生年月日 S46.6.26
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R18.6.26
R5.4.1 ~ 静岡地家裁沼津支部判事
R2.4.1 ~ R5.3.31 千葉地裁1民判事(労働部)
H29.4.1 ~ R2.3.31 東京高裁5民判事
H26.4.1 ~ H29.3.31 千葉地家裁一宮支部判事
H23.4.1 ~ H26.3.31 東京地裁11民判事
H20.4.1 ~ H23.3.31 宮崎家地裁判事
H19.4.10 ~ H20.3.31 東京家裁判事
H17.4.1 ~ H19.4.9 東京家裁判事補
H14.3.25 ~ H17.3.31 名古屋家地裁岡崎支部判事補
H12.4.1 ~ H14.3.24 熊本家地裁判事補
H11.4.1 ~ H12.3.31 熊本地家裁判事補
H9.4.10 ~ H11.3.31 広島地裁判事補
49期の裁判官
大須賀綾子裁判官(49期)の経歴
生年月日 S45.12.31
出身大学 不明
退官時の年齢 53歳
R6.3.31 依願退官
R3.4.1 ~ R6.3.30 東京地家裁立川支部判事
H30.4.1 ~ R3.3.31 東京家裁家事第6部判事(人事訴訟部)
H27.4.1 ~ H30.3.31 横浜地家裁川崎支部判事
H24.4.1 ~ H27.3.31 東京地裁7民判事
H21.7.1 ~ H24.3.31 大阪高裁判事
H19.4.10 ~ H21.6.30 広島家地裁判事
H18.4.1 ~ H19.4.9 広島家地裁判事補
H16.4.1 ~ H18.3.31 東京地裁判事補
H14.4.1 ~ H16.3.31 千葉家地裁松戸支部判事補
H11.4.1 ~ H14.3.31 秋田地家裁判事補
H9.4.10 ~ H11.3.31 横浜地裁判事補
内田貴文裁判官(49期)の経歴
生年月日 S42.4.30
出身大学 一橋大
定年退官発令予定日 R14.4.30
R5.4.1 ~ 大阪高裁12民判事
R2.4.1 ~ R5.3.31 佐賀地家裁武雄支部長
H29.4.1 ~ R2.3.31 千葉家裁家事部判事
H26.4.1 ~ H29.3.31 広島高裁松江支部判事
H23.4.1 ~ H26.3.31 横浜地裁2民判事
H20.4.1 ~ H23.3.31 福岡家地裁田川支部判事
H19.4.10 ~ H20.3.31 大阪地裁8刑判事
H17.4.1 ~ H19.4.9 大阪地家裁判事補
H14.4.1 ~ H17.3.31 鳥取家地裁米子支部判事補
H11.4.1 ~ H14.3.31 熊本地家裁判事補
H9.4.10 ~ H11.3.31 横浜地裁判事補
井筒径子裁判官(49期)の経歴
生年月日 S46.10.14
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R18.10.14
R6.4.1 ~ 前橋地家裁高崎支部判事
R3.4.1 ~ R6.3.31 千葉地裁4刑判事
H30.4.1 ~ R3.3.31 仙台高裁刑事部判事
H27.4.1 ~ H30.3.31 さいたま地家裁熊谷支部判事
H24.4.1 ~ H27.3.31 千葉地裁5刑判事
H21.4.11 ~ H24.3.31 宇都宮地家裁判事
H21.4.1 ~ H21.4.10 宇都宮地家裁判事補
H19.4.1 ~ H21.3.31 さいたま地家裁判事補
H16.4.1 ~ H19.3.31 横浜地家裁相模原支部判事補
H13.3.1 ~ H16.3.31 東京地裁判事補(弁護士任官・一弁)
西森英司裁判官(49期)の経歴
生年月日 S43.9.8
出身大学 京大
定年退官発令予定日 R15.9.8
R5.4.1 ~ 神戸地家裁伊丹支部判事
R2.4.1 ~ R5.3.31 神戸地裁2刑判事
H29.4.1 ~ R2.3.31 大阪高裁1刑判事
H26.4.1 ~ H29.3.31 山口地家裁下関支部判事
H23.4.1 ~ H26.3.31 神戸地裁1刑判事
