幹部裁判官の経歴(35期~39期)

齋木利夫裁判官(39期)の経歴

生年月日 S35.8.26
出身大学 東大
定年退官発令予定日 R7.8.26
R5.5.8 ~ 仙台高裁秋田支部長
R3.11.25 ~ R5.5.7 横浜地家裁横須賀支部長
R1.6.11 ~ R3.11.24 千葉地裁松戸支部民事部部総括
H30.4.1 ~ R1.6.10 東京高裁5民判事
H26.4.1 ~ H30.3.31 さいたま家地裁川越支部判事
H23.4.1 ~ H26.3.31 東京高裁7民判事
H20.4.1 ~ H23.3.31 前橋地家裁太田支部長
H16.4.1 ~ H20.3.31 東京地裁判事
H13.4.1 ~ H16.3.31 札幌地家裁室蘭支部長
H10.4.1 ~ H13.3.31 東京地裁判事補
H9.4.10 ~ H10.3.31 函館地家裁判事
H7.4.1 ~ H9.4.9 函館地家裁判事補
H4.4.1 ~ H7.3.31 浦和地家裁判事補
H1.4.1 ~ H4.3.31 津地家裁四日市支部判事補
S62.4.10 ~ H1.3.31 大阪地裁判事補

堺徹裁判官(36期)の経歴

生年月日 S33.7.17
出身大学 東大
定年退官発令予定日 R10.7.17
R3.9.3 ~ 最高裁判事・一小
R2.7.17 ~ R3.7.16 東京高検検事長
H30.7.25 ~ R2.7.16 次長検事
H29.9.7 ~ H30.7.24 仙台高検検事長
H28.9.5 ~ H29.9.6 東京地検検事正
H26.7.18 ~ H28.9.4 東京高検次席検事
H25.7.5 ~ H26.7.17 東京地検次席検事
H24.7.12 ~ H25.7.4 福島地検検事正
H22.7.5 ~ H24.7.11 東京地検特捜部長
H22.1.18 ~ H22.7.4 東京地検公安部長
H20.9.1 ~ H22.1.17 東京地検交通部長
H18.4.1 ~ H20.8.31 東京高検検事
H17.4.1 ~ H18.3.31 大阪高検検事
H17.1.11 ~ H17.3.31 大阪地検検事
H12.4.1 ~ H17.1.10 東京地検検事
H10.4.1 ~ H12.3.31 旭川地検次席検事
H8.4.1 ~ H10.3.31 東京地検検事
H7.4.1 ~ H8.3.31 東京地検八王子支部検事
H4.4.1 ~ H7.3.31 法務大臣官房司法法制調査部付
H1.3.28 ~ H4.3.31 大津地検検事
S62.3.27 ~ H1.3.27 大阪地検検事
S60.3.25 ~ S62.3.26 札幌地検室蘭支部検事
S59.4.5 ~ S60.3.24 札幌地検検事

*1 以下の文書を掲載しています。
・ 岡正晶最高裁判所判事及び堺徹最高裁判所判事任命の閣議書(令和3年7月30日付)
・ 岡正晶最高裁判所判事及び堺徹最高裁判所判事の就任記者会見(令和3年8月27日実施分)に関する文書
*2 以下の記事も参照してください。
・ 最高裁判所判事任命の閣議書
・ 最高裁判所裁判官の任命に関する各種説明
・ 最高裁判所裁判官等の公用車
・ 最高裁判所裁判官の少数意見
・ 最高裁判所裁判官国民審査
・ 最高裁判所第一小法廷(着任順)
・ 検事総長,次長検事及び検事長任命の閣議書
・ 法務・検察幹部名簿(平成24年4月以降)

