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スマートフォンのテザリングとMACアドレス―接続設定,端末識別及びトラブル対応(AI作成)

第1 テザリングを予備回線として使う

テザリングは,スマートフォン等の通信接続を,パソコンやタブレット等と共有する機能である。
事務所回線の障害や外出先で役立つが,通信契約,端末の電池,電波及び情報管理の条件を確認する必要がある。
元記事にあった特定の旧機種の設定例は,現在のすべての機種に共通する手順ではない。

第2 Wi-Fi・USB・Bluetoothの使い分け

方式確認する点
Wi-Fiアクセスポイント名,パスワード,周波数,接続台数
USBデータ通信対応ケーブル,OS・端末の対応,接続許可
Bluetoothペアリングする相手,対応機能,通信速度

Apple及びGoogleは,対応端末でこれらの方式による共有を案内しているが,機種・OSによる制限がある(出典①・②)。
Wi-Fi接続が成立しても,携帯回線側に通信制限や障害があればインターネットには接続できない。
接続台数や追加料金は通信事業者の契約条件も確認する。

第3 安全に接続する順序

① スマートフォン単体でインターネットにつながるかを確認する。
② 契約上テザリングが利用できるか,容量制限がないかを確認する。
③ 共有機能を有効にし,接続先名と十分な強さのパスワードを確認する。
④ 接続する端末で目的のアクセスポイントを選ぶ。
⑤ 通信できることを確認し,不要になったら共有を終了する。

接続先名に依頼者名や事件名を使用しない。
OSやクラウドの大容量更新が始まると通信量が急増することがあるため,予備回線で行う作業を絞る。
接続不良への対処として,安易にパスワードをなくしたり,事務所の保護設定を解除したりしない。

第4 MACアドレスは何を示すか

MACアドレスは,LAN等で通信インターフェースを識別するために使われる値である。
一般的には6組の16進数で表示されるが,これを人の本人確認情報と同視してはならない。
一つの端末でも,有線と無線で異なるインターフェースを持つことがある。

Appleは,ネットワークごとに異なるプライベートWi-Fiアドレスを使う機能を説明している(出典③)。
OSや設定によりアドレスが変化するため,「MACアドレスは常に固定で変更できない」という説明は適切ではない。
管理画面に新しいアドレスが現れたことだけで,新しい人物が侵入したと断定できない。

第5 MAC制限と接続トラブル

事務所側がMACアドレスで接続端末を制限している場合,端末側のプライベートアドレス設定と合わず,接続できないことがある。
端末と管理側の登録状況を照合し,必要な変更は管理担当者と相談して行う。
接続できないからといって,全ネットワークのプライベートアドレスを一律に無効にする必要はない。

MACアドレスの制限は,強い暗号化や利用者認証の代わりにはならない。
調査記録では,取得日時,どの画面で確認した値か,ネットワーク名,端末の設定を併記する。
特定の人物の操作であるとの認定には,別の資料との照合が必要である。

第6 関連記事と出典

Wi-Fiの規格・周波数・SSID・暗号化方式アカウント・パスワード・PIN・多要素認証及びIT関係のメモ書きも参照されたい。

① Apple「iPhoneやiPadのインターネット共有に接続する」
https://support.apple.com/ja-jp/111785

② Google「Androidでアクセスポイントやテザリングを使用してモバイル接続を共有する」
https://support.google.com/android/answer/9059108?hl=ja

③ Apple「Apple製デバイスでプライベートWi-Fiアドレスを使う」
https://support.apple.com/ja-jp/102509