元裁判官の経歴

金築誠志裁判官(21期)の経歴

生年月日 S20.4.1
出身大学 東大
退官時の年齢 70 歳
叙勲 H28年秋・旭日大綬章
H27.4.1   定年退官
H21.1.26 ~ H27.3.31 最高裁判事・一小
H18.10.16 ~ H21.1.25 大阪高裁長官
H17.2.11 ~ H18.10.15 東京地裁所長
H14.9.18 ~ H17.2.10 司研所長
H10.8.10 ~ H14.9.17 最高裁人事局長
H2.4.1 ~ H10.8.9 東京地裁部総括(民事部)
S62.8.1 ~ H2.3.31 東京地裁判事
S58.8.1 ~ S62.7.31 最高裁人事局任用課長
S54.8.1 ~ S58.7.31 最高裁調査官
S54.4.8 ~ S54.7.31 東京地裁判事
S54.4.1 ~ S54.4.7 東京地裁判事補
S51.3.25 ~ S54.3.31 札幌地家裁判事補
S49.3.20 ~ S51.3.24 最高裁広報課付
S44.4.8 ~ S49.3.19 東京地裁判事補

涌井紀夫裁判官(18期)の経歴

生年月日 S17.2.11
出身大学 京大
退官時の年齢 67 歳
叙勲 H21.12.17旭日大綬章
H21.12.17   病死等
H18.10.16 ~ H21.12.16 最高裁判事・一小
H17.5.17 ~ H18.10.15 大阪高裁長官
H14.9.18 ~ H17.5.16 福岡高裁長官
H13.2.21 ~ H14.9.17 司研所長
H11.2.10 ~ H13.2.20 東京高裁15民部総括
H10.1.24 ~ H11.2.9 前橋地裁所長
H5.11.4 ~ H10.1.23 最高裁総務局長
H4.6.1 ~ H5.11.3 最高裁行政上席調査官
S63.4.5 ~ H4.5.31 東京地裁部総括(民事部)
S59.4.16 ~ S63.4.4 最高裁人事局給与課長
S58.4.1 ~ S59.4.15 東京地裁判事
S54.7.1 ~ S58.3.31 最高裁行政局第一課長
S52.5.1 ~ S54.6.30 最高裁行政局第二課長
S51.4.1 ~ S52.4.30 最高裁行政局参事官
S50.4.15 ~ S51.3.31 東京地裁判事補
S47.4.11 ~ S50.4.14 旭川地家裁判事補
S44.4.1 ~ S47.4.10 最高裁刑事局付
S41.4.8 ~ S44.3.31 東京地裁判事補

岡田良雄裁判官(13期)の経歴

生年月日 S10.8.13
出身大学 京大
退官時の年齢 65 歳
叙勲 H18年秋・瑞宝重光章
H12.8.13   定年退官
H11.4.1 ~ H12.8.12 大阪高裁長官
H9.1.13 ~ H11.3.31 司研所長
H4.12.25 ~ H9.1.12 東京高裁5刑部総括
H2.9.1 ~ H4.12.24 新潟地裁所長
S63.3.4 ~ H2.8.31 書研所長
S59.4.16 ~ S63.3.3 東京地裁9刑部総括
S56.5.15 ~ S59.4.15 最高裁人事局給与課長
S55.8.1 ~ S56.5.14 東京地裁17刑部総括
S52.4.1 ~ S55.7.31 最高裁刑事局第一課長
S50.4.1 ~ S52.3.31 最高裁刑事局第二課長
S48.4.2 ~ S50.3.31 福岡地裁判事
S46.4.14 ~ S48.4.1 東京地家裁判事
S41.6.30 ~ S46.4.13 最高裁人事局付
S39.6.16 ~ S41.6.29 旭川家地裁判事補
S36.4.14 ~ S39.6.15 東京地家裁判事補

