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(AI作成)最高裁判所裁判官等の公用車

◯本記事は,山中理司弁護士が情報公開請求により取得した開示文書(各役職の調達価格別紙,自動車検査証,売買契約書,自賠責保険証明書,入札説明書)をもとに,AIが事実関係を整理・執筆したものである。金額・型式・諸元はいずれも開示文書の記載に基づく。

目次

第1 最高裁判所等の公用車の概要

1 本記事の要点

最高裁判所長官をはじめとする最高裁判所等の幹部には,運転手付きの公用車が配備されている。情報公開請求により,その車種・取得価格・取得時期,さらには自動車検査証(車検証)の表面,売買契約書,自賠責保険証明書,入札説明書が開示された。

判明した事実の要点は次のとおりである。

使用者(役職)車種取得年月日取得価額台数
最高裁判所長官トヨタ レクサス LS600hL2014年3月24日15,435,900円1
最高裁判所判事トヨタ クラウン(マジェスタ〜ロイヤルサルーン)2012年6月26日〜2019年2月14日4,684,785〜6,438,890円14
最高裁判所事務総長トヨタ クラウン2014年3月18日4,653,285円1
最高裁判所首席調査官トヨタ クラウン2014年3月18日4,653,285円1
司法研修所長トヨタ クラウン2014年3月25日4,634,383円1
裁判所職員総合研修所長トヨタ カムリ ハイブリッド2016年3月24日3,176,525円1

取得価額は付属品・消費税を含む取得総額である。いずれもトヨタ系のハイブリッド車であり,車格は役職の序列におおむね対応している。

2 「公用車」の定義と対象となる幹部裁判官

(1) 公用車の定義

公用車とは,専ら人の移動に使用することを目的とする運転手付の車両であって,特定の職員が終日又は一日のうち一定の時間帯において,専用として又は優先して使用するものをいう(平成28年3月15日付の参議院議員有田芳生君提出国の公用車の使用に関する質問に対する答弁書参照)。

(2) 送り迎えの公用車がある幹部裁判官

以下の幹部裁判官については,送り迎えの公用車がある(平成31年2月22日の衆議院法務委員会における,42期の笠井之彦最高裁判所経理局長の答弁参照)。

ア 最高裁判所長官
イ 最高裁判所判事14名
ウ 最高裁判所事務総長
エ 最高裁判所首席調査官
オ 司法研修所長
カ 裁判所職員総合研修所長
キ 高等裁判所長官8名
ク 知的財産高等裁判所所長
ケ 地方・家庭裁判所所長71名

3 開示文書の一覧

(1) 各役職の調達価格・調達時期・車種・車検証

各役職の公用車について,調達価格・調達時期・車種が分かる文書,及び自動車検査証が開示されている。

ア 最高裁判所長官の公用車の調達価格,調達時期及び車種が分かる文書,並びに車検証
イ 最高裁判所判事の公用車14台の調達価格,調達時期及び車種が分かる文書,並びに車検証
ウ 最高裁判所事務総長の公用車の調達価格,調達時期及び車種が分かる文書,並びに車検証
エ 最高裁判所首席調査官の公用車の調達価格,調達時期及び車種が分かる文書,並びに車検証
オ 司法研修所長の公用車の調達価格,調達時期及び車種が分かる文書,並びに車検証
カ 裁判所職員総合研修所長の公用車の調達価格,調達時期及び車種が分かる文書,並びに車検証

(2) 最高裁判所長官の公用車に関する調達関係文書

最高裁判所長官の公用車については,さらに次の文書が開示されている。

ア 最高裁判所長官の公用車の調達関係文書(入札説明書,性能等証明書,開札経過調書等)
イ 最高裁判所長官の公用車に関する売買契約書(平成25年12月24日付)
ウ 最高裁判所長官の公用車に関する自賠責保険証明書

これらの開示文書では,車両番号(自動車登録番号)及び車台番号が黒塗りとされている。これは,行政機関の保有する情報の公開に関する法律(平成11年法律第42号。以下「情報公開法」という。)第5条第4号(公共の安全等に関する情報)及び第6号(事務又は事業に関する情報)に該当することを理由とする。すなわち,車両を特定し得る情報を公にすると,当該職員を狙った犯罪行為を誘発し,又は警備上の事務の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがあるため,不開示とされている。販売業者の印影は同条第2号イ(法人等の正当な利益)により不開示とされている。

