38期の裁判官

小池一利裁判官(38期)の経歴

生年月日 S36.10.22
出身大学 東大
退官時の年齢 54 歳
H28.4.11 任期終了
H21.4.1 ~ H28.4.10 東京高裁5民判事
H19.12.5 ~ H21.3.31 大阪高裁14民判事
H19.4.1 ~ H19.12.4 大阪地裁18民部総括
H19.1.1 ~ H19.3.31 大阪地裁判事
H18.4.1 ~ H18.12.31 大阪高裁14民判事
H15.4.1 ~ H18.3.31 東京地裁判事
H13.8.1 ~ H15.3.31 最高裁調査官
H8.4.11 ~ H13.7.31 東京地裁判事
H5.4.1 ~ H8.4.10 札幌地家裁判事補
H4.7.15 ~ H5.3.31 東京地裁判事補
H2.10.1 ~ H4.7.14 内閣官房内閣外政審議室事務官
H2.7.10 ~ H2.9.30 最高裁民事局付
S61.4.11 ~ H2.7.9 東京地裁判事補

* 38期の小池一利裁判官は,①判例タイムズ1272号(2008年9月1日号)に「上告審としての大阪高等裁判所第14民事部の実情(上)」を寄稿し,②判例タイムズ1273号(2008年9月15日号)に「上告審としての大阪高等裁判所第14民事部の実情(下)」を寄稿し,③判例タイムズ1274号(2008年10月1日号)に「民事抗告審の実務と考察」を寄稿しています。

重富朗裁判官(38期)の経歴

生年月日 S32.12.18
出身大学 不明
退官時の年齢 58 歳
H28.11.22 依願退官
H27.6.8 ~ H28.11.21 福岡地家裁飯塚支部長
H26.1.4 ~ H27.6.7 福岡家裁少年部部総括
H23.4.1 ~ H26.1.3 長崎地裁刑事部部総括
H19.4.1 ~ H23.3.31 福岡地家裁小倉支部1刑部総括
H18.12.25 ~ H19.3.31 宮崎地裁刑事部部総括
H16.4.1 ~ H18.12.24 福岡高裁宮崎支部判事
H12.4.1 ~ H16.3.31 佐賀地家裁唐津支部長
H9.4.1 ~ H12.3.31 福岡地家裁判事
H8.4.11 ~ H9.3.31 岡山地家裁判事
H6.4.1 ~ H8.4.10 岡山地家裁判事補
H3.4.1 ~ H6.3.31 宮崎地家裁判事補
S63.4.1 ~ H3.3.31 横浜地裁判事補
S61.4.11 ~ S63.3.31 広島地裁判事補

山口芳子裁判官(38期)の経歴

生年月日 S27.11.15
出身大学 龍谷大
退官時の年齢 64 歳
H29.3.31 依願退官
H26.4.1 ~ H29.3.30 大阪家地裁岸和田支部判事
H23.4.1 ~ H26.3.31 大阪高裁10民判事
H19.4.1 ~ H23.3.31 京都家地裁判事
H16.4.1 ~ H19.3.31 奈良家地裁葛城支部判事
H12.4.1 ~ H16.3.31 大津家地裁判事
H8.4.11 ~ H12.3.31 山口家地裁徳山支部判事
H8.4.1 ~ H8.4.10 山口家地裁徳山支部判事補
H6.4.1 ~ H8.3.31 大阪地裁判事補
H3.4.1 ~ H6.3.31 大阪法務局訟務部付
H3.3.28 ~ H3.3.31 大阪地裁判事補
S63.4.1 ~ H3.3.27 福岡地家裁判事補
S61.4.11 ~ S63.3.31 大阪地裁判事補

*1 令和3年4月17日,「面会交流支援 なら笑の会」を設立しました(奈良市ボランティアインフォメーションセンターHP「面会交流支援 なら笑の会」参照)。
*2 以下の記事も参照して下さい。
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
・ 判事補の外部経験の概要
・ 行政機関等への出向裁判官
・ 判検交流に関する内閣等の答弁

