榎本豊三郎裁判官(21期)の経歴


生年月日 S6.1.12
出身大学 中央大
退官時の年齢 59 歳
H2.4.1 依願退官
S63.4.1 ~ H2.3.31 横浜地家裁川崎支部判事
S59.4.1 ~ S63.3.31 水戸地家裁土浦支部判事
S57.4.1 ~ S59.3.31 静岡地家裁判事
S55.4.1 ~ S57.3.31 静岡家地裁判事
S54.4.8 ~ S55.3.31 鹿児島地家裁川内支部判事
S52.4.1 ~ S54.4.7 鹿児島地家裁川内支部判事補
S49.4.1 ~ S52.3.31 東京地家裁八王子支部判事補
S44.4.8 ~ S49.3.31 静岡簡裁判事

*1の1 布川事件(昭和42年8月30日の朝,茨城県北相馬郡利根町布川で,独り暮らしだった大工の男性(当時62歳)が,仕事を依頼しに来た近所の人によって自宅8畳間で他殺体で発見された事件)について昭和58年12月23日に第1次再審請求申立てがありましたところ,水戸地裁土浦支部昭和62年3月31日(裁判長は21期の榎本豊三郎裁判官)は再審請求を棄却し,東京高裁昭和63年2月22日決定(裁判長は7期の小野幹雄裁判官)は弁護側の即時抗告を棄却し,最高裁平成4年9月9日決定(裁判長は3期の大堀誠一裁判官)は弁護側の特別抗告を棄却しました。
    平成13年12月6日に第2次再審請求がありましたところ,水戸地裁土浦支部平成17年9月21日決定(裁判長は32期の彦坂孝孔裁判官)は再審開始決定を出し,東京高裁平成20年7月14日決定(裁判長は22期の門野博裁判官)は検察側の即時抗告を棄却し,最高裁平成21年12月14日決定(裁判長は竹内行夫裁判官)は検察側の特別抗告を棄却しました。
*1の2 水戸地裁土浦支部平成23年5月23日判決(判例秘書に掲載。裁判長は47期の神田大助,陪席裁判官は52期の朝倉(吉田)静香及び59期の信夫絵里子)は,布川事件について,再審無罪を言い渡しました。
*1の3 2019年10月3日の日弁連人権擁護大会シンポジウム第3分科会基調報告書 末尾56頁ないし60頁に布川事件のことが書いてあります。
*2 以下の記事も参照してください。
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部


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