安永武央裁判官(49期)の経歴


生年月日 S46.1.30
出身大学 一橋大
定年退官発令予定日 R18.1.30
R7.3.31 ~ 大阪家裁少年第2部部総括
R6.4.1 ~ R7.3.30 大阪高裁5刑判事
R3.4.1 ~ R6.3.31 京都地裁3刑部総括
H30.4.1 ~ R3.3.31 大阪地裁堺支部2刑部総括
H27.4.1 ~ H30.3.31 大阪高裁5刑判事
H25.11.25 ~ H27.3.31 鹿児島地裁刑事部部総括
H23.4.1 ~ H25.11.24 鹿児島地家裁判事
H20.4.1 ~ H23.3.31 大阪地裁9刑判事
H19.4.10 ~ H20.3.31 長崎地家裁判事
H18.4.1 ~ H19.4.9 長崎地家裁判事補
H17.4.1 ~ H18.3.31 長崎家地裁判事補
H14.4.1 ~ H17.3.31 松山地家裁西条支部判事補
H11.4.1 ~ H14.3.31 大阪地家裁判事補
H9.4.10 ~ H11.3.31 名古屋地裁判事補

*1 以下の記事も参照してください。
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部
*2 平成19年4月17日発生の長崎市長射殺事件に関する長崎地裁平成20年5月26日判決(39期の松尾嘉倫49期の安永武央及び56期の内藤寿彦)(判例秘書に掲載)は死刑を言い渡したものの,福岡高裁平成21年9月29日判決(26期の松尾昭一49期の今泉裕登及び51期の杉原崇夫)は原判決を破棄して無期懲役を言い渡し,最高裁平成24年1月16日決定で支持されました。
*3の1 福岡県弁護士会HPの「弁護士会の読書」「天文館強姦えん罪事件報告書」には以下の記載があります。
天文館事件が福岡高裁高崎支部で無罪判決が出て、検察官の控訴がなく確定したあと、控訴審弁護団がその教訓を座談会を通じて明らかにしたものです。私はゴールデンウィーク中は自宅に籠っていましたので、一気に読了しました。
控訴審(裁判長・岡田信、増尾崇・安部利幸裁判官)の無罪判決は30頁もあって詳細をきわめていて、読むとなるほどと説得力があります。それにひきかえ、一審で有罪とした判決文は9頁しかなく、拙劣としか言いようがありません(裁判長・安永武央、植田類・竹中輝順裁判官)。この3人の裁判官の名前はしっかり記憶しておくことにします。
*3の2 日弁連HPの「鹿児島天文館事件」には「当時20歳の男性Aさんは、2012年10月のある深夜、鹿児島市内の繁華街で、それまで面識のなかった少女Bさん(当時17歳)の手首をつかんで路上に連れて行き、乳房を舐めるなどした上、Bさんを路上に仰向けに倒して強姦したとして逮捕され、起訴された。」と書いてあります。
*4 京都地裁令和6年1月12日判決(裁判長は49期の安永武央)は,京都市西京区の市営住宅で2021年7月,住人の男性を殺害し現金入りの財布を奪ったとして,強盗殺人などの罪に問われた無職の被告人に対し,「犯行は残忍で反省を全くしていない」として,求刑通り無期懲役を言い渡しました(京都新聞HPの「「残忍で反省全くしていない」 51歳無職男に無期懲役判決 京都の強盗殺人で地裁」参照)。


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