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74期の現職裁判官69人の経歴

◯新型コロナウイルス感染症の影響により司法試験の実施が遅れて司法修習の開始も遅れた結果,74期の裁判官は2022年5月17日に任官しました。
◯年少順のリンク(74期の現職裁判官74期の元裁判官74期の裁判官

山本紗恵子裁判官(74期)の経歴

生年月日 H5.11.16
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R40.11.16
R8.7.24 ~ 東京地裁判事補
R6.4.1 ~ R8.7.23 宮崎地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 宮崎地裁判事補

杉原直幸裁判官(74期)の経歴

生年月日 H8.9.25
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R43.9.25
R8.7.5 ~ 東京地裁判事補
R6.4.1 ~ R8.7.4 旭川地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 旭川地裁判事補

*1 北海道富良野高等学校HPの「夢を掴む、未来を掴む ◆卒業生進路状況(過去3年間)」には「北海道大学 法学部 杉原直幸さん(富良野市立富良野西中学校出身)」」の顔写真が載っています。
*2 旭川地裁HPの「教えて!裁判官~さいたんと巡る裁判手続~」に74期の杉原直幸裁判官の顔写真が載っています。

岡部拓也裁判官(74期)の経歴

生年月日 H8.10.7
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R43.10.7
R8.4.1 ~ 東京地裁判事補
R7.4.1 ~ R8.3.31 三菱UFJ銀行(研修)
R7.3.25 ~ R7.3.31 東京地裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.24 甲府地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 甲府地裁判事補

* 甲府地裁令和6年5月28日判決(担当裁判官は48期の新田和憲,58期の八槇朋博及び74期の岡部拓也)は,リニア中央新幹線の建設工事(山梨県南アルプス市区間)について沿線住民らがJR東海に対し工事の差止め等を求めた事件について,リニア事業には「国家レベルの社会経済上の意義」があり「高度な公共性,公益性」が認められるなどとして,原告らの請求をいずれも棄却しました(原告らはこの判決を不服として東京高等裁判所に控訴しています。地球・人間環境フォーラムHPの「そんなに急いで どこへ行く?~"夢の超特急"リニア沿線からの報告~第7回 甲府地裁,工事差し止め却下(山梨県南アルプス市)」(2024年11月20日付)参照)。

染井明希子裁判官(74期)の経歴

生年月日 H1.5.17
出身大学 慶応大
定年退官発令予定日 R36.5.17
R8.1.1 ~ 東京地裁判事補
R7.4.1 ~ R7.12.31 西村あさひ法律事務所(東弁)
R7.3.25 ~ R7.3.31 東京地裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.24 富山地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 富山地裁判事補

*1 74期の染井明希子裁判官は,元ウェザーマップ所属の気象予報士(気象予報士登録は2016年3月)であり,元北海道文化放送(uhb)アナウンサー(2012年~2015年)であり,元ホリプロアナウンス室所属フリーアナウンサー(2015年)とのことです(ウェザーマップHPの「染井明希子」(Internet Archive保存・2019年10月時点)参照)。
*2 令和7年6月6日付の官報号外第125号112頁の「弁護士の職務上の氏名の使用」によれば,令和7年4月1日に弁護士職務経験を開始した74期の染井明希子裁判官の氏名は「塚田明希子」となっています。

紅林颯馬裁判官(74期)の経歴

生年月日 H6.4.1
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R41.4.1
R6.4.1 ~ 東京地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 東京地裁判事補

*1 東京地裁令和5年4月6日判決(担当裁判官は47期の中村心,58期の谷地伸之及び74期の紅林颯馬)は,早稲田大学大学院の指導教員(文芸評論家の渡部直己氏)から在学中にハラスメントを受けたと訴えた元大学院生の請求について,早稲田大学及び渡部氏の不法行為・使用者責任を認め,連帯して55万円等の支払を命じました(日本経済新聞HPの「早大と元教授に賠償命令、元院生へのセクハラ認定」(2023年4月7日付)参照)。
*2 東京地裁令和7年4月24日判決(担当裁判官は47期の中村心,65期の髙田卓及び74期の紅林颯馬)は,記者であった原告が参議院議員(上田清司議員)の公設秘書(故人)から取材中に性的暴行を受けたとして国に損害賠償を求めた事件について,性暴力が秘書の職務執行に付随して行われたと認め,国に440万円の支払を命じました(朝日新聞HPの「参院議員秘書が呼び出した記者に性暴力 国に440万円の賠償命令」(2025年4月24日付)参照)。

