メインコンテンツへスキップ

74期の裁判官73人の経歴

◯新型コロナウイルス感染症の影響により司法試験の実施が遅れて司法修習の開始も遅れた結果,74期の裁判官は2022年5月17日に任官しました。
◯年少順のリンク(74期の現職裁判官74期の元裁判官74期の裁判官

野澤尚純裁判官(74期)の経歴

生年月日 H6.12.27
出身大学 京大院
定年退官発令予定日 R41.12.27
R7.4.1 ~ 桃尾・松尾・難波法律事務所(一弁)
R7.3.25 ~ R7.3.31 東京地裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.24 高知地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 高知地裁判事補

*1 平成30年3月に慶應義塾大学法学部法律学科を卒業し,令和2年3月に京都大学法科大学院を卒業しました(桃尾・松尾・難波法律事務所HPの「アソシエイト 野澤 尚純Naozumi Nozawa」参照)。
*2 高知地裁令和4年12月21日判決(担当裁判官は43期の吉井広幸,68期の前田早織及び74期の野澤尚純)は,高知県奈半利町のふるさと納税返礼品を巡る汚職事件で,元課長補佐(44)を第三者供賄罪等により懲役4年6月及び追徴金約9197万円に,元課長(48)を電磁的公正証書原本不実記録罪等により懲役1年に処し,受託収賄罪の成立は認めませんでした(日本経済新聞HPの「元課長補佐に懲役4年6月、高知県奈半利町のふるさと納税汚職」参照)。

橋本泰一裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.6.12
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.6.12
R7.4.1 ~ 大阪地家裁堺支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 名古屋地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 名古屋地裁判事補

* 名古屋地裁令和4年10月4日判決(担当裁判官は42期の山田耕司,65期の岩見貴博及び74期の橋本泰一)は,被告人が統合失調症による被害関係妄想及び思考吹入の影響下で名古屋市内の路上において2名を刺突し1名を死亡させた殺人等の事件につき,裁判所が,被告人には完全な責任能力があったと認めた上で,被害者らの言動が犯行の一因となった事情や被告人の精神障害の影響も考慮し,検察官の求刑(無期懲役)を下回る懲役30年を言い渡したものです(日本経済新聞HPの「路上2人刺殺で懲役30年 41歳無職男、名古屋地裁」参照)。

林翔平裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.11.7
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.11.7
R7.4.1 ~ 前橋地家裁高崎支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 福岡地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 福岡地裁判事補

 

原健志裁判官(74期)の経歴

生年月日 H8.8.7
出身大学 東大院
定年退官発令予定日 R43.8.7
R7.4.1 ~ 那覇地家裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 東京地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 東京地裁判事補

枚田雅樹裁判官(74期)の経歴

生年月日 H9.5.2
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R44.5.2
R8.7.15 ~ 広島地家裁福山支部判事補
R6.4.1 ~ R8.7.14 大阪地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 大阪地裁判事補

 

廣岡将希裁判官(74期)の経歴

生年月日 H8.1.27
出身大学 中央大院
定年退官発令予定日 R43.1.27
R7.4.1 ~ シティユーワ法律事務所(東弁)
R7.3.25 ~ R7.3.31 東京地裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.24 函館地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 函館地裁判事補

*1 北海道大学法学部を卒業し,中央大学法科大学院を修了しています(シティユーワ法律事務所HPの「アソシエイト 広岡将希 Masaki Hirooka 」参照)。
*2 「広岡将希」と表記されていることがあります。

星野徹裁判官(74期)の経歴

生年月日 H10.6.8
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R45.6.8
R7.4.1 ~ 東京地家裁立川支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 福岡地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 福岡地裁判事補

