その他の現職裁判官の経歴

西岡慶記裁判官(58期)の経歴

生年月日 S56.6.12
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R28.6.12
R6.1.22 ~ 最高裁経理局主計課長
R4.4.1 ~ R6.1.21  最高裁総務局参事官兼情報政策課参事官
R2.4.1 ~ R4.3.31 最高裁総務局参事官
H31.4.1 ~ R2.3.31 仙台地家裁判事
H30.8.1 ~ H31.3.31 東京地裁8民判事(商事部)
H27.8.3 ~ H30.7.31 最高裁家庭局付
H27.4.1 ~ H27.8.2 東京家裁判事補
H24.10.10 ~ H27.3.31 青森地家裁判事補
H24.7.1 ~ H24.10.9 東京地裁判事補
H22.7.1 ~ H24.6.30 経産省通商政策局通商機構部国際経済紛争対策室参事官補佐
H22.4.1 ~ H22.6.30 最高裁刑事局付
H17.10.16 ~ H22.3.31 東京地裁判事補

* 以下の記事も参照してください。
・ 最高裁判所裁判官及び事務総局の各局課長は襲撃の対象となるおそれが高いこと等
・ 最高裁判所が作成している,最高裁判所判事・事務総局局長・課長等名簿
・ 最高裁判所事務総局の各係の事務分掌(平成31年4月1日現在)
・ 最高裁判所事務総局の組織に関する法令・通達
・ 最高裁総務局・人事局・情報政策課との座談会
・ 地方裁判所の専門部及び集中部
・ 判事補の外部経験の概要
・ 行政機関等への出向裁判官

吉岡大地裁判官(55期)の経歴

生年月日 S51.12.7
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R23.12.7
R6.8.5 ~ 最高裁総務局第一課長
R5.4.1 ~ R6.8.4 東京地裁12民判事
R3.4.1 ~ R5.3.31 東京高裁19民判事
H29.12.20 ~ R3.3.31 最高裁総務局参事官
H29.4.1 ~ H29.12.19 東京高裁12民判事
H26.4.1 ~ H29.3.31 名古屋地裁1民判事(労働部)
H22.4.1 ~ H26.3.31 最高裁人事局付
H19.7.10 ~ H22.3.31 福井地家裁判事補
H14.10.16 ~ H19.7.9 東京地裁判事補

* 以下の記事も参照してください。
・ 最高裁判所裁判官及び事務総局の各局課長は襲撃の対象となるおそれが高いこと等
・ 最高裁判所が作成している,最高裁判所判事・事務総局局長・課長等名簿
・ 地方裁判所の専門部及び集中部

片瀬亮裁判官(56期)の経歴

生年月日 S53.10.4
出身大学 東大
定年退官発令予定日 R25.10.4
R6.4.1 ~ 那覇地裁2民部総括
R4.4.1 ~ R6.3.31 東京地裁2民判事
R2.4.1 ~ R4.3.31 最高裁秘書課参事官
H31.4.1 ~ R2.3.31 東京高裁11民判事
H28.4.1 ~ H31.3.31 知財高裁第4部判事
H27.12.1 ~ H28.3.31 那覇地家裁名護支部判事
H26.4.1 ~ H27.11.30 那覇地家裁名護支部判事補
H23.7.16 ~ H26.3.31 福岡地家裁判事補
H21.6.1 ~ H23.7.15 在ジュネーブ国際機関日本政府代表部二等書記官
H20.12.17 ~ H21.5.31 最高裁民事局付
H20.9.10 ~ H20.12.16 東京地裁判事補
H15.10.16 ~ H20.9.9 大阪地裁判事補

