48期の裁判官

水野将徳裁判官(48期)の経歴

生年月日 S45.1.17
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R17.1.17
R5.4.1 ~ 名古屋地裁岡崎支部刑事部部総括
R2.4.1 ~ R5.3.31 東京高裁1刑判事
H29.4.1 ~ R2.3.31 東京家地裁立川支部判事
H26.4.1 ~ H29.3.31 津地家裁判事
H23.4.1 ~ H26.3.31 名古屋地裁5刑判事
H19.4.1 ~ H23.3.31 札幌高裁刑事部判事
H18.4.11 ~ H19.3.31 大阪地裁判事
H16.4.1 ~ H18.4.10 大阪地家裁判事補
H13.4.1 ~ H16.3.31 富山家地裁判事
H10.4.1 ~ H13.3.31 広島地家裁福山支部判事補
H8.4.11 ~ H10.3.31 名古屋地裁判事補

本多哲哉裁判官(48期)の経歴

生年月日 S38.10.10
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R10.10.10
R5.4.1 ~ 宇都宮地裁1民部総括
R2.4.1 ~ R5.3.31 東京高裁24民判事
H29.4.1 ~ R2.3.31 横浜地裁5民判事(医事部)
H26.4.1 ~ H29.3.31 大津地家裁彦根支部長
H23.4.26 ~ H26.3.31 東京地裁判事
H22.4.1 ~ H23.4.25 仙台地家裁判事
H21.4.1 ~ H22.3.31 仙台地裁判事
H20.6.1 ~ H21.3.31 仙台高裁1民判事(弁護士任官・東弁)

*1 以下の記事も参照してください。
 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
 弁護士任官者研究会の資料
 弁護士任官候補者に関する下級裁判所裁判官指名諮問委員会の答申状況
 弁護士任官希望者に関する情報収集の実情
 弁護士任官に対する賛成論及び反対論
・ 法曹一元
*2 東弁リブラ2017年11月号の「弁護士任官制度~あなたも裁判官に~」に,「10年目を迎えて-裁判官の仕事と生活」を寄稿しています。

関根規夫裁判官(48期)の経歴

生年月日 S38.8.19
出身大学 東大
定年退官発令予定日 R10.8.19
R4.6.18 ~ さいたま地裁民事部部総括
R2.4.1 ~ R4.6.17 東京高裁15民判事
H29.4.1 ~ R2.3.31 仙台地裁4民部総括
H25.4.1 ~ H29.3.31 東京地裁13民判事
H22.4.1 ~ H25.3.31 山口地家裁岩国支部長
H19.4.1 ~ H22.3.31 東京地裁14民判事
H18.4.11 ~ H19.3.31 京都地裁判事
H16.4.1 ~ H18.4.10 京都地家裁判事補
H13.4.1 ~ H16.3.31 大阪地家裁堺支部判事補
H10.4.1 ~ H13.3.31 静岡地家裁判事補
H8.4.11 ~ H10.3.31 浦和地裁判事補

*1 13期の山本和敏公証人が平成13年12月28日に作成した遺言公正証書(遺言当時,入院中の88歳の女性)につき,東京地裁平成28年11月17日判決(判例秘書に掲載。担当裁判官は48期の関根規夫)はこれを無効と判断したものの,東京高裁平成29年6月26日判決(判例秘書に掲載。裁判長は35期の安浪亮介)はこれを有効と判断しました。


*2 以下の記事も参照して下さい。
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部

篠原康治裁判官(48期)の経歴

生年月日 S42.11.1
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R14.11.1
R4.7.1 ~ 広島地裁3民部総括
H31.4.1 ~ R4.6.30 東京高裁14民判事
H28.4.1 ~ H31.3.31 千葉家地裁佐倉支部判事
H25.4.1 ~ H28.3.31 東京家裁家事第3部判事
H22.4.1 ~ H25.3.31 宇都宮地家裁判事
H19.4.1 ~ H22.3.31 岡山家地裁倉敷支部判事
H18.4.11 ~ H19.3.31 東京地裁判事
H16.4.1 ~ H18.4.10 東京地裁判事補
H13.4.1 ~ H16.3.31 静岡地家裁判事補
H10.4.1 ~ H13.3.31 神戸地家裁姫路支部判事補
H8.4.11 ~ H10.3.31 横浜地裁判事補