海崎新一朗裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.7.31
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.7.31
R8.4.1 ~ 東京地家裁判事補
R7.4.1 ~ R8.3.31 日本郵船(研修)
R6.4.1 ~ R7.3.31 東京地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 東京地裁判事補

 

滝口麻理奈裁判官(74期)の経歴

生年月日 H1.4.13
出身大学 慶応大院
定年退官発令予定日 R36.4.13
R6.4.1 ~ 東京地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 東京地裁判事補

*1 74期の滝口麻理奈裁判官は,平成24年に慶應義塾大学法学部を卒業し,金融機関で3年半ほど業務経験を積んだ後,令和2年に慶應義塾大学法科大学院法学未修者コースを修了しました(慶應義塾大学法科大学院2025左下22頁)。

川口碧裁判官(74期)の経歴

生年月日 H5.4.16
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R40.4.16
R8.4.1 ~ 東京地家裁判事補
R7.4.1 ~ R8.3.31 経団連21世紀政策研究所(研修)
R6.4.1 ~ R7.3.31 東京地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 東京地裁判事補

 

野杁葵裁判官(74期)の経歴

生年月日 H8.10.23
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R43.10.23
R6.4.1 ~ 東京地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 東京地裁判事補

* 東京地裁令和7年5月14日判決(担当裁判官は54期の足立堅太,56期の森川さつき及び74期の野杁葵)は,旧統一教会の関連団体であるUPF日本支部が,ジャーナリストである被告の投稿等(安倍元首相に対しUPFが5000万円を報酬名目で交付したとの内容)が名誉毀損に当たると主張して慰謝料等1100万円の支払を求めた訴訟で,原告の請求を全部棄却しました。

矢島佑一裁判官(74期)の経歴

生年月日 H5.8.25
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R40.8.25
R7.4.1 ~ 東京家裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 奈良地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 奈良地裁判事補

* 奈良地裁令和7年3月25日判決(担当裁判官は50期の和田健,61期の石間大輔及び74期の矢島佑一)は,生駒郡平群町における大規模太陽光発電所(メガソーラー)の林地開発許可の取消し等を求めた事件につき,開発区域の調整池の容量計算に用いられた基準の当否等が争われたところ,裁判所が,原告ら住民の請求をいずれも棄却したものです(なお,この第一審判決は,その後,大阪高等裁判所が「厳密計算法」を採用すべきであるとして原告ら住民側の主張を認める逆転判決を言い渡し,話題となりました。東洋経済オンラインの「奈良・平群町のメガソーラー開発許可を取り消す判決…住民が異例の逆転勝訴に至った経緯」(2026年6月19日付)参照)。

新田紗紀裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.7.17
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.7.17
R7.4.1 ~ 東京地家裁立川支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 熊本地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 熊本地裁判事補

*1 東大女子向けパンフ2019・5頁(PDF6頁)に「Saki Nitta 新田紗紀 2014年文科一類入学 法学部第一類3年 鹿児島県立大島高等学校出身」の顔写真が載っています。
*2 裁判所HPの「【座談会】伊藤沙莉さん×裁判官」に,66期の高田浩平裁判官,69期の西村有紗裁判官及び74期の新田紗紀裁判官の顔写真が載っています。
*3 熊本地裁令和6年11月14日判決(担当裁判官は,46期の中田幹人,67期の鈴木和彦及び74期の新田紗紀)は,熊本県八代市で実父を殺害したとして起訴された事件について,被告人を懲役11年に処した(熊本日日新聞社HPの「『父に恨みがあった』殺人容疑で逮捕の男 熊本県八代署 遺体の近くに血の付いたおの」参照)。

滝嶌秀輝裁判官(74期)の経歴

生年月日 H8.4.3
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R43.4.3
R8.4.1 ~ 東京地家裁立川支部判事補
R7.4.1 ~ R8.3.31 三井住友銀行(研修)
R7.3.25 ~ R7.3.31 東京地家裁立川支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.24 札幌地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 札幌地裁判事補

* 一橋大学国際部ディベートセクションのブログ の「"銀杏杯"、いちょう?ぎんなん??…正解はWebで! / The 7th Icho Cup結果報告 」(2016年8月28日付)に「法学部1年の滝嶌秀輝です。」と書いてあります。

星野徹裁判官(74期)の経歴

生年月日 H10.6.8
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R45.6.8
R7.4.1 ~ 東京地家裁立川支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 福岡地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 福岡地裁判事補

