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第72期司法修習の日程―採用から二回試験・一斉登録・任官までの確定記録(AI作成)

第1 第72期の日程の全体像

1 本記事の対象と資料

本記事は,平成30年度に採用された第72期司法修習生について,平成30年11月27日の採用から,令和元年12月11日の修習終了,弁護士の一斉登録並びに検事及び判事補の任官までの日程を,原資料で確認できた範囲で整理したものである。
第72期の司法修習は既に終了しているため,本記事に掲げる日付は,修習日程表,司法修習生考試委員会の決定,最高裁判所の通知その他の資料で確認した日付であり,過去の期の日程から推測した日付は含めていない。
資料の確認日は令和8年10月17日である。

第72期の修習期間中の平成31年5月1日に元号が令和に改められた。
司法研修所の修習日程は改元前の文書であり,令和元年5月以降の日付も「31.8.15」のように平成の年で表記しているが,本記事では令和の年で書く。
第72期の資料に記載された期限や運用は第72期に限ったものであり,他の期の手続には,当該期の正式な案内を確認する必要がある。

2 日程一覧

次の表の「修習日程」は,平成30年10月16日付の司法研修所事務局長の書簡の別紙「第72期修習日程」を指す。
各資料の名称と該当頁は第8に掲げる。

区分日付主な根拠
採用(予定)平成30年11月27日(火)司法研修所事務局長の書簡
導入修習平成30年12月3日(月)~12月21日(金)修習日程
分野別実務修習平成31年1月4日(金)~令和元年8月9日(金)修習日程
A班の集合修習令和元年8月15日(木)~9月27日(金)修習日程
A班の選択型実務修習令和元年10月2日(水)~11月18日(月)修習日程
B班の選択型実務修習令和元年8月10日(土)~9月27日(金)修習日程
B班の集合修習令和元年10月4日(金)~11月18日(月)修習日程
二回試験令和元年11月20日(水)~26日(火)司法修習生考試委員会の決定
不合格者受験番号の掲載令和元年12月10日(火)最高裁判所の通知
修習の終了令和元年12月11日(水)司法修習ハンドブックの沿革
弁護士の一斉登録令和元年12月12日(木)大阪弁護士会の入会案内
検事の任官令和元年12月12日(木)新任検事辞令交付式の関係文書
判事補の任命令和2年1月16日(木)最高裁判所の事務連絡

第2 採用から導入修習まで

1 修習日程の確定

司法研修所事務局長の平成30年3月16日付の書簡は,平成30年度採用予定司法修習生(第72期)を平成30年11月27日に採用する予定であるとし,修習日程は現時点では別紙第1又は第2のいずれかとする予定であり,確定した段階で改めて知らせるとしていた。
同年10月16日付の書簡は,修習日程が別紙のとおり確定したと知らせている。
確定した修習日程の注記は,第3クールの実日数は5月1日が祝日となった場合の日数計算によるとしている。

2 採用と導入修習

確定した修習日程によれば,平成30年11月27日(火)から12月2日(日)までの6日間が移動日とされ,導入修習は平成30年12月3日(月)から12月21日(金)まで,実日数15日で行われた。
平成30年12月22日(土)から28日(金)までの7日間が,実務修習地への移動日とされた。
採用選考の申込みから採用までの手続と,司法試験の合格発表後に開かれた就職説明会等の日程は,第72期司法修習開始前の日程に掲載している。

3 修習給付金の届出期限

司法研修所事務局の「修習給付金案内(第72期)」は,住居届(新規)の提出期限を要件を具備した日から7日以内(必着),移転届の提出期限を移転を伴う各修習開始の日から7日以内(必着)としていた。
同案内は,平成30年11月27日(火)に住居給付金の要件を具備している者は,12月4日(火)までに住居届を出すよう求めていた。
住居給付金と移転給付金の要件は,司法修習生の住居給付金――支給要件,7日以内の住居届,寮・実家・親名義及び二重家賃及び司法修習生の移転給付金―対象となる転居,路程別の支給額,7日以内の移転届及び対象外例で扱っている。

第3 分野別実務修習

1 四つのクール

確定した修習日程によれば,分野別実務修習は次の四つのクールで行われた。
①第1クール:平成31年1月4日(金)~2月27日(水)(実日数37日)
②第2クール:平成31年2月28日(木)~4月22日(月)(実日数37日)
③第3クール:平成31年4月23日(火)~令和元年6月19日(水)(実日数36日)
④第4クール:令和元年6月20日(木)~8月9日(金)(実日数36日)

