第1 歴代の女性最高裁判所判事一覧
9 令和5年11月6日任命の宮川美津子最高裁判所判事(38期・第一小法廷)
8 令和3年7月16日任命の渡辺恵理子最高裁判所判事(40期・第三小法廷)
7 令和元年10月2日任命の岡村和美最高裁判所判事(35期・第二小法廷)
6 平成30年1月9日任命の宮崎裕子最高裁判所判事(31期・第三小法廷)
5 平成25年2月6日任命の鬼丸かおる最高裁判所判事(27期・第二小法廷)
4 平成22年4月12日任命の岡部喜代子最高裁判所判事(28期・第三小法廷)
3 平成20年9月11日任命の櫻井龍子最高裁判所判事(期外・第一小法廷)
2 平成13年12月19日任命の横尾和子最高裁判所判事(期外・第一小法廷)
1 平成6年2月9日任命の高橋久子裁判官(期外・第一小法廷)
第2 関連記事その他
第1 歴代の女性最高裁判所判事一覧
9 令和5年11月6日以降任命の宮川美津子最高裁判所判事(38期・第一小法廷)
(1) 昭和35年2月13日生まれであり,東大法学部卒業であり,令和12年2月13日限りで定年退官する予定です。
(2) 定年退官する山口厚最高裁判所判事(期外・第三小法廷)の後任として,令和5年10月6日の閣議で,最高裁判所判事への就任が決定しました。
(3) 昭和61年4月に西村眞田法律事務所に入所し,平成2年10月にTMI総合法律事務所に入所し,平成7年4月からTMI総合法律事務所のパートナーをしています。
(4)ア 西村眞田法律事務所は平成16年1月に西村ときわ法律事務所となり,平成19年7月1日に西村あさひ法律事務所となりました。
イ WIkipediaの「西村利郎」には,「1966年12月、西村法律事務所を設立。1978年には、眞田幸彦らとともに日本の四大法律事務所の1つ西村眞田法律事務所(Nishimura & Sanada) を創立。1996年、眞田幸彦のインサイダー取引の起訴、有罪が確定したため、事務所の名称は変更し、西村総合、西村ときわなどを経て、現在は「西村あさひ法律事務所」となっている。」と書いてあります。
(5) TMI総合法律事務所は平成2年10月1日に西村眞田法律事務所の知財部門の弁護士らが独立して設立された事務所です。
* 1分20秒時点で宮川美津子弁護士の顔写真及び「気持ちの通いあったメンバーと楽しく♡働ける事務所 宮川美津子」というメッセージが表示されるほか,4分44秒時点で平成2年頃当時と令和2年頃当時を対比した写真が表示されます。
8 令和3年7月16日任命の渡辺恵理子最高裁判所判事(40期・第三小法廷)
(1) 昭和33年12月27日生まれであり,東北大学法学部卒業であり,令和10年12月26日限りで定年退官する予定です。
(2)ア 昭和63年に長島・大野法律事務所に入所し,平成12年から長島・大野・常松法律事務所のパートナーをしています。
イ 女性の最高裁判所判事については3人連続で,長島・大野・常松法律事務所の勤務経験者となっています。
(3)ア 独占禁止法関係の案件が仕事の99%を占めていて,家族構成は夫とネコたちとのことです(Attorney’s MAGAZINE Onlineの「弁護士 渡邉惠理子」参照)。
イ 東京高裁平成10年7月9日判決(判例秘書に掲載)は,香川大学法学部及び同大学大学院法学研究科教授の職に在り、租税法を担当していた者(昭和32年3月に東京大学教養学部を卒業し,国税庁,国税局及び国税不服審判所に勤務した後,平成2年4月に香川大学教授となった。)がした弁護士名簿登録請求に対し、日弁連がした同請求を拒絶する旨の決定は適法であると判示しました。
(4) 定年退官する宮崎裕子最高裁判所判事(31期・第三小法廷)の後任として,令和3年6月4日の閣議で,最高裁判所判事への就任が決定しました。
(5)ア 戸籍上の氏名は「宮城惠理子」と思います(平成22年12月28日の官報号外278号127頁参照)。
イ 平成24年2月29日の参議院本会議議事録に「次に、(中略)日本放送協会経営委員会委員に上村達男君及び宮城惠理子君を、(中略)任命することについて採決をいたします。」と書いてあります。
