多和田隆史裁判官(36期)の経歴

生年月日 S33.1.10
出身大学 東大
退官時の年齢 63歳
R3.12.31 依願退官
R2.11.19 ~ R3.12.30 前橋家裁所長
H28.2.21 ~ R2.11.18 広島高裁第1部部総括(刑事)
H25.4.1 ~ H28.2.20 さいたま地裁1刑部総括
H22.1.1 ~ H25.3.31 東京地裁10刑部総括
H21.4.1 ~ H21.12.31 東京高裁6刑判事
H18.4.1 ~ H21.3.31 横浜地裁3刑判事
H14.4.1 ~ H18.3.31 最高裁調査官
H13.4.1 ~ H14.3.31 東京地裁判事
H10.4.1 ~ H13.3.31 大阪地裁判事
H8.4.1 ~ H10.3.31 東京地裁判事
H4.4.1 ~ H8.3.31 法務省刑事局付
H4.3.23 ~ H4.3.31 東京地裁判事補
H1.4.1 ~ H4.3.22 千葉家地裁八日市場支部判事補
S61.4.1 ~ H1.3.31 宮崎地家裁判事補
S59.4.13 ~ S61.3.31 名古屋地裁判事補

*0 令和4年1月31日,東京法務局所属の新橋公証役場の公証人に任命されました。
*1 以下の記事も参照してください。
・ 公証人の任命状況(2019年5月1日以降)→公証人への任命直前の,元裁判官,元検事等の経歴を記載したもの
・ 50歳以上の裁判官の依願退官の情報
・ 高裁の部総括判事の位置付け
・ 毎年6月開催の長官所長会同
・ 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 最高裁判所調査官
・ 最高裁判所判例解説
・ 判事補の外部経験の概要
・ 行政機関等への出向裁判官
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
*2の1 東京地裁平成24年8月21日判決(裁判長は多和田隆司裁判官であり,陪席裁判官は50期の橋本健裁判官及び新63期の寺崎千尋裁判官)は,平成22年9月17日,JR総武線の車内で30代のOLの尻を触ったとして逮捕、起訴された40歳代の東大准教授に対し,罰金40万円の有罪判決を下しました(弁護士谷直樹ブログ「一審裁判官の誘導を指摘した高裁判決」参照)。


*2の2 東京地裁平成24年8月21日判決を破棄して無罪を言い渡した東京高裁平成25年7月25日判決(判例秘書に掲載)は,被害者に対する原審裁判官の補充尋問に関して以下の判示をしています。
   補充質問の段階になると,裁判官が,「その掴んだ指から,ずっと腕が伸びてって肩までつながってるわけなんだけど,あなたが掴んだ人の手というのが,あなたが後ろで振り返った人の手だというのは,何か根拠を持って言えるんですか。」(質問(a)),「そうすると,犯人の手を掴みながら,ちょっと持ち上げるような形で,上に引き上げるような形にしたわけですか。」(質問(b)),「そうすると,自分の犯人の掴んでる手を,あなたは見たわけね,そうすると。」(質問(c)),「そうすると,手がずっとたどっていった先というか,その手というのが,まさにその後ろにいる人の手だったというわけですか。」(質問(d)),「その手からずっと肩につながってる状況というのはちゃんと見たんですか。」(質問(e))などと立て続けに質問したのに対し,被害者は,「その腕を,手から腕をたどって見ていったので。」(答(a)),「はい。」(答(b)),「掴んでる手をですか。はい。」(答(c)),「はい。」(答(d)),「はい。」(答(e))と答えている。この問答から明らかなように,裁判官の質問は,「その掴んだ指から,ずっと腕が伸びてって肩までつながってるわけなんだけど」などと答えを暗示しながら問いを発するいわゆる典型的な誘導尋問の繰り返しであって,被害者は,その尋問に沿って,答えを出しているに過ぎない。このような典型的な誘導尋問によって得られた被害者の供述は,信用性が乏しいといわざるを得ない。被害者の証人尋問調書によると,当該裁判官の質問に対し,当事者側から一切異議が出されていないが,異議が申し立てられていないからといって,被害者供述の信用性が高まるとか,回復する謂われはない。

多和田隆史裁判官(36期)が関与した公開判例 (裁判所HPの判例検索で 7 件ヒット)

裁判所裁判年月日事件番号・事件名全文区分
さいたま地方裁判所平成25年
7月18日
平成22(わ)343
組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に
関する法律違反(変更後の訴因 組織的な犯
罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律
違反,銃砲刀剣類所持等取締法違反),銃砲
刀剣類所持等取締法違反
PDF 下級裁裁判例
東京高等裁判所平成21年
10月20日
平成21(う)1334
組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に
関する法律違反被告事件
PDF 高裁判例
東京高等裁判所平成21年
5月28日
平成21(く)215 PDF 下級裁裁判例
東京地方裁判所平成14年
2月25日
平成9刑(わ)270
詐欺
PDF 下級裁裁判例
大阪高等裁判所平成10年
6月24日
平成10(う)143
現住建造物等放火被告事件
PDF 高裁判例
東京高等裁判所平成8年
9月3日
平成8(う)787
覚せい剤取締法違反、道路運送車両法違反被
告事件
PDF 高裁判例
東京高等裁判所平成8年
7月25日
平成8(う)466
覚せい剤取締法違反被告事件
PDF 高裁判例

出典: 裁判所HPの判例検索 / 名寄せは姓名一致による自動取得のため、同姓同名の他裁判官の判例が含まれる場合があります / 任官前・退官後の判決 (上告代理人等の誤検出) は在任期間で自動除外しています / 最終取得: 2026.05.31