*1 以下の記事も参照してください。
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
・ 判事補及び検事の弁護士職務経験制度
・ 判事補の外部経験の概要
・ 行政機関等への出向裁判官
*2の1 ネットの検索結果の削除請求に関する最高裁平成29年1月31日決定と同様にツイートの削除請求を考えた東京高裁令和2年6月29日判決33期の野山宏裁判官,35期の橋本英史裁判官及び56期の片瀬亮裁判官)を破棄した最高裁令和4年6月24日判決は以下の判示をしました(改行を追加しています。)。
    個人のプライバシーに属する事実をみだりに公表されない利益は、法的保護の対象となるというべきであり、このような人格的価値を侵害された者は、人格権に基づき、加害者に対し、現に行われている侵害行為を排除し、又は将来生ずべき侵害を予防するため、侵害行為の差止めを求めることができるものと解される(最高裁平成13年(オ)第851号、同年(受)第837号同14年9月24日第三小法廷判決・裁判集民事207号243頁最高裁平成28年(許)第45号同29年1月31日第三小法廷決定・民集71巻1号63頁参照)。
    そして、ツイッターが、その利用者に対し、情報発信の場やツイートの中から必要な情報を入手する手段を提供するなどしていることを踏まえると、上告人が、本件各ツイートにより上告人のプライバシーが侵害されたとして、ツイッターを運営して本件各ツイートを一般の閲覧に供し続ける被上告人に対し、人格権に基づき、本件各ツイートの削除を求めることができるか否かは、本件事実の性質及び内容、本件各ツイートによって本件事実が伝達される範囲と上告人が被る具体的被害の程度、上告人の社会的地位や影響力、本件各ツイートの目的や意義、本件各ツイートがされた時の社会的状況とその後の変化など、上告人の本件事実を公表されない法的利益と本件各ツイートを一般の閲覧に供し続ける理由に関する諸事情を比較衡量して判断すべきもので、その結果、上告人の本件事実を公表されない法的利益が本件各ツイートを一般の閲覧に供し続ける理由に優越する場合には、本件各ツイートの削除を求めることができるものと解するのが相当である。
    原審は、上告人が被上告人に対して本件各ツイートの削除を求めることができるのは、上告人の本件事実を公表されない法的利益が優越することが明らかな場合に限られるとするが、被上告人がツイッターの利用者に提供しているサービスの内容やツイッターの利用の実態等を考慮しても、そのように解することはできない。
*2の2 最高裁平成29年1月31日決定に関する最高裁判所判例解説(担当者は51期の高原知明)には,「上記東京地裁判決(山中注:東京高裁令和2年6月29日判決が取り消した東京地裁令和元年10月11日判決(判例秘書に掲載))は,本決定(最高裁平成29年1月31日決定)の射程,判断枠組みの実質等が今後検討されていく上での重要な議論の素材となるものと思われる。」と書いてあります。

松永智史裁判官(56期)の経歴

生年月日 S54.8.31
出身大学 九州大
定年退官発令予定日 R26.8.31
R6.10.15 ~ 福岡高裁事務局長
R6.8.5 ~ R6.10.14 福岡高裁判事
R6.4.1 ~ R6.8.4 最高裁民事調査官室上席補佐
R4.4.1 ~ R6.3.31 最高裁民事調査官
R4.3.18 ~ R4.3.31 東京高裁民事部判事
R3.12.13 ~ R4.3.17 司研民裁教官
R3.4.1 ~ R3.12.12 東京高裁20民判事
H31.4.1 ~ R3.3.31 最高裁秘書課参事官
H28.4.1 ~ H31.3.31 福岡地裁3民判事
H27.8.3 ~ H28.3.31 東京高裁10刑判事
H25.8.1 ~ H27.8.2 最高裁家庭局付
H25.4.1 ~ H25.7.31 東京家裁判事補
H22.4.1 ~ H25.3.31 鹿児島地家裁判事補
H20.4.1 ~ H22.3.31 総務省自治行政局行政課主査
H20.3.25 ~ H20.3.31 東京地裁判事補
H18.7.1 ~ H20.3.24 那覇地家裁沖縄支部判事補
H15.10.16 ~ H18.6.30 東京地裁判事補

* 以下の記事も参照してください。
・ 最高裁判所調査官
・ 最高裁判所判例解説
・ 司法研修所教官会議の議題及び議事録
・ 司法修習生指導担当者協議会
・ 司法研修所民事裁判教官の名簿
・ 判事補の外部経験の概要
・ 行政機関等への出向裁判官
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部

清藤健一裁判官(51期)の経歴

生年月日 S46.5.1
出身大学 東大
定年退官発令予定日 R18.5.1
R7.7.15 ~ 最高裁総務局長
R7.1.15 ~ R7.7.14 東京地裁36民部総括
R6.4.1 ~ R7.1.14 最高裁デジタル審議官
R5.4.1 ~ R6.3.31 最高裁審議官兼情報政策課長
R4.4.1 ~ R5.3.31  最高裁総務局参事官兼情報政策課参事官
R2.4.1 ~ R4.3.31 最高裁総務局参事官
H30.10.1 ~ R2.3.31 東京地裁36民判事(労働部)
H29.8.20 ~ H30.9.30 東京高裁24民判事
H27.10.16 ~ H29.8.19 最高裁総務局第一課長
H25.7.17 ~ H27.10.15 最高裁総務局第二課長
H23.4.1 ~ H25.7.16 東京高裁16民判事
H21.4.11 ~ H23.3.31 名古屋地裁判事
H20.4.1 ~ H21.4.10 名古屋地裁判事補
H19.10.1 ~ H20.3.31 東京地裁判事補
H16.4.1 ~ H19.9.30 最高裁人事局付
H13.4.1 ~ H16.3.31 札幌地家裁判事補
H11.4.11 ~ H13.3.31 東京地裁判事補

