幹部裁判官の経歴(25期~29期)

岡部喜代子裁判官(28期)の経歴

生年月日 S24.3.20
出身大学 慶応大
退官時の年齢 70 歳
叙勲 R2年春・旭日大綬章
H31.3.20 定年退官
H22.4.12 ~ H31.3.19 最高裁判事・三小
H21.6 ~ H22.3 労働政策審議会労働条件分科会委員
H20.10 ~ H22.3 青山学院大学法科大学院非常勤講師
H19.4 ~ H22.4 慶應義塾大学大学院法務研究科教授
H17.5 ~ H18.8 厚生労働省援護審査会委員
H17.4 ~ H19.3 慶應義塾大学大学院法務研究科非常勤講師
H16.4 ~ H19.3 東洋大学専門職大学院法務研究科教授
H15.6 ~ H21.6 最高裁判所家庭規則制定諮問委員会委員
H14.11 ~ H22.3 中央労働委員会公益委員
H13.1 ~ H14.10 厚生労働省援護審査会委員
H11.4 ~ H16.3 日本大学法学部非常勤講師
H9.4 ~ H16.3 東洋大学法学部教授
H8.8 ~ H17.1 総務省恩給審査会委員
H6.4 ~ H11.3 慶應義塾大学法学部非常勤講師
H6.4 ~ H10.3 東洋英和女学院大学非常勤講師
H6.4 ~ H9.3 大妻女子大学非常勤講師
H5.6.25 ~ H22.4.11 東京弁護士会所属の弁護士
H5.4.1 依願退官
H1.4.1 ~ H5.3.31 東京家裁判事
S61.4.10 ~ H1.3.31 大分地家裁判事
S60.4.1 ~ S61.4.9 大分地家裁判事補
S57.4.1 ~ S60.3.31 東京地裁判事補
S54.4.1 ~ S57.3.31 札幌地家裁判事補
S51.4.10 ~ S54.3.31 名古屋地裁判事補

*0 28期の岡部喜代子裁判官の判事補任官時点の氏名は「糸井喜代子」でしたところ,昭和54年4月1日以降につき28期の岡部信也裁判官(H13.8.20勲三等瑞宝章)及び28期の岡部喜代子裁判官の勤務場所は似ています。
    また,忘れられた一票2012HP「最高裁判事 岡部喜代子 (おかべ・きよこ)」(2012年12月1日付)には「司法修習の同期だった裁判官の夫と、約8年前に死別。 医師となった息子は独立し、現在は1人暮らし。」と書いてあります。
*1 「岡部喜代子最高裁判所判事任命の閣議書(平成22年3月18日付)」を掲載しています。
*2 司法の窓80号(平成27年5月発行)「岡部喜代子 最高裁判所判事に聞く」が載っています。
*3 東弁リブラ2019年12月号「前最高裁判所判事 岡部喜代子さん」が載っています。
*4の1 慶應義塾大学HP「慶應女子校時代に裁判官を志す 地裁、家裁の判事を経て大学で教え思いがけず、最高裁判事に任命される 最高裁判所判事 岡部喜代子君」が載っています。
*4の2 北口雅章法律事務所ブログ「エース登場! 宇賀克也・東大教授の最高裁入り」(平成31年2月23日付)に以下の記載があります。
    藤田宙靖・前最高裁判事(東北大学大学院教授・行政法)の御退任の後,ハア?? といった衝撃の最高裁人事があり・・なんやねん! 最高裁に「学者枠」は無くなったのか?!と,悄然としていた
*5 大阪市強姦虚偽証言再審事件(平成25年10月16日に再審無罪判決が出た事件)に関する最高裁平成23年4月21日決定(第一審判決は懲役12年とした大阪地裁平成21年5月15日判決です。)の裁判長でした(地裁判決及び高裁判決は判例秘書に載っています。)。


