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電子記録債権とは―でんさいの仕組み,譲渡・保証・支払不能(AI作成)

第1 電子記録債権とでんさいの違い

1 電子記録債権とは何か

電子記録債権は,記録機関の記録原簿に電子記録をすることを,発生・譲渡の要件とする金銭債権である。
請求書や売掛金の台帳を電子化しただけのものではなく,電子記録債権法2条1項に基づく権利である。

「でんさい」は,株式会社全銀電子債権ネットワーク(でんさいネット)が取り扱う電子記録債権の名称であり,電子記録債権全体の名称ではない。
以下では令和8年10月13日を基準に,法律上の制度と,でんさいネットの業務規程による取扱いを区別して説明する(でんさいネット「電子記録債権とは」)。

用語意味区別する点
売掛債権などの原因債権売買などの原因取引に基づく代金請求権電子記録債権とは別の権利である
電子記録債権電子記録によって発生・譲渡する金銭債権法律上の制度の名称である
でんさいでんさいネットが取り扱う電子記録債権同社の業務規程・細則に従って利用する

制度の狙いは,紙の手形に伴う保管・搬送などの負担や,売掛債権を資金調達に利用する際の課題を軽減することにある(金融庁・法務省「電子記録債権」1頁~2頁)。

ただし,電子記録債権が発生しても,原因となった売掛債権が当然に消滅するわけではない。
どちらの債権について支払を受けたのかを区別して管理することになる(金融庁・法務省「電子記録債権」10頁Q1)。

2 電子記録債権と手形はどう違うか

電子記録債権では,記録原簿への発生記録や譲渡記録によって権利が発生・移転する。
紙の手形と異なり,権利を表す紙の原本を搬送・保管して譲渡する仕組みではなく,債権を分割して一部を譲渡することもできる。
ただし,利用できる分割や譲渡の時期・条件は記録機関の規程に従う(電子記録債権法15条・17条・43条,金融庁・法務省「電子記録債権」2頁)。

比較点紙の手形電子記録債権
権利の管理紙の手形を作成・交付・保管する電子記録機関の記録原簿で管理する
一部を譲る場合手形をそのまま一部分だけ分割して譲渡できない分割記録を用いて一部を譲渡できる
譲渡後の責任手形上の責任を確認する保証記録の有無と内容を確認する

比較表のうち,譲渡後の責任については第3の1で,保証記録と手形の裏書責任の違いを説明する。

3 デメリットは何か,受取りを断れるか

紙の保管・搬送負担の軽減や,分割による利用のしやすさが利点となる一方,利用金融機関への申込み,操作権限の管理及び支払等記録の確認が必要となる。
また,通常の譲渡に保証記録が伴うでんさいでは,譲渡後も保証債務が残り得るため,売掛金を単に振込で受け取る場合と同じリスクだとはいえない(金融庁・法務省の説明資料2頁,業務規程31条2項)。

新たに支払方法を決める場面では,電子記録債権の利用を当然の義務と考える必要はなく,相手方と条件を協議することになる。
ただし,既に合意した支払条件を一方的に変更できるとは限らないため,受取りを断る場合は,契約上の支払方法,満期日,手数料負担及び代替する振込条件を確認する(民法522条,金融庁・法務省「電子記録債権」10頁Q7)。
取適法対象取引では,受注者の合意があっても許されない手数料負担等があるため,第5の支払規制も確認する必要がある。

4 勘定科目と基本的な仕訳はどうなるか

売掛金に関連して電子記録債権が発生した場合,会計上は,原則として「電子記録債権」等の科目へ振り替える。
電子記録債権を示す科目へ振り替える処理と,法律上,原因債権が当然に消滅しないことは,異なる観点の説明である(企業会計基準委員会実務対応報告第27号・1頁~2頁)。

次の表は,売掛金100万円をでんさいで受け取り,支払期日に全額決済する場合の債権者側の基本例である。
税金,手数料,割引及び貸倒れは含めていない(同報告・3頁の設例1)。