第2 最高裁判所長官の公用車(レクサスLS600hL)

1 車種・取得価格・取得時期

最高裁判所長官の公用車は,2014年(平成26年)3月24日に取得総額15,435,900円で取得したトヨタ・レクサスLS600hLである。

レクサスLSの位置づけについて,Car Watchの「写真で見るトヨタ「レクサス LS600hL」」には,「トヨタの高級車ブランド「レクサス」。その中でもトップに位置するのが「LS」である。前身は1994年4月にトヨタのフラッグシップサルーンとして発売された「セルシオ」。」と記載されている。すなわちLSはレクサスの最上位に位置するセダンである。

2 自動車検査証から判明する諸元

開示された自動車検査証(平成31年3月4日交付・東京運輸支局長)の記載は次のとおりである。

車名・型式レクサス/DAA-UVF46
原動機の型式・総排気量2UR(2UR-FSE型)/4.96リットル(4,968cc)
燃料の種類ガソリン(ハイブリッド車)
自動車の種別・用途・自家用/事業用普通/乗用/自家用
乗車定員5人
車両重量/車両総重量2,370kg/2,645kg
長さ・幅・高さ521cm×187cm×147cm
初度登録年月/有効期間の満了する日平成26年3月/平成33年3月16日
所有者最高裁判所(東京都千代田区隼町4-2)
自動車重量税額25,000円(本則税率適用)
走行距離計表示値64,100km(平成31年3月4日)
最高裁判所長官の公用車(レクサスLS600hL)の自動車検査証

最高裁判所長官の公用車の車検証

3 売買契約書から判明する事実(センチュリーからの買換え)

(1) 交換契約の構造

平成25年12月24日付の売買契約書によれば,この取得は,旧長官車であるトヨタ・センチュリー(平成10年式・型式E-GZG50)を下取りに出してレクサスLS600hLへ買い換える「交換契約」であった。発注者は最高裁判所(最高裁判所事務総局経理局長),受注者は東京トヨタ自動車株式会社である。

区分内訳金額
受け入れる車(新車)レクサスLS600hL本体(税抜)13,714,286円
付属品計986,572円
消費税計735,042円
新車合計15,435,900円
引き渡す車(下取り)トヨタ センチュリー(平成10年式・E-GZG50)下取合計435,870円
交換差金(実際の支払額)15,435,900−435,87015,000,030円

すなわち,車種一覧に表れる取得価額15,435,900円は付属品・消費税を含む新車の総額であり,センチュリーの下取り(435,870円)を差し引いた実際の支払額(交換差金)は15,000,030円である。

(2) 付属品の内訳

付属品986,572円の内訳は,スタッドレスタイヤ(アルミホイール付4本セット)・フィルム428,572円,フラッグポール一式190,000円,ハーフシートカバー(2セット)120,000円,フロアマット110,000円,読書灯52,000円,サイドバイザー50,000円,SPミラー36,000円である。フラッグポール(車標旗用),後席の読書灯,SPミラーといった装備は,運転手付きで後席に座って利用する車両の装備構成である。

最高裁判所長官の公用車の品目,規格,数量及び単価が書いてある文書(売買契約書からの抜粋)
最高裁判所長官の公用車の品目,規格,数量及び単価が書いてある文書

4 調達プロセス(総合評価落札方式による入札)

開示された入札説明書によれば,調達は一般競争入札であり,価格と環境性能を総合的に評価する総合評価落札方式が採られていた。件名は「乗用自動車の交換購入」であり,排気量別に5区分(長官車は「4,900cc以上5,000cc未満ハイブリッド」区分)に分けて実施された。

主なスケジュールは,入札公告が平成25年10月11日(官報),入札書締切が同年12月2日,開札が同年12月3日午後1時30分であった。契約は平成25年12月24日,納入期限は平成26年3月31日である。性能等証明書では,長官車の区分の燃費目標値が11.6km/L(JC08モード)と定められており,環境性能が点数化されていた。

