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mintsにログインできない場合の対処法―サインアップ,二段階認証,パスワード及び障害対応(AI作成)

第1 症状を三つの段階に分ける

1 登録届出,サインアップ及びサインインは別である

mintsに入れないときは,①裁判所へメールアドレスを届け出る登録届出,②招待メールから利用者情報を登録する初回のサインアップ,③登録済みのメールアドレスとパスワードで入るサインイン,のどこで止まっているかを先に分ける必要がある。アカウント登録を申し出ただけではサインインできず,初回利用者がサインイン画面へメールアドレスと任意のパスワードを入力しても登録は完了しない。利用者区分ごとの届出先,必要書類及び本人確認は,mintsの登録方法を参照されたい。

公式の入口は,裁判所のmints案内から進むか,mints公式サイトを直接開く方法である。裁判所はなりすましサイトの存在を公表しているため,入力前に裁判所ページが`https://www.courts.go.jp/`,mints本体が`https://www.mints.courts.go.jp/`から始まることを確認する。

2 症状別の最初の確認

症状最初に確認する事項次の対応
招待メールがない登録届出,迷惑メール,届出アドレス届出先の裁判所へ確認する
初回画面で先へ進めない「今すぐサインアップ」を選んだか招待メール記載のアドレスでサインアップする
「サインアップに失敗しました」と表示される住所欄の空白や入力形式正しい住所を維持して空白等を修正し,解消しなければ問い合わせる
「Claim not verified」と表示されるメール確認コード入力後に「コードの確認」を押したかメールアドレスの確認を完了する
確認コードが使えない発行後180秒以内か,最新のコードか期限が切れていれば再発行する
SMS又は電話が来ない登録電話番号,受信拒否,同じ電話番号での頻回認証設定と利用状況を確認し,必要に応じて問い合わせる
電話に応答しても認証できない音声案内に従って#を押したか,電話機の機能機器・電話サービス側の仕様も確認する
登録電話番号を利用できない二要素認証連絡先の変更が必要か14桁のmints IDを準備し,所定の窓口へ連絡する
パスワードが不明サインイン画面の再設定機能登録メールと電話で本人認証する
サインインボタンが押せない定期メンテナンス又は障害情報稼働状況を確認する

第2 初回のサインアップができない場合

1 招待メールを受け取るまで

mintsの新規登録は,最寄りの地方裁判所・簡易裁判所又は裁判所ウェブサイトの登録届出フォームへ,利用するメールアドレスを先に届け出る。裁判所からinfo@mints.courts.go.jpを送信元とする「新規アカウント登録の御案内」が届いた後,メールに記載されたURLから手続を始める。

メールが見当たらない場合は,迷惑メール,受信拒否,メールボックス容量及び届出時の入力を確認する。裁判所からの送信時期は利用者類型と審査状況によって異なるため,一般個人について一律の到着時間を前提にせず,届出先の裁判所へ氏名と届出日を伝えて確認する方が確実である。

2 「今すぐサインアップ」を選択する

初回は,mintsトップ画面の「サインイン」を押した後,別画面にある「今すぐサインアップ」を選ぶ。サインイン画面が別ウィンドウで開くため,何も表示されない場合はブラウザのポップアップ禁止設定を確認する。

利用者登録画面へ入力できるのは,招待メールを受け取ったメールアドレスである。別のアドレスを入力すると確認が進まないため,登録後に変更する予定があっても,初回は招待先のアドレスを使う。

3 メール確認コードとパスワード

メールへ届く確認コードの有効期限は発行後180秒である。期限が切れた場合は「新しいコードを送信します」から再発行し,古いコードではなく最新のコードを入力する。

パスワードは,英大文字,英小文字,数字及び記号の4種類をすべて含む10文字以上64文字以下で設定する。全角文字を混ぜる,又は4種類のいずれかを欠くと条件を満たさない。氏名,生年月日及び住所は登録後に自分で変更できない項目であるため,エラーを避けるだけでなく本人確認資料と一致するかを確認して入力する。

「Claim not verified」と表示される場合は,メールで受信した6桁の確認コードを入力するだけでなく,「コードの確認」を押してメールアドレスの確認を完了させる。

パスワードの条件不足とは別のエラーである。

「サインアップに失敗しました」と表示される場合は,住所欄の空白を削除し,必要に応じてハイフンを「番地」「号」等に置き換えることが案内されている。

正しい住所の内容を維持して入力形式を修正し,架空の住所を入力して回避してはならない(サインアップに関するよくある問い合わせ4頁~6頁)。

第3 二段階認証で止まる場合

1 SMS認証

サインアップ及びサインインでは,画面に表示された登録電話番号へSMSで確認コードを送り,そのコードを入力できる。SMSの確認コードも発行後180秒で失効するため,複数回送信した場合は最新のコードを使う。

SMSが届かないときは,電話番号の表示,圏外又は通信遅延,SMS受信拒否及び海外発信SMSの拒否設定を確認する。mints操作マニュアルは,SMS及び電話認証のいずれについても海外からの受信拒否設定を解除するよう案内している。

2 電話認証

SMSを受信できない固定電話等では,「電話する」を選択し,自動音声に従って認証することができる。電話が来ない場合は,海外からの着信拒否,非通知又は迷惑電話の拒否設定を確認する。

登録電話番号を既に利用できず,二段階認証を完了できない場合は,別の電話番号をその場で入力して回避することはできない。パスワード再設定の本人認証も登録電話番号で行うため,チャットボットの問い合わせ窓口又は登録・係属裁判所へ連絡する必要がある。
変更手続の全体は,mintsアカウントの登録情報を変更・削除する方法を参照されたい。