野村高弘裁判官(38期)の経歴

生年月日 S30.4.15
出身大学 京大
退官時の年齢 62 歳
H29.5.21 依願退官
H27.10.6 ~ H29.5.20 横浜地家裁小田原支部長
H25.5.2 ~ H27.10.5 さいたま地裁6民部総括
H22.4.1 ~ H25.5.1 東京高裁17民判事
H19.4.1 ~ H22.3.31 岐阜地裁1民部総括
H16.4.1 ~ H19.3.31 東京地裁13民判事
H12.4.1 ~ H16.3.31 長野地家裁飯田支部長
H9.4.1 ~ H12.3.31 水戸家地裁土浦支部判事
H8.4.11 ~ H9.3.31 東京地裁判事
H6.4.1 ~ H8.4.10 東京地裁判事補
H3.4.1 ~ H6.3.31 静岡地家裁浜松支部判事補
S63.4.1 ~ H3.3.31 長崎地家裁佐世保支部判事補
S61.4.11 ~ S63.3.31 大阪地裁判事補

* 38期の松谷佳樹裁判官は,令和7年8月1日,38期の野村高弘
公証人の後任として,千葉地方法務局所属の千葉公証役場の公証人に任命されました。

尾立美子裁判官(38期)の経歴

生年月日 S31.1.24
出身大学 九州大
退官時の年齢 61 歳
H29.11.11 依願退官
H26.4.1 ~ H29.11.10 横浜地家裁川崎支部判事
H23.4.1 ~ H26.3.31 東京高裁14民判事
H20.4.1 ~ H23.3.31 名古屋高裁3民判事
H17.4.1 ~ H20.3.31 東京地裁判事
H13.4.1 ~ H17.3.31 横浜地家裁川崎支部判事
H10.4.1 ~ H13.3.31 大阪地裁判事
H8.4.11 ~ H10.3.31 東京地家裁八王子支部判事
H6.4.1 ~ H8.4.10 東京地家裁八王子支部判事補
H3.4.1 ~ H6.3.31 福島家地裁白河支部判事補
S63.4.1 ~ H3.3.31 東京地裁判事補
S61.4.11 ~ S63.3.31 京都地裁判事補

*1 38期の尾立美子裁判官は,平成29年12月11日,東京法務局所属の大森公証役場の公証人になりました。
*2 48期の杉山正明裁判官は,令和8年1月26日,38期の尾立美子公証人の後任として,東京法務局所属の大森公証役場の公証人に任命されました。
*3 以下の記事も参照してください。
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部

峯俊之裁判官(38期)の経歴

生年月日 S32.6.10
出身大学 早稲田大
退官時の年齢 61 歳
H31.4.15 依願退官
H28.4.1 ~ H31.4.14 甲府地裁民事部部総括
H26.4.1 ~ H28.3.31 東京高裁22民判事
H23.4.1 ~ H26.3.31 札幌地家裁岩見沢支部長
H20.4.1 ~ H23.3.31 横浜地裁判事
H16.4.1 ~ H20.3.31 長野地家裁松本支部判事
H13.4.1 ~ H16.3.31 東京地裁判事
H9.4.1 ~ H13.3.31 盛岡地家裁花巻支部判事
H8.4.11 ~ H9.3.31 仙台地家裁判事
H6.4.1 ~ H8.4.10 仙台地家裁判事補
H4.4.1 ~ H6.3.31 釧路地家裁北見支部判事補
S63.4.1 ~ H4.3.31 東京地裁判事補
S61.4.11 ~ S63.3.31 札幌地裁判事補

* 令和元年6月6日,神奈川地方法務局所属の藤沢公証役場の公証人になりました。

野口忠彦裁判官(38期)の経歴

生年月日 S32.8.23
出身大学 慶応大
退官時の年齢 62 歳
R2.7.14 依願退官
H31.1.7 ~ R2.7.13 千葉地家裁佐倉支部長
H30.4.1 ~ H31.1.6 東京高裁20民判事
H26.12.6 ~ H30.3.31 さいたま地裁川越支部第2部部総括
H24.4.1 ~ H26.12.5 東京高裁12民判事
H21.4.1 ~ H24.3.31 前橋地家裁桐生支部判事
H18.4.1 ~ H21.3.31 東京高裁10民判事
H14.4.1 ~ H18.3.31 さいたま家地裁越谷支部判事
H10.4.1 ~ H14.3.31 東京地裁判事
H8.4.11 ~ H10.3.31 福島地家裁郡山支部判事
H7.4.1 ~ H8.4.10 福島地家裁郡山支部判事補
H4.4.1 ~ H7.3.31 東京地裁判事補(弁護士任官・埼玉弁)

