生年月日 S19.8.23
出身大学 中央大
退官時の年齢 59 歳
叙勲 H27年春・瑞宝重光章
H16.6.14 依願退官
H14.4.1 ~ H16.6.13 広島高裁第1部部総括
H13.4.1 ~ H14.3.31 長崎地裁所長
H11.9.10 ~ H13.3.31 千葉地裁1刑部総括
H7.4.1 ~ H11.9.9 東京高裁刑事部判事
H4.4.1 ~ H7.3.31 宇都宮地裁刑事部部総括
S63.4.1 ~ H4.3.31 浦和地家裁越谷支部判事
S60.4.1 ~ S63.3.31 東京地裁判事
S57.4.2 ~ S60.3.31 福岡地家裁小倉支部判事
S55.4.8 ~ S57.4.1 東京地裁判事
S54.4.1 ~ S55.4.7 東京地裁判事補
S51.4.1 ~ S54.3.31 前橋家地裁桐生支部判事補
S50.4.1 ~ S51.3.31 東京地裁判事補
S48.5.1 ~ S50.3.31 東京家裁判事補
S45.4.8 ~ S48.4.30 函館地裁判事補
*1の1 足利事件(平成2年5月12日,栃木県足利市にあるパチンコ店の駐車場から女児が行方不明になり,翌日の朝,近くの渡良瀬川の河川敷で女児の遺体が発見された,殺人・死体遺棄事件)に関して,宇都宮地裁平成5年7月7日(裁判長は22期の久保真人裁判官)判決は無期懲役を言い渡し,東京高裁平成8年5月9日判決(裁判長は14期の高木俊夫裁判官)は被告人の控訴を棄却し,最高裁平成12年7月17日決定(裁判長は10期の亀山継夫裁判官)は被告人の上告を棄却しました。
*1の2 平成14年12月25日に再審請求があり,宇都宮地裁平成20年2月13日決定(裁判長は31期の池本寿美子裁判官)は再審請求を棄却し,平成20年12月24日に23期の田中康郎東京高裁裁判長がDNA型の再鑑定を決定し,東京高裁平成21年6月23日決定は再審開始決定(26期の矢村宏裁判官)を出し,宇都宮地裁平成22年3月26日判決(裁判長は45期の佐藤正信裁判官)は無罪判決となり,同日,宇都宮地検が上訴権を放棄して即日確定となりました。
*1の3 2019年10月3日の日弁連人権擁護大会シンポジウム第3分科会基調報告書 末尾63頁ないし67頁に足利事件のことが書いてあります。
*2 以下の記事も参照してください。
・ 高裁の部総括判事の位置付け
・ 毎年6月開催の長官所長会同
・ 新任の地家裁所長等を対象とした実務協議会の資料
・ 部の事務を総括する裁判官の名簿(昭和37年度以降)
・ 地方裁判所支部及び家庭裁判所支部