電話認証では音声案内に従って#を押す必要があり,IP電話等では同ボタンの機能によって認証できない場合がある。

また,共用する電話番号は推奨されておらず,同じ電話番号で短時間に複数回認証すると,一時的に制限される場合がある。

FAQは時間を空けて再試行することを案内しているが,1日待てば必ず復旧するという保証ではなく,期限が迫る場合は待つだけでなく担当部へ連絡する(FAQ2頁~3頁)。

登録電話番号を失った場合は,14桁のmints IDを準備し,所定の問い合わせ窓口へ連絡する。

不正利用が疑われる場合の対応はこれと区別し,mints利用事件で書記官に電話連絡すべきケース・第4を参照されたい。

第4 パスワード又はメールアドレスの問題

1 パスワードを再設定する

パスワードを忘れた場合は,サインイン画面の「パスワードを忘れた場合」を選び,登録済みメールアドレスへ届く確認コードと登録電話番号による二段階認証を経て,新しいパスワードを設定する。新しいパスワードにも,英大文字,英小文字,数字及び記号の4種類と10文字以上64文字以下という条件が適用される。

登録メールアドレス自体が分からない場合は,裁判所へ問い合わせる必要がある。同じ利用者が推測した別アドレスで新規登録を重ねると,既存事件との関連付け又は本人確認の整理が複雑になるため,既存アカウントの確認を先に行うべきである。

2 長期間利用していないアカウント

操作マニュアル28頁〔PDF31頁〕は,事件の当事者として関連付けられていない当事者ユーザについて,原則として最終サインイン日から1年が経過すると自動削除すると説明している。

ただし,士業者について士業者登録番号が入力されている場合は,自動削除されない。

職業が弁護士であることだけで判断せず,業務用アカウントの区分と登録情報を確認する必要がある。

FAQ3頁は,削除予定日の1か月前に通知し,削除予定日前にサインインすれば自動削除を回避できると案内している。

削除予定の通知への対応と,既に削除されたアカウントの復旧・再登録は区別し,長期間利用していない場合は単なるパスワード誤りと決めつけず,裁判所へ状態を確認する。

第5 画面,メンテナンス及びシステム障害

1 ブラウザと画面操作を確認する

裁判所はMicrosoft Edge及びGoogle Chromeを推奨し,スマートフォン又はタブレットでは表示が崩れることがあるためパソコンの利用を勧めている。画面が進まない場合は,推奨ブラウザで公式URLを開き直し,ポップアップを許可し,ブラウザ標準の「戻る」「進む」ではなく画面内のボタンを使う。

ブラウザの変更だけで解決しない場合は,表示されたエラーメッセージ,発生時刻,操作した画面及び利用ブラウザを記録する。本人情報又はパスワードを画面写真に含めたまま第三者へ送らないことも必要である。

2 定期メンテナンス

mintsは原則として24時間365日利用できるが,毎月最終土曜日の午前2時から午前10時までは定期メンテナンスのため利用できない。メンテナンス中はトップ画面へアクセスできてもサインインボタンを押せないことがあるため,この時間帯は認証情報を繰り返し変更せず,終了後に再度試す。

3 障害情報と期限が迫る提出

裁判所の民事裁判手続デジタル化ページには「システムの稼働状況」欄があり,mints等に障害が発生している場合に告知される。自分だけの認証不具合か全体障害かをここで区別する。

提出期限が迫っている場合は,復旧を漫然と待たず,係属裁判所へ障害の内容と期限を連絡し,代替提出の可否を確認する。電子申立て義務者について紙提出が許される法的要件と,本人当事者の紙提出は同じではないため,mintsで電子申立てができない場合の対応を参照されたい。

第6 解決しない場合の問い合わせ順序

1 一般的な操作問題

mintsトップ画面のチャットボットで該当する操作とエラーを確認し,解決しなければ「お問合せ窓口を知りたい」から問い合わせフォームへ進む。mintsでお困りの際はには,操作マニュアル,FAQ,チャットボット及び問い合わせフォームの使い分けが示されている。

2 登録又は個別事件の問題

招待メール,登録済みメールアドレス,本人確認又は登録情報の変更は,登録を届け出た裁判所又は事件係属裁判所へ確認する。招待キーが使えない,事件一覧に表示されない又は提出期限が関係する問題は,通知書・メールに記載された担当部・係へ事件番号を示して問い合わせる。電話又は問い合わせフォームへパスワード,SMS確認コードその他の認証秘密を送る必要はない。

被告訴訟代理人として招待キーの入力,委任状の提出又は複数被告の関連付けに問題がある場合は,mintsで被告訴訟代理人が招待キーを使う方法も参照されたい。
二要素認証の仕組みと症状別の確認順序は,mintsの二要素認証にまとめている。

出典・参考資料

1 裁判所資料

①最高裁判所「mintsについて

②最高裁判所事務総局「初めてmintsをご利用する方へ」(令和8年4月24日改訂)3頁~5頁・11頁~12頁

③最高裁判所「mintsでお困りの際は」1頁~3頁

④最高裁判所「mints操作マニュアル~当事者ユーザ編~2.3版」(令和8年7月15日改訂)2頁~19頁・別紙1・別紙2

⑤最高裁判所「mintsアカウント登録ガイド~一般個人編~」1頁~2頁

⑥最高裁判所「令和8年4月時点チャットボット質問回答一覧」2頁~4頁。収録後の修正・追加は現行チャットボットで確認する。

⑦最高裁判所「mintsよくある問合せ(利用者登録に関するもの)」4頁~6頁。

⑧最高裁判所「mints操作マニュアル2.3版」28頁〔PDF31頁〕。