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慶應義塾大学法科大学院の入試・学費―既修の選抜区分と未修コースの確認ポイント(AI作成)

第1 法科大学院の対象を確認する

慶應義塾大学法科大学院を検討するときは,法務研究科法曹養成専攻の案内を確認する必要がある。
法学研究科の修士課程や,同じ法務研究科にあるグローバル法務専攻とは,入試・学費の対象が異なる。

本記事は,2026年11月2日に確認した公式資料に基づき,入試方式と費用の確認点を整理したものである。
入試は2027年4月入学者向け,金額は2026年度の参考額として,年度を分けて読む必要がある。

出典:法務研究科の公式案内及び法曹養成専攻の入試情報。

第2 既修・未修と選抜方式

1 修業年限と募集人員

2027年4月入学者向けの募集要項では,法学未修者コースは3年・約50人,法学既修者コースは2年である。
既修者は5年一貫型が約45人(地方枠4人を含む。),開放型が約45人,一般選抜が約80人で,全体の募集人員は220人である。

2 3つの既修者選抜を区別する

一般選抜は,募集要項の出願資格を満たす者を対象とし,憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法の6科目の筆記試験と提出書類で選考する。
出身学部だけで出願の可否が決まるわけではない。

開放型は,法曹コース修了予定の3年次学生を対象とし,連携協定の有無は問わない。
憲法・民法・刑法の筆記試験と提出書類で選考する。
商法・民事訴訟法・刑事訴訟法は,学部3年次終了の段階の筆記試験で既修者認定を行い,所定の水準に達しない科目は入学後に対応する1年次科目を履修する。
募集要項には早期卒業見込み等の条件があるため,「法曹コースに在籍している」という事情だけで出願できるとは限らない。

5年一貫型は,連携協定を締結する大学学部の法曹コース修了予定者等を対象とする選抜で,書面審査による。
地方枠を含め,この方式には別の入学試験要項が用意されている。
出願資格の詳細は,同要項で確認する必要がある。

3 未修者コース

未修者コースは,小論文試験と提出書類に基づいて選考する。
大学卒業等の要件を満たす者は,出身学部を問わず出願できる。
法律科目の試験がないことと,入学後の学修負担が小さいことは同じではない。

出典:選抜方式の公式説明及び2027年4月入学者向け募集要項4~7頁。

第3 2027年4月入学者向けの日程

一般選抜・開放型・未修者コースの出願登録,検定料支払及び書類郵送の期間は,2026年6月26日から7月7日までであった。
郵送書類は締切日消印有効である。
ネット登録だけで出願が完了するわけではない。

筆記試験は既修者が9月5日,未修者が9月6日,合格発表は9月15日であった。
5年一貫型は別日程で,出願期間は6月8日から6月15日まで,合格発表は6月30日であった。

確認日である2026年11月2日時点では,ここに記載した出願期間・筆記試験・合格発表の日程は経過している。
2027年4月入学という表示を,これから出願できるという意味に読み替えてはならない。
次年度の受験を検討する場合は,新しい募集要項が公表された後に日程・資格・提出書類を改めて確認する必要がある。

出典:一般選抜・開放型・未修者の日程及び5年一貫型の日程。

第4 学費は授業料以外も確認する

2026年度の法曹養成専攻の新入生納付金は,未修者1年次・既修者2年次ともに,年額合計187万600円である。
内訳は,入学金10万円,在籍料33万円,授業料122万円,施設設備費21万円,慶應法学購読料8000円,学生健康保険互助組合費2600円である。

この金額は授業料だけの金額ではなく,複数の費目を合計した納付金である。
検定料,教材費,住居費,通学費等を含む生活費総額とも異なる。

大学は,在籍料・授業料・施設設備費にスライド制を適用し,年度ごとに改定することを案内している。
その他の徴収費も改定される場合がある。
したがって,2026年度の金額を2027年度の確定額としたり,そのまま2年・3年分に掛けて修了までの確定費用としたりすることはできない。

出典:専門職学位課程の学費及び2026年度納付金表。

第5 受験前に確認したい質問

1 法学部出身でなくても受験できるか

一般選抜と未修者コースは,出身学部を問わず,募集要項の出願資格を満たす者が出願できる。
既修者の特別選抜には,法曹コースや早期卒業等の条件があるため,別に確認する必要がある。

2 未修者と既修者は併願できるか

2027年4月入学者向け募集要項では,一般選抜と未修者コースの併願が認められている。
特別選抜を含め,出願資格を満たすことが前提であり,方式ごとの登録・書類等の手続を省略できるという意味ではない。
出典:募集要項5頁・8頁。

3 奨学給付制度で学費が全て無料になるか

公式の奨学給付制度には,入学試験成績優秀者に対する授業料全額免除の案内がある。
ただし,授業料以外にも在籍料や施設設備費等があり,「授業料全額免除」を全納付金の免除と同一視してはならない。
継続には成績等の条件があるため,対象年度の制度と本人の適用条件を確認する必要がある。
出典:法務研究科の奨学金案内。

第6 入学動向と合格率の関連記事

実際の入学者数や既修・未修の構成は,慶應義塾大学法科大学院の2026年度入学動向にまとめている。
本記事の募集人員や出願日程とは,対象となる年度・集計の意味が異なる。

司法試験の結果を比較するときは,法科大学院別の合格率と分母の違いも参照されたい。
入試の競争状況,実際の入学者構成,司法試験の合格率を分けて検討することが必要である。

第7 出典

① 慶應義塾大学法務研究科の公式案内。

② 慶應義塾大学法曹養成専攻の入試情報,一般選抜・開放型・未修者の日程及び5年一貫型の日程。

③ 慶應義塾大学2027年4月入学者向け募集要項。

④ 慶應義塾大学専門職学位課程の学費及び2026年度納付金表。

⑤ 慶應義塾大学法務研究科の奨学金案内。

各資料は2026年11月2日に確認した。