(6) 以下の文書を掲載しています。
・ 渡邉恵理子最高裁判事就任記者会見(令和3年7月16日実施分)の概要のウェブサイトへの掲載について(令和3年8月4日付の最高裁広報課の決裁文書)
大手企業法務系の同期は、僕が知っている限りでは全然会務をやっていない。
他方、街弁の同期は割と会務をやっている。
なのに、民弁教官や最高裁判事になっているのは、だいたい大手企業法務系の弁護士。
民弁教官・最高裁判事になるためには、会務は関係ないのかな。— やつはし (@yatsuhashidayo) June 24, 2021
7 令和元年10月2日任命の岡村和美最高裁判所判事(35期・第二小法廷)
(1)ア 昭和32年12月23日生まれであり,早稲田大学法学部卒業であり,長島・大野法律事務所(現在の長島・大野・常松法律事務所)に就職するなどした後,平成12年5月に東京地検検事となりました。
イ 早稲田大学HPに「第二世紀へのメッセージ 消費者庁長官 岡村和美さん 早稲田に散らばる「本物」の材料が学生を育ててくれる」が載っています。
ウ 令和9年12月22日限りで定年退官する予定です。
(2) 法務省大臣官房参事官(総合調整担当),法務省人権擁護局長,消費者庁長官等を経験しています。
(3) 産経新聞HPに「岡村消費者庁長官がJOC理事就任を辞退」(2019年6月27日付)には,「関係者によると、岡村氏は今月21日に理事就任を辞退することをJOCに届け出た。」と書いてあります。
そのため,この時点で最高裁判所判事に就任する可能性が出ていたのかもしれません。
(4) 定年退官する山本庸幸最高裁判所判事(期外・第二小法廷)の後任として,令和元年9月20日の閣議で,最高裁判所判事への就任が決定しました。
(5) 戸籍上の氏名は「長島和美」と思います(「岡村和美最高裁判所判事の就任記者会見関係文書(令和元年10月2日実施分)」参照)。
6 平成30年1月9日任命の宮崎裕子最高裁判所判事(31期・第三小法廷)
(1)ア 昭和26年7月9日生まれであり,東京大学法学部卒業であり,元 東京大学法科大学院客員教授・元 京都大学客員教授であり,令和3年7月8日限りで定年退官しました。
イ 宮崎裕子弁護士は長年にわたり長島・大野・常松法律事務所のパートナーを務めていました(同事務所HPの「宮崎裕子元弁護士が最高裁判所判事に就任」参照)。
(2) 定年退官する木内道祥最高裁判所判事(27期・第三小法廷)の後任として,平成29年12月8日の閣議で,最高裁判所判事への就任が決定しました。
(3) 平成30年1月10日付の行政文書不開示決定通知書によれば,木内道祥最高裁判所判事の後任として,最高裁が内閣に対して提示した候補者の人数,及び日弁連からの推薦の有無が分かる文書は存在しません。
(4) 日弁連が最高裁に推薦した9人のうちの1人でした(朝日新聞HPの「旧姓使用の最高裁判事が就任 ホテル宿泊拒まれた経験も」参照)。
(5) 当初の報道では,戸籍名の「竹内裕子」という氏名が記載されていました(5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)の「【人事】最高裁長官 大谷直人氏起用を閣議決定 来月9日づけで発令 」参照)。
(6) 平成29年12月19日付の,「新最高裁判所長官及び新最高裁判所判事の就任に伴う記者会見における写真取材について」を掲載しています。
(7) 2018年1月26日の毎日新聞のネット記事には,「「『宮崎裕子』を名乗ることができないと言われたら、(判事を受けるかどうか)かなり悩んだと思う」。昨秋、最高裁は裁判官が判決文や令状で旧姓を使うことを認めた。旧姓を使う初の最高裁判事となった点を記者に問われると、率直な思いを明かした。」と書いてあります。
ただし,日弁連推薦の最高裁判所判事候補者になることを希望する場合,前任者の定年退官予定日の1年近く前までに,50名以上の会員又は単位弁護士会から日弁連の最高裁判所裁判官推薦諮問委員会への第一次推薦を受ける必要がありますところ,2017年1月頃の時点では,最高裁が裁判官の旧姓使用を認める予定であったかどうかは内部的にも決まっていなかったと思います。