* 福岡地裁令和6年7月12日判決(担当裁判官は49期の今泉裕登,61期の志田健太郎及び74期の星野徹)は,てんかんの持病があるのにこれを秘して運転免許証の更新の質問票に虚偽の記載をした被告人が,令和5年11月21日,運転中にてんかんの発作により意識障害の状態に陥り,福岡県糟屋郡内の道路で歩行中の高校生ら合計9名(うち8名は登校中の高校生)に自車を衝突させて負傷させたという事案について,被告人を懲役2年6月の実刑に処した(テレビ西日本(TNC)HPの「高校生ら9人重軽傷事故で逮捕の男 免許更新時に持病「てんかん」について虚偽申告疑いで追送検 福岡」(2024年3月25日付)参照)。

松井智弘裁判官(74期)の経歴

生年月日 H8.1.30
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R43.1.30
R7.4.1 ~ 名古屋地家裁岡崎支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 さいたま地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 さいたま地裁判事補

松倉梨香裁判官(74期)の経歴

生年月日 S61.2.11
出身大学 京都府立医科大学
定年退官発令予定日 R33.2.11
R8.4.1 ~ さいたま地家裁熊谷支部判事補
R6.4.1 ~ R8.3.31 大津地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 大津地裁判事補

*1 74期の松倉梨香裁判官は,会社員として働きながら子育て・家事とも両立して勉強したとのことです。
*2 大津地裁令和8年2月10日判決(担当裁判官は52期の谷口真紀,70期の青木崇史及び74期の松倉梨香)は,騒音トラブルの相手方を殺害したとして殺人罪等に問われた事件につき,被告人が「身代わりの人格」による犯行であるなどと主張したのに対し,裁判所が,被告人に完全な責任能力があったと認め,同種事案の量刑傾向を参考に,検察官の求刑(懲役16年)を下回る懲役13年を言い渡したものです(MBSニュースの「"騒音トラブル"めぐる殺害事件 被告の51歳男に懲役13年判決 完全責任能力を認める 大津地裁」参照)。

おお、京都府立医科大学から裁判官に…

ナルコレプシーかと思うほど突然の睡魔に襲われる自分には絶対にできない。 https://t.co/6OJG5mcmqm

— 峰村健司 (@minemurakenji) September 29, 2022

丸山智大裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.5.2
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.5.2
R7.4.1 ~ 静岡地家裁沼津支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 さいたま地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 さいたま地裁判事補

* さいたま地裁令和6年5月8日判決(担当裁判官は45期の田中秀幸,53期の中島朋宏及び74期の丸山智大)は,筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者である埼玉県吉川市の男性が同市に対し重度訪問介護の支給量の拡大等を求めた行政訴訟について,市の従前の支給決定の一部を違法と判断し,1日当たり約19時間の支給量及び損害賠償の支払を命じました(福祉新聞Webの「ALS患者が勝訴 さいたま地裁,訪問介護の支給量で」参照)。

宮本由梨花裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.7.25
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.7.25
R7.4.1 ~ さいたま地家裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 徳島地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 徳島地裁判事補

* 74期の宮本由梨花裁判官の判事補任官時点の氏名は「佐藤由梨花」でした。

武藤遼裁判官(74期)の経歴

生年月日 H9.6.7
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R44.6.7
R8.4.1 ~ 福岡地家裁小倉支部判事補
R7.4.1 ~ R8.3.31 西日本鉄道(研修)
R7.3.25 ~ R7.3.31 福岡地家裁小倉支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.24 大阪地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 大阪地裁判事補

*1 伊藤塾HPの「やみくもに暗記することを避け、また適切なタイミングで復習するなど工夫をしました」には,女性のイラストとともに,「予備試験W合格」とか「武藤 遼さん  京都大学法学部4年」と書いてあります。
*2 令和6年3月6日付の最高裁判所裁判官会議議事録には以下の記載があります(リンク先のPDF84頁)。
大阪地家判事補 大阪地判事補
豊田高史(74)
大阪地家判事補 大阪地判事補
豊田 遼(74)
*3 74期の豊田高史裁判官及び74期の武藤遼裁判官の勤務場所は,判事補任官時点から似ています。