松谷佳樹裁判官(38期)の経歴

生年月日 S36.1.14
出身大学 東大
定年退官発令予定日 R8.1.14
R4.5.23 ~ 広島高裁松江支部長
R3.4.1 ~ R4.5.22 静岡地家裁浜松支部長
R2.4.1 ~ R3.3.31 東京高裁5民判事
H29.6.25 ~ R2.3.31 横浜家裁家事第2部部総括
H27.10.30 ~ H29.6.24 東京地裁立川支部4民部総括(破産再生執行保全部)
H27.4.1 ~ H27.10.29 東京高裁19民判事
H24.4.1 ~ H27.3.31 東京家裁家事第3部部総括
H21.4.1 ~ H24.3.31 福島地裁民事部部総括
H18.4.1 ~ H21.3.31 東京家裁判事
H14.4.1 ~ H18.3.31 水戸地家裁龍ヶ崎支部長
H11.4.1 ~ H14.3.31 徳島地家裁判事
H9.4.1 ~ H11.3.31 東京地裁判事
H6.4.1 ~ H9.3.31 法務省訟務局付
H5.4.1 ~ H6.3.31 東京地裁判事補
H3.4.1 ~ H5.3.31 那覇地家裁沖縄支部判事補
S63.4.1 ~ H3.3.31 金沢地家裁判事補
S61.4.11 ~ S63.3.31 東京地裁判事補

*1 以下の記事も参照して下さい
・ 高等裁判所支部
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所の専門部及び集中部
・ 判事補の外部経験の概要
・ 行政機関等への出向裁判官
・ 判検交流に関する内閣等の答弁
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
*2 広島高裁松江支部令和6年5月15日決定(裁判長は38期の松谷佳樹)は,定期検査による停止中で再稼働に向けた手続きが進む中国電力島根原発2号機(松江市)は地震や火山噴火など自然災害リスクを適切に考慮しておらず危険であるとして,島根,鳥取の両県の住民が申し立てた仮処分を退けました(産経新聞HPの「島根原発2号機の運転差し止め認めず 広島高裁松江支部、仮処分」参照)。

高橋亮介裁判官(38期)の経歴

生年月日 S34.1.14
出身大学 不明
退官時の年齢 64歳
R5.2.6 依願退官
R3.1.24 ~ R5.2.5 福岡高裁宮崎支部長
H30.4.1 ~ R3.1.23 福岡地家裁飯塚支部長
H27.8.14 ~ H30.3.31 福岡地裁小倉支部1民部総括(破産再生執行保全部)
H25.4.20 ~ H27.8.13 福岡地裁1民部総括
H22.4.1 ~ H25.4.19 福岡高裁4民判事
H18.4.1 ~ H22.3.31 熊本地裁2民部総括
H14.4.1 ~ H18.3.31 福岡地家裁小倉支部判事
H10.4.1 ~ H14.3.31 福岡地家裁判事
H8.4.11 ~ H10.3.31 大分地家裁判事
H3.4.1 ~ H8.4.10 鹿児島家地裁判事補
H1.4.1 ~ H3.3.31 大阪家地裁判事補
S63.4.1 ~ H1.3.31 大阪地家裁判事補
S61.4.11 ~ S63.3.31 福岡地裁判事補

*1 38期の高橋亮介裁判官は,令和5年3月6日,32期の松下潔公証人の後任として,福岡法務局所属の福岡公証役場の公証人に任命されました。
*2 以下の記事も参照してください。
・ 公証人の任命状況(2019年5月1日以降)→公証人への任命直前の,元裁判官,元検事等の経歴を記載したもの
・ 裁判官の早期退職
・ 50歳以上の裁判官の依願退官の情報
・ 高等裁判所支部
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
*3 最高裁令和6年7月8日判決は,退任取締役の退職慰労金について株主総会決議による委任を受けた取締役会がした,内規の定める基準額から大幅に減額した額を支給する旨の決議に裁量権の範囲の逸脱又はその濫用があるとはいえないとされた事例であって,宮崎地裁令和3年11月10日判決(担当裁判官は53期の古庄研55期の安木進及び71期の渡邊智弘)及び福岡高裁宮崎支部令和4年7月6日判決(担当裁判官は38期の高橋亮介49期の石山仁朗及び58期の新城博士)(いずれも裁判例も判例秘書に掲載されています。)を取り消しました(東京新聞HPの「退任慰労金の減額「適法」 テレビ宮崎前社長敗訴確定」参照)。