(8)ア 2018年1月26日の毎日新聞のネット記事には,「「法廷に男女差はない」。法曹を志した時、そう助言してくれた元裁判官の父は昨年10月に96歳で死去し、最高裁判事就任が決まったのはその2カ月後だった。」と書いてあります。
ところで,4期の宮崎富哉裁判官(1921年9月7日生)は,海軍兵学校70期であり,戦後は東大卒業後,裁判官・弁護士として活躍し(江鷹会の談話室ブログの「丸の内木曜会3月例会」参照),2017年10月に死亡しました(2017年11月24日のツイッター情報「先程、兵70期の宮崎富哉大尉が10月に亡くなられたとご令嬢様よりお電話をいただいた」参照)から,死亡時の年齢は96歳であると思います。ただし,2017年10月の叙位情報が載っている,裁判所時報平成30年1月1日号には宮崎富哉裁判官の叙位は掲載されていません。
(9) 月刊大阪弁護士会2022年2月号3頁に,宮崎裕子 元最高裁判所判事の発言として以下のものがあります。
私は31期ですが、長島・大野は29期までは女性は採用しないという方針だったそうです。30期の採用方針にこの方針を改めるべきであると長島弁護士が提案し、パートナー間で話し合った結果、方針変更が合意されたと聞いていますが、30期では女性の採用は実現せず、31期の私が最初のフルタイム女性弁護士として採用されたという経緯でした。
先程、兵70期の宮崎富哉大尉が10月に亡くなられたとご令嬢様よりお電話をいただいた
お話をお聞きしたし、アルバムもお借りしたので本当にお世話になった方だったので衝撃が大きい
兵70期の戦闘機パイロットとしては最後の方だったので時代の流れを切に感じる
ご冥福をお祈り申し上げます— object (@kaigungunso) November 24, 2017
イ なにわ会HP(海軍兵学校72期等の合同クラス会HP)の「海軍兵学校の歴史」によれば,昭和16年11月15日卒業の70期433人のうち287人が戦没したため,戦没率は66.3%であってワースト記録です。
(9)ア 東京大学の伊藤国際学術研究センターHPの「2012.05.22 伊藤国際学術研究センター完成記念祝賀会が行われました」に「東京大学、そして財務省のご出身で、現在は日本政策投資銀行の取締役常務執行役員の竹内洋さん、弁護士の裕子さんご夫妻が、小宮山宏前総長とのご縁をつなぐ機会を作って下さいました。」と書いてあります。
イ 昭和24年7月14日生の竹内洋(平成29年12月時点で68歳)は,昭和48年4月に大蔵省に入省し,平成17年8月に財務省関税局長となり,平成18年8月に日本政策投資銀行理事となり,平成20年10月に日本政策投資銀行取締役常務執行役員となり,平成25年6月に清水建設株式会社取締役となり,平成26年2月に弁護士登録をし(清水建設株式会社HPの「有価証券報告書・四半期報告書」に載ってある平成30年3月期の有価証券報告書36頁),2019年6月下旬の定時株主総会終結時に退任する予定です(株式会社LIXILグループの「(訂正)「取締役候補者に関するお知らせ」の一部訂正について」(2019年5月14日付)参照)。
(10)ア 宮崎裕子弁護士は,最高裁判所判事への就任が内定した後と思われる平成29年12月に弁護士氏名変更の届出を行い,かつ,弁護士の職務上の氏名として「宮崎」姓を使用するという届出をしました(平成30年2月6日官報号外第25号22頁)。
イ 弁護士が戸籍上の氏名以外の氏名を職務上の氏名として使用するためには日弁連への届出が必要です(職務上の氏名に関する規程2条,職務上の氏名に関する規則2条1項1号)。
そのため,宮崎裕子弁護士が,日弁連への届出以前の段階で,職務上の氏名として「宮崎」姓を使用していた法的根拠は不明です。
(11) 投票行動.comの「宮崎裕子」に,関与した裁判例への投票行動が載っています。
平成30年2月6日官報号外第25号22頁(宮崎裕子弁護士(登録番号16685番)に関する「弁護士氏名変更の公告」及び「弁護士の職務上の氏名の使用」が載っています。)