*1 以下の記事も参照してください。
 歴代の最高裁判所総務局長
・ 最高裁判所事務総局デジタル審議官
 歴代の最高裁判所審議官
 歴代の最高裁判所情報政策課長
・ 最高裁判所事務総局の組織に関する法令・通達
 地方裁判所の専門部及び集中部
 最高裁判所裁判官及び事務総局の各局課長は襲撃の対象となるおそれが高いこと等
 最高裁判所が作成している,最高裁判所判事・事務総局局長・課長等名簿
*2 デジタル審議官は,最高裁判所事務総局規則の改正により令和6年4月1日に最高裁判所事務総局に新設されたポストでありますところ,最高裁判所事務総局規則3条の2の2は以下のとおりです。
① 最高裁判所事務総局にデジタル審議官を置き、裁判所事務官をもつて充てる。
② デジタル審議官は、上司の命を受けて、事務総局の事務のうちデジタル化の推進、情報セキュリティの確保、情報システムの整備及び管理並びに統計情報に関する重要な事項の企画及び立案に参画し、関係事務を総括整理する。

春名茂裁判官(46期)の経歴

生年月日 S40.8.17
出身大学 一橋大
定年退官発令予定日 R12.8.17
R7.7.18 ~ 東京高裁特別部部総括(推測)
R4.9.1 ~ R7.7.17 法務省訟務局長
R3.7.1 ~ R4.8.31 東京地裁2民部総括(行政部)
H31.4.1 ~ R3.6.30 東京地裁19民部総括(労働部)
H29.4.1 ~ H31.3.31 東京地裁19民判事(労働部)
H28.4.1 ~ H29.3.31 最高裁人事局総務課長
H26.2.20 ~ H28.3.31 最高裁人事局給与課長
H24.4.1 ~ H26.2.19 東京高裁21民判事
H22.4.1 ~ H24.3.31 最高裁行政局第一課長
H21.4.1 ~ H22.3.31 最高裁行政局第二課長
H19.8.1 ~ H21.3.31 最高裁行政局参事官
H16.4.13 ~ H19.7.31 東京地裁判事
H15.4.1 ~ H16.4.12 東京地裁判事補
H13.4.1 ~ H15.3.31 仙台地家裁判事補
H12.8.1 ~ H13.3.31 仙台家地裁判事補
H9.4.1 ~ H12.7.31 金沢地家裁判事補
H6.4.13 ~ H9.3.31 大阪地裁判事補

*0 46期の春名茂裁判官と44期の春名郁子裁判官の勤務場所は,後者が依願退官するまでの間,似ていました。
*1の1 東京地裁平成16年10月22日判決(担当裁判官は46期の春名茂)(判例秘書掲載)は,「免責決定確定後にした,破産宣告前の債務について債務承認ないし支払約束の効力を安易に認めるときには,債権者による弁済の強制を誘発し,破産者の経済的更生を困難とし,免責制度の趣旨に反する結果となるから,少なくとも,破産者の自由かつ明確な意思が認められる場合でなければ,同債務承認ないし支払約束の効力を認める余地はないというべきである(破産者の上記意思のみで支払約束の効力を認めてよいかは別論である。)。」と判示しました。
*1の2 令和3年7月30日に提起された武漢ウイルスワクチン特例承認取消等請求事件の担当裁判長であり,同年10月12日の第1回口頭弁論期日において,同月の衆議院議員総選挙への立候補を表明した代理人弁護士に対して退廷命令を出し,令和4年8月2日,原告らの請求を却下又は棄却しました(反ワクチン運動基金HP「訴訟一覧」及び反ワクチン訴訟 第1審判決PDFファイル(040802)参照)。


*2 令和4年8月24日の最高裁判所裁判官会議及び同年8月26日の閣議により,同年9月1日付で法務省訟務局長になることが決まりました。
*3の1 以下の資料を掲載しています。
・ 春名茂東京地裁2民部総括(行政部)の略歴書
→ 令和4年8月26日付の閣議書の添付資料です。
・ 行政訴訟の裁判長を被告国側の訴訟責任者に異動させた人事に抗議する申入書(2022年10月31日付)
*3の2 以下の記事も参照してください。
・ 歴代の法務省訟務局長
 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
 地方裁判所の専門部及び集中部
・ 最高裁判所裁判官及び事務総局の各局課長は襲撃の対象となるおそれが高いこと等
 最高裁判所事務総局の各係の事務分掌(平成31年4月1日現在)
・ 最高裁判所事務総局の組織に関する法令・通達