場面借方貸方
売掛金に係る発生記録電子記録債権 100万円売掛金 100万円
支払期日に全額入金普通預金等 100万円電子記録債権 100万円

同報告は,貸付金・借入金等については科目を振り替えない取扱いや,重要性が乏しい場合の表示上の扱いも定めている。
また,保証記録を伴う譲渡では,手形の割引高・裏書譲渡高と同様の注記を検討することになるため,すべての電子記録債権を同じ仕訳だけで処理できるわけではない(同報告・1頁脚注2・2頁)。

第2 発生・譲渡・支払の仕組み

1 発生記録と譲渡記録

電子記録債権は発生記録によって生じ,その譲渡は譲渡記録によって効力を生ずる。
当事者が請求書を作成したり,譲渡に合意したりするだけでは,これらの記録に代えることはできない(電子記録債権法15条・17条)。

権利の内容は電子記録によって定まるため,受け取る側は,記録された債権金額・支払期日・相手方を契約や請求書と照合することになる。
請求書の内容が正しくても,電子記録の内容が同じとは限らないためである(電子記録債権法9条1項)。

また,債権を分割して一部だけを譲渡することもできる。
受け取った金額全部を動かさず,支払に必要な部分だけを使える仕組みである(電子記録債権法43条,でんさいネットの取引イメージ)。

法律上は,質権設定記録による質入れも予定されている。
一方,でんさいネットは質権設定記録を取り扱わないため,法律に制度があることと,利用中のサービスで使えることは区別しなければならない(電子記録債権法36条,でんさいネット業務規程21条3項・10頁)。

2 決済と支払等記録

でんさいの支払は,原則として支払期日に債務者口座から債権者口座へ送金する口座間送金決済による。
ただし,決済の中止などの例外があり,資金不足による支払不能も生じる。
自動決済は回収の保証を意味しない(でんさいネット業務規程40条・42条~46条・21頁~23頁)。

支払等記録は,支払があったことなどを記録する制度であり,支払そのものとは区別される。
記録がないことだけから未払と決めず,実際の支払と記録の双方を確認すべきであり,支払をした者は所定の要件に従って支払等記録を請求できる(電子記録債権法24条・25条)。

3 100万円の売掛金をでんさいにする例

A社がB社に商品を販売し,100万円の売掛金をでんさいで受け取る場合,B社を債務者,A社を債権者とする発生記録を行う。
A社がそのでんさいをC社への支払に用いる場合は譲渡記録を行い,通常はA社の保証記録も伴う。
支払期日にB社が決済すると,その時点の債権者が支払を受ける。
この例では,売買に基づく原因債権,発生記録によるでんさい及びA社の電子記録保証を区別する必要がある(電子記録債権法15条・17条・31条,でんさいネットの説明)。

第3 譲渡後の責任,抗弁及び時効

1 譲渡人の保証責任

でんさいネットでは,譲渡記録を請求する際,原則として譲渡人を保証人とする譲渡保証記録も請求する。
例外となるのは,でんさいネットと窓口金融機関が認め,かつ,譲受人が保証を必要としない場合である(業務規程31条2項・15頁)。

電子記録保証そのものは,法律上,保証記録によって効力を生ずる。
譲渡したという事実だけから常に保証債務が生じるわけではないが,でんさいの通常の譲渡では保証記録が伴うため,譲渡後も保証人として支払責任を負い得る(電子記録債権法31条,前記業務規程31条2項)。

また,電子記録保証には独立性があり,主たる債務者として記録された者が主債務を負わない場合にも,保証債務が有効となる場合がある。
ただし,法定の必須記録事項を欠く場合や,個人事業者である旨の記録のない個人が保証人である場合には,この独立性の規定は適用されない(電子記録債権法33条)。

これに対し,紙の約束手形では,裏書をしただけで,裏書人は反対の文言がない限り法律上当然に支払を担保する責任を負う(手形法77条1項1号・15条1項)。
この責任は,手形に偽造の署名等があっても妨げられず(手形法77条2項・7条),最高裁昭和33年3月20日第一小法廷判決(昭和32年(オ)第926号,民集12巻4号583頁)は,所持人が振出人の代表者名義が真実に反することを知っていたとしても,真正な裏書人の手形上の責任は消長を来さないとした。
でんさいでは,譲渡記録だけで当然に担保責任が生じるわけではないので,譲渡人が支払責任を負うかは保証記録の有無で確認することになる。
紙の約束手形の支払呈示と裏書人への遡求の要件は,「約束手形の支払呈示と裏書人への遡求」で整理している。

