生年月日 S43.5.7
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R15.5.7
R6.1.28 ~ 熊本地裁刑事部部総括
R3.4.1 ~ R6.1.27 鹿児島地裁刑事部部総括
H28.4.1 ~ R3.3.31 福岡地裁4刑部総括
H25.4.1 ~ H28.3.31 岡山地裁2刑部総括
H23.4.1 ~ H25.3.31 宮崎地裁刑事部部総括
H21.4.1 ~ H23.3.31 宮崎地家裁判事
H18.4.1 ~ H21.3.31 大阪高裁5刑判事
H16.4.13 ~ H18.3.31 熊本地家裁判事
H14.4.1 ~ H16.4.12 熊本地家裁判事補
H11.4.1 ~ H14.3.31 山口家地裁宇部支部判事補
H8.4.1 ~ H11.3.31 宮崎地家裁判事補
H6.4.13 ~ H8.3.31 大阪地裁判事補
*1 鹿児島地裁令和4年6月22日決定(裁判長は46期の中田幹人裁判官)は,大崎事件(昭和54年10月に鹿児島県曽於郡大崎町で男性の変死体が見つかった事件です。)に関して,第4次再審請求を棄却しました。
*2の1 大崎事件では,第1次再審請求につき,鹿児島地裁平成14年3月26日決定(裁判長は32期の笹野明義裁判官)が再審開始決定を出し,福岡高裁宮崎支部平成16年12月9日決定(裁判長は24期の岡村稔裁判官)が検察官の即時抗告に基づき再審開始決定を取り消し,最高裁平成18年1月30日決定(裁判長は藤田宙靖裁判官)が特別抗告を棄却しました。
第2次再審請求につき,鹿児島地裁平成25年3月6日決定(裁判長は43期の中牟田博章裁判官)が再審請求を棄却し,福岡高裁宮崎支部平成26年7月15日決定(裁判長は30期の原田保孝裁判官)が弁護側の即時抗告を棄却し,最高裁平成27年2月2日決定(裁判長は21期の金築誠志裁判官)が特別抗告を棄却しました。
第3次再審請求につき,鹿児島地裁平成29年6月28日決定(裁判長は47期の冨田敦史裁判官)が再審開始決定を出し,福岡高裁宮崎支部平成30年3月12日決定(裁判長は34期の根本渉裁判官)が検察官の即時抗告を棄却したものの,最高裁令和元年6月25日決定(裁判長は29期の小池裕裁判官)が検察官の特別抗告に基づいて再審開始決定を取り消しました。
この決定書を読むと、最高裁第一小法廷は、確定判決の証拠構造が「相応に強固」であり、今回提出された心理鑑定や法医学鑑定によって揺らぐようなものではないと考えていることがよく分かる。
— 774😷 (@Dj3ArtBq) June 29, 2019
*2の2 最高裁令和元年6月25日決定は,一,二審で認められた再審の開始を最高裁が覆した初のケースとされていますし(日弁連委員会ニュース2019年9月号所収の「日弁連人権ニュース81号」参照),29期の池上政幸裁判官は,最高裁平成27年2月2日決定及び最高裁令和元年6月25日決定の両方に関与しました(西日本新聞HPの「大崎事件2次・3次最高裁決定 再審棄却 同じ判事関与 識者「公正中立さ欠く」」参照)。
*2の3 2019年10月3日の日弁連人権擁護大会シンポジウム第3分科会基調報告書 末尾20頁ないし23頁に,大崎事件のことが書いてあります。
*2の4 15期の木谷明 元裁判官は,判例時報2535号(2022年12月21日号)に「再審における「明白性」の考え方 ──大崎事件第4次再審請求棄却決定に接して」を寄稿しています。
大崎事件弁護団は鹿児島から東京へ移動し再審法改正を公約に掲げる日弁連の小林元治会長と面談。これくらいでめげたらだめだ、前に進もう!と力強い激励と決意の言葉をかけてくださいました。うれしい☺️ pic.twitter.com/neKX5leo9x
— 弁護士 亀石倫子 (@MichikoKameishi) June 22, 2022
*3 以下の記事も参照して下さい。
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部