* 福岡地裁令和6年7月12日判決(担当裁判官は49期の今泉裕登,61期の志田健太郎及び74期の星野徹)は,てんかんの持病があるのにこれを秘して運転免許証の更新の質問票に虚偽の記載をした被告人が,令和5年11月21日,運転中にてんかんの発作により意識障害の状態に陥り,福岡県糟屋郡内の道路で歩行中の高校生ら合計9名(うち8名は登校中の高校生)に自車を衝突させて負傷させたという事案について,被告人を懲役2年6月の実刑に処した(テレビ西日本(TNC)HPの「高校生ら9人重軽傷事故で逮捕の男 免許更新時に持病「てんかん」について虚偽申告疑いで追送検 福岡」(2024年3月25日付)参照)。

長崎壮汰裁判官(74期)の経歴

生年月日 H8.12.23
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R43.12.23
R7.4.1 ~ 東京地家裁立川支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 山形地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 山形地裁判事補

*1 山形地裁HPの「憲法週間記念行事(若手法曹三者へのインタビュー)」に74期の長崎壮汰裁判官の顔写真が載っています。
*2 東京地方裁判所立川支部令和7年6月27日判決(担当裁判官は,中島経太,酒井孝之及び74期の長崎壮汰の各裁判官)は,法政大学多摩キャンパスの講義中に金槌で複数の学生を殴打したとする傷害事件について,被告人を懲役3年,執行猶予4年に処した(日本経済新聞HPの「法政大8人殴打、女に有罪判決 東京地裁」参照)。

岡部紗奈子裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.3.23
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.3.23
R7.4.1 ~ 横浜地家裁川崎支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 静岡地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 静岡地裁判事補

* 74期の岡部紗奈子裁判官につき,令和7年5月22日付の官報掲載の内閣人事(兼ねて簡裁判事に任命する人事)記載の氏名は「平間紗奈子」です。

宮本由梨花裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.7.25
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.7.25
R7.4.1 ~ さいたま地家裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 徳島地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 徳島地裁判事補

* 74期の宮本由梨花裁判官の判事補任官時点の氏名は「佐藤由梨花」でした。

脊戸紗希裁判官(74期)の経歴

生年月日 H9.12.10
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R44.12.10
R6.4.1 ~ さいたま地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 さいたま地裁判事補

現役裁判官がYouTubeで普段の仕事、なる前と後のギャップ、目指したきっかけ、勉強時間などについてお話しています。身近な司法とするためにも、司法に興味を持ってもらうためにも、こういった情報発信はとても大事だと思います🙂
①https://t.co/LaWK9JEdVD
②https://t.co/0yVi4R1oL4

— 弁護士西愛礼『冤罪 なぜ人は間違えるのか』12/6発売 (@YoshiyukiNishi_) October 30, 2024

東影将希裁判官(74期)の経歴

生年月日 H9.1.24
出身大学 東大
定年退官発令予定日 R44.1.24
R8.4.1 ~ さいたま地家裁川越支部判事補
R7.4.1 ~ R8.3.31 日本銀行(研修)
R7.3.25 ~ R7.3.31 さいたま地家裁川越支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.24 仙台地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 仙台地裁判事補

*1 浦和ルーテル学院中学校・高等学校ガイド5頁(PDF4頁)に「東京大学文科Ⅰ類 東影将希さん[2014年度卒業]の顔写真が載っています。
*2 仙台地裁令和7年6月30日判決(担当裁判官は53期の前田志織,61期の根本宜之及び74期の東影将希)は,宮城県議会の会派「自由民主党・県民会議」に所属していた議員らが世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連団体の活動への出席費用に政務活動費を充当したことが違法な支出に当たるとして,一部を宮城県知事に返還請求させる住民訴訟について,一部の支出を違法と認めた(河北新報オンラインの「旧統一教会巡る宮城県議政活費訴訟、オンブズ側が一部勝訴 知事に会派への返還請求を命じる」参照)。

松倉梨香裁判官(74期)の経歴

生年月日 S61.2.11
出身大学 京都府立医科大学
定年退官発令予定日 R33.2.11
R8.4.1 ~ さいたま地家裁熊谷支部判事補
R6.4.1 ~ R8.3.31 大津地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 大津地裁判事補

*1 74期の松倉梨香裁判官は,会社員として働きながら子育て・家事とも両立して勉強したとのことです。
*2 大津地裁令和8年2月10日判決(担当裁判官は52期の谷口真紀,70期の青木崇史及び74期の松倉梨香)は,騒音トラブルの相手方を殺害したとして殺人罪等に問われた事件につき,被告人が「身代わりの人格」による犯行であるなどと主張したのに対し,裁判所が,被告人に完全な責任能力があったと認め,同種事案の量刑傾向を参考に,検察官の求刑(懲役16年)を下回る懲役13年を言い渡したものです(MBSニュースの「"騒音トラブル"めぐる殺害事件 被告の51歳男に懲役13年判決 完全責任能力を認める 大津地裁」参照)。