*6 最高裁平成29年1月31日決定に関する最高裁判所判例解説(担当者は51期の高原知明)には以下の記載があります。
    前掲東京高判平成26年1月15日に対する上告兼上告受理申立事件に関し,上告等に伴う最高裁判所への記録到着後における訴訟記録全部を対象とする閲覧等制限の申立て(最高裁平成27年(マ)第153号,第154号)がされ,本決定(山中注:最高裁平成29年1月31日決定)と同一日に,同申立てに対する一部認容,一部却下決定(以下「本閲覧等制限決定」という。)がされた。
    本閲覧等制限決定の理由は例文による簡潔なものであるが,本決定の裁判長裁判官である岡部喜代子裁判官の補足意見が次のとおり付されている。「本件は,民事訴訟法92条1項に基づき,訴訟記録全部についての閲覧等制限の申立てをしたものであるところ,同項1号は,訴訟記録中に当事者の私生活についての重大な秘密が記載されるなどした部分についてのみ閲覧等の請求をすることができる者を制限しているのであって,秘密記載部分が訴訟記録中の一部に限定されるにもかかわらず,そのような限定をすることなく訴訟記録全部について閲覧等の請求をすることができる者を当事者に限る旨の決定をすることは,同号に反するものであって許されない。とりわけ,裁判書は当事者以外の第三者にとって裁判理由中における判断の正確性を理解するために代替困難な手段であるから,裁判書を秘密記載部分に含めることは裁判の公正性を担保するために慎重な配慮が求められる。本決定は,基本事件における諸般の事情に鑑み,上記のような観点に加え,私生活についての重大な秘密を保護するという閲覧等制限の趣旨を踏まえて,主文のとおり決定したものである。」
    岡部裁判官補足意見で述べられた一般論は民事訴訟法92条1項の条文の文言や沿革に照らし当然のことであるが,同項に基づく申立てやこれに対する閲覧等制限決定の範囲の解釈に関する実務は,民事訴訟法施行20年を過ぎた今なお十分に確立されているとまではいえない。閲覧等制限決定をした裁判体ごとに基本的なスタンスが異なっているものも少なくない実情が背後にあるものと思われる。


*6の2 46期の岡口基一裁判官が平成30年5月17日頃にツイートで紹介した事件の第1審判決及び控訴審判決(平成30年6月12日付の東京高裁事務局長報告書の別紙)に関する令和2年度(情)答申第37号には以下の記載があります。
     苦情申出人は,①本件第1審判決のうち法解釈を示している部分,②犬の犬種等を記載した別紙物件目録及び写真,③担当裁判官の氏名については,明らかに法5条1号の不開示情報に相当しない旨主張する。
     しかしながら,上記①及び②の各情報は,上記1及び2(1)のとおり,いずれも法5条1号に規定する個人識別情報であり, 同号ただし書イからハまでに掲げる情報に相当する事情は認められない。そして,上記①について,これが公にされた場合には,特定の訴訟当事者間における特定の民事訴訟の事実関係や主張内容,訴訟の勝敗を分けた原因等を推知される可能性があり,また,上記②についても, これが公にされた場合には,上記民事訴訟における返還請求の対象となった犬を特定される可能性があるといえ,当該訴訟当事者の権利利益が害されるおそれがあると認められるから, これらについて,いずれも取扱要綱記第3の2に定める部分開示をすることはできない。
    また,上記③については,本件対象文書において不開示とされたのは裁判官の署名であり,法5条1号に規定する個人識別情報に相当すると認められ,職務の遂行に係る情報には当たるものの,その固有の形状が文書の真正を示す認証的機能を有しており, これが公にされた場合には,偽造など悪用されることを誘発して,個人の権利利益が害されるおそれがあることからすれば,同号ただし書に規定する情報に相当するとはいえない。このことからすれば,苦情申出人が指摘する事案において裁判官の氏名が開示されていたことと同視することはできない。