高田公輝裁判官(55期)の経歴

生年月日 S53.5.12
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R25.5.12
R6.8.9 ~ 東京高裁判事
R3.8.2 ~ R6.8.8 最高裁人事局任用課長
R2.4.1 ~ R3.8.1 最高裁人事局参事官
H31.4.1 ~ R2.3.31 東京地裁3民判事(行政部)
H29.4.1 ~ H31.3.31 最高裁秘書課参事官
H27.4.1 ~ H29.3.31 東京高裁15民判事
H24.10.16 ~ H27.3.31 山形家地裁判事
H24.4.1 ~ H24.10.15 山形家地裁判事補
H23.4.1 ~ H24.3.31 東京地裁判事補
H21.4.1 ~ H23.3.31 最高裁行政局付
H18.7.5 ~ H21.3.31 熊本地家裁判事補
H14.10.16 ~ H18.7.4 東京地裁判事補

* 以下の記事も参照して下さい。
・ 最高裁判所裁判官及び事務総局の各局課長は襲撃の対象となるおそれが高いこと等
・ 最高裁判所が作成している,最高裁判所判事・事務総局局長・課長等名簿
・ 最高裁判所事務総局の各係の事務分掌(平成31年4月1日現在)
・ 最高裁判所事務総局の組織に関する法令・通達
・ 最高裁総務局・人事局・情報政策課との座談会
・ 最高裁判所事務総局人事局の任用課長及び参事官
・ 地方裁判所の専門部及び集中部

長田雅之裁判官(55期)の経歴

生年月日 S52.4.26
出身大学 京大
定年退官発令予定日 R24.4.26
R7.1.15 ~ 最高裁デジタル審議官付参事官兼総務局参事官
R6.8.5 ~ R7.1.14 東京高裁1民判事
R4.8.8 ~ R6.8.4 最高裁総務局第一課長
R3.4.1 ~ R4.8.7 大阪地裁13民判事
R2.4.1 ~  R3.3.31大阪高裁4民判事
H29.7.28 ~ R2.3.31 最高裁人事局参事官
H29.1.30 ~ H29.7.27 東京高裁11民判事
H26.3.1 ~ H29.1.29 最高裁人事局付
H25.4.1 ~ H26.2.28 東京地裁判事補
H22.5.16 ~ H25.3.31 札幌地家裁判事補
H20.4.1 ~ H22.5.15 在中華人民共和国日本国大使館二等書記官
H19.12.13 ~ H20.3.31 最高裁家庭局付
H19.8.29 ~ H19.12.12 東京地裁判事補
H14.10.16 ~ H19.8.28 大阪地裁判事補

*0 以下の記事も参照してください。
 最高裁判所事務総局デジタル審議官
・ 非常勤裁判官(民事調停官及び家事調停官)の名簿
 最高裁判所裁判官及び事務総局の各局課長は襲撃の対象となるおそれが高いこと等
 最高裁判所が作成している,最高裁判所判事・事務総局局長・課長等名簿
・ 最高裁判所事務総局人事局の任用課長及び参事官
→ 令和2年8月3日現在,直近3人の人事局任用課長の在任期間からすれば,同年中に53期の馬場俊宏裁判官が転出する可能性が高いところ,前例からすれば,その後任は55期の長田雅之大阪高裁4民判事であると個人的に思っていました。
    しかし,令和3年8月2日,55期の高田公輝最高裁人事局参事官が最高裁人事局任用課長に就任しましたから,私の予想は外れました。
 判事補の外部経験の概要
・ 行政機関等への出向裁判官
*1 判例タイムズ1500号(2022年11月号)に「被相続人の生前に払い戻された預貯金を対象とする訴訟についての一試論−最近の第一審裁判例の分析−」を寄稿しています。


*2 日弁連委員会ニュース2023年2月号8頁の「第20回非常勤裁判官全国連絡協議会開催」には,2022年11月19日(土)午後1時30分より大阪弁護士会館にてZOOM併用方式で開催された第20回非常勤裁判官全国連絡協議会に関して,「WEBでご参加されている長田雅之最高裁事務総局総務局第一課長から、調停官制度への温かいエールのお言葉を頂きました。」と書いてあります。
*3の1 55期の長田雅之最高裁総務局第一課長は,日弁連の弁護士任官20周年シンポジウム(令和5年6月3日開催)において,「裁判所からみた弁護士任官について」と題する発表を行いました。
*3の2 令和5年10月23日付の司法行政文書不開示通知書によれば,「日弁連の弁護士任官20周年シンポジウム(令和5年6月3日開催)に関して作成し,又は取得した文書」は,令和5年7月24日までに廃棄されました。


