37期の裁判官

小川秀樹裁判官(37期)の経歴

生年月日 S32.5.21
出身大学 東大
退官時の年齢 65歳
R4.5.21 定年退官
R2.10.19 ~ R4.5.20 広島高裁長官
H31.3.20 ~ R2.10.18 東京高裁9民部総括
H29.10.24 ~ H31.3.19 千葉地裁所長
H29.7.7 ~ H29.10.23 東京高裁特別部部総括
H27.10.2 ~ H29.7.6 法務省民事局長
H27.4.1 ~ H27.10.1 東京地裁48民部総括
H27.1.9 ~ H27.3.31 東京地裁48民判事
H26.7.18 ~ H27.1.8 東京高裁11民判事
H24.1.17 ~ H26.7.17 法務省大臣官房司法法制部長
H22.8.10 ~ H24.1.16 法務省大臣官房秘書課長
H21.1.5 ~ H22.8.9 法務省民事局総務課長
H19.1.16 ~ H21.1.4 法務省民事局民事第二課長
H17.1.10 ~ H19.1.15 法務省民事局商事課長
H15.4.1 ~ H17.1.9 法務省大臣官房参事官(民事担当)
H11.7.26 ~ H15.3.31 法務省民事局参事官
H2.8.20 ~ H11.7.25 法務省民事局付
H2.7.2 ~ H2.8.19 東京地裁判事補
S62.4.1 ~ H2.7.1 仙台家地裁判事補
S60.4.12 ~ S62.3.31 東京地裁判事補

*1 以下の記事も参照してください。
・ 歴代の広島高裁長官
・ 歴代の千葉地裁所長
・ 歴代の法務省民事局長
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 行政機関等への出向裁判官
・ 判検交流に関する内閣等の答弁
*2 広島大学法学部HPに「小川秀樹広島高等裁判所長官による講演が行われました」(2021年6月30日実施分)が載っています。

定塚誠裁判官(37期)の経歴

生年月日 S32.8.27
出身大学 東大
退官時の年齢 65歳
R4.8.27 定年退官
R1.6.22 ~ R4.8.26 東京高裁21民部総括
R1.5.13 ~ R1.6.21 東京高裁第2特別部総括
H29.10.25 ~ R1.5.12 札幌地裁所長
H29.7.7 ~ H29.10.24 東京高裁特別部部総括
H27.4.10 ~ H29.7.6 法務省訟務局長
H27.4.1 ~ H27.4.9 法務大臣官房付
H25.4.1 ~ H27.3.31 東京高裁19民判事
H23.4.1 ~ H25.3.31 東京地裁38民部総括
H21.4.1 ~ H23.3.31 最高裁情報政策課長
H19.4.1 ~ H21.3.31 東京地裁3民部総括
H18.2.3 ~ H19.3.31 東京地裁判事
H16.8.1 ~ H18.2.2 東京高裁24民判事
H13.4.1 ~ H16.7.31 最高裁行政局第一課長
H11.4.1 ~ H13.3.31 最高裁行政局第二課長
H9.4.1 ~ H11.3.31 最高裁行政局参事官
H7.4.12 ~ H9.3.31 横浜地裁判事
H7.4.1 ~ H7.4.11 横浜地裁判事補
H6.7.15 ~ H7.3.31 東京地裁判事補
H4.7.15 ~ H6.7.14 内閣官房内閣外政審議室事務官
H4.4.1 ~ H4.7.14 最高裁民事局付
H1.8.1 ~ H4.3.31 新潟地家裁判事補
S60.4.12 ~ H1.7.31 東京地裁判事補