池上政幸裁判官(29期)の経歴

生年月日 S26.8.29
出身大学 東北大
退官時の年齢 70歳
R3.8.29 定年退官
H26.10.2 ~ R3.8.28 最高裁判事・一小
H26.7.18 辞職
H26.1.9 ~ H26.7.17 大阪高検検事長
H24.7.20 ~ H26.1.8 名古屋高検検事長
H23.8.11 ~ H24.7.19 最高検次長検事
H22.6.17 ~ H23.8.10 最高検刑事部総括
H21.1.16 ~ H22.6.16 最高検公判部総括
H20.10.17 ~ H21.1.15 最高検検事
H18.6.30 ~ H20.10.16 法務省大臣官房長
H17.12.16 ~ H18.6.29 法務省大臣官房審議官(総合政策統括担当)
H17.1.11 ~ H17.12.15 松山地検検事正
H13.6.29 ~ H17.1.10 法務省大臣官房人事課長
H12.6.12 ~ H13.6.28 法務省刑事局総務課長
H10.6.10 ~ H12.6.11 法務省刑事局刑事課長
H10.4.1 ~ H10.6.9 東京高検検事
H9.9.17 ~ H10.3.31 東京地検検事
H6.4.1 ~ H9.9.16 法務大臣官房参事官
H4.4.1 ~ H6.3.31 東京地検検事
H2.7.25 ~ H4.3.31 釧路地検北見支部長
S61.3.25 ~ H2.7.24 法務省刑事局付
S58.8.15 ~ S61.3.24 仙台地検検事
S56.3.25 ~ S58.8.14 東京地検検事
S53.3.24 ~ S56.3.24 水戸地検検事
S52.4.8 ~ S53.3.23 東京地検検事

長谷川誠裁判官(29期)の経歴

生年月日 S25.5.5
出身大学 東北大
退官時の年齢 63 歳
叙勲
H25.8.11 依願退官
H23.12.22 ~ H25.8.10 盛岡地家裁所長
H22.6.1 ~ H23.12.21 横浜地家裁川崎支部長
H19.4.1 ~ H22.5.31 千葉地裁4民部総括
H17.4.30 ~ H19.3.31 千葉地裁1民部総括
H14.4.1 ~ H17.4.29 東京高裁判事
H10.4.1 ~ H14.3.31 横浜地家裁相模原支部判事
H7.4.1 ~ H10.3.31 横浜地裁判事
H4.4.1 ~ H7.3.31 青森地家裁弘前支部長
H1.4.1 ~ H4.3.31 東京地裁判事
S62.4.8 ~ H1.3.31 秋田家地裁大館支部判事
S61.4.1 ~ S62.4.7 秋田家地裁大館支部判事補
S58.4.1 ~ S61.3.31 大阪地裁判事補
S55.4.1 ~ S58.3.31 水戸地家裁土浦支部判事補
S52.4.8 ~ S55.3.31 岐阜地裁判事補

平林慶一裁判官(29期)の経歴

生年月日 S23.7.31
出身大学 中央大
退官時の年齢 62 歳
叙勲 H30年秋・瑞宝中綬章
H23.6.1 依願退官
H22.1.3 ~ H23.5.31 金沢家裁所長
H20.4.1 ~ H22.1.2 東京高裁判事
H17.4.1 ~ H20.3.31 大阪地裁8民部総括
H14.2.25 ~ H17.3.31 東京高裁判事
H11.4.1 ~ H14.2.24 司研民裁教官
H8.4.1 ~ H11.3.31 横浜地裁判事
H5.4.1 ~ H8.3.31 東京地裁判事
H1.4.1 ~ H5.3.31 水戸地家裁判事
S62.4.8 ~ H1.3.31 浦和地家裁判事
S61.4.1 ~ S62.4.7 浦和地家裁判事補
S58.4.1 ~ S61.3.31 福島地家裁会津若松支部判事補
S55.4.1 ~ S58.3.31 名古屋家地裁判事補
S52.4.8 ~ S55.3.31 東京地家裁八王子支部判事補