2 譲受人に支払を拒める範囲

電子記録債権法には,無権利者からの譲渡であっても,所定の要件の下で譲受人が権利を取得する善意取得の制度がある。
譲受人に悪意又は重大な過失がある場合には保護されず,支払期日以後にされた譲渡記録の請求による取得など,同条2項の除外事由にも留意する必要がある(電子記録債権法19条)。

これとは別に,債務者や電子記録保証人は,譲渡前の相手方との人的関係に基づく抗弁を,原則として譲受人に対抗できない。
例えば原因取引について争いがあっても,そのことだけで譲受人への支払を拒めるとは限らないが,債務者等を害することを知って取得した場合や,支払期日以後の譲渡記録請求による取得などには例外がある(電子記録債権法20条)。

3 消滅時効は原則3年

電子記録債権の消滅時効期間は,権利を行使することができる時から3年である。
原因となった売掛債権と同じ時効期間だと考えず,電子記録債権についての起算点と時効の完成を妨げる事情を別に確認する必要がある(電子記録債権法23条)。

通常のでんさいでは,記録された支払期日を基準に時効の起算を検討し,支払不能通知の到着日を起算点と考えない。
また,電子記録保証には民法458条が適用されないため,債務者に対する手続の効力が電子記録保証人にも当然に及ぶとはいえず,請求先ごとの時効管理が必要である(電子記録債権法34条,支払不能でんさいQ&A・Q4)。

催告だけで時効を永久に防げるわけではない。
現行民法150条の完成猶予は6か月であり,その間に再度催告しても更に延長されないため,裁判上の請求等又は承認の有無を別途確認する(民法147条・150条・152条)。

4 電子記録債権はいつなくなるか

有効な弁済による債務消滅と,支払等記録への反映は別の問題である。
口座間送金決済以外で支払った場合は,支払等記録を確認し,既払の債務が記録上残ることによる紛争を防ぐ必要がある(電子記録債権法24条・25条,支払不能でんさいQ&A・Q5~Q7)。
また,債務者が電子記録債権を取得しただけでは,通常の混同によって当然には消滅せず,混同を原因とする支払等記録が必要である(電子記録債権法22条)。

3年という消滅時効期間と,記録原簿に情報を保存する期間も同じではない。
時効による処理では援用や完成猶予・更新の有無を検討し,記録の保存・消去だけで権利の有無を決めない(電子記録債権法23条・86条,民法145条)。

第4 支払不能と異議申立て

1 取引停止処分の仕組み

でんさいネットには支払不能処分制度があり,支払不能通知の対象となったでんさいの支払期日から6か月以内の日を支払期日とする別のでんさいで,2回目の支払不能となった場合には,原則として取引停止処分の対象となる。
もっとも,第0号支払不能事由や,第2号支払不能事由について所定の異議申立てがされた場合などには除外があるため,単に未決済が2件あったというだけでは判断できない(業務規程47条・48条・23頁)。

資金不足等に関する第1号支払不能事由と,原因契約の不履行などに関する第2号支払不能事由は区別される。
第2号は,その抗弁を当該債権者に対抗できることを前提とするため,原因取引の紛争があることだけで処理を選べるわけではない(業務規程細則42条2項・43条・21頁~22頁)。

2 異議申立期限と預託金

第2号支払不能事由についての異議申立ては,支払期日の前銀行営業日までに,債務者の窓口金融機関に行う必要がある。
支払期日を過ぎてから申し立てればよい制度ではなく,手続は窓口金融機関の定めによる(業務規程細則46条・23頁)。

さらに,原則として債権金額相当額の異議申立預託金を預け入れる必要がある。
こちらの期限は,支払期日までの日時で窓口金融機関が指定する日時であるから,異議申立ての期限と分けて確認する(業務規程50条2項・24頁)。

不正作出を理由とする場合にも,預託金は当然には免除されない。
免除の申立てを行い,でんさい事故調査会が理由のあるものと認めるなど,細則の要件を満たす必要がある(業務規程細則47条・23頁)。

