生年月日 S46.5.29
出身大学 東大
定年退官発令予定日 R18.5.29
R3.4.8 ~ 東京地裁10刑部総括
H31.4.1 ~ R3.4.7 千葉地裁1刑判事
H30.4.1 ~ H31.3.31 東京高裁5刑判事
H28.4.1 ~ H30.3.31 最高裁刑事調査官室上席補佐
H26.4.1 ~ H28.3.31 最高裁刑事調査官
H24.4.1 ~ H26.3.31 千葉地裁1刑判事
H21.4.1 ~ H24.3.31 東京地裁9刑判事
H18.4.11 ~ H21.3.31 岡山地家裁判事
H18.4.1 ~ H18.4.10 岡山地家裁判事補
H16.4.1 ~ H18.3.31 神戸家地裁姫路支部判事補
H15.4.1 ~ H16.3.31 神戸地家裁姫路支部判事補
H13.4.1 ~ H15.3.31 東京地裁判事補
H12.4.1 ~ H13.3.31 千葉地家裁松戸支部判事補
H10.4.1 ~ H12.3.31 和歌山地家裁判事補
H8.4.11 ~ H10.3.31 東京地裁判事補
*0 以下の記事も参照して下さい。
・ 百日裁判事件(公職選挙法違反)
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 最高裁判所調査官
・ 最高裁判所判例解説
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
*1 新日本法規HPの「裁判官情報」に載っている馬渡香津子(48期)及び向井香津子(48期)は同じ人です。
*2 48期の馬渡直史裁判官及び48期の向井香津子裁判官の勤務地は似ています。
*3の1 早稲田セミナーの月刊アーティクル1994年2月号の司法試験合格体験記「初期の丸暗記が短期合格につながった」(筆者は「東京大学 向井 香津子 22歳」)には以下の記載があります(同書12頁)。
私が司法試験を志したのは、大学に入学して間もないころだった。
人生に対しては貪欲でありたいと考える私は、将来、仕事と家庭の両方において充実感を得たいと思っている。そのためには、私が女性である以上、出産・育児というハードルをいかに越えるかということが、いつか切実な問題となるはずである。もしかしたら、いったんは、仕事を辞めるかもしれない。でも、それを自分の職業人生の終わりとはしたくない。そう考えると、たとえ仕事を中断しても、再び有意義な仕事を得られるよう、一生通用するような資格を取得しておくことが、是非とも必要であるように思われた。これが、私が司法試験を目指した一番の動機である。
*3の2 司法の窓84号(2019年5月発行)の「鼎談 裁判員制度10周年-『今こそ』裁判員制度のこれからを考える-」に,馬渡香津子 東京高等裁判所判事として出席しています。
千葉地裁1刑判事をしていた当時の向井香津子裁判官(48期)の顔写真です。
裁判員制度:導入10年 「分かる法廷」模索続く 千葉地裁裁判官、東京地検公判部副部長、日本弁護士連合会副委員長の話 | 毎日新聞 https://t.co/l1A6aHXlVa
— 弁護士 山中理司 (@yamanaka_osaka) August 4, 2021
強制わいせつ罪の「わいせつ性」を争うときにはこういう論文を下敷きにする
馬渡香津子「強制わいせつ罪の成立と行為者の性的意図の要否」ジュリスト1517号
向井香津子「強制わいせつ罪の成立と行為者の性的意図の要否」 法曹時報第72巻第1号
薄井真由子強制わいせつ罪における「性的意図」— okumuraosaka (@okumuraosaka) April 27, 2021
*4 東京地裁令和4年5月26日判決(裁判長は48期の向井香津子)は,鶏卵生産大手「アキタフーズ」グループの元代表(贈賄罪などで有罪確定)から現金計500万円を受け取ったとして収賄罪に問われた元農林水産大臣の吉川貴盛被告人に対し,懲役2年6月,執行猶予4年,追徴金500万円(求刑懲役2年6月,追徴金500万円)を言い渡しました(産経新聞HPの「吉川元農水相に有罪 鶏卵汚職 東京地裁「国民の信頼害した」」参照)。
吉川元農水相に有罪判決 鶏卵汚職 東京地裁https://t.co/XGxsmFvJZu
被告は農水相就任前の平成27年8月ごろから、年2回程度の現金を秋田元代表から受け取っていたと証言。500万円の受領も認める一方、「政治献金と受け止めていた」と無罪を主張、現金の賄賂性の有無が争点となっていた。
— 産経ニュース (@Sankei_news) May 26, 2022
*5 東京地裁令和5年10月20日判決(裁判長は48期の向井香津子)は,平成31年3月,東京家裁で離婚調停中の妻を切り付けて殺害したとして,殺人などの罪に問われた米国籍の無職男性に対し,心神喪失を理由に無罪を言い渡しました(産経新聞HPの「離婚調停中の妻殺害、男に無罪判決 東京地裁」参照)。
平成31年3月20日に東京家裁で発生した殺人事件の第一報メールを添付しています。 pic.twitter.com/B3MbBe7jLw
— 弁護士 山中理司 (@yamanaka_osaka) April 24, 2020
*6 東京地裁令和6年3月14日判決(裁判長は48期の向井香津子)は,令和5年4月の東京都江東区長選を巡り公選法違反(買収など)の罪に問われた前法務副大臣で元衆議院議員の柿沢未途被告人に対し,懲役2年,執行猶予5年(求刑懲役2年)を言い渡しました(産経新聞HPの「柿沢未途元衆院議員に懲役2年、執行猶予5年の有罪判決 江東区長選買収事件」参照)。
*7 東京地裁令和6年9月10日判決(裁判長は48期の向井香津子)は,自民党の派閥パーティー収入不記載事件で,政治資金規正法違反(虚偽記入)罪に問われた二階派(志帥会)の元会計責任者に対し,「政治不信につながる社会的悪影響は多大」などとして,禁錮2年,執行猶予5年(求刑は禁錮2年)を言い渡しました(産経新聞HPの「「政治不信の社会的悪影響は多大」 不記載事件で二階派元会計責任者に有罪 正式裁判で初」参照)。