古田浩裁判官(29期)の経歴

生年月日 S26.7.22
出身大学 早稲田大
退官時の年齢 65 歳
H28.7.22 定年退官
H26.10.3 ~ H28.7.21 さいたま家裁所長
H24.9.26 ~ H26.10.2 福岡高裁1刑部総括
H22.9.18 ~ H24.9.25 松江地家裁所長
H17.4.11 ~ H22.9.17 千葉地裁2刑部総括
H15.4.1 ~ H17.4.10 東京高裁12刑判事
H12.4.1 ~ H15.3.31 大阪地裁4刑部総括
H8.4.1 ~ H12.3.31 東京家裁判事
H5.4.1 ~ H8.3.31 秋田地裁民事部部総括
H2.4.1 ~ H5.3.31 東京地裁判事
S62.4.8 ~ H2.3.31 水戸地家裁下妻支部判事
S61.4.1 ~ S62.4.7 水戸地家裁下妻支部判事補
S58.4.1 ~ S61.3.31 大阪地裁判事補
S55.4.1 ~ S58.3.31 前橋地家裁高崎支部判事補
S52.4.8 ~ S55.3.31 名古屋地裁判事補

* 東弁リブラ2020年6月号の「続・民事調停のすすめ」に,東京簡易裁判所墨田庁舎業務統括裁判官として寄稿しています。

水野邦夫裁判官(29期)の経歴

生年月日 S26.10.8
出身大学 中央大
退官時の年齢 65 歳
H28.10.8 定年退官
H26.7.26 ~ H28.10.7 東京高裁23民部総括
H25.9.25 ~ H26.7.25 仙台高裁1民部総括
H23.4.7 ~ H25.9.24 山形地家裁所長
H20.4.1 ~ H23.4.6 横浜地裁5民部総括
H16.4.1 ~ H20.3.31 東京地裁48民部総括
H14.6.1 ~ H16.3.31 東京地裁判事(弁護士任官・東弁)

*1 以下の記事も参照してください。
・ 高裁の部総括判事の位置付け
・ 毎年6月開催の長官所長会同
・ 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 弁護士任官者研究会の資料
・ 弁護士任官候補者に関する下級裁判所裁判官指名諮問委員会の答申状況
・ 弁護士任官希望者に関する情報収集の実情
・ 弁護士任官に対する賛成論及び反対論
・ 法曹一元
*2 東弁リブラ2009年11月号「裁判官になりませんか?-弁護士任官を考える-」に「部総括として執務しています。」を寄稿しています。

山崎和信裁判官(29期)の経歴

生年月日 S24.8.1
出身大学 名古屋大
退官時の年齢 65 歳
叙勲 R2年春・瑞宝中綬章
H26.8.1 定年退官
H24.9.26 ~ H26.7.31 松江地家裁所長
H23.4.11 ~ H24.9.25 広島高裁岡山支部長
H22.3.30 ~ H23.4.10 広島高裁岡山支部第1部部総括
H19.4.1 ~ H22.3.29 東京地裁八王子支部3刑部総括
H14.4.1 ~ H19.3.31 東京家裁少年第2部部総括
H11.4.1 ~ H14.3.31 水戸地家裁土浦支部判事
H7.4.1 ~ H11.3.31 鹿児島地裁刑事部部総括
H4.3.23 ~ H7.3.31 大阪地裁判事
S63.4.1 ~ H4.3.22 千葉地家裁八日市場支部判事
S62.4.8 ~ S63.3.31 東京地裁判事
S61.4.1 ~ S62.4.7 東京地裁判事補
S58.4.5 ~ S61.3.31 東京地検検事
S55.4.1 ~ S58.4.4 横浜地家裁小田原支部判事補
S52.4.8 ~ S55.3.31 金沢地裁判事補