久保田浩史裁判官(39期)の経歴

生年月日 S36.3.20
出身大学 東大
定年退官発令予定日 R8.3.20
R6.3.9 ~ 岡山家裁所長
R4.5.23 ~ R6.3.8 福岡高裁4民部総括
R3.1.5 ~ R4.5.22 広島高裁松江支部長
H30.10.22 ~ R3.1.4 京都地裁5民部総括(破産再生執行保全部)
H28.4.4 ~ H30.10.21 京都地裁3民部総括(行政部)
H28.1.31 ~ H28.4.3 京都地裁4民部総括(交通部)
H26.4.1 ~ H28.1.30 大阪高裁3民判事
H23.4.1 ~ H26.3.31 鹿児島地裁1民部総括
H20.4.1 ~ H23.3.31 大阪高裁8民判事
H17.4.1 ~ H20.3.31 高松法務局訟務部長
H11.4.1 ~ H17.3.31 和歌山地家裁新宮支部判事
H9.4.10 ~ H11.3.31 大阪地裁判事
H9.4.1 ~ H9.4.9 大阪地裁判事補
H6.4.1 ~ H9.3.31 法務省訟務局付
H4.4.1 ~ H6.3.31 東京法務局訟務部付
H4.3.23 ~ H4.3.31 東京地裁判事補
H1.4.1 ~ H4.3.22 和歌山地家裁判事補
S62.4.10 ~ H1.3.31 福岡地裁判事補

*1 高知放送(RKC)の解説委員である久保田浩史(昭和37年2月22日生まれ),及び東京学芸大学教員である久保田浩史(昭和53年生まれ)とは別の人です。
*2 以下の記事も参照して下さい。
・ 毎年6月開催の長官所長会同
・ 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
 高裁の部総括判事の位置付け
 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 高等裁判所支部
・ 地方裁判所の専門部及び集中部
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
・ 判事補の外部経験の概要
・ 行政機関等への出向裁判官
 判検交流に関する内閣等の答弁
*3 福岡高裁令和6年3月22日判決(裁判長は39期の久保田浩史)は,国立病院機構九州医療センター(福岡市)で平成26年11月に受けた手術中の医療過誤により意識障害の後遺症を負ったとして,60代の男性が損害賠償を求めた訴訟において,男性側が敗訴した1審判決を変更し,医師の対応の過失を認め,ほぼ請求通り合計約2億円の支払を病院側に命じました(産経新聞HPの「手術中の医療過誤認める、国立病院機構に約2億円賠償命令「蘇生措置の開始に遅れ」」参照)。

瀬戸口壮夫裁判官(38期)の経歴

生年月日 S34.5.8
出身大学 早稲田大
退官時の年齢 65歳
R6.5.8 定年退官
R3.11.24 ~ R6.5.7 仙台高裁3民部総括
R2.11.11 ~ R3.11.23 仙台高裁秋田支部長
H31.4.1 ~ R2.11.10 東京高裁9民判事
H27.3.5 ~ H31.3.31 東京地裁立川支部1民部総括
H26.11.11 ~ H27.3.4 東京高裁24民判事
H25.4.1 ~ H26.11.10 東京高裁8民判事
H22.4.1 ~ H25.3.31 仙台高裁3民判事
H19.4.1 ~ H22.3.31 さいたま地家裁判事
H16.4.1 ~ H19.3.31 東京地裁判事
H12.4.1 ~ H16.3.31 最高裁調査官
H8.4.1 ~ H12.3.31 仙台地家裁判事
H6.4.11 ~ H8.3.31 大阪地裁判事
H5.7.15 ~ H6.4.10 大阪地裁判事補
H2.4.1 ~ H5.7.14 東京地裁判事補
S63.4.1 ~ H2.3.31 那覇地家裁沖縄支部判事補
S61.4.11 ~ S63.3.31 東京地裁判事補

