生年月日 S24.12.9
出身大学 一橋大
退官時の年齢 65 歳
H26.12.9 定年退官
H24.10.27 ~ H26.12.8 東京高裁1刑部総括
H23.2.9 ~ H24.10.26 新潟地裁所長
H22.1.1 ~ H23.2.8 東京地裁刑事部第二所長代行(14刑部総括)(令状部)
H18.4.1 ~ H21.12.31 東京地裁19刑部総括
H14.4.1 ~ H18.3.31 大阪地裁1刑部総括
H11.4.5 ~ H14.3.31 東京高裁判事
H7.4.1 ~ H11.4.4 司研刑裁教官
H4.4.1 ~ H7.3.31 京都地裁判事
S63.4.1 ~ H4.3.31 法務省刑事局付
S60.4.1 ~ S63.3.31 東京地裁判事補
S57.4.3 ~ S60.3.31 新潟地家裁長岡支部判事補
S54.4.9 ~ S57.4.2 名古屋地裁判事補
*0 令和3年3月現在,日本大学大学院法務研究科で客員教員をしています(同大学院HPの「教員紹介」参照)。
*1 東弁リブラ2011年2月号に研修「裁判員・裁判官からみた弁護人の法廷活動」が載っています。
*2 平成14年4月14日発生の平野母子殺害事件に関して,大阪地裁平成17年8月3日判決の裁判長として無期懲役を言い渡しました。
当該判決は,大阪高裁平成18年12月15日判決(裁判長は21期の島敏男裁判官)によって死刑に加重され,最高裁平成22年4月27日判決(裁判長は藤田宙靖)によって破棄差戻しとなり,大阪地裁平成24年3月15日判決及び大阪高裁平成29年3月2日判決によって無罪となりました。
直感的・印象的判断と呼ばれるものですね。基軸となる事実がない中で、矛盾しない事実や証明力の低い事実を量的に重ねた場合に誤判に陥る危険が高いとされています。東電OL事件の控訴審が典型で従前はこれがスタンダードでしたが、間接事実総合考慮に関する最判平成22年4月27日が警鐘を鳴らしました。 pic.twitter.com/SOSG8dtdEu
— 弁護士西愛礼@元裁判官 (@Yoshiyuki_JtoB) January 16, 2023
刑事事件の事実認定手法って、法律審であるはずの最高裁がたぶん一番クリアにしてると思うんだけど、補足意見と反対意見でバチバチの争いを見せている最三判H22.4.27(一審二審有罪を破棄差戻し、後に無罪確定)、刑事裁判官出身の堀籠幸男裁判官の反対意見に対する補足意見、読み応えがある。
— venomy (@idleness_venomy) January 30, 2024