歴代の女性高裁長官一覧

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・ 歴代の女性高裁長官一覧は以下のとおりです。

5 高部眞規子裁判官(33期・東大)
・ 令和2年10月19日以降に高松高裁長官に就任する予定です。
・ 最高裁調査官→東京地裁部総括(民事)→知財高裁第4部判事→横浜地家裁川崎支部長→福井地家裁所長→知財高裁第4部部総括→知財高裁所長を経て,高松高裁長官に就任しました。

4 綿引万里子裁判官(32期・中央大)
・ 平成30年9月7日から令和2年5月1日までの間,名古屋高裁長官をしています。
・ 東京地裁25民部総括→司法研修所民事裁判教官→東京高裁5民判事→最高裁行政上席調査官→宇都宮地裁所長→横浜家裁所長→東京高裁4民部総括→札幌高裁長官を経て,名古屋高裁長官に就任しました。
・ 夫は同期の綿引穣 元東京高裁10民判事であり,平成26年7月1日以降,立川公証役場の公証人をしています(法務省HPの「指定公証人一覧」参照)。
・ 横浜家裁所長当時のインタビュー記事(平成26年12月のもの)が,公益社団法人横浜中法人会HPに載っています。
・ My News Japanの「オリコンうがや訴訟4 小池社長を裁く綿引穣裁判長、「噂眞」「2ちゃん」に賠償命じた過去」によれば,夫は同期の綿引穣 元裁判官(平成26年3月30日依願退官)です。
・ 外部HPの「第10回 姪が札幌高裁長官にの報」には,「司法試験は最難関の試験の一つと言われている。だが、万里子さんは熱心に勉強をつづけたらしい。そしてまだ学部4年生で司法試験に合格した。wakohは詳しいことは知らない。だが、何かの記事を観ると、筆記試験では8位であったのに、面接で1位に躍り出たように記されているのを目にしたことがある。まだ21歳の才媛だった。」と書いてあります。
・ 女性初の職業裁判官出身の最高裁判所判事になる可能性があった人です(岡部喜代子最高裁判所判事は裁判官出身とは取り扱われていません。)。
・ 5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)の「昔の合格体験記を語ろうず」の52番の書き込みによれば,綿引(伊藤)万里子裁判官の昭和52年度司法試験合格者体験記には,「当然のようにして東大受験。この時初めて私は挫折というものを味わった。解答欄の取り違え!諦めようにも諦めきれぬ気持ちで夜中にベッドの上に起き上がり悶悶とする日が続いた。それでも浪人生活を送る気持ちにもなれず、私は中央大学に入学した。 」と書いてあるみたいです。
・ 高輪1期以降の,裁判官出身の最高裁判所判事のうち,中央大学出身者,ひいては私立大学出身者は1人だけです(「高輪1期以降の,裁判官出身の最高裁判所判事」参照)から,このときに東大に入学できていれば,最高裁判所判事になれたかもしれません。

3 安藤裕子裁判官(29期・中央大)
・ 平成26年10月2日から平成27年3月17日までの間,高松高裁長官をしていました。
・ 前橋地家裁高崎支部長→松山家裁所長→岐阜地家裁所長→千葉家裁所長を経て,高松高裁長官に就任しました。
・ 千葉家裁所長から高裁長官に就任した前例はありませんし,高輪1期以降,定年まで5ヶ月余りの時点で高裁長官に就任した前例はありませんでした。
・ 平成29年3月13日から国家公安委員会委員をしています(国家公安委員会HPの「国家公安委員会委員長・委員のプロフィール」参照)。
・ 東弁リブラ2018年1月号の「忘れることのできない私の修習生時代」には,「司法研修所30期では女子司法修習生に複数の裁判教官が「司法界は男性の職場。女性は家庭に入るのが良い。」などと発言して修習生達から痛烈に批判されたこともあった。」と書いてあります。

2  一宮なほみ裁判官(26期・中央大)
・ 平成23年1月11日から平成25年6月14日までの間,仙台高裁長官をしていました。
・  東京地裁10民部総括→千葉地裁2民部総括→家庭裁判所調査官研修所長→裁判所職員総合研修所長→水戸地裁所長→東京高裁1民部総括を経て,仙台高裁長官に就任しました。
・ 平成25年6月から人事官を,平成26年4月12日から人事院総裁をしています(人事院HPの「人事院の組織」参照)。
・ 読売オンラインに「女性発の人事院総裁 中大OGの一宮なほみ氏」が載っています。

1 野田愛子裁判官(2期・明治大)
・  昭和62年1月28日から昭和62年12月1日までの間,札幌高裁長官をしていました。
・  札幌家裁所長→前橋家裁所長→静岡家裁所長→千葉家裁所長→東京家裁所長を経て,札幌高裁長官に就任しました。
・ 日本女性法律家協会(旧 日本婦人法律家協会)の設立メンバーであり,第6代会長でした(外部HPの「野田愛子先生(1924-2010)を偲んで~家庭裁判所制度・家族法の分野から~」参照)。
・ 平成23年7月8日,日弁連で,「野田愛子 メモリアルシンポジウム~~アジアと日本の家族法 ローエイシアソウル大会に向けて~」が開催されました。

*1 内閣府男女共同参画局HP「女性の政策決定参画状況調べ」が載っています。
*2 以下の記事も参照してください。
・ 歴代の女性最高裁判所判事一覧
 高等裁判所長官任命の閣議書

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