おお、京都府立医科大学から裁判官に…

ナルコレプシーかと思うほど突然の睡魔に襲われる自分には絶対にできない。 https://t.co/6OJG5mcmqm

— 峰村健司 (@minemurakenji) September 29, 2022

森谷拓朗裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.5.7
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.5.7
R7.4.1 ~ 千葉地家裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 和歌山地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 和歌山地裁判事補

*1 札幌弁護士会所属の66期の森谷拓朗弁護士(アンビシャス総合法律事務所HPの「森谷 拓朗 Takuro Moritani」参照)とは別の人です。
*2 和歌山地裁令和6年12月12日判決(担当裁判官は48期の福島恵子,58期の佐藤智彦及び74期の森谷拓朗)(産経新聞HPの「紀州のドン・ファン死亡、元妻に無罪判決 検察側は無期懲役を求刑」参照)は,夫である「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家,野崎幸助(死亡当時77歳)を急性覚せい剤中毒で死亡させたとして殺人および覚せい剤使用の罪に問われた刑事事件につき,検察官が,妻である被告人が多額の遺産を狙ってインターネットを通じ複数グラムの覚せい剤を入手し,夫に大量の薬物を経口摂取させたと主張したのに対し,裁判所が,被告人と被害者が二人きりで過ごしていた当日の状況やヘルスケアアプリの記録,被告人のインターネット検索履歴,離婚を巡る夫婦関係などを総合的に検討したうえ,そもそも被告人が本物の覚せい剤を手に入れていたかや,被害者が誤って過剰摂取した可能性を排除できないことなどを指摘し,被告人による殺害行為の立証が合理的な疑いを超えるには至らないとして無罪を言い渡したものです(ChatGPT o1 pro作成の要約をベースにした記載です。)。

山西健太裁判官(74期)の経歴

生年月日 H11.2.23
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R46.2.23
R7.4.1 ~ 千葉地家裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 大分地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 大分地裁判事補

* 大分地方裁判所刑事部令和6年7月2日判決(担当裁判官は,55期の辛島靖崇,71期の北島聖也及び74期の山西健太)は,大分県宇佐市で高齢の親子2人を刺殺し金品を奪ったとする住居侵入,強盗殺人事件について,被告人に死刑を言い渡した。大分地裁で死刑判決が言い渡されるのは44年ぶりとのことです(TOSテレビ大分HPの「大分強盗殺人 無罪主張の被告に死刑判決 地裁『不合理な弁解』弁護側は控訴の方針」参照)。

伊藤佳子裁判官(74期)の経歴

生年月日 H10.6.29
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R45.6.29
R8.4.1 ~ 千葉地家裁判事補
R6.4.1 ~ R8.3.31 大阪地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 大阪地裁判事補

* 大阪地方裁判所令和7年3月21日判決(担当裁判官は51期の小田真治,63期の大谷智彦及び74期の伊藤佳子)は,不動産会社プレサンスコーポレーションの元社長が,業務上横領の被疑事実で逮捕・勾留・公訴提起されたものの第一審で無罪判決が確定したことについて,検察官の逮捕・勾留・起訴等が国家賠償法上違法であったとして国に損害賠償を求めた事案において,検察官が関係者の供述等を前提に業務上横領の故意及び共謀を認めた判断はその合理性を肯定できない程度に達しているとはいえないとして,原告の請求を棄却した(関西テレビ(カンテレ)HPの「『横領の見立て自体は正しい』大阪地裁が訴え棄却―プレサンス元社長の冤罪賠償請求」(2025年3月24日付)参照)。

鈴木祥平裁判官(74期)の経歴

生年月日 H9.4.21
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R44.4.21
R7.4.1 ~ 千葉家地裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 青森地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 青森地裁判事補

 

横山真優裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.10.11
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.10.11
R8.4.1 ~ 千葉地家裁松戸支部判事補
R7.4.1 ~  R8.3.31みずほ銀行(研修)
R7.3.25 ~ R7.3.31 千葉地家裁松戸支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.24 長野地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 長野地裁判事補