* 令和2年8月14日,さいたま地方法務局所属の越谷公証役場の公証人になりました。

堀内照美裁判官(38期)の経歴

生年月日 S32.4.18
出身大学 慶応大
退官時の年齢 65歳
R4.4.18 定年退官
R2.2.28 ~ R4.4.17 富山地家裁所長
H29.8.11 ~ R2.2.27 名古屋家裁家事第1部部総括
H29.4.1 ~ H29.8.10 名古屋高裁1民判事
H26.4.1 ~ H29.3.31 京都地裁6民部総括(労働部)
H23.6.1 ~ H26.3.31 名古屋地裁4民部総括
H19.11.10 ~ H23.5.31 津地裁民事部部総括
H17.4.1 ~ H19.11.9 名古屋高裁2民判事
H14.4.1 ~ H17.3.31 名古屋家裁判事
H10.4.1 ~ H14.3.31 名古屋地裁判事
H8.4.11 ~ H10.3.31 富山地家裁判事
H7.3.24 ~ H8.4.10 富山地家裁判事補
H4.3.23 ~ H7.3.23 東京地裁判事補
H1.4.1 ~ H4.3.22 京都地裁判事補
S61.4.11 ~ H1.3.31 千葉地裁判事補

*1 38期の堀内照美裁判官は,富山地家裁所長のご挨拶として「当時は,共に富山勤務となった夫(裁判官)と,休日には,小学生と保育園児だった娘たちを連れて県内あちこちを回り,富山の良さをとことん味わいました。」と記載していますところ,39期の堀内満裁判官は,平成7年3月24日から平成10年3月31日までの間,富山地家裁判事補→判事をしていました。
*2 以下の記事も参照してください。
・ 毎年6月開催の長官所長会同
・ 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)

村木保裕裁判官(38期)の経歴

生年月日 S33.3.23
出身大学 中央大
退官時の年齢 43 歳
H13.11.28 罷免
H12.4.1 ~ H13.11.27 東京地裁判事
H9.4.1 ~ H12.3.31 津地家裁判事
H8.4.11 ~ H9.3.31 山口家地裁判事
H6.4.1 ~ H8.4.10 山口家地裁判事補
H3.4.1 ~ H6.3.31 金沢家地裁判事補
S63.4.1 ~ H3.3.31 名古屋地家裁判事補
S61.4.11 ~ S63.3.31 広島地裁判事補

*1の1 東京高裁判事職務代行として東京高裁第5刑事部に所属していた平成13年5月19日,児童買春・児童ポルノ禁止法違反の容疑で村木保裕が警視庁蒲田警察署に緊急逮捕されたことを受けて,同月25日,東京高裁が最高裁に「罷免に相当する」という報告書を提出し,同月28日,最高裁は臨時の裁判官会議を開き,罷免の訴追請求をすることを決めました(司法の病巣51頁ないし56頁参照)。
*1の2 東京地裁平成13年8月27日判決(裁判長は26期の山室惠裁判官)により懲役2年・執行猶予5年となりました。
*2 最高裁大法廷昭和60年10月23日判決の裁判要旨は以下のとおりです。
① 一八歳未満の青少年に対する「淫行」を禁止処罰する福岡県青少年保護育成条例一〇条一項、一六条一項の規定は、憲法三一条に違反しない。
② 福岡県青少年保護育成条例一〇条一項の規定にいう「淫行」とは、青少年を誘惑し、威迫し、欺罔し又は困惑させる等その心身の未成熟に乗じた不当な手段により行う性交又は性交類似行為のほか、青少年を単に自己の性的欲望を満足させるための対象として扱つているとしか認められないような性交又は性交類似行為をいうものと解すべきである。
*3 以下の記事も参照してください。
・ 昭和27年4月発覚の刑事裁判官の収賄事件(弾劾裁判は実施されず,在宅事件として執行猶予付きの判決が下り,元裁判官は執行猶予期間満了直後に弁護士登録をした。)
・ 報道されずに幕引きされた高松高裁長官(昭和42年4月28日依願退官,昭和46年9月5日勲二等旭日重光章)の,暴力金融業者からの金品受領
・ 性犯罪を犯した裁判官の一覧

