生年月日 S37.5.25
出身大学 京大
定年退官発令予定日 R9.5.25
R4.11.1 ~ 大阪高裁5刑部総括
R2.11.19 ~ R4.10.31 高松家裁所長
H29.4.1 ~ R2.11.18 大阪高裁1刑判事
H27.8.5 ~ H29.3.31 京都地裁1刑部総括
H23.4.1 ~ H27.8.4 大阪地裁14刑部総括
H20.4.1 ~ H23.3.31 大津地裁刑事部部総括
H17.4.1 ~ H20.3.31 名古屋高裁1刑判事
H14.4.1 ~ H17.3.31 大阪家地裁堺支部判事
H10.4.9 ~ H14.3.31 浦和地家裁判事
H8.4.1 ~ H10.4.8 浦和地家裁判事補
H4.4.1 ~ H8.3.31 大津地家裁判事補
H3.4.1 依願退官
H1.4.1 ~ H3.3.31 岐阜地家裁判事補
S62.4.10 ~ H1.3.31 大阪地裁判事補
*1 以下の記事も参照してください。
・ 高裁の部総括判事の位置付け
・ 毎年6月開催の長官所長会同
・ 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
*2の1 大津地裁平成7年6月30日判決(担当裁判官は19期の中川隆司,39期の坪井祐子及び42期の片山憲一)(判例秘書に掲載)は,日野町事件(昭和60年1月18日に被害者の遺体が発見された強盗殺人事件)の被告人に対して無期懲役の判決を言い渡しましたところ,大津地裁平成30年7月11日決定(担当裁判官は52期の今井輝幸,57期の湯浅徳恵及び63期の加藤靖之)(判例秘書に掲載)は日野町事件に関して再審開始決定を出し,大阪高裁令和5年2月27日決定(裁判長は39期の石川恭司)は検察側の即時抗告を棄却しました。
*2の2 デイリー新潮HPに「26年前の「日野町事件」で問われる裁判官の罪 彼らはこうして冤罪事件に加担した」が載っていて,道楽日記ブログに「【冤罪:日野町事件】裁判官:坪井祐子の顔画像+経歴」が載っています。
「日野町事件」の再審開始 大阪高裁も認める決定
“大阪高裁(石川恭司裁判長)は27日、裁判をやり直す再審の開始を認めた大津地裁決定を支持し、検察側の即時抗告を棄却する決定を出した” https://t.co/b2UirEnZ63
— 米田優人 (@yoneyone1810) February 27, 2023
*3 判例タイムズ1223号(2007年1月1日号)に「被害者・関係者・第三者の落ち度が量刑に及ぼす影響」を寄稿しています。
*4 大阪高裁令和5年9月25日判決(裁判長は39期の坪井祐子)は,神戸市北区で平成29年7月16日の朝,祖父母や近隣住民ら計5人を殺傷したという神戸市北区5人殺傷事件に関して殺人等の罪に問われ,令和3年11月4日の神戸地裁の裁判員裁判(裁判長は42期の飯島健太郎)で無罪判決を受けた無職の男性被告に対し,精神疾患による妄想などの影響で心神喪失状態だった疑いがあるとして刑事責任能力を否定し,無罪判決となりました。
*6 大阪高裁令和5年10月24日判決(裁判長は39期の坪井祐子)は,ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者への嘱託殺人罪などで起訴された元医師の息子らと共謀して夫(当時77歳)を殺害したとして,殺人罪に問われた女性(78歳)に対し,懲役11年とした京都地裁の裁判員裁判の判決を支持し,女性の控訴を棄却しました(産経新聞HPの「ALS事件元医師の母親、夫殺害の罪で2審も懲役11年判決 「重要な役割果たした」」参照)。
*7 大阪高裁令和5年10月30日判決(裁判長は39期の坪井祐子)は,格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション機内でマスク着用を拒否した上,客室乗務員の手をひねり運航を妨害したなどとする暴行や威力業務妨害などの罪で,大阪地裁令和4年12月14日判決(裁判長は48期の大寄淳)により懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受けた元大学職員の控訴を棄却しました(産経新聞HPの「「おかしい!法壇から降りなさい」マスク拒否男、2審も有罪で裁判長に詰め寄り叫ぶ」参照)。