* 長野地裁令和5年6月8日判決(担当裁判官は52期の大野洋,58期の荒井智也及び74期の横山真優)は,平成28年1月に長野県軽井沢町で発生し大学生ら15名が死亡,26名が負傷したスキーツアーバス転落事故について,運行会社の元社長及び元運行管理者が,運転手の大型バス運転経験の不足を認識しながら技能確認を怠るなどしたとして業務上過失致死傷罪に問われた事案において,両名の過失及び事故の予見可能性を認め,元社長を禁錮3年,元運行管理者を禁錮4年に処しました(日本経済新聞HPの「長野・軽井沢のスキーバス事故,運行会社社長らに実刑」(2023年6月8日付)参照)。

田島敬太裁判官(74期)の経歴

生年月日 H10.3.13
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R45.3.13
R6.4.1 ~ 水戸地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 水戸地裁判事補

* 水戸地裁令和7年4月11日判決(担当裁判官は49期の三上乃理子,57期の西田祥平及び74期の田島敬太)は,茨城県が県内の浄水場で使用する活性炭の再生業務に関する一般競争入札について,複数の事業者が事前に供給予定者や入札価格を調整する談合を行ったと主張して提起した損害賠償請求訴訟について,被告事業者らに対し損害賠償金の支払を命じました(茨城県企業局公式HPの「独占禁止法違反に係る活性炭販売業者への損害賠償請求訴訟の控訴について」参照)。

渡邉小百合裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.6.29
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.6.29
R7.4.1 ~ 水戸家地裁土浦支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 福島地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 福島地裁判事補

*1 74期の渡邉小百合裁判官につき,74期判事補任命時の閣議書記載の氏名,及び令和7年5月22日付の官報掲載の内閣人事(兼ねて簡裁判事に任命する人事)記載の氏名は「及川小百合」です。
*2 令和2年度司法試験合格者につき,「小百合」という名前の合格者は「00091 渡邉小百合」(受験地は試験市)だけです。

林翔平裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.11.7
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.11.7
R7.4.1 ~ 前橋地家裁高崎支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 福岡地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 福岡地裁判事補

 

丸山智大裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.5.2
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.5.2
R7.4.1 ~ 静岡地家裁沼津支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 さいたま地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 さいたま地裁判事補

* さいたま地裁令和6年5月8日判決(担当裁判官は45期の田中秀幸,53期の中島朋宏及び74期の丸山智大)は,筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者である埼玉県吉川市の男性が同市に対し重度訪問介護の支給量の拡大等を求めた行政訴訟について,市の従前の支給決定の一部を違法と判断し,1日当たり約19時間の支給量及び損害賠償の支払を命じました(福祉新聞Webの「ALS患者が勝訴 さいたま地裁,訪問介護の支給量で」参照)。

加藤明日美裁判官(74期)の経歴

生年月日 H9.12.16
出身大学 慶応大
定年退官発令予定日 R44.12.16
R7.4.1 ~ 静岡地家裁沼津支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 神戸地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 神戸地裁判事補

*1 74期の加藤明日美裁判官は,順天高等学校を卒業し,現役で慶応義塾大学法学部に進学し,大学在学中に予備試験に合格し,大学を卒業した年に司法試験に合格しました(順天中学校・順天高等学校HPの「コロナの一年間」(2021年3月19日付)参照)。
*2 74期の加藤明日美裁判官につき,令和7年5月22日付の官報掲載の内閣人事(兼ねて簡裁判事に任命する人事)記載の氏名は「北田明日美」です。
*3 神戸地裁令和6年10月31日判決(担当裁判官は46期の丸田顕,57期の酒井英臣及び74期の加藤明日美)は,六代目山口組の直系団体である山健組の組長が,同組の組員に対して拳銃を発砲して重傷を負わせたとする殺人未遂罪等に問われた裁判員裁判につき,検察官が懲役20年を求刑したのに対し,裁判所が,防犯カメラ映像等の間接事実によっても被告人と実行者の同一性を認めるには合理的な疑いが残るとして,無罪を言い渡したものです(日本経済新聞HPの「山健組組長に無罪判決 神戸地裁、組員銃撃で裁判員裁判」参照)。
*4 静岡地裁沼津支部令和8年5月22日判決(担当裁判官は55期の薄井真由子,58期の明日利佳及び74期の加藤明日美)は,夫と交際相手男性との二重生活を続けていた被告人(55歳)が,交際相手を絞殺した殺人事件につき,裁判所が,夫が婚姻を継続して被告人を支える意向であること等の事情を考慮し,検察官の求刑(拘禁刑15年)を下回る拘禁刑12年を言い渡したものです(Yahoo!ニュース(静岡朝日テレビ配信)の「夫と交際男性との11年間の二重生活の果てに何があったのか? 被害者の母親巻き込み殺人事件に発展 55歳女に22日判決」参照)。