*1 以下の記事も参照してください。
・ 高裁の部総括判事の位置付け
・ 高等裁判所支部
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 最高裁判所調査官
・ 最高裁判所判例解説
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
*2 東京地裁立川支部平成29年10月11日判決(裁判長は38期の瀬戸口壮夫)は, 横田基地飛行差止等請求事件に関するものです。

坪井祐子裁判官(39期)の経歴

生年月日 S37.5.25
出身大学 京大
定年退官発令予定日 R9.5.25
R4.11.1 ~ 大阪高裁5刑部総括
R2.11.19 ~ R4.10.31 高松家裁所長
H29.4.1 ~ R2.11.18 大阪高裁1刑判事
H27.8.5 ~ H29.3.31 京都地裁1刑部総括
H23.4.1 ~ H27.8.4 大阪地裁14刑部総括
H20.4.1 ~ H23.3.31 大津地裁刑事部部総括
H17.4.1 ~ H20.3.31 名古屋高裁1刑判事
H14.4.1 ~ H17.3.31 大阪家地裁堺支部判事
H10.4.9 ~ H14.3.31 浦和地家裁判事
H8.4.1 ~ H10.4.8 浦和地家裁判事補
H4.4.1 ~ H8.3.31 大津地家裁判事補
H3.4.1 依願退官
H1.4.1 ~ H3.3.31 岐阜地家裁判事補
S62.4.10 ~ H1.3.31 大阪地裁判事補

*1 以下の記事も参照してください。
・ 高裁の部総括判事の位置付け
・ 毎年6月開催の長官所長会同
・ 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
*2の1 大津地裁平成7年6月30日判決(担当裁判官は19期の中川隆司39期の坪井祐子及び42期の片山憲一)(判例秘書に掲載)は,日野町事件(昭和60年1月18日に被害者の遺体が発見された強盗殺人事件)被告人に対して無期懲役の判決を言い渡しましたところ,大津地裁平成30年7月11日決定(担当裁判官は52期の今井輝幸,57期の湯浅徳恵及び63期の加藤靖之)(判例秘書に掲載)は日野町事件に関して再審開始決定を出し,大阪高裁令和5年2月27日決定(裁判長は39期の石川恭司)は検察側の即時抗告を棄却しました。
*2の2 デイリー新潮HP「26年前の「日野町事件」で問われる裁判官の罪 彼らはこうして冤罪事件に加担した」が載っていて,道楽日記ブログ「【冤罪:日野町事件】裁判官:坪井祐子の顔画像+経歴」が載っています。


*3 判例タイムズ1223号(2007年1月1日号)に「被害者・関係者・第三者の落ち度が量刑に及ぼす影響」を寄稿しています。
*4 大阪高裁令和5年9月25日判決(裁判長は39期の坪井祐子)は,神戸市北区で平成29年7月16日の朝,祖父母や近隣住民ら計5人を殺傷したという神戸市北区5人殺傷事件に関して殺人等の罪に問われ,令和3年11月4日の神戸地裁の裁判員裁判(裁判長は42期の飯島健太郎)で無罪判決を受けた無職の男性被告に対し,精神疾患による妄想などの影響で心神喪失状態だった疑いがあるとして刑事責任能力を否定し,無罪判決となりました。