この異議申立ては,支払不能処分制度上の手続であり,支払義務がないことを確定する裁判ではない。
業務規程は支払義務に関する裁判の確定等を別途予定しているので,処分への対応と,債権者との民事上の紛争の解決は分けて考えることになる(業務規程50条・51条・24頁~25頁)。

3 未入金を確認した債権者の対応

債権者は,記録された支払期日と入金状況を確認し,債務者及び電子記録保証人への請求を検討する。
支払不能通知を待つ必要はなく,保証記録,支払履歴及び請求先ごとの時効期限を先に整理することになる(支払不能でんさいQ&A・Q1~Q4)。
請求から回収資料の確保,異議申立預託金への対応,保証人の支払後の記録までの手順は,「でんさいが支払不能になったら―債権回収,保証人への請求,支払等記録」で説明する。

第5 取適法による支払規制と手形交換の終了

1 満期と法定支払期日を分ける

取適法は,すべての企業間取引に適用される法律ではない。
対象となる委託取引については,令和8年1月1日以後の発注から新しい支払規制が適用され,支払期日は原則として給付の受領等から60日以内のできる限り短い期間内に定めなければならない(取適法2条・3条及び令和7年法律第41号附則)。

手形以外の方法でも,支払期日までに代金相当額の金銭を得ることが困難な支払手段を用いることは,支払遅延の禁止に含まれる。
したがって,電子記録債権が民事上有効に成立していることだけでは,取適法上の支払義務を果たしたことにならない(取適法5条1項2号)。

公正取引委員会のQ&Aは,受取側が支払期日までに現金化するための割引操作を必要とする場合には,発注側が割引料を負担しても支払遅延に当たると説明している。
一方,電子記録債権の満期が支払期日より後でも,受取側の割引操作を要せず,かつ,支払期日までに代金全額の現金を得られる場合は,支払遅延に当たらないとしている(公正取引委員会「よくある質問コーナー(取適法)」Q80)。

2 手数料負担と満額の受領

同Q&AのQ81は,受取手数料やシステム利用に係る手数料を受取側に負担させることは,合意の有無にかかわらず違反になるとしている。
代金額だけでなく,手数料控除後に満額を受け取れるかを確認する必要がある(公正取引委員会Q&A・Q81)。

手数料を一時的に受取側が負担する取扱いと,最終的に負担させる取扱いは区別される。
同Q&Aでは,一時負担については事前に書面又は電磁的記録で合意し,支払期日までにその分を支払い,期日までに満額の現金を得られるようにすることや,所定の記録を残すことが示されている(公正取引委員会Q&A・Q71及び一括決済方式についてのQ82)。

手形払の禁止と旧通達の沿革については,「取適法における手形払の禁止と手形通達の沿革」を参照されたい。

3 令和9年3月31日に終了するもの

全国銀行協会は,手形・小切手の交換を令和9年3月31日で終了し,電子交換所のすべての交換を令和11年6月29日で終了する方針を公表している。
これは交換制度の終了時期であり,令和9年4月1日以後に手形・小切手が法律上当然に無効になるという意味ではない(全国銀行協会・令和8年6月18日公表資料)。

個別の金融機関の取扱終了日等は,この交換終了日と同じとは限らない(前記全国銀行協会公表資料の注記)。
でんさいへの切替えを検討するときは,取引金融機関の受付状況と,取適法対象取引での支払条件をそれぞれ確認することになる。

4 金融機関の最終振出期限と移行実務

公正取引委員会及び中小企業庁の令和8年9月2日要請によれば,多くの金融機関は令和8年9月30日を手形・小切手の最終振出期限としている。
もっとも,これは全国一律の法定期限ではなく,各金融機関の取扱いであるため,発行期限,取立受付期限,代替サービス及び必要な契約手続を個別に確認する必要がある。

でんさい等への切替えでは,単に支払手段の名称を変更するだけでは足りない。
取適法対象取引では,支払期日までに受取側の割引操作を要せず,手数料等を含む代金満額の現金を得られる設計かを確認し,対象外取引についても令和9年4月1日施行の支払告示と令和8年9月2日要請を踏まえて支払サイトを点検する必要がある。