岡春奈裁判官(74期)の経歴

生年月日 H9.3.27
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R44.3.27
R7.4.1 ~ 長野地家裁松本支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 さいたま地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 さいたま地裁判事補

* 長野地裁松本支部令和8年3月23日判決(担当裁判官は58期の廣瀬裕亮,68期の山部佑輝及び74期の岡春奈)は,実父を包丁で刺して殺害したとして殺人罪に問われた被告人(女性)について,統合失調症による幻覚に支配され心神喪失であった合理的な疑いを否定できないとして無罪を言い渡し,検察官が控訴を断念して確定しました(NHKニュースの「同居の父親殺害の罪 娘に無罪判決 長野地裁松本支部」,中日新聞の「父親殺害の罪に問われた娘に無罪判決 長野地裁松本支部」参照)。

現役裁判官がYouTubeで普段の仕事、なる前と後のギャップ、目指したきっかけ、勉強時間などについてお話しています。身近な司法とするためにも、司法に興味を持ってもらうためにも、こういった情報発信はとても大事だと思います🙂
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— 弁護士西愛礼『冤罪 なぜ人は間違えるのか』12/6発売 (@YoshiyukiNishi_) October 30, 2024

北岡佑太裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.6.12
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.6.12
R6.4.1 ~ 大阪地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 大阪地裁判事補

* 大阪地方裁判所令和6年1月31日判決(担当裁判官は51期の小川嘉基,62期の岸田二郎及び74期の北岡佑太)は,橋下徹氏が,日刊ゲンダイのインタビュー記事における大石あきこ衆議院議員の発言(元知事在任中に気に入らない報道機関・記者を厳しく扱っていた旨)により社会的評価を低下させられたとして,同議員及び株式会社日刊現代に対し慰謝料300万円等の支払を求めた事案において,摘示事実は重要な部分で真実であり,意見ないし論評もその域を逸脱しないとして,橋下氏の請求をいずれも棄却した(本判決は大阪高裁令和6年9月26日判決で維持され確定している)(IWJ Independent Web JournalのHPの「1.31 橋下徹氏が大石あきこ衆議院議員を提訴した訴訟について~判決期日 記者会見・報告集会」(2024年2月1日付)参照)。

青戸大悟裁判官(74期)の経歴

生年月日 H9.9.29
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R44.9.29
R8.6.29 ~ 大阪地家裁判事補
R6.4.1 ~ R8.6.28 鳥取地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 鳥取地裁判事補

六郷和紀裁判官(74期)の経歴

生年月日 S61.5.8
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R33.5.8
R7.4.1 ~ 大阪地家裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 横浜地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 横浜地裁判事補

* 六郷和紀(慶應義塾大学経済学部)は,「教員養成段階(大学)への金融教育普及活動の必要性と有効性」と題する小論文で奨励賞を受賞しました(金融広報中央委員会HP(知るぷると)の「「金融教育を考える」第5回小論文コンクール(平成20年)」参照)。

名倉亨裁判官(74期)の経歴

生年月日 H10.4.16
出身大学 一橋大
定年退官発令予定日 R45.4.16
R7.4.1 ~ 大阪地家裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 佐賀地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 佐賀地裁判事補

* 伊藤塾HPに「伊藤塾は、講師・スタッフ・勉強仲間の全ての距離が自然と近くなり、一体となって司法試験に受験していく雰囲気です」(筆者は名倉 亨 さん:一橋大学法学部4年 ◆ 予備試験合格時 /一橋大学法学部3年)が載っています。

森本和真裁判官(74期)の経歴

生年月日 H8.4.22
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R43.4.22
R7.4.1 ~ 大阪地家裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 松山地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 松山地裁判事補

吉澤孝裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.6.2
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.6.2
R7.4.1 ~ 大阪地家裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 長崎地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 長崎地裁判事補

* 長崎地裁令和7年6月10日判決(担当裁判官は,56期の松永晋介,58期の三嶋志織及び74期の吉澤孝)は,長崎県警佐世保署の警部補が上司からのパワーハラスメントや長時間労働により自殺したとして遺族が長崎県に損害賠償を求めた事件について,約1億3500万円の支払を命じた(日本経済新聞電子版の「パワハラで警部補自殺、長崎県に1.3億円の賠償命令 地裁判決」参照)。

丹治雅文裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.7.2
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.7.2
R7.4.1 ~ 大阪地家裁堺支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 千葉地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 千葉地裁判事補