この日程はA班とB班に共通である。
修習日程は各クールの開始日,終了日及び実日数を定めたものであり,どのクールでどの分野を修習するかは記載していない。
問題研究起案の日程は,第72期司法修習の問研起案の日程で扱っている。

2 A班とB班

分野別実務修習の後は,司法研修所での集合修習と実務修習地での選択型実務修習が,それぞれ約1か月半行われた。
修習日程は,先に集合修習を行う班をA班,先に選択型実務修習を行う班をB班としている。

第4 集合修習と選択型実務修習

1 A班の日程

確定した修習日程によれば,A班の日程は次のとおりである。
①移動日:令和元年8月10日(土)~14日(水)の5日
②集合修習:令和元年8月15日(木)~9月27日(金)(実日数30日)
③移動日:令和元年9月28日(土)~10月1日(火)の4日
④選択型実務修習:令和元年10月2日(水)~11月18日(月)(実日数32日)

2 B班の日程

B班の日程は次のとおりである。
①選択型実務修習:令和元年8月10日(土)~9月27日(金)(実日数32日)
②移動日:令和元年9月28日(土)~10月3日(木)の6日
③集合修習:令和元年10月4日(金)~11月18日(月)(実日数30日)

3 二回試験の直前

A班の選択型実務修習とB班の集合修習は,いずれも令和元年11月18日(月)に終わり,翌11月19日(火)は自由研究日とされた。
修習日程の注記は,A班の選択型実務修習及びB班の集合修習のカリキュラム終了後に5科目の筆記考試が行われる予定であるとしている。
選択型実務修習の内容は選択型実務修習とは―ホームグラウンド,個別・全国・自己開拓プログラムの案内で,集合修習の内容は集合修習とは―司法研修所における科目・クラス担任制,起案による指導及び後期修習からの変遷で扱っている。

第5 二回試験と修習の終了

1 二回試験の日程と会場

司法修習生考試委員会委員長は,令和元年7月18日付で,第72期の司法修習生考試(いわゆる二回試験)の期日を次のとおり定めた。
①令和元年11月20日(水):民事裁判
②11月21日(木):刑事弁護
③11月22日(金):刑事裁判
④11月25日(月):検察
⑤11月26日(火):民事弁護

同じ決定は,大阪,京都,神戸,奈良,大津及び和歌山で実務修習を行い,初めて考試を受験する者の会場を新梅田研修センター(大阪市福島区福島)とし,それ以外の応試者の会場を司法研修所とした。
令和元年12月10日に開かれた第72期の司法修習生考試委員会の議事録によれば,応試者は1495人であった。
過去の期の試験日程は,二回試験の過去日程一覧―第65期から第78期までで扱っている。

2 不合格者受験番号の掲載

司法修習生考試委員会庶務担当(最高裁判所事務総局人事局任用課試験係)の令和元年11月21日付の「司法修習の終了等の通知について」は,令和元年12月10日(火)午後4時に不合格者の受験番号を最高裁判所ウェブサイト内の司法研修所のページに掲載するとともに,12月11日(水)に終了証書等を簡易書留郵便で送付するとしていた。
第70期及び第71期の同種の通知とは異なり,司法研修所西館の掲示板への掲示には触れていない。
最高裁判所が公表した「平成30年度(第72期)司法修習生考試不合格者受験番号」には,8人の受験番号が掲載された。

3 修習の終了

司法研修所の「司法修習ハンドブック」(2024年1月)の沿革は,第72期司法修習生(平成30年度採用)の修習終了の日を令和元年12月11日としている。
修習の終了日は,不合格者受験番号の掲載の翌日である。
第72期では,この日とは別の日に修習を終えた者もいる。
その経緯は二回試験合格者と司法修習終了者の関係―72期・73期で終了日が分かれた例で扱っている。

第6 修習終了後の日程

1 弁護士の一斉登録

大阪弁護士会の第72期の入会案内は,令和元年12月11日に司法修習を終える第72期の弁護士名簿登録日を,司法修習終了証書交付日の翌日である令和元年12月12日(木)と予定していた。
登録の手続は弁護士登録の請求――手続,必要書類,費用及び登録拒絶で,修習終了の前後に確認する事項は司法修習生の修習終了前後チェックリスト―登録・就職・税保険・証明書の確認順序で扱っている。

2 検事の任官

法務省大臣官房人事課長の「採用内定について」は,検事志望者に対し,令和元年12月12日付けで東京地方検察庁検事に採用されることが内定したと通知していた。
新任検事辞令交付式は令和元年12月16日(月)に法務省大会議室で行われ,任官者は第72期の65名(令和元年12月12日付け任官)とされている。
同式の進行表は,「本年12月12日付け検事任官者」の氏名を読み上げるとしている。