櫻井文夫裁判官(11期)の経歴

生年月日 S9.4.10
出身大学 東大
退官時の年齢 65 歳
叙勲 H15.8.8勲一等瑞宝章
H11.4.10   定年退官
H9.10.31 ~ H11.4.9 東京高裁長官
H9.1.13 ~ H9.10.30 広島高裁長官
H6.3.3 ~ H9.1.12 司研所長
H4.12.17 ~ H6.3.2 東京高裁15民部総括
H3.2.15 ~ H4.12.16 浦和地裁所長
H2.3.15 ~ H3.2.14 最高裁事務次長
S59.9.11 ~ H2.3.14 最高裁人事局長
S56.2.7 ~ S59.9.10 最高裁秘書課長
S53.5.1 ~ S56.2.6 東京地裁19民部総括
S50.8.1 ~ S53.4.30 東京地裁判事
S45.6.16 ~ S50.7.31 最高裁人事局任用・調査課長
S45.4.1 ~ S45.6.15 最高裁人事局付
S44.4.8 ~ S45.3.31 青森地家裁判事
S43.7.20 ~ S44.4.7 青森地家裁判事補
S42.6.1 ~ S43.7.19 東京地家裁判事補
S39.4.1 ~ S42.5.31 最高裁総務局付
S37.4.9 ~ S39.3.31 旭川地家裁判事補
S34.4.8 ~ S37.4.8 大阪地家裁判事補

小野幹雄裁判官(7期)の経歴

生年月日 S5.3.16
出身大学 中央大
退官時の年齢 70 歳
叙勲 H14年春・勲一等瑞宝章
H12.3.16   定年退官
H4.2.13 ~ H12.3.15 最高裁判事・一小
H3.6.4 ~ H4.2.12 大阪高裁長官
S63.11.18 ~ H3.6.3 司研所長
S62.1.10 ~ S63.11.17 東京高裁10刑部総括
S60.10.1 ~ S62.1.9 大津地家裁所長
S56.2.7 ~ S60.9.30 最高裁刑事局長
S51.4.10 ~ S56.2.6 東京地裁6刑部総括
S47.4.10 ~ S51.4.9 司研刑裁教官
S44.4.1 ~ S47.4.9 東京地家裁判事
S40.4.9 ~ S44.3.31 鹿児島家地裁判事
S40.4.1 ~ S40.4.8 鹿児島家地裁判事補
S37.5.1 ~ S40.3.31 福島家地裁判事補
S34.1.20 ~ S37.4.30 東京地家裁判事補
S31.11.1 ~ S34.1.19 広島地家裁福山支部判事補
S30.4.9 ~ S31.10.31 広島地家裁判事補

柳瀬隆次裁判官(3期)の経歴

生年月日 T15.9.28
出身大学 東大
退官時の年齢 65 歳
叙勲 H8年秋・勲二等旭日重光章
H3.9.28   定年退官
S63.11.18 ~ H3.9.27 東京高裁10刑部総括
S60.10.24 ~ S63.11.17 司研所長
S60.1.30 ~ S60.10.23 東京高裁3刑部総括
S57.11.22 ~ S60.1.29 千葉地裁所長
S56.2.7 ~ S57.11.21 東京地裁28刑部総括
S55.2.20 ~ S56.2.6 最高裁刑事局長
S48.4.2 ~ S55.2.19 東京地裁4刑部総括
S46.7.1 ~ S48.4.1 東京高裁判事
S41.4.9 ~ S46.6.30 司研刑裁教官
S40.4.1 ~ S41.4.8 東京地家裁判事
S37.7.17 ~ S40.3.31 秋田地家裁大曲支部判事
S36.4.14 ~ S37.7.16 東京地裁判事
S33.4.30 ~ S36.4.13 東京地裁判事補
S30.4.1 ~ S33.4.29 広島地家裁呉支部判事補
S26.4.14 ~ S30.3.31 広島家地裁判事補

沖野威裁判官(2期)の経歴

生年月日 S2.3.16
出身大学 東大
退官時の年齢 65 歳
叙勲 H11年春・勲二等旭日重光章
H4.3.16   定年退官
H2.11.8 ~ H4.3.15 名古屋高裁長官
S62.5.28 ~ H2.11.7 仙台高裁長官
S60.10.24 ~ S62.5.27 東京地裁所長
S58.4.11 ~ S60.10.23 司研所長
S57.3.1 ~ S58.4.10 司研第一部教官
S56.4.1 ~ S57.2.28 東京高裁部総括
S53.11.10 ~ S56.3.31 東京高裁判事
S51.7.7 ~ S53.11.9 札幌地裁所長
S49.7.12 ~ S51.7.6 書研所長
S44.12.1 ~ S49.7.11 東京地裁28民部総括
S41.4.1 ~ S44.11.30 東京地裁判事
S38.4.25 ~ S41.3.31 名古屋地裁判事
S37.5.2 ~ S38.4.24 岐阜地家裁大垣支部長
S35.4.17 ~ S37.5.1 岐阜家地裁大垣支部判事
S33.3.1 ~ S35.4.16 東京地裁判事補
S29.8.1 ~ S33.2.28 長野地家裁判事補
S25.4.17 ~ S29.7.31 東京家地裁判事補