* 千葉地裁令和5年7月24日判決(担当裁判官は48期の水上周,62期の宮崎桃子及び74期の丹治雅文)は,被告人が親族女性に不凍液を摂取させるなどして殺害したほか,別の被害者宅に放火して殺害しようとするなどした事案について,被告人を無期懲役に処しました(産経ニュースの「千葉県内で伯母ら2人殺害の32歳男に無期懲役 千葉地裁」(2023年7月24日付)参照)。

高岡遼大裁判官(74期)の経歴

生年月日 H8.11.1
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R43.11.1
R8.4.1 ~ 大阪地家裁堺支部判事補
R6.4.1 ~ R8.3.31 東京地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 東京地裁判事補

 

橋本泰一裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.6.12
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.6.12
R7.4.1 ~ 大阪地家裁堺支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 名古屋地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 名古屋地裁判事補

* 名古屋地裁令和4年10月4日判決(担当裁判官は42期の山田耕司,65期の岩見貴博及び74期の橋本泰一)は,被告人が統合失調症による被害関係妄想及び思考吹入の影響下で名古屋市内の路上において2名を刺突し1名を死亡させた殺人等の事件につき,裁判所が,被告人には完全な責任能力があったと認めた上で,被害者らの言動が犯行の一因となった事情や被告人の精神障害の影響も考慮し,検察官の求刑(無期懲役)を下回る懲役30年を言い渡したものです(日本経済新聞HPの「路上2人刺殺で懲役30年 41歳無職男、名古屋地裁」参照)。

岸本若菜裁判官(74期)の経歴

生年月日 H10.1.29
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R45.1.29
R8.7.1 ~ 大阪家地裁岸和田支部判事補
R6.4.1 ~ R8.6.30 千葉地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 千葉地裁判事補

*1 CYCLE HPの「立命館大学陸上部・岸本若菜ってどんな人?」に「立命館大学陸上競技部に所属する岸本若菜選手は、2019年春から大学3年生になる。」とか,「関西人ならではのノリの良さというものだろうか。岸本選手はふと思いついたような言葉を頻繁にツイッターでつぶやいている。」などと書いてあります。
*2 千葉地裁令和6年10月17日判決(担当裁判官は46期の松本圭史,64期の此上恭平及び74期の岸本若菜)は,自宅でパイプ銃等を製造したなどとして武器等製造法違反等に問われた被告人を懲役3年の実刑に処しました(千葉日報オンラインの「自宅でパイプ銃製造,懲役3年実刑 千葉地裁『危険性高く,安易』 1丁と火薬10袋没収」参照)。

赤坂誠悟裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.12.13
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.12.13
R8.7.1 ~ 神戸地家裁姫路支部判事補
R6.4.1 ~ R8.6.30 鹿児島地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 鹿児島地裁判事補

* 鹿児島地裁令和4年11月28日判決(担当裁判官は,46期の中田幹人,60期の冨田環志及び74期の赤坂誠悟)は,鹿児島県奄美市で一人暮らしの高齢女性が刺殺された事件の被告人につき,指紋・DNA型の一致のみでは犯人性の立証として合理的な疑いが残るとして,無罪を言い渡した(南日本新聞デジタルの「〈詳報〉奄美女性刺殺に無罪判決 状況証拠に『合理的疑い残る』」参照)。

横井信昭裁判官(74期)の経歴

生年月日 H8.6.18
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R43.6.18
R7.4.1 ~ 神戸地家裁姫路支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 さいたま地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 さいたま地裁判事補

長船源裁判官(74期)の経歴

生年月日 H6.1.28
出身大学 東大院
定年退官発令予定日 R41.1.28
R7.4.1 ~ 名古屋地裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 京都地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 京都地裁判事補

* 東京大学法科大学院ローレビュー第 14巻(2019年12月発行)の編集委員長をしていました(編集後記参照)。

熊野結衣子裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.11.14
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.11.14
R7.4.1 ~ 名古屋地裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 京都地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 京都地裁判事補

*1 74期の熊野結衣子裁判官につき,令和7年5月22日付の官報掲載の内閣人事(兼ねて簡裁判事に任命する人事)記載の氏名は「川崎結衣子」です。
*2 47ニュースの「朝ドラ「虎に翼」で注目される「女性法曹」のリアル 京都地検の検察官「ありがとうと言われなくても…」」(2024年8月20日付)に74期の熊野結衣子裁判官の顔写真が載っています。

柴田拓真裁判官(74期)の経歴

生年月日 H10.2.23
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R45.2.23
R7.4.1 ~ 名古屋地家裁岡崎支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 横浜地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 横浜地裁判事補