田中寿生裁判官(38期)の経歴

生年月日 S32.5.24
出身大学 中央大
退官時の年齢 64歳
R3.8.7 依願退官
R2.6.12 ~ R3.8.6 岡山家裁所長
H30.10.15 ~ R2.6.11 名古屋高裁金沢支部長
H28.5.10 ~ H30.10.14 静岡地家裁浜松支部長
H26.9.29 ~ H28.5.9 横浜地裁7民部総括(労働部)
H26.4.1 ~ H26.9.28 東京高裁10民判事
H23.4.1 ~ H26.3.31 東京家裁家事第5部部総括(遺産分割部)
H20.4.1 ~ H23.3.31 盛岡地裁民事部部総括
H15.4.1 ~ H20.3.31 東京地裁判事
H12.4.1 ~ H15.3.31 札幌地家裁苫小牧支部長
H9.4.1 ~ H12.3.31 東京地裁判事
H6.4.1 ~ H9.3.31 高知地家裁中村支部判事補
H3.4.1 ~ H6.3.31 大阪地裁判事補
S63.4.1 ~ H3.3.31 山口地家裁判事補
S61.4.11 ~ S63.3.31 横浜地裁判事補

*1 令和3年9月7日,東京法務局所属の神田公証役場の公証人になりました。
*2 以下の記事も参照してください。
・ 公証人の任命状況(2019年5月1日以降)→公証人への任命直前の,元裁判官,元検事等の経歴を記載したもの
 50歳以上の裁判官の依願退官の情報
 毎年6月開催の長官所長会同
 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
 高等裁判所支部
 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
 地方裁判所の専門部及び集中部
 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部

大久保正道裁判官(38期)の経歴

生年月日 S35.5.21
出身大学 早稲田大
退官時の年齢 62歳
R4.9.21 依願退官
R3.4.30 ~ R4.9.20 長崎地家裁所長
H30.7.10 ~ R3.4.29 福岡高裁那覇支部長
H28.1.1 ~ H30.7.9 横浜地裁1民部総括(行政部)
H25.8.1 ~ H27.12.31 静岡地裁1民部総括
H23.4.1 ~ H25.7.31 東京高裁4民判事
H21.4.1 ~ H23.3.31 公取委上席審判官
H18.4.1 ~ H21.3.31 東京地裁判事
H15.4.1 ~ H18.3.31 函館地裁民事部部総括
H12.4.1 ~ H15.3.31 東京地裁判事
H9.4.1 ~ H12.3.31 秋田地家裁判事
H8.4.11 ~ H9.3.31 千葉地家裁判事
H6.4.1 ~ H8.4.10 千葉地家裁判事補
H3.4.1 ~ H6.3.31 福島地家裁会津若松支部判事補
H1.4.1 ~ H3.3.31 前橋地家裁判事補
S63.4.1 ~ H1.3.31 前橋家地裁判事補
S61.4.11 ~ S63.3.31 東京地裁判事補

*1 38期の大久保正道裁判官は,令和4年10月21日,29期の木口信之公証人の後任として,東京法務局所属の日本橋公証役場の公証人に任命されました。
*2 以下の記事も参照してください。
・ 公証人の任命状況(2019年5月1日以降)→公証人への任命直前の,元裁判官,元検事等の経歴を記載したもの
・ 裁判官の早期退職
・ 50歳以上の裁判官の依願退官の情報
・ 毎年6月開催の長官所長会同
・ 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
・ 高等裁判所支部
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所の専門部及び集中部
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部

石原稚也裁判官(38期)の経歴

生年月日 S35.9.18
出身大学 名古屋大
退官時の年齢 65歳
R7.9.18 定年退官
R6.1.31 ~ R7.9.17 神戸地裁所長
R2.2.26 ~ R6.1.30 大阪高裁3民部総括
H30.11.14 ~ R2.2.25 徳島地家裁所長
H29.4.1 ~ H30.11.13 高松高裁第4部部総括(民事)
H28.4.1 ~ H29.3.31 大阪高裁5民判事
H25.4.1 ~ H28.3.31 大阪地裁15民部総括(交通部)
H23.4.1 ~ H25.3.31 大阪地裁18民部総括
H20.4.1 ~ H23.3.31 大津地裁民事部部総括
H17.4.1 ~ H20.3.31 神戸地家裁伊丹支部長
H13.4.1 ~ H17.3.31 広島高裁岡山支部判事
H10.4.1 ~ H13.3.31 京都地裁判事
H8.4.11 ~ H10.3.31 奈良地家裁判事
H7.3.24 ~ H8.4.10 奈良地家裁判事補
H4.3.23 ~ H7.3.23 福岡地家裁判事補
S63.4.11 ~ H4.3.22 東京地裁判事補
S61.4.11 ~ S63.4.10 神戸地裁判事補

