生年月日 S27.1.30
出身大学 早稲田大
退官時の年齢 62 歳
H26.12.26 依願退官
H25.3.21 ~ H26.12.25 旭川地家裁所長
H22.4.1 ~ H25.3.20 札幌地裁1刑部総括
H18.11.2 ~ H22.3.31 甲府地裁刑事部部総括
H17.4.1 ~ H18.11.1 東京地裁判事
H16.4.1 ~ H17.3.31 東京高裁判事(弁護士任官・二弁)
H1.3.28 ~ 辞職
S61.3.25 ~ H1.3.27 法務大臣官房司法法制調査部付
S56.3.25 ~ S61.3.24 東京地検検事
S53.3.24 ~ S56.3.24 函館地検検事
S52.4.8 ~ S53.3.23 東京地検検事
*1 札幌地裁平成23年9月22日判決(判例秘書掲載)(裁判長は29期の渡邉康)は,社会保険労務士の被告人が,障害年金不正受給を目論む依頼者に,共犯者たる耳鼻咽喉科医師を斡旋し,依頼者が重度の聴覚障害を有している旨の虚偽の診断書を同医師が作成し,被告人が同診断書を含めた関係書類を公的機関に提出し,依頼者が聴覚障害者であるとの誤った認定をさせ,障害年金不正受給を繰り返した虚偽診断書作成・同行使,詐欺被告事件である。裁判所は,被告人は,各不正受給者の聴覚レベルに関する記載が虚偽記載であることを認識しながら受給のための手続を行い,共犯者間での共謀も認められ,捜査段階の自白の任意性・信用性も認められる等として,悪質で大規模な公金詐欺事件の主導的立場にあった被告人の刑事責任は相当重いとして,被告人に懲役8年を言い渡した事例です。
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