メインコンテンツへスキップ
       

司法研修所の寮ガイド―いずみ寮・ひかり寮の部屋,寮費,持ち物と生活(AI作成)

司法研修所のいずみ寮・ひかり寮で暮らす準備は,部屋の備品を確認し,自分で用意する物を決め,入寮許可通知書に従って寮費の支払いと荷物の発送を進める順序で考えると分かりやすい。

本記事は,主に第78期集合修習に関する令和7年9月8日付の入寮許可通知書と別紙に基づき,寮の部屋,設備,持ち物,食事,洗濯,通信を整理する。これは当時の案内であり,第79期・第80期の寮費,申込期限,部屋の割当て,設備や生活上の条件が同じであることを示すものではない。入寮する期の案内と,自分宛ての許可通知書を優先して確認する。

第1 司法研修所の寮を利用する前に確認すること

1 いずみ寮・ひかり寮と修習の段階

司法研修所の寮は,埼玉県和光市南二丁目3番8号にあるいずみ寮A棟・B棟とひかり寮である。導入修習の入寮申込みと,集合修習の入寮・退寮手続は区別する。実務修習地での賃貸住宅探しとは,確認する資料も異なる。

導入修習の手続は導入修習の入寮申込み,集合修習の期別資料は集合修習の入寮・退寮手続を参照する。賃貸・実家との比較は司法修習の住まい選びにまとめている。

2 入寮希望者全員が必ず入れるとは限らない

第78期の令和7年7月10日付入寮申込み案内は,入寮希望の有無を全員に回答するよう求め,定員を上回った場合には通所圏外からの希望者を優先し,通所圏内でも所要時間の長い者から順に許可し,抽選となる場合があるとしている。希望を出した段階と,入寮が許可された段階を区別する必要がある。

同じ第78期でも,7月10日付の案内はひかり寮を男女いずれの利用もあり得る施設としていた一方,9月8日付の別紙は女性用としている。寮棟の用途や割当てを,古い体験談や別の期の案内だけで判断しないことが大切である。

第2 部屋と備品―持参する物を決めるための確認表

1 いずみ寮とひかり寮の建物

第78期の令和7年9月8日付案内では,いずみ寮はA棟・B棟とも7階建てで,A棟が男性用,B棟が女性用,ひかり寮は3階建ての女性用とされている。いずれもエレベーターがある。これは当該案内時点の区分であり,入寮者が自由に寮棟を選べるという意味ではない。

2 部屋にある物と,自分で用意する物

同案内は,居室を1人部屋で約18平方メートル(ベランダを含む。)とし,次の設備・備品を挙げている。

項目案内に記載された設備・備品準備のポイント
勉強・収納机,椅子,本棚,電気スタンド,クローゼット・押入れ学習道具や衣類を持参する。収納用品は部屋の寸法を確認してから選ぶ。
空調・冷蔵エアコン,縦横約50センチの小型冷蔵庫大型家電を当然に必要と考えず,設置済みの設備を確認する。
浴室・トイレトイレ付きユニットバス。温水洗浄便座はない。トイレットペーパー,シャンプー,リンスは備え付けではないとされる。タオル等の日用品も用意する。
寝具ベッド,マットレス,枕,掛け布団,ベッドパット案内にはリネン類の週1回の交換も記載されている。自分で用意する寝具の範囲は当該期の案内で確認する。
電話・通信内線電話,無線LANルーターインターネット接続は個別契約・有料とされる。ルーターの設置と無料通信の提供は別である。
テレビ備え付けのテレビはない。必要性と搬入条件を検討する。

トイレットペーパー等の「備え付けではない物」は資料に明記されている。これに対し,ハンガー,延長コード,掃除用品等を準備するかは,生活の仕方,最新の設備案内,持込みの制限を確認して判断する。資料に記載がない物を「必須の指定持参物」とは扱わない。

第3 寮費と申込み―金額だけでなく対象期間を確認する

1 寮費は期・修習の段階・対象期間と一緒に読む

第78期の令和7年9月8日付入寮許可通知書には,寮費30,600円と,9月30日を振込期限とする記載がある。通知書本文の入寮日は11月20日であり,これらはその通知書の対象となる入寮についての金額・日程である。30,600円を現在の一律料金や月額家賃として紹介するのは適切でない。

なお,公開PDFのファイル名には「78期B班」とあるが,本文には上記の入寮日が記載されている。金額や日程を使うときはファイル名だけで対象を判断せず,本文を確認する必要がある。

過去の導入修習の寮費と集合修習の寮費を混ぜず,許可通知書で対象期間,納付額,振込期限,振込名義を確認する。期別の資料と詳しい手続は,導入修習の入寮申込み及び集合修習の入寮・退寮手続を参照する。

2 第80期の採用選考日程と入寮申込期限は別

裁判所の第80期司法修習生採用選考要項は採用選考の案内である。採用選考の申込期限を,そのまま寮の申込期限として扱わない。本記事で参照した資料から,第80期の寮費や入寮申込期限は確認できないため,対象期の入寮案内を別に確認する必要がある。