H20.4.1 ~ H23.3.31 福岡地家裁直方支部判事
H19.4.10 ~ H20.3.31 大阪地裁判事
H17.4.1 ~ H19.4.9 大阪地家裁判事補
H14.4.1 ~ H17.3.31 福岡家地裁小倉支部判事補
H11.4.1 ~ H14.3.31 神戸地家裁尼崎支部判事補
H9.4.10 ~ H11.3.31 浦和地裁判事補
池田聡介裁判官(49期)の経歴
生年月日 S43.10.27
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R15.10.27
R5.4.1 ~ 大津地裁民事部部総括
R2.4.1 ~ R5.3.31 京都家裁家事部判事
H29.4.1 ~ R2.3.31 佐賀地家裁武雄支部長
H26.4.1 ~ H29.3.31 大阪地裁18民判事
H23.4.1 ~ H26.3.31 福岡地裁5民判事
H20.4.1 ~ H23.3.31 広島高裁松江支部判事
H19.4.10 ~ H20.3.31 大阪地裁判事
H17.4.1 ~ H19.4.9 大阪地家裁判事補
H14.4.1 ~ H17.3.31 広島地家裁判事補
H11.4.1 ~ H14.3.31 浦和地家裁川越支部判事補
H9.4.10 ~ H11.3.31 札幌地裁判事補
*1 大津地裁令和6年4月23日判決(裁判長は49期の池田聡介)は,草津市にある県立高校の元生徒がいじめを受けて不登校となり,退学を余儀なくされたのは学校側が適切な対応を怠ったためだなどと主張し,県などに賠償を求めた裁判において,原告の請求を棄却しました(NHKの滋賀 NEWS WEBの「「いじめで県立高校を退学」大津地裁が訴え棄却」参照)。
*2 大津地裁令和6年7月25日判決(裁判長は49期の池田聡介)は,令和元年11月に滋賀県草津市立の小学校のグラウンド内で小学生にぶつかられてけがをしたとして,80代の女性が当時小学生だった男性2人と草津市に約725万円の損害賠償を求めた訴訟において,男性2人に88万3041円の賠償を命じました(毎日新聞HPの「当時小学生の2人に賠償命令 学校のグラウンドで女性にぶつかる」参照)。
【話題】当時小学生の2人に賠償命令 学校のグラウンドで女性にぶつかる
.
滋賀県草津市立の小学校のグラウンド内で、80代女性が小学生2人にぶつかられケガ
↓
大津地裁は当時小学生の男性2人に88万3041円の賠償を命じた
.
80代のおばあちゃんはなんで小学校のグラウンドのど真ん中を歩いていたの?
↓… pic.twitter.com/Hytio6U5EM— まめ🐼海外駐在x海外MBA→??? (@chuzaiina) July 25, 2024
まあそうなるよね…
80歳骨折おばあちゃんも気の毒ではあるけど、この後安全管理できないという理由でグラウンドゴルフ愛好会は小学校を出禁になると思うので、一時の感情で訴訟に持ち込むとどうなるか、愛好会メンバーに激詰めされて学べばいいのにと思う https://t.co/WTnCBO09nK— みやざわ@無党派層の呟き (@kazemachi_t) July 25, 2024
*3 大津地裁令和6年10月31日判決(裁判長は49期の池田聡介)は,エレベーター大手「フジテック」の創業家で元会長の内山高一が取締役会で決定された会長解任決議の無効確認などを求めた訴訟で,訴えを退けました(産経新聞HPの「フジテック元会長が敗訴 解任決議の無効確認訴訟、大津地裁が訴え退ける」参照)。
*4 大津地裁令和7年1月17日判決(担当裁判官は49期の池田聡介,59期の脇田奈央及び76期の中村隼太)は,滋賀県彦根市立病院の医師の不適切な診断で,高齢女性が高度意識障害などの後遺症を負ったとして,女性と家族が彦根市に約5825万円の損害賠償を求めた訴訟において,彦根市に約5040万円の支払を命じました(産経新聞HPの「不適切な診断で女性に重度の後遺症 医師に賠償命令、彦根の市立病院」参照)ところ,その裁判要旨は以下のとおりです(ChatGPT o1 pro作成のもの)。