*6 大阪高裁令和5年10月24日判決(裁判長は39期の坪井祐子)は,ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者への嘱託殺人罪などで起訴された元医師の息子らと共謀して夫(当時77歳)を殺害したとして,殺人罪に問われた女性(78歳)に対し,懲役11年とした京都地裁の裁判員裁判の判決を支持し,女性の控訴を棄却しました(産経新聞HPの「ALS事件元医師の母親、夫殺害の罪で2審も懲役11年判決 「重要な役割果たした」」参照)。
*7 大阪高裁令和5年10月30日判決(裁判長は39期の坪井祐子)は,格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション機内でマスク着用を拒否した上,客室乗務員の手をひねり運航を妨害したなどとする暴行や威力業務妨害などの罪で,大阪地裁令和4年12月14日判決(裁判長は48期の大寄淳)により懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受けた元大学職員の控訴を棄却しました(産経新聞HPの「「おかしい!法壇から降りなさい」マスク拒否男、2審も有罪で裁判長に詰め寄り叫ぶ」参照)。
*8 大阪高裁令和7年3月13日判決(裁判長は39期の坪井祐子)は,医師である被告人が難病患者からの嘱託を受けて共犯者とともに殺害行為に及び,海外での安楽死手続きを円滑に進めるため国立大学病院の医師名義を騙ったメディカルレポートを偽造したとされる事案について,被告人側は公文書性の有無や黙示的意思連絡による共謀の成立を争い,自らは殺害計画を知らず幇助にとどまると主張したものの,原審は被告人が実質的に計画を理解し重要な役割を担ったと認定し,公文書性や共謀共同正犯の成立に明らかな誤りはないと判断して事実誤認の主張を退けるとともに,量刑(懲役2年6月)が重すぎるとの主張についても医師の立場を悪用した犯行の重大性を指摘して排斥し,又当審でも新たに取調べた証拠を考慮しても原判決の結論を左右する事情は見当たらないとし,この結果,懲役2年6月の実刑を免れないとした原判決を支持して最終的に本件控訴を棄却したものです(ChatGPT o1 pro作成の要約をベースにした記載です。)。

堀内照美裁判官(38期)の経歴

生年月日 S32.4.18
出身大学 慶応大
退官時の年齢 65歳
R4.4.18 定年退官
R2.2.28 ~ R4.4.17 富山地家裁所長
H29.8.11 ~ R2.2.27 名古屋家裁家事第1部部総括
H29.4.1 ~ H29.8.10 名古屋高裁1民判事
H26.4.1 ~ H29.3.31 京都地裁6民部総括(労働部)
H23.6.1 ~ H26.3.31 名古屋地裁4民部総括
H19.11.10 ~ H23.5.31 津地裁民事部部総括
H17.4.1 ~ H19.11.9 名古屋高裁2民判事
H14.4.1 ~ H17.3.31 名古屋家裁判事
H10.4.1 ~ H14.3.31 名古屋地裁判事
H8.4.11 ~ H10.3.31 富山地家裁判事
H7.3.24 ~ H8.4.10 富山地家裁判事補
H4.3.23 ~ H7.3.23 東京地裁判事補
H1.4.1 ~ H4.3.22 京都地裁判事補
S61.4.11 ~ H1.3.31 千葉地裁判事補

*1 38期の堀内照美裁判官は,富山地家裁所長のご挨拶として「当時は,共に富山勤務となった夫(裁判官)と,休日には,小学生と保育園児だった娘たちを連れて県内あちこちを回り,富山の良さをとことん味わいました。」と記載していますところ,39期の堀内満裁判官は,平成7年3月24日から平成10年3月31日までの間,富山地家裁判事補→判事をしていました。
*2 以下の記事も参照してください。
・ 毎年6月開催の長官所長会同
・ 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)

牧真千子裁判官(39期)の経歴

生年月日 S33.9.3
出身大学 大阪大
退官時の年齢 64歳
R5.4.10 依願退官
R3.7.16 ~ R5.4.9 広島家裁所長
R2.2.6 ~ R3.7.15 鳥取地家裁所長
H30.4.1 ~ R2.2.5 大阪家裁家事第1部部総括
H29.9.7 ~ H30.3.31 大阪家裁家事第3部部総括(遺産分割・財産管理部)
H26.1.12 ~ H29.9.6 神戸家裁家事部部総括
H24.4.1 ~ H26.1.11 大阪高裁10民判事
H21.4.1 ~ H24.3.31 宮崎地裁1民部総括
H18.4.1 ~ H21.3.31 大阪家裁家事第3部判事
H15.4.1 ~ H18.3.31 福岡地家裁久留米支部判事
H12.4.1 ~ H15.3.31 大阪地裁判事
H9.4.10 ~ H12.3.31 鹿児島地家裁判事
H9.4.1 ~ H9.4.9 鹿児島地家裁判事補
H6.4.1 ~ H9.3.31 大阪地裁判事補
H4.4.1 ~ H6.3.31 釧路地家裁判事補
H1.4.1 ~ H4.3.31 松山家地裁判事補
S62.4.10 ~ H1.3.31 京都地裁判事補