取適法,支払告示,令和8年9月2日要請及び銀行実務の期限を横断的に確認する場合は,「約束手形利用廃止と支払条件の見直し―取適法・支払告示・銀行期限(AI作成)」を参照されたい。

第6 差押えの対象と確認資料

1 原因債権の差押えとでんさいの差押え

売掛債権を差し押さえることと,その支払のために発生した電子記録債権を差し押さえることは同じではない。
特に,売掛債権を差押債権者へ移す転付命令を得る場合には,電子記録債権の発生・支払と,命令の送達の前後関係が問題となる。

最高裁令和5年3月29日第三小法廷決定(令和4年(許)第13号,民集77巻3号819頁)は,第三債務者が差押命令の送達前に,売掛債権の支払のために電子記録債権を発生させ,転付命令の送達後にその支払をした場合を取り上げている。
この条件では,電子記録債権の支払による原因債権の消滅を差押債権者に対抗できる一方,転付命令によって執行債権等が弁済されたとみなされる効果も妨げられないと判断した(決定全文2頁~3頁)。

つまり,差押債権者が現実に回収できるかと,転付命令により自分の請求権が弁済された扱いになるかは,別の問題となる。
なお,同決定は電子記録債権の支払時期等について更に審理を尽くさせるために破棄差戻しをしており,その支払時期を確定したものではない。

電子記録債権自体を対象とする保全については,「電子記録債権・でんさいの仮差押え」で,債権の特定や送達・決済停止との関係を説明している。

2 利用者が先に確認する資料

本記事では,取引内容や支払の食い違いを調べる際の最初の確認対象を,次の資料とする。
まず自社が持つ資料を照合し,不足する記録は請求資格と開示範囲を確認して取得するという順序である。

①発生・譲渡・保証・支払等の記録内容や通知。
②原因取引の契約書・注文書・請求書と,支払方法についての合意。
③支払期日,実際の入出金日及び手数料の負担が分かる資料。
④異議申立てを検討する場合の,窓口金融機関の受付期限と預託金の案内。

電子記録の開示は,誰でも他人の記録を自由に取得できる制度ではない。
法律及び業務規程は,請求できる者と開示事項の範囲を定めている(電子記録債権法87条,業務規程57条・26頁)。

銀行の相殺・商事留置権や倒産時の取扱いについては,「でんさい決済と銀行の相殺・商事留置権」を参照されたい。

第7 出典・参考資料

1 法令

①電子記録債権法(平成19年法律第102号,e-Gov法令検索)。
②製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律(取適法,昭和31年法律第120号,e-Gov法令検索)。
③手形法(昭和7年法律第20号,e-Gov法令検索)。

2 裁判例

①最高裁令和5年3月29日第三小法廷決定(令和4年(許)第13号,民集77巻3号819頁,裁判所ウェブサイト)。
②最高裁昭和33年3月20日第一小法廷判決(昭和32年(オ)第926号,民集12巻4号583頁,裁判所ウェブサイト)。

3 行政機関の解説

①金融庁・法務省「電子記録債権―事業資金を調達するためのあたらしい金融手段」1頁~2頁・10頁Q1(PDF2頁目~3頁目・11頁目)。
②公正取引委員会「よくある質問コーナー(取適法)」Q71・Q80~Q82。
③公正取引委員会・中小企業庁「約束手形等の利用の廃止及び支払の適正化に向けた取組等に関する要請」(令和8年9月2日)。

4 記録機関の業務規程

①でんさいネット「業務規程」(令和6年11月18日改正版)。
②でんさいネット「業務規程細則」(令和6年11月18日改正版)。

5 記録機関・金融界の説明資料

①でんさいネット「電子記録債権とは」。
②全国銀行協会「電子交換所の交換廃止時期の決定および手形・小切手交換廃止時期の明確化について」(令和8年6月18日)。
③全国銀行協会「紙の手形・小切手利用廃止へ」。

6 会計処理の資料

企業会計基準委員会実務対応報告第27号「電子記録債権に係る会計処理及び表示についての実務上の取扱い」(平成21年4月9日)1頁~3頁。