5 自賠責保険の変遷

自賠責保険(自動車損害賠償保障法(昭和30年法律第97号)第5条に基づく強制保険)の証明書は3通開示されている。引受保険会社は,あいおいニッセイ同和損害保険(平成26年・36か月・39,120円)から,AIU損害保険(平成29年・24か月・27,840円),三井住友海上火災保険(平成31年・24か月・25,830円)へと推移している。保険期間が連続し,走行距離も5年で約64,100km(年12,000〜13,000km程度)であることから,同一車両を継続して使用していることが確認できる。

第3 最高裁判所判事14台の公用車

1 14台の車種・取得価格の一覧

最高裁判所判事の公用車14台は,平成26年3月18日から平成30年2月5日までの間に4,684,785円から6,438,890円の間で取得されたと公表されているが,開示された調達価格別紙及び自動車検査証によれば,実際には2012年から2019年にかけて取得された車種・グレードの異なる混成である。

取得年月日車種・型式エンジン取得価額台数
2018年2月5日クラウンマジェスタ(GWS214)3.5L V6 HV6,438,890円1
2012年6月26日クラウンハイブリッド Gパッケージ(GWS204)3.5L V6 HV5,775,000円1
2019年2月14日クラウン(15代目)ハイブリッドS(AZSH20)2.5L HV5,390,982円2
2016年3月16日クラウンロイヤルハイブリッド ロイヤルサルーン(AWS210)2.5L HV5,306,337円2
2018年3月5日クラウンロイヤルサルーン(AWS210)2.5L HV5,160,480円1
2014年3月18日クラウンハイブリッド ロイヤルサルーン(AWS210)2.5L HV4,684,785円7

合計14台である。取得時期に応じて少しずつ更新されているため,3.5リットルV6のマジェスタ・Gパッケージから,2.5リットルのロイヤルサルーンまでが混在している。

2 グレードと世代の分析

(1) クラウンマジェスタ

最高額(6,438,890円・2018年取得)の1台は,6代目クラウンマジェスタ(S210系・型式GWS214)である。ホイールベースを延ばしたクラウン系の最上級で,3.5リットルV6(2GR-FSE)ハイブリッドを搭載する。

(2) クラウンハイブリッドGパッケージ

最古参(2012年取得)の1台は,13代目クラウン(200系・型式GWS204)のハイブリッド最上級「Gパッケージ」である。マジェスタ復活前の3.5リットルV6ハイブリッド旗艦に当たり,走行距離も判事車中で最も多い。

(3) クラウン(15代目)ハイブリッドS

2019年取得の最新2台は,2018年登場の15代目クラウン(220系・型式AZSH20)である。型式の先頭が新しい排出ガス記号「6AA-」で始まる点に世代の新しさが表れている。2.5リットル(A25A-FXS)ハイブリッドを搭載する。

(4) クラウンロイヤルサルーン(主力)

14台のうち10台は,14代目クラウン(210系・型式AWS210)の2.5リットルハイブリッド「ロイヤルサルーン」である。これが判事の公用車の主力であり,後輪駆動の標準的な上級セダンである。

第4 その他の幹部の公用車

1 事務総長・首席調査官

最高裁判所事務総長の公用車は,平成26年3月18日に4,653,285円で取得したトヨタ・クラウンである。最高裁判所首席調査官の公用車も,平成26年3月18日に4,653,285円で取得したトヨタ・クラウンである。首席調査官車の自動車検査証によれば,型式はDAA-AWS210(クラウンハイブリッド ロイヤルサルーン),車両重量1,650kg,全長489cmである。

2 司法研修所長

司法研修所長の公用車は,平成26年3月25日に4,634,383円で取得したトヨタ・クラウン(DAA-AWS210,クラウンハイブリッド ロイヤルサルーン)である。自動車検査証では使用の本拠の位置が埼玉県和光市とされ,所沢ナンバーで登録されている。

3 裁判所職員総合研修所長(カムリハイブリッド)