 

田宮重男裁判官(1期)の経歴

生年月日 T9.3.28
出身大学 東大
退官時の年齢 63 歳
叙勲 H2年春・勲二等旭日重光章
S58.4.11   依願退官
S56.10.19 ~ S58.4.10 司研所長
S55.4.1 ~ S56.10.18 東京高裁9民部総括
S53.9.22 ~ S55.3.31 千葉地裁所長
S51.7.16 ~ S53.9.21 前橋地裁所長
S48.2.15 ~ S51.7.15 最高裁総務局長
S46.4.1 ~ S48.2.14 司研民裁教官
S45.5.1 ~ S46.3.31 東京地裁6民部総括
S43.6.1 ~ S45.4.30 甲府地裁民事部部総括
S40.4.16 ~ S43.5.31 東京地裁判事
S37.2.21 ~ S40.4.15 最高裁経理局総務課長
S34.4.16 ~ S37.2.20 最高裁経理局主計課長
S33.8.15 ~ S34.4.15 札幌地家裁判事補
S32.8.30 ~ S33.8.14 釧路地家裁帯広支部判事補
S29.7.16 ~ S32.8.29 最高裁刑事局付
S27.8.1 ~ S29.7.15 法務省刑事局付
S27.6.16 ~ S27.7.31 法務府検務局刑事課長補佐
S24.6.4 ~ S27.6.15 東京地裁判事補

竹崎博允 元最高裁判所長官(21期)の経歴

生年月日 S19.7.8
出身大学 東大

退官時の年齢 69 歳
叙勲 H27年秋・桐花大綬章
H26.3.31 依願退官
H20.11.25 ~ H26.3.31 最高裁長官(17)
H19.2.9 ~ H20.11.24 東京高裁長官
H18.6.26 ~ H19.2.8 名古屋高裁長官
H14.11.7 ~ H18.6.25 最高裁事務総長
H14.7.10 ~ H14.11.6 最高裁事務次長
H9.3.14 ~ H14.7.9 最高裁経理局長
H6.4.1 ~ H9.3.13 東京地裁1刑部総括
H5.11.11 ~ H6.3.31 東京高裁判事
H2.3.15 ~ H5.11.10 東京高裁事務局長
S63.7.1 ~ H2.3.14 東京地裁判事
S59.8.13 ~ S63.6.30 最高裁総務局第一課長
S57.4.14 ~ S59.8.12 最高裁総務局第二課長
S56.4.1 ~ S57.4.13 司研刑裁教官
S54.4.8 ~ S56.3.31 東京地裁判事
S53.4.1 ~ S54.4.7 東京地裁判事補
S52.4.1 ~ S53.3.31 鹿児島地家裁名瀬支部判事補
S49.4.5 ~ S52.3.31 東京地裁判事補
S47.7.1 ~ S49.4.4 広島地裁判事補
S44.4.8 ~ S47.6.30 東京地裁判事補

*1 以下の記事も参照してください。
・ 歴代の最高裁判所長官
・ 高輪1期以降の,裁判官出身の最高裁判所判事
・ 歴代の東京高裁長官
・ 歴代の名古屋高裁長官
・ 歴代の最高裁判所事務総長
・ 歴代の最高裁判所経理局長
・ 司法研修所刑事裁判教官の名簿
*2 以下の資料を掲載しています。
・ 竹崎博允最高裁判所長官任命の閣議書(平成20年10月31日付)
・ 竹崎博允最高裁判所長官の依願退官時の閣議書(平成26年3月7日付)
・ 竹崎博允最高裁判所長官の退任記者会見に関する文書(平成26年3月24日実施分)
*3 法テラスHPに「Vol.11 竹崎 博允さん」が載っています。
*4 31期の瀬木比呂志裁判官が著した「絶望の裁判所」116頁には以下の記載があります。
   石田長官に始まる最高裁の右傾化、保守化を完成させたのが、この書物でも何度も名前が出ている矢口洪一長官である。
   しかし、矢口体制(任期は一九八五年から一九九〇年まで)が終わった後、こうした動きは一段落した。言い換えれば、その後約二〇年間の間に、裁判所には、いくらでも軌道修正の機会があった。しかし、そのような試みは何ら行われることなく、裁判員制度導入決定後はむしろ支配、統制が強化され、竹崎博允体制(任期は二〇〇八年から二〇一四年まで)の下では、再び、一枚岩の最高裁支配、事務総局支配、上命下服、上意下達のシステムが、すっかり固められてしまった。