森本和真裁判官(74期)の経歴

生年月日 H8.4.22
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R43.4.22
R7.4.1 ~ 大阪地家裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 松山地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 松山地裁判事補

森谷拓朗裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.5.7
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.5.7
R7.4.1 ~ 千葉地家裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 和歌山地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 和歌山地裁判事補

*1 札幌弁護士会所属の66期の森谷拓朗弁護士(アンビシャス総合法律事務所HPの「森谷 拓朗 Takuro Moritani」参照)とは別の人です。
*2 和歌山地裁令和6年12月12日判決(担当裁判官は48期の福島恵子,58期の佐藤智彦及び74期の森谷拓朗)(産経新聞HPの「紀州のドン・ファン死亡、元妻に無罪判決 検察側は無期懲役を求刑」参照)は,夫である「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家,野崎幸助(死亡当時77歳)を急性覚せい剤中毒で死亡させたとして殺人および覚せい剤使用の罪に問われた刑事事件につき,検察官が,妻である被告人が多額の遺産を狙ってインターネットを通じ複数グラムの覚せい剤を入手し,夫に大量の薬物を経口摂取させたと主張したのに対し,裁判所が,被告人と被害者が二人きりで過ごしていた当日の状況やヘルスケアアプリの記録,被告人のインターネット検索履歴,離婚を巡る夫婦関係などを総合的に検討したうえ,そもそも被告人が本物の覚せい剤を手に入れていたかや,被害者が誤って過剰摂取した可能性を排除できないことなどを指摘し,被告人による殺害行為の立証が合理的な疑いを超えるには至らないとして無罪を言い渡したものです(ChatGPT o1 pro作成の要約をベースにした記載です。)。

森谷謙太裁判官(74期)の経歴

生年月日 H9.9.7
出身大学 慶応大
定年退官発令予定日 R44.9.7
R6.4.1 ~ 広島地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 広島地裁判事補

*1 聖徳大学附属小学校HPの「卒業生の声」に「慶應義塾大学 法学部卒業 (聖徳大学附属幼稚園卒園) 森谷 謙太さん」の顔写真が載っています。
*2 広島地裁令和5年10月2日判決(担当裁判官は50期の大浜寿美,55期の財賀理行及び74期の森谷謙太)は,平成25年8月からの生活保護基準(生活扶助基準)の引下げが違法であるとして広島県内の生活保護受給者らが減額処分の取消しを求めた事案について,デフレ調整に係る厚生労働大臣の判断過程及び手続に過誤,欠落があったとして,原告52人中51人に対する保護変更決定を違法と認めて取り消した(全国では12例目の原告勝訴判決)(中国新聞デジタルの「生活保護訴訟、広島市など市町側が控訴」(2023年10月13日付)参照)。

矢島佑一裁判官(74期)の経歴

生年月日 H5.8.25
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R40.8.25
R7.4.1 ~ 東京家裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 奈良地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 奈良地裁判事補

* 奈良地裁令和7年3月25日判決(担当裁判官は50期の和田健,61期の石間大輔及び74期の矢島佑一)は,生駒郡平群町における大規模太陽光発電所(メガソーラー)の林地開発許可の取消し等を求めた事件につき,開発区域の調整池の容量計算に用いられた基準の当否等が争われたところ,裁判所が,原告ら住民の請求をいずれも棄却したものです(なお,この第一審判決は,その後,大阪高等裁判所が「厳密計算法」を採用すべきであるとして原告ら住民側の主張を認める逆転判決を言い渡し,話題となりました。東洋経済オンラインの「奈良・平群町のメガソーラー開発許可を取り消す判決…住民が異例の逆転勝訴に至った経緯」(2026年6月19日付)参照)。

山西健太裁判官(74期)の経歴

生年月日 H11.2.23
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R46.2.23
R7.4.1 ~ 千葉地家裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 大分地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 大分地裁判事補