山本博裁判官(29期)の経歴

生年月日 S24.11.16
出身大学 東大
退官時の年齢 63 歳
叙勲
H24.12.28 依願退官
H24.11.1 ~ H24.12.27 名古屋高裁金沢支部長
H22.3.8 ~ H24.10.31 名古屋高裁金沢支部民事部部総括
H18.4.1 ~ H22.3.7 東京高裁20民判事
H14.4.1 ~ H18.3.31 横浜地裁6民部総括
H13.4.1 ~ H14.3.31 横浜地裁判事
H9.4.1 ~ H13.3.31 横浜地家裁小田原支部判事
H8.4.1 ~ H9.3.31 東京高裁判事
H6.4.1 ~ H8.3.31 東京地裁判事
H3.9.9 ~ H6.3.31 秋田地裁民事部部総括
H3.4.1 ~ H3.9.8 秋田家地裁判事
S63.4.1 ~ H3.3.31 横浜地裁判事
S62.4.8 ~ S63.3.31 札幌地家裁判事
S61.4.1 ~ S62.4.7 札幌地家裁判事補
S60.4.1 ~ S61.3.31 札幌家地裁判事補
S57.4.3 ~ S60.3.31 福島家地裁判事補
S55.4.1 ~ S57.4.2 東京地裁判事補
S54.4.1 ~ S55.3.31 東京家裁判事補
S52.4.8 ~ S54.3.31 釧路地裁判事補

渡邉康裁判官(29期)の経歴

生年月日 S27.1.30
出身大学 早稲田大
退官時の年齢 62 歳
H26.12.26 依願退官
H25.3.21 ~ H26.12.25 旭川地家裁所長
H22.4.1 ~ H25.3.20 札幌地裁1刑部総括
H18.11.2 ~ H22.3.31 甲府地裁刑事部部総括
H17.4.1 ~ H18.11.1 東京地裁判事
H16.4.1 ~ H17.3.31 東京高裁判事(弁護士任官・二弁)
H1.3.28 ~ 辞職
S61.3.25 ~ H1.3.27 法務大臣官房司法法制調査部付
S56.3.25 ~ S61.3.24 東京地検検事
S53.3.24 ~ S56.3.24 函館地検検事
S52.4.8 ~ S53.3.23 東京地検検事

*1 札幌地裁平成23年9月22日判決(判例秘書掲載)(裁判長は29期の渡邉康)は,社会保険労務士の被告人が,障害年金不正受給を目論む依頼者に,共犯者たる耳鼻咽喉科医師を斡旋し,依頼者が重度の聴覚障害を有している旨の虚偽の診断書を同医師が作成し,被告人が同診断書を含めた関係書類を公的機関に提出し,依頼者が聴覚障害者であるとの誤った認定をさせ,障害年金不正受給を繰り返した虚偽診断書作成・同行使,詐欺被告事件である。裁判所は,被告人は,各不正受給者の聴覚レベルに関する記載が虚偽記載であることを認識しながら受給のための手続を行い,共犯者間での共謀も認められ,捜査段階の自白の任意性・信用性も認められる等として,悪質で大規模な公金詐欺事件の主導的立場にあった被告人の刑事責任は相当重いとして,被告人に懲役8年を言い渡した事例です。

豊田建夫裁判官(29期)の経歴

生年月日 S24.2.8
出身大学 東大
退官時の年齢 62 歳
叙勲 R1年秋・瑞宝中綬章
H24.1.30 依願退官
H23.1.19 ~ H24.1.29 秋田地家裁所長
H20.4.11 ~ H23.1.18 千葉地家裁松戸支部長
H19.4.1 ~ H20.4.10 東京高裁判事
H14.11.15 ~ H19.3.31 さいたま地裁4民部総括
H13.4.1 ~ H14.11.14 東京地裁23民部総括
H11.4.1 ~ H13.3.31 東京地裁7民部総括
H8.4.1 ~ H11.3.31 東京高裁判事
H5.4.1 ~ H8.3.31 浦和地家裁判事
H2.4.1 ~ H5.3.31 東京地裁判事
S62.4.8 ~ H2.3.31 盛岡地家裁判事
S61.4.1 ~ S62.4.7 盛岡地家裁判事補
S58.8.1 ~ S61.3.31 広島家地裁判事補
S55.4.1 ~ S58.7.31 名古屋家地裁一宮支部判事補
S52.4.8 ~ S55.3.31 京都地裁判事補