島田仁郎 元最高裁判所長官(16期)の経歴

生年月日 S13.11.22
出身大学 東大

退官時の年齢 70 歳
叙勲 H22年春・桐花大綬章
H20.11.22 定年退官
H18.10.16 ~ H20.11.21 最高裁長官(16)
H14.11.7 ~ H18.10.15 最高裁判事・一小
H14.2.21 ~ H14.11.6 大阪高裁長官
H13.2.21 ~ H14.2.20 仙台高裁長官
H11.4.1 ~ H13.2.20 司研所長
H10.9.1 ~ H11.3.31 東京高裁3刑部総括
H8.11.29 ~ H10.8.31 浦和地裁所長
H6.3.22 ~ H8.11.28 宇都宮地裁所長
H1.8.25 ~ H6.3.21 最高裁刑事局長
S61.4.7 ~ H1.8.24 東京地裁1刑部総括
S58.4.1 ~ S61.4.6 最高裁刑事局第一課長
S57.4.1 ~ S58.3.31 最高裁調査官
S56.4.10 ~ S57.3.31 東京地裁判事
S52.4.1 ~ S56.4.9 司研刑裁教官
S49.4.10 ~ S52.3.31 大阪地裁判事
S49.4.1 ~ S49.4.9 大阪地裁判事補
S46.4.1 ~ S49.3.31 最高裁刑事局付
S43.7.16 ~ S46.3.31 名古屋地家裁判事補
S39.4.10 ~ S43.7.15 東京地家裁判事補

* 平成13年12月,9期の山口繁最高裁長官の肝いりで,16期の島田仁郎仙台高裁長官を座長として,「裁判官の在り方を考える」という研究会が開かれました(外部ブログの「”初公開!裁判官の「出世とカネ」こうなっている”の「出世」部分紹介」参照)が,当該研究会の速記録及びダイジェスト版は最高裁判所に存在しません(平成29年度(最情)答申第73号(平成30年3月23日答申))。

町田顕 元最高裁判所長官(13期)の経歴

生年月日 S11.10.16
出身大学 東大

退官時の年齢 70 歳
叙位 H27.4.5従二位
叙勲 H19年秋・桐花大綬章
H18.10.16 定年退官
H14.11.6 ~ H18.10.15 最高裁長官(15)
H12.3.22 ~ H14.11.5 最高裁判事・一小
H11.4.15 ~ H12.3.21 東京高裁長官
H10.9.10 ~ H11.4.14 福岡高裁長官
H6.4.1 ~ H10.9.9 東京高裁3民部総括
H5.3.8 ~ H6.3.31 千葉地裁所長
H3.7.18 ~ H5.3.7 甲府地家裁所長
S61.9.22 ~ H3.7.17 最高裁経理局長
S59.9.11 ~ S61.9.21 最高裁秘書課長
S58.6.15 ~ S59.9.10 東京地裁23民部総括
S52.1.27 ~ S58.6.14 内閣法制局第二部参事官
S50.2.17 ~ S52.1.26 最高裁経理局総務課長
S48.4.3 ~ S50.2.16 最高裁経理局主計課長
S46.7.20 ~ S48.4.2 札幌地家裁判事
S43.4.10 ~ S46.7.19 最高裁民事局付
S40.5.1 ~ S43.4.9 札幌地家裁室蘭支部判事補
S36.4.14 ~ S40.4.30 東京地家裁判事補