* 以下の記事も参照して下さい。
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部

鈴木和典裁判官(48期)の経歴

生年月日 S43.9.27
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R15.9.27
R5.4.28 ~ さいたま地裁2民部総括
R3.4.1 ~ R5.4.27 東京高裁9民判事
H30.4.1 ~ R3.3.31 大分地裁2民部総括
H27.4.1 ~ H30.3.31 東京高裁1民判事
H26.4.1 ~ H27.3.31 福岡法務局訟務部長
H24.4.1 ~ H26.3.31 福岡法務局訟務部副部長
H21.4.1 ~ H24.3.31 東京地裁40民判事
H18.4.11 ~ H21.3.31 山形地家裁判事
H16.4.1 ~ H18.4.10 大阪地裁判事補
H13.4.1 ~ H16.3.31 大阪法務局訟務部付
H13.3.25 ~ H13.3.31 大阪地裁判事補
H10.4.1 ~ H13.3.24 山口地家裁下関支部判事補
H8.4.11 ~ H10.3.31 名古屋地裁判事補

*1 以下の記事も参照してください。
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 判事補の外部経験の概要
・ 行政機関等への出向裁判官
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
*2 判例タイムズ1257号(2008年2月15日付)に「不当提訴並びに提訴に関する新聞記事の掲載及び弁護士による記者会見と名誉毀損,プライバシー侵害の成否が問題となった事例」(筆者は48期の鈴木和典 山形地裁判事。東京高裁平成18年8月31日判決を取り上げたもの)が載っています。
    なお,対象弁護士は東京高裁平成18年8月31日判決で勝訴したものの,同年1月10日付の日弁連懲戒委員会議決(反対意見2名)では,原決定取消・戒告となりました(弁護士懲戒事件議決例集(第9集・平成18年度)10頁ないし22頁)。

上田洋幸裁判官(48期)の経歴

生年月日 S43.1.18
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R15.1.18
R4.1.11 ~ 福岡地裁6民部総括
H31.4.1 ~ R4.1.10 東京高裁8民判事
H28.4.1 ~ H31.3.31 鹿児島地裁3民部総括(破産再生執行部)
H25.4.1 ~ H28.3.31 福岡高裁2民判事
H22.4.1 ~ H25.3.31 宮崎地家裁判事
H19.4.1 ~ H22.3.31 知財高裁第3部判事
H18.4.11 ~ H19.3.31 秋田地家裁能代支部判事
H16.4.1 ~ H18.4.10 秋田地家裁能代支部判事補
H13.4.1 ~ H16.3.31 東京地裁判事補
H10.4.1 ~ H13.3.31 山口地家裁判事補
H8.4.11 ~ H10.3.31 福岡地裁判事補

*0 以下の記事も参照してください。
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所の専門部及び集中部
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
*1 東京高裁令和2年6月25日判決(担当裁判官は35期の阿部潤48期の上田洋幸及び53期の畑佳秀)は,在外日本人国民審査権確認等,国家賠償請求控訴事件において国家賠償請求を棄却したものの,最高裁大法廷令和4年5月25日判決は1人当たり5000円の国家賠償請求を認めました。
*2 福岡地裁令和5年6月8日判決(裁判長は48期の上田洋幸)は,国が同性同士の結婚を認めない民法などの規定は憲法違反だとして,福岡市や熊本市に住む30~40代の同性カップル3組が国に1人当たり100万円の損害賠償を求めた訴訟で賠償請求を棄却しました(産経新聞HPの「同性婚認めぬ規定「違憲状態」 賠償請求は棄却 福岡地裁判決」参照)。

*3 福岡地裁令和5年10月19日判決(裁判長は48期の上田洋幸)は,ランニング中に歩道上のコケで足を滑らせて転倒し負傷したのは,福岡県那珂川市が道路の管理を怠ったためだとして,県内の50代男性が市に約1650万円の損害賠償を求めた訴訟において,約280万円の支払を命じました(産経新聞HPの「歩道の「コケ」で滑って転倒 市に280万円賠償命令 福岡」参照)。
*4 福岡地裁令和6年5月30日判決(裁判長は48期の上田洋幸)は,旧優生保護法が違憲であるとし,除斥期間の適用を制限して原告らの請求を認めました(福岡第一法律事務所HP「旧優生保護法違憲訴訟 ―福岡でも勝訴!」参照)。