5 平成25年2月6日任命の鬼丸かおる最高裁判所判事(27期・第二小法廷)
(1) 昭和24年2月7日生まれであり,東京大学法学部卒業であり,元 東京弁護士会高齢者・障害者の権利に関する特別委員会委員長であり,平成31年2月6日限りで定年退官しました。
(2) 定年退官する須藤正彦最高裁判所判事(22期・第二小法廷)の後任として,平成25年1月18日の閣議で,最高裁判所判事への就任が決定しました。
(3) 投票行動.comの「鬼丸かおる」に,関与した裁判例への投票行動が載っています。
(4) 罷免を可とする率は9.21%でした。
昭和51年の30期前期修習で発生した,女性司法修習生に対する司法研修所裁判教官等の差別発言問題(教官等の弁明が正しいことを前提として厳重注意で終了した事件)https://t.co/AsXypAZhgQ https://t.co/XA0WMsc8jW
— 弁護士 山中理司 (@yamanaka_osaka) September 9, 2020
4 平成22年4月12日任命の岡部喜代子最高裁判所判事(28期・第三小法廷)
(1) 昭和24年3月20日生まれであり,慶應義塾大学法学部卒業であり,元 慶應義塾大学法学部教授であり,平成31年3月19日限りで定年退官しました。
(2) 定年退官する藤田宙靖最高裁判所判事(期外・第三小法廷)の後任として,平成22年3月19日の閣議で,最高裁判所判事への就任が決定しました。
(3) 投票行動.comの「岡部喜代子」に,関与した裁判例への投票行動が載っています。
(4) 学者枠で最高裁判事となった藤田宙靖が退官後に執筆した「最高裁回想録 学者判事の七年半」には,同人の前任者である奥田昌道最高裁判所判事への言及はあるのに対し,同人の後任者である岡部喜代子最高裁判所判事への言及は全くありません。
(5) 平成5年4月1日,東京家庭裁判所判事を最後に依願退官していましたから,学者枠で最高裁判所判事となりました。
(6) 平成27年5月発行の「司法の窓」第80号に,岡部喜代子最高裁判所判事の対談記事が載っています。
(7) 罷免を可とする率は8.56%でした。
(8) 北口雅章法律事務所ブログの「エース登場! 宇賀克也・東大教授の最高裁入り」(平成31年2月23日付)に以下の記載があります。
藤田宙靖・前最高裁判事(東北大学大学院教授・行政法)の御退任の後,ハア?? といった衝撃の最高裁人事があり・・なんやねん! 最高裁に「学者枠」は無くなったのか?!と,悄然としていた
3 平成20年9月11日任命の櫻井龍子最高裁判所判事(期外・第一小法廷)
(1) 昭和22年1月16日生まれであり,九州大学法学部卒業であり,元 労働省女性局長であり,平成29年1月15日限りで定年退官しました。
(2) 投票行動.comの「櫻井龍子」に,関与した裁判例への投票行動が載っています。
(3) 最高裁判所判事就任に際し,通称名であり,旧姓の「藤井」が使用できなくなったことから,戸籍名の「櫻井」を使用するようになりました。
(4) 罷免を可とする率は6.96%でした。
(5) 九州大学HPに「法学部卒業生の,櫻井龍子最高裁判事にインタビューしました!」が掲載されています。
(6) 平成28年5月発行の「司法の窓」第81号の「15のいす」に,櫻井龍子最高裁判所判事のエッセイが載っています。
(7) 御殿場事件(静岡県御殿場市の御殿場駅近くで平成13年9月に発生したとされる集団強姦未遂事件)につき,平成21年4月13日,裁判長として被告人らの上告を棄却しました。
2 平成13年12月19日任命の横尾和子最高裁判所判事(期外・第一小法廷)
(1) 昭和16年4月14日生まれであり,国際基督教大学教養学部卒業であり,元 厚生省保健福祉局長・元 社会保険庁長官・元 アイルランド大使であり,平成20年9月10日に依願退官しました。
(2) 平成9年1月1日に基礎年金番号制度が発足した当時の社会保険庁長官でした。
(3) 社会保険庁長官退任時に受け取った退職金を年金記録問題が発覚した後に返還したかどうかは不明です。
