神田大助裁判官(47期)の経歴


生年月日 S43.6.6
出身大学 東大
定年退官発令予定日 R15.6.6
R6.1.15 ~ 東京高裁刑事部判事
R3.7.5 ~ R6.1.14 東京地裁11刑部総括
R2.4.1 ~ R3.7.4 東京高裁10刑判事
H29.4.1 ~ R2.3.31 名古屋地裁4刑部総括
H25.2.8 ~ H29.3.31 司研刑裁教官
H22.4.1 ~ H25.2.7 水戸地家裁土浦支部判事
H20.4.1 ~ H22.3.31 東京地裁2刑判事
H17.3.22 ~ H20.3.31 総研書研部教官
H13.9.10 ~ H17.3.21 京都地家裁判事補
H13.7.1 ~ H13.9.9 東京地裁判事補
H13.1.6 ~ H13.6.30 総務省総合通信基盤局電気通信事業部料金サービス課電気通信利用環境整備室課長
H12.2.8 ~ H13.1.5 郵政省電気通信局通信事業部電気通信技術システム課情報通信ネットワークセキュリティ推進企画室室長補佐
H11.7.1 ~ H12.2.7 郵政省電気通信局電気通信事業部業務課課長補佐
H9.4.1 ~ H11.6.30 最高裁刑事局付
H7.4.12 ~ H9.3.31 東京地裁判事補

*1の1 布川事件(昭和42年8月30日の朝,茨城県北相馬郡利根町布川で,独り暮らしだった大工の男性(当時62歳)が,仕事を依頼しに来た近所の人によって自宅8畳間で他殺体で発見された事件)について昭和58年12月23日に第1次再審請求申立てがありましたところ,水戸地裁土浦支部昭和62年3月31日(裁判長は21期の榎本豊三郎裁判官)は再審請求を棄却し,東京高裁昭和63年2月22日決定(裁判長は7期の小野幹雄裁判官)は弁護側の即時抗告を棄却し,最高裁平成4年9月9日決定(裁判長は3期の大堀誠一裁判官)は弁護側の特別抗告を棄却しました。
    平成13年12月6日に第2次再審請求がありましたところ,水戸地裁土浦支部平成17年9月21日決定(裁判長は32期の彦坂孝孔裁判官)は再審開始決定を出し,東京高裁平成20年7月14日決定(裁判長は22期の門野博裁判官)は検察側の即時抗告を棄却し,最高裁平成21年12月14日決定(裁判長は竹内行夫裁判官)は検察側の特別抗告を棄却しました。
*1の2 水戸地裁土浦支部平成23年5月24日判決(判例秘書に掲載。担当裁判官は47期の神田大助52期の吉田静香及び59期の信夫絵里子)は,布川事件について,再審無罪を言い渡しました。
*1の3 2019年10月3日の日弁連人権擁護大会シンポジウム第3分科会基調報告書 末尾56頁ないし60頁に布川事件のことが書いてあります。
*2 東京地裁令和5年2月13日判決(裁判長は47期の神田大助)は,SMBC日興証券の相場操縦事件で金融商品取引法違反罪に問われた法人としての同社に対し,罰金7億円・追徴金約44億7100万円を言い渡しました(東京新聞HPの「SMBC日興証券に罰金7億円 44億円追徴、相場操縦事件」参照)。
*3 以下の記事も参照してください。
 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 司法研修所刑事裁判教官の名簿
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
・ 判事補の外部経験の概要
・ 行政機関等への出向裁判官


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