*4の1 54期の棈松晴子最高裁民事局第一課長及び55期の長田雅之最高裁総務局第一課長は,民事判決情報データベース化検討会委員でした(法務省HPの「民事判決情報データベース化検討会について」参照)ところ,令和5年12月21日付の取りまとめ素案には以下の記載があります。
     こうした将来的な活用可能性はもちろんのこと、本検討会においては、デジタル技術を活用したデータの収集・分析が容易になったことを背景として、先例的価値のある民事裁判情報の内容を個別に分析するにとどまらず、民事裁判情報全体を通じてその傾向を分析することや同種の事案を地域ごとに分析することが可能になっており、そのためにより多くの民事裁判情報を提供する必要があるとの見解が示された。このような分析は主として法律実務家、研究者、民間事業者等によって行われることになると考えられるが、その成果を通じて様々な法的サービスの品質が向上し、ひいては我が国における司法制度全体の充実・強化につながることが期待される。
*4の2 46期の岡口基一裁判官が平成30年5月17日頃にツイートで紹介した事件の第1審判決及び控訴審判決(平成30年6月12日付の東京高裁事務局長報告書の別紙)に関する令和2年度(情)答申第37号には以下の記載があります。
     苦情申出人は,①本件第1審判決のうち法解釈を示している部分,②犬の犬種等を記載した別紙物件目録及び写真,③担当裁判官の氏名については,明らかに法5条1号の不開示情報に相当しない旨主張する。
     しかしながら,上記①及び②の各情報は,上記1及び2(1)のとおり,いずれも法5条1号に規定する個人識別情報であり, 同号ただし書イからハまでに掲げる情報に相当する事情は認められない。そして,上記①について,これが公にされた場合には,特定の訴訟当事者間における特定の民事訴訟の事実関係や主張内容,訴訟の勝敗を分けた原因等を推知される可能性があり,また,上記②についても, これが公にされた場合には,上記民事訴訟における返還請求の対象となった犬を特定される可能性があるといえ,当該訴訟当事者の権利利益が害されるおそれがあると認められるから, これらについて,いずれも取扱要綱記第3の2に定める部分開示をすることはできない。
    また,上記③については,本件対象文書において不開示とされたのは裁判官の署名であり,法5条1号に規定する個人識別情報に相当すると認められ,職務の遂行に係る情報には当たるものの,その固有の形状が文書の真正を示す認証的機能を有しており, これが公にされた場合には,偽造など悪用されることを誘発して,個人の権利利益が害されるおそれがあることからすれば,同号ただし書に規定する情報に相当するとはいえない。このことからすれば,苦情申出人が指摘する事案において裁判官の氏名が開示されていたことと同視することはできない。

川田宏一裁判官(46期)の経歴

生年月日 S41.1.26
出身大学 東大
定年退官発令予定日 R13.1.26
R7.11.5 ~ 甲府地家裁所長
R3.4.8 ~ R7.11.4 最高裁刑事上席調査官
R2.4.1 ~ R3.4.7 東京地裁10刑部総括
H31.4.1 ~ R2.3.31 千葉地裁2刑部総括
H30.4.1 ~ H31.3.31 千葉地裁2刑判事
H28.4.1 ~ H30.3.31 最高裁刑事調査官室上席補佐
H26.4.1 ~ H28.3.31 最高裁刑事調査官
H21.4.1 ~ H26.3.31 東京地裁6刑判事
H19.4.1 ~ H21.3.31 最高裁人事局参事官
H16.4.13 ~ H19.3.31 札幌地家裁判事
H16.4.1 ~ H16.4.12 札幌地家裁判事補
H11.2.1 ~ H16.3.31 最高裁人事局付
H6.4.13 ~ H11.1.31 東京地裁判事補

* 以下の記事も参照してください。
 歴代の最高裁判所刑事上席調査官
 最高裁判所調査官 
・ 最高裁判所事務総局人事局の任用課長及び参事官

石井芳明裁判官(53期)の経歴

生年月日 S50.9.30
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R22.9.30
R5.9.27 ~ 司研事務局長
R5.8.2 ~ R5.9.26 司研民裁教官
R4.8.8 ~ R5.8.1 東京高裁10民判事
R2.8.5 ~ R4.8.7 最高裁総務局第一課長
H30.12.25 ~ R2.8.4 最高裁総務局参事官
H30.4.1 ~ H30.12.24 東京高裁16民判事
H27.4.1 ~ H30.3.31 最高裁家庭局第二課長
H24.4.1 ~ H27.3.31 盛岡地家裁判事
H22.4.1 ~ H24.3.31 最高裁民事局付
H20.7.1 ~ H22.3.31 東京地裁判事補
H18.4.1 ~ H20.6.30 総務省総合通信基盤局電気通信事業部消費者行政課課長補佐
H18.3.1 ~ H18.3.31 最高裁総務局付
H15.4.1 ~ H18.2.28 青森地家裁判事補
H12.10.18 ~ H15.3.31 横浜地裁判事補