① 頭痛患者に対する診療においては、一次性頭痛と二次性頭痛の鑑別が最も重要であり、特に高齢者でワーファリンを服用している者が、嘔気や脱力感を伴う頭痛を訴えて救急外来を再度受診した場合には、単なる一次性頭痛と安易に判断するのではなく、二次性頭痛の可能性を念頭に置いて頭部CT検査などの画像診断を実施し、脳神経外科医に相談するなどの適切な対応をとるべき注意義務を負う。
② 本件では、原告らの被相続人である患者(当時77歳)が、ワーファリンを内服し、高血圧傾向もみられるなかで、突然にこれまで経験したことのない頭痛や吐き気を訴え、さらに二度目の救急受診時には動けないほどの脱力感を伴ってストレッチャーで搬送されてきたにもかかわらず、医師らは必要なCT検査等を実施せず、一次性頭痛と診断して帰宅させた。この対応は、慢性硬膜下血腫を含む二次性頭痛を除外診断する上での注意義務に違反し、医療水準に反する。
③ もし二度目の診察終了時(4月30日)までに頭部CT検査を行い、脳神経外科医へ相談していれば、両側性の慢性硬膜下血腫が早期に判明し、当該患者は脳ヘルニアを生じる前に緊急手術を受けることができ、高度意識障害や四肢麻痺といった重大な後遺障害を回避できた高度の蓋然性がある。したがって、医師らの検査義務違反と患者に残存した後遺障害との間には相当因果関係が認められる。
④ 以上の過失及び因果関係により、患者本人が被った治療費、介護用品費用、逸失利益、慰謝料等の損害のほか、近親者である原告ら自身の精神的苦痛に対する慰謝料が認められる。もっとも、入院雑費や付添交通費などは、必要かつ相当な範囲で限定して認容される。
⑤ 結果として、被告病院の開設者である被告は、医師らの過失に基づく不法行為責任を負い、原告Aに約2575万円、原告Bに約2465万円(各遅延損害金を含む)の支払いを命じられ、その余の請求は棄却された。
齋藤厳裁判官(49期)の経歴
生年月日 S43.4.11
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R15.4.11
R5.4.1 ~ 東京高裁19民判事
R2.4.1 ~ R5.3.31 静岡地家裁沼津支部判事
H29.4.1 ~ R2.3.31 横浜地裁4民判事(医事部)
H26.4.1 ~ H29.3.31 新潟地家裁判事
H23.4.1 ~ H26.3.31 知財高裁第4部判事
H20.4.1 ~ H23.3.31 甲府地家裁都留支部判事
H19.4.10 ~ H20.3.31 東京地裁判事
H17.4.1 ~ H19.4.9 東京地裁判事補
H14.4.1 ~ H17.3.31 名古屋地家裁豊橋支部判事補
H11.7.1 ~ H14.3.31 前橋地家裁判事補
H9.4.10 ~ H11.6.30 千葉地裁判事補
瀬戸さやか裁判官(49期)の経歴
生年月日 S45.8.31
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R17.8.31
R5.4.1 ~ さいたま家地裁判事
R2.4.1 ~ R5.3.31 静岡地家裁判事
H29.4.1 ~ R2.3.31 横浜地裁3民判事(破産再生執行保全部)
H26.4.1 ~ H29.3.31 津地家裁判事
H23.4.1 ~ H26.3.31 東京地裁判事
H20.4.1 ~ H23.3.31 福岡高裁2民判事
H19.4.10 ~ H20.3.31 鹿児島地家裁鹿屋支部判事
H17.4.1 ~ H19.4.9 鹿児島地家裁鹿屋支部判事補
H14.4.1 ~ H17.3.31 東京地裁判事補
H11.4.1 ~ H14.3.31 那覇地家裁判事補
H9.4.10 ~ H11.3.31 東京地裁判事補
丸山水穂裁判官(49期)の略歴
生年月日 S46.9.8
出身大学 東北大学
定年退官発令予定日 R18.9.8
R5.4.1 ~ 大阪高裁13民判事(弁護士任官・仙台弁)