*1 以下の記事も参照してください。
・ 歴代の神戸地裁所長
・ 大阪高裁の歴代の上席裁判官
・ 裁判所関係国賠事件
 高裁の部総括判事の位置付け
 毎年6月開催の長官所長会同
 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)


*2 大阪高裁令和3年7月16日判決(裁判長は38期の石原稚也裁判官)は以下の判示をしています。
    補正の上で引用した原判決のとおり,森友学園案件に関する応接録の少なくとも一部は,近畿財務局においては,管財部長の判断・指示により廃棄されたものであるところ,裁判所の釈明権の行使に対し,被控訴人が回答したところによれば,近畿財務局において,森友学園案件に関する応接録を保管していた職員の数,応接録の廃棄が伝達された日,平成29年2月24日時点における応接録の廃棄状況,文書管理を徹底すべきとの趣旨が伝達された日は,現時点においてはいずれも不明であるというのであり,その文書管理の実情は,極めて杜撰であるというほかはない。そして,このような杜撰な文書管理の結果,本件処分により違法に不開示とされた文書の数等が明らかにされないこととなっており,この点は,違法性の程度に影響するものとして,控訴人の慰謝料額を算定する際の一事情となるというべきである。


相澤哲裁判官(38期)の経歴

生年月日 S34.5.15
出身大学 東大
退官時の年齢 65歳
R6.5.15 定年退官
R3.4.8 ~ R6.5.14 東京高裁22民部総括
H31.4.1 ~ R3.4.7 前橋地裁所長
H29.1.6 ~ H31.3.31 山形地家裁所長
H26.4.12 ~ H29.1.5 横浜地裁5民部総括(医事部)
H23.4.1 ~ H26.4.11 東京地裁12民部総括
H21.1.5 ~ H23.3.31 東京高裁7民判事
H19.1.16 ~ H21.1.4 法務省民事局商事課長
H17.1.10 ~ H19.1.15 法務省大臣官房参事官(民事局担当)
H12.1.7 ~ H17.1.9 法務省民事局参事官
H10.4.1 ~ H12.1.6 法務省民事局付
H10.3.27 ~ H10.3.31 東京地裁判事
H8.4.11 ~ H10.3.26 熊本地家裁判事
H7.4.1 ~ H8.4.10 熊本地家裁判事補
H4.8.1 ~ H7.3.31 京都地裁判事補
S63.4.1 ~ H4.7.31 法務省民事局付
S61.4.11 ~ S63.3.31 東京地裁判事補

*1 38期の相澤哲裁判官と40期の相澤眞木裁判官の勤務場所は似ています。
*2 「相沢哲」と表記されることもあります。
*3 以下の記事も参照してください。
・ 高裁の部総括判事の位置付け
・ 毎年6月開催の長官所長会同
・ 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所の専門部及び集中部
・ 判事補の外部経験の概要
・ 行政機関等への出向裁判官
*4 東京高裁令和4年10月31日判決(裁判長は38期の相澤哲)は,摂食障害の治療の際,公立学校共済組合(東京)が運営する病院の精神科で77日間不当に身体を拘束され精神的苦痛を受けたとして,平成20年当時14歳の女性が組合に約2500万円の損害賠償を求めた訴訟で,原判決を取り消して女性の請求を棄却しました(東京新聞HPの「精神科で拘束、二審は適法 摂食障害治療の患者敗訴」参照)。

戸田久裁判官(38期)の経歴

生年月日 S31.10.28
出身大学 筑波大
R3.10.28 定年退官
R1.12.1 ~ R3.10.27 名古屋家裁所長
H30.4.30 ~ R1.11.30 名古屋高裁4民部総括
H28.4.7 ~ H30.4.29 旭川地家裁所長
H26.4.1 ~ H28.4.6 名古屋高裁2民判事
H23.4.1 ~ H26.3.31 東京地裁17民部総括
H19.7.11 ~ H23.3.31 名古屋地裁10民部総括
H19.4.1 ~ H19.7.10 名古屋高裁判事
H16.4.1 ~ H19.3.31 最高裁調査官
H15.4.1 ~ H16.3.31 東京地裁判事
H14.4.1 ~ H15.3.31 名古屋高裁1民判事
H10.4.1 ~ H14.3.31 名古屋地裁判事
H8.4.11 ~ H10.3.31 大阪地裁判事
H7.4.1 ~ H8.4.10 大阪地裁判事補
H4.4.1 ~ H7.3.31 新潟地家裁新発田支部判事補
H1.4.1 ~ H4.3.31 京都家地裁判事補
S63.4.1 ~ H1.3.31 浦和地家裁判事補
S61.4.11 ~ S63.3.31 浦和地裁判事補