*1 以下の記事も参照してください。
・ 歴代の司法研修所事務局長
・ 司法研修所民事裁判教官の名簿
・ 最高裁判所裁判官及び事務総局の各局課長は襲撃の対象となるおそれが高いこと等
・ 最高裁判所が作成している,最高裁判所判事・事務総局局長・課長等名簿
・ 判事補の外部経験の概要
・ 行政機関等への出向裁判官
*2 令和6年10月25日開催の法科大学院等特別委員会(第117回)の資料4として「法科大学院教育と司法修習の連携について」(作成者は53期の石井芳明裁判官)が載っています。

富澤賢一郎裁判官(52期)の経歴

生年月日 S49.8.3
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R21.8.3
R7.9.8 ~ 東京高裁事務局長
R6.8.5 ~ R7.9.7 東京高裁23民判事
R4.8.2 ~ R6.8.4 最高裁総務局人事課長
R3.4.1 ~ R4.8.1 東京高裁7民判事
H30.7.1 ~ R3.3.31 最高裁民事局参事官
H27.10.16 ~ H30.6.30 最高裁総務局第二課長
H25.4.1 ~ H27.10.15 名古屋地裁9民判事
H24.4.1 ~ H25.3.31 東京地裁判事
H22.4.1 ~ H24.3.31 最高裁民事局付
H19.4.1 ~ H22.3.31 旭川地家裁判事補
H15.8.1 ~ H19.3.31 法務省民事局付
H12.4.10 ~ H15.7.31 東京地裁判事補

*0 「富沢賢一郎」と表記されていることもあります。
*1 以下の記事も参照してください。
・ 最高裁判所裁判官及び事務総局の各局課長は襲撃の対象となるおそれが高いこと等
・ 最高裁判所が作成している,最高裁判所判事・事務総局局長・課長等名簿
・ 最高裁判所事務総局の各係の事務分掌(平成31年4月1日現在)
・ 最高裁判所事務総局の組織に関する法令・通達
・ 最高裁総務局・人事局・情報政策課との座談会
・ 判事補の外部経験の概要
・ 行政機関等への出向裁判官
*2 以下の資料を掲載しています。
・ 平成24年10月29日から同年11月9日までの間,21期の田原睦夫最高裁判所判事の随員として,スロバキア共和国,ルーマニア共和国及びフランス共和国に出張したことに関する,平成24年12月14日付の海外出張報告書(作成者は52期の富澤賢一郎裁判官)
・ 定年の引上げ等に係る「裁判所における運用の骨子」及び「裁判所における運用の概要」について(令和4年11月17日付の最高裁人事局総務課長の通知)
→ 52期の富澤賢一郎裁判官が名義人であり,①裁判所における運用の骨子~定年の引上げ等について~(令和4年11月の最高裁判所事務総局人事局の文書)及び②裁判所における運用の概要~定年の引上げ等について~(令和4年11月の最高裁判所事務総局人事局の文書)が含まれています。

河本雅也裁判官(44期)の経歴

生年月日 S41.10.27
出身大学 東大
定年退官発令予定日 R13.10.27
R6.9.25 ~ 水戸地裁所長
R4.10.14 ~ R6.9.24 司研第一部上席教官
R2.10.24 ~ R4.10.13 司研刑裁上席教官
H28.6.20 ~R2.10.23 東京地裁7刑部総括
H26.4.1 ~ H28.6.19 さいたま地裁5刑部総括
H24.4.1 ~ H26.3.31 東京高裁10刑判事
H22.4.1 ~ H24.3.31 最高裁刑事局第一課長
H20.9.1 ~ H22.3.31 最高裁刑事局第二課長
H18.4.1 ~ H20.8.31 東京地裁判事
H16.8.1 ~ H18.3.31 最高裁総務局参事官
H15.4.1 ~ H16.7.31 最高裁人事局参事官
H12.4.1 ~ H15.3.31 最高裁人事局付
H9.4.1 ~ H12.3.31 福岡地家裁判事補
H7.7.3 ~ H9.3.31 最高裁家庭局付
H4.4.7 ~ H7.7.2 東京地裁判事補