*0 39期の牧賢二裁判官及び39期の牧真千子裁判官の勤務場所は判事補任官当初から似ています。
*1 以下の記事も参照してください。
・ 50歳以上の裁判官の依願退官の情報
・ 毎年6月開催の長官所長会同
・ 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所の専門部及び集中部
・ 東京地裁民事第27部(交通部)
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部


*2 39期の牧真千子広島家裁所長は,令和4年6月開催の長官所長会同において以下の趣旨の意見を述べています(令和4年度長官所長会同の意見要旨に基づきChatGPT4で要約したものです。)。
所長就任以前、当職は家裁の部総括として、裁判官間の意見交換を通じて家事部の事件処理パフォーマンス向上に注力。しかし、庁全体の審理運営改善には意識の差異を感じていた。

烏取地家裁では、裁判官間の密接な協力があり、コロナウイルス緊急事態宣言時の対応策検討会では、全庁的視点での家裁事務処理が決定。若手裁判官の成長支援も重視された。

広島家裁では、調停運営改善や成年後見、少年法改正など多岐にわたる課題に対し、裁判官がPTやWGのリーダーとして活動。高裁管内の他家裁とのテレビ会議やウェブでの意見交換も実施されている。

最近の裁判官の意識は、事件処理の質向上や家裁全体のパフォーマンス向上に向けたものへと変化。若手裁判官の役割分担による視野の拡大や、司法行政への関心の高まりが見られる。

所長としては、裁判所の紛争解決機能向上のため、部の活性化や裁判官間議論の活性化を図る必要がある。実情把握のため、裁判官の生の声を聞き、実情に応じた対策を考案。小規模庁ではアットホームな働きかけ、大規模庁では高裁との連携が有効。

裁判官への情報提供は、裁判所組織に関する情報も含め、審理のあり方の検討に必要。情報提供の際は、内容と時期の慎重な検討が求められる。事務総局の協力も重要。

石井浩裁判官(37期)の経歴

生年月日 S33.2.26
出身大学 東北大
退官時の年齢 65歳
R5.2.26 定年退官
R3.1.11 ~ R5.2.25 東京高裁14民部総括
R2.1.31 ~ R3.1.10 静岡家裁所長
H31.4.1 ~ R2.1.30 東京高裁17民判事
H28.1.1 ~ H31.3.31 東京高裁9民判事
H25.4.1 ~ H27.12.31 横浜地裁1民部総括(行政部)
H21.4.1 ~ H25.3.31 東京地裁45民部総括
H18.4.1 ~ H21.3.31 熊本地裁3民部総括
H15.4.1 ~ H18.3.31 東京地裁26民判事
H12.4.1 ~ H15.3.31 札幌高裁3民判事
H11.4.1 ~ H12.3.31 札幌地家裁判事
H8.4.1 ~ H11.3.31 東京地裁判事
H7.4.12 ~ H8.3.31 神戸地裁判事
H5.4.1 ~ H7.4.11 神戸地裁判事補
H2.4.1 ~ H5.3.31 最高裁民事局付
S62.4.1 ~ H2.3.31 仙台地家裁判事補
S60.4.12 ~ S62.3.31 東京地裁判事補