*0 令和4年10月1日に第一東京弁護士会で弁護士登録をして,AI-EI法律事務所(東京都千代田区内幸町)に入所しました(同事務所HPの「所属弁護士紹介」参照)。
*1の1 以下の記事も参照してください。
・ 高裁の部総括判事の位置付け
・ 毎年6月開催の長官所長会同
・ 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
・ 歴代の法務省訟務局長
・ 歴代の最高裁判所情報政策課長
・ 最高裁判所裁判官及び事務総局の各局課長は襲撃の対象となるおそれが高いこと等
・ 最高裁判所が作成している,最高裁判所判事・事務総局局長・課長等名簿
・ 判事補の外部経験の概要
・ 行政機関等への出向裁判官
*1の2 令和元年8月9日付の東京高裁の開示文書によれば,定塚誠裁判官が令和元年5月13日に東京高裁第2特別部部総括となり,同年6月22日に東京高裁21民部総括となったことがわかります。
*2の1 「裁判実務シリーズ7 行政関係訴訟の実務 単行本(ソフトカバー)」(平成27年1月28日出版)の編著者です。
*2の2 判例時報2519号(2022年7月21日号)に「わくわくする民事訴訟法改正-いよいよ「6か月以内の迅速審理」がスタートする」を寄稿しています。
*3 定塚由美子 厚生労働省大臣官房長の略歴書(令和元年7月2日現在)を掲載しています。
*4 37期の定塚誠弁護士(元東京高裁21民部総括。AI-EI法律事務所顧問弁護士),38期の杉原麗弁護士(元東京地裁判事補。霞総合法律事務所),47期の森倫洋弁護士(元福岡地家裁判事補。AI-EI法律事務所代表弁護士)令和5年9月13日に設置が発表されたジャニーズ事務所の被害者救済委員会の委員に就任しました(株式会社ジャニーズ事務所HP「故ジャニー喜多川による性加害問題に関する被害補償及び再発防止策について」参照)。

八木一洋裁判官(37期)の経歴

生年月日 S35.1.8
出身大学 東大
R7.1.8 定年退官
R5.4.28 ~ R7.1.7 名古屋高裁長官
R3.7.16 ~ R5.4.27 最高裁首席調査官
H30.1.5 ~ R3.7.15 東京高裁15民部総括
H28.9.5 ~ H30.1.4 前橋地裁所長

H27.8.16 ~ H28.9.4 東京地裁民事部第一所長代行
H26.10.15 ~ H27.8.15 東京地裁民事部第二所長代行(9民部総括)(保全部)

H26.10.2 ~ H26.10.14 東京地裁9民部総括(保全部)
H19.6.1 ~ H26.10.1 東京地裁3民部総括
H18.8.7 ~ H19.5.31 東京高裁7民判事
H12.8.10 ~ H18.8.6 内閣法制局第一部参事官
H8.4.7 ~ H12.8.9 最高裁調査官
H7.4.12 ~ H8.4.6 東京地裁判事
H6.4.1 ~ H7.4.11 東京地裁判事補
H3.4.1 ~ H6.3.31 福岡地家裁判事補
H1.4.1 ~ H3.3.31 通産省通商政策局国際経済部事務官
S63.8.1 ~ H1.3.31 最高裁民事局付
S60.4.12 ~ S63.7.31 東京地裁判事補


*1 以下の記事も参照して下さい。
 歴代の名古屋高裁長官
 高等裁判所長官事務打合せ
 高等裁判所長官任命の閣議書
 親任式及び認証官任命式
・ 歴代の最高裁判所首席調査官
・ 高裁の部総括判事の位置付け
・ 東京地裁の歴代の第一所長代行
・ 内閣法制局参事官経験のある裁判官
・ 最高裁判所調査官
・ 行政機関等への出向裁判官
*2 以下の資料を掲載しています。
・ 八木一洋名古屋高裁長官の事務視察に関する通知(令和5年9月27日付)及び視察資料
→  福井地家裁本庁,敦賀支部及び武生支部並びに小浜簡裁を視察しました。

・ 八木一洋名古屋高裁長官の就任記者会見(令和5年5月9日開催分)の関係文書
・ 平木正洋 大阪高等裁判所長官及び八木一洋 名古屋高等裁判所長官任命の閣議書(令和5年3月24日付)