*0 以下の記事も参照してください。
・ 歴代の最高裁判所長官
・ 最高裁判所長官任命の閣議書
・ 最高裁判所判事任命の閣議書
・ 高輪1期以降の,裁判官出身の最高裁判所判事
・ 歴代の東京高裁長官
・ 歴代の福岡高裁長官
・ 歴代の千葉地裁所長
・ 高裁の部総括判事の位置付け
・ 毎年6月開催の長官所長会同
・ 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
・ 歴代の最高裁判所経理局長
・ 歴代の最高裁判所秘書課長
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 内閣法制局参事官経験のある裁判官
・ 最高裁判所裁判官及び事務総局の各局課長は襲撃の対象となるおそれが高いこと等
・ 最高裁判所が作成している,最高裁判所判事・事務総局局長・課長等名簿
・ 最高裁判所事務総局の各係の事務分掌(平成31年4月1日現在)
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
*1 「裁判官も人である 良心と組織の間で」169頁には以下の記載があります。
   町田は脱会(山中注:昭和45年1月の,青法協裁判官部会からの脱会のこと。)にあたり、「なぜ、青法協を辞めるのか」という趣旨の退会理由書を最高裁に提出していた。「われわれはなぜ、青法協に入るのか」という文書で新人判事補を勧誘していた町田が提出した退会理由書を、人事局長の矢口洪一はいたく評価し、その後の町田の道は開けたと言われている。
*2 福岡県弁護士会HP「弁護士会の読書」「守柔・・・現代の護民官を志して」には以下の記載があります。
   のちに最高裁長官となった町田顕裁判官は、司法修習生のときから青法協会員として活発に活動していて、東京J・J会にも当初から入会するという、熱心な青法協会員だった。
*3 高輪1期の矢口洪一最高裁判所人事局長は,昭和48年4月11日の衆議院法務委員会において以下の答弁をしています。
① 青年法律家協会そのものに入っておられる方でも、事務総局に来ていただいたほうが適当だと思われるような方については、これまでも来ていただいておったわけであります。
   ただ、ただいま御指摘の時点、これは四十五年の一月だったかと思います。四十五年の一月に、当時総局に勤務しております裁判官で、当時青法協に入っておられた方が大体脱退したということは、私も承知いたしております。
   これはそういった方々がよくいろいろ御相談になっておやりになったことだと私は承知しておるわけであります。
② 問題は、いまも申し上げましたように、青法協に入っておられる方が近時はわからないわけでございます。
   したがって、モラルの問題として入っておられないほうがいいということは、おりに触れて申しておるわけでございますが、具体的にどなたが入っておられるかということはわかりませんので、そういった問題で、青法協に入っておられるから事務総局には勤務させないとか勤務させるとかいうような問題は、今後は出てこないと私は考えております。

 

山口繁 元最高裁判所長官(9期)の経歴

生年月日 S7.11.4
出身大学 京大
退官時の年齢 70 歳
叙勲 H17年春・桐花大綬章
H14.11.4 定年退官
H9.10.31 ~ H14.11.3 最高裁長官(14)
H9.3.10 ~ H9.10.30 最高裁判事・三小
H6.3.3 ~ H9.3.9 福岡高裁長官
H3.6.4 ~ H6.3.2 司研所長
H1.11.2 ~ H3.6.3 東京高裁9民部総括
S63.4.1 ~ H1.11.1 甲府地家裁所長
S58.2.1 ~ S63.3.31 最高裁総務局長
S55.9.25 ~ S58.1.31 東京高裁事務局長
S51.9.24 ~ S55.9.24 東京地裁部総括(民事部)
S51.6.1 ~ S51.9.23 東京地裁判事
S47.5.15 ~ S51.5.31 最高裁民事局第一課長
S47.4.1 ~ S47.5.14 最高裁民事局第三課長
S44.7.1 ~ S47.3.31 書研事務局長
S44.6.2 ~ S44.6.30 東京地家裁判事
S43.2.17 ~ S44.6.1 札幌高裁函館支部判事
S42.4.6 ~ S43.2.16 函館地家裁判事
S41.4.9 ~ S42.4.5 函館地家裁判事補
S38.4.1 ~ S41.4.8 書研教官
S35.4.1 ~ S38.3.31 大分地家裁判事補
S32.4.6 ~ S35.3.31 岡山地家裁判事補

*0 以下の記事も参照してください。
・ 歴代の最高裁判所長官
・ 最高裁判所長官任命の閣議書
・ 最高裁判所判事任命の閣議書
・ 高輪1期以降の,裁判官出身の最高裁判所判事
・ 歴代の福岡高裁長官
・ 歴代の司法研修所長
・ 高裁の部総括判事の位置付け
・ 毎年6月開催の長官所長会同
・ 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
・ 歴代の最高裁判所総務局長
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 司法行政を担う裁判官会議,最高裁判所事務総長及び下級裁判所事務局長
・ 高等裁判所事務局長事務打合せ
・ 最高裁判所裁判官及び事務総局の各局課長は襲撃の対象となるおそれが高いこと等
・ 最高裁判所が作成している,最高裁判所判事・事務総局局長・課長等名簿
・ 最高裁判所事務総局の各係の事務分掌(平成31年4月1日現在)
・ 裁判所職員総合研修所の研修実施計画
・ 高等裁判所支部
*1 平成13年12月,9期の山口繁最高裁長官の肝いりで,16期の島田仁郎仙台高裁長官を座長として,「裁判官の在り方を考える」という研究会が開かれました(外部ブログの「”初公開!裁判官の「出世とカネ」こうなっている”の「出世」部分紹介」参照)が,当該研究会の速記録及びダイジェスト版は最高裁判所に存在しません(平成29年度(最情)答申第73号(平成30年3月23日答申))。
*2 京都大学広報誌HPに「追憶の京大逍遥 私の血に流れる自由な批判精神 山口 繁 第14代最高裁判所長官」が載っています。