長谷川憲一裁判官(29期)の経歴

生年月日 S24.10.4
出身大学 早稲田大
退官時の年齢 65 歳
H26.10.4 定年退官
H24.10.18 ~ H26.10.3 静岡家裁所長
H21.12.14 ~ H24.10.17 高松高裁第1部部総括
H19.4.1 ~ H21.12.13 静岡地裁1刑部総括
H15.4.1 ~ H19.3.31 東京地裁八王子支部3刑部総括
H12.5.1 ~ H15.3.31 前橋地裁刑事部部総括
H10.4.1 ~ H12.4.30 浦和地家裁判事
H8.4.1 ~ H10.3.31 東京高裁判事
H6.4.1 ~ H8.3.31 福岡高裁判事
H3.4.1 ~ H6.3.31 福岡地家裁判事
H1.4.1 ~ H3.3.31 東京地裁判事
S61.4.1 ~ H1.3.31 東京地検検事
S61.3.25 ~ S61.3.31 東京地裁判事補
S58.4.1 ~ S61.3.24 新潟地家裁判事補
S55.4.1 ~ S58.3.31 宇都宮地家裁栃木支部判事補
S52.4.8 ~ S55.3.31 福岡地裁判事補

*1 Wikipediaの「長谷川憲一」には以下の記載があります。
・ 町田痴漢冤罪事件(一審東京地裁八王子支部裁判長 有罪判決)
※痴漢冤罪が疑われる事件で、被害者女性を証人として呼んだことが否認し反省をしていないこと認定し悪質と判断。また判決言渡し後、家族や傍聴人からの抗議の声に、笑みを浮かべて、「じゃあ、控訴すればいいじゃない」と軽口をたたきながら退廷した
*2 足利事件に関する東京高裁平成8年5月9日判決(控訴棄却・無期懲役)の左陪席裁判官でした。
    なお,同事件については,東京高裁平成21年6月23日決定(再審開始決定)を経て,宇都宮地裁平成22年3月26日判決により無罪となりました。

上田昭典裁判官(29期)の経歴

生年月日 S24.1.29
出身大学 立命館大
退官時の年齢 65 歳
叙勲 R1年春・瑞宝中綬章
H26.1.29 定年退官
H23.8.5 ~ H26.1.28 奈良地家裁所長
H22.6.17 ~ H23.8.4 広島家裁所長
H20.9.3 ~ H22.6.16 神戸地家裁姫路支部長
H19.1.18 ~ H20.9.2 京都地裁5民部総括
H17.4.1 ~ H19.1.17 大阪地裁堺支部2民部総括
H12.4.21 ~ H17.3.31 神戸地裁4民部総括
H11.4.1 ~ H12.4.20 大阪地家裁堺支部判事
H7.4.1 ~ H11.3.31 広島高裁岡山支部判事
H4.4.1 ~ H7.3.31 大阪地裁判事
H1.4.1 ~ H4.3.31 松山地家裁西条支部判事
S62.4.8 ~ H1.3.31 京都地裁判事
S61.4.1 ~ S62.4.7 京都地裁判事補
S58.4.1 ~ S61.3.31 津地家裁四日市支部判事補
S55.4.1 ~ S58.3.31 山口地家裁判事補
S52.4.8 ~ S55.3.31 大阪地裁判事補