*1の1 平成6年3月に東北大学法学部を卒業し,同年10月に司法試験に合格したほか,平成23年度仙台弁護士会副会長をしたり,平成20年10月から平成22年9月まで仙台簡易裁判所民事調停官をしたりしていました(官澤綜合法律事務所HPの「弁護士 丸山水穂(まるやま みほ)」(過去の記事です。)参照)。
*1の2 令和5年4月1日現在,官澤綜合法律事務所HPの「弁護士 丸山水穂(まるやま みほ)」には「子ども達が大学進学に伴って巣立ち、子育てに一区切りがついたことをきっかけに、裁判官へのチャレンジを決意し、官澤先生を始め官澤綜合法律事務所の皆様と同期の弁護士でもある夫の多大な支援を得て、この度任官の内定を得た次第です。」と書いてあります。
*2 以下の記事も参照して下さい。
・ 弁護士任官者研究会の資料
・ 弁護士任官候補者に関する下級裁判所裁判官指名諮問委員会の答申状況
・ 弁護士任官希望者に関する情報収集の実情
・ 弁護士任官に対する賛成論及び反対論
・ 法曹一元
・ 非常勤裁判官(民事調停官及び家事調停官)の名簿
・ 調停委員
中尾隆宏裁判官(49期)の経歴
生年月日 S39.4.15
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R11.4.15
R6.4.1 ~ 東京地家裁立川支部判事
R3.4.1 ~ R6.3.31 横浜家裁家事第1部判事
H30.4.1 ~ R3.3.31 静岡地家裁富士支部長
H27.4.1 ~ H30.3.31 東京地裁23民判事
H25.4.1 ~ H27.3.31 広島地家裁判事
H24.4.1 ~ H25.3.31 広島高裁第2部判事(弁護士任官・東弁)
佐藤克則裁判官(49期)の経歴
生年月日 S41.12.27
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R13.12.27
R3.4.1 ~ 大阪地家裁岸和田支部判事
H30.4.1 ~ R3.3.31 大阪高裁6民判事
H27.4.1 ~ H30.3.31 大津家地裁判事
H24.4.1 ~ H27.3.31 大阪地家裁堺支部判事
H21.4.1 ~ H24.3.31 名古屋地裁3民判事
H19.4.10 ~ H21.3.31 大阪地家裁岸和田支部判事
H18.4.1 ~ H19.4.9 大阪地家裁岸和田支部判事補
H15.4.1 ~ H18.3.31 徳島地家裁判事補
H11.4.1 ~ H15.3.31 静岡地家裁沼津支部判事補
H9.4.10 ~ H11.3.31 大阪地裁判事補
* 以下の記事も参照してください。
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
森岡礼子裁判官(49期)の経歴
生年月日 S45.12.25
出身大学 京大
定年退官発令予定日 R17.12.25
R4.4.1 ~ 東京高裁16民判事
H31.4.1 ~ R4.3.31 広島家裁判事
H28.4.1 ~ H31.3.31 知財高裁第2部判事
H25.4.1 ~ H28.3.31 長崎地裁佐世保支部民事部部総括
H23.4.1 ~ H25.3.31 東京地裁19民判事
H21.3.25 ~ H23.3.31 総研調研部教官
H20.4.1 ~ H21.3.24 東京家裁判事
H17.4.1 ~ H20.3.31 法務省民事局付
H14.7.1 ~ H17.3.31 名古屋地家裁豊橋支部判事補
H11.4.1 ~ H14.6.30 金沢地家裁判事補
H9.4.10 ~ H11.3.31 大阪地裁判事補
*1 特許庁HPの「講演者情報」に森岡礼子裁判官の顔写真が載っています。
*2 以下の記事も参照してください。
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 裁判所職員総合研修所の研修実施計画
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
國分隆文裁判官(49期)の経歴
生年月日 S43.10.18
出身大学 京大
定年退官発令予定日 R15.10.18
R4.4.1 ~ 東京地裁29民部総括(知財部)
