鏡味薫裁判官(61期)の経歴


生年月日 S58.1.13
出身大学 不明
定年退官発令予定日 R30.1.13
R5.4.1 ~ 仙台高裁刑事部判事
R4.4.1 ~ R5.3.31 仙台地家裁判事
R2.4.1 ~ R4.3.31 東京地裁14刑判事(令状部)
H30.4.1 ~ R2.3.31 最高裁刑事局付
H27.7.7 ~ H30.3.31 前橋地家裁判事補
H24.4.1 ~ H27.7.6 大阪地家裁堺支部判事補
H23.4.1 ~ H24.3.31 札幌地家裁判事補
H21.1.16 ~ H23.3.31 札幌地裁判事補

*1 判事補に任官してから令和2年4月1日に東京地裁14刑判事になるまでの氏名は「佐藤薫」でした。
*2の1 61期の鏡味薫裁判官は,大川原化工機事件(令和2年3月11日に逮捕があったものの,令和3年7月30日に検察官が公訴取消しの申立てをしたため,同年8月2日に公訴棄却決定により終了した冤罪事件)において,令和2年12月28日付で保釈許可決定を出したものの,同日付の東京地裁決定(担当裁判官は46期の佐伯恒治55期の室橋秀紀及び71期の名取桂)によって取り消されました。
*2の2 ヤフーニュースの「命を削る「人質司法」~がん診断されても保釈は認めず・大川原化工機事件」(令和5年9月6日付)には以下の記載があります。
    そもそも本件(山中注:大川原化工機事件)では、主な争点は、供述証拠に頼る共謀や故意などではなく、機械の構造に関わる客観的な事実。被告人が保釈されたからといって、「罪証隠滅」の懸念はない。
    裁判を担当する刑事第13部の平出喜一裁判長もそれを理解し、公判前整理手続のための打ち合わせの早い段階から、「長期間勾留したままで審理するのが相当な事案とはいえない」という認識を示していた。打ち合わせ内容を丁寧に書面化し、令状部の裁判官の理解を助ける配慮もしてくれた、という。


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