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早稲田大学法科大学院の2027年度選抜―志願増と未修者合格者の構成変化(AI作成)

第1 入学者数が確定する前の選抜結果を読む

早稲田大学は,2026年9月18日の合格者発表のページで,2027年度入学者選抜試験の合格者の概要等(PDF)を示している。
一般選抜の志願者は既修・未修の両方で増えたが,ここで確認できるのは選抜と合格者の集計である。
2027年度の実際の入学者数が増えたと結論付けることはできない。

第2 一般選抜の志願者と合格者の比較

指標2026年度選抜2027年度選抜
一般既修・志願者数989人1426人
一般未修・志願者数248人367人
一般既修・合格者数324人351人
一般未修・合格者数40人53人

この表は大学の各年度の合格者概要に掲載された一般選抜区分を比較したものであり,特別選抜を含む学校全体の集計ではない。
既修と未修の数値を足して,重複のない志願者の実人数であると扱うこともしない。

第3 未修者合格者が増えても社会人は減っている

一般未修の合格者の最終経歴2026年度選抜2027年度選抜
学部学生21人38人
社会人14人9人
院生・その他5人6人
合計40人53人

未修者合格者全体は13人増えた一方,社会人は5人減少した。
合格者に占める社会人の割合は14÷40で35.0%から,9÷53で約17.0%となる。
割合は小数第2位を四捨五入した。

第4 社会人の定義と,この表にない分母

両年度の資料は,社会人を出願時点で勤務,自営業,主婦・主夫等を通算して2年以上経験した者と定義している。
現在の会社員だけを指す区分とは限らない。
また,この表だけでは社会人の志願者数が分からないため,社会人の合格率や,社会人志願者自体の増減は計算できない。

第5 翌年度の受入れを評価するための視点

志願者の増加,合格者の増加,社会人合格者の減少は別々の変化である。
社会人の進学先としての役割を評価するには,今後の入学手続後の人数や,学修を継続できる環境も確認したい。
当年度の選抜への関心と,実際の入学・修了につながった結果を,時点をそろえて検討する必要がある。

第6 関連記事

① 法科大学院等特別委員会とは-役割,構成及び令和8年の審議課題

② 法科大学院等特別委員会の議事録に表れた関係者の本音-予備試験,未修者教育,地方偏在,認証評価及び公的支援

第7 出典

① 2027年度入学者選抜試験 特別選抜(開放型)・一般選抜 合格者発表(2026年9月18日)(大学公表ページ。合格者の概要等のPDFへのリンクを掲載)。

② 2027年度入学者選抜試験・合格者の概要等(PDF1頁・一般選抜と最終経歴,社会人定義)。

③ 2026年度入学者選抜試験・合格者の概要等(PDF1頁・対応する一般選抜と最終経歴,社会人定義)。