R2.4.1 ~ R4.3.31 東京地裁29民判事(知財部)
H31.4.1 ~ R2.3.31 知財高裁第4部判事
H28.4.1 ~ H31.3.31 札幌家裁家事部部総括
H24.4.1 ~ H28.3.31 東京地裁9民判事(保全部)
H21.4.1 ~ H24.3.31 鹿児島地家裁川内支部判事
H19.4.10 ~ H21.3.31 東京地裁判事
H19.4.1 ~ H19.4.9 東京地裁判事補
H17.5.22 ~ H19.3.31 JICA・ベトナム派遣
H17.4.1 ~ H17.5.21 法総研教官
H14.4.1 ~ H17.3.31 山口家地裁宇部支部判事補
H11.4.1 ~ H14.3.31 高知地家裁判事補
H9.4.10 ~ H11.3.31 大阪地裁判事補
*1 以下の記事も参照してください。
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所の専門部及び集中部
・ 判事補の外部経験の概要
・ 行政機関等への出向裁判官
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
*2 特許庁HPの「講演者情報 Speakers Info」に顔写真及び経歴が載っています。
*3 判例タイムズ1499号(2022年10月号)に「調停制度 更なる発展 現場での実践(知財調停)」を寄稿しています。
杉村鎮右裁判官(49期)の経歴
生年月日 S47.2.6
出身大学 大阪大
退官時の年齢 50歳
R4.3.31 依願退官
H29.4.1 ~ R4.3.30 名古屋地家裁一宮支部判事
H26.4.1 ~ H29.3.31 岐阜地家裁判事
H23.4.1 ~ H26.3.31 大阪高裁4民判事
H20.4.1 ~ H23.3.31 和歌山地家裁判事
H19.4.10 ~ H20.3.31 徳島地家裁判事
H17.4.1 ~ H19.4.9 徳島家地裁判事補
H14.4.1 ~ H17.3.31 熊本家地裁八代支部判事補
H12.4.1 ~ H14.3.31 東京地裁判事補
H11.4.1 ~ H12.3.31 王子製紙(研修)
H11.3.25 ~ H11.3.31 東京地裁判事補
H9.4.10 ~ H11.3.24 仙台地裁判事補
*0 平成26年4月からの3年間,岐阜地家裁判事をしていましたところ,令和4年4月1日,岐阜県弁護士会で弁護士登録(登録番号は61601)をして,弁護士法人神谷法律事務所(岐阜市神田町2-12 松永オフィスビル4階。代表者は55期の神谷慎一弁護士)に入所しました(刑事事件で本当に頼りになる弁護士事務所検索「あなたのみかた」HPの「杉村 鎮右(すぎむらしずお)弁護士」参照)。
*1の1 裁判所HPの「第2 裁判官の人事評価の現状と関連する裁判官人事の概況」には「地方裁判所・家庭裁判所の部総括(司法行政上は部の事務の取りまとめに当たり,裁判においては合議体の裁判長となる。その数は300余り。)に指名されるのが,大体,判事任命後10年目前後くらい」と書いてあり,令和4年1月1日時点において最も期が若い部総括判事は56期の河村宜信裁判官でありますところ,15年近く判事をしていた49期の杉村鎮右裁判官は地家裁の部総括を経験せずに退官しました。
*1の2 NHK岐阜NEWS WEBの「えん罪や再審制度テーマにした本のコーナー 岐阜市の図書館」に49期の杉村鎮右弁護士が登場しています。
*2 以下の記事も参照してください。
・ 裁判官の早期退職
・ 50歳以上の裁判官の依願退官の情報
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
・ 裁判官の民間企業長期研修等の名簿
・ 判事補の外部経験の概要
修習生各位、パワハラに耐えられなくなったら、Jなら修習生指導官、Bなら修習生担当幹事に迷わず報告連絡相談ですよ。Pの時はなんと言うのか知らんのですが…彼らはこういう時のためにいます。報連相、実践しましょう。
