目次
第1 この記事の対象と結論第2 評価項目の示し方と重み付けの基準1 評価項目の示し方2 5段階の重みと重み5の位置付け第3 本問の概要1 問題文と事実関係2 設問が求めること第4 評価項目と重み1 設問12 設問23 設問3⑴4 設問3⑵5 答案全体6 重みの分布第5 模範解答1 前提と表記2 答案3 解説と別構成第6 関連記事1 同年度の問題2 同じ科目の別の年度の記事3 評価項目の読み方4 間接侵害・損害額・ライセンスの実務上の参照先第7 出典及び確認状態1 法務省の公式資料2 当時の法令3 裁判例4 確認状態の区別
令和3年司法試験の知的財産法第1問について,公式資料から独自に抽出した41項目と,2500字以内の模範解答を示す。
評価項目と5段階の重みは法務省の公式採点基準ではない。
第1 この記事の対象と結論
本問の早見表項目内容対象令和3年度 知的財産法第1問問題・基準時問題文と設問の指定及び第7の出典・確認範囲による。問題の与件と指定された法令の時点を前提とする。資料出題の趣旨・採点実感に基づく分析。版・対象範囲・留保は第7の確認状態を参照。評価項目41項目(重み5:3項目)重みの合計155(本記事独自の整理であり,公式の配点ではない。)答案の字数2336字(答案部分の見出しを含み,空白・改行を除く可視文字数)判例・法改正の留保第7の法令・裁判例と資料の範囲を参照。既存の確認日・参照頁・未確認部分の留保を引き継ぐ。年度別の案内令和3年度司法試験論文式試験の選択科目8科目の模範解答と評価項目(AI作成)
対象は令和3年司法試験論文式試験の知的財産法第1問であり,法状態の基準日は選択科目試験が行われた令和3年5月12日である。
各設問は独立して検討する。
設問1は均等侵害,設問2は消尽,設問3⑴は特許法101条2号の間接侵害,設問3⑵は同号の主観的要件と102条2項による損害額の算定が中心となる。
本稿の答案は,設問1・2では侵害を否定し,設問3⑴では差止請求を認め,設問3⑵では認識取得前の販売の除外と非侵害用途分の推定覆滅を検討する。
設問1の特段の事情及び設問2の新製造の評価は,理由付けを伴う別の結論も排除されていない。
第2 評価項目の示し方と重み付けの基準
1 評価項目の示し方
評価表は「番号|評価項目|重み|出題の趣旨|採点実感」の5列とし,記事全体で1から41まで連番を付す。
頁数はリンク先PDFの実頁である。
「必須」「高評価」「注意」「許容分岐」と重みは別の区分であり,注意は避けるべき書き方を示す。
引用は必要な短い範囲に限り,引用のない欄の「当該細目としての個別の明示なし」は対象関連部分を読んだ範囲での意味である。
38と39は損害不発生と推定覆滅という代替的な説明であり,双方を累積して要求するものではない。
39は102条2項の適用を認める場合の説明となる。
補足的な条文確認や一般的な答案作法は,公式由来の評価表の集計から分ける。
2 5段階の重みと重み5の位置付け
①重み5:結論又は主要な法的判断の骨格となる核心事項。
②重み4:主要な理由付け・当てはめ。
③重み3:通常の法的処理・事情評価。
④重み2:補強・個別事情・注意。
⑤重み1:補充的記述。
重要度は重み1~5だけで示す。注意は項目の性質を示すものであり,自動的な低い重み又は別枠の減点を意味しない。条件付き項目はその適用条件を満たす答案について評価し,採用しない理論・構成の項目を累積して要求しない。各段階の件数に割当てを設けず,重みの単純合計を公式配点,満点,予測得点又は合格可能性へ換算しない。
各評価項目の法的な位置付けと適用条件の例は,次のとおりである。重みの値は後掲の評価表を参照されたい。
番号1「金属製との請求項に樹脂製の針は該当せず,文言侵害を否定する」:文言侵害を否定して均等論へ進む入口である。
適用条件は,当該設問の検討時である。
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