法務総合研究所の「令和元年度新任検事研修日程」によれば,新任検事研修は令和元年12月17日(火)から令和2年1月31日(金)までの46日間とされ,研修員は65名であった。
検事採用までの手続は,検事採用までの日程と手続―司法修習生の採用願・面接・過去資料で扱っている。

3 判事補の任命

第92回の下級裁判所裁判官指名諮問委員会の議事要旨によれば,同委員会は令和元年12月20日に開かれ,同月18日(水)に作業部会が開かれたことが説明された。
同委員会は,令和2年1月の新任判事補の指名候補者75人について審議し,いずれの者についても指名することが適当であると最高裁判所に答申することとした。

最高裁判所事務総局人事局任用課長の令和元年12月12日付の事務連絡「裁判官任命に関する日程等について」は,裁判官志望者に対し,次の日程を示していた。
①採否の通知:令和元年12月25日(水)午前11時頃から午後5時頃までに,人事局職員が電話で行う。
②裁判官任命日:令和2年1月16日(木)
③辞令交付式:令和2年1月16日(木)午後4時開式(最高裁判所大会議室)
④研修:令和2年1月17日(金)から23日(木)まで(司法研修所別館)

開示された「新任判事補登庁日時・場所」によれば,第72期の新任判事補が補職庁とされた各地方裁判所に初めて登庁する日時は,令和2年1月27日(月)(大阪,神戸,奈良,名古屋,岐阜及び金沢の各地裁は同月28日(火))の午前9時から午前10時までの間とされていた。
第72期から第78期までの登庁日と補職庁の比較は,新任判事補の登庁日時・場所―72期から78期までの補職庁,初登庁日及び配属庁の周期で扱っている。

過去の期の判事補の採用日程は,新任判事補の採用内定通知から辞令交付式までの日程-69期から78期までで扱っている。

第7 関連記事

①司法修習の年間スケジュール―第79期・第80期,A班・B班と第70期以降の日程資料
②第73期司法修習の日程―採用から二回試験・一斉登録・任官までの確定記録
③第71期司法修習の日程―採用から二回試験・修習終了・任官までの確定記録
④第72期司法修習開始前の日程
⑤第72期司法修習の問研起案の日程
⑥二回試験合格者と司法修習終了者の関係―72期・73期で終了日が分かれた例
⑦65期以降の二回試験の不合格発表と修習終了・任官の日程
⑧新60期以降の,新任検事辞令交付式及び判事補の採用内定の発令日
⑨司法修習生考試(二回試験)とは―5科目・日程・合格率の見方・勉強法・再受験
⑩新任判事補及び新任検事向けの記事一覧
⑪司法修習生とは―司法修習の期間・内容・給付金・修習地・身分・二回試験

第8 出典

①司法研修所事務局長「平成30年3月16日付の書簡」PDF2頁
②司法研修所事務局長「平成30年10月16日付の書簡(別紙「第72期修習日程」)」PDF2頁~3頁
③司法研修所事務局「修習給付金案内(第72期)」PDF2頁及び24頁
④司法修習生考試委員会委員長の令和元年7月18日付の文書(72期二回試験の期日及び場所等を定めた文書)PDF2頁
⑤最高裁判所「平成30年度(第72期)司法修習生考試委員会議事録」(令和元年12月10日)PDF1頁
⑥司法修習生考試委員会庶務担当「司法修習の終了等の通知について」(令和元年11月21日)PDF2頁
⑦最高裁判所「平成30年度(第72期)司法修習生考試不合格者受験番号」(当ブログ掲載の保存写し)
⑧司法研修所「司法修習ハンドブック」(2024年1月)86頁(PDF91頁)
⑨大阪弁護士会「大阪弁護士会へ入会手続をされる方へ(第72期)」PDF1頁(インターネットアーカイブの令和3年3月5日の保存)
⑩法務省の新任検事辞令交付式の関係文書(令和元年12月16日実施分)PDF2頁,4頁,13頁及び16頁
⑪法務総合研究所「令和元年度新任検事研修日程」PDF1頁
⑫最高裁判所「下級裁判所裁判官指名諮問委員会(第92回)議事要旨」(令和元年12月20日)1頁~2頁
⑬最高裁判所事務総局人事局任用課長「裁判官任命に関する日程等について」(令和元年12月12日付の事務連絡)PDF2頁~4頁