*0 38期の戸田久裁判官と39期の戸田彰子裁判官の勤務場所は似ています。
*1 司法修習生の給費制廃止違憲国家賠償等請求控訴事件に関する名古屋高裁令和元年5月30日判決の裁判長でした。
*2 以下の記事も参照してください。
・ 高裁の部総括判事の位置付け
 毎年6月開催の長官所長会同
 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 最高裁判所調査官
 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部

西井和徒裁判官(38期)の経歴

生年月日 S34.11.11
出身大学 大阪大
退官時の年齢 64歳
R6.1.5 依願退官
R2.1.28 ~ R6.1.4 広島高裁第3部部総括(民事)
H29.8.29 ~ R2.1.27 福岡高裁4民部総括
H27.9.28 ~ H29.8.28 神戸地裁3民部総括(破産再生執行保全部)
H26.8.18 ~ H27.9.27 神戸地裁4民部総括
H24.4.1 ~ H26.8.17 大阪高裁7民判事
H21.4.1 ~ H24.3.31 福岡地裁2民部総括
H18.4.1 ~ H21.3.31 大阪高裁13民判事
H15.4.1 ~ H18.3.31 那覇地裁1民部総括
H14.4.1 ~ H15.3.31 大阪高裁8民判事
H11.4.1 ~ H14.3.31 大阪地裁判事
H8.4.11 ~ H11.3.31 神戸地家裁姫路支部判事
H8.4.1 ~ H8.4.10 神戸地家裁姫路支部判事補
H5.4.1 ~ H8.3.31 東京家裁判事補
H3.4.1 ~ H5.3.31 釧路地家裁帯広支部判事補
S63.4.1 ~ H3.3.31 金沢地家裁判事補
S61.4.11 ~ S63.3.31 大阪地裁判事補

*0 38期の西井和徒裁判官は,令和6年2月5日,32期の山下寛公証人の後任として,大阪法務局所属の難波公証役場の公証人に任命されました。
*1 以下の記事も参照してください。
・ 高裁の部総括判事の位置付け
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
*2 日経新聞HPに「「西井和徒」のニュース一覧」が載っています。
(黒い雨訴訟)
*3 原爆投下直後に降った放射性物質を含む,いわゆる「黒い雨」によって被爆した原告84人全員を被爆者と認める広島高裁令和3年7月14日判決の裁判長でした(自由法曹団(JLAF)HP「*広島支部特集「黒い雨」訴訟・広島地裁判決と今後の展望  広島支部  竹 森 雅 泰」参照)。
    なお,当該判決に対して広島県及び広島市は控訴しませんでしたから,そのまま確定しましたし,84人の原告と同じような事情にあった人についても被爆者として認められることとなりました(首相官邸HPの「「黒い雨」被爆者健康手帳交付請求等訴訟の判決に関しての内閣総理大臣談話」(令和3年7月27日付)参照)。

(医療過誤訴訟)
*4の1 平成25年にくも膜下出血と診断され,同年6月19日にあった広島赤十字・原爆病院での手術中に動脈瘤が破裂して,12日後に死亡した広島市の女性の遺族が提起した医療過誤訴訟に関する広島高裁令和3年2月24日判決(元金だけで合計約6700万円の損害賠償を命じたもの。以下「広島高裁判決」といいます。)裁判長でした(中国新聞デジタルの「日赤に6700万円賠償命令 脳手術後に死亡 広島高裁、一審を変更」参照)。
*4の2 広島高裁判決は,相続構成をとらずに遺族固有の死亡慰謝料として合計2400万円を認めています(判決書54頁及び55頁)ところ,死亡慰謝料の金額自体は普通です。
    しかし,死亡慰謝料の主たる部分は,死亡した被害者の慰謝料請求権を相続して行使するものです(最高裁大法廷昭和42年11月1日判決参照)から,遺族固有の死亡慰謝料だけで合計2400万円も認められる理由がよく分かりません。
*4の3 広島高裁判決は診療契約上の債務不履行責任を認めています(判決書49頁)し,判決書2頁を除き,「不法行為」とか,「使用者責任」といった単語が出てきませんから,広島高裁判決が認めたのは債務不履行責任だけと思います。
    この場合,遅延損害金の起算日は遺族が履行の請求をした日であると思います(最高裁昭和55年12月18日判決参照)が,判決主文ではなぜか,「不法行為の後の日」という理由だけで平成25年7月1日となっています(多分,死亡日です。)。
*4の4 診療契約上の債務不履行責任は,安全配慮義務違反を理由とする債務不履行責任と似ていると思いますが,後者の場合,遺族固有の慰謝料請求権は認められません(最高裁昭和55年12月18日判決)。
    そのため,診療契約上の債務不履行責任だけを認めた広島高裁判決が当然のように遺族固有の慰謝料請求権を認めた根拠がよく分かりません。