裁判所職員総合研修所長の公用車は,平成28年3月24日に3,176,525円で取得したトヨタ・カムリハイブリッド(DAA-AVV50)である。前輪駆動のセダンで,車両重量1,530kg,全長485cm。こちらも使用の本拠の位置は埼玉県和光市で,所沢ナンバーである。6つの役職区分のうちで最も実用的・低廉な車種である。

第5 各車のグレード・装備の解説

1 レクサスLS600hL

4代目レクサスLS(XF40系)のロングボディ・V8ハイブリッド・4WDの最上級である。2017年の5代目(LS500/LS500h)でV8が廃止されたため,V8を搭載する最後の世代のフラッグシップに当たる。動力は2UR-FSE型5.0リットルV8にモーターを組み合わせたハイブリッドで,フルタイム4WDである。契約書の型式「DAA-UVF46-AEXQH(Z)」は最上級のエグゼクティブパッケージ系であり,後席を独立2座とした仕様である。

2 クラウンマジェスタ(GWS214)

6代目クラウンマジェスタ(S210系)であり,クラウン系の最上級である。ホイールベースを延ばし,3.5リットルV6(2GR-FSE)ハイブリッドを搭載する後輪駆動車で,全長497cm・車両重量1,810kgである。

3 クラウンハイブリッドGパッケージ(GWS204)

13代目クラウン(200系)のハイブリッド最上級「Gパッケージ」である。3.5リットルV6ハイブリッドを搭載し,マジェスタ復活前の旗艦に当たる。全長487cm・車両重量1,840kgである。

4 クラウン(15代目)ハイブリッドS(AZSH20)

2018年登場の15代目クラウン(220系)である。2.5リットル(A25A-FXS)ハイブリッド・後輪駆動で,全長491cm・車両重量1,740kg。近接排気騒音は71dBで,旧型の96dB規制より厳しい新規制に対応している。

5 クラウンロイヤルサルーン(AWS210)

14代目クラウン(210系)の2.5リットルハイブリッド「ロイヤルサルーン」である。2.5リットル(2AR-FSE)ハイブリッド・後輪駆動で,全長489cm・車両重量1,650kg。最高裁判所判事10台・首席調査官・司法研修所長・事務総長で採用されており,本件で最も多く用いられている車種である。

6 カムリハイブリッド(AVV50)

9代目カムリ(50系)であり,日本仕様はハイブリッド専用であった。2.5リットル(2AR-FXE)ハイブリッド・前輪駆動で,全長485cm・車両重量1,530kg。後輪駆動のクラウンより一回り軽量・小型である。

第6 自動車検査証から読める税制・燃費・諸元のしくみ

1 自動車重量税とエコカー減税

自動車検査証の「自動車重量税額」は,次回車検までの期間に対応する税額である(自動車重量税法(昭和46年法律第89号)に基づく)。「本則税率適用」とは,当分の間の税率ではなく本来の税率によることを示す。「新規登録 免税措置済み」は,いわゆるエコカー減税により新車購入時の重量税が免税となったこと,「継続検査 50%減税措置済み」は,初回継続車検時に50%が減税されたことを意味する。エコカー減税は新車時に最も手厚く,継続車検ごとに段階的に縮小していくしくみである。本件では,最新のクラウン(AZSH20)・カムリ(AVV50)が免税となっており,環境性能の高さが税負担の軽減に結び付いている。

2 燃費基準の達成ラベル

「平成32年度燃費基準達成車」「平成27年度燃費基準20%(又は40%)向上達成車」は,国が定める燃費基準(JC08モード)に対する達成度を示すラベルである。新しい車ほど達成度が高い。この燃費性能は,前記の総合評価落札方式の入札で点数化されており,環境性能が落札者決定の要素となっていた。

3 諸元欄(型式・原動機・寸法・重量)の読み方

型式「DAA-」「6AA-」の先頭部分は,排出ガス・燃費性能の識別記号である(DAAは従来のハイブリッド等,6AAは新しい記号)。ハイフンの後(UVF46・AWS210・GWS214・AVV50・AZSH20)が車台の型式を表す。「原動機の型式」はエンジン型式(2UR・2GR・2AR・A25A),「総排気量」はリットル表示である。「車両重量」は空車重量,「車両総重量」は車両重量に乗車定員1名当たり55kgを加えた値であり,本件は全車5人乗りのため差は275kgである。前軸重と後軸重の合計は車両重量に一致する。