宇田川基裁判官(29期)の経歴

生年月日 S26.1.31
出身大学 早稲田大
退官時の年齢 65 歳
H28.1.31 定年退官
H27.12.16 ~ H28.1.30 山口地家裁所長
H26.2.27 ~ H27.12.15 山口地裁所長
H23.3.18 ~ H26.2.26 広島高裁第4部部総括
H18.4.1 ~ H23.3.17 東京高裁9民判事
H15.4.1 ~ H18.3.31 東京地裁15民部総括
H12.4.1 ~ H15.3.31 東京高裁15民判事
H8.4.1 ~ H12.3.31 東京地家裁八王子支部判事
H4.4.1 ~ H8.3.31 新潟家地裁判事
H1.4.1 ~ H4.3.31 横浜地裁判事
S62.4.8 ~ H1.3.31 秋田地家裁判事
S61.4.1 ~ S62.4.7 秋田地家裁判事補
S58.4.1 ~ S61.3.31 浦和地家裁熊谷支部判事補
S57.4.1 ~ S58.3.31 福岡地家裁判事補
S55.4.1 ~ S57.3.31 福岡家地裁判事補
S53.4.1 ~ S55.3.31 熊本地家裁判事補
S52.4.8 ~ S53.3.31 熊本地裁判事補

*1 以下の記事も参照してください。
・ 高裁の部総括判事の位置付け
・ 毎年6月開催の長官所長会同
・ 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
*2 広島高裁平成24年2月20日判決(担当裁判官は,29期の宇田川基32期の近下秀明及び47期の松葉佐隆之)は,広島家裁福山支部が選任した成年後見人の親類女性に交通事故の損害賠償金を横領されたとして,広島県福山市の男性(成年被後見人)が国に約3500万円の損害賠償を求めた訴訟において,男性側敗訴の広島地裁福山支部平成22年9月15日判決(担当裁判官は27期の金馬健二44期の山口格之及び58期の長谷川利明)を変更し,231万円の支払を命じました(日経新聞HPの「国に230万円賠償命令 後見人横領、広島高裁が一審判決変更」参照)。

岡原剛裁判官(29期)の経歴

生年月日 S25.7.2
出身大学 京大
退官時の年齢 65 歳
叙勲 R2年秋・瑞宝中綬章
H27.7.2 定年退官
H25.7.3 ~ H27.7.1 神戸家裁所長
H22.3.6 ~ H25.7.2 高松家裁所長
H19.7.14 ~ H22.3.5 神戸地家裁尼崎支部長
H18.4.1 ~ H19.7.13 大阪高裁判事
H12.4.1 ~ H18.3.31 大阪地裁20民部総括
H9.4.1 ~ H12.3.31 大阪高裁判事
H6.4.1 ~ H9.3.31 広島高裁判事
H5.4.1 ~ H6.3.31 広島地裁判事
H2.4.1 ~ H5.3.31 大阪地裁判事
S62.4.8 ~ H2.3.31 長崎地家裁佐世保支部判事
S61.4.1 ~ S62.4.7 長崎地家裁佐世保支部判事補
S58.4.1 ~ S61.3.31 神戸地裁判事補
S55.4.1 ~ S58.3.31 札幌地家裁判事補
S52.4.8 ~ S55.3.31 京都地裁判事補

小野洋一裁判官(29期)の経歴

生年月日 S25.11.16
出身大学 東大
退官時の年齢 62 歳
叙勲 R3年春・瑞宝中綬章
H25.9.14 依願退官
H22.2.26 ~ H25.9.13 高松高裁第4部部総括
H13.4.1 ~ H22.2.25 大阪高裁8民判事
H9.4.1 ~ H13.3.31 大阪地裁16民部総括
H8.9.14 ~ H9.3.31 大阪地裁判事
H8.4.1 ~ H8.9.13 大阪高裁判事
H7.4.1 ~ H8.3.31 大阪地裁判事
H5.4.1 ~ H7.3.31 鹿児島地裁民事部部総括
H3.4.1 ~ H5.3.31 鹿児島家地裁判事
S63.4.1 ~ H3.3.31 東京地裁判事
S62.4.8 ~ S63.3.31 長崎地家裁福江支部判事
S61.4.1 ~ S62.4.7 長崎地家裁福江支部判事補
S58.4.1 ~ S61.3.31 京都地裁判事補
S55.4.1 ~ S58.3.31 津地家裁四日市支部判事補
S52.4.8 ~ S55.3.31 大阪地裁判事補

* 29期の小野洋一裁判官34期の小野洋一裁判官は別人です。