*3 共著者として「民事保全の実務(第3版増補版)(上)」及び「民事保全の実務(第3版増補版)(下)」を執筆しています。
*4 日本経済新聞HPに「「八木一洋」のニュース一覧」が載っています。
*5 福岡地裁平成4年4月16日判決(判例秘書に掲載。担当裁判官は17期の川本隆37期の八木一洋及び42期の佐々木信俊)は,いわゆるセクシャル・ハラスメントの法理につき初の本格的な司法判断を示した裁判例となりました。

都築政則裁判官(37期)の経歴

生年月日 S30.2.28
出身大学 東大
R2.2.28  定年退官
H29.2.6 ~ R2.2.27 東京高裁19民部総括
H27.4.13 ~ H29.2.5 新潟地裁所長
H27.4.10 ~ H27.4.12 東京高裁判事
H25.8.1 ~ H27.4.9 法務省大臣官房訟務総括審議官
H23.2.14 ~ H25.7.31 東京地裁26民部総括
H22.4.1 ~ H23.2.13 東京高裁22民判事
H21.4.1 ~ H22.3.31 法務省大臣官房審議官(訟務担当)
H20.4.1 ~ H21.3.31 法務省大臣官房訟務企画課長
H19.4.1 ~ H20.3.31 法務省大臣官房民事訟務課長
H17.4.1 ~ H19.3.31 法務省大臣官房行政訟務課長
H16.4.1 ~ H17.3.31 法務省大臣官房財産訟務管理官
H13.1.6 ~ H16.3.31 法務省大臣官房参事官(訟務担当)
H11.4.1 ~ H13.1.5 東京地裁判事
H8.4.1 ~ H11.3.31 法務省訟務局付
H5.4.1 ~ H8.3.31 札幌法務局訟務部付
H5.3.25 ~ H5.3.31 札幌地裁判事補
H2.4.1 ~ H5.3.24 浦和地家裁判事補
S62.4.1 ~ H2.3.31 福島地家裁判事補
S60.4.12 ~ S62.3.31 東京地裁判事補

*1 以下の記事も参照して下さい。
・ 高裁の部総括判事の位置付け
・ 毎年6月開催の長官所長会同
・ 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 歴代の法務省訟務局長
・ 判事補の外部経験の概要
・ 行政機関等への出向裁判官
・ 判検交流に関する内閣等の答弁
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
*2 判例タイムズ1390号(2013年9月号)ないし1393号(2013年12月号)に「相続開始後の相続財産(不動産)の管理・使用に関する相続人間の訴訟をめぐる諸問題」を寄稿しています。
*3 令和2年7月1日,公害等調整委員会委員に就任しました(公害等調整委員会HP「機関誌「ちょうせい」第102号(令和2年8月)」「公害等調整委員会新委員紹介」参照)。

尾島明裁判官(37期)の経歴

生年月日 S33.9.1
出身大学 東大
定年退官発令予定日 R10.9.1
R4.7.5 ~ 最高裁判事
R3.7.16 ~ R4.7.4 大阪高裁長官
H30.1.9 ~ R3.7.15 最高裁首席調査官
H29.1.1 ~ H30.1.8 東京高裁16民部総括
H28.2.22 ~ H28.12.31 静岡地裁所長
H24.3.9 ~ H28.2.21 最高裁民事上席調査官
H21.7.27 ~ H24.3.8 東京地裁23民部総括
H20.8.1 ~ H21.7.26 東京高裁9民判事
H15.8.1 ~ H20.7.31 内閣法制局第二部参事官
H15.4.1 ~ H15.7.31 東京高裁12民判事
H10.4.1 ~ H15.3.31 最高裁調査官
H7.4.12 ~ H10.3.31 横浜地裁判事
H6.4.1 ~ H7.4.11 横浜地裁判事補
H5.6.1 ~ H6.3.31 東京地裁判事補
H3.3.15 ~ H5.5.31 通産省通商政策局事務官
H3.2.12 ~ H3.3.14 最高裁総務局付
S62.4.1 ~ H3.2.11 甲府家地裁判事補
S60.4.12 ~ S62.3.31 東京地裁判事補