*1 以下の記事も参照してください。
・ 高裁の部総括判事の位置付け
・ 毎年6月開催の長官所長会同
・ 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所の専門部及び集中部
*2 東京高裁令和4年10月20日判決(裁判長は37期の石井浩)は,ソーシャルネットワークサービスであるツイッターに投稿されたツイートがその中で言及された者を侮辱する内容を含むものである場合,このツイートに対して「いいね」を押したことが言及された者の名誉感情を違法に侵害する行為に当たり,「いいね」を押した者が言及された者に対して不法行為責任を負うとされた事例です。

岡村和美裁判官(35期)の経歴

生年月日 S32.12.23
出身大学 早稲田大
定年退官発令予定日 R9.12.23
R1.10.2 ~ 最高裁判事・二小
R1.7.9  辞職
H28.8.9 ~ R1.7.8 消費者庁長官
H26.7.18 ~ H28.8.8 法務省人権擁護局長
H26.4.11 ~ H26.7.17 最高検検事
H19.7.20 ~ H26.4.10 証取委事務局国際・情報総括官
H19.4.1 ~ H19.7.19 法務省大臣官房参事官
H17.1.11 ~ H19.3.31 東京高検検事
H15.4.1 ~ H17.1.10 法務省刑事局国際課長
H13.4.1 ~ H15.3.31 法務省刑事局国際課国際刑事企画官
H12.5.15 ~ H13.3.31 東京地検検事(弁護士任官)
(中略)
S58.4.6 長島・大野法律事務所に就職(第一東京弁護士会)

*1 以下の文書を掲載しています。
① 岡村和美 消費者庁長官の略歴書(令和元年7月2日現在)
② 岡村和美 最高裁判所判事の就任記者会見関係文書(令和元年10月2日実施分)
*2 早稲田大学HPに「第二世紀へのメッセージ 消費者庁長官 岡村和美さん 早稲田に散らばる「本物」の材料が学生を育ててくれる」(2017年2月17日付)が載っています。
*3 最高裁令和7年3月5日決定(裁判長は35期の岡村和美)は,津波による原子力発電所の事故につきこれを設置し運転していた電力会社の役員らに業務上過失致死傷罪が成立しないとした第1審判決を維持した原判決が是認された事例です。


塩田直也裁判官(39期)の経歴

生年月日 S32.1.1
出身大学 不明
退官時の年齢 65歳
R4.1.1 定年退官
R2.12.22 ~ R3.12.31 広島高裁岡山支部長
R1.6.11 ~ R2.12.21 広島高裁岡山支部第1部部総括
H30.4.1 ~ R1.6.10 千葉地裁松戸支部民事部部総括
H27.4.1 ~ H30.3.31 前橋地裁1民部総括
H24.4.1 ~ H27.3.31 東京高裁1民判事
H21.4.1 ~ H24.3.31 水戸地家裁龍ヶ崎支部長
H18.4.1 ~ H21.3.31 千葉家地裁判事
H14.4.1 ~ H18.3.31 新潟地家裁三条支部判事
H10.4.1 ~ H14.3.31 横浜地家裁川崎支部判事
H9.4.10 ~ H10.3.31 山形地家裁酒田支部判事
H7.4.1 ~ H9.4.9 山形地家裁酒田支部判事補
H4.4.1 ~ H7.3.31 東京地裁判事補
H1.7.1 ~ H4.3.31 函館地家裁判事補
S62.4.10 ~ H1.6.30 横浜地裁判事補

* 以下の記事も参照してください。
・ 高等裁判所支部
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部

片山昭人裁判官(39期)の経歴

生年月日 S36.3.8
出身大学 東大
定年退官発令予定日 R8.3.8
R5.11.1 ~ 福岡地裁所長
R3.5.10 ~ R5.10.31 熊本地裁所長
R1.5.24 ~ R3.5.9 鹿児島地家裁所長
H29.10.1 ~ R1.5.23 福岡地裁4民部総括(破産再生執行保全部)
H27.4.1 ~ H29.9.30 福岡地裁2民部総括
H26.4.1 ~ H27.3.31 福岡高裁3民判事
H23.4.1 ~ H26.3.31 熊本地裁3民部総括
H19.10.1 ~ H23.3.31 千葉地裁判事(弁護士任官・二弁)
H2.3.31 依願退官
H1.4.1 ~ H2.3.30 福岡地家裁小倉支部判事補
S62.4.10 ~ H1.3.31 横浜地裁判事補
S62.4.10 ~ S62.4.9 横浜地裁判事補

