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TreeeSの動作環境とスマートフォン利用―対応OS・ブラウザ,画面表示及び利用時間(AI作成)

第1 TreeeSはどの端末で利用できるか

TreeeS(ツリーズ)の当事者用操作マニュアルVer.2.0は,PC版の環境としてWindows 11及びMacOS,スマートフォン・タブレット版としてAndroid及びiOSを挙げている。
PCの対応ブラウザはMicrosoft Edge,Google Chrome,Safari及びMozilla Firefoxであり,Microsoft Edgeが推奨されている。
スマートフォン・タブレットでの表示にも対応すると説明されているが,この記載だけで,すべての端末・OSの版・画面サイズで,全機能を同じように操作できることまで確認したことにはならない。

本記事は,令和8年10月16日にTreeeS研修環境のトップ画面から取得した当事者用操作マニュアルVer.2.0(2026年8月31日発行,暫定版)資料上1頁(PDF5頁)を基に,利用環境と画面操作の注意を整理する。
研修環境は一般の方の利用対象ではなく,実際の民事訴訟の電子申立てにはmintsを利用するよう案内されている。
本番利用の対象事件・入口・条件は,導入時の裁判所の案内で確認する必要がある。

第2 対応OSとブラウザ

確認項目マニュアルの記載利用前に確認すること
PCのOSMicrosoft Windows 11,MacOS使用端末のOSとサポート状況を確認する
スマートフォン・タブレットのOSAndroid,iOS表示対応と個々の業務での操作確認を分ける
PCのブラウザMicrosoft Edge(推奨),Google Chrome,Safari,Mozilla Firefox使用するブラウザを所内で把握する
推奨解像度1280×1024ピクセル画面解像度とブラウザのウィンドウ幅を区別する

マニュアルは,サポートが終了しているOS等を含め,列挙された条件以外のOSを推奨環境外としている。
一方,この版の当該頁にはMacOS,Android及びiOSの最低バージョンや,各ブラウザの対象バージョンまでは記載されていない。
「対応するOSの名前が同じだから,古い端末でも確実に使える」と判断せず,稼働時点の公式案内と端末の更新状況を確認する。

法律事務所では,主要な提出端末について,OS,ブラウザ,認証用電話,ファイルの保存先及び代替端末を台帳に記録すると確認しやすい。
これは事務所運用上の提案であり,マニュアルが特定の台帳様式を要求しているという意味ではない。

第3 スマートフォンだけで提出してよいか

マニュアルはスマートフォン・タブレットでの表示対応を説明している。
ただし,表示できること,フォームへ入力できること,提出ファイルを確認できること及び受付結果を保存できることは,それぞれ確認すべき事項である。
「スマートフォン対応」という表現だけから,複雑な訴状・多数の書証の提出をスマートフォンだけで完結できると判断しない。

実際に端末を選ぶ際は,①当事者・事件情報の照合,②PDFの全頁確認,③証拠番号と証拠説明書の対応確認,④確認画面の閲覧,⑤提出結果とダウンロードファイルの保存を無理なく行えるかを確認する。
画面の小ささやファイル管理の制約で確認が難しい場合は,事務所で確認したPCを使う運用が考えられる。
個別の提出手順は,TreeeSで訴訟を提起する方法及び係属事件に書面を提出する方法を参照されたい。

第4 画面が崩れる・ボタンが見えない場合

1 ウィンドウを最大化し,表示倍率を確認する

資料上1頁は,画面レイアウトを正しく表示するため,ブラウザのウィンドウを最大化するよう案内している。
最大化しても表示が崩れる場合は,ブラウザのズーム機能で拡大・縮小して調整すると説明されている。
表示倍率を変えた後は,入力欄,確認ボタン及びアップロードしたファイルの表示を再確認する。

ブラウザ幅を1105ピクセル以上へ広げても,コンテンツ幅は1104ピクセルで固定され,左右に余白が生じると説明されている。
広いモニターを用意すれば,入力領域も同じ比率で広がり続けるという設計ではない。
また,提出書面一覧のダウンロードボタンは一覧の右側にあり,横スクロールして表示させる説明がある(資料上58頁,PDF62頁)。

2 ブラウザの「戻る」やF5で操作を進めない

マニュアルは,ブラウザの「戻る」「進む」,Alt+矢印キーによるページ移動及びF5キーによる再読込みを,動作保証対象外の操作としている。
画面の移動には,TreeeSの画面内に表示されたボタンを用いる。
送信後に画面が動かない場合も,送信操作を直ちに繰り返すのではなく,現在の受付結果を確認する必要がある。

個別の症状から確認先を選ぶ場合は,TreeeSで提出できない・記録が見つからないときの確認を参照されたい。

第5 利用時間とメンテナンス

当該版のマニュアルは,利用できる時間帯を,別途周知するメンテナンス時間を除き24時間・365日と説明している。
これは暫定マニュアルの記載であり,個々の時点で障害やメンテナンスがないことを保証するものではない。
提出予定日には,利用する環境の最新のお知らせを確認する。

研修環境で告知された停止日時を,そのまま将来の本番環境の停止日時として予定表へ転記しない。
また,システムの利用可能時間と,裁判所窓口・問合せ先の対応時間は別に確認する。
期限のある提出では,最終確認と受付結果の保存に要する時間も見込んで準備することが考えられる。

第6 関連記事と出典

TreeeSの位置付けと導入予定は,TreeeS(ツリーズ)とはを参照されたい。
入口と認証は,TreeeSのログインと研修環境で扱う。
マニュアル全体の目的別案内は,当事者用操作マニュアルの読み方にまとめている。

出典は,最高裁判所「TreeeS操作マニュアル 当事者用」Ver.2.0(2026年8月31日発行,暫定版)の資料上1頁・58頁(PDF5頁・62頁)及びTreeeS研修環境のトップ画面である(令和8年10月16日確認)。
マニュアルはトップ画面の「マニュアル」から取得できる。
本記事は公式資料に記載された利用条件を説明するものであり,すべての端末での動作試験又は本番提出の実証をしたものではない。