*1 東弁リブラ2020年9月号の「元最高裁判所判事 鬼丸かおる会員」に「インハウスで受けた事件の中で,現在の最高裁判所首席調査官,尾島明さんに判決をいただいた事件がありますが,その事件が非常にラッキーだったと思います。」と書いてあります。
*2 一般財団法人知的財産研究教育財団 知的財産研究所との共著で,「アメリカの最高裁判例を読む―21世紀の知財・ビジネス判例評釈集」(平成27年2月1日出版)を著しています。
*3の1 東京地裁昭和62年8月7日判決(担当裁判官は14期の生島三則30期の北秀昭及び37期の尾島明(ただし,填補のため署名押印せず。)。判例秘書に掲載。)は,昭和56年8月13日にロサンゼルスのホテルで発生した保険金目的の殺人未遂事件に関して昭和60年9月11日に愛人と一緒に逮捕された被告人に対し,懲役6年の判決を下しました(東京高裁平成6年6月22日判決(担当裁判官は12期の佐藤文哉15期の木谷明及び24期の平弘行。判例秘書に掲載)は被告人の控訴を棄却しました。)。
    なお,自白した愛人は東京地裁昭和61年1月8日判決(担当裁判官は10期の柴田孝夫31期の林秀文及び36期の渡邉弘)により懲役2年6月の実刑となりました。
*3の2 東京地裁昭和62年8月7日判決を掲載している判例タイムズ650号(昭和63年1月1日付)257頁には以下の記載があります。
    本件は、いわゆるロス疑惑としてジャーナリズムがいろいろな形で報道を繰り返した一連の事件のうち、被告人三浦和義に対する「一美さん殴打事件」(殺人未遂被告事件)の第一審判決である。
    事件の概要は、周知のとおり、被告人が保険金目当てに一美を殺害しようとして矢沢美智子を犯行に誘い入れ,同女と共謀のうえ、ロスアンゼルスのホテルの一室において、矢沢がハンマーようの凶器で一美の背後からその頭部を殴打したが殺害するには至らなかったという事案である。
(中略)
    被告人は当初から矢沢との共謀を否定し、矢沢が単独で一美に対し暴行に及んだものであると主張したため、被告人から一美殺害を依頼されたとする矢沢の供述の信用性が本件審理の焦点とされた。
*3の3 37期の尾島明裁判官は,令和4年7月5日の最高裁判所判事就任記者会見において以下の発言をしています(裁判所HPの「尾島明最高裁判事就任記者会見の概要」参照。改行を追加しています。)。
    私は、昭和60年、1985年の4月に判事補に任官して、東京地裁刑事部に配属されましたが、その後すぐに私のいた部に、その当時世間を大いに騒がせていた殺人未遂事件が係属したのです。
    これは、夫がその愛人と共謀して妻を保険金目的で殺害しようとして、外国のホテルに滞在中、その愛人がハンマーのような凶器で妻を殴って殺そうとしたという完全否認の事件でありました。
    マスメディアは大騒ぎで、毎回公判に傍聴希望者が3000人以上集まるというものでした。
    私は左陪席の裁判官として判決に至るまでこの事件に関わって、証拠の見方、事実認定の仕方だけでなくて、こういう事件の審理の仕方、手続の進め方、弁護人や検察官との対応、傍聴、広報、警備等についての事務局との連携など、刑事裁判の基本とそれから裁判は裁判官だけでするものではないことなどを実地に学ぶことができました。
    それは新人裁判官にとっては忘れることのできない強烈な体験でございました。
*4 54期の村田一広裁判官が執筆した「最高裁判所における口頭弁論の実情等について」(民事訴訟雑誌68巻(2022年3月20日付)68頁には「本稿を作成するに当たっては、尾島明大阪高等裁判所長官(前・最高裁判所首席調査官)より多くの示唆をいただいた。心より感謝を申し上げたい。」と書いてあります。
*5の1 以下の資料を掲載しています。
・ 尾島明最高裁判所判事の就任記者会見(令和4年7月5日実施分)に関する文書
・ 尾島明大阪高裁長官の就任記者会見(令和3年8月23日開催分)に関する文書
・ 尾島明大阪高裁長官任命の閣議書(令和3年6月11日付)


