大熊一之裁判官(37期)の経歴


生年月日 S32.10.6
出身大学 早稲田大
退官時の年齢 65歳
R4.10.6 定年退官
R3.2.13 ~ R4.10.5 名古屋地裁所長
H29.4.10 ~ R3.2.12 東京高裁6刑部総括
H27.6.9 ~ H29.4.9 津地家裁所長
H25.1.1 ~ H27.6.8 東京地裁17刑部総括
H22.4.1 ~ H24.12.31 さいたま地裁4刑部総括
H18.4.1 ~ H22.3.31 司研刑裁教官
H14.4.1 ~ H18.3.31 東京地裁判事
H10.4.1 ~ H14.3.31 静岡地家裁判事
H7.4.12 ~ H10.3.31 東京地裁判事
H6.4.1 ~ H7.4.11 東京地裁判事補
H4.4.1 ~ H6.3.31 長野地家裁福江支部判事補
H3.4.1 ~ H4.3.31 横浜地家裁判事補
H1.4.1 ~ H3.3.31 横浜家裁判事補
S62.4.1 ~ H1.3.31 釧路地家裁判事補
S60.4.12 ~ S62.3.31 東京地裁判事補

*1の1 産経新聞HPに「裁判員10年 裁判官インタビュー(3)「日本が変わる一場面を経験」東京高裁・大熊一之裁判官(61) 約70件担当」(2019年5月20日付)が載っています。
*1の2 「稲門法曹会会報」第3号の「裁判官を冠することの意味」に大熊一之裁判官のインタビューが載っていますところ,「自分がされて嫌なことは、他人にも絶対してはならない。」などと発言しています。
*2 長野県安曇野市にある特別養護老人ホーム「あずみの里」でおやつのドーナツを食べた直後の女性入所者の体調が急変し,その後に死亡した事件(平成25年12月12日発生)に関して,罰金20万円の有罪判決とした長野地裁松本支部平成31年3月25日判決(担当裁判官は,52期の野澤晃一55期の高島由美子及び66期の岩下弘毅)につき,
    37期の大熊一之裁判官は,令和2年2月3日の控訴審初回期日において弁護側請求証拠のほぼ全部を却下した後,令和2年7月28日,原判決を破棄して無罪とする判決を言い渡しました(陪席裁判官は46期の奥山豪及び47期の浅香竜太ヤフーニュースHPの「「あずみの里」逆転無罪・介護現場にゼロリスクを求めた一審判決を是正」のほか,一連の経緯につき長野県民医連HP「あずみの里裁判支援のお願い」参照)。


*3 平成27年9月発生の熊谷6人連続殺人事件(埼玉県熊谷市で所轄の埼玉県警察熊谷警察署から脱走したペルー人の男が,小学生女児2人を含む住民の男女6名を相次いで殺害した連続殺人事件)において,令和元年12月5日,被告人の心神耗弱を認定して,第一審の死刑判決を破棄して無期懲役判決を言い渡しました(Wikipediaの「熊谷連続殺人事件」参照)。


*4 36期の白石史子裁判官及び37期の大熊一之裁判官は,日弁連懲戒委員会の裁判官委員として,以下の懲戒請求事案に関する審査請求を令和元年9月9日付で棄却することに関与しました(「弁護士会副会長経験者に対する懲戒請求事件について,日弁連懲戒委員会に定型文で棄却された体験談(私が情報公開請求を開始した経緯も記載しています。)」参照)。
    兵庫県弁護士会副会長を経験したことがある20期代のベテラン弁護士が破産管財人をした際,①不動産の任意売却で買主から取得した763万円以上の消費税について確定申告をしなかったり,②私が破産債権者代理人として免責意見を提出しているにもかかわらず,全く理由を記載せずに「免責不許可事由はない」とする免責に関する意見書を提出したり,③免責許可決定が出た後,私が破産者を被告として,非免責債権について損害賠償請求訴訟を提起した際に,破産者の訴訟代理人をしたりしたことについて,私が代理人として懲戒請求をしました。


*5 以下の記事も参照してください。
・ 歴代の名古屋地裁所長
・ 高裁の部総括判事の位置付け
・ 毎年6月開催の長官所長会同
・ 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 司法研修所教官会議の議題及び議事録
・ 司法修習生指導担当者協議会
・ 司法研修所刑事裁判教官の名簿
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部


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