(請求権競合の取扱い)
*4の5 立命館大学HPに「医療過誤における請求権競合-順位付き請求権競合の提言-」(筆者は46期の平野哲郎 元裁判官)が載っています。
*4の6 上告審が,原判決中の原告の請求の認容部分を破棄し,同部分に係る請求を棄却した第1審判決に対する控訴を棄却すべきものと判断するときは,上記請求を棄却した第1審判決中,上記認容部分と選択的併合の関係にある部分についても審理判断する必要があるとされています(判例タイムズ1465号59頁。なお,根拠となる判例は最高裁平成21年12月10日判決及び最高裁平成28年3月15日判決)。


(センチュリーを巡る住民訴訟)
*5の1 広島高裁令和5年5月10日判決(裁判長は38期の西井和徒)は,山口県が貴賓車として購入したトヨタの最高級車「センチュリー」を巡る住民訴訟の控訴審で,村岡嗣政知事に購入費2090万円を全額請求するよう県に命じた山口地裁令和4年11月2日判決(裁判長は44期の山口格之)を取り消し,原告の請求を棄却しました。
*5の2 最高裁判所裁判官等の公用車に関する文書を以下のとおり掲載しています。
① 最高裁判所長官の公用車の調達価格,調達時期及び車種が分かる文書,並びに車検証
・ 最高裁判所長官の公用車は,平成26年3月24日に1543万5900円で取得したトヨタレクサスLS600hlです。
・ Car Watchの「写真で見るトヨタ「レクサス LS600hL」」には,「トヨタの高級車ブランド「レクサス」。その中でもトップに位置するのが「LS」である。前身は1994年4月にトヨタのフラッグシップサルーンとして発売された「セルシオ」。」と書いてあります。
② 最高裁判所判事の公用車14台の調達価格,調達時期及び車種が分かる文書,並びに車検証
・ 最高裁判所判事の公用車14台は,平成26年3月18日から平成30年2月5日までの間に,468万4785円から643万8890円の間で取得したトヨタクラウンです。
③ 最高裁判所事務総長の公用車の調達価格,調達時期及び車種が分かる文書,並びに車検証
・ 最高裁判所事務総長の公用車は,平成26年3月18日に465万3285円で取得したトヨタクラウンです。
④ 最高裁判所首席調査官の公用車の調達価格,調達時期及び車種が分かる文書,並びに車検証
・ 最高裁判所首席調査官の公用車は,平成26年3月18日に465万3285円で取得したトヨタクラウンです。
⑤ 司法研修所長の公用車の調達価格,調達時期及び車種が分かる文書,並びに車検証
・ 司法研修所長の公用車は,平成26年3月25日に463万4383円で取得したトヨタクラウンです。
⑥ 裁判所職員総合研修所長の公用車の調達価格,調達時期及び車種が分かる文書,並びに車検証
・ 裁判所職員総合研修所長の公用車は,平成28年3月24日に317万6525円で取得したトヨタカムリハイブリッドです。
*5の3 最高裁判所長官の公用車に関する以下の文書を掲載しています。
① 最高裁判所長官の公用車の調達関係文書(入札説明書,性能等証明書,開札経過調書等)
② 最高裁判所長官の公用車に関する売買契約書(平成25年12月24日付)
③ 最高裁判所長官の公用車に関する自賠責保険証明書


最高裁判所長官の公用車の品目,規格,数量及び単価が書いてある文書

最高裁判所長官の公用車の車検証