堀田次郎裁判官(48期)の経歴

生年月日 S43.12.10
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R15.12.10
R4.11.30 ~ 東京地裁15民部総括
R2.4.1 ~ R4.11.29 東京高裁7民判事
H29.4.1 ~ R2.3.31 広島法務局訟務部長
H26.4.1 ~ H29.3.31 東京地裁20民判事(破産再生部)
H23.4.1 ~ H26.3.31 東京法務局訟務部副部長
H20.4.1 ~ H23.3.31 名古屋地裁判事
H19.4.1 ~ H20.3.31 預金保険機構法務統括室長
H18.4.1 ~ H19.3.31 預金保険機構法務統括室室長代理
H16.4.1 ~ H18.3.31 東京地裁判事
H13.4.1 ~ H16.3.31 仙台法務局訟務部付
H13.3.25 ~ H13.3.31 仙台地裁判事補
H10.4.1 ~ H13.3.24 津地家裁四日市支部判事補
H8.4.11 ~ H10.3.31 東京地裁判事補

田原美奈子裁判官(48期)の経歴

生年月日 S41.11.11
出身大学 東大
退官時の年齢 57歳
R6.6.2 依願退官
R2.4.1 ~ R6.6.1 東京高裁4民判事
H29.4.1 ~ R2.3.31 さいたま地家裁川越支部判事
H26.4.1 ~ H29.3.31 大阪地裁21民判事(知財部)
H25.4.1 ~ H26.3.31 東京地家裁立川支部判事
H23.4.1 ~ H25.3.31 東京家地裁立川支部判事
H19.4.1 ~ H23.3.31 さいたま地家裁熊谷支部判事
H18.7.1 ~ H19.3.31 千葉地家裁判事
H15.9.1 ~ H18.6.30 千葉地家裁判事補
H14.3.31 依願退官
H12.4.1 ~ H14.3.30 東京家裁判事補
H10.4.1 ~ H12.3.31 東京地裁判事補
H8.4.11 ~ H10.3.31 京都地裁判事補

吉田純一郎裁判官(48期)の経歴

生年月日 S45.6.14
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R17.6.14
R3.4.1 ~ 東京高裁1民判事
H30.4.1 ~ R3.3.31 東京家裁家事第3部判事
H27.4.1 ~ H30.3.31 新潟地家裁長岡支部長
H24.4.1 ~ H27.3.31 東京地裁24民判事
H21.4.1 ~ H24.3.31 水戸地家裁判事
H19.4.1 ~ H21.3.31 仙台地家裁石巻支部長
H18.4.11 ~ H19.3.31 仙台家地裁石巻支部判事
H17.4.1 ~ H18.4.10 仙台家地裁石巻支部判事補
H15.4.1 ~ H17.3.31 青森家地裁判事補
H14.4.1 ~ H15.3.31 青森地家裁判事補
H10.4.1 ~ H14.3.31 神戸地家裁尼崎支部判事補
H8.4.11 ~ H10.3.31 東京地裁判事補

中尾佳久裁判官(48期)の経歴

生年月日 S44.1.19
出身大学 名古屋大
定年退官発令予定日 R16.1.19
R4.10.14 ~ 東京地裁17刑部総括
R3.9.3 ~ R4.10.13 千葉地裁2刑判事
R2.4.1 ~ R3.9.2 東京高裁2刑判事
H29.4.1 ~ R2.3.31 最高裁刑事調査官室上席補佐
H28.4.1 ~ H29.3.31 最高裁刑事調査官
H25.4.1 ~ H28.3.31 水戸地家裁土浦支部判事
H22.4.1 ~ H25.3.31 千葉地裁2刑判事
H19.4.1 ~ H22.3.31 宇都宮地家裁判事
H18.4.11 ~ H19.3.31 東京地裁判事
H16.4.1 ~ H18.4.10 東京地裁判事補
H13.4.1 ~ H16.3.31 山形家地裁米沢支部判事補
H10.4.1 ~ H13.3.31 宇都宮地家裁判事補
H8.4.11 ~ H10.3.31 横浜地裁判事補

