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第1 高輪1期以降の,裁判官出身の最高裁判所判事
第2 関連記事その他
* 「最高裁判所判事任命の閣議書」も参照してください。
第1 高輪1期以降の,裁判官出身の最高裁判所判事
→ 在任期間の終わりは,最高裁判所長官への就任日の前日(太字表記の人),依願退官日又は定年退官発令日の前日です。
40 中村慎(なかむら・まこと) 40期 京大
在任期間:令和6年9月10日~
39 平木正洋(ひらき・まさひろ) 39期 東大
在任期間:令和6年8月16日~
38 尾島明(おじま・あきら) 37期 東大
在任期間:令和4年7月5日~
37 今崎幸彦(いまさき・ゆきひこ) 35期 京大
在任期間:令和4年6月24日~令和6年8月15日
36 安浪亮介(やすなみ・りょうすけ) 35期 東大
在任期間:令和3年7月16日~
35 林道晴(はやし・みちはる) 34期 東大
在任期間:令和元年9月2日~
34 深山卓也 (みやま・たくや) 34期 東大
在任期間:平成30年1月9日~令和6年9月1日
33 戸倉三郎 (とくらさぶろう) 34期 一橋大
在任期間:平成29年3月14日~令和4年6月22日
32 菅野博之 (かんの・ひろゆき) 32期 東北大
在任期間:平成28年9月5日~令和4年7月2日
31 小池裕 (こいけ・ひろし) 29期 東大
在任期間:平成27年4月2日~令和3年7月2日
30 大谷直人 (おおたに・なおと) 29期 東大
在任期間:平成27年2月17日~平成30年1月8日
29 山崎敏充 (やまさき・としみつ) 27期 東大
在任期間:平成26年4月1日~令和元年8月30日
28 寺田逸郎 (てらだ・いつろう) 26期 東大
在任期間:平成22年12月27日~平成26年3月31日
27 大谷剛彦 (おおたに・たけひこ) 24期 東大
在任期間:平成22年6月17日~平成29年3月9日
26 白木勇 (しらき・ゆう) 22期 東大
在任期間:平成22年1月15日~平成27年2月14日
25 千葉勝美 (ちば・かつみ) 24期 東大
在任期間:平成21年12月28日~平成28年8月24日
24 金築誠志 (かねつき・せいし) 21期 東大
在任期間:平成21年1月26日~平成27年3月31日
23 近藤崇晴 (こんどう・たかはる) 21期 東大
在任期間:平成19年5月23日~平成22年11月21日
22 涌井紀夫 (わくい・のりお) 18期 京大
在任期間:平成18年10月16日~平成21年12月17日
21 堀籠幸男 (ほりごめ・ゆきお) 19期 東大
在任期間:平成17年5月17日~平成22年6月15日
20 今井功 (いまい・いさお) 16期 京大
在任期間:平成16年12月27日~平成21年12月25日
19 島田仁郎 (しまだ・にろう) 16期 東大
在任期間:平成14年11月7日~平成18年10月15日
18 泉徳治 (いずみ・とくじ) 15期 京大
在任期間:平成14年11月6日~平成21年1月24日
17 上田豊三 (うえだ・とよぞう) 15期 東大
在任期間:平成14年2月21日~平成19年5月22日
16 町田顕 (まちだ・あきら) 13期 東大
在任期間:平成12年3月22日~平成14年11月5日
15 北川弘治 (きたがわ・ひろはる) 11期 名古屋大
在任期間:平成10年9月10日~平成16年12月26日
14 金谷利廣 (かねたに・としひろ) 12期 京大
在任期間:平成9年10月31日~平成17年5月16日
13 山口繁 (やまぐち・しげる) 9期 京大
在任期間:平成9年3月10日~平成9年10月30日
12 藤井正雄 (ふじい・まさお) 9期 京大
在任期間:平成7年11月7日~平成14年11月6日
11 千種秀夫 (ちくさ・ひでお) 7期 東大
在任期間:平成5年9月13日~平成14年2月20日
10 三好達 (みよし・とおる) 7期 東大
在任期間:平成4年3月25日~平成7年11月6日
9 小野幹雄 (おの・もとお) 7期 中央大
在任期間:平成4年2月13日~平成12年3月15日
8 大西勝也 (おおにし・かつや) 5期 東大
在任期間:平成3年5月13日~平成10年9月9日
7 可部恒雄 (かべ・つねお) 4期 東大
在任期間:平成2年5月10日~平成9年3月8日
6 草場良八 (くさば・りょうはち) 3期 東大
在任期間:平成元年11月27日~平成2年2月19日
5 貞家克己 (ていか・かつみ) 2期 東大
在任期間:昭和63年3月17日~平成5年9月12日
4 四ッ谷厳 (よつや・いわお) 1期 東大
在任期間:昭和62年1月28日~平成4年2月8日
3 香川保一 (かがわ・やすかず) 1期 東大
在任期間:昭和61年1月17日~平成3年5月4日
2 大内恒夫 (おおうち・つねお) 高輪1期 東大
在任期間:昭和60年11月5日~平成4年3月23日
1 矢口洪一 (やぐち・こういち) 高輪1期 京大
在任期間:昭和59年2月20~昭和60年11月4日
R040329 最高裁の理由説明書(最高裁判所判事を退官する人に交付している,ご退官記念資料の作成方法が書いてある文書)を添付しています。 pic.twitter.com/unZBbOKUOZ
— 弁護士 山中理司 (@yamanaka_osaka) April 10, 2022
第2 関連記事その他
1 最高裁判所判事を経て最高裁判所長官となった裁判官については,太字表記にしています。
2 第17代最高裁判所長官となった,21期の竹崎博允は,東京高裁長官から直接,最高裁判所長官となったため,最高裁判所判事は経験していません。
3 28期の岡部喜代子最高裁判所判事(在任期間は平成22年4月12日から平成31年3月19日まで)については,学者枠での起用ですから,裁判官出身という扱いにはなりませんが,北口雅章法律事務所ブログの「エース登場! 宇賀克也・東大教授の最高裁入り」(平成31年2月23日付)には以下の記載があります。
藤田宙靖・前最高裁判事(東北大学大学院教授・行政法)の御退任の後,ハア?? といった衝撃の最高裁人事があり・・なんやねん! 最高裁に「学者枠」は無くなったのか?!と,悄然としていた
4 以下の記事も参照してください。
・ 最高裁判所長官任命の閣議書
・ 最高裁判所判事任命の閣議書
・ 最高裁判所裁判官の任命に関する各種説明
・ 最高裁判所裁判官等の公用車
・ 最高裁判所裁判官の少数意見
・ 最高裁判所裁判官国民審査
・ 最高裁判所第一小法廷(着任順)
・ 最高裁判所第二小法廷(長官以外は着任順)
・ 最高裁判所第三小法廷(着任順)
最近は弁護教官が退役後にまとまって本を出すのが流行らしいけど、最高裁判事も退役後にまとまって本を出せばいいのにね。個人的な自慢話とか曝露本じゃなくて、もっと大所高所からの「近時の経験則」「最高裁の限界(もっと下級審でやってこい)」「法令の解釈適用について」「審理不尽とは」とか。
— venomy (@idleness_venomy) February 15, 2023