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東京大学法科大学院の入試・学費―既修・未修と英語資格の確認ポイント(AI作成)

第1 既修・未修と募集人員

東京大学法科大学院を検討するときは,受験する入学年度と,既修・未修の区分を最初に決めたい。
2027年度入試の出願受付は2026年10月2日に終了しており,公表された試験日は同年11月14日である。
本記事は2026年11月2日に確認した大学公式情報を基に,入試と費用の確認順序を整理する。

東京大学法科大学院は,大学院法学政治学研究科の法曹養成専攻に当たる。
大学が公表する入学定員は230人で,受入予定人員は未修者が概ね65人,既修者が概ね165人である。
未修者は3年制,既修者は2年制とされている。
2027年度の募集要項は,同一年度に未修者と既修者の選抜を併願することを認めていない。

大学は,自大学の法学部出身者だけでなく,他大学・他学部出身者や社会人など,多様な背景の学生の入学を期待する方針を示している。
ただし,その方針と,個々の出願者が募集要項の出願資格を満たすかどうかは別の問題である。
進学先の候補にする段階で,課程の長さ,授業を受ける時間及び費用を併せて検討したい。

出典:東京大学「法科大学院概要」,入試関係情報。

第2 2027年度入試と英語資格

1 入学年度と試験実施年を分ける

2027年度入学のための試験は,2026年に実施される。
大学の案内では,出願期間が2026年9月28日から10月2日まで,第2段階選抜の筆記試験日が11月14日である。
第1段階選抜の結果は11月6日頃に通知される予定であり,出願者全員が筆記試験に進むとは限らない。
2026年11月2日時点で,この出願期間は終了している。
これから出願を考える場合は,次に受験する年度の募集要項を確認する必要がある。

10月30日公表の出願者数は,未修者237人,既修者575人,合計812人である。
これは出願段階の人数であり,受験者数・合格者数・最終的な入学者数とは区別する。
募集人員で単純に割った数字を,試験終了後の競争倍率や個人の合格確率として扱うべきではない。

2 英語資格の種類を確認する

募集要項は,英語,フランス語,ドイツ語,ロシア語,スペイン語,中国語又は韓国朝鮮語のうち1つを選択して能力の証明書を添付するものとしている。
英語を選ぶ場合は,TOEFL又はTOEICに限られる。
TOEICはListening & Reading Testが対象であり,IPテスト等は対象外とされている。
2027年度の募集要項では,出願時前2年以内に受験したものが有効とされている。
証明書の形式及び提出方法は,受験する年度の募集要項とQ&Aを照合して準備したい。

出典:東京大学「入試関係情報(法科大学院)」の入試日程・出願者数・外国語関連Q&A。

第3 学費はいくらか

2027年度学生募集要項に示された予定額は入学料28万2000円,授業料年額80万4000円で,公式概要の掲載額と同じである。
これらの金額が在学中に変わらず,標準年限で修了し,免除を受けないと仮定した合計は次のとおりとなる。

区分入学料と授業料の合計
初年度108万6000円
既修者・2年間189万円
未修者・3年間269万4000円

計算は,入学料28万2000円に,年額80万4000円を1年・2年・3年分加えたものである。
生活費,教材費,受験費用,転居費用などはこの表に含めていない。
法学未修者として入学した場合は,共通到達度確認試験の受験料(1万円〔予定額〕)を求められる可能性もある。
免除や奨学金を検討する場合も,受給を前提に資金計画を確定せず,申請条件と決定時期を確認したい。

出典:東京大学「法科大学院概要」10-1〜10-3,入試関係情報掲載の2027年度学生募集要項4頁。
合計額は掲載額からの計算。

第4 倍率・司法試験合格率・修了率の違い

入試の競争倍率は入学者選抜,司法試験合格率は司法試験,進級率・修了率は入学後の学修を対象とする。
同じ学校名の数字でも,分母の定義と集計時点を確認しなければ,単純には比較できない。
特に,学校全体の司法試験合格率を,未修者として入学した個人の合格確率に読み替えることはできない。

当ブログの東京大学法科大学院の2026年度入学動向は,入学者選抜と既修・未修の人数を扱う。
東京大学法科大学院の未修者教育は,進級・修了と個別起案指導を扱う。
全国の司法試験の数値を比較する場合は,法科大学院別の司法試験合格率で対象年度と受験資格を確認されたい。

第5 よくある質問

1 法学部出身でも未修者として出願できるか

大学の入試Q&Aは,法学部卒業者にも未修者としての出願資格を認めている。
未修者という区分を,非法学部出身者だけの区分と考えないことが大切である。

2 TOEICやTOEFLは何点なら合格できるか

公式Q&Aでは,英語の点数について,あらかじめ一律の合否基準は定めず総合的に審査すると説明している。
特定の点数だけで合格を保証する目安にはできない。
提出可能な試験の種類と証明書の要件を満たすことと,選抜で高く評価されることは分けて考えたい。

3 定員割れなら入学しやすいといえるか

入学定員に対する入学者数と,試験で受験者が合格する割合は別の指標である。
合格後の進学先の選択もあるため,定員充足率だけで入試の難易度は判断できない。
2026年度の学校別比較は,法科大学院の充足率・入試倍率を参照されたい。

出典:質問1・2は東京大学公式入試Q&A。
質問3は指標の定義に基づく説明。

第6 関連記事と出典

東京大学法科大学院の2026年度入学動向
東京大学法科大学院の未修者教育
東京大学公式・入試関係情報
東京大学公式・法科大学院概要