(4) 投票行動.comの「横尾和子」に,関与した裁判例への投票行動が載っています。
1 平成6年2月9日任命の高橋久子裁判官(期外・第一小法廷)
(1) 昭和2年9月21日生まれであり,東京大学経済学部卒業であり,元 労働省婦人少年局長であり,平成9年9月20日限りで定年退官しました。
(2) 「弁護士から裁判官へ-最高裁判事の生活と意見-」(著者は大野正男 元最高裁判所判事)70頁に以下の記載があります。
私の在任中に社会で注目されたのは、平成六年二月に高橋久子元労働省婦人少年局長が、最高裁判事に任命されたことである。当時の細川総理大臣のたっての希望によって実現されたと言われるが、日本における最初の女性最高裁判事である。
(3) 投票行動.comの「高橋久子」に,関与した裁判例への投票行動が載っています。
第2 関連記事その他
1(1) 内閣府男女共同参画局HPに「女性の政策決定参画状況調べ」が載っています。
(2) 滋賀の弁護士のひとりごと|弁護士中井陽一のブログに「女性裁判官の結婚事情」が載っています。
(3) 日本女性法律家協会HPに「女性最高裁判事の任命を求める要望書を提出(2021.4.15,16)」が載っています。
2 裁判所構成法107条は「裁判長ハ婦女児童及相當ナル衣服ヲ着セサル者ヲ法廷ヨリ退カシムルコトヲ得其ノ理由ハ之ヲ訴訟ノ記録ニ記入ス」と定めていました。
3 「司法の可能性と限界と-司法に役割を果たさせるために-」(講演者は31期の井戸謙一 元裁判官)には以下の記載があります(法と民主主義2019年12月号20頁)。
長年、日弁連推薦枠から最高裁判事になった方々は、有能で人格的にも立派な弁護士として、多くの人から尊敬されていた人たちだったと思いますが、最近はそういう人がいないという感じがします。これには最高裁判事の選任手続の問題があると思いますが、これはまたあとで申し上げます。
4 「ジェンダー平等と司法~法曹界における202030を考える~対談 元最高裁判事に聞く~最高裁の男女共同参画」には,櫻井龍子 元最高裁判所判事の発言として以下の記載があります(自由と正義2021年7月号29頁)。
櫻井 (中略)ところが最高裁に行きましたら、そういう雰囲気(山中注:女性が働きやすい環境にするにはどうしたらいいかという雰囲気)は全くない。1994年に最初の女性の最高裁の裁判官に、私の大先輩だった高橋久子さんが就いて、それから2代目が横尾さん、私が3代目。ずっと15人中唯一の女性裁判官、「ぽつんと1人」だったのです。そして、これからは女性にも活躍してもらわなきゃいけない、という受け止め方は全く感じられなかった。
5 心理学の時間ですよ!HPに「女の嫉妬をかわして女性ばかりの職場で上手くやる7つの方法」が載っています。
6 以下の記事も参照してください。
・ 弁護士出身の最高裁判所裁判官の氏名の推移(昭和時代及び平成時代)
・ 最高裁判所裁判官の任命に関する各種説明
・ 最高裁判所判事任命の閣議書
・ 最高裁判所判事の旧姓使用
・ 最高裁判所第一小法廷(着任順)
・ 最高裁判所第二小法廷(長官以外は着任順)
・ 最高裁判所第三小法廷(着任順)
・ 歴代の女性高裁長官一覧
・ 女性判事及び女性判事補の人数及び割合の推移
3割になったらどうなるのか銀行の経営陣は誰一人理解していませんが、
何せハーバード大学が提唱し、高額を支払ったコンサルのアクセンチュアが勧めてくるのですから、きっといいことがあるに違いありません。
とりあえず、3割を目指すのです。
— たまちゃん2@銀行 (@tamachanbank2) February 16, 2025
【テレビ】7/04(月)NHK 22時
映像の世紀BE「RBG 最強の女性判事 女性たち 百年のリレー」
最強と呼ばれた女性判事ルース・ベイダー・ギンズバーグ、通称「RBG」。その誕生までには、自由と平等を求める女性たちの、百年にわたる信念のリレーがあった。https://t.co/gE0ryoXDHH pic.twitter.com/oQeXbEKBE7— JapanDocs (@jdocs) July 3, 2022