* 横浜地裁令和6年7月18日判決(担当裁判官は46期の西野吾一,53期の白石篤史及び74期の柴田拓真)は,孤立出産の末に出生した男児を溺死させて殺害し,その死体を遺棄したとして殺人罪,死体遺棄罪に問われたタイ国籍の被告人(女性)について,境界知能等の特性や孤立出産に至った経緯を考慮し,懲役3年,5年間保護観察付き執行猶予を言い渡したとのことです(カナロコ(神奈川新聞)の「川崎の乳児殺害遺棄で猶予刑 横浜地裁判決、孤立出産に至った経緯考慮」参照)。

松井智弘裁判官(74期)の経歴

生年月日 H8.1.30
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R43.1.30
R7.4.1 ~ 名古屋地家裁岡崎支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 さいたま地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 さいたま地裁判事補

池口弘樹裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.10.20
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.10.20
R7.8.25 ~ 広島地家裁判事補
R6.4.1 ~ R7.8.24 東京地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 東京地裁判事補

*1 広島地裁令和8年7月3日判決(担当裁判官は56期の國分進,71期の井上寛基及び74期の池口弘樹)は,広島県府中町の水分峡森林公園で会社員男性を殺害して現金を奪ったとされる強盗致死事件について,共犯とされた被告人(犯行当時18歳の特定少年)を懲役18年に処しました(NHKニュースの「府中町水分峡事件 強盗致死罪問われた19歳に懲役18年判決」(2026年7月3日付)参照)。
*2 東京地裁令和4年11月28日判決(担当裁判官は51期の成田晋司,57期の萩原孝基及び74期の池口弘樹)は,離婚・別居した親子や祖父母と孫の面会交流を確保する立法措置が講じられていないのは憲法違反であるとして,男女17人が国に損害賠償を求めた事件について,立法不作為は認められないとして請求を棄却しました(朝日新聞HPの「別居親子ら面会、整備義務認めず 東京地裁、訴え退ける」(2022年11月29日付)参照)。

森谷謙太裁判官(74期)の経歴

生年月日 H9.9.7
出身大学 慶応大
定年退官発令予定日 R44.9.7
R6.4.1 ~ 広島地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 広島地裁判事補

*1 聖徳大学附属小学校HPの「卒業生の声」に「慶應義塾大学 法学部卒業 (聖徳大学附属幼稚園卒園) 森谷 謙太さん」の顔写真が載っています。
*2 広島地裁令和5年10月2日判決(担当裁判官は50期の大浜寿美,55期の財賀理行及び74期の森谷謙太)は,平成25年8月からの生活保護基準(生活扶助基準)の引下げが違法であるとして広島県内の生活保護受給者らが減額処分の取消しを求めた事案について,デフレ調整に係る厚生労働大臣の判断過程及び手続に過誤,欠落があったとして,原告52人中51人に対する保護変更決定を違法と認めて取り消した(全国では12例目の原告勝訴判決)(中国新聞デジタルの「生活保護訴訟、広島市など市町側が控訴」(2023年10月13日付)参照)。

枚田雅樹裁判官(74期)の経歴

生年月日 H9.5.2
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R44.5.2
R8.7.15 ~ 広島地家裁福山支部判事補
R6.4.1 ~ R8.7.14 大阪地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 大阪地裁判事補

 

鍵谷蒼空裁判官(74期)の経歴

生年月日 H11.3.23
出身大学 千葉大
定年退官発令予定日 R46.3.23
R7.4.1 ~ 松江地家裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 東京地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 東京地裁判事補

*1 辰已法律研究所HPに「合格に必要なレベルを見極めることが合格への近道でした」と題する合格体験記を寄稿しています。
*2 令和2年の司法試験が例年と同様に行われて74期判事補の任官時期が例年と同じ1月16日であった場合,76期の奥田紗永裁判官(平成13年3月30日生。22歳 9月)が任官するまでの間,最年少任官記録を達成できていました。
*3 東京地裁令和6年9月30日判決(担当裁判官は54期の馬場嘉郎,61期の菱川孝之及び74期の鍵谷蒼空)は,自民党の派閥「清和政策研究会」(安倍派)の事務局長兼会計責任者であった被告人が,パーティー券販売のノルマ超過分の還流金(いわゆる裏金)を政治資金収支報告書に記載しなかった政治資金規正法違反の事件について,被告人を禁錮3年・執行猶予5年に処しました(朝日新聞HPの「安倍派事務局長に禁錮3年執行猶予5年 自民裏金事件で東京地裁」(2024年9月30日付)参照)。