*0 以下の記事も参照してください。
・ 歴代の水戸地裁所長
・ 毎年6月開催の長官所長会同
・ 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
・ 司法研修所刑事裁判教官の名簿
・ 最高裁判所裁判官及び事務総局の各局課長は襲撃の対象となるおそれが高いこと等
・ 最高裁判所事務総局人事局の任用課長及び参事官
*1 44期の河本雅也裁判官は,平成6年7月からの1年間,イギリスにおける司法運営の実情の調査研究を行うためにイギリスに出張していますところ,44期の河本晶子裁判官は平成6年4月1日に依願退官し,平成7年10月1日に東京地裁判事補に任命されていますし,平成9年4月1日から平成12年3月31日までの間の勤務地は二人とも福岡になっています。
*2 早稲田セミナーの月刊アーティクル1990年1月号に寄稿した「はみだし受験生の二年間」(同書34頁ないし38頁)によれば,受験歴は択一2回,論文2回,口述1回であるほか,以下の記載があります。
二 大学の講義について
    私は全く受けていません。大学の単位もかなり多く取得しましたが、すべて友人のノートまかせで、かつ、ノートさえ見ず学部試験を受けた科目が殆どです。しかし、大学の講義は(東大は特に)司法試験にはかなり役に立つと思います。これは友人が講義の内容について話していたことを聞いて抱いた率直な感想です。その道何十年のプロの話ですので聞いて損はないのは当然です。私のようなやり方は授業料をドブに捨てるようなものです。なるべくなら授業は受けましょう。しかし、その時、先生のおっしゃることを一から十まで筆記するのは全くムダで知性のかけらもないやり方です。よく話を聞いて内容を頭の中で要約し、自分のことばでまとめたノートを作るよう心がけて下さい。
*3の1 平成31年3月21日放送のNHK「サラメシ、シーズン8第34回」(「NHKサラメシ、東京地裁にアイドル顔の美人裁判官がいた!結婚は?」参照)に出演していました。
*3の2 平成30年12月12日,立志舎の司法試験コースで裁判員裁判についての講演を行いました(立志舎HPの「司法試験コースで裁判官による裁判員制度出張セミナーが開催されました」参照)。


板津正道裁判官(50期)の経歴

生年月日 S46.10.17
出身大学 京大院
定年退官発令予定日 R18.10.17
R7.9.8 ~ 最高裁人事局長
R6.3.26 ~ R7.9.7 東京地裁4刑部総括
R4.4.1 ~ R6.3.25 最高裁秘書課長
H31.4.1 ~ R4.3.31名古屋地裁5刑部総括
H29.7.28 ~ H31.3.31 東京高裁8刑判事
H27.4.1 ~ H29.7.27 最高裁人事局任用課長
H25.4.11 ~ H27.3.31 最高裁人事局参事官
H23.4.1 ~ H25.4.10 横浜地裁1刑判事
H20.4.12 ~ H23.3.31 名古屋地裁判事
H20.4.1 ~ H20.4.11 名古屋地裁判事補
H18.4.1 ~ H20.3.31 最高裁広報課付
H17.4.1 ~ H18.3.31 東京地裁判事補
H14.8.7 ~ H17.3.31 最高裁刑事局付
H10.4.12 ~ H14.8.6 大阪地裁判事補

*1の1 以下の記事も参照してください。
 歴代の最高裁判所秘書課長
 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
 最高裁判所裁判官及び事務総局の各局課長は襲撃の対象となるおそれが高いこと等
 最高裁判所事務総局の各係の事務分掌(平成31年4月1日現在)
 最高裁判所事務総局の組織に関する法令・通達
 最高裁総務局・人事局・情報政策課との座談会
・ 最高裁判所事務総局人事局の任用課長及び参事官
*1の2 以下の資料を掲載しています。
・ 司法行政文書の開示手続における事件番号の取扱いについて(令和6年1月30日付の最高裁秘書課参事官の事務連絡)(決裁票付)
*2 金岡法律事務所ブログの「令状裁判官の憲法感覚を台無しにする判決」(2021年6月7日付)は,板津正道裁判官の判決に対する金岡弁護士のコメントです。
*3 名古屋地裁令和4年3月16日判決(裁判長は)は,愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造事件で運動事務局長とともに地方自治法違反(署名偽造)の罪に問われた次男に対し,懲役1年6月・執行猶予3年(求刑は懲役1年6月)を言渡しました(zakzakの「事務局長次男に懲役1年6月の有罪判決 愛知リコール署名偽造 名古屋地裁」参照)。

前澤達朗裁判官(48期)の経歴

生年月日 S46.8.13
出身大学 東大
定年退官発令予定日 R18.8.13
R7.9.8 ~ 東京高裁民事部判事(推測)
R5.3.12 ~ R7.9.7 司研第一部教官
R3.4.1 ~ R5.3.11 東京地裁11民部総括(労働部)
H30.3.1 ~ R3.3.31 東京地裁1民判事
H27.4.1 ~ H30.2.28 東京高裁24民判事
H25.4.11 ~ H27.3.31 最高裁人事局任用課長
H22.4.1 ~ H25.4.10 最高裁人事局参事官
H21.4.1 ~ H22.3.31 東京地裁判事
H18.4.11 ~ H21.3.31 福岡地家裁判事
H18.4.1 ~ H18.4.10 福岡地家裁判事補
H17.7.1 ~ H18.3.31 東京地裁判事補
H14.7.8 ~ H17.6.30 最高裁民事局付
H13.1.6 ~ H14.7.7 財務省国際局開発金融課課長補佐
H12.7.1 ~ H13.1.5 大蔵省国際局開発金融課課長補佐
H8.4.11 ~ H12.6.30 東京地裁判事補