* 大分地方裁判所刑事部令和6年7月2日判決(担当裁判官は,55期の辛島靖崇,71期の北島聖也及び74期の山西健太)は,大分県宇佐市で高齢の親子2人を刺殺し金品を奪ったとする住居侵入,強盗殺人事件について,被告人に死刑を言い渡した。大分地裁で死刑判決が言い渡されるのは44年ぶりとのことです(TOSテレビ大分HPの「大分強盗殺人 無罪主張の被告に死刑判決 地裁『不合理な弁解』弁護側は控訴の方針」参照)。

山本紗恵子裁判官(74期)の経歴

生年月日 H5.11.16
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R40.11.16
R8.7.24 ~ 東京地裁判事補
R6.4.1 ~ R8.7.23 宮崎地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 宮崎地裁判事補

横井信昭裁判官(74期)の経歴

生年月日 H8.6.18
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R43.6.18
R7.4.1 ~ 神戸地家裁姫路支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 さいたま地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 さいたま地裁判事補

横山真優裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.10.11
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.10.11
R8.4.1 ~ 千葉地家裁松戸支部判事補
R7.4.1 ~  R8.3.31みずほ銀行(研修)
R7.3.25 ~ R7.3.31 千葉地家裁松戸支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.24 長野地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 長野地裁判事補

* 長野地裁令和5年6月8日判決(担当裁判官は52期の大野洋,58期の荒井智也及び74期の横山真優)は,平成28年1月に長野県軽井沢町で発生し大学生ら15名が死亡,26名が負傷したスキーツアーバス転落事故について,運行会社の元社長及び元運行管理者が,運転手の大型バス運転経験の不足を認識しながら技能確認を怠るなどしたとして業務上過失致死傷罪に問われた事案において,両名の過失及び事故の予見可能性を認め,元社長を禁錮3年,元運行管理者を禁錮4年に処しました(日本経済新聞HPの「長野・軽井沢のスキーバス事故,運行会社社長らに実刑」(2023年6月8日付)参照)。

吉澤孝裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.6.2
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.6.2
R7.4.1 ~ 大阪地家裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 長崎地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 長崎地裁判事補

* 長崎地裁令和7年6月10日判決(担当裁判官は,56期の松永晋介,58期の三嶋志織及び74期の吉澤孝)は,長崎県警佐世保署の警部補が上司からのパワーハラスメントや長時間労働により自殺したとして遺族が長崎県に損害賠償を求めた事件について,約1億3500万円の支払を命じた(日本経済新聞電子版の「パワハラで警部補自殺、長崎県に1.3億円の賠償命令 地裁判決」参照)。

六郷和紀裁判官(74期)の経歴

生年月日 S61.5.8
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R33.5.8
R7.4.1 ~ 大阪地家裁判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 横浜地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 横浜地裁判事補

* 六郷和紀(慶應義塾大学経済学部)は,「教員養成段階(大学)への金融教育普及活動の必要性と有効性」と題する小論文で奨励賞を受賞しました(金融広報中央委員会HP(知るぷると)の「「金融教育を考える」第5回小論文コンクール(平成20年)」参照)。

渡邉小百合裁判官(74期)の経歴

生年月日 H7.6.29
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R42.6.29
R7.4.1 ~ 水戸家地裁土浦支部判事補
R6.4.1 ~ R7.3.31 福島地家裁判事補
R4.5.17 ~ R6.3.31 福島地裁判事補

*1 74期の渡邉小百合裁判官につき,74期判事補任命時の閣議書記載の氏名,及び令和7年5月22日付の官報掲載の内閣人事(兼ねて簡裁判事に任命する人事)記載の氏名は「及川小百合」です。
*2 令和2年度司法試験合格者につき,「小百合」という名前の合格者は「00091 渡邉小百合」(受験地は試験市)だけです。