— 豆ごはん🍚@76期 (@leo08032017) February 10, 2023
*3 J-CASTニュースの「怒りの判事お得意の「熱い言葉」 娘に売春強要の母親を「一喝」」には,「和歌山家裁で開かれた裁判では、初公判の場で判事が「(被害者に)すごいひどいことをしたんだろ!!」と被告を一喝。これだけでもかなり異例だが、実はこの判事、まだまだ多くの「熱い」言葉を残していた。」と書いてあります。
職業でいえば教師、警察官、医師、職務でいえば採用、人事、予算査定などは、人格が歪むリスクを自覚できる人間しか就いてはいけない仕事だよな、と思う。
自分も長い年数この手の仕事に従事したけれど、(自分が偉いわけでもないのに)他人を圧したり教導的になったりする人が多いのが本当に怖かった。— fusakui (@fusakui_politik) May 29, 2022
(68期の足羽麦子裁判官関係)
*4の1 岐阜地裁平成29年4月28日判決(担当裁判官は46期の眞鍋美穂子,49期の杉村鎮右及び68期の足羽麦子)は,
「老齢厚生年金の受給権者の死亡に伴い,同受給権者と内縁関係にあった原告が,自らが受給権を有する同受給権者の配偶者であるとして遺族厚生年金の裁定を請求したところ,厚生労働大臣が,原告と同受給権者には重婚的内縁関係は成立しないとの理由により遺族厚生年金を支給しない旨の決定をしたため,原告がこの決定の取消しを求めた事案について,同受給権者と法律上の婚姻関係にあった被告補助参加人との婚姻関係は,事実上の離婚状態に至っているものと評価され,原告が厚生年金保険法上の「配偶者」であるため,被告補助参加人に受給権を認めた本件決定は違法であるとしてこれを取り消した」事例であり,名古屋高裁平成29年11月2日判決(判例秘書に掲載)でも支持されました。
*4の2 慶應義塾大学法学部及び同大学法科大学院を卒業した68期の足羽麦子(あしわ・むぎこ)裁判官は,平成28年1月16日に岐阜地裁判事補となり,平成30年1月31日に依願退官し(66期以降では最初の退官者です。),同年4月,AsiaWise法律事務所に弁護士として入所しました(同事務所HPの「メンバーズ」,及び「【ニュース】足羽麦子弁護士加入のお知らせ」参照)。
【ニュース】足羽麦子弁護士加入のお知らせhttps://t.co/iVSLkRRbGA
— AsiaWiseGroup (@AsiaWiseGroup) May 15, 2018
職場でパワハラやイジメに遭っていて仕事が苦痛で人生が楽しくなければ毎日少しずつ人格が悪い方向に変えられて気付いたら別人のようになってしまい本来持っている人間性の良いところをなくしてしまう。取り返しがつかなくなる前に転職するなど一気に仕事の環境を変えてしまわないと後悔の人生になる。
— そらし (@QhZm29) April 16, 2022
(裁判所の当直)
*5の1 裁判所の中の人ブログの「裁判所の当直業務」には以下の記載があります。
当直は、日直と宿直があります。
日直は、裁判所が閉庁している休日の昼間に仕事をします。時間は8:30~17:00(昼休み12:15~13:00)。
宿直は平日休日関係なく夜に仕事をします。時間は17:00~8:30です。
この日直と宿直を、まとめて「当直」と呼んでいます。
日当は7400円。昼も夜も一緒。どんなに忙しくても7400円。やすーい。(でも、過去の給与明細見ると昔は7200円でした。値上がりしたんですかね?←把握してない奴。追記:やはり人事院勧告で200円賃上げになってました。)
「連絡員体制により令状処理を行っている地方の小規模庁では、「事実上の待機義務が課せられている」との指摘も出され、精神的なプレッシャーや深夜に登庁して処理する身体的負担など、これまで多くの問題点が指摘されています。」
全司法新聞2017年10月号https://t.co/Ru5OnKnJ7C— 774🍥 (@Dj3ArtBq) November 4, 2024
*5の2 全司法新聞2205号(2014年11月)には以下の記載があります。