第4 寮での生活―食事・洗濯・通信・持込みの制限

1 食事と洗濯

第78期の令和7年9月8日付案内には,電子レンジ,オーブントースター,冷蔵庫を備えた給湯室がいずみ寮の各階に,ひかり寮では1階にあると記載されている。ランドリーは各階にあるが,洗剤は用意されていない。

食堂の記載もあるが,その記載だけで現在の営業日,営業時間,献立,価格,弁当販売の有無は分からない。入寮前に当該期の案内を確認し,初日や休日の食事をどうするか考えておく。過去の契約・販売資料は司法研修所の食堂・弁当販売資料を参照する。

2 インターネットは無料Wi-Fiと決めつけない

同案内は,居室に無線LANルーターが設置され,通信には各自が業者と個別に有料契約をする必要があるとしている。現在の契約先,料金,利用開始までの時間,通信速度はこの資料では確認できない。オンラインでの連絡や学習に使う予定があれば,入寮する期の説明に従い,開通手続とそれまでの通信手段を確認する。

3 上履き・門限・電気製品

同案内では,上履きの持参,門限午後11時,調理用電気器具の使用不可,ガスコンロ等の火気器具の使用禁止,エアコンを除く消費電力の合計1,500ワットなどが示されている。延長コードを使っても電源容量が増えるわけではないので,持参する電気製品と同時使用を確認する。

居室の交換,壁紙へのテープ使用等にも制限があり,備品・設備の破損について原状回復費用を負担する旨が記載されている。最新の寮生活の留意事項を読み,持込みや設置方法に迷う物は搬入前に確認する。

第5 入寮当日と荷物―許可通知書で配達日・宛名・入口を確認する

1 発送前の確認

第78期の上記許可通知書は,入寮日前の荷物に配達日時の指定を求め,運送会社ごとに異なる配達日を指定している。通販で購入した物を含め,指定日前に到着しないよう注意し,元払いで発送し,着払い・置き配をしないことも求めている。自家用車による荷物搬入等も禁止とされている。

具体的な配達日は入寮日と一体の条件であるため,過去の指定日を自分の入寮に流用しない。発送前には,通知書で指定された配達日時,棟・部屋番号,修習期,本人名を確認する。上記通知書は本名の宛名を求め,ニックネームを使用する必要がある事情がある場合には申し出るよう案内している。

2 通所時と入寮時では入口の確認が異なる

同案内は,入寮手続をいずみ寮1階ロビーで行い,入構時には北門を利用するよう指定している。寮の玄関に近い北門側の最寄り停留所として「樹林公園」を挙げ,「司法研修所」「司法研修所入口」で降りるとさらに歩くことになると注意している。

授業への通所と,荷物を持って寮へ入る日を分けて経路を調べる。現行の乗り場,系統,運賃等は和光市駅から司法研修所までのバス事情で確認し,乗車当日は運行事業者の案内も確認する。

第6 寮と給付金―住居費と引越し費用を分けて考える

寮の利用に関係する住居給付金と,転居に関係する移転給付金は別の制度である。寮費を支払うことだけから,住居給付金が支給されるとは判断できない。また,寮へ移る転居でも,移転給付金の対象となるかはその制度の要件に沿って確認する必要がある。

具体的な要件,届出期限,寮・実家・二重家賃の扱いは司法修習生の住居給付金,転居の対象と支給額は司法修習生の移転給付金を参照する。入退寮前後に別の賃貸借契約を維持する場合は,寮の手続と賃貸借契約の解約・費用をそれぞれ確認する。

第7 よくある確認事項

1 入寮は義務か

第78期の入寮申込み案内は,入寮希望の有無の回答を求めている。入寮と通所は区別されており,修習を受けることと,必ず寮に住むことは同じではない。通所を選ぶ場合も,入寮希望の有無を回答する必要があるか,当該期の手続を確認する。

2 寮費だけで食費や通信費も賄えるか

上記の設備案内は通信を個別の有料契約としている。寮費の金額だけを生活費総額とせず,食費,日用品費,通信費,移動費を別に見積もる。現在の具体的な金額は当該期の案内や利用するサービスで確認する。

3 持ち物リストはどの資料を見ればよいか

生活用品は,当該期の「司法研修所の寮について」と入寮等の留意事項を出発点とする。修習初日に指定される教材・配布資料は別の問題なので,生活用品の一覧と混同しない。古い期の持参物記事は,現在も同じ指定があることの証拠にはならない。

第8 参照資料と関連記事

本記事の部屋・備品・生活・荷物の説明は,令和7年9月8日付入寮許可通知書・別紙の本文及びPDF3~5頁を中心に確認した。入寮希望者の扱いと案内時点による違いは,令和7年7月10日付「入寮申込みについて」のPDF1・4頁による。いずれも当時の資料である。

司法研修所全体の役割・組織は司法研修所とは,寮の期別手続は導入修習の入寮申込み及び集合修習の入寮・退寮手続を参照する。