三好達 元最高裁判所長官(7期)の経歴

生年月日 S2.10.31
出身大学 東大

退官時の年齢 70 歳
叙勲 H11年秋・勲一等旭日大綬章
H9.10.31 定年退官
H7.11.7 ~ H9.10.31 最高裁長官(13)
H4.3.25 ~ H7.11.6 最高裁判事・一小
H3.5.11 ~ H4.3.24 東京高裁長官
H2.5.10 ~ H3.5.10 札幌高裁長官
S57.5.28 ~ H2.5.9 最高裁首席調査官
S61.4.1 ~ S57.5.27 長野地家裁所長
S60.3.15 ~ S61.3.31 大分地家裁所長
S57.5.10 ~ S60.3.14 書研所長
S56.10.26 ~ S57.5.9 東京地裁15民部総括
S54.4.1 ~ S56.10.25 東京高裁判事
S50.7.5 ~ S54.3.31 東京地裁2民部総括
S47.4.1 ~ S50.7.4 最高裁総務局第一課長
S44.4.1 ~ S47.3.31 最高裁行政局第一課長
S41.4.1 ~ S44.3.31 最高裁行政局第三課長
S40.4.9 ~ S41.3.31 函館地家裁判事
S38.8.5 ~ S40.4.8 函館地家裁判事補
S35.4.16 ~ S38.8.4 最高裁行政局付
S33.6.1 ~ S35.4.15 福岡地家裁小倉支部判事補
S30.4.9 ~ S33.5.31 東京地家裁判事補

*1 裁判所HPに「最高裁判所長官インタビュー 最高裁判所50周年を迎えて」が載っています。
*2 以下の記事も参照してください。
・ 愛媛玉ぐし訴訟大法廷判決(最高裁大法廷平成9年4月2日判決)の事前漏えい疑惑に関する国会答弁
・ 歴代の最高裁判所長官
・ 高輪1期以降の,裁判官出身の最高裁判所判事
・ 歴代の東京高裁長官
・ 歴代の札幌高裁長官
・ 歴代の最高裁判所首席調査官
・ 歴代の裁判所職員総合研修所長
・ 最高裁判所裁判官及び事務総局の各局課長は襲撃の対象となるおそれが高いこと等
*3 海軍兵学校75期(昭和18年12月1日入校・昭和20年10月1日卒業)でもあり,平成13年に第3代日本会議議長に就任し,「国民の覚醒を希う」(2017年11月23日付)を執筆していますところ,同書に含まれる「付録 穏やかな烈士 渡辺一雄」(同書362頁)には以下の記載があります。
三好に、
「長い裁判官生活で最も思い出に残るものを強いてあげるとすれば何ですか?」と問うた。
「それは平成九年の愛媛県玉串料訴訟の判決です」
という言葉がすぐ返ってきた。
この裁判に於て、最高裁判所大法廷は、愛媛県が靖國神社の例大祭に当り、公金から一回五千円の玉串料を支出したことなどが、県の宗教活動に当り、憲法に違反する行為であると判示した。
最高裁長官・三好は右例示に反対意見を付した。
「戦没者の追悼、慰霊は当然の礼儀であり、道義の上からは義務ともいえるものと思ったからです」
三好は穏やかな風貌の持ち主で、話し方も淡々としていたが、このときばかりは顔に朱がさし、言葉遣いも激しくなった。
-わたしが三好を穏やかな烈士と呼ぶのは、そのときの印象が強烈だったからである。