* 以下の記事も参照してください。
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 最高裁判所調査官
・ 最高裁判所判例解説
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部

島戸真裁判官(48期)の経歴

生年月日 S46.12.2
出身大学 関西学院大
定年退官発令予定日 R18.12.2
R7.1.15 ~ 神戸地裁5民部総括
R5.4.1 ~ R7.1.14 大阪高裁12民判事
R2.4.1 ~ R5.3.31 徳島地裁民事部部総括
H31.4.1 ~ R2.3.31 大阪高裁10民判事(家事抗告集中部)
H28.4.1 ~ H31.3.31 岡山地家裁倉敷支部長
H25.4.1 ~ H28.3.31 大阪地裁10民判事(建築・調停部)
H23.4.1 ~ H25.3.31 福岡高裁2民判事
H22.4.1 ~ H23.3.31 福岡地家裁判事
H19.4.1 ~ H22.3.31 神戸地裁2民判事
H18.4.11 ~ H19.3.31 津地家裁熊野支部判事
H16.7.1 ~ H18.4.10 津地家裁熊野支部判事補
H13.4.1 ~ H16.6.30 大阪地家裁判事補
H10.10.1 ~ H13.3.31 松山地家裁判事補
H8.4.11 ~ H10.9.30 大阪地裁判事補

* 48期の男性の島戸裁判官としては,島戸純裁判官及び島戸真裁判官がいます。

西村康一郎裁判官(48期)の経歴

生年月日 S44.5.5
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R16.5.5
R5.9.4 ~ 東京地裁4民部総括
R5.4.1 ~ R5.9.3 東京高裁23民判事
R2.4.1 ~ R5.3.31 盛岡地裁2民部総括
H28.4.1 ~ R2.3.31 東京地裁19民判事(労働部)
H25.4.1 ~ H28.3.31 青森地家裁弘前支部長
H22.4.1 ~ H25.3.31 東京地裁11民判事
H19.4.1 ~ H22.3.31 水戸地家裁日立支部判事
H18.4.11 ~ H19.3.31 東京地裁判事
H16.4.1 ~ H18.4.10 東京地裁判事補
H13.4.1 ~ H16.3.31 水戸地家裁下妻支部判事補
H10.4.1 ~ H13.3.31 津地家裁判事補
H8.4.11 ~ H10.3.31 神戸地裁判事補

*1 法科大学院徹底ガイド2015・42頁及び43頁に48期の西村康一郎裁判官のインタビュー記事が載っています。
*2 以下の記事も参照してください。
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所の専門部及び集中部
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
*3 東京地裁令和6年3月22日判決(裁判長は48期の西村康一郎)は,生後9か月の男の子がベッドから転落しないよう取り付けられていた「ベッドガード」とマットレスの間に挟まり死亡したのは,本体に対象年齢を表示していないなど警告が不十分だったからだとして,メーカーに対し、遺族におよそ3600万円の支払を命じました(NHKの「乳児がベッドガードで挟まり死亡 “警告が不十分” 賠償命じる」参照)。

*4 東京地裁令和6年7月18日判決(裁判長は48期の西村康一郎)は,ブログサイト「note」への投稿で名誉を傷つけられたとして,女性支援団体「Colabo」と代表の仁藤夢乃が,インターネット上で「暇空茜(ひまそらあかね)」を名乗る男性に損害賠償などを求めた訴訟において,合計220万円の損害賠償及び投稿の削除を命じました(朝日新聞デジタルの「Colaboの名誉を毀損、「暇空茜」名乗る男性に賠償命令」参照)。

小川直人裁判官(48期)の経歴

生年月日 S38.11.3
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R10.11.3
R3.4.1 ~ 仙台地裁4民部総括
H31.4.1 ~ R3.3.31 東京地裁23民判事
H29.4.1 ~ H31.3.31 東京地裁9民判事(保全部)
H26.4.1 ~ H29.3.31 福島家地裁判事
H23.4.1 ~ H26.3.31 仙台高裁2民判事
H22.4.1 ~ H23.3.31 青森家地裁判事
H20.4.1 ~ H22.3.31 青森地家裁判事
H18.4.11 ~ H20.3.31 福島家地裁郡山支部判事
H17.4.1 ~ H18.4.10 福島地家裁郡山支部判事補
H13.10.1 ~ H17.3.31 東京地裁判事補(弁護士任官・横浜弁)

