岡田佳子裁判官(69期)の経歴


生年月日 H2.10.14
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R37.10.14
R5.6.28 ~ 仙台家地裁石巻支部判事補
H31.4.1 ~ R5.6.27 東京地家裁判事補
H29.1.16 ~ H31.3.31 東京地裁判事補

*1 判事補任官時の氏名は「上田佳子」でした。
*2の1 69期の岡田佳子裁判官は,大川原化工機事件(令和2年3月11日に逮捕があったものの,令和3年7月30日に検察官が公訴取消しの申立てをしたため,同年8月2日に公訴棄却決定により終了した冤罪事件)において,令和2年10月9日,同月16日午前8時から午後4時までの間の相嶋被告人(令和3年2月7日死亡)の勾留執行停止を決定しました。
*2の2 ヤフーニュースの「命を削る「人質司法」~がん診断されても保釈は認めず・大川原化工機事件」(令和5年9月6日付)には以下の記載があります。
    弁護団は裁判所に、勾留の執行停止を求めた。保釈と異なり、期間を限定して一時的に釈放する制度だ。可否についてはやはり令状部が判断する。岡田佳子裁判官は、10月16日の午前8時から午後4時までの8時間に限り、執行停止を認めた。
    相嶋さんは以前、良性腫瘍の手術を受けたことがある都内の大学病院で診察を受けることにした。長男と弁護士が付き添った。
    しかし、病院では詳しい検査を何もしてもらえなかった。長男によれば、病院は「(勾留執行停止の)時間的制約の中では何もできません」と断った、という。「せめて診断書だけでも書いて欲しい」と頼み込んだところ、病名が「進行胃癌」であり「精密検査が必要な状態」と書いた診断書を渡された。
    いくつかの病院に問い合わせてみたが、受け入れてもらえるところは見つからなかった。長男は、身体を起こしているのも辛そうな父親に、こう声をかけた。
    「路上で倒れたらどうだろう。救急車で運んでもらったら、病院もさすがに入院させてくれるんじゃないか」
    だが、律儀な父親は、「今日は素直に(拘置所に)帰る」と、時間までに拘置所まで戻っていった。


広告
スポンサーリンク