草場良八 元最高裁判所長官(3期)の経歴

生年月日 T14.11.16
出身大学 東大

退官時の年齢 69 歳
叙位 R2.3.13 従二位
叙勲 H10年春・勲一等旭日桐花大綬章
H7.11.7  依願退官
H2.2.20 ~ H7.11.6 最高裁長官(12)
H1.11.27 ~ H2.2.19 最高裁判事・二小
S63.2.15 ~ H1.11.26 東京高裁長官
S61.1.17 ~ S63.2.15 最高裁事務総長
S57.1.30 ~ S61.1.16 東京高裁11刑部総括
S55.3.11 ~ S57.1.29 甲府地家裁所長
S50.5.1 ~ S55.3.10 最高裁経理局長
S48.6.30 ~ S50.4.30 最高裁秘書課長
S46.4.15 ~ S48.6.29 司研事務局長
S44.9.25 ~ S46.4.14 東京地裁22刑部総括
S41.5.25 ~ S44.9.24 東京地裁判事
S38.6.20 ~ S41.5.24 最高裁人事局任用課長
S37.4.10 ~ S38.6.19 釧路地裁民事部部総括
S36.4.14 ~ S37.4.9 釧路地家裁判事
S33.12.1 ~ S36.4.13 最高裁刑事局付
S30.6.1 ~ S33.11.30 長野地家裁上田支部判事補
S26.4.14 ~ S30.5.31 横浜家地裁判事補

*1 ロッキード事件において,嘱託尋問調書の証拠能力を否定した最高裁大法廷平成7年2月22日判決の裁判長でした。
*2 以下の記事も参照してください。
・ 歴代の最高裁判所長官
・ 最高裁判所長官任命の閣議書
・ 最高裁判所判事任命の閣議書
・ 高輪1期以降の,裁判官出身の最高裁判所判事
・ 歴代の東京高裁長官
・ 歴代の最高裁判所事務総長
・ 高裁の部総括判事の位置付け
・ 毎年6月開催の長官所長会同
・ 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
・ 歴代の最高裁判所経理局長
・ 歴代の最高裁判所秘書課長
・ 歴代の司法研修所事務局長
・ 最高裁判所事務総局人事局の任用課長及び参事官
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部

矢口洪一 元最高裁判所長官(高輪1期)の経歴

生年月日 T9.2.20
出身大学 京大
退官時の年齢 70 歳
叙勲 H5年春・勲一等旭日桐花大綬章
叙位 H18.7.25 従二位
H2.2.20  定年退官
S60.11.5 ~ H2.2.19 最高裁長官(11)
S59.2.20 ~ S60.11.4 最高裁判事・一小
S57.11.22 ~ S59.2.19 東京高裁長官
S55.3.22 ~ S57.11.21 最高裁事務総長
S53.10.23 ~ S55.3.21 東京家裁所長
S52.9.26 ~ S53.10.22 浦和地裁所長
S51.7.16 ~ S52.9.25 最高裁事務次長兼総務局長事務取扱
S45.12.30 ~ S51.7.15 最高裁人事局長
S43.11.11 ~ S45.12.29 最高裁民事局長
S43.4.18 ~ S43.11.10 東京地裁民事部部総括 
S40.1.1 ~ S43.4.17 東京地裁民事部判事
S37.10.1 ~ S39.12.31 最高裁総務局制度調査室長(臨時司法制度調査会事務局参与)
S37.8.1 ~ S37.9.30 東京地裁判事
S34.4.1 ~ S37.7.31 最高裁経理局総務課長
S33.4.21 ~ S34.3.31 最高裁経理局主計課長
S33.1.28 ~ S33.4.20 最高裁経理局付
S31.11.10 ~ S33.1.27 最高裁民事局第二課長
S29.8.31 ~ S31.11.9 最高裁民事局付
S28.5.1 ~ S29.8.30 横浜地裁判事補
S26.9.1 ~ S28.4.30 東京地裁判事補
S24.3.1 ~ S26.8.31 最高裁人事局付
S23.1.28 ~ S24.2.28 大阪地裁判事補
S22.12 司法修習終了
S21.12 結婚
S21.2.25 司法修習生に採用(京都修習)
S20.11 予備役編入・復員
S20.3 海軍法務大尉に昇進(佐世保鎮守府軍法会議勤務)
S19.3 海軍法務中尉に昇進(佐世保鎮守府軍法会議勤務)
(横須賀海軍砲術学校での訓練)
S18.9.30  海軍法務見習尉官に任官
S18.9.23 京都帝国大学法学部を繰上げ卒業
S18.7.16 高等試験司法官試補に合格
S16.4 京都帝国大学法学部に入学