4 騒音規制

「平成10年騒音規制車・近接排気騒音規制値96dB」は,適用された騒音規制を示す。最新の15代目クラウン(AZSH20)では「平成28年騒音規制車・近接71dB」と,より厳しい新規制に移行している。

第7 治安関係者の公用車の車種等は不開示情報であること

裁判所の公用車については車種等が開示されているが,他方で,治安に関わる職員の公用車については車種・車両番号・色が不開示とされた例がある。

1 平成27年度(行情)答申第440号

平成27年度(行情)答申第440号(平成27年10月28日答申)には以下の記載がある。

防衛省及び警察庁の車両に関する情報 別表3の番号8欄に掲げる不開示部分には,防衛省運用企画局長,同統幕運用部長及び警察庁長官官房長が使用する車両の車種,車両番号及び色が記載されている。

当該部分は,これを公にすることにより,当該職員を狙ったテロ等の犯罪行為を誘発し,又はその実行を容易ならしめるなど,犯罪の予防,鎮圧又は捜査その他の公共の安全と秩序の維持に支障を及ぼすおそれがあると行政機関の長が認めることにつき相当の理由があると認められるので,法5条4号に該当し,不開示とすることが妥当である。

2 令和2年度(行情)答申第286号

令和2年度(行情)答申第286号(令和2年9月29日答申)には,法務省の補足説明として以下の記載がある。

法務大臣は,法務省の長である(法務省設置法2条2項)ところ,法務省は,法秩序の維持等を図ることを任務としており(同法3条1項),その所掌事務には,検察に関すること(同法4条7号),犯罪の予防に関すること(同条10号),刑及び勾留,少年院に送致する保護処分及び少年鑑別所に送致する観護の措置,補導処分並びに監置の裁判の執行に関すること(同条12号),破壊活動防止法の規定による破壊的団体の規制に関すること(同条19号),無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律の規定による無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関すること(同条20号)など,犯罪の予防又は捜査,公訴の維持,刑の執行を始めとした公共の安全と秩序の維持に関する事務が多数含まれている。

加えて,死刑は,法務大臣の命令により執行される(刑事訴訟法475条1項)。

以上に照らせば,法務大臣は,国務大臣の中でも,特に襲撃のおそれが高く,法務大臣が使用する公用車を特定し得る情報や装備等に関する情報について,法5条4号及び6号の不開示情報に該当することは明らかである。

これらの答申は,車両を特定し得る情報が情報公開法第5条第4号(公共の安全等)及び第6号(事務又は事業)に該当し得ることを示している。裁判所の公用車に関する開示でも,同様の理由により車両番号等が不開示とされている。

第8 公用車をめぐる関連論点

1 運転手の注意事項を記載した文書は存在しないこと

令和元年5月17日付の司法行政文書不開示通知書によれば,最高裁判所裁判官が乗車する公用車の運転手の注意事項が書いてある文書は存在しない。

2 公務としての公用車使用に関する判例

吉野川市,吉野川市教育委員会及び吉野川市民コンサート実行委員会が主催し,徳島県及び公益財団法人徳島県文化振興財団が共催して平成29年7月22日に開催された,とくしま国民文化祭記念管弦楽団の演奏会に出席することは徳島県の公務に該当するから,徳島県知事が公務として当該演奏会に出席し,そのために公用車を使用したことは適法であるとされた最高裁判所第二小法廷令和3年5月14日判決)。

3 国産の超高級車に関する参考記事

国産の超高級車については以下の記事が参考になる。

ア モータHPトヨタセンチュリーVSレクサスLSどっちが買い!?徹底比較
イ クラシーノHP【2018】日本一高い車ランキング15!世界に負けない国産の超高級車が凄い!

第9 関連記事

以下の記事も参照されたい。

ア 司法行政を担う裁判官会議,最高裁判所事務総長及び下級裁判所事務局長
イ 最高裁判所裁判官及び事務総局の各局課長は襲撃の対象となるおそれが高いこと等