現在、多くの庁で、夜間・深夜に令状請求があった場合、当直の職員が記録を持って裁判官宅にタクシーで赴き、そこで令状事務を処理する取扱いを行っています。
この取扱いでは、令状請求がある度に裁判官宅を往復することから、当直職員の大きな負担になっています。その間、睡眠時間が確保されないことはもとより、中には、令状発付までの間、冬季の深夜、寒い屋外で長時間待機したというケースも報告されています。
*5の3 弁護士任官どどいつ集ブログの「32時間 連続勤務 津地裁「民事 部総括」」(2024年3月9日付)に「津地家裁は裁判官が少ないので、所長と熊野支部長(隣接の和歌山地家裁田辺支部長と交代で令状担当)を除き、支部の裁判官も含めて全員が、夜間と休日の令状当番を、本庁に待機して平等に担当している。」と書いてあります。
*5の4 裁判所の当直に関する文書を掲載しています。
(当直規程)
東京地家裁,横浜地裁,横浜家裁,さいたま地家裁,千葉地家裁,大阪地裁,京都地裁,名古屋地家裁,広島地家裁,岡山地家裁,福岡地家裁,熊本地家裁,仙台地家裁,
(当直担当者のマニュアル)
名古屋地裁,
ご紹介。
裁判所の当直業務 https://t.co/gbNOVKQZWc— 774😷 (@Dj3ArtBq) August 7, 2022
女性用の宿泊施設がない裁判所は宿直の代わりに土日祝の昼間の当番が当てられるということが多いです。宿泊施設がある裁判所では女性も宿直当番をしていると思います。 https://t.co/7eRdpV9zfh
— Jはお前なんだよ (@tako_kora_) September 19, 2022
裁判所は裁判官、書記官、事務官など全ての立場で女尊男卑ですよ。昔はもっと酷かった。
宿直をして翌日も法廷に入るのが、どれほどしんどいか。
女医さんや女性看護師さんは頭脳労働+肉体労働をもなさっているというのに😞— 西園寺金持 (@nanacocard77) September 19, 2022
最高裁公平課へ出した苦情相談が勤務庁へ回され、総務課長に呼び出され、口頭で受けたやり取りです
4枚のみで内容不明でしょうが、今後追加します
一番のきっかけは、私が骨髄ドナーに選ばれたとき、ドナー休暇でも当直規程上、交替者は自分で探すことと言われたことです
(本投稿は公益目的です) https://t.co/NNjlZ20riQ pic.twitter.com/oaNQ41HIW4— Jの犬C🐶 (@VpFgXjDXzzpcfJc) February 21, 2024
え?ご一緒したことあったんですね!
社長には大変なご無礼を……😂また、機会があればこっそり教えてください!
— ありふれたろいやー (@OrdinaryLaywer) September 5, 2023
組織率が下がったままの組合が既得権益守らないとさらに見放されると五月蠅くしてるから、各庁当局が腫れ物扱いして男性職員に我慢させてるだけです。 https://t.co/KpZGIHOftT
— Which (@which0623) October 16, 2024
(関連資料)
*6 裁判官人事等に関して以下の資料を掲載しています。
(パワハラ関係)
・ 人事院規則10-16(パワー・ハラスメントの防止等)の運用について(令和2年4月1日付の人事院事務総長の通知)
・ パワー・ハラスメント防止ハンドブック(平成27年7月の人事院職員福祉局の文書)
(人事評価)
・ 裁判官の人事評価に関する規則(平成16年1月7日最高裁判所規則第1号)
・ 裁判官の人事評価に関する規則の運用について(平成16年1月7日付の最高裁判所事務総長の依命通達)
・ 裁判官の人事評価の実施等について(平成16年3月26日付の最高裁判所事務総局人事局長の通達)
・ 裁判官の人事評価に係る評価書の保管等について(平成16年3月26日付の最高裁判所人事局長通達)
(人事事務の資料の作成等)
・ 裁判官に関する人事事務の資料の作成等について(平成16年5月31日付けの最高裁判所事務総局人事局長の通達)
・ 裁判官第一カード等の記載要領について(平成29年2月16日付けの最高裁判所事務総局人事局任用課長の事務連絡)