*5の2 以下の記事も参照してください。
・ 最高裁判所判事任命の閣議書
・ 最高裁判所裁判官の任命に関する各種説明
・ 最高裁判所裁判官等の公用車
・ 高輪1期以降の,裁判官出身の最高裁判所判事
・ 歴代の大阪高裁長官
 高等裁判所長官任命の閣議書
・ 高裁長官人事のスケジュール
・ 高裁の部総括判事の位置付け
・ 歴代の最高裁判所首席調査官
・ 内閣法制局参事官経験のある裁判官
・ 最高裁判所調査官
・ 行政機関等への出向裁判官

菅野雅之裁判官(37期)の経歴

生年月日 S36.3.7
出身大学 東大
定年退官発令予定日 R8.3.7
R6.8.16 ~ 大阪高裁長官
R5.5.25 ~ R6.8.15 仙台高裁長官
R2.10.26 ~ R5.5.24 知財高裁第4部部総括
H29.7.9 ~ R2.10.25 東京高裁4民部総括
H28.6.25 ~ H29.7.8 宇都宮地裁所長
H26.7.18 ~ H28.6.24 最高裁民事局長
H24.3.9 ~ H26.7.17 東京地裁30民部総括
H24.1.10 ~ H24.3.8 東京高裁15民判事
H20.4.1 ~ H24.1.9 最高裁審議官
H19.4.1 ~ H20.3.31 東京地裁50民部総括
H18.4.1 ~ H19.3.31 東京地裁判事
H17.4.1 ~ H18.3.31 東京高裁16民判事
H14.8.1 ~ H17.3.31 最高裁民事局第一課長
H11.7.1 ~ H14.7.31 最高裁民事局第二課長
H8.8.1 ~ H11.6.30 最高裁民事局参事官
H7.4.12 ~ H8.7.31 東京地裁判事
H7.4.1 ~ H7.4.11 東京地裁判事補
H4.7.1 ~ H7.3.31 神戸地裁判事補
H2.7.2 ~ H4.6.30 大蔵省国際金融局開発金融課課長補佐
→ 大蔵省国際金融局は,平成10年6月22日に大蔵省国際局となり,平成13年1月6日に財務省国際局となりました。
H1.7.5 ~ H2.7.1 最高裁民事局付
S60.4.12 ~ H1.7.4 東京地裁判事補

*1 以下の記事も参照してください。
・ 歴代の大阪高裁長官
・ 歴代の仙台高裁長官
・ 高等裁判所長官事務打合せ
・ 高等裁判所長官任命の閣議書
・ 歴代の最高裁判所民事局長兼行政局長
・ 歴代の最高裁判所審議官
*2 以下の資料を掲載しています。
・ 中山孝雄 広島高等裁判所長官及び菅野雅之 仙台高等裁判所長官任命の閣議書(令和5年4月21日付)
*3の1 知財高裁令和3年3月18日判決(担当裁判官は37期の菅野雅之43期の本吉弘行及び45期の中村恭)は,音楽教室における生徒の演奏行為の演奏主体を生徒であるとした事例であり,最高裁令和4年10月24日判決によって支持されました。
*3の2 キャッツアイクラブ事件に関する 最高裁昭和63年3月15日判決は,カラオケ伴奏による客の歌唱につきカラオケ装置を設置したスナック等の経営者が演奏権侵害による不法行為責任を負うとされた事例です。
*3の3 骨董通り法律事務所ブログ「「ついにJASRAC・音楽教室裁判が最高裁決着 論点と、判決の影響をもう一度駆け足で考えてみる」」が載っています。