福島恵子裁判官(48期)の経歴

生年月日 S41.3.18
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R13.3.18
R6.4.1 ~ 和歌山地裁刑事部部総括
R4.4.1 ~ R6.3.31 神戸地裁尼崎支部刑事部部総括
H31.4.1 ~ R4.3.31 宮崎地裁刑事部部総括
H28.4.1 ~ H31.3.31 大阪高裁5刑判事
H25.4.1 ~ H28.3.31 和歌山地家裁田辺支部長
H22.4.1 ~ H25.3.31 大阪地裁4刑判事
H19.4.1 ~ H22.3.31 福岡家地裁久留米支部判事
H18.4.11 ~ H19.3.31 松江地家裁判事
H16.4.1 ~ H18.4.10 松江地家裁判事補
H13.4.1 ~ H16.3.31 大阪地家裁判事補
H10.4.1 ~ H13.3.31 佐賀地家裁判事補
H8.4.11 ~ H10.3.31 大阪地裁判事補

*1 和歌山地裁令和6年12月12日判決(担当裁判官は48期の福島恵子58期の佐藤智彦及び74期の森谷拓朗)は,夫である「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家,野崎幸助(死亡当時77歳)を急性覚せい剤中毒で死亡させたとして殺人および覚せい剤使用の罪に問われた刑事事件につき,検察官が,妻である被告人が多額の遺産を狙ってインターネットを通じ複数グラムの覚せい剤を入手し,夫に大量の薬物を経口摂取させたと主張したのに対し,裁判所が,被告人と被害者が二人きりで過ごしていた当日の状況やヘルスケアアプリの記録,被告人のインターネット検索履歴,離婚を巡る夫婦関係などを総合的に検討したうえ,そもそも被告人が本物の覚せい剤を手に入れていたかや,被害者が誤って過剰摂取した可能性を排除できないことなどを指摘し,被告人による殺害行為の立証が合理的な疑いを超えるには至らないとして無罪を言い渡したものです(ChatGPT o1 pro作成の要約をベースにした記載です。)。
*2 和歌山地裁令和7年1月21日判決(担当裁判官は48期の福島恵子71期の小林薫及び74期の森谷拓朗)は,認知症を患う夫の頻繁な性的要求に嫌悪感を募らせ,突発的に共に死のうと考えて夫の頸部を手やタオルで圧迫し窒息死させた後,自首した被告人の殺人罪に係る刑事訴訟につき,被告人が長年介護や口腔性交などにも応じていた経緯,中等度のうつ病を発症していた事情,自首減軽,前科がない点,地域からの支援・受け入れの意向が示されている状況,夫婦間の性的問題ゆえ他者に相談しづらかった心情などを総合的に考慮し,本件が配偶者に対する心中又は介護疲れが動機とされる殺人としては軽い部類に属するとして,懲役3年(未決勾留日数220日算入)・5年間執行猶予の判決を言い渡したものです(ChatGPT o1 pro作成の要約をベースにした記載です。)。

古谷健二郎裁判官(48期)の経歴

生年月日 S44.6.1
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R16.6.1
R5.4.1 ~ 東京高裁16民判事
R2.4.1 ~ R5.3.31 鹿児島地裁1民部総括
H29.4.1 ~ R2.3.31 東京地裁9民判事(保全部)
H28.4.1 ~ H29.3.31 東京地裁40民判事(知財部)
H25.4.1 ~ H28.3.31 静岡地家裁浜松支部判事
H22.4.1 ~ H25.3.31 知財高裁第2部判事
H19.4.1 ~ H22.3.31 長野地家裁佐久支部長
H18.4.11 ~ H19.3.31 東京家裁判事
H16.4.1 ~ H18.4.10 東京家裁判事補
H13.4.1 ~ H16.3.31 札幌地家裁判事補
H11.7.26 ~ H13.3.31 東京地裁判事補
H10.7.1 ~ H11.7.25 法務省民事局付
H8.4.11 ~ H10.6.30 東京地裁判事補