目次
1 69期全国一斉検察起案に関する文書
2 70期以降の全国一斉検察起案に関する文書
3 成績分布表等は存在しないこと
4 関連記事その他
1 69期全国一斉検察起案に関する文書
① 全国一斉検察起案心得及び検察起案作成上の注意点
② 起案要領4通(本文は真っ黒)
③ 公訴事実案4通(本文は真っ黒)
④ 検察修習記録第384号の表紙
⑤ 検察修習記録第385号の表紙
⑥ 検察修習記録第386号の表紙
⑦ 検察修習記録第387号の表紙
2 70期以降の全国一斉検察起案に関する文書
(1) バックナンバーは以下のとおりです。
・ 70期全国一斉検察起案関係文書
・ 71期全国一斉検察起案関係文書,71期の全国一斉検察起案実施要領(平成29年10月19日付)
・ 72期全国一斉検察起案関係文書,72期の全国一斉検察起案実施要領(平成30年10月26日付)
・ 73期全国一斉検察起案関係文書,73期の全国一斉検察起案実施要領(令和元年10月29日付)
・ 74期全国一斉検察起案関係文書,74期の全国一斉検察起案実施要領(令和3年2月26日付)
・ 75期全国一斉検察起案関係文書,75期の全国一斉検察起案実施要領(令和3年10月27日付)
・ 76期全国一斉検察起案関係文書,76期の全国一斉検察起案実施要領(令和4年11月22日付)
(2) 全国一斉検察起案関係文書には,全国一斉検察起案心得の他,中身が真っ黒になっている起案要領及び公訴事実(案)が含まれています。
全国一斉検察起案実施要領(令和3年2月26日付の司法研修所検察教官室の文書)1/2を添付しています。 pic.twitter.com/lAfYfEuqNv
— 弁護士 山中理司 (@yamanaka_osaka) March 30, 2021
修習で驚いたのは、JETSTREAMのシェア率の高さだったな。私もJETSTREAMに出会わなければ司法試験に受からなかったのでは?と思うくらい今でも愛用している。人に勧められたSARASAとエナージェルは合わなかった。ボールペン選び大事だよね。
— Aki. (@medu_and_law) June 9, 2022
3 成績分布表等は存在しないこと
(1) 平成30年4月5日付の司法行政文書不開示通知書によれば,「第70期司法修習生の全国一斉検察起案に関する文書のうち,成績分布表,結果報告書及び起案成績が検察官採用にどのように影響するかが分かる文書」は存在しません。
(2) 平成30年5月31日付の理由説明書には,「司法研修所においては,各司法修習生が作成した全国一斉検察起案の評価は行っているものの,その評価結果は当該司法修習生に対する分野別実務修習の成績評価の一資料として使用されるものにすぎず,本件申出に係る文書を作成する必要性はなく,取得もしていない。」と書いてあります。
司法研修所では,各司法修習生が作成した全国一斉検察起案の評価は行っているものの,その評価結果は当該司法修習生に対する分野別実務修習の成績評価の一資料として使用されるものにすぎないから,70期司法修習生の全国一斉検察起案に関する文書のうち,成績分布表等は存在しない(by最高裁)。 pic.twitter.com/Shhk1qDZ6Y
— 弁護士 山中理司 (@yamanaka_osaka) June 7, 2018
4 関連記事その他
(1) 全国検察一斉起案については,外部ブログの「修習までの流儀」で言及されています。
(2)ア 外部ブログの「検察修習の感想,検察起案の勉強方法」では,「終局処分起案の考え方」をひたすら勉強すべきと書いてあります。
イ 74期の人が書いたnote「検察一斉起案の振り返り」が起案の参考になると思います。
(3) 以下の記事も参照してください。
・ 検察終局処分起案の考え方
・ 第69期検察修習の日程
・ 各地の検察庁の執務規程
・ 司法修習生による取調べ修習の合法性
・ 司法修習等の日程(70期以降の分)
事実記載例一覧表→名古屋地裁刑事書記官室の,令状事務処理の手引(四訂版)からの抜粋1/3
を添付しています。 pic.twitter.com/mxNQPs2IoZ— 弁護士 山中理司 (@yamanaka_osaka) July 3, 2022
1枚目 司法研修所教官(変身前)
2枚目 問研起案でクソ起案を発見した時の教官 pic.twitter.com/spO68JJtrA— あっさん (@assann_law) January 12, 2019
裁判官及び検察官任官のコツ。出来る限り教官にJないしP志望であることを伝える。起案は上位をキープ。実務修習は真剣に(結果よりも積極性重視)。法曹以外(書記官や検察事務官)にも礼儀大事(書記官や検察事務官からの評価も大事)。特にP志望の方は実務修習直ぐにある全国一斉起案に注意
— 法科大学院教授の独り言 (@hougakukeiji) October 2, 2022