法科大学院在学中の司法試験合格者,及び判事補任官の最年少記録等

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1 法科大学院在学中の司法試験合格者
(1) 平成28年9月26日の第76回法科大学院特別委員会の配付資料2-9「平成28年司法試験最終学歴(出願時)別合格者一覧(予備合格者)」によれば,法科大学院2年在学中に予備試験に合格した人が76人(うち,東京大法科大学院が42人,京都大法科大学院が12人,慶応義塾大法科大学院が9人,中央大法科大学院及び一橋大法科大学院が4人)となっています。
法科大学院2年在学中に予備試験に合格した場合,法科大学院を中退していない限り,法科大学院3年在学中に司法試験を受けることとなりますから,このような人が,法科大学院在学中に司法試験に合格した人に該当すると思われます。
(2) 東京大法科大学院の入学者,在籍者,修了者及び司法試験合格者については,東京大学法科大学院HPの「法科大学院概要」にある「東京大学法学政治学研究科法曹養成専攻概要 別紙」に書いてあります。

2 判事補任官の最年少記録等
(1)  同資料2-9によれば,大学2年在学中に予備試験に合格した人が4人,大学3年在学中に予備試験に合格した人が16人,大学4年在学中に予備試験に合格した人が49人います。
(2) 満22歳で任官した点で判事補任官の最年少記録を達成した,平成6年3月3日生まれの69期の樋口瑠惟(ひぐちるい)判事補は3年生で予備試験に合格し,4年生で司法試験に合格し,司法修習生との兼職許可を得て4年生の11月に司法修習生となり,平成28年3月に東大法学部を卒業したと思います(東大法学部の卓越受賞者であり,卒業式で学位記を授与されたことにつき,東大法学部HPの「2015年度 東京大学法学部 学位記伝達式が実施されました。」参照)。
同人は3月3日生まれのため,同人の最年少記録を破るためには3月4日以降の生まれでないと無理ですが,大学3年生までに予備試験に合格する人が20人もいる現状からすれば,同人の最年少記録を破る人が出てくるかも知れません。