生年月日 S1.12.28
出身大学 早稲田大
退官時の年齢 47 歳
S49.4.10 依願退官
S46.4.10 ~ S49.4.9 東京家裁判事
S42.4.6 ~ S46.4.9 静岡地家裁判事
S40.4.1 ~ S42.4.5 静岡地家裁判事補
S37.4.10 ~ S40.3.31 宮崎家地裁判事補
S34.4.16 ~ S37.4.9 東京家地裁判事補
S33.6.10 ~ S34.4.15 福島地家裁郡山支部判事補
S32.4.6 ~ S33.6.9 仙台家地裁判事補
*1 以下の記事も参照してください。
・ 刑事の再審事件
*2の1 袴田事件(昭和41年6月30日未明,静岡県清水市で発生した,味噌製造・販売会社の専務一家4人が殺害された強盗殺人・放火事件)に関して,静岡地裁昭和43年9月11日判決(担当裁判官は石見勝四,9期の高井吉夫及び15期の熊本典道)は死刑判決であり,東京高裁昭和51年5月18日判決は控訴棄却判決であり,最高裁昭和55年11月19日判決は上告棄却判決でした。
*2の2 Wikipediaの「熊本典道」には「2007年(平成19年)に袴田事件の第一審で死刑判決を出した他2人の裁判官が死亡したことを確認後、同年3月9日に衆議院議員会館で行われた「死刑廃止を推進する議員連盟」の院内集会に参加し、元担当判事として袴田巌の無実を訴える。」とか,「2018年(平成30年)1月9日、熊本が入院中の病院において、地裁の法廷以来約50年ぶりに袴田巌と対面する。」と書いてあります。
*2の3 袴田事件に関して,差戻審としての東京高裁令和5年3月13日決定(裁判長は38期の大善文男)は再審開始決定となりました(NHK静岡放送局HPの「【詳報】袴田事件 再審開始決定! 東京高裁」(2023年3月13日付)参照)ところ,同決定では証拠捏造の可能性にまで言及しています。
ついでにこれも見て。袴田さんが1966年8月18日に逮捕されてからの取調べ時間(正確には房を出てから帰ってきてまでの時間)。ほぼ連日10時間以上、真夏の暑いさなか、トイレにもいかせずに(取調室におまるを持ち込む)自白獲得のために追い込んだんです。#袴田事件 pic.twitter.com/MQLZwF6Z4Y
— 弁護士戸舘圭之 (@todateyoshiyuki) March 15, 2023
「本件捜査のあり方は、『実体真実の発見』という見地からはむろん、『適正手続の保障』という見地からも、厳しく批判され、反省されなければならない。」
一審判決は有罪、死刑判決なんですけど警察の捜査を痛烈に批判するこんな「付言」がついています。#袴田事件 #検察は特別抗告するな pic.twitter.com/Gz8DaDbsS8
— 弁護士戸舘圭之【袴田事件弁護団】 (@todateyoshiyuki) March 17, 2023