目次
1 総論
2 二回試験の応試者数の上限等
3 関連記事その他
1 総論
(1) 二回試験の応試者数の上限は,当初の採用者数及び前年度二回試験不合格者数の合計から,不祥事による罷免者数及び前年度二回試験での三振確定者数を控除した人数となります。
(2) 66期以降の実績でいえば,実際の応試者数は応試者数の上限と同じであるか,最大で6人少ない人数(73期)でした。
(3) 更新作業の情報源は以下のブログ記事に載せています。
・ 修習開始時点における司法修習生の人数の推移
・ 64期以降の二回試験に関する,合格者及び不合格者の決定に関する議事録
・ 二回試験に3回落ちた人(三振した人)の数
2 二回試験の応試者数の上限等
(1) 二回試験の応試者数の上限等は以下のとおりです。
・ 76期二回試験の場合
応試者数の上限は1394人(76期採用者数)+6人(75期二回試験不合格者数)-0人(75期二回試験での三振確定者数)=1400人でしたところ,実際の応試者数は1391人であり,上限から9人減っていました。
・ 75期二回試験の場合
応試者数の上限は1329人(75期採用者数)+5人(74期二回試験不合格者数)-0人(74期二回試験での三振確定者数)=1334人でしたところ,実際の応試者数は1331人(うち,4人は再試験の応試者です。)であり,上限から5人減っていました。
・ 74期二回試験の場合
応試者数の上限は1456人(74期採用者数)+10人(73期二回試験不合格者数)-0人(73期二回試験での三振確定者数)=1466人でしたところ,実際の応試者数は1465人(うち,2人は再試験の応試者です。)であり,上限から1人減っていました。
・ 73期二回試験の場合
応試者数の上限は1473人(73期採用者数)+ 8人(72期二回試験不合格者数)-0人(72期二回試験での三振確定者数)=1481人でしたところ,実際の応試者数は1479人(うち,4人は再試験の応試者です。)であり,上限から2人減っていました。
・ 72期二回試験の場合
応試者数の上限は1482人(72期採用者数)+16人(71期二回試験不合格者数)-0人(71期二回試験での三振確定者数)=1498人でしたところ,実際の応試者数は1495人であり,上限から3人減っていました。
・ 71期二回試験の場合
応試者数の上限は1519人(71期採用者数)+16人(70期二回試験不合格者数)-0人(70期二回試験での三振確定者数)=1534人でしたところ,実際の応試者数は1532人であり,上限から2人減っていました。
・ 70期二回試験の場合
応試者数の上限は1533人(70期採用者数)+54人(69期二回試験不合格者数)-1人(69期二回試験での三振確定者数)-1人(70期千葉修習で罷免された人)=1585人でしたところ,実際の応試者数は1579人であり,上限から6人減っていました。
・ 69期二回試験の場合
応試者数の上限は1788人(69期採用者数)+33人(68期二回試験不合格者数)-1人(68期二回試験での三振確定者数)=1820人でしたところ,実際の応試者数は1816人であり,上限から4人減っていました。
・ 68期二回試験の場合
応試者数の上限は1762人(68期採用者数)+42人(67期二回試験不合格者数)-0人(67期二回試験での三振確定者数)=1804人でしたところ,実際の応試者数は1799人であり,上限から5人減っていました。
・ 67期二回試験の場合
応試者数の上限は1972人(67期採用者数)+43人(66期二回試験不合格者数)-0人(66期二回試験での三振確定者数)=2015人でしたところ,実際の応試者数は2015人であり,上限と同じでした。
・ 66期二回試験の場合
応試者数の上限は2035人(66期採用者数)+46人(65期二回試験不合格者数)-0人(65期二回試験での三振確定者数)=2081人でしたところ,実際の応試者数は2077人であり,上限から4人減っていました。
・ 65期二回試験の場合
応試者数の上限は74人(現行64期採用者数)+2001人(新65期採用者数)+56人(新64期二回試験不合格者数)-0人(新64期二回試験での三振確定者数)=2131人でしたところ,実際の応試者数は2126人であり,上限から5人減っていました。
(2) 二回試験での三振確定者数については,司法修習生考試委員会の議事内容(「64期以降の二回試験に関する,合格者及び不合格者の決定に関する議事録」参照)を見るまで分かりません。
二回試験不合格46人。うち新が38人、現行が5、再受験3。紐綴じて落ちた人は、0。
— くまちん(弁護士中村元弥) (@1961kumachin) December 19, 2012
3 関連記事その他
(1)ア 66期以降の場合,司法修習生配属現員表における「配属無し」の人数が,前年の二回試験に不合格となって再受験する人数を意味していますところ,以下のとおり推移していました。
・ 52人(71期採用時・70期二回試験時)
・ 32人(70期採用時・69期二回試験時)
・ 41人(69期採用時・68期二回試験時)
・ 43人(68期採用時・67期二回試験時)
・ 46人(67期採用時・66期二回試験時)
・ 57人(66期採用時・65期二回試験時)
イ 72期の司法修習生配属現員表以降,「配属無し」の人数(72期の場合,71期二回試験に不合格となって再受験する人数)が記載されなくなりました。
(2) 以下の記事も参照して下さい。
・ 修習開始時点における司法修習生の人数の推移
・ 司法修習生配属現員表(48期以降)
・ 60期以降の二回試験の不合格者数及び不合格率(再受験者を除く。)
→ 全体の応試者数,二回試験不合格者数等のデータを載せています。
・ 二回試験再受験者の不合格率の推移
→ 三振確定者数等のデータを載せています。
・ 64期以降の二回試験に関する,合格者及び不合格者の決定に関する議事録
・ 二回試験の科目別不合格者数
・ 二回試験の不合格発表
・ 二回試験に関する記事の一覧