*1 「前沢達朗」と表記されることもあります。
*2 以下の記事も参照してください。
・ 司法研修所教官会議の議題及び議事録
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所の専門部及び集中部
・ 最高裁判所裁判官及び事務総局の各局課長は襲撃の対象となるおそれが高いこと等
・ 最高裁判所が作成している,最高裁判所判事・事務総局局長・課長等名簿
・ 最高裁判所事務総局人事局の任用課長及び参事官
 判事補の外部経験の概要
 行政機関等への出向裁判官

棈松晴子裁判官(54期)の経歴

生年月日 S52.12.19
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R24.12.19
R6.8.5 ~ 最高裁人事局総務課長
R4.8.2 ~ R6.8.4 最高裁民事局第一課長
R2.4.1 ~ R4.8.1 東京地裁6民判事
H28.12.14 ~ R2.3.31 最高裁行政局第二課長
H27.4.1 ~ H28.12.13 最高裁行政調査官
H24.4.1 ~ H27.3.31 仙台高裁1民判事
H23.4.1 ~ H24.3.31 東京地裁判事補
H21.4.1 ~ H23.3.31 最高裁行政局付
H18.9.16 ~ H21.3.31 新潟地家裁長岡支部判事補
H13.10.17 ~ H18.9.15 東京地裁判事補


*1 以下の記事も参照してください。
・ 最高裁判所調査官
・ 最高裁判所判例解説
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
*2の1 54期の棈松晴子最高裁民事局第一課長及び55期の長田雅之最高裁総務局第一課長は,民事判決情報データベース化検討会委員でした(法務省HPの「民事判決情報データベース化検討会について」参照)ところ,令和5年12月21日付の取りまとめ素案には以下の記載があります。
     こうした将来的な活用可能性はもちろんのこと、本検討会においては、デジタル技術を活用したデータの収集・分析が容易になったことを背景として、先例的価値のある民事裁判情報の内容を個別に分析するにとどまらず、民事裁判情報全体を通じてその傾向を分析することや同種の事案を地域ごとに分析することが可能になっており、そのためにより多くの民事裁判情報を提供する必要があるとの見解が示された。このような分析は主として法律実務家、研究者、民間事業者等によって行われることになると考えられるが、その成果を通じて様々な法的サービスの品質が向上し、ひいては我が国における司法制度全体の充実・強化につながることが期待される。
*2の2 46期の岡口基一裁判官が平成30年5月17日頃にツイートで紹介した事件の第1審判決及び控訴審判決(平成30年6月12日付の東京高裁事務局長報告書の別紙)に関する令和2年度(情)答申第37号には以下の記載があります。
     苦情申出人は,①本件第1審判決のうち法解釈を示している部分,②犬の犬種等を記載した別紙物件目録及び写真,③担当裁判官の氏名については,明らかに法5条1号の不開示情報に相当しない旨主張する。
     しかしながら,上記①及び②の各情報は,上記1及び2(1)のとおり,いずれも法5条1号に規定する個人識別情報であり, 同号ただし書イからハまでに掲げる情報に相当する事情は認められない。そして,上記①について,これが公にされた場合には,特定の訴訟当事者間における特定の民事訴訟の事実関係や主張内容,訴訟の勝敗を分けた原因等を推知される可能性があり,また,上記②についても, これが公にされた場合には,上記民事訴訟における返還請求の対象となった犬を特定される可能性があるといえ,当該訴訟当事者の権利利益が害されるおそれがあると認められるから, これらについて,いずれも取扱要綱記第3の2に定める部分開示をすることはできない。
    また,上記③については,本件対象文書において不開示とされたのは裁判官の署名であり,法5条1号に規定する個人識別情報に相当すると認められ,職務の遂行に係る情報には当たるものの,その固有の形状が文書の真正を示す認証的機能を有しており, これが公にされた場合には,偽造など悪用されることを誘発して,個人の権利利益が害されるおそれがあることからすれば,同号ただし書に規定する情報に相当するとはいえない。このことからすれば,苦情申出人が指摘する事案において裁判官の氏名が開示されていたことと同視することはできない。
*3 読売新聞オンラインの「最高裁課長、カエル探して11か国「体中にエネルギーがみなぎる」 」(2024年10月17日付)54期の棈松晴子裁判官の顔写真が載っています。