奥山豪裁判官(46期)の経歴


生年月日 S44.6.17
出身大学 東大
定年退官発令予定日 R16.6.17
R2.12.22 ~ 横浜地裁4刑部総括
H30.4.1 ~ R2.12.21 東京高裁6刑判事
H27.4.1 ~ H30.3.31 名古屋地裁5刑部総括
H24.4.1 ~ H27.3.31 横浜地裁5刑判事
H21.4.1 ~ H24.3.31 神戸地裁4刑判事
H18.4.1 ~ H21.3.31 東京高裁4刑判事
H16.4.13 ~ H18.3.31 和歌山地家裁判事
H15.4.1 ~ H16.4.12 和歌山地家裁判事補
H12.4.1 ~ H15.3.31 高知地家裁中村支部判事補
H9.7.10 ~ H12.3.31 福岡地家裁判事補
H6.4.13 ~ H9.7.9 東京地裁判事補

*1 長野県安曇野市にある特別養護老人ホーム「あずみの里」でおやつのドーナツを食べた直後の女性入所者の体調が急変し,その後に死亡した事件(平成25年12月12日発生)に関して,罰金20万円の有罪判決とした長野地裁松本支部平成31年3月25日判決(担当裁判官は,52期の野澤晃一,55期の高島由美子及び66期の岩下弘毅)につき,
    37期の大熊一之裁判官は,令和2年2月3日の控訴審初回期日において弁護側請求証拠のほぼ全部を却下した後,令和2年7月28日,原判決を破棄して無罪とする判決を言い渡しました(陪席裁判官は46期の奥山豪及び47期の浅香竜太。ヤフーニュースHPの「「あずみの里」逆転無罪・介護現場にゼロリスクを求めた一審判決を是正」のほか,一連の経緯につき長野県民医連HP「あずみの里裁判支援のお願い」参照)。
*2の1 横浜地裁令和3年3月12日判決(判例秘書に掲載。担当裁判官は46期の奥山豪,54期の中川卓久及び70期の新納亜美)は,東証1部上場の住宅関連会社「ナイス」(旧すてきナイスグループ。横浜市)が粉飾決算したとされる事件で、金融商品取引法違反の罪に問われた前会長の被告人に対して懲役2年6月・執行猶予4年(求刑:懲役2年6月)を言い渡し,元社長の被告人に対して懲役1年6月・執行猶予3年(求刑懲役1年6月),法人としての同社に対して求刑通り罰金1000万円を言い渡しました(ロイターHPの「旧すてきナイス、前会長ら有罪」参照)。
*2の2 証券取引等監視委員会HPに「すてきナイスグループ株式会社に係る虚偽有価証券報告書提出事件の告発について」(令和元年8月13日付)及び「ナイス株式会社における有価証券報告書等の虚偽記載に係る課徴金納付命令勧告について」(令和2年6月16日付)が載っています。
*2の3 東京高裁令和4年12月1日判決(裁判長は38期の大善文男裁判官)は,住宅関連会社「ナイス」の粉飾決算事件に関する横浜地裁令和3年3月12日判決を破棄して横浜地裁に差し戻しました(日経新聞HPの「粉飾決算審理差し戻し ナイスの架空取引否定、東京高裁」参照)。
*3 以下の記事も参照してください。
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部


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