* 39期の片山昭人裁判官は,平成26年12月5日,福岡県弁護士会で講演会を行いました(福岡県弁護士会HPの「片山昭人判事講演会」参照)。


青木晋裁判官(39期)の経歴

生年月日 S36.7.5
出身大学 早稲田大
退官時の年齢 60歳
R3.10.15 依願退官
R1.5.18 ~ R3.10.14 佐賀地家裁所長
H30.8.27 ~ R1.5.17 東京高裁12民判事
H29.7.15 ~ H30.8.26 東京家裁家事部所長代行者(家事第1部部総括)
H28.7.29 ~ H29.7.14 東京家裁家事第6部部総括(人事訴訟専門部)
H26.6.15 ~ H28.7.28 東京地裁15民部総括
H24.4.1 ~ H26.6.14 横浜地裁9民部総括
H21.4.1 ~ H24.3.31 東京家裁判事
H18.4.1 ~ H21.3.31 名古屋地裁判事
H17.4.1 ~ H18.3.31 東京地裁判事
H14.4.1 ~ H17.3.31 東京家裁判事
H10.4.1 ~ H14.3.31 福岡地家裁判事
H7.4.1 ~ H10.3.31 調研教官
H6.4.1 ~ H7.3.31 東京家裁判事補
H4.4.1 ~ H6.3.31 最高裁家庭局付
H1.4.1 ~ H4.3.31 佐賀地家裁判事補
S62.4.10 ~ H1.3.31 横浜地裁判事補

*0 令和3年11月15日,東京法務局所属の新宿公証役場の公証人に任命されました。
*1 人事訴訟の審理の実情(2018年3月30日付)の編集者です。
*2 以下の記事も参照してください。
・ 公証人の任命状況(2019年5月1日以降)→公証人への任命直前の,元裁判官,元検事等の経歴を記載したもの
 毎年6月開催の長官所長会同
・ 東京家裁の歴代の家事部所長代行者
 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)

潮見直之裁判官(36期)の経歴

生年月日 S31.7.25
出身大学 東北大
退官時の年齢 64歳
R2.11.11 依願退官
R1.5.10 ~ R2.11.10 仙台高裁秋田支部長
H27.4.1 ~ R1.5.9 仙台高裁1民判事
H24.4.1 ~ H27.3.31 福島地裁民事部部総括
H21.4.1 ~ H24.3.31 仙台高裁2民判事
H17.4.1 ~ H21.3.31 仙台地裁1民部総括
H14.4.1 ~ H17.3.31 仙台高裁秋田支部判事
H11.4.1 ~ H14.3.31 東京地裁判事
H9.4.1 ~ H11.3.31 釧路地家裁北見支部長
H7.4.1 ~ H9.3.31 釧路地家裁北見支部判事
H6.4.13 ~ H7.3.31 名古屋地裁判事
H4.4.1 ~ H6.4.12 名古屋地裁判事補
H1.4.1 ~ H4.3.31 青森地家裁八戸支部判事補
S61.4.1 ~ H1.3.31 東京地裁判事補
S59.4.13 ~ S61.3.31 仙台地裁判事補

*1 令和2年12月11日,仙台法務局所属の仙台本町公証役場の公証人になりました。
*2 以下の記事も参照して下さい。
 公証人の任命状況(2019年5月1日以降)→公証人への任命直前の,元裁判官,元検事等の経歴を記載したもの
 50歳以上の裁判官の依願退官の情報
 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 高等裁判所支部
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部