーだけが反応しない場合は,キーボード本体の故障,専用ソフトによるキー割当て,又は個別のショートカット設定も確認する必要がある。
第3 IME・入力言語・キーボード配列の違い
1 IME
IMEは,ローマ字入力やかな入力から日本語へ変換する機能である。
Microsoft IME,日本語入力ソフト等の種類やキー設定を変更しても,Windowsが物理キーボードを英語配列として処理していれば,印字と入力のずれは残ることがある。
2 入力言語
タスクバーの入力表示が「ENG」等になっている場合は,英語入力が選択されている可能性がある。
Windowsキーを押しながらSpaceキーを押すと,登録済みのキーボードレイアウトが順に切り替わるため,日本語が選択されているかを確認する。
3 ハードウェアキーボードレイアウト
ハードウェアキーボードレイアウトは,物理キーの位置をどの配列として解釈するかという設定である。
Microsoftの資料では,PC/AT拡張キーボード(101/102キー)と日本語キーボード(106/109キー)が区別されている。
半角/全角キーを押してバッククォートが入力される場合は,IMEの設定だけでなく,このハードウェアキーボードレイアウトを確認する必要がある。
第4 設定を変える前に確認すること
1 症状を記録する
設定変更前に,次の事項を記録する。
(続きを読む...)Windows 11で半角/全角キーが効かずバッククォートが入力されるとき―日本語106/109配列への戻し方(AI作成)