*0 以下の記事も参照してください。
・ 歴代の最高裁判所長官
 歴代の東京高裁長官
 歴代の最高裁判所事務総長
 歴代の東京家裁所長
 歴代のさいたま地裁所長
 歴代の最高裁判所人事局長
 歴代の最高裁判所民事局長兼行政局長
 平成11年11月までの弁護士任官の状況
→ 「判事選考要領」(昭和63年3月)については,当時の高輪1期の矢口洪一最高裁長官の名を取って「矢口構想弁護士任官」と呼ばれたところ,この制度による判事任官者は4年間で10名にも及びませんでした。
*1 最高裁判所とともに(著者は矢口洪一)及び司法官試補制度沿革(著者は2期の蕪山厳)を参照しています。
*2 昭和17年7月30日合格発表の高等試験司法科試験の合格者320人のうちの32人は,同年10月1日付で司法官試補28期として採用されました。
 また,それ以前の合格者と合わせて56人が昭和18年10月1日付で司法官試補29期として採用されました(戦前最後の司法官試補の採用でした。)。
*3 昭和16年度の大学卒業は12月に繰り上げられ,昭和17年度及び昭和18年度の大学卒業は9月に繰り上げられました。
*4 最高裁判所とともに(著者は矢口洪一)3頁には以下の記載があります。
 私は平成二年二月一九日、定年で最高裁長官を退官した。四二年間の裁判官生活のうち実際の裁判の一線に身を置いたのは、八年足らずに過ぎず、大半は司法行政を任務とする最高裁事務総局で過ごした。司法行政とは全国の裁判官の人事や庁舎の管理など、裁判を支える内部行政のことである。
*5 平成11年11月27日に東京九段の専修大学で開催された,第17回全国裁判官懇話会全体会において,「司法改革の背景と課題-法と日常生活-」と題する講演を行いました(判例時報1698号3頁ないし20頁)ところ,同号13頁には以下のやり取りがあります。
D裁判官 矢口さんは最高裁長官を退官されたあと、いろいろ発言のニュアンスが変わってきているのではないかなというふうに感じています。
(中略)
矢口 そういうふうにお思いになるのも無理はないかもしれませんが、私、基本的には変わっていないつもりです。
*6 「思い出すまま」(著者は2期の石川義夫裁判官)199頁及び200頁には以下の記載があります。
    (山中注:25期司法修習の)後期の終わりが近づいたある日、田宮上席教官と次席の私(山中注:石川義夫民事裁判教官)が矢口人事局長に呼び出された。問題は青法協に所属する修習生が判事補任官を志望した場合、これを如何に処置するかということだった。矢口氏は田宮氏に「研修所教官の方で、疑わしい連中の試験の成績を悪くしておいてくれれば、問題は解決するじゃないか、なんとか考えてくれ」と言った。要するに、青法協所属の修習生の任官を人事局の責任で拒否することをしたくないので、研修所教官の責任で拒否しようというのである。田宮氏は「教官にはそんなことは出来ません」と言下に断った。私はこの件について、矢口氏の名誉を慮って、今日まで他言しなかったが、目的のためには手段を選ばない矢口氏の手法を思うと、こんなことがあったと、もっと早い時期に公にすべきであったかと後悔している。
*7 日本裁判官ネットワークHPの「 Judgeの目その14 「ミスター司法行政」逝く~矢口洪一氏の死亡」(平成18年10月)(投稿者は40期の浅見宣義大分地裁判事)には以下の記載があります。
    今年7月25日,第11代最高裁長官の矢口洪一氏が亡くなった。享年86歳。矢口氏は,70歳で最高裁長官を定年退官後に,癌等で何度も手術が必要となる身となったが,そのたびに生き延び,失礼ながら,他の最高裁長官には見られない様々な影響力を行使した。
(中略)
    矢口氏の生前,政策研究大学院大学が「矢口洪一オーラル・ヒストリー」という矢口氏からの聴取りをまとめている。私は,これは大変貴重な資料だと思っているが,矢口氏も『最高裁判所とともに』(有斐閣、1993年)という著書を遺している。こうした資料や,山本祐司「最高裁物語(上・下)」(日本評論社、平成6年)萩屋昌志「日本の裁判所ー司法行政の歴史的研究ー」(晃洋書房,平成16年)などの書物を,法科大学院生や司法修習生の方々は是非読んでいただきたい。また,学者の中に,司法の歴史を研究する若い学者が育って欲しい。これは,司法の未来のために,私の心からの願いである。