→ 裁判官第一カード,裁判官第二カード及び裁判官第三カードの記載要領について書いてあります。
・ 人事管理文書等の保存期間等について(平成29年3月6日付の最高裁判所事務総長の通達)
・ 裁判官の再任等に関する事務について(平成16年6月17日付の最高裁判所人事局長通達)
・ 部の事務を総括する裁判官の指名上申について(平成6年12月9日付の最高裁判所人事局長の通達)
(勤務時間)
・ 裁判官及び裁判官の秘書官以外の裁判所職員の勤務時間等について(平成28年3月25日付の最高裁判所事務総長の通達)
→ 略称は「勤務時間等総長通達」です。
・ 裁判官及び裁判官の秘書官以外の裁判所職員の育児休業等について(平成28年3月25日付の最高裁判所事務総長通達)
→ 略称は「育児休業等総長通達」です。
・ 最高裁判所に勤務する裁判官及び裁判官の秘書官以外の裁判所職員の勤務時間等について(平成28年3月30日付の最高裁判所事務総長通達)
・ 最高裁判所に勤務する裁判官及び裁判官の秘書官以外の裁判所職員の勤務時間等の運用について(平成28年3月30日付の最高裁判所人事局長通達)
(簡易裁判所判事の採用選考)
・ 簡易裁判所判事候補者の選考について(平成16年2月18日付の最高裁判所人事局長の依命通達),
・ 簡易裁判所判事候補者選考第1次選考の実施について(平成16年2月18日付の最高裁判所人事局長の通達)
・ 簡易裁判所判事選考候補者の推薦基準について(平成17年3月22日付の最高裁判所人事局長の通達)
・ 簡易裁判所判事候補者選考実施要項(令和2年7月27日簡易裁判所判事選考委員会決議)
・ 簡易裁判所判事選考規則5条2項に基づき,簡易裁判所判事選考委員会の決定により選考に加える具体的基準が書いてある文書
(その他)
・ 裁判官の報酬等に関する規則の運用について(令和3年8月19日付の最高裁判所長官の文書)
・ 一般職員に対する期末手当及び勤勉手当の一時差止処分に関する報告及び勤勉手当決定調書の作成等について(令和3年8月19日付の最高裁判所人事局長の文書)
・ 再就職に関する規制Q&A(平成30年1月改定の,最高裁判所事務総局人事局の文書)
・ 裁判所職員の災害補償について(平成28年3月28日付の最高裁判所事務総長決定)
パワハラについては「いつ」受けたかの特定がとても重要。
「ずっと毎日怒鳴られていた」よりも、「○月○日の○時に叱責を受けた」を何日か主張する方が、裁判所に分かってもらえる可能性が高い。
裁判の仕組み上、相手にも反論をさせることになるけど「ずっと」では反論ができないから。— 太田 伸二 (@shin2_ota) July 25, 2022
多分理由はこんなところ。
①組織での上司を見ないままボスになる人が多く、マネジメントの意識がそもそもない。
②イソ弁時代のボスの踏襲。
③プレイヤー視点でマネジメントしちゃうミスに気が付いていない。
④反省・改善しなくても事務所が継続できちゃう。 https://t.co/A0yyMYvbsp— スラ弁(弁護士大西洋一) (@o2441) June 15, 2021
橋本修裁判官(49期)の経歴
生年月日 S43.1.15
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R15.1.15
R4.4.1 ~ 長野地裁民事部部総括
H31.4.1 ~ R4.3.31 名古屋高裁金沢支部判事
H28.4.1 ~ H31.3.31 青森地家裁八戸支部長
H25.4.1 ~ H28.3.31 さいたま家地裁判事
H22.4.1 ~ H25.3.31 宇都宮家地裁栃木支部判事
H19.4.10 ~ H22.3.31 札幌地家裁判事
H17.4.1 ~ H19.4.9 札幌地家裁判事補
H14.4.1 ~ H17.3.31 法務省租税訟務課付
H14.3.25 ~ H14.3.31 東京地裁判事補
H11.4.1 ~ H14.3.24 佐賀地家裁判事補
H9.4.10 ~ H11.3.31 横浜地裁判事補