大善文男裁判官(38期)の経歴


生年月日 S34.11.3
出身大学 早稲田大
定年退官発令予定日 R6.11.3
R2.3.30 ~ 東京高裁2刑部総括
H31.2.25 ~R2.3.29 さいたま地裁所長
H29.3.12 ~  H31.2.24 仙台地裁所長
H28.4.20 ~ H29.3.11 東京地家裁立川支部長
H27.3.20 ~ H28.4.19 東京地裁立川支部3刑部総括
H22.4.1 ~ H27.3.19 東京地裁11刑部総括
H18.4.1 ~ H22.3.31 高松高裁事務局長
H17.7.1 ~ H18.3.31 東京地裁判事
H13.3.26 ~ H17.6.30 司研刑裁教官
H9.4.1 ~ H13.3.25 広島地裁判事
H8.4.11 ~ H9.3.31 東京地裁判事
H6.4.1 ~ H8.4.10 東京地裁判事補
H3.4.1 ~ H6.3.31 高知地家裁判事補
S63.4.1 ~ H3.3.31 名古屋地家裁判事補
S61.4.11 ~ S63.3.31 東京地裁判事補

*1 以下の記事も参照してください。
・ 高裁の部総括判事の位置付け
・ 歴代のさいたま地裁所長
・ 毎年6月開催の長官所長会同
・ 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 高等裁判所事務局長事務打合せ
・ 司法行政を担う裁判官会議,最高裁判所事務総長及び下級裁判所事務局長
・ 司法研修所教官会議の議題及び議事録
・ 司法修習生指導担当者協議会
・ 司法研修所刑事裁判教官の名簿
*2 東京地裁平成24年4月26日判決(担当裁判官は38期の大善文男44期の平塚浩司及び48期の井下田英樹)は,陸山会事件において政治資金規正法違反で強制起訴された小沢一郎衆議院議員に対する無罪判決であり,東京高裁平成24年11月12日判決(担当裁判官は29期の小川正持31期の川口政明及び42期の任介辰哉)は控訴棄却判決であり,指定弁護士は平成24年11月19日に上告を断念しました。
*3 新潟地裁令和元年12月4日判決(裁判長は49期の山崎威)は,平成30年5月,小学2年の女児が下校中に連れ去られ殺害された事件の裁判員裁判で,殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われ,死刑を求刑されていた被告人に対し,無期懲役の判決を言い渡しました(ロイターニュースの「新潟女児殺害、男に無期懲役」参照)ところ,当該判決は東京高裁令和4年3月17日判決(裁判長は38期の大善文男)で支持されました(新潟日報の「新潟女児殺害二審も無期懲役 東京高裁が死刑求刑退ける」参照)。
*4の1 横浜地裁令和3年3月12日判決(判例秘書に掲載。担当裁判官は46期の奥山豪,54期の中川卓久及び70期の新納亜美)は,東証1部上場の住宅関連会社「ナイス」(旧すてきナイスグループ。横浜市)が粉飾決算したとされる事件で、金融商品取引法違反の罪に問われた前会長の被告人に対して懲役2年6月・執行猶予4年(求刑:懲役2年6月)を言い渡し,元社長の被告人に対して懲役1年6月・執行猶予3年(求刑懲役1年6月),法人としての同社に対して求刑通り罰金1000万円を言い渡しました(ロイターHPの「旧すてきナイス、前会長ら有罪」参照)。
*4の2 証券取引等監視委員会HPに「すてきナイスグループ株式会社に係る虚偽有価証券報告書提出事件の告発について」(令和元年8月13日付)及び「ナイス株式会社における有価証券報告書等の虚偽記載に係る課徴金納付命令勧告について」(令和2年6月16日付)が載っています。
*4の3 東京高裁令和4年12月1日判決(裁判長は38期の大善文男裁判官)は,住宅関連会社「ナイス」の粉飾決算事件に関する横浜地裁令和3年3月12日判決を破棄して横浜地裁に差し戻しました(日経新聞HPの「粉飾決算審理差し戻し ナイスの架空取引否定、東京高裁」参照)。
*5 東京高裁令和5年3月13日決定(裁判長は38期の大善文男)は,袴田事件に関する再度の再審開始決定となりました(NHK静岡放送局HPの「【詳報】袴田事件 再審